JPH0577356B2 - - Google Patents

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JPH0577356B2
JPH0577356B2 JP62319879A JP31987987A JPH0577356B2 JP H0577356 B2 JPH0577356 B2 JP H0577356B2 JP 62319879 A JP62319879 A JP 62319879A JP 31987987 A JP31987987 A JP 31987987A JP H0577356 B2 JPH0577356 B2 JP H0577356B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B32LAYERED PRODUCTS
    • B32BLAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
    • B32B37/00Methods or apparatus for laminating, e.g. by curing or by ultrasonic bonding
    • B32B37/14Methods or apparatus for laminating, e.g. by curing or by ultrasonic bonding characterised by the properties of the layers
    • B32B37/16Methods or apparatus for laminating, e.g. by curing or by ultrasonic bonding characterised by the properties of the layers with all layers existing as coherent layers before laminating
    • B32B37/22Methods or apparatus for laminating, e.g. by curing or by ultrasonic bonding characterised by the properties of the layers with all layers existing as coherent layers before laminating involving the assembly of both discrete and continuous layers
    • B32B37/223One or more of the layers being plastic
    • B32B37/226Laminating sheets, panels or inserts between two continuous plastic layers
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/0073Masks not provided for in groups H05K3/02 - H05K3/46, e.g. for photomechanical production of patterned surfaces
    • H05K3/0079Masks not provided for in groups H05K3/02 - H05K3/46, e.g. for photomechanical production of patterned surfaces characterised by the method of application or removal of the mask
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T156/00Adhesive bonding and miscellaneous chemical manufacture
    • Y10T156/17Surface bonding means and/or assemblymeans with work feeding or handling means
    • Y10T156/1702For plural parts or plural areas of single part
    • Y10T156/1712Indefinite or running length work
    • Y10T156/1741Progressive continuous bonding press [e.g., roll couples]

Landscapes

  • Manufacturing Of Printed Circuit Boards (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (1) 発明の目的 〔産業上の利用分野〕 本発明は、薄膜の張付技術に関し、特に、基板
