JPS6240224Y2 - - Google Patents

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JPS6240224Y2
JPS6240224Y2 JP1979031953U JP3195379U JPS6240224Y2 JP S6240224 Y2 JPS6240224 Y2 JP S6240224Y2 JP 1979031953 U JP1979031953 U JP 1979031953U JP 3195379 U JP3195379 U JP 3195379U JP S6240224 Y2 JPS6240224 Y2 JP S6240224Y2
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JP
Japan
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cable
grommet
sleeve
floor
engaging
Prior art date
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JP1979031953U
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JPS55132571U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動車のエンジンコントロールケー
ブル等のケーブル類のフロア貫通部の支持構造に
関するものである。
この種の支持構造に類するものとしては、本考
案より先に出願され、その後出願公開された実願
昭53−106825号(実開昭55−22598号)公報に記
載された考案があげられる。
この先願に係る考案は、ハウジングの開口に嵌
着された防水パツキンに関するもので、筒体の一
端外周に外鍔が形成され、更にその他端内周に内
鍔が形成されてなることを特徴としている。
このパツキンの外鍔側からキヤブタイヤコード
を挿通すれば、内鍔が拡径状態となつて、同コー
ドの外周に弾接するとともに、筒体の外周がハウ
ジングの開口内周および開口縁部に弾接し、防水
効果を発揮できるというものである。
しかしながら、このような構成においては、次
の欠点を有するものである。
(1) キヤブタイヤコードを挿通することにより拡
径してパツキンをハウジング開口に弾接させる
ため、コード端にそれより径方向に大きな部材
が取り付けられた場合は、挿通不能となる場合
がある。
(2) キヤブタイヤコードはパツキンに対してその
取付位置が不定であり、規定できないので、位
置決めを要する場合には適用できない。
本考案は以上の欠点を除去すると共に確実なシ
ールが得られ、しかも傾きに対してある程度許容
できるようなケーブルのフロア貫通部の支持構造
を提供することを目的としてなされたもので、実
用新案登録請求の範囲に記載したように構成した
ことを特徴とするものである。
以下本考案の実施例を図面により説明する。
第1図において、1は自動車におけるフロア、
2はケーブルであつて、その一端は車室3内のフ
エシア4に取り付けられ、他端は、この例では、
エンジンルーム5側に位置する燃料噴射ポンプ6
に連結されている(同ケーブルは、燃料増しケー
ブルとして用いられている)。図のAは、同ケー
ブル2のフロア2の貫通部であつて、その支持構
造の第一実施例が、第2図に示されている。
第2図において、1はフロア、10は同フロア
に形成された開口部、7は同開口部10に嵌め込
まれたグロメツトで、この例では、その中央部に
円筒状のボス74が形成され、その内部に貫通孔
70が設けられている。同貫通孔70には、後述
するケーブル2を支持し、かつシールするための
係合部が設けられている。
この係合部は、この例では、その内径側に設け
られた環状の凸部71により構成されている。以
上のグロメツト7は、ゴム等の弾性材で成形され
ている。
2はケーブル(厳密にはアウターケーブル)で
あり、20は、インナーケーブル、21はケーブ
ルエンド(ジヨー部)を示す。ケーブル2は、軸
方向には移動せず、インナーケーブル20が同ケ
ーブル2内で軸方向に移動することにより、コン
トロールが行なわれる。
8は、ケーブル2にシマリバメ又は接着等によ
りその位置に固定されたスリーブである。スリー
ブ8には、その外周側に係合部が設けられ、この
係合部は、図の例では外周部に環状の凹部80を
凸部81及び82間に形成することにより構成さ
れている。以上のスリーブ8は、ゴム又は合成樹
脂等で成形される。
前記グロメツト7の係合部(凸部)71の内径
は、ケーブルエンド21とスリーブ8の環状凸部
82が貫通でき(弾性による拡がりも考慮し
て)、しかも、スリーブ8の凹部80に対し、若
干のシメ代を有するような大きさに形成されてい
る。
ケーブルエンド21とスリーブ8の環状凸部8
2をその順にグロメツト7の貫通孔70を通過さ
せ、スリーブ8の環状凹部80をグロメツト7の
環状凸部71に嵌め込むことにより、ケーブル2
は、フロア1の貫通部に設けたグロメツト7上に
支持される。
第3図は、グロメツト7の係合部が貫通孔70
の内径側に設けた環状凹部72により構成され、
スリーブ8の係合部が、その外周側に環状の凸部
83を形成することによつて構成された例を示
す。
第4図は、グロメツト7の係合部が、ボス74
の外径側に設けた環状の凸部73により構成さ
れ、スリーブ8の係合部がそれに一体成形したキ
ヤツプ状の部分84の内径側に環状の凹部85を
形成することにより構成された例を示す。
第3図の例における凹部72と凸部83の間、
また第4図の例における凹部85と凸部73との
間には、それぞれ若干のシメ代が設けられる。
第2図、第3図の例におけるボス74は、必ず
しも必要ではなく、例えば第5図に示すような形
状でもよい。いずれにしても、第2図、第3図及
び第5図の例は、グロメツト7の貫通孔70の内
径端部にその係合部が設けられた例を示すもの
で、本考案の特徴はそれぞれにおいて得られるも
のである。
次に以上述べた本考案の実施例についてその作
用を述べる。
まず第2図、第3図、第5図のものは、グロメ
ツト7とスリーブ8の係合部の形状が類似してお
り、その作用も酷似している。即ちこれらのもの
