JPH01160084A - 薄膜の張付方法及びその実施装置 - Google Patents

薄膜の張付方法及びその実施装置

Info

Publication number
JPH01160084A
JPH01160084A JP62319550A JP31955087A JPH01160084A JP H01160084 A JPH01160084 A JP H01160084A JP 62319550 A JP62319550 A JP 62319550A JP 31955087 A JP31955087 A JP 31955087A JP H01160084 A JPH01160084 A JP H01160084A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
thin film
laminate film
tacking
roller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP62319550A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumio Hamamura
濱村 文雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Somar Corp
Original Assignee
Somar Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Somar Corp filed Critical Somar Corp
Priority to JP62319550A priority Critical patent/JPH01160084A/ja
Priority to DE88121102T priority patent/DE3879424T2/de
Priority to EP88121102A priority patent/EP0320965B1/en
Priority to AT88121102T priority patent/ATE86919T1/de
Priority to CA000586162A priority patent/CA1292409C/en
Publication of JPH01160084A publication Critical patent/JPH01160084A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B32LAYERED PRODUCTS
    • B32BLAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
    • B32B37/00Methods or apparatus for laminating, e.g. by curing or by ultrasonic bonding
    • B32B37/14Methods or apparatus for laminating, e.g. by curing or by ultrasonic bonding characterised by the properties of the layers
    • B32B37/16Methods or apparatus for laminating, e.g. by curing or by ultrasonic bonding characterised by the properties of the layers with all layers existing as coherent layers before laminating
    • B32B37/22Methods or apparatus for laminating, e.g. by curing or by ultrasonic bonding characterised by the properties of the layers with all layers existing as coherent layers before laminating involving the assembly of both discrete and continuous layers
    • B32B37/223One or more of the layers being plastic
    • B32B37/226Laminating sheets, panels or inserts between two continuous plastic layers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B32LAYERED PRODUCTS
    • B32BLAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
    • B32B37/00Methods or apparatus for laminating, e.g. by curing or by ultrasonic bonding
    • B32B37/0038Methods or apparatus for laminating, e.g. by curing or by ultrasonic bonding involving application of liquid to the layers prior to lamination, e.g. wet laminating
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B32LAYERED PRODUCTS
    • B32BLAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
    • B32B38/00Ancillary operations in connection with laminating processes
    • B32B38/18Handling of layers or the laminate
    • B32B38/1825Handling of layers or the laminate characterised by the control or constructional features of devices for tensioning, stretching or registration
