JPS6332495Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6332495Y2
JPS6332495Y2 JP12827183U JP12827183U JPS6332495Y2 JP S6332495 Y2 JPS6332495 Y2 JP S6332495Y2 JP 12827183 U JP12827183 U JP 12827183U JP 12827183 U JP12827183 U JP 12827183U JP S6332495 Y2 JPS6332495 Y2 JP S6332495Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lever
insertion pin
air conditioning
conditioning case
pin portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP12827183U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6034913U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP12827183U priority Critical patent/JPS6034913U/ja
Publication of JPS6034913U publication Critical patent/JPS6034913U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6332495Y2 publication Critical patent/JPS6332495Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mechanical Control Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、空調ケースにレバーを回動自在に
支持するための支点装置に関するものである。
例えば自動車用の空調装置においては、モード
ドア等を動かすためにリンク機構が用いられてお
り、かかるリンク機構は、空調ケースに設けられ
たレバーを一構成要素としている。そして、該レ
バーは、空調ケースに回動自在に支持されるよう
になつており、その従来の支点装置が第1図に示
されている。
第1図において、支点装置は、レバー1側に円
筒状の挿入ピン部2が設けられていると共に、こ
の挿入ピン部2を挿入する挿入孔6が空調ケース
5に形成されている。また、前記挿入ピン部2の
先端には複数の爪4が形成され、一方、挿入孔6
の周縁には爪4に対応して溝16が形成されてお
り、該爪4を溝16に挿通して回動することによ
り、爪4とレバー本体3との間に空調ケース5を
挟み、レバー1の上下方向の移動を阻止するよう
になつている。8は爪4を成形するための型抜き
孔である。
しかしながら、かかる従来例にあつては、レバ
ー本体3には型抜き孔8が、一方、空調ケース5
には溝16がそれぞれ対応して形成されているの
で、レバー1の角度によつては上記型抜き孔8と
溝16との一致部分が生じ、その一致部分から空
調ケース5内を通過すべき空気が漏れることにな
る。そのため、従来においては、レバー1の回動
角度が隣り合う爪4、型抜き孔8又は溝16間の
角度内に制限され、この制限に納まるリンク機構
を採用せざるを得ず、リンク機構採用の自由度が
ないという欠点があつた。
そこで、この考案は、レバーがどの回動位置に
あつても空気漏れを生じないようにし、もつてリ
ンク機構採用の自由度を向上することを課題と
し、その要旨とするところは、レバー本体から突
出して形成された挿入ピン部と、この挿入ピン部
の先端で半径方向に突出して形成された複数の爪
と、該爪を形成するために前記挿入ピン部の固定
端周縁でレバー本体に形成された型抜き孔とを有
するレバーを、空調ケースに形成された挿入孔に
前記レバーの挿入ピン部を挿入して枢支する形式
の支点装置において、前記レバーの挿入ピン部に
該挿入ピン部の先端から軸方向に切欠いてスリツ
トを複数形成して挿入ピン部に弾性をもたせると
共に、前記空調ケースの挿入孔の周縁に筒部を形
成し、この筒部の内面を前記挿入ピン部の爪が嵌
合する嵌合面とし、且つ該筒部の外面を前記型抜
き孔の開口部分をシールするシール面としたレバ
ーの支点装置にある。したがつて、空調ケースの
挿入孔周縁に形成の筒部のシール面でレバーの型
抜き孔をシールしたので、レバーがどの回転位置
にあつても空気が型抜き孔から漏れることがな
く、そのため、上記課題を達成できるものであ
る。
以下、この考案の実施例を図面により説明す
る。
第2図及び第3図において、この考案の一実施
例が示され、レバー1は、ポリアセタールなどの
合成樹脂を射出成形したもので、該レバー1の支
点位置に挿入ピン部2がレバー本体3から突出し
て形成されている。
挿入ピン部2は、円筒状に形成されており、こ
の挿入ピン部2の先端には半径方向に複数の爪4
が突出して形成されている。
爪4は、先端側が傾斜されて下記する空調ケー
ス5の挿入孔6に挿入しやすいよくに形成されて
いると共に、その後端が挿入ピン部2に垂直に形
成されており、この実施例においては、90゜間隔
に4つに設けられている。
前記挿入ピン部2には中心軸方向にその先端か
らほぼ中央まで複数のスリツト7が形成されて、
挿入ピン部2に弾性が持たされている。
また、レバー本体3には前記挿入ピン部2の爪
4を形成するための型抜き孔8が挿入ピン部2の
固定端周囲に形成されていると共に、他のリンク
に連結するための連結ピン9が設けられている。
一方、前記レバー1が取付けられる空調ケース
5は、空調装置における空気の通路を構成し、該
空調ケース5から突出して形成の円筒部5aの端
面に挿入孔6が空調ケース5の内外を連通するよ
うに形成されている。
挿入孔6の周縁には、空調ケース5の内外に突
出する筒部10が形成されていると共に、該筒部
10の外周には前記筒部10と同芯の周縁壁11
が設けられている。
しかして、レバー1は、挿入ピン部2が空調ケ
ース5の挿入孔6に挿入され、レバー本体3と爪
4との間に空調ケース5の筒部10が挟持され
て、該筒部10の下方の内面は前記挿入ピン部2
の爪4が嵌合する嵌合面12として、且つ該筒部
10の上方の外面は前記型抜き孔8の開口部分を
シールするシール面13として構成されている。
上記構成において、レバー1を空調ケース5に
取付けるには、挿入ピン部2の先端を空調ケース
5の挿入孔6に合わせ、挿入ピン部2を挿入孔6
の挿入方向に押圧すると、挿入ピン部2先端の爪
4が挿入ピン部2の弾性によりスリツト7の幅を
狭めるように内側(中心軸方向)に変位し、挿入
ピン部2の爪4が挿入孔6を突出し空調ケース5
内に抜けると挿入孔6の内壁から押圧力がなくな
るので、爪4が元の位置に戻り、レバー本体3と
爪4とにより空調ケース5が挟持され組付けが完
了する。
このように組付けられたレバー1は、挿入ピン
部2を中心に回転し、どの回転位置にあつてもレ
バー1の型抜き孔8は筒部10のシール面13で
シールされているので、空調ケース5内の空気が
型抜き孔8から漏れることがない。
尚、この実施例においては、レバー1は、挿入
孔6、筒部10の内壁を除いて、筒部10と周縁
壁11の上面のみで空調ケース5と接触し、接触
面積が少ないので、回転をスムーズに行なうこと
ができ、また、8個ものスリツト7が形成されて
いるので、爪4が内側(中心軸方向)に変形しや
すくレバーの組付けを容易に行なうことができ
る。
以上述べたように、この考案によれば、レバー
支点の取付装置において、空調ケースの挿入孔の
周縁に筒部を形成し、この筒部の外面をレバーの
型抜き孔をシールするシール面としたので、レバ
ーがどの回転位置にあつても型抜き孔から空気漏
れせず、その結果、リンク機構採用の自由度を向
上できるという効果を奏する。
また、この考案によれば、挿入ピン部にスリツ
トを形成して挿入ピン部に弾性を持たせ、挿入ピ
ン部を空調ケースの挿入孔に挿入するだけで組付
けられ、組付性が良いものである。また、挿入孔
を筒部としたので、それに嵌合する挿入ピン部も
長くなつて、軸方向の接触面の拡大となり、該挿
入ピンの倒れの防止となり、ガタの発生を抑える
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示すレバーの支点装置の分解
斜視図、第2図及び第3図はこの考案の実施例を
示し、第2図はレバーの支点装置の分解斜視図、
第3図は同上の断面図である。 1……レバー、2……挿入ピン部、3……レバ
ー本体、4……爪、5……空調ケース、6……挿
入孔、7……スリツト、8……型抜き孔、10…
…筒部、12……嵌合面、13……シール面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. レバー本体から突出して形成された挿入ピン部
    と、この挿入ピン部の先端で半径方向に突出して
    形成された複数の爪と、該爪を形成するために前
    記挿入ピン部の固定端周縁でレバー本体に形成さ
    れた型抜き孔とを有するレバーを、空調ケースに
    形成された挿入孔に前記レバーの挿入ピン部を挿
    入して枢支する形式の支点装置において、前記レ
    バーの挿入ピン部に該挿入ピン部の先端から軸方
    向に切欠いてスリツトを複数形成して挿入ピン部
    に弾性をもたせると共に、前記空調ケースの挿入
    孔の周縁に筒部を形成し、この筒部の内面を前記
    挿入ピン部の爪が嵌合する嵌合面とし、且つ該筒
    部の外面を前記型抜き孔の開口部分をシールする
    シール面としたことを特徴とする空調ケースに設
    けられるレバーの支点装置。
JP12827183U 1983-08-19 1983-08-19 空調ケ−スに設けられるレバ−の支点装置 Granted JPS6034913U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12827183U JPS6034913U (ja) 1983-08-19 1983-08-19 空調ケ−スに設けられるレバ−の支点装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12827183U JPS6034913U (ja) 1983-08-19 1983-08-19 空調ケ−スに設けられるレバ−の支点装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6034913U JPS6034913U (ja) 1985-03-09
JPS6332495Y2 true JPS6332495Y2 (ja) 1988-08-30

