JPH0579495U - アラーム時計の目安針駆動制御回路 - Google Patents

アラーム時計の目安針駆動制御回路

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JPH0579495U
JPH0579495U JP1691692U JP1691692U JPH0579495U JP H0579495 U JPH0579495 U JP H0579495U JP 1691692 U JP1691692 U JP 1691692U JP 1691692 U JP1691692 U JP 1691692U JP H0579495 U JPH0579495 U JP H0579495U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アラーム時計において、アラームをセットし
ていない状態の時には目安針により指針が見辛くなるこ
とを防止する。 【構成】 基準信号をカウントして現時刻を記憶する現
時刻記憶手段21を有し、現時刻記憶手段21の時刻デ
ータに基づいて分針及び時針を駆動するアラーム時計に
おいて、時刻データに基づいて時針と同じ様に目安針を
駆動することができる目安針駆動制御回路及びアラーム
時刻記憶手段51と切換手段57とを設け、アラーム時
刻記憶手段51の時刻データを前記目安針駆動制御回路
に入力してアラーム時刻の表示を行わせると共に、前記
切換手段57により該目安針駆動制御回路にアラーム時
刻記憶手段51からの時刻データに換えて前記現時刻記
憶手段21からの秒データを入力して目安針を秒針とし
て利用できる様にする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、アラーム時計に関するものであり、尚詳しくは、アナログ時計にお ける目安針の位置を調整する機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
本出願人は、マイクロコンピュータを用い、基準信号のパルス数をカウントし て現時刻の値を記憶する現時刻記憶手段としてのランダムアクセスメモリと、こ の現時刻記憶手段に記憶した値を指針の表示角度の値に換算して記憶する目標位 置記憶手段としてのランダムアクセスメモリと、指針の表示位置を記憶する表示 位置記憶手段としてのランダムアクセスメモリとを有し、表示位置記憶手段に記 憶した表示値と目標位置記憶手段に記憶した目標値とを読み出して一致検出を行 ない、目標値と表示値とが一致しない場合にモータ駆動回路からステップモータ に歩進信号を出力させることによりステップモータによって回転させられる指針 の表示位置を制御するアナログ時計を先に開発した。
【0003】 このアナログ時計の概要は、図3に示す様に、発振器11から入力されるクロ ック信号に基づいて周波数の異なる複数の基準信号を出力する基準信号発生手段 13を有し、該基準信号発生手段13からの基準信号により、現時刻記憶手段2 1は秒カウンタメモリ22と分カウンタメモリ23と時カウンタメモリ24とに 現在時刻を記憶するものであり、時刻修正スイッチ15が操作されると周波数の 高い修正パルス信号を現時刻記憶手段21に入力可能としておき、分修正スイッ チ17が操作されると分カウンタメモリ23の値を増加させつつ分カウンタメモ リ23から時カウンタメモリ24への桁上げを禁止し、時修正スイッチ18が操 作されると時カウンタメモリ24の値を増加させるものである。
【0004】 尚、分修正スイッチ17及び時修正スイッチ18を有することなく、時刻修正 スイッチ15をオン状態とすることにより秒カウンタメモリ22の値をリセット し、分カウンタメモリ23の値を順次増加させて時カウンタメモリ24の値に順 次60毎に桁上げを行って時刻データの修正を行う様にしているものもある。 そして分数値変換手段26や時数値変換手段27は、現時刻記憶手段21の内 容を読み出して分針用目標位置記憶手段32や時針用目標位置記憶手段33にデ ータを移すものであり、このデータ転送に際し、分数値変換手段26は、秒カウ ンタメモリ22の値と分カウンタメモリ23の値を読み込み、秒カウンタメモリ 22の内容である秒データの「10」を「1」に、分カウンタメモリ23の内容 である分データの「1」を「6」に変換することにより10秒単位を「1」とし て1時間を「0」から「359」の値に変換して分針用目標位置記憶手段32に 記憶させ、又、時数値変換手段27は分カウンタメモリ23の値と時カウンタメ モリ24の値とを読み込み、2分単位を「1」として12時間を「0」から「3 59」の値に変換して時針用目標位置記憶手段33に記憶させるものである。