表面に薄膜を張り付ける薄膜の張付技術に適用し
て有効な技術に関するものである。
〔従来技術〕
コンピユータ等の電子機器に使用されるプリン
ト配線板は、銅等の所定パターンの配線が絶縁性
基板の片面又は両面に形成されたものである。
この種のプリント配線板は、次の製造工程によ
り製造することができる。
まず、絶縁性基板上に設けられた導電層(銅薄
膜)上に、感光性樹脂(フオトレジスト)層とそ
れを保護する透光性樹脂フイルム(保護膜)とか
らなる積層体フイルムを熱圧着ラミネートする。
この熱圧着ラミネートは、薄膜張付装置所謂ラミ
ネータにより量産的に行われる。この後、前記積
層体フイルムに配線パターンフイルムを重ね、こ
の配線パターンフイルム及び透光性樹脂フイルム
を通して、感光性樹脂層を所定時間露出する。そ
して、透光性樹脂フイルムを剥離装置で剥離した
後、露光された感光性樹脂層を現像してエツチン
グマスクパターンを形成する。この後、前記導電
層の不必要部分をエツチングにより除去し、さら
に残存する感光性樹脂層を除去し、所定の配線パ
ターンを有するプリント配線板を形成する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、従来の薄膜張付方法では、絶縁
性基板上に設けられた導電層上に、感光性樹脂
(フオトレジスト)層とそれを保護する透光性樹
脂フイルム(保護膜)とからなる積層体フイルム
を熱圧着ラミネートするが、前記導電層の表面に
微小の凹凸があり、導電体層表面と積層体フイル
ムをラミネートした際に前記導電層の表面に微小
の凹に空気が残るため、導電体層表面と積層体フ
イルムとの接着面に空泡(ホイド)が発生し、導
電体層表面と積層体フイルムとの接着性が低下す
るという問題があつた。
また、このためプリント基板の配線の信頼性が
低下するという問題があつた。
本発明は、前記問題点を解決するためになされ
たものである。
本発明の目的は、薄膜の張付技術において、薄
膜の張り付けた基板の信頼性を向上することがで
きる技術を提供することにある。
本発明の他の目的は、プリント基板の信頼性を
向上することができる技術を提供することにあ
る。
本発明の他の目的は、導電層張基板の導電層
(銅薄膜)表面と積層体フイルムとの接着面に空
泡が発生するのを防止することができる技術を提
供することにある。
本発明の前記らびにその他の目的と新規な特徴
は、本明細書の記述及び添付図面によつて明らか
になるであろう。
(2) 発明の構成 〔問題点を解決するための手段〕 本願において開示される発明のうち、代表的な
ものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりであ
る。
本発明は、基板の搬送方向先端部の表面に、仮
付部材を近接させて薄膜の供給方向先端部を仮り
付けし、前記仮付部材を基板表面から離反した後
に、仮り付けさた仮付位置の薄膜の先端部に、圧
着ローラを当接し、圧着ローラを回転させて、前
記基板を搬送すると共に、基板に薄膜を張り付け
る薄膜の張付方法であつて、前記仮付位置に基板
及び薄膜が搬送される前に、当該基板又は及び薄
膜に空泡防止剤をミスト状(微粒子状)で付着さ
せて当該基板と薄膜との接着面に空泡が発生しな
いようにしたことを主な特徴とするものである。
また、本発明は、基板の搬送方向先端部の表面
に、仮付部材を近接させて薄膜の供給方向先端部
を仮り付けし、前記仮付部材を基板表面から離反
した後に、仮り付けされた仮付位置の薄膜の先端
部に、圧着ローラを当接し、圧着ローラを回転さ
せて、前記基板を搬送すると共に、基板に薄膜を
張り付ける薄膜の張付装置であつた、該装置の前
記仮付位置に基板及び薄膜が搬送される前の位置
に、前記基板又は及び薄膜に空泡防止剤をミスト
状(微粒子状)で付着する空泡防止剤付着装置を
配置し、当該基板と薄膜との接着面に空泡が発生
するのを防止するようにしたことを主な特徴とす
るものである。
〔作 用〕
本発明は、前述の構成により、仮付位置に基板
及び薄膜が搬送される前に、当該基板又は及び薄
膜に空泡防止剤をミスト状(微粒子状)にして均
一に付着させた後、基板の搬送方向先端部の表面
に、仮付部材を近接させて薄膜の供給方向先端部
を仮り付けし、前記仮付部材を基板表面から離反
した後に、仮り付けされた仮付位置の薄膜の先端
部に、圧着ローラを当接し、圧着ローラを回転さ
せて、前記基板を搬送すると共に、基板に薄膜を
張り付けることにより、基板の導電体層表面と薄
膜をラミネートした際に前記導電層の表面に微小
の凹部に溜つた空泡防止剤(例えば、水)が薄膜
のレジストを溶かして接着剤の役目もするので、
導電体層表面と薄膜を密着させると共に、導電体
層表面と薄膜との接着面に空泡(ホイド)が発生
するのを防止することができる。
これにより、当該基板と薄膜との接着性を向上
すると共に、プリント基板の配線の信頼性を向上
することができる。