    • B32B38/1833Positioning, e.g. registration or centering
    • B32B38/1841Positioning, e.g. registration or centering during laying up
    • B32B38/185Positioning, e.g. registration or centering during laying up combined with the cutting of one or more layers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C2791/00Shaping characteristics in general
    • B29C2791/004Shaping under special conditions
    • B29C2791/006Using vacuum
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C31/00Handling, e.g. feeding of the material to be shaped, storage of plastics material before moulding; Automation, i.e. automated handling lines in plastics processing plants, e.g. using manipulators or robots
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29LINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
    • B29L2031/00Other particular articles
    • B29L2031/34Electrical apparatus, e.g. sparking plugs or parts thereof
    • B29L2031/3425Printed circuits
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/0073Masks not provided for in groups H05K3/02 - H05K3/46, e.g. for photomechanical production of patterned surfaces
    • H05K3/0079Masks not provided for in groups H05K3/02 - H05K3/46, e.g. for photomechanical production of patterned surfaces characterised by the method of application or removal of the mask

Landscapes

  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Manufacturing Of Printed Circuit Boards (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Surface Treatment Of Glass Fibres Or Filaments (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (1)発明の目的 〔産業上の利用分野〕 本発明は、薄膜の張付技術に関し、特に、基板表面に薄
膜を張り付ける薄膜の張付技術に適用して有効な技術に
関するものである。
〔従来技術〕
コンピュータ等の電子機器に使用されるプリント配線板
は、銅等の所定パターンの配線が絶縁性基板の片面又は
両面に形成されたものである。
この種のプリント配線板は、次の製造工程により製造す
ることができる。
まず、絶縁性基板上に設けられた導電層(銅薄膜)上に
、感光性樹脂(フォトレジスト)層とそれを保護する透
光性樹脂フィルム(保護膜)とからなる積層体フィルム
を熱圧着ラミネートする。この熱圧着ラミネートは、薄
膜張付装置所謂ラミネータにより量産的に行われる。こ
の後、前記積層体フィルムに配線パターンフィルムを重
ね、この配線パターンフィルム及び透光性樹脂フィルム
を通して、感光性樹脂層を所定時間露光する。そして、
透光性樹脂フィルムを剥離装置で剥離した後、霧光され
た感光性樹脂層を現像してエツチングマスクパターンを
形成する。この後、前記導電層の不必要部分をエツチン
グにより除去し、さらに残存する感光性樹脂層を除去し
、所定の配線パターンを有するプリント配線板を形成す
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、従来の薄膜張付方法では、絶縁性基板上
に設けられた導電層上に、感光性樹脂(フォトレジスト
)層とそ九を保護する透光性樹脂フィルム(保護膜)と
からなる積層体フィルムを熱圧着ラミネートするが、前
記導電層の表面に微小の凹凸があり、感電体層表面と積
層体フィルムをラミネートした際に前記導電層の表面の
微小凹部に空気が残るため、導電体層表面と積層体フィ
ルムとの接着面に空泡(ボイド)が発生し、導電体層表
面と積層体フィルムとの接着性が低下するという問題が
あった。
また、このためプリント基板の配線の信頼性が低下する
という問題があった。
本発明は、前記問題点を解決するためになされたもので
ある。
本発明の目的は、薄膜の張付技術において、薄膜の張り
付けた基板の信頼性を向上することができる技術を提供
することにある。
本発明の他の目的は、プリント基板の信頼性を向上する
ことができる技術を提供することにある。
本発明の他の目的は、導電層が形成された基板の導電層
(銅層)表面と積層体フィルムとの接着面に空泡が発生
するのを防止することができる技術を提供することにあ
る。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本
明細書の記述及び添付図面によって明らかになるであろ
う。
(2)発明の構成 〔問題点を解決するための手段〕 本願において開示される発明のうち、代表的なものの概
要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