【0005】 又、分針位置記憶手段36や時針位置記憶手段37は、分針や時針の位置を示 す角度を記憶するものであり、分針位置記憶手段36は分針用出力手段46から 分針用モータ駆動回路62に出力されるパルス数をカウントし、時針位置記憶手 段37は時針用出力手段47から時針用モータ駆動回路63に出力されるパルス 数をカウントするものであり、分針用モータ駆動回路62や時針用モータ駆動回 路63は、分針用出力手段46や時針用出力手段47から入力されるパルス数に 対応したステップ数だけ方向信号に基づいて分針用ステップモータ66や時針用 ステップモータ67を駆動するものであって、各ステップモータが1ステップ分 回転した時、各々の指針軸が1度だけ回転する様に輪列の減速比を定めている。
【0006】 尚、分針位置記憶手段36及び時針位置記憶手段37は、各々分針軸及び時針 軸が基準位置を示したときに初期リセットされ、各々「0」から「359」の値 を記憶するものであり、分針用モータ駆動回路62が分針用ステップモータ66 を順回転させる時には分針位置記憶手段36はパルス数を加算し、分針用ステッ プモータ66を逆回転させるときには減算を行ない、時針位置記憶手段37も同 様に時針用ステップモータ67の正逆回転に合わせて加算又は減算を行なって指 針位置を記憶するものである。
【0007】 更に、分針用比較検出手段42は、分針用目標位置記憶手段32の内容である 分目標値と分針位置記憶手段36の内容である分表示値とを比較し、分針用目標 位置記憶手段32の内容である分目標値が分針位置記憶手段36の分表示値より も大きい場合は、不一致信号を分針用出力手段46に出力することにより分針用 出力手段46から分針用モータ駆動回路62にパルス信号と方向信号を出力させ て分針用ステップモータ66を正転させ、分目標値が分表示値よりも小さい場合 は分針用出力手段46から分針用モータ駆動回路62にパルス信号と方向信号を 出力させて分針用ステップモータ66を逆転させるものであり、又、時針用比較 検出手段43も時針用目標位置記憶手段33の内容である時目標値と時針位置記 憶手段37の内容である時表示値とを比較して時針用出力手段47を介して同様 に時針用モータ駆動回路63にパルス信号と方向信号と出力させるものである。
【0008】 尚、この時計回路では、分数値変換手段26や時数値変換手段における換算係 数を変更し、例えば、現時刻記憶手段21における秒カウンタメモリ22及び分 カウンタメモリ23の値における30秒を単位として分針用目標位置記憶手段3 2に記憶させる「1」に換算し、又、分カウンタメモリ23及び時カウンタメモ リ24の値における6分を単位として時針用目標位置記憶手段33に記憶させる 「1」に換算し、分針用目標位置記憶手段32及び時針用目標位置記憶手段33 の最大値を「120」に制限することにより、図4のAに示す様に、表示範囲を 120度の扇型とする変形時計とする場合や、換算係数を変更して図4のBに示 す様に表示範囲を240度の扇型とする場合等、換算係数の変更により種々の変 形時計とすることができるものである。
【0009】 又、通常の360度表示を行う時計回路では、基準信号発生手段13から0. 1ヘルツの基準信号を出力させ、この基準信号をカウントして0から359迄の カウント値を分カウンタメモリ23に記憶させ、分カウンタの12毎にカウント 値を1増加させて359迄をカウントする時カウンタ及びこの時カウンタのカウ ント値を記憶する時カウンタメモリ24を用いて現時刻記憶手段21を構成し、 現時刻記憶手段21に直接分針や時針の角度データを時刻データとして記憶させ ることにより分数値変換手段26や時数値変換手段27、及び分針位置記憶手段 32や時針位置記憶手段33を省略し、現時刻記憶手段21における分カウンタ メモリ23の分データと分針位置記憶手段36の記憶データである分表示値とを 直接分針用比較検出手段42により、又、現時刻記憶手段21における時カウン タメモリ24の時データと時針位置記憶手段37の記憶データである時表示値と を直接時針用比較検出手段43により比較することもある。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】