〔発明の実施例〕
以下、プリント配線用基板に感光性樹脂層と透
光性樹脂フイルムとからなる積層体フイルムを熱
圧着ラミネートする薄膜張付装置に適用した本発
明の一実施例について、図面を用いて具体的に説
明する。
なお、実施例を説明するための全図において、
同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰
り返しの説明は省略する。
本発明の一実施例である薄膜張付装置を第1図
(概略構成図)で示す。
第1図に示すように、透光性樹脂フイルム、感
光性樹脂層及び透光性樹脂フイルムの3層構造か
らなる積層体フイルム1は、供給ローラ2に連続
的に巻回されている。供給ローラ2の積層体フイ
ルム1は、薄膜分離ローラ3で、透光性樹脂フイ
ルム(保護膜)1Aと、一面(接着面)が露出さ
れた感光性樹脂層及び透光性樹脂フイルムからな
る積層体フイルム1Bとに分離される。分離され
た透光性樹脂フイルム1Aは、巻取ローラ4によ
り巻き取られるように構成されている。
前記薄膜分離ローラ3で分離された積層体フイ
ルム1Bの供給方向の先端部は、第1図及び第2
図(第1図の部分拡大図)に示すように、テンシ
ヨンローラ9を通してメインバキユームプレート
10に吸着されるように構成されている。
テンシヨンローラ9は、供給ローラ2とメイン
バキユームプレート10との間の積層体フイルム
1Bに適度なテンシヨンを与えるように構成され
ている。つまり、テンシヨンローラ9は、供給さ
れる積層体フイルム1Bにしわ等を生じないよう
に構成されている。
メインバキユームプレート(薄膜供給部材)1
0は、積層体フイルム1Bを供給ローラ2から絶
縁性基板11の導電層(例えば、銅薄膜層)上に
供給するように構成されている。メインバキユー
ムプレート10は、第1図及び第2図で示すよう
に、絶縁性基板11に近接しかつ離反する(矢印
B方向に移動する)支持部材12に設けられれて
いる。支持部材12は、ガイド部材7Aを矢印B
方向に摺動可能なように、装置本体(薄膜張付装
置の筐体)7に設けられている。支持部材12
は、絶縁性基板11の搬送経路を中心に、上下、
一対に設けられている。上部の支持部材12と下
部の支持部材12とは、ラツクアンドピニオン機
構により連動的に動作する(両者が同時に近接又
は離反する)ように構成されている。つまり、上
下、一対の支持部材12は、夫々に設けられたラ
ツク12Aと、このラツク12Aと嵌合するピニ
オン12Bとで連動的に動作する。この支持部材
12の動作は、下部の支持部材12に設けられた
駆動源12Cで行われる。駆動源12Cは、例え
ば、エアーシリンダで構成する。また、駆動源1
2Cは、油圧シリンダ、電磁シリンダ、ステツプ
モータ及びその変位を支持部材12に伝達する伝
達機構等で構成することができる。
前記メインバキユームプレート10は、支持部
材12の移動とは独立的に、絶縁性基板11に近
接しかつ離反する(矢印C方向に移動する)よう
に支持部材12に設けられている。メインバキユ
ームプレート10は、支持部材12に設けられた
駆動源12Dと、ラツクアンドピニオン機構とで
動作するように構成されている。このラツクアン
ドピニオン機構は、駆動源12Dに設けられたピ
ニオン12E、支持部材12に設けられたラツク
12F、メインバキユームプレート10に設けら
れたラツク10Aで構成されている。駆動源12
Dは、駆動源12Cと同様のもので構成する。
駆動源12C及び駆動源12Dは、例えば、そ
れぞれエアーシリンダで構成され、電磁式バルブ
で制御される。
メインバキユームプレート10には、図示して
いないが、積層体フイルム1Bを吸着しそれを保
持する吸気孔が複数設けられている。この吸気孔
は、排気管を通して、真空ポンプ等の真空源に接
続されている。メインバキユームプレート10の
吸着動作、仮付部10Eの吸着動作の夫々は、独
立に制御されるように構成されている。
積層体フイルム1Bの供給方向におけるメイン
バキユームプレート10の先端部には、積層体フ
イルム1Bを吸着する面が円弧形状に形成された
仮付部10Eが設けられている。仮付部10E
は、メインバキユームプレート10と一体に構成
されている。仮付部10Eの内部には、第1図及
び第2図に示すように、円弧形状部分を加熱する
ヒータ10Fが設けられている。仮付部10E
は、メインバキユームプレート10で供給される
積層体フイルム1Bの先端部を、絶縁性基板11
の導電層上に仮り付け(仮熱圧着)するように構
成されている。
なお、本発明は、メインバキユームプレート1
0と仮付部10Eとを、夫々、別部材で構成し、
両者を支持部材12に構成してもよい。
前記仮付部10Eに近接した位置、つまり、仮
付部10Eと絶縁性基板11との間の積層体フイ
ルム1Bの供給経路の近傍には、サブバキユーム
プレート(薄膜保持部材)13が設けられてい
る。サブバキユームプレート13は、吸引孔を図
示していないが、第2図に示すように、上部吸着
部13aと下部吸着部13bとを有し、コの字形