本発明は、基板の搬送方向先端部の表面に、仮付部材を
近接させて薄膜の供給方向先端部を仮り付けし、前記仮
付部材を基板表面から離反した後に、仮り付けされた仮
付位置の薄膜の先端部に、圧着ローラを当接し、圧着ロ
ーラを回転させて、前記基板を搬送すると共に、基板に
薄膜を張り付ける薄膜の張付方法であって、前記仮付位
置に基板及び薄膜が搬送される前に、当該基板又は及び
薄膜にウェットローラにより空泡防止剤を付着して当該
基板と薄膜との接着面に空泡が発生しないようにしたこ
とを主な特徴とするものである。
また、本発明は、基板の搬送方向先端部の表面に、仮付
部材を近接させて薄膜の供給方向先端部を仮り付けし、
前記仮付部材を基板表面から離反した後に、仮り付けさ
れた仮付位置の薄膜の先端部に、圧着ローラを当接し、
圧着ローラを回転させて、前記基板を搬送すると共に、
基板に薄膜を張り付ける薄膜の張付装置であって、該装
置の前記仮付位置に基板及び薄膜が搬送される前の位置
に、前記基板又は及び薄膜に空泡防止剤を付着する空泡
防止剤付着ウェットローラ装置を配置し、当該基板と薄
膜との接着面に空泡が発生するのを防止するよにしたこ
とを主な特徴とするものである。
〔作用〕
本発明は、前述の構成により、仮付位置に基板及び薄膜
が搬送される前に、当該基板又は及び薄膜にウェットロ
ーラにて空泡防止剤を付着した後、基板の搬送方向先端
部の表面に、仮付部材を近接させて薄膜の供給方向先端
部を仮り付けし、前記仮付部材を基板表面から離反した
後に、仮り付けされた仮付位置の薄膜の先端部に、圧着
ローラを当接し、圧着ローラを回転させて、前記基板を
搬送すると共に、基板に薄膜を張り付けることにより、
基板の導電体層表面と薄膜をラミネートした際に前記導
電層表面の微小凹部に溜った空泡防止剤(例えば、水)
が薄膜のレジストを溶かして接着剤の役目もするので、
導電体層表面と薄膜を密着させると共に、導電体層表面
と薄膜との接着面に空泡(ボイド)が発生するのを防止
することができる。
これにより、当該基板と薄膜との接着性を向上すると共
に、プリント基板の配線の信頼性を向上することができ
る。
〔発明の実施例〕
以下、プリント配線用基板に感光性樹脂層と透光性樹脂
フィルムとからなる積層体フィルムを熱圧着ラミネー1
〜する薄膜張付装置に適用した本発明の一実施例につい
て、図面を用いて具体的に説明する。
なお、実施例を説明するための全図において、同一機能
を有するものは同一符号を付け、その繰り返しの説明は
省略する。
本発明の一実施例である薄膜張付装置を第1図(概略構
成図)で示す。
第1図に示すように、透光性樹脂フィルム、感光性樹脂
層及び透光性樹脂フィルムの3層構造からなる積層体フ
ィルム1は、供給ローラ2に連続的に巻回されている。
供給ローラ2の積層体フィルム1は、薄膜分離ローラ3
で、透光性樹脂フィルム(保護膜)IAと、−面(接着
面)が露出された感光性樹脂層及び透光性樹脂フィルム
からなる積層体フィルムIBとに分離される。分離され
た透光性樹脂フィルムIAは、巻取ローラ4により巻き
取られるように構成されている。
前記薄膜分離ローラ3で分離された積層体フィルムIB
の供給方向の先端部は、第1図及び第2図(第1図の部
分拡大図)に示すように、テンションローラ9を通して
メインバキュームプレート10に吸着されるように構成
されている。
テンションローラ9は、供給ローラ2とメインバキュー
ムプレート10との間の積層体フィルムIBに適度なテ
ンションを与えるように構成されている。つまり、テン
ションローラ9は、供給される積層体フィルムIBにし
わ等を生じないように構成されている6 メインバキュームプレート(薄膜供給部材)10は、積
層体フィルムIBを供給ローラ2から絶縁性基板11の
導電層(例えば、銅薄膜層)上に供給するように構成さ
れている。メインバキュームプレート10は、第1図及
び第2図で示すように、絶縁性基板11に近接しかつ離
反する(矢印B方向に移動する)支持部材12に設けら
れている。支持部材12は、ガイド部材7Aを矢印B方
向に摺動可能なように。
装置本体(薄膜張付装置の筐体)7に設けられている。
支持部材12は、絶縁性基板11の搬送経路を中心に、
上下、一対に設けられている。上部の支持部材12と下
部の支持部材12とは、ラックアンドピニオン機構によ
り連動的に動作する(両者が同時に近接又は離反する)
ように構成されている。つまり、上下、一対の支持部材
12は、夫々に設けられたラック12Aと、このラック
12Aと嵌合するピニオン12Bとで連動的に動作する
。この支持部材12の動作は、下部の支持部材12に設
けられた駆動源12Cで行われる。駆動源12Cは、例
えば、エアーシリンダで構成する。また、駆動源12C
は、油圧シリンダ、電磁シリンダ、ステップモータ及び
その変位を支持部材12に伝達する伝達機構等で構成す
ることができる。
前記メインバキュームプレート10は、支持部材12の
移動とは独立的に、絶縁性基板11に近接しかつ離反す
る(矢印C方向に移動する)ように支持部材12に設け
られている。メインバキュームプレート10は、支持部
材12に設けられた駆動源12Dと、ラックアンドピニ
オン機構とで動作するように構成されている。このラッ
クアンドピニオン機構は、駆動源12Dに設けられたピ
ニオン12E、支持部材12に設けられたラック12F
、メインバキュームプレート10に設けられたラックI
OAで構成されている。駆動源12Dは、駆動源12C
と同様のもので構成する。
駆動源12C及び駆動源12Dは、例えば、それぞれエ
アーシリンダで構成され、電磁式バルブで制御される。
メインバキュームプレート10には、図示していないが
、積層体フィルムIBを吸着しそれを保持する吸着孔が
複数設けられている。この吸着孔は、排気管を通して、
真空ポンプ等の真空源に接続されている。メインバキュ
ームプレート10の吸着動作、仮付部10Eの吸着動作
の夫々は、独立に制御されるように構成されている。
積層体フィルムIBの供給方向におけるメインバキュー
ムプレート10の先端部には、積層体フィルムIBを吸
着する面が円孤形状に形成された仮付部10Eが設けら
れている。仮付部10Eは、メインバキュームプレート
10と一体に構成されている。
仮付部10Eの内部には、第1図及び第2図に示すよう
に、円孤形状部分を加熱するヒータIOFが設けられて
いる。仮付部10Eは、メインバキュームプレート10
で供給される積層体フィルムIBの先端部を、絶縁性基
板11の導電層上に仮り付け(仮熱圧着)するように構
成されている。
なお、本発明は、メインバキュームプレート10と仮付
