JPH0578310B2 - - Google Patents

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JPH0578310B2
JPH0578310B2 JP59211986A JP21198684A JPH0578310B2 JP H0578310 B2 JPH0578310 B2 JP H0578310B2 JP 59211986 A JP59211986 A JP 59211986A JP 21198684 A JP21198684 A JP 21198684A JP H0578310 B2 JPH0578310 B2 JP H0578310B2
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indoline
carboxylic acid
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Yoshio Nakamura
Masanori Asada
Hidetoshi Kutsuki
Takehisa Oohashi
Kyoshi Watanabe
Kenji Takahara
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Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、一般式 【式】 (式中、RはC2〜C8の脂肪族炭化水素基)で
表わされる(R,S)−インドリン−2−カルボ
ン酸エステルを不斉的に加水分解して、構造式
(R)− 【式】 で表わされる光学活性(R)−インドリン−2−
カルボン酸を生成させる立体選択的エステラーゼ
活性を有するバチルス(Bacillus)属に属する微
生物或いはバチルス(Bacillus)属もしくはアス
ペルギルス(Aspergillus)属に属する微生物又
は哺乳動物臓器由来の酵素を作用させることによ
り、ラセミ体 を光学活性な化合物インドリン−
2−カルボン酸(R)− と一般式(S)− 【式】 (Rは前記と同じ)で表わされる光学活性イン
ドリン−2−カルボン酸エステルとに光学分割
し、夫々の光学活性体を分離、採取し、更に必要
に応じ、採取した(S)− を加水分解して(R)
の対掌体(S)− を生成させ、採取するこ
とを特徴とする光学分割によるインドリン−2−
カルボン酸エステルの製造方法に関する。 本発明は、使用する立体選択的エステラーゼを
選ぶことにより、(R)−インドリン−2−カルボ
ン酸と(S)−インドリン−2−カルボン酸エス
テル、及び(S)−インドリン−2−カルボン酸
を随意採取することができる。 これら光学活性インドリン−2−カルボン酸類
化合物は種々医薬品の原料となりうる。例えば、
(S)−インドリン−2−カルボン酸はアンジオテ
ンシン変換酵素の阻害剤として有効な血圧降下
剤である(S)−1−〔(S)−3−メルカプト−2
−オキソプロピル〕−インドリン−2−カルボン
酸 【式】 に利用できる〔文献 J.Med.Chem.,26,394
(1983)〕。 (従来の技術) これら光学活性なインドリン−2−カルボン酸
類の製造については、下記に示すような光学分割
剤を用いる方法が知られている。 【化】 (文献:特開昭57−81460号公報) 【化】 〔文献:M.Vicent etal.,Tetrahedron
Letlers,23,1677(1982)〕 【化】 (但し、母液側から(S)体を抽出) 〔文献:J.Med.Chem.,26,1267(1983)〕 (発明が解決しようとする問題点) これら分割剤を用いた光学分割法は操作が煩雑
であり、大量生産に適した簡便な方法により光学
活性インドリン−2−カルボン酸又は光学活性イ
ンドリン−2−カルボン酸エステルを得る方法の
開発が望まれていた。 (問題点を解決するための手段及び作用効果) 本発明者らは、インドリン−2−カルボン酸の
カルボン酸部位を種々アルコールを用いてエステ
ル化し、このエステル体に微生物菌体或いは酵素
を作用させて不斉加水分解を行えば光学活性体を
取得できると考え、検討を重ねてきた。その結
果、バチルス(Bacillus)属又はアスペルギルス
(Aspergillus)属に属する微生物或いは該微生物
から得られる酵素、又は哺乳動物臓器由来の酵素
を(R,S)−インドリン−2−カルボン酸エス
テルに作用させ不斉的に加水分解し、(R)−イン
ドリン−2−カルボン酸と(S)−インドリン−
2−カルボン酸エステルを生成させた後、有機溶
媒で分割、抽出することにより(R)−インドリ
ン−2−カルボン酸(R)− と(S)−インドリ
