JPH0581026U - 平パレット - Google Patents
平パレットInfo
- Publication number
- JPH0581026U JPH0581026U JP2112792U JP2112792U JPH0581026U JP H0581026 U JPH0581026 U JP H0581026U JP 2112792 U JP2112792 U JP 2112792U JP 2112792 U JP2112792 U JP 2112792U JP H0581026 U JPH0581026 U JP H0581026U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flat pallet
- square
- flat
- rope
- pallet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Pallets (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 強度の低下を防止できて耐久性の高い平パレ
ットを提供する。 【構成】 複数の角材2を一定方向に並設して、この角
材2と直交して複数の平板材4を上面に配設される平パ
レット1において、前記角材2の両端部を適宜寸法残し
てその角材2下面に敷板3を一体的に添着し、前記両端
部にロープの係止部5を形成させたものである。 【効果】 角材に切り欠きを作ることがないので、過度
な切込みなど亀裂発生の原因が生じず、耐久性の高いも
のが廉価で提供できる。
ットを提供する。 【構成】 複数の角材2を一定方向に並設して、この角
材2と直交して複数の平板材4を上面に配設される平パ
レット1において、前記角材2の両端部を適宜寸法残し
てその角材2下面に敷板3を一体的に添着し、前記両端
部にロープの係止部5を形成させたものである。 【効果】 角材に切り欠きを作ることがないので、過度
な切込みなど亀裂発生の原因が生じず、耐久性の高いも
のが廉価で提供できる。
Description
【0001】
本考案は平パレットの改良に係り、吊下げ操作による運搬に供し得る平パレッ トにおけるロープ係止部の耐久性が高められた平パレットに関する。
【0002】
従来、平パレットはそのパレット上に被運搬物品を積み上げて、フォークリフ トの爪をパレットの平板材の下側に挿入して運搬するのに用いられている。しか し、船舶への積み込みにバラ積み貨物などの運搬具として平パレットが用いられ る場合、図4で示されるように吊具15を用いて吊下げられ運搬される。
【0003】 このような吊下げ使用される平パレット1Aでは、吊具15を玉掛けしやすいよう に角材2A部分の両端をL型に形成して、吊ワイヤーロープ16の係止部5Aとされて いる。このような平パレット1Aは通常木製であるために、長期の使用で雨や水な どによる腐食や切り欠き形成時の切込み部が主体に残ると、その個所から木目に 沿って亀裂Cの発生が多くなることがあった。そして、一旦亀裂Cが発生すると ワイヤーロープの係止部5Aの強度が低下して平パレット1Aの耐久性を著しく短く していた。
【0004】 このようなワイヤーロープの係止部の腐食や亀裂による強度の低下を補うため に、切り欠き部に金具を設けるような技術について実開昭60−24731号公 報により知られている。
【0005】
前記のような金具を要所に取り付けた構成にすれば、確かに強度が高められて 耐久性が向上することになるが、少なくとも四個所に金具を取り付けることにな って製品コストが高くなることは避けられない。また、吊下げ時に金具の角でロ ープの損傷を早めていた。
【0006】 本考案ではこのような問題点を解決することを目的として、金具を用いること なく強度の低下を防止でき、耐久性の高い平パレットを提供することにある。
【0007】
上記の目的を達成するために、本考案は、複数の角材を一定方向に並設して、 この角材と直交して複数の平板材を上面に配設される平パレットにおいて、前記 角材の両端部を適宜寸法残してその角材下面に敷板を一体的に添着し、前記両端 部にロープの係止部を形成させたものである。
【0008】
本考案の平パレットでは、吊下げのためのロープの係止部が角材の下面に付着 される敷板によってそのロープの掛け止めに必要な空間と係止隅角部が形成され 、そのロープの係止部を角材の主体が切り欠きによって形成されないので、水濡 れなどでの腐食や亀裂の発生がなく、耐久性が高められる。
【0009】
以下本考案の平パレットについて、その一実施例を図面に基づき説明する。 図1に示されるのは本考案の平パレットの全体斜視図である。図2は平パレット の要部を拡大して示す斜視図である。