部10Eとを、夫々、別部材で構成し、両者を支持部材
12に構成してもよい。
前記仮付部10Eに近接した位置、つまり、仮付部10
Eと絶縁性基板11との間の積層体フィルムIBの供給
経路の近傍には、サブバキュームプレート(薄膜保持部
材)13が設けられている。サブバキュームプレート1
3は、吸引孔を図示していないが、第2図に示すように
、上部吸着部13aと下部吸着部13bとを有し、コの
字形状に構成されている(このコの掌部分は積層体フィ
ルムIBの切断位置に相当する)。サブバキュームプレ
ート13の上部吸着部13aは、主に、供給方向の積層
体フィルムIBの先端部を吸着し、仮付部10Eに吸着
(保持)させるように構成されている。サブバキューム
プレート13は、積層体フィルムIBの先端部を仮付部
10Eに吸着可能なように、積層体フィルムIBの供給
経路に対して近接及び離反(矢印り方向に移動)する例
えばエアーシリンダからなる駆動源13Aを介して、支
持部材12に取り付けられている。
また、サブバキュームプレート13の下部吸着部13b
は、連続した積層体フィルムIBを切断装置14で切断
し、この切断された積層体フィルムIBの後端部を吸着
し、積層体フィルムIBの供給経路内に保持するように
構成されている。下部吸着部13bは、熱圧着ラミネー
ト開始後、回転バキュームプレート15との間において
、第2図に示すように、積層体フィルムIBにたるみを
形成する(たるみを持たせた積層体フィルムIB’ を
形成する)ように構成されている。このたるみを持たせ
た積層体フィルムIB’ は、熱圧着ローラ16の周速
度(熱圧着ラミネート速度)に対して、メインバキュー
ムプレート10の積層体フィルムIBの供給速度を速く
制御することにより形成することができる。両者の制御
は、図示していないが、シーケンス制御回路により行わ
れるようになっている。
なお、サブバキュームプレート13の駆動源13Aとし
ては、エアーシリンダの他に前記駆動源12Cと同様に
、油圧シリンダ等で構成することができる。
前記仮付部10Eと絶縁性基板11との間(実際には、
仮付部10Eと回転バキュームプレート15との間)の
積層体フィルムIBの供給経路の近傍の装置本体7には
、切断装置14が設けられている(固定されている)。
詳述すれば、切断装置14は、積層体フィルムIBの後
端部を切断位置まで供給した時のサブバキュームプレー
ト13に対向した位置に構成されている。切断装置14
は、絶縁性基板11を搬送する前段搬送装置17側に構
成されている(又はこの前段搬送装置17に構成しても
よい)。
切断装置14は、メインバキュームプレー1−10で連
続的に供給される積層体フィルムIBを絶縁性基板11
の寸法に対応して所定の長さに切断するように構成され
ている。
前記第1図及び第2図に示すメインバキュームプレー1
〜10の仮付部10Eで絶縁性基板11の導電層上に先
端部が仮り付け(仮熱圧着)される積層体フィルムIB
は、熱圧着ローラ16でその全体が熱圧着ラミネートさ
れるように構成されている。熱圧着ローラ16は、積層
体フィルムIBの先端部を仮付部10Eで仮り付けする
仮付動作時は、第1図に点線で示す待避位置に配置され
ている。待避位置に配置された熱圧着ローラ1G(1)
は、仮付動作時に、仮付位置に近接動作した仮付部10
Eと接触しないように構成されている。仮付動作後の熱
圧着ローラ16は、符号16(1)を付けた点線で示す
待避位置から、符号16(2)を付けた実線で示す仮付
位置まで移動するように構成されている。仮付位置に移
動した熱圧着ローラ16(2)は、積層体フィルムIB
を介在して絶縁性基板11を挟持するように構成されて
いる。
前記切断装置14で切断された積層体フィルムIBの後
端部は、三角形状の回転バキュームプレート15でしわ
等を生じないようにガイドされ、熱圧着ローラ16で熱
圧着ラミネートされるように構成されている。回転バキ
ュームプレート15は、熱圧着ローラ16と同一軸に支
持されかつそれを中心に回転するように構成されており
、図示していないが、積層体フィルムIBと対向する吸
着面には、複数の吸引孔15Aが設けられている。前記
吸着孔15Aが配設された吸着面の構造は、メインバキ
ュームプレー1へ10の吸着面と同様の構造になってい
る。図示しないが、回転バキュームプレート15の上面
にも吸引孔を設けてもよく、このように構成することに
より、第2図に示すように、たるみを持たせた積層体フ
ィルムIB’ をより形成し易くすることができる。
前記絶縁性基板11は、第1図及び第2図に示すように
、搬送ローラ(下段)17Aと搬送ローラ(上段)17
Bとで構成される前段搬送装置17により、薄膜張付装
置の積層体フィルムIBの仮付位置まで搬送される。
前段搬送装置17には、仮付位置に基板11が搬送され
る前に、当該基体11に水(空泡防止剤)を付着させる
ための空泡防止剤付着ウェットローラ装置30が設けら
れている。空泡防止剤付着ウェットローラ装置30は、
第3図に示すように、熱圧着ローラ16(2)の前段に
ウェットローラ31が前段搬送装置17の枠体に回転自
在に取り付けられている。
ウェットローラ31は、例えば、回転体31Aの表面に
布、スポンジ等の水を含みやすいシート31Bが巻き付
けられたものである。そして、ウェットローラ31には
、水槽32、水供給パイプ33、水供給ポンプ34、水
供給パイプ35及び水供給部材36を介して水が適量供
給されるようになっている。
また、ウェットローラ31は、搬送される基板11によ
り回転して基板11の表面に水を塗布する。その際に余
った水は、水受皿37に受は取られ、排水パイプ38に
よって水槽32に送られるようになっている。また、熱
圧着ローラ16(2)によって基板11と積層体フィル
ムIB’ が接着される際に除去される水は、トイ39
によって受は取られ、水槽32に送られる。さらに、積
層体フィルムIB’ が接着された基板11に付着して
いる水は、水受皿40で受は取られ、排水パイプ41に
よって水槽32に送られるようになっている。
このように、仮付位置に基板11及び積層体フィルムI
B’ が搬送される前に、空泡防止剤付着ウェットロー
ラ装置30のウェットローラ31により、当該基板11
又は及び積層体フィルムIB’ に水等の空泡防止剤を
付着させ、基板11の搬送方向先端部の表面に、仮付部
10Eに当接させて積層体フィルムIB’の供給方向先
端部を仮り付けし、前記仮付部10Eを基板11の表面
から離反した後に、仮り付けされた仮付位置の積層体フ
ィルムIB’の先端部に、熱圧着ローラ16(2)を当