上記の時計回路を有する時計体は、正逆転回転可能なモータを充分に活用して 指針の動作や表示形態に展開性を有するアナログ時計とすることができるも、こ の回路ではアラーム機能を有しておらず、時計の利用範囲が狭かった。 又、従来の目安針を有するアラーム機構を付加することは、アラーム機能をオ フ状態としている時に目安針が目ざわりとなる欠点があった。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本考案は、現時刻記憶手段、分針及び時針位置記憶手段を有し、現時刻記憶手 段の分データと分針位置記憶手段に記憶された表示値とを及び現時刻記憶手段の 時データと時針位置記憶手段に記憶された表示値とを各々比較する分針用及び時 針用比較検出手段と、各比較検出手段からの不一致信号によりステップモータを 駆動する分針用モータ駆動回路及び時針用モータ駆動回路を有する時計において 、アラーム修正スイッチ及び鳴り止めスイッチを設け、アラーム修正スイッチが 操作されたときは時刻データの値を変更し得る記憶するアラーム時刻記憶手段と 、鳴り止めスイッチが操作されてアラームセットの状態の時、前記アラーム時刻 記憶手段の時刻データを出力し、鳴り止めスイッチが操作されてアラーム非セッ トの状態の時、前記現時刻記憶手段の秒データを出力する切換手段と、秒針位置 記憶手段及び該秒針位置記憶手段の記憶データである表示値と前記切換手段から 出力されるデータとを比較して相違しているときは不一致信号を出力する秒針用 比較検出手段と、不一致信号により方向信号及びパルス信号を秒針位置記憶手段 に出力する秒針用出力手段と、該秒針用出力手段からの方向信号及びパルス信号 に基づいて秒針用ステップモータを回転制御する秒針用モータ駆動回路とを設け ることとする。
【0012】
【作 用】
本考案は、現時刻記憶手段の秒データにより秒針を駆動するための秒針位置記 憶手段、秒針用比較検出手段、秒針用モータ駆動回路を設け、切換手段によって 秒データに換えてアラーム時刻記憶手段の時刻データを秒針用比較検出手段に送 り、該データと秒針位置記憶手段のデータとを秒針用比較検出手段で比較して一 致するまで秒針用モータ駆動回路により秒針を駆動する故、秒針をもってアラー ム時刻記憶手段に記憶させたアラーム時刻を表示させることができる。
【0013】
【実施例】
本考案に係るアラーム時計は、秒針が目安針を兼ねるものであり、このアラー ム時計の時計回路は、発振器から入力されるクロック信号に基づいて周波数の異 なる複数の基準信号を出力する基準信号発生手段、該基準信号発生手段からの基 準信号をカウントして現時刻を記憶する現時刻記憶手段を有し、且つ、現時刻記 憶手段に基準信号発生手段からの修正パルス信号を入力し得る様にする時刻修正 スイッチ、及び、修正パルス信号を現時刻記憶手段としての分カウンタメモリに 入力する分修正スイッチ、修正パルス信号を現時刻記憶手段としての時カウンタ メモリに入力する時修正スイッチを有し、更に、アラーム時刻記憶手段としての 目安用分カウンタメモリと目安用時カウンタメモリとを有し、アラーム修正スイ ッチにより基準信号発生手段からの修正パルス信号を該アラーム時刻記憶手段に 入力し得る様にし、時修正スイッチにより修正パルス信号を目安用時カウンタメ モリに、分修正スイッチにより修正パルス信号を目安用分カウンタメモリに入力 し得る様にしておき、前述の分針及び時針を駆動する為の数値変換手段、目標位 置記憶手段、比較検出手段、位置記憶手段、出力手段、等と同様に秒針を駆動す る為の各手段を設けるものである。
【0014】 即ち、図1に示す様に、発振器11からのクロック信号に基づいて基準信号発 生手段13が出力する基準信号をカウントすることにより現時刻記憶手段21の 秒カウンタメモリ22に記憶される秒データを切換手段57を介して秒数値変換 手段25に送る様にし、該切換手段57は鳴り止めスイッチ19がオン状態とさ れ、アラーム非セットの状態とされているときは現時刻記憶手段21からの秒デ ータを秒数値変換手段25に送るも、鳴り止めスイッチ19が操作され、アラー ムセットの状態とされるとアラーム時刻記憶手段51からの分データ及び時デー タを秒数値変換手段25に送るものである。