状に構成されている(このコの字部分は積層体フ
イルム1Bの切断位置に相当する)。サブバキユ
ームプレート13の上部吸着部13aは、主に、
供給方向の積層体フイルム1Bの先端部を吸着
し、仮付部10Eに吸着(保持)させるように構
成されている。サブバキユームプレート13は、
積層体フイルム1Bの先端部を仮付部10Eに吸
着可能なように、積層体フイルム1Bの供給経路
に対して近接及び離反(矢印D方向に移動)する
例えばエアーシリンダからなる駆動源13Aを介
して、支持部材12に取り付けられている。
また、サブバキユームプレート13の下部吸着
部13bは、連続した積層体フイルム1Bを切断
装置14で切断し、この切断された積層体フイル
ム1Bの後端部を吸着し、積層体フイルム1Bの
供給経路に保持するように構成されている。下部
吸着部13bは、熱圧着ラミネート開始後、回転
バキユームプレート15との間において、第2図
に示すように、積層体フイルム1Bにたるみを形
成する(たるみを持たせた積層体フイルム1
B′を形成する)ように構成されている。このた
るみを持たせた積層体フイルム1B′は、熱圧着
ローラ16の周速度(熱圧着ラミネート速度)に
対して、メインバキユームプレート10の積層体
フイルム1Bの供給速度を速く制御することによ
り形成することができる。両者の制御は、図示し
ていないが、シーケンス制御回路により行われる
ようになつている。
なお、サブバキユームプレート13の駆動源1
3Aとしては、エアーシリンダの他に前記駆動源
12Cと同様に、油圧シリンダ等で構成すること
ができる。
前記仮付部10Eと絶縁性基板11との間に
(実際には、仮付部10Eと回転バキユームプレ
ート15との間)の積層体フイルム1Bの供給経
路の近傍の装置本体7には、切断装置14が設け
られている(固定されている)。詳述すれば、切
断装置14は、積層体フイルム1Bの後端部を切
断位置まで供給した時のサブバキユームプレート
13に対向した位置に構成されている。切断装置
14は、絶縁性基板11を搬送する前段搬送装置
17側に構成されている(又はこの前段搬送装置
17に構成してもよい)。切断装置14は、メイ
ンバキユームプレート10で連続的に供給される
積層体フイルム1Bを絶縁性基板11の寸法に対
応して所定の長さに切断するように構成されてい
る。
前記第1図及び第2図に示すメインバキユーム
プレート10の仮付部10Eで絶縁性基板11の
導電層上に先端部が仮り付け(仮熱圧着)される
積層体フイルム1Bは、熱圧着ローラ16でその
全体が熱圧着ラミネートされるように構成されて
いる。熱圧着ローラ16は、積層体フイルム1B
の先端部を仮付部10Eで仮り付けする仮付動作
時は、第1図に点線で示す待避位置に配置されて
いる。待避位置に配置された熱圧着ローラ161
は、仮付動作時に、仮付位置に近接動作した仮付
部10Eと接触しないように構成されている。仮
付動作後の熱圧着ローラ16は、符号161を付
けた点線で示す待避位置から、符号162を付け
た実線で示す仮付位置まで移動するように構成さ
れている。仮付位置に移動した熱圧着ローラ1
6,2は、積層体フイルム1Bを介在して絶縁性
基板11を挟持するように構成されている。
前記切断装置14で切断された積層体フイルム
1Bの後端部は、三角形状の回転バキユームプレ
ート15でしわ等を生じないようにガイドされ、
熱圧着ローラ16で熱圧着ラミネートされるよう
に構成されている。回転バキユームプレート15
は、熱圧着ローラ16と同一軸に支持されかつそ
れを中心に回転するように構成されており、図示
していないが、積層体フイルム1Bと対向する吸
着面には、複数の吸引孔15Aが設けられてい
る。前記吸着孔15Aが配設された吸着面の構造
は、メインバキユームプレート10の吸着面と同
様の構造になつている。図示しないが、回転バキ
ユームプレート15の上面にも吸引孔を設けても
よく、このように構成することにより、第2図に
示すように、たるみを持たせた積層体フイルム1
B′をより形成し易くすることができる。
前記絶縁性基板11は、第1図及び第2図に示
すように、搬送ローラ(下段)17Aと搬送ロー
ラ(上段)17Bとで構成される前段搬送装置1
7により、薄膜張付装置の積層体フイルム1Bの
仮付位置まで搬送される。
前段搬送装置17には、仮付位置に基板11が
搬送される前に、当該基板11に水(空泡防止
剤)を付着させるための空泡防止剤付着装置30
が設けられている。空泡防止剤付着装置30は、
第3図に示すように、熱圧着ローラ16,2の前
段に超音波加湿器31が設置されている。そし
て、該加湿器31には、水槽32、水供給パイプ
33、水供給パイプ34、水供給パイプ35を介
して水が常時供給されるようになつている。
また、加湿器31は、そのノズル36から基板
11の表面に水を塗布する。その際に余つた水
は、水受皿37に受け取られ、排水パイプ38に
よつて水槽32に送られるようになつている。ま