【0010】 本考案の平パレット1は、複数本(具体例では3本)所要の間隔で並列に配さ れる角材2が所定の高さhよりもやや低い高さh1 で幅は通常の寸法の木材を用 い、これらの角材2に直交してその上面に複数の平板材4が所要の間隔で一体的 に配設されており、前記角材2の下面に両端部でそれぞれ適宜寸法L短い敷板3 を一体的に添着された構造に構成されている。
【0011】 前記敷板3の高さh2 は、角材2の高さh1 に加えると所要高さhとなる寸法 のものが好ましい。この敷板3と角材2とは釘(図示省略)もしくは接着(必要 に応じて両者を併用)によって一体に固着されている。そして、角材2の両端部 における敷板3の添着されていない空間部分形成個所が吊下げロープの係止部5 となるようにされている。したがって、この吊下げロープの係止部5となる部分 は地面もしくは床面に平パレット1が置かれた状態で吊下げロープによる吊掛け 容易な高さh2 となるように角材2と敷板3との高さ寸法h1 ,h2 が選択され る。ちなみにその敷板3の高さ寸法(厚み)は角材2の高さ寸法の1/3〜1/ 5程度のものが用いられる。
【0012】 本考案の平パレット1は前記のように構成されるので、使用に際して図3で示 されるように被運搬物品Aを積んでロープの係止部5に吊下げロープ10を掛け止 めて、吊ブロック11にて吊下げる。この吊下げロープ10をロープの係止部5に係 合させるに際しては、従来と同様にできる。そして、平パレット1を構成する角 材2にその角材2を切り欠くことなくロープの係止部5が形成されているので、 亀裂の発生がなく、耐久性が向上する。また、使用に際して下面が水につかり腐 食した場合には、その下部、すなわち敷板3を取り除いて新しい敷板と取り替え ることによって長期使用に供し得る。さらに、金具などを必要としないで目的を 達成できるので、製品コストが高められることもない。また、ロープの損傷も軽 減できる。
【0013】
前記のように本考案によれば吊下げロープの係止部を角材と敷板との組合せに よって形成され、角材に切り欠きを作ることがないので、過度な切込みなど亀裂 発生の原因が生じず、耐久性の高いものが廉価で提供できる。さらに、従来使用 できなかった薄肉角材の利用が可能になった。
【図1】本考案の平パレットの全体斜視図である。
【図2】平パレットの要部を拡大して示す斜視図であ
る。
る。
【図3】本考案の平パレットの使用状態を示す図であ
る。
る。
【図4】従来の平パレットの態様を示す斜視図である。
1 平パレット 2 角材 3 敷板 4 平板材 5 ロープの係止部 10 吊下げロープ
Claims (1)
- 【請求項1】 複数の角材を一定方向に並設して、この
角材と直交して複数の平板材を上面に配設される平パレ
ットにおいて、前記角材の両端部を適宜寸法残してその
角材下面に敷板を一体的に添着し、前記両端部にロープ
の係止部を形成させたことを特徴とする平パレット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2112792U JPH0581026U (ja) | 1992-04-07 | 1992-04-07 | 平パレット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2112792U JPH0581026U (ja) | 1992-04-07 | 1992-04-07 | 平パレット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0581026U true JPH0581026U (ja) | 1993-11-02 |
Family
ID=12046231
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2112792U Pending JPH0581026U (ja) | 1992-04-07 | 1992-04-07 | 平パレット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0581026U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019034780A (ja) * | 2017-08-21 | 2019-03-07 | 富士ゼロックス株式会社 | 運搬台 |
-
1992
- 1992-04-07 JP JP2112792U patent/JPH0581026U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019034780A (ja) * | 2017-08-21 | 2019-03-07 | 富士ゼロックス株式会社 | 運搬台 |
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