【0015】 そして、秒数値変換手段25は、鳴り止めスイッチがオン状態のときは切換手 段57から送られる秒データの「1」を「6」に変換し、秒データの「0」から 「59」を「0」から「359」に変換する。 又、該秒数値変換手段25は、鳴り止めスイッチ19がオフ状態とされ、アラ ームセットの状態となったときは切換手段57から送られる分データの「2」を 「1」に変換し、時データは「1」を「30」に変換して分データの値と加算す る様にして分データ及び時データを「0」から「359」の値に変換するもので ある。
【0016】 尚、アラーム時刻記憶手段51は、目安用分カウンタメモリ53及び目安用時 カウンタメモリ54を有し、アラーム修正スイッチ16がオン状態とされ、分修 正スイッチ17が操作されると目安用分カウンタメモリ53の分データを変更し 、時修正スイッチ18が操作されると目安用時カウンタメモリ54の時データを 変更するものであり、分修正スイッチ17及び時修正スイッチ18は、時刻修正 スイッチ15がオン状態とされたときには現時刻記憶手段21の分カウンタメモ リ23や時カウンタメモリ24のデータを変更し得る様にしている。
【0017】 そして、秒針用目標位置記憶手段31は秒数値変換手段25が変換したデータ を目標値として記憶するものであり、この目標値と秒針位置記憶手段35に記憶 されている秒表示値とを秒針用比較検出手段41により比較し、目標値と表示値 とが異なるとき、秒針用比較検出手段41は秒針用出力手段45へ不一致信号を 出力するものである。
【0018】 この不一致信号が入力される秒針用出力手段45は、秒目標値が秒表示値より も大きいときは不一致信号により秒針用モータ駆動回路61へ秒針用ステップモ ータ65を正方向に回転させる為の方向信号とパルス信号とを出力し、このパル ス信号に基づいて秒針用モータ駆動回路61は秒針用ステップモータ65を1ス テップだけ正方向に回転させる駆動パルスを出力し、目標値が表示値よりも小さ いときは秒針用比較検出手段41から入力される不一致信号により秒針用出力手 段45は秒針用モータ駆動回路61へ秒針用ステップモータ65を逆方向に回転 させる為の方向信号とパルス信号とを出力し、秒針用モータ駆動回路61により 秒針用ステップモータ65を逆方向に1ステップだけ回転させる。
【0019】 尚、秒針軸は秒針用ステップモータ65の1ステップ回転により秒針軸が1度 だけ回転する様に減速比を定めた輪列によりモータ軸に連結され、秒針位置記憶 手段35は秒針用出力手段45が出力する方向信号によりアップカウント又はダ ウンカウントが決定され、パルス信号により記憶データに1を加算又は減算する ことを行って秒針軸の角度を表示値として記憶するものである。
【0020】 従って、初期設定により秒針が正時位置のときに秒針位置記憶手段35の表示 値をゼロリセットしておけば、秒針用比較検出手段41が不一致信号を出力する と秒針用出力手段45及び秒針用モータ駆動回路61により秒針用ステップモー タ65を回転させ、秒針を正方向に1度回転させる毎に秒針位置記憶手段35の 表示値を1増加させ、秒針を逆方向に回転させるときは秒針が1度回転する毎に 表示値から1減算して秒針の回転角度を秒針位置記憶手段35に記憶し、秒針位 置記憶手段35の表示値が秒針用目標値記憶手段の目標値と一致する迄秒針を駆 動し、秒針を秒針用目標位置記憶手段31に記憶させた目標値の角度迄回転させ ることができる。
【0021】 即ち、切換手段57により現時刻記憶手段21からの秒データを秒数値変換手 段25に送り、該数値変換手段で秒データの「1」を「6」に変換した角度デー タとしての秒目標値を形成して秒針用目標位置記憶手段31に記憶させれば、秒 針は毎秒6度づつ回転を行うこととなり、又、切換手段57によりアラーム時刻 記憶手段51からの分データ及び時データを秒数値変換手段25に送り、該秒数 値変換手段25における変換係数を分データは2分を1度に変換し、時データは 1時間を30度に変換して角度データを算出させ、この角度データを秒針用目標 値として秒針用目標値記憶手段に記憶させると、秒針はアラーム時刻記憶手段5 1に記憶された分データ及び時データによる時刻を表示して停止する。