た、熱圧着ローラ16,2によつて基板11と積
層体フイルム1B′が接着される際に除去される
水は、トイ39によつて受け取られ、水槽32に
送られる。さらに、積層体フイルム1B′が接着
された基板11に付着している水は、水受皿40
で受け取られ、排水パイプ41によつて水槽32
に送れらるようになつている。
このように、仮付位置に基板11及び積層体フ
イルム1B′が搬送される前に、空泡防止剤付着
装置30の加湿器31により、当該基板11又は
及び積層体フイルム1B′に水等の空泡防止剤を
付着させ、基板11の搬送方向先端部の表面に、
仮付部10Eに当接させて積層体フイルム1
B′の供給方向先端部を仮り付けし、前記仮付部
10Eを基板11の表面から離反した後に、仮り
付けされた仮付位置の積層体フイルム1B′の先
端部に、熱圧着ローラ16,2を当接し、熱圧着
ローラ16,2を回転させて、前記基板11を搬
送すると共に、基板11に積層体フイルム1
B′を張り付けることにより、基板11の導電体
層表面と積層体フイルム1B′をラミネートした
際に前記導電層の表面に微小の凹部に溜つた水が
積層体フイルム1B′のフオトレジスト(感光性
樹脂)を溶かして接着剤の役目をするので、導電
体層表面と積層体フイルム1B′を密着させると
共に、導電体層表面と積層体フイルム1B′との
接着面に空泡(ボイド)が発生するのを防止する
ことができる。
これにより、当該基板11と積層体フイルム1
B′との先着性を向上すると共に、プリント基板
の配線の信頼性を向上することができる。
また、積層体フイルム1Bのフオトレジスト
(感光性樹脂)としては水溶性のものが好適であ
る。
また、空泡防止剤付着剤としては、水に表面張
力付与剤や銅に対して接着性を示す添加剤などを
添加してもよい。
前段搬送装置17には仮付位置よりも前の基板
搬送経路の近傍(基板先端部検出位置)に、絶縁
性基板11の搬送方向先端部の位置を検出する検
出センサS1が配置されている。この検出センサ
S1は、絶縁性基板11の搬送方向先端部を検出
すると、マイクロコンピユータ(CPU)のプリ
セツトカウンタの動作を開始させる検出信号を出
力するように構成されている。プリセツトカウン
タは、予め人為的に設定された所要時間を経過す
ると、絶縁性基板11の搬送慢向先端部を仮付位
置に停止させる制御信号を出力するように構成さ
れている。検出センサS1は、例えば光電スイツ
チで構成する。
また、前段搬送装置17には、前記検出センサ
S1よりも前の基板搬送経路の近傍(基板後端部
検出位置)に、絶縁性基板11の搬送方向後端部
の位置を検出する検出センサS2が配置されてい
る。この検出センサS2は、検出センサS1と同
様に、絶縁性基板11の搬送方向後端部を検出す
ると、CPUのプリセツトカウンタの動作を開始
させる検出信号を出力するように構成されてい
る。プリセツトカウンタは、予じめ人為的に設定
された所要時間を経過すると、供給方向後端部の
積層体フイルム1Bにたるみ部1B′を形成し、
積層体フイルム1Bの切断位置を切断装置14で
切断し、この切断された積層体フイルム1Bの供
給方向後端部を絶縁性基板11に熱圧着ラミネー
トする制御信号を出力するように構成されてい
る。さらに、プリセツトカウンタは、積層体フイ
ルム1Bの供給方向後端部を絶縁性基板11に熱
圧着ラミネートすると共に、熱圧着ローラ16を
仮付位置から待避位置の近傍まで移動させる制御
信号を出力するように構成されている。検出セン
サS2は、検出センサS1と同様に、例えば光電
スイツチで構成する。
また、搬送ローラ(下段)18Aと搬送ローラ
(上段)18Bとで構成される後段搬送装置18
は、薄膜張付装置の熱圧着ローラ16で積層体フ
イルム1Bが熱圧着ラミネートされた絶縁性基板
11を配線パターンを形成する露光装置まで搬送
するように構成されている。
前記メインバキユームプレート10の仮付部1
0Eの移動経路(薄膜供給経路)近傍の装置本体
7(又は前段搬送装置17、或は支持部材12)
には、第1図及び第2図に示すように、薄膜矯正
装置19が設けられている。薄膜矯正装置19
は、仮付部10Eに密着させる方向(矢印G方
向)に積層体フイルム1Bの供給方向の先端部を
矯正するように構成されている。薄膜矯正装置1
9は、積層体フイルム1Bの幅方向に延在して設
けられた流体搬送管19Aと、この流体搬送管1
9Aに複数設けられた流体吹付孔19Bとで構成
されている。
流体搬送管19Aは、内部が中空に構成されて
おり、常圧よりも高圧力の流体を流すように構成
されている。流体搬送管19Aの断面形状は、本
実施例では略円形状に構成されているが、これに
限定されず、方形状又は楕円形状に構成してもよ
い。
流体吹付孔19Bは、積層体フイルム1Bを矯
正する方向に流体を吹き付けるように設けられて
いる。
薄膜矯正装置19で使用する流体としては、空
気を使用する。また、流体としては、不活性ガス
等の気体、水、油等の液体を用いてもよい。
さらに、サブバキユームプレート13の下部吸