ン−2−カルボン酸エステル(S)− を夫々採
取することができること、更に採取した(S)−
をアルアリ加水分解又は酵素分解を行つて
(S)− を生成させ、採取することができること
を見い出し、本発明を完成した。以下に、本発明
を更に詳細に説明する。 本発明の基質として用いられる、一般式 【式】で表わされ るインドリン−2−カルボン酸エステルは、Rが
C2〜C8の脂肪族炭化水素基の化合物であり、好
ましくはエチル、ブチル、アミル、ヘキシル基か
らなるエステルである。 インドリン−2−カルボン酸エステルは次の
ようにして得られる。即ち(R,S)−インドリ
ン−2−カルボン酸に溶媒と反応試剤とを兼ねた
アルコールを加え、インドリン−2−カルボン酸
の濃度5〜20%(w/v)の範囲で、強酸性下、
50℃〜還流温度の範囲で1〜5時間縮合反応を行
う。更に、この反応液をPH7.0に調整後、減圧濃
縮により過剰のアルコールを除去する。濃縮液に
水又は飽和重炭酸ソーダを加え、酢酸エチル又は
ヘキサン等のような疎水性有機溶媒を用いて抽出
し、更に濃縮すれば高純度の(R,S)−インド
リン−2−カルボン酸エステル が得られる。 ラセミ体 を不斉的に加水分解してR− を生
成させる立体選択的なエステラーゼを有する微生
物としては、例えばバチルス(Bacillus)属或い
はアスペルギルス(Aspergllus)属等に属する微
生物があり、更に詳しくは、バチルス・サブチリ
ス(Bacillus subtilis)IFO 3013或いはアスペル
ギルス・メレウス(Aspergillus melleus)IFO
4420)がある。 これら微生物の培養は、微生物が生育できる栄
養培地であれば良く、例えばグルコース、ペプト
ン、酵母エキス、肉エキス等から成る栄養培地が
用いられる。培地中の培養温度は10〜40℃、好ま
しくは25〜35℃であり、PHは3〜8、好ましくは
6〜7であり、好気的に培養し、通常24〜48時間
行えば良い。 インドリン−2−カルボン酸エステルの微生物
による不斉加水分解反応においては、培養の開始
と同時に培地中と基質即ち化合物 を添加し、培
養と並行して加水分解を行う方法、培養により得
られた菌体含有培養液に化合物 を添加する、あ
るいは培養後、遠心分離または濾過を行つて得た
菌体を緩衝液に懸濁させた菌体懸濁液中で、化合
と接触させて加水分解を行う方法等がある
が、望ましくは、菌体を遠心分離あるいは濾過等
で濃縮後、高濃度菌体懸濁液とし、このものに化
合物 を添加する方法が反応後の生産物回収の立
場から秀れている。 化合物 の水に対する溶解度は一般に低いが、
攪拌すれば本反応にとつて支障とはならない。
又、例えばアセトン、メタノール等の有機溶媒や
界面活性剤等を反応に支障とならない程度加えて
も良い。 反応条件は温度10〜40℃、好ましくは25〜35℃
の範囲であり、PHは5〜8、好ましくは6.5〜7.5
の範囲で行い、反応時間は基質及び菌体量の比に
より変化するが、未反応のエステルと生成物のカ
ルボン酸がモル比50%に達したところで止めれば
良い。但し、菌体の反応活性の観点から通常24〜
72時間で50%に達するように基質の添加量を決め
るのが望ましい。 酵素を用いる方法としては、該微生物菌体を破
砕後、硫安分画やアセトン処理して得られる粗酵
素、或いは更にカラムクロマトグラフイー操作を
行い、得られる精製酵素が使用できる。市販され
ている酵素としては、(R)− を生成させる場
合、ビオプラーゼAL−15(起源;バチルス・サブ
チリス、長瀬産業(株)製)、プロテアーゼ「アマノ」
P(起源;アスペルギルス・メレウス、天野製薬
(株)製)、ステアプシン(豚膵臓、和光純薬(株)製)、
膵臓性消化酵素TA(天野製薬(株)製)などが使用
できる。 不斉加水分解反応は、基質のラセミ体を濃度
2〜80%(w/v)の範囲で反応液に懸濁し、酵
素を適量、例えば酵素と基質の重量比として1:
5ないし1:1000の割合で加え、温度10〜40℃、
好ましく25〜35℃の範囲で反応を行い、高速液体
クロマトグラフイーによつてカルボン酸の生成量
及びカルボン酸エステルの減少量を測定し、反応
液中の(S)− と(R)− のモル比50%になつ
た時点で反応を止めれば良い。また加水分解を行
う際のPH範囲は4〜8.5であれば良いが、加水分
解反応が進むに従い、反応液中のPHが酸性側に傾
くので、中和剤例えばNaOH溶液等でPHを6〜
7に保持するのが望ましい。更に、上記の不斉加
水分解反応を、例えば微生物菌体或いは酵素を固
定化させることにより繰り返し行うこともでき
る。 微生物或いは酵素を用いて不斉加水分解した
後、反応液中(R)− と(S)− を分離する方
法としては、疎水性の有機溶剤例えばヘキサン、