は、いずれも、ケーブルエンド21をグロメツト
7の貫通孔70に形成した凸部又は凹部よりなる
係合部を貫通させた後、ケーブル2の所定位置に
固定したスリーブ8に形成した凹部又は凸部より
なる係合部を前記グロメツト7の係合部に係合さ
せることにより、ケーブル2をフロア1に貫通支
持させる。
ケーブルエンド21はケーブル2より径方向寸
法が大きいが、ケーブル2の途中にはケーブル2
より当然径の大きいスリーブ8が固定されている
ため、それと係合するグロメツト7の貫通孔70
を通過し易いので作業性がよい。
またケーブル2がインナーケーブル20の移動
その他で軸方向に移動しても、この動きは、スリ
ーブ8がグロメツト7と係合・シール状態を保ち
ながらグロメツト7のたわみで吸収できる。また
軸方向の傾きに対しても、スリーブ8とグロメツ
ト7との係合部が凹凸の関係にあり、グロメツト
7のたわみとあいまつて十分許容できるものであ
る。
また第4図の例の場合は、その構造上、ケーブ
ルエンド21は、グロメツト7の貫通孔をより通
過し易いので、作業性に優れており、ケーブルエ
ンド21挿入後、キヤツプ状のスリーブ8をグロ
メツト7のボス74外径側と係合させることによ
り、取り付けられる。
ケーブル2の軸方向移動、傾きに対しては、主
として、グロメツト7およびスリーブ8のたわみ
により吸収できる。
本考案は、燃量増ケーブルのフロア貫通支持部
の構造を例にとつて説明したが、ケーブル自体の
用途の相違により、本考案の範囲が左右されるも
のではない。
本考案は以上のように構成したので、次のよう
な効果が得られる。
(1) ケーブルエンドのグロメツト部への貫通作業
がきわめて容易に行なうことができるので、作
業性が著しく向上する。
(2) ケーブルを、スリーブを介してグロメツトの
係合部に嵌合支持するようにしたので、確実な
シールが得られる。
(3) ケーブルのフロアへの取付部が、あらかじめ
スリーブのケーブルへの取付位置により確認で
きるので、ケーブルの位置決めが簡単に行なえ
て取付け作業がし易くなる。
(4) ケーブルの傾きをある程度許容できる。スリ
ーブがグロメツトに対して、ある程度相対移動
できるような寸法に設計するか、又は、グロメ
ツトのボス部の弾性によるか、あるいは第4図
の例の場合のようにスリーブ及びグロメツトの
両者の弾性によるか、‐‐種々の形態で柔軟に
対応できる。
(5) ケーブルを、それに固着したスリーブを介し
てフロア側のグロレメツトへ取り付けるよう構
成したので、ケーブルより径方向寸法の大きな
ケーブルエンドが取り付けられていても、グロ
メツトの貴通作業が容易に行なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面概略図、
第2図〜第5図は、第1図のA部拡大図であつ
て、それぞれ異なつた例を示すものである。 符号、1……フロア、2……ケーブル、7……
グロメツト、8……スリーブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フロア1の開口部10にグロメツト7を取り付
    け、このグロメツト7には貫通孔70を設けると
    共に、その内径側に環状の係合部を形成し、一方
    ケーブル2側の所定位置には、外周側に環状の係
    合部が形成されたスリーブ8を固定し、スリーブ
    8の係合部をグロメツト7の係合部に係合するこ
    とによつて、ケーブル2をその所定位置において
    グロメツト1に取り付けたことを特徴とするケー
    ブルのフロア貫通部の支持構造。
JP1979031953U 1979-03-13 1979-03-13 Expired JPS6240224Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1979031953U JPS6240224Y2 (ja) 1979-03-13 1979-03-13

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JP1979031953U JPS6240224Y2 (ja) 1979-03-13 1979-03-13

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Publication Number Publication Date
JPS55132571U JPS55132571U (ja) 1980-09-19
JPS6240224Y2 true JPS6240224Y2 (ja) 1987-10-14

Family

ID=28884528

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Families Citing this family (4)

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JPH0417890Y2 (ja) * 1987-09-17 1992-04-21
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WO2006048063A1 (de) * 2004-11-02 2006-05-11 Icotek Projekt Gmbh & Co.Kg Kabeldurchführung
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JPS5522598B2 (ja) * 1978-04-18 1980-06-18

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JPS5522598U (ja) * 1978-07-31 1980-02-13

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JPS5522598B2 (ja) * 1978-04-18 1980-06-18

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JPS55132571U (ja) 1980-09-19

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