【0022】 尚、秒針がアラーム時刻記憶手段51に記憶された時刻データを表示する際の 秒数値変換手段25における変換係数は時数値変換手段27における変換係数と 一致している故、当該アラーム時計をアラームセットの状態として秒針にアラー ム時刻記憶手段51の時刻データを表示させるときは、秒針は時針による時刻表 示と同様の時刻角度を表示することとなり、目安針によるアラーム時刻の表示と 同じ機能を発揮することになる。
【0023】 この様に、本実施例は秒数値変換手段25へ現時刻記憶手段21における秒カ ウンタメモリ22の秒データ又はアラーム時刻記憶手段51からの時刻データを 送り、アラーム非セットの状態では秒針に現時刻の秒を表示させ、アラームセッ トの状態ではアラーム時刻の表時をさせるものであり、アラーム時刻記憶手段5 1としては十分カウンタメモリと時カウンタメモリとで構成し、アラーム時刻の 設定に際して十分単位の操作を行う様にすれば、設定操作を単純容易とすること ができる。
【0024】 そして、分数値変換手段26は、従来の分数値変換手段26と同様に現時刻記 憶手段21の秒データ及び分データに基づいて10秒を単位として1度の角度デ ータに変換し、この角度データを分目標値として分針用目標位置記憶手段32に 記憶させるものである。 従って、分針位置記憶手段36、分針用比較検出手段42、分針用出力手段4 6及び分針用モータ駆動回路62により分針用目標位置記憶手段32の目標値に 合わせる様に分針用ステップモータ66を回転駆動させると、10秒毎に分針は 1度づつ回転して分表示を行う。
【0025】 又、時数値変換手段27も従来の時数値変換手段27と同様に現時刻記憶手段 21の分データ及び時データに基づいて2分を単位として1度の角度データに変 換して時針用目標位置記憶手段33に記憶させれば、時針位置記憶手段37、時 針用比較検出手段43、時針用出力手段47及び時針用モータ駆動回路63によ り時針用ステップモータ67の回転を制御することができ、2分毎に時針を1度 だけ駆動して時表示を行うことができる。
【0026】 尚、アラーム報知音は秒針用位置記憶手段31に記憶された秒表示値と時針位 置記憶手段37に記憶された時表示値との一致検出、又は現時刻記憶手段21の 時刻データとアラーム時刻記憶手段51の時刻データとの一致を検出することに アラーム報知音を発音させる場合や、従来と同様に目安車により機械的一致を検 出することにより発音させることができる。
【0027】 又、分修正スイッチ17や時修正スイッチ18を有していない時計回路では、 分修正スイッチ17や時修正スイッチ18を追加して設ける場合だけでなく、現 時刻記憶手段21と同様に、アラーム修正スイッチ16をオン状態とすることに より修正パルス信号を直接アラーム時刻記憶手段51の分カウンタに入力し、目 安用分カウンタメモリ53の値を増加させ、且つ、分カウンタの桁上げ信号によ り時カウントを行って目安用時カウンタメモリ54の値と分カウンタメモリ53 の値とを修正することにより分修正スイッチ17や時修正スイッチ18を省略す ることができる。
【0028】 更に、秒数値変換手段25の換算係数として2秒を1度に対応させ、分数値変 換手段26の変換係数は30秒を1度に対応させ、時数値変換手段27及び秒数 値変換手段25の変換係数は6分を1度に対応させることにより表示範囲を12 0度の扇形とした変形時計とする様にして、指針が所定範囲を往復動作するアラ ーム時計とすることもできる。
【0029】 そして、上記実施例は基準信号発生手段13からの1ヘルツ信号をカウントし てこのカウント値を現時刻記憶手段21の秒カウンタメモリ22に秒データとし て記憶させ、秒カウンタの桁上げ信号を分カウンタでカウントした分データを分 カウンタメモリ23に、又、分カウンタの桁上げ信号を時カウンタでカウントし た時データを時カウンタメモリ24に記憶させて60進桁上げを行うことを前提 としているも、例えば基準信号発生手段21から0.5秒に3個のパルスを有す る基準信号を出力させ、この基準信号を現時刻記憶手段21の秒カウンタでカウ ントして秒カウンタメモリ22に記憶させ、秒カウンタには357迄をカウント させつつ30毎にキャリー信号を出力させ、このキャリー信号を分カウンタで3 59迄カウントさせて分カウンタメモリ23に記憶させつつ12毎にキャリー信 号を出力させ、この信号の数を時カウンタメモリ24に記憶させることにより現 時刻記憶手段21に時刻データとして秒針、分針、時針である各指針の角度デー タを直接記憶させることもある。