接し、熱圧着ローラ16(2)を回転させて、前記基板
11を搬送すると共に、基板11に積層体フィルムIB
’ を張り付けることにより、基板11の導電体層表面
と積層体フィルムIB’ をラミネートした際に前記導
電層の表面に微小の凹部に溜った水が積層体フィルムI
B’のフォトレジスト(感光性樹脂)を溶かして接着剤
の役目をするので、導電体層表面と積層体フィルムIB
’ を密着させると共に、導電体層表面と積層体フィル
ムIB’ との接着面に空泡(ボイド)が発生するのを
防止することができる。
これにより、当該基板11と積層体フィルムIB’との
接着性を向上すると共に、プリント基板の配線の信頼性
を向上することができる。
また、積層体フィルムIBのフォトレジスト(感光性樹
脂)としては水溶性のものが好適である。
また、空泡防止剤付着剤としては、水に表面張力調整剤
、銅表面接着剤等を添加して行う場合もある。
前段搬送装置17には仮付位置よりも前の基板搬送経路
の近傍(基板先端部検出位置)に、絶縁性基板11の搬
送方向先端部の位置を検出する検出センサS1が配置さ
れている。この検出センサS1は、絶縁性基板11の搬
送方向先端部を検出すると、マイククロコンピユータ(
CPU)のプリセットカウンタの動作を開始させる検出
信号を出力するように構成されている。プリセットカウ
ンタは、予じめ人為的に設定された所要寸法を計数する
と、絶縁性基板11の搬送方向先端部を仮付位置に停止
させる制御信号を出力するように構成されている。
検出センサS1は、例えば光電スイッチで構成する。
また、前段搬送装置17には、前記検出センサS1より
も前の基板搬送経路の近傍(基板先端部検出位置)に、
絶縁性基板11の搬送方向後端部の位置を検出する検出
センサS2が配置されている。
この検出センサS2は、検出センサS1と同様に、絶縁
性基板11の搬送方向後端部を検出すると、CPUのプ
リセットカウンタの動作を開始させる検出信号を出力す
るように構成されている。プリセットカウンタは、予じ
め人為的に設定された所要時間を紅過すると、供給方向
後端部の積層体フィルムIBにたるみ部lB’ を形成
し、積層体フィルムIBの切断位置を切断装置14で切
断し、この切断された積層体フィルムIBの供給方向後
端部を絶縁性基板11に熱圧着ラミネートする制御信号
を出力するように構成されている。さらに、プリセット
カウンタは一積層体フィルムIBの供給方向後端部を絶
縁性基板11に熱圧着ラミネートすると共に、熱圧着ロ
ーラ16を仮付位置から待避位置の近傍まで移動させる
制御信号を出力するように構成されている。検出センサ
S2は、検出センサS1と同様に、例えば光電スイッチ
で構成する。
また、搬送ローラ(下段)18Aと搬送ローラ(上段)
18Bとで構成される後段搬送装置18は、薄膜張付装
置の熱圧着ローラ16で積層体フィルムIBが熱圧着ラ
ミネートされた絶縁性基板11を配線パターンを形成す
る露光装置まで搬送するように構成されている。
前記メインバキュームプレート10の仮付部10Eの移
動経路(薄膜供給経路)近傍の装置本体7(又は前段搬
送装置17、或は支持部材12)には、第1図及び第2
図13示すように、薄膜矯正装置19が設けられている
。薄膜矯正装置19は、仮付部10Eに密着させる方向
(矢印G方向)に積層体フィルムIBの供給方向の先端
部を矯正するように構成されている。薄膜矯正装置19
は、積層体フィルムIBの幅方向に延在して設けられた
流体搬送管19Aと、この流体搬送管19Aに複数設け
られた流体吹付孔19Bとで構成されている。
流体搬送管19Aは、内部が中空に構成されており、常
圧よりも高圧力の流体を流すように構成されている。流
体搬送管19Aの断面形状は、本実施例では略円形状に
構成されているが、これに限定されず、方形状又は楕円
形状に構成してもよい。
流体吹付孔19Bは、積層体フィルムIBを矯正する方
向に流体を吹き付けるように設けられている。
薄膜矯正装置19で使用する流体としては、空気を使用
する。また、流体としては、不活性ガス等の気体、水、
油等の液体を用いてもよい。
さらに、サブバキュームプレート13の下部吸着部13
bと回転バキュームプレート15との間に供給される積
層体フィルムIB’ に近接した装置本体7(又は前段
搬送装置17、或は支持部材12)には、第1図及び第
2図に示すように、薄膜突出装置20が設けられている
。つまり、薄膜突出装置20は、熱圧着ローラ16に密
着させる方向(矢印H方向)に前記たるみ・を持たせた
積層体フィルムIB’ を形成するように構成されてい
る。薄膜突出装置20は、積層体フィルムIBの供給幅
方向に延在して設けられた流体搬送管2OAと、この流
体搬送管2OAに複数設けられた流体吹付孔20Bとで
構成されている。
流体搬送管2OAは、内部が中空に構成されており、常
圧よりも高圧力の流体を流すように構成されている。流
体搬送管2OAの断面形状は、本実施例では略円形状に
構成されているが、流体搬送管19Aと同様に、これに
限定されず、方形状又は楕円形状に構成してもよい。
流体吹付孔2OBは、積層体フィルムIB’の前記たる
みを前述のように突出させる方向に流体を吹き付けるよ
うに設けられている。
薄膜突出袋M20で使用する流体としては、薄膜矯正装
置19と同様に、空気を使用する。また、流体としては
、不活性ガス等の気体、水、油等の液体を用いてもよい
なお、本発明は、薄膜矯正装置19又は薄膜突出装置2
0を、積層体フィルムIBの幅方向に複数設けられた、
積層体フィルムIBを前述の如く適正な方向に矯正又は
突出させるように流体を吹き付ける流体吹付ノズルで構
成してもよい。
また、本発明は、薄膜矯正装置19又は薄膜突出装置2
0を、積層体フィルムIBの幅方向に延在して設けられ
た吸引管と、この吸引管に複数設けられた、積層体フィ
ルムIBを前述の如く適正な方向に矯正又は突出させる
方向に吸引する吸引孔とで構成してもよい。
また、本発明は、薄膜矯正装置19又は薄膜突出装置2
0を、積層体フィルムIBを前述の如く適正な方向に矯
正又は突出させる突状部材で構成してもよい。
また、本発明は、薄膜矯正装置19を薄膜突出袋置20
で、若しくは薄膜突出装置20を薄膜矯正装置19で兼
用することも可能である。
前記仮付位置に配置される熱圧着ローラ16(2)と後
段搬送装置18の搬送ローラ18Aとの間の装置本体7
(又は後段搬送装置18)には、第1図及び第2図に示
すように、基板ガイド部材21が設けられている。基板
ガイド部材21は、積層体フィルムIBが熱圧着ラミネ