着部13bと回転バキユームプレート15との間
に供給される積層体フイルム1B′に近接した装
置本体7(又は前段搬送装置17、或は支持部材
12)には、第1図及び第2図に示すように、薄
膜突出装置20が設けられている。つまり、薄膜
突出装置20は、熱圧着ローラ16に密着させる
方向(矢印T方向)に前記たるみを持たせ積層体
フイルム1B′を形成するように構成されている。
薄膜突出装置20は、積層体フイルム1Bの供給
幅方向に延在して設けられた流体搬送管20A
と、この流体搬送管20Aに複数設けられた流体
吹付孔20Bとで構成されている。
流体搬送管20Aは、内部が中空に構成されて
おり、常圧よりも高圧力の流体を流すように構成
されている。流体搬送管20Aの断面形状は、本
実施例では略円形状に構成されているが、流体搬
送管19Aと同様に、これに限定されず、方形状
又は楕円形状に構成してもよい。
流体吹付孔20Bは、積層体フイルム1B′の
前記たるみを前述のように突出させる方向に流体
を吹き付けるように設けられている。
薄膜突出装置20で使用する流体としては、薄
膜矯正装置19と同様に、空気を使用する。ま
た、流体としては、不活性ガス等の気体、水、油
等の液体を用いてもよい。
なお、本発明は、薄膜矯正装置19又は薄膜突
出装置20を、積層体フイルム1Bの幅方向に複
数設けられた、積層体フイルム1Bを前述の如く
適正な方向に矯正又は突出させるように流体を吹
き付ける流体吹付ノズルで構成してもよい。
また、本発明は、薄膜矯正装置19又は薄膜突
出装置20を、積層体フイルム1Bの幅方向に延
在して設けられた吸引管と、この吸引管に複数設
けられた、積層体フイルム1Bを前述の如く適正
な方向に矯正又は突出させる方向に吸引する吸引
孔とで構成してもよい。
また、本発明は、薄膜矯正装置19又は薄膜突
出装置20を、積層体フイルム1Bを前述の如く
適正な方向に矯正又は突出させる突状部材で構成
してもよい。
また、本発明は、薄膜矯正装置19を薄膜突出
装置20で、若しくは薄膜突出装置20を薄膜矯
正装置19で兼用することも可能である。
前記仮付位置に配置される熱圧着ローラ16,
2と後段搬送装置18の搬送ローラ18Aとの間
の装置本体7(又は後段搬送装置18)には、第
1図及び第2図に示すように、基板ガイド部材2
1が設けられている。基板ガイド部材21は、積
層体フイルム1Bが熱圧着ラミネートされた絶縁
性基板11を、熱圧着ラミネート位置(仮付位
置)から搬送ローラ18A及18Bの位置までガ
イドするように構成されている。基板ガイド部材
21は、例えば、絶縁性基板11の搬送方向に延
在する棒状部をその搬送幅方向に複数配置したク
シ型形状で構成する。クシ型形状に構成された基
板ガイド部材21は、絶縁性基板11の搬送に際
して、絶縁性基板11との接触面積を小さくし摩
擦抵抗を小さくできるので、スムーズに絶縁性基
板11をガイドすることができる。
なお、本発明は、基板ガイド部材21を網状構
造或は板状構造で構成してもよい。
次に、本実施例の薄膜張付装置による積層体フ
イルム1Bの熱圧着ラミネート方法について、第
1図及び第2図を用いて簡単に説明する。
まず、最初に、第1図及び第2図に示すよう
に、手作業により、薄膜分離ローラ3で分離され
た積層体フイルム1Bの供給方向の先端部を、サ
ブバキユームプレート13と切断装置14との間
に配置する。
次に、サブバキユームプレート13で積層体フ
イルム1Bの先端部を吸着する。積層体フイルム
1Bの吸着後、駆動源13Aで積層体フイルム1
Bの供給経路から離反する位置にサブバキユーム
プレート13を移動させ、仮付部10Eに積層体
フイルム1Bの先端部を吸着させる。この時、メ
インバキユームプレート10及び仮付部10Eの
吸着動作が行われると共に、薄膜矯正装置19で
積層体フイルム1Bを矯正できるので、仮付部1
0Eに積層体フイルム1Bの先端部を確実に吸着
させることができる。なお、連続動作が行われて
いる時は、切断装置14で切断された積層体フイ
ルム1Bの先端部が仮付部10Eに吸着される。
次に、前段搬送装置17の搬送ローラ17A及
び17Bで絶縁性基板11が搬送される。
そして、基板11が仮付位置に搬送される前
に、超音波加湿器31により、基板11の表面に
水を塗布する。
次に、絶縁性基板11の搬送方向の先端部が、
基板先端部検出位置を通過した時に、検出センサ
S1が作動し、その位置が検出される。この検出
センサS1の検出信号は、CPUに入力され、プ
リセツトカウンタを作動させる。このプリセツト
カウンタは、絶縁性基板11の搬送方向先端部を
仮付位置に停止させる、予じめ設定された所定時
間をカウントする。
さらに、検出センサS1の検出信号は、CPU
の他のプリセツトカウンタを作動させる。この他
のプリセツトカウンタは、絶縁性基板11の搬送
方向先端部が基板先端部検出位置から仮付位置ま
で搬送される最中に、仮付部10Eを搬送経路に
近接移動させるその開始時間をカウントするよう