【0030】 この場合は、図2に示す様に、第1実施例に比較して秒数値変換手段25、分 数値変換手段26及び時数値変換手段27や、更に秒針用目標位置記憶手段31 や分針用目標位置記憶手段32及び時針用目標位置記憶手段33を省略し、切換 手段57により現時刻記憶手段21の角度を示す秒データやアラーム時刻記憶手 段51の時刻データを直接秒針用比較検出手段41に送り、該秒針用比較検出手 段41で秒針位置記憶手段35のデータと現時刻記憶手段21の秒データ又はア ラーム時刻記憶手段51の時刻データとを直接比較して不一致信号を出力させる ことができる。
【0031】 尚、この場合、アラーム時刻記憶手段51は時カウンタメモリ54のみを用い て0から359迄の値を記憶させるものである。
【0032】
【考案の効果】
本考案に係るアラーム時計の目安針駆動制御回路は、鳴り止めスイッチを操作 してアラーム非セット状態とした時は、現時刻記憶手段の秒データに基づいて目 安針を駆動することによって目安針を秒針として利用し、以てアラームがセット されていない状態のときは、時針と分針及び秒針とを有する3針の時計とするも のであり、停止した指針を有しない為に表示時刻が見やすくなる利点が有り、ア ラームセットの状態では目安針としてアラーム時刻を表示し、分針及び時針の2 針により現在時刻を表示する時計とするものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る目安針駆動制御回路を有するアラ
ーム時計の回路ブロック図。
【図2】本考案に係る目安針駆動制御回路の第2実施例
を有するアラーム時計の回路ブロック図。
【図3】従来の時計回路を示すブロック図。
【図4】従来の時計体表示部の一例を示す図。
【符号の説明】
11 発振器 13 基準信号発
生手段 15 時刻修正スイッチ 16 アラーム修
正スイッチ 17 分修正スイッチ 18 時修正スイ
ッチ 19 鳴り止めスイッチ 21 現時刻記憶
手段 25 秒数値変換手段 26 分数値変換
手段 27 時数値変換手段 31 秒針用目標
位置記憶手段 32 分針用目標位置記憶手段 33 時針用目標
位置記憶手段 35 秒針位置記憶手段 36 分針位置記
憶手段 37 時針位置記憶手段 41 秒針用比較
検出手段 42 分針用比較検出手段 43 時針用比較
検出手段 45 秒針用出力手段 46 分針用出力
手段 47 時針用出力手段 61 秒針用モー
タ駆動回路 62 分針用モータ駆動回路 63 時針用モー
タ駆動回路 65 秒針用ステップモータ 66 分針用ステ
ップモータ 67 時針用ステップモータ 51 アラーム時
刻記憶手段 57 切換手段

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アラーム修正スイッチ及び鳴り止めスイ
    ッチを有し、アラーム修正スイッチが操作されたときに
    は記憶している時刻データの値を変更し得るアラーム時
    刻記憶手段と、鳴り止めスイッチが操作されてアラーム
    セットの状態の時はアラーム時刻記憶手段から入力され
    る時刻データを出力し、鳴り止めスイッチが操作されて
    アラーム非セットの状態の時は現時刻記憶手段から入力
    される秒データを出力する切換手段と、前記切換手段か
    ら出力されるデータと秒針位置記憶手段の記憶データと
    を比較して相違しているときは不一致信号を出力する秒
    針用比較検出手段と、不一致信号が入力されると方向信
    号及びパルス信号を前記秒針位置記憶手段に出力する秒
    針用出力手段と、前記秒針用出力手段から出力される方
    向信号及びパルス信号に基づいて秒針用ステップモータ
    の回転を制御する秒針用モータ駆動回路とを有すること
    を特徴とするアラーム時計の目安針駆動制御回路。
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