ートされた絶縁性基板11を、熱圧着ラミネート位置(
仮付位置)から搬送ローラ18A及び18Bの位置まで
ガイドするように構成されている。基板ガイド部材21
は、例えば、絶縁性基板11の搬送方向に延在する棒状
部をその搬送幅方向に複数配置したクシ型形状で構成す
る。クシ型形状に構成された基板ガイド部材21は、絶
縁性基板11の搬送に際して、絶縁性基板11との接触
面積を小さくし摩擦抵抗を小さくできるので、スムーズ
に絶縁性基板11をガイドすることができる。
なお、本発明は、基板ガイド部材21を網状溝造成は板
状構造で構成してもよい。
次に、本実施例の薄膜張付装置による積層体フイルムI
Bの熱圧着ラミネート方法について、第1図及び第2図
を用いて簡単に説明する。
まず、最初に、第1図及び第2図に示すように、手作業
により、薄膜分離口−ラ3で分離された積層体フィルム
IBの供給方向の先端部を、サブバキュームプレート1
3と切断装置14との間に配置する。
次に、サブバキュームプレート13で積層体フィルムI
Bの先端部を吸着する。積層体フィルムIBの吸着後、
駆動源13Aで積層体フィルムIBの供給経路から離反
する位置にサブバキュームプレート13を移動させ、仮
付部10Eに積層体フィルムIBの先端部を吸着させる
。この時、メインバキュームプレート10及び仮付部1
0Eの吸着動作が行われると共に、薄膜矯正装置19で
積層体フィルムIBを矯正できるので、仮付部10Eに
積層体フィルムIBの先端部を確実に吸着させることが
できる。なお、連続動作が行われている時は、切断装置
14で切断された積層体フィルムIBの先端部が仮付部
10Hに吸着される。
次に、前段搬送装置17の搬送ローラ17A及び17B
で絶縁性基板11が搬送される。
そして、基板11が仮付位置に搬送される前に、ウェッ
トローラ31により、基板11の表面に水を塗布する。
次に、絶縁性基板11の搬送方向の先端部が、基板先端
部検出位置を通過した時に、検出センサS1が作動し、
その位置が検出される。この検出センサS1の検出信号
は、CPUに入力され、プリセットカウンタを作動させ
る。このプリセットカウンタは、絶縁性基板11の搬送
方向先端部を仮付位置に停止させる、予じめ設定された
所定時間をカウントする。
さらに、検出センサS1の検出信号は、CPUの他のプ
リセラ1−カウンタを作動させる。この他のプリセット
カウンタは、絶縁性基板11の搬送方向先端部が基板先
端部検出位置から仮付位置まで搬送される最中に、仮付
部10Eを搬送経路に近接移動させるその開始時間をカ
ウントするように構成されている。
この状態においては、仮付部10E(メインバキューム
プレート10)は仮付動作の開始位置に位置し、熱圧着
ローラ16は待避位置に配置されるようになっている。
仮付動作の開始位置は、上下、夫々の支持部材12が基
板搬送経路に最も近接し停止している状態において、メ
インバキュームプレート10を移動させる駆動源12D
が作動している位置である。
次に、基板先端部検出位置から仮付位置まで絶縁性基板
11の搬送方向先端部を搬送中に、仮付部10Eの近接
動作が開始する。この仮付部10Eの近接動作は、前記
他のプリセットカウンタの出力信号に基づき、CPUで
駆動源12Dを制御することにより開始される。
次に、前記プリセットカウンタの出力信号に基づき、絶
縁性基板11の搬送方向先端部が仮付位置に達すると、
絶縁性基板11の搬送が停止される。
この絶縁性基板11の停止と実質的に同時、或はそれよ
りも若干遅れて、絶縁性基板11の導電層上の搬送方向
先端部に、近接移動する仮付部10Eが当接し、仮付部
10Eに吸着された積層体フィルムIBの先端部を仮り
付け(仮熱圧着)する。
このように、積層体フィルムIBの張付方法において、
前記仮付位置に搬送される前の基板先端部検出位置で絶
縁性基板11の搬送方向先端部を検出し、この検出信号
によって、絶縁性基板11の搬送方向先端部を基板先端
部検出位置から仮付位置まで搬送した後に停止させると
共に、絶縁性基板11の搬送方向先端部を検出位置から
仮付位置まで搬送中に、前記仮付部10Eを基板搬送経
路に近接させ、前記絶縁性基板11の搬送方向先端部を
仮付位置に停止させた後に、前記仮付部10Eで絶縁性
基板11の導電層上に積層体フィルムIBの供給方向先
端部を仮り付したことにより、絶縁性基板11の搬送方
向先端部を基板先端部検出位置から仮付位置まで搬送す
る時間内に、仮付部10Eを搬送経路に近接動作させる
時間の一部を組込ませ、仮付部10Eの近接移動する実
質的な時間(仮付位置において、絶縁性基板11の搬送
方向先端部の停止から仮付動作が終了するまでの時間)
を短縮したので、積層体フィルムIBの張付時間を短縮
することができる。
この結果、単位時間当りの積層体フィルムIBの張付回
数を増加することができるので、薄膜の張り付けの生産
能力を向上することができる。
前記仮付部10Eが絶縁性基板11の導電層上の搬送方
向先端部に当接すると、駆動源12Dが作動する。この
動作はCPUに入力され、CPUで仮付動作を所定時間
保持した後に、メインバキュームプレート10及び仮付
部10Eの吸着動作を停止し、駆動源12C及び12D
でメインバキュームプレート10及び仮付部10Eを搬
送経路から離反させる。この離反は、第1図及び第2図
に示す位置に比べてさらに離反する位置に、駆動源12
C及び12Dでメインバキュームプレート10、仮付部
10E及びサブバキュームプレー1−13を移動させる
。この移動量は、積層体フィルムlB’ に持たせるた
るみ量しこ比例する。
次に、点線で示す待避位置から実線で示す仮付位置に熱
圧着ローラ16を移動させ、熱圧着ローラ16を供給方
向先端部が仮り付けされた積層体フィルムIBに当接さ
せる。
次に、熱圧着ローラ16で絶縁性基板11を挟持した状
態でそれを回転させることにより、絶縁性基板11の導
電層上に積層体フィルムIBを熱圧着ラミネートする。
この時、メインバキュームプレート10、仮付部10E
、サブバキュームプレート13の夫々の吸着動作は停止
しているので、熱圧着ローラ16には、その回転力と、
絶縁性基板11との挟持力とで、積層体フィルムIBが
供給ローラ2から自動的に供給されるようになっている
次に、積層体フィルムIBが、一定量、熱圧着ラミネー
トされ、第1図に示す基板後端部検出位置において、検
出センサS2で絶縁性基板11の搬送方向後端部が検出
される。基板後端部検出センサS2の検出信号は、CP
Uに入力され、メインバキュームプレー1〜10、サブ
バキュームプレート13、回転バキュームプレート15