シクロヘキサン、トルエン等で疎水性の光学活性
インドリン−2−カルボン酸エステル(S)−
のみを抽出し、親水性の光学活性インドリン−2
−カルボン酸(R)− と容易に分離することが
できる。 分離して得られた光学活性インドリン−2−カ
ルボン酸エステルは、そのまま濃縮すれば高光学
純度のエステル体で得られるが、更に次のように
して光学活性インドリン−2−カルボン酸とする
ことができる。即ち、光学活性インドリン−2−
カルボン酸エステル(S)− を室温下、PH10〜
13.5の範囲で2〜5時間アルカリ加水分解を行え
ば(S)− が生成する。 また、(S)− を加水分解する能力を有する酵
素、例えばリポプロテイン リパーゼ アマノ3
を作用させて前記酵素による加水分解条件下に加
水分解を行えば、(S)− を得ることができる。 このようにして得られた加水分解液はPHを4〜
6、好ましくは5.0付近に調整後、塩化メチレン、
酢酸エチル等の有機溶媒で抽出し、濃縮後、アセ
トン等の有機溶媒中で晶析することにより高光学
純度の(S)− が得られる。 一方、抽出分離の際、水層側に残つている光学
活性インドリン−2−カルボン酸も上記した如
く、PH4〜6、好ましくは5.0付近に調整後、同
様の抽出精製操作を行うことにより高光学純度の
(R)− を容易に得ることができる。 なお微生物菌体を用いる不斉加水分解反応で
は、有機溶媒で抽出分離した後、水層側に菌体が
残るが、引き続きPHを下げて有機溶媒抽出操作を
行えば、目的物光学活性インドリン−2−カルボ
ン酸を採取するのに支障とはならない。また微生
物菌体を遠心もしくは濾過によつて除去した後、
前記の方法に基づいて、インドリン−2−カルボ
ン酸とインドリン−2−カルボン酸エステルとを
分離、抽出することができる。 (実施例) 以下、実施例により本発明を具体的に説明する
が、本発明はこれらの実施例に限定されるもので
はない。 参考例 1 (R,S)−インドリン−2−カルボン酸アミ
ルの製造 (R,S)−インドリン−2−カルボン酸(R,
S)− 50gをアミルアルコール500mlに溶解し、
更に濃塩酸100mlを添加し、95〜100℃の範囲で3
時間、縮合反応を行つた。反応後、一旦冷却して
から10%苛性ソーダ液でPHを7.0に調整した。更
に過剰量のアミルアルコール及び水を減圧濃縮中
により除去した。濃縮液中には、目的物の(R,
S)−インドリン−2−カルボン酸アミル−(R,
S)−及び無機塩が含まれている。この濃縮
液に酢酸エチル1を加え、飽和重炭酸ソーダ水
200mlで2回(計400ml)洗浄後、酢酸エチル層を
濃縮したところ(R,S)−が6.08g、85%
の収率で得られた。 実施例 1 100mlの0.1Mリン酸緩衝液(PH7.0)に、ステ
アプシンを1.0g及び基質(R,S)−インドリン
−2−カルボン酸アミル 【式】10gを添加し、1N NaOH溶液でPHを7.0に調整しながら、攪拌下、
30℃で24時間不斉加水分解反応を行つた。この反
応液を100mlのヘキサンで2回抽出操作を行い、
ヘキサン層を無水硫酸ソーダで脱水後、減圧濃縮
したところ、比旋光度〔α〕25 D+5.8°(c=1.0、エ
タノール)を有するシロツプ(S)−が4.7g
(R,S)−からの収率94%)得られた。1H
NMR(90MHz)測定値は次の通りであつた。1 H NMR(CDCl3)δppm:0.8〜1.8(9H,m,
CH3CH2CH2 CH 2−),3.2〜3.45(2H,d,−
CH2O−),4.0〜4.4(4H), 6.45〜7.05(4H,m,Ar−) 得られた(S)−Iaの4.7gを25mlの1N NaOH
溶液に添加し、室温下、約3時間加水分解を行
い、反応液を1N塩酸でPH5.0に調整後、酢酸エチ
ル50mlで4回抽出操作を行つた。更に無水硫酸ソ
ーダで脱水処理後、減圧濃縮し、乾固物をアセト
ン−ヘキサン(5ml−1ml)で再結する比旋光度
〔α〕25 D+32.4°(c=1.0、ジメチルホルムアミド)
(文献値、J.Med.Chem.,26,394(1983),〔α〕25
+34.5°(c=1.0、ジメチルホルムアミド)を有
する白色の粉末(S)−インドリン−2−カルボ
ン酸(S)− が2.45g((R,S)−より収
率69%)得られた。1 H NMR(90MHz)測定値は次の通りであつ
た。 1H NMR(DMSO−d6)δppm:2.85〜3.45
(2H),4.10〜4.35(1H),6.40〜7.05(4H,m,
Aryl),7.2〜9.0(2H,broad)。 一方、ヘキサン抽出後の水層を1N塩酸でPH5.0
に調整し、酢酸エチルを100mlづつ用いて4回抽
出を繰返し、以下(S)− の場合と同様の操作