Family

ID=30291043

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12827183U Granted JPS6034913U (ja) 1983-08-19 1983-08-19 空調ケ−スに設けられるレバ−の支点装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6034913U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6034913U (ja) 1985-03-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6311359Y2 (ja)
JPH02471U (ja)
JPH058338Y2 (ja)
JPH0439799Y2 (ja)
JPS6332495Y2 (ja)
JP2595554Y2 (ja) 筆記具用安全キャップ
JPH08329777A (ja) ロータリースイッチ
JPH11144564A (ja) 回転型電気部品の操作機構
JP4745703B2 (ja) クリップ取り付け装置
JPH09226397A (ja) 自動車用マニュアル変速機の操作レバー装置
JPS6339128Y2 (ja)
JP4401563B2 (ja) グロメット
US6514087B2 (en) Rotary electric part
JPS6240224Y2 (ja)
JPS592390Y2 (ja) 樹脂チユ−ブ接続用ユニオン
JP3765545B2 (ja) シーソ型スイッチ
JPH053934Y2 (ja)
JPH04135441U (ja) 防水型ケース
JPH058172Y2 (ja)
JPH0421732Y2 (ja)
JPS6136030Y2 (ja)
JPH0329618Y2 (ja)
JPH0210360Y2 (ja)
JPH0740919Y2 (ja) 車輌用ベンチレータ
JPS5941474Y2 (ja) 空気調和機