の夫々の吸着動作が実質的に同時に開始される。そして
、基板搬送経路から最つども離反した位置から駆動源1
2Cで支持部材12を移動させ、メインバキュームプレ
ート10で積層体フィルムIBを絶縁性基板11側に過
剰供給すると共に、前記第2図に示すように、サブバキ
ュームプレート13の下部吸着部13bで積層体フィル
ムIBの供給方向後端部(切断位置)を切断装置14の
切断位置に一致させる。積層体フィルムIBの供給速度
(支持部材12の移動速度)は、熱圧着ローラ16(2
)による熱圧着ラミネート速度(熱圧着ローラ16の周
速度)よりも速く設定されている。
この状態において、前記積層体フィルムIBは、サブバ
キュームプレート10と回転バキュームプレート15と
の間にたるみを持たせた積層体フィルムIB’ を形成
することができる。このたるみを持たせた積層体フィル
ムIB’の供給方向の両端部は、薄膜矯正装置20の矯
正により、サブバキュームプレート13の下部吸着部1
3b、回転バキュームプレート15の夫々に確実に吸着
させることができる。
次に、切断装置14の切断位置に一致された積層体フィ
ルムIBの供給方向後端部は、切断装置ff114によ
り、絶縁性基板11の寸法に対応した所定寸法に切断さ
れる。そして、積層体フィルムIBの供給方向後端部を
熱圧着ラミネートしながら、基板搬送方向と同一の方向
に、熱圧着ローラ16を移動させる。
次に、実質的に、積層体フィルムIBの供給方向後端部
を絶縁性基板11の導電層上に回転バキュームプレート
15で熱圧着ラミネートさせる状態まで、熱圧着ローラ
16を絶縁性基板11の搬送と共に移動させる。この熱
圧着ローラ16は、待避位置の近傍まで移動することが
できる。前記回転バキュームプレート15は、熱圧着ロ
ーラ16の回転速度より若干遅い速度で回転し、絶縁性
基板11の導電層上に積層体フィルムIBの後端部を熱
圧着ラミネートする。つまり、回転バキュームプレート
15は、熱圧着ローラ16の回転速度より若干遅い速度
で回転すると、熱圧着ローラ16との間の積層体フィル
ムIBに適度なテンションを与えることができるので、
積層体フィルムIBにしわ等を生じることがなく熱圧着
ラミネートを行うことができる。
次に、熱圧着ラミネートが終了すると、熱圧着ローラ1
6は、基板搬送経路から離反する方向に待避位置の近傍
から待避位置まで移動する。
また、本発明は、前記実施例の絶縁性基板11を予熱し
た後、この絶縁性基板11に積層体フィルムIBを非加
熱圧着ローラで熱圧着ラミネートする薄膜張付装置に適
用することができる。
また、本発明は、建築材として使用される化粧板に保護
膜を張り付ける薄膜張付装置に適用することができる。
(3)発明の詳細 な説明したように、本発明によれば、基板と薄膜との接
着面に空泡が発生するのを防止することができるので、
基板と薄膜との接着性を向上することができる。これに
より、プリント基板の配線の信頼性を向上することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例である薄膜張付装置の概略
構成図、 第2図は、前記第1図の部分拡大構成図、第3図は、前
記第1図に示す空泡発生防止装置の概略構成を説明する
ためのブロック図である。 図中、IB・・・積層体フィルム(薄膜)、7・・・装
置本体、10・・・メインバキュームプレート(薄膜供
給部材)、10E・・・仮付部、11・・・絶縁性基板
、13・・・サブバキュームプレート(薄膜保持部材)
、14・・切断装置、15・・・回転バキュームプレー
ト、16・・・熱圧着ローラ、30・・・空泡防止ウェ
ットローラ装置、31・・・ウェットローラ、32・・
・水槽、33.35・・・水供給パイプ、34・・・水
供給ポンプ、36・・・水供給部材、37.40・・・
水受皿、38.41・・・排水パイプ、39・・・トイ
である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基板の搬送方向先端部の表面に、仮付部材を近接
    させて薄膜の供給方向先端部を仮り付けし、前記仮付部
    材を基板表面から離反した後に、仮り付けされた仮付位
    置の薄膜の先端部に、圧着ローラを当接し、圧着ローラ
    を回転させて、前記基板を搬送すると共に、基板に薄膜
    を張り付ける薄膜の張付方法であって、前記仮付位置に
    基板及び薄膜が搬送される前に、当該基板又は及び薄膜
    にウエットローラにより空泡防止剤を付着して当該基板
    と薄膜との接着面に空泡が発生しないようにしたことを
    特徴とする薄膜の張付方法。
  2. (2)前記空泡防止剤は、水であることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項に記載の薄膜の張付方法。
  3. (3)基板の搬送方向先端部の表面に、仮付部材を近接
    させて薄膜の供給方向先端部を仮り付けし、前記仮付部
    材を基板表面から離反した後に、仮り付けされた仮付位
    置の薄膜の先端部に、圧着ローラを当接し、圧着ローラ
    を回転させて、前記基板を搬送すると共に、基板に薄膜
    を張り付ける薄膜の張付装置であって、該装置の前記仮
    付位置に基板及び薄膜が搬送される前の位置に、前記基
    板又は及び薄膜に空泡防止剤を付着する空泡防止剤付着
    ウエットローラ装置を配置し、当該基板と薄膜との接着
    面に空泡が発生するのを防止するよにしたことを特徴と
    する薄膜の張付装置。
  4. (4)前記空泡防止剤は、水であることを特徴とする特
    許請求の範囲第3項に記載の薄膜の張付装置。
  5. (5)前記空泡防止剤付着ウエットローラ装置は、基板
    搬送路の枠に取り付けられていることを特徴とする特許
    請求の範囲第3項又は第4項に記載の薄膜の張付装置。
JP62319550A 1987-12-17 1987-12-17 薄膜の張付方法及びその実施装置 Pending JPH01160084A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62319550A JPH01160084A (ja) 1987-12-17 1987-12-17 薄膜の張付方法及びその実施装置
DE88121102T DE3879424T2 (de) 1987-12-17 1988-12-16 Verfahren und Vorrichtung zum Beschichten von Dünnfilmen.