に構成されている。
この状態においては、仮付部10E(メインバ
キユームプレート10)は仮付動作の開始位置に
位置し、熱圧着ローラ16は待避位置に配置され
るようになつている。仮付動作の開始位置は、上
下、夫々の支持部材12が基板搬送経路に最も近
接し停止している状態において、メインバキユー
ムプレート10を移動させる駆動源12Dが作動
している位置である。
次に、基板先端部検出位置から仮付位置まで絶
縁性基板11の搬送方向先端部を搬送中に、仮付
部10Eの近接動作が開始する。この仮付部10
Eの近接動作は、前記他のプリセツトカウンタの
出力信号に基づき、CPUで駆動源12Dを制御
することにより開始される。
次に、前記プリセツトカウンタの出力信号に基
づき、絶縁性基板11の搬送方向先端部が仮付位
置に達すると、絶縁性基板11の搬送が停止され
る。この絶縁性基板11の停止と実質的に同時、
或はそれよりも若干遅れて、絶縁性基板11の導
電層上の搬送方向先端部に、近接移動する仮付部
10Eが当接し、仮付部10Eに吸着された積層
体フイルム1Bの先端部を仮り付け(仮熱圧着)
する。
このように、積層体フイルム1Bの張付方法に
おいて、前記仮付位置に搬送される前の基板先端
部検出位置で絶縁性基板11の搬送方向先端部を
検出し、この検出信号によつて、絶縁性基板11
の搬送方向先端部を基板先端部検出位置から仮付
位置まで搬送した後に停止させると共に、絶縁性
基板11の搬送方向先端部を検出位置から仮付位
置まで搬送中に、前記仮付部10Eを基板搬送経
路に近接させ、前記絶縁性基板11の搬送方向先
端部を仮付位置に停止させた後に、前記仮付部1
0Eで絶縁性基板11の導電層上に積層体フイル
ム1Bの供給方向先端部を仮り付したことによ
り、絶縁性基板11の搬送方向先端部を基板先端
部検出位置から仮付位置まで搬送する時間内に、
仮付部10Eを搬送経路に近接動作させる時間の
一部を組込ませ、仮付部10Eの近接移動する実
質的な時間(仮付位置において、絶縁性基板11
の搬送方向先端部の停止から仮付動作が終了する
までの時間)短縮したので、積層体フイルム1B
の張付時間を短縮することができる。
この結果、単位時間当りの積層体フイルム1B
の張付回数を増加することができるので、薄膜の
張り付けの生産能力を向上することができる。
前記仮付部10Eが絶縁性基板11の導電層上
の搬送方向先端部に当接すると、駆動源12Dが
作動する。この動作はCPUに入力され、CPUで
仮付動作を所定時間保持した後に、メインバキユ
ームプレート10及び仮付部10Eの吸着動作を
停止し、駆動源12C及び12Dでメインバキユ
ームプレート10及び仮付部10Eを搬送経路か
ら離反させる。この離反は、第1図及び第2図に
示す位置に比べてさらに離反する位置に、駆動源
12C及び12Dでメインバキユームプレート1
0、仮付部10E及びサブバキユームプレート1
3を移動させる。この移動量は、積層体フイルム
1B′に持たせるたるみ量に比例する。
次に、点線で示す待避位置から実線で示す仮付
位置に熱圧着ローラ16を移動させ、熱圧着ロー
ラ16を供給方向先端部が仮り付けされた積層体
フイルム1Bに当接させる。
次に、熱圧着ローラ16で絶縁性基板11を挟
持した状態でそれを回転させることにより、絶縁
性基板11の導電層上に積層体フイルム1Bを熱
圧着ラミネートする。この時、メインバキユーム
プレート10、仮付部10E、サブバキユームプ
レート13の夫々の吸着動作は停止しているの
で、熱圧着ローラ16には、その回転力と、絶縁
性基板11の挟持力とで、積層体フイルム1Bが
供給ローラ2から自動的に供給されるようになつ
ている。
次に、積層体フイルム1Bが、一定量、熱圧着
ラミネートされ、第1図に示す基板後端部検出位
置において、検出センサS2で絶縁性基板11の
搬送方向後端部が検出される。基板後端部検出セ
ンサS2の検出信号は、CPUに入力され、メイ
ンバキユームプレート10、サブバキユームプレ
ート13、回転バキユームプレート15の夫々の
吸着動作が実質的に同時に開始される。そして、
基板搬送経路から最つとも離反した位置から駆動
源12Cで支持部材12を移動させ、メインバキ
ユームプレート10で積層体フイルム1Bを絶縁
性基板11側に過剰供給すると共に、前記第2図
に示すように、サブバキユームプレート13の下
部吸着部13bで積層体フイルム1Bの供給方向
後端部(切断位置)を切断装置14の切断位置に
一致させる。積層体フイルム1Bの供給速度(支
持部材12の移動速度)は、熱圧着ローラ16,
2による熱圧着ラミネート速度(熱圧着ローラ1
6の周速度)よりも強く設定されている。
この状態において、前記積層体フイルム1B
は、メインバキユームプレート10と回転バキユ
ームプレート15との間にたるみを持たせた積層
体フイルム1B′を形成することができる。この
たるみを持たせた積層体フイルム1B′の供給方
向の両端部は、薄膜突出装置20の矯正により、