を行い、(R)− が2.6g((R,S)−から
の収率74%)得られた。比旋光度〔α〕25 D−33.1°
(c=1.0、ジメチルホルムアミド)であつた。 実施例 2〜6 基質及び酵素をかえて、実施例1と同様の操作
を行い、表1の結果を得た。 なお実施例5の基質であるインドリン−2−カ
ルボン酸ブチル1H NMR(90MHz)測定値
は以下の通りであつた。1 H NMR(CDCl3)δppm:0.8〜1.8(7H,m,
CH3CH2CH2−),3.25〜3.4(2H,d,−CH2
−),4.05〜4.45(4H),6.55〜7.1(4H,m,Ar
−)。 また実施例6の基質であるインドリン−2−カ
ルボン酸エチル1H NMR(90MHz)測定値
は次の通りであつた。 Ic:1H NMR(CDCl3)δppm:1.1〜1.4(3H,
t,CH3),3.2〜3.4(2H,d,CH3CH2O−),
4.0〜4.4(4H),6.55〜7.1(4H,m,Ar−)。 【表】 実施例 7〜8 実施例7のバチルス・サブチリスは、実施例6
と同様に培養し、実施例8のアスペルギルス属の
微生物の培養はグルコース8.0%、ポリペプトン
1.0%、イーストエキス0.5%、リン酸二アンモニ
ウム0.2%、リン酸−カリウム0.1%(PH6.5)の培
地を用い、温度を28℃とした他は実施例6と同様
に行つた。 各菌株は、培養後、バチルス・サブチリスは遠
心分離にて、アスペルギルス層の微生物は濾過
で、それぞれ菌体を集め、0.1Mリン酸緩衝液PH
7.0に懸濁し、基質(R,S)−インドリン−2−
カルボン酸アミルを2.0g添加した。これを
500ml容器内で攪拌下、1N NaOH溶液でPHを7.0
に調整しながら、30℃、18時間反応させた。反応
後、遠心分離して得た上清を各200mlのヘキサン
で4回抽出分離を行い、次いで実施例1に準じて
同様の操作を行い、表2に示す結果を得た。 【表】 (発明の効果) 本発明によれば、立体選択性をもつ加水分解酵
素エステラーゼ又は、同加水分解能を有する微生
物を適宜選んで使用することにより、(R,S)−
インドリン−2−カルボン酸エステルから該エス
テルの光学活性体の(S)体を、あるいは光学活
性なインドリン−2−カルボン酸の(R)体もし
くは(S)体を得ることが出来る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 【式】 (式中、RはC2〜C8の脂肪族炭化水素基)で
    表わされる(R,S)−インドリン−2−カルボ
    ン酸エステルを不斉的に加水分解して、構造式
    (R)− 【式】 で表わされる光学活性(R)−インドリン−2−
    カルボン酸を生成させる立体選択的エステラーゼ
    活性を有するバチルス(Bacillus)属に属する微
    生物或いはバチルス(Bacillus)属もしくはアス
    ペルギルス(Aspergillus)属に属する微生物又
    は哺乳動物臓器由来の酵素を作用させることによ
    り、ラセミ体 を光学活性な化合物インドリン−
    2−カルボン酸(R)− と一般式(S)− 【式】 (Rは前記と同じ)で表わされる光学活性イン
    ドリン−2−カルボン酸エステルとに光学分割
    し、夫々の光学活性体を分離、採取することを特
    徴とする光学分割によるインドリン−2−カルボ
    ン酸の製造方法。 2 一般式 【式】 (式中、RはC2〜C8の脂肪族炭化水素基)で
    表わされる(R,S)−インドリン−2−カルボ
    ン酸エステルを不斉的に加水分解して、構造式
    (R)− 【式】 で表わされる光学活性(R)−インドリン−2−
    カルボン酸を生成させる立体選択的エステラーゼ
    活性を有するバチルス(Bacillus)属に属する微
    生物或いはバチルス(Bacillus)属もしくはアス
    ペルギルス(Aspergillus)属に属する微生物又
    は哺乳動物臓器由来の酵素を作用させることによ
    り、ラセミ体 を光学活性な化合物インドリン−
    2−カルボン酸(R)− と一般式(S)− 【式】 (Rは前記と同じ)で表わされる光学活性イン
    ドリン−2−カルボン酸エステルとに光学分割
    し、夫々の光学活性体を分離、採取し、さらに
    (S)− を加水分解して化合物(R)− の対掌
    体である光学活性インドリン−2−カルボン酸
    (S)− を生成させ、採取することを特徴とする
    光学活性インドリン−2−カルボン酸の製造方
    法。
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