EP88121102A EP0320965B1 (en) 1987-12-17 1988-12-16 Thin-film coating method and apparatus therefor
AT88121102T ATE86919T1 (de) 1987-12-17 1988-12-16 Verfahren und vorrichtung zum beschichten von duennfilmen.
CA000586162A CA1292409C (en) 1987-12-17 1988-12-16 Thin-film coating method and apparatus therefor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62319550A JPH01160084A (ja) 1987-12-17 1987-12-17 薄膜の張付方法及びその実施装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01160084A true JPH01160084A (ja) 1989-06-22

Family

ID=18111509

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62319550A Pending JPH01160084A (ja) 1987-12-17 1987-12-17 薄膜の張付方法及びその実施装置

Country Status (5)

Country Link
EP (1) EP0320965B1 (ja)
JP (1) JPH01160084A (ja)
AT (1) ATE86919T1 (ja)
CA (1) CA1292409C (ja)
DE (1) DE3879424T2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0412849A (ja) * 1990-04-28 1992-01-17 Somar Corp ラミネータ
JPH07216565A (ja) * 1994-02-02 1995-08-15 Internatl Business Mach Corp <Ibm> ドライ・フィルムをパネルにつける装置および方法
KR100537471B1 (ko) * 2001-10-29 2005-12-16 가부시키가이샤 히다치 인더스트리즈 필름부착방법 및 그 장치
JP2013021210A (ja) * 2011-07-13 2013-01-31 Disco Abrasive Syst Ltd ウエーハの加工方法

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4961803A (en) * 1988-04-04 1990-10-09 Somar Corporation Thin film laminating method and apparatus
US5102491A (en) * 1988-12-09 1992-04-07 Morton International, Inc. Wet lamination process and apparatus
JPH0735101B2 (ja) * 1989-06-04 1995-04-19 ソマール株式会社 薄膜張付装置
FR2674532B1 (fr) * 1991-03-28 1993-06-11 Guichard Laurent Procede de contre-collage d'un revetement souple sous forme de bande continue sur une plaque-support et machine le mettant en óoeuvre.
US5643391A (en) * 1995-01-13 1997-07-01 Hunt Holdings, Inc. Method and apparatus for an improved roller system for calendar machines

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5214876A (en) * 1975-07-24 1977-02-04 Ibm Laminater
JPS5940777A (ja) * 1982-08-30 1984-03-06 Toshiba Corp カラ−受像管の色純度調整装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4378264A (en) * 1980-05-27 1983-03-29 E. I. Du Pont De Nemours And Company Integrated laminating process
US4377434A (en) * 1981-02-17 1983-03-22 E. I. Du Pont De Nemours And Company Roller drive for an apparatus for automatically laminating circuit boards
US4495014A (en) * 1983-02-18 1985-01-22 E. I. Du Pont De Nemours And Company Laminating and trimming process
JPS6071229A (ja) * 1983-09-29 1985-04-23 Somar Corp オ−トラミネ−タ

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5214876A (en) * 1975-07-24 1977-02-04 Ibm Laminater
JPS5940777A (ja) * 1982-08-30 1984-03-06 Toshiba Corp カラ−受像管の色純度調整装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0412849A (ja) * 1990-04-28 1992-01-17 Somar Corp ラミネータ
JPH07216565A (ja) * 1994-02-02 1995-08-15 Internatl Business Mach Corp <Ibm> ドライ・フィルムをパネルにつける装置および方法
KR100537471B1 (ko) * 2001-10-29 2005-12-16 가부시키가이샤 히다치 인더스트리즈 필름부착방법 및 그 장치
JP2013021210A (ja) * 2011-07-13 2013-01-31 Disco Abrasive Syst Ltd ウエーハの加工方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP0320965B1 (en) 1993-03-17
DE3879424T2 (de) 1993-10-28
DE3879424D1 (de) 1993-04-22
EP0320965A3 (en) 1990-06-13
CA1292409C (en) 1991-11-26
EP0320965A2 (en) 1989-06-21
ATE86919T1 (de) 1993-04-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH02191958A (ja) 薄膜の張付方法及びその実施装置
JPH0798362B2 (ja) 薄膜の張付方法
JPH037344A (ja) 薄膜の張付方法及びその装置
JPH01160084A (ja) 薄膜の張付方法及びその実施装置
JPH01160085A (ja) 薄膜の張付方法及びその実施装置
JPH0659965B2 (ja) 薄膜の張付装置
JP2873182B2 (ja) フィルム張付装置における原反フィルムの連続的供給方法及び装置
US4909891A (en) Laminator
EP0220661B1 (en) Apparatus for conveying a base as of a printed circuit board
JPH01253989A (ja) 薄膜張付装置
JPH0284318A (ja) 薄膜の張付方法及びその装置
JPH05162205A (ja) フィルム張付装置
JPH05162212A (ja) フィルム張付方法及び装置
JP3417205B2 (ja) フィルム張付方法及び装置
JPH085132B2 (ja) フィルム張付装置
JPH068031B2 (ja) 薄膜の張付装置
JPS63117488A (ja) 薄膜の張付装置
JP3395153B2 (ja) シート張付装置
JP2970745B2 (ja) フィルム張付方法及び装置、フィルム付基板
JPS63117487A (ja) 薄膜張付装置
JPH0528658B2 (ja)
JPS62264164A (ja) 薄膜張付装置用搬送装置
JPS63117489A (ja) 薄膜張付装置用薄膜仮付部材
JPH0422425B2 (ja)
JPH0751347B2 (ja) 薄膜張付装置