サブバキユームプレート13の下部吸着部13
b、回転バキユームプレート15の夫々に確実に
吸着させることができる。
次に、切断装置14の切断位置に一致された積
層体フイルム1Bの供給方向後端部は、切断装置
14により、絶縁性基板11の寸法に対応した所
定寸法に切断される。そして、積層体フイルム1
Bの供給方向後端部を熱圧着ラミネートしなが
ら、基板搬送方向と同一の方向に、熱圧着ローラ
16を移動させる。
次に、実質的に、積層体フイルム1Bの供給方
向後端部を絶縁性基板11の導電層上に回転バキ
ユームプレート15で熱圧着ラミネートさせる状
態まで、熱圧着ローラ16を絶縁性基板11の搬
送と共に移動させる。この熱圧着ローラ16は、
待避位置の近傍まで移動することができる。前記
回転バキユームプレート15は、熱圧着ローラ1
6の回転速度より若干遅い速度で回転し、絶縁性
基板11の導電層上に積層体フイルム1Bの後端
部を熱圧着ラミネートする。つまり、回転バキユ
ームプレート15は、熱圧着ローラ16の回転速
度より若干遅い速度で回転すると、熱圧着ローラ
16との間の積層体フイルム1Bに適度なテンシ
ヨンを与えることができるので、積層体フイルム
1Bにしわ等を生じさせることがなく、熱圧着ラ
ミネートを行うことができる。
次に、熱圧着ラミネートが終了すると、熱圧着
ローラ16は、基板搬送経路から離反する方向に
待避位置の近傍から待避位置まで移動する。
また、本発明は、前記実施例の絶縁性基板11
を予熱した後、この絶縁性基板11に積層体フイ
ルム1Bを非加熱圧着ローラで熱圧着ラミネート
する薄膜張付装置に適用することができる。
また、本発明は、建築材として使用される化粧
板に保護膜を張り付ける薄膜張付装置に適用する
ことができる。
(3) 発明の効果 以上説明したように、本発明によれば、基板と
薄膜との接着面に空泡が発生するのを防止するこ
とができるので、基板と薄膜との接着性を向上す
ることができる。これにより、プリント基板の配
線の信頼性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例である薄膜張付装
置の概略構成図、第2図は、前記第1図の部分拡
大構成図、第3図は、前記第1図に示す空泡発生
防止装置の概略構成を説明するためのブロツク図
である。 図中、1B…積層体フイルム(薄膜)、7…装
置本体、10…メインバキユームプレート(薄膜
供給部材)、10E…仮付部、11…絶縁性基板、
13…サブバキユームプレート(薄膜保持部材)、
14…切断装置、15…回転バキユームプレー
ト、16…熱圧着ローラ、30…空泡防止装置、
31…超音波加湿器、32…水槽、33,35…
水供給パイプ、34…水供給ポンプ、36…ノズ
ル、37,40…水受皿、38,41…排水パイ
プ、39…トイである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 基板の搬送方向先端部の表面に、仮付部材を
    近接させて薄膜の供給方向先端部を仮り付けし、
    前記仮付部材を基板表面から離反した後に、仮り
    付けされた仮付位置の薄膜の先端部に、圧着ロー
    ラを当接し、圧着ローラを回転させて、前記基板
    を搬送すると共に、基板に薄膜を張り付ける薄膜
    の張付方法であつて、前記仮付位置に基板及び薄
    膜が搬送される前に、当該基板又は及び薄膜に空
    泡防止剤をミスト状で付着させて当該基板と薄膜
    との接着面に空泡が発生しないようにしたことを
    特徴とする薄膜の張付方法。 2 前記空泡防止剤は、水であることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項に記載の薄膜の張付方
    法。 3 基板の搬送方向先端部の表面に、仮付部材を
    近接させて薄膜の供給方向先端部を仮り付けし、
    前記仮付部材を基板表面から離反した後に、仮り
    付けされた仮付位置の薄膜の先端部に、圧着ロー
    ラを当接し、圧着ローラを回転させて、前記基板
    を搬送すると共に、基板に薄膜を張り付ける薄膜
    の張付装置であつて、該装置の前記仮付位置に基
    板及び薄膜が搬送される前の位置に、前記基板又
    は及び薄膜に空泡防止剤をミスト状で付着する空
    泡防止剤付着装置を配置し、当該基板と薄膜との
    接着面に空泡が発生するのを防止するようにした
    ことを特徴とする薄膜の張付装置。 4 前記空泡防止剤は、水であることを特徴とす
    る特許請求の範囲第3項に記載の薄膜の張付方
    法。 5 前記空泡防止剤付着装置は、基板に空泡防止
    剤を付着する超音波加湿器であり、基板搬送路の
    枠に取り付けられていることを特徴とする特許請
    求の範囲第3項又は第4項に記載の薄膜の張付装
    置。
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