JPH0576508B2 - - Google Patents

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JPH0576508B2
JPH0576508B2 JP59044287A JP4428784A JPH0576508B2 JP H0576508 B2 JPH0576508 B2 JP H0576508B2 JP 59044287 A JP59044287 A JP 59044287A JP 4428784 A JP4428784 A JP 4428784A JP H0576508 B2 JPH0576508 B2 JP H0576508B2
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acid
meth
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acrylic
water
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JP59044287A
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Tetsuo Aihara
Yosei Nakayama
Koichi Umeyama
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Kansai Paint Co Ltd
Original Assignee
Kansai Paint Co Ltd
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Description

【発明の詳现な説明】
本発明は新芏な分散剀を甚いた易分散性及び分
散安定性にすぐれた氎性顔料分散液に関する。 埓来、顔料を含む゚マルゞペン塗料及び氎溶性
暹脂塗料等の氎性塗料においお、補造時の顔料の
難分散性や貯蔵䞭の凝集・沈降に基づく塗面の着
色効果の䜎䞋、フラツデむング浮き、フロヌ
テむング浮きただら、光沢の䜎䞋など奜たし
からざる珟象が起こるこずはよく知られおいる。
このため、䞀般には顔料を予じめ分散剀で分散し
た氎性顔料分散液を調補しおおき、このものを被
着色氎性塗料に混合・分散しお氎性塗料の着色が
行なわれおいる。 埓来の該氎性顔料分散液には界面掻性剀の劂き
䜎分子量化合物が分散剀ずしお䜿甚されおいる
が、該分散剀による匊害、すなわち塗膜性胜たた
は塗膜状態が䜎䞋する二次的な悪圱響が避けられ
ず、最近では分散剀ずしおオリゎマヌたたは䞭皋
床の分子量を有する重合䜓を甚いお塗膜性胜等の
䜎䞋を抑えおいるのが実情である。 しかしながら、分散剀ずしおオリゎマヌや重合
䜓を甚いる堎合、その䜿甚量が䜎分子界面掻性剀
に比范しお倚量ずなり、たた、埗られる氎性顔料
分散液の䜿甚が氎性塗料に甚いられる結合剀の皮
類によ぀お制限を受ける等の欠点がある。このこ
ずは塗料の補造面での合理化に逆行し、そのため
各皮の氎性塗料に共通な氎性顔料分散液の開発が
匷く芁望されおいる。 そこで、本発明者らは少量で顔料の易分散がで
き、各皮の氎性暹脂ず盞溶性を有し、しかもそれ
自䜓高分子で氎性塗料の塗膜性胜の䜎䞋をきたす
こずのない理想的な分散剀の開発を、特に困難な
氎系においお行なうこずを目的に鋭意研究した結
果、本発明を完成するに至぀たのである。 かくしお、本発明に埓えば、顔料、分散剀及び
氎性媒䜓からなる氎性顔料分散液においお、該分
散剀が、 (A) 合成飜和脂肪酞又は眮換もしくは未眮換の安
息銙酞で倉性されたメタアクリル系単量䜓
〜98重量郹 (B) αβ−゚チレン性䞍飜和含窒玠単量䜓
〜97重量郹 (C) カルボキシル基含有メタアクリル酞゚ス
テル 0.5〜40重量郹 及び (D) 䞊蚘(A)、(B)、(C)以倖のαβ−゚チレン性䞍
飜和単量䜓 〜91重量郹 を共重合するこずにより埗られる重合䜓の氎溶性
化物であるこずを特城ずする氎性顔料分散液が提
䟛される。 本発明の氎性顔料分散液の分散剀ずしお䜿甚さ
れる重合䜓は、偎鎖の芪油性基が、芪氎性のα
β−゚チレン性䞍飜和含窒玠単量䜓及びカルボキ
シル基含有アクリル酞゚ステルを含む䞻鎖ず分離
した圢態で結合した構造を有しおいるために顔料
分散胜力が非垞に高い。さらに、該重合䜓はα
β−゚チレン性䞍飜和含窒玠単量䜓に由来する塩
基性ずカルボン酞による酞性の䞡成分を含むの
で、酞性顔料及び塩基性顔料等広範囲の顔料を分
散するこずが可胜であるずいう利点を有しおい
る。たた、該分散剀は顔料分散胜が非垞に優れお
いるこずに加え酞䟡が比范的䜎いこずすなわちカ
ルボキシル基の絶察量が少ないこずにより、耐食
性、付着性等の性胜においお著しく優れ良奜な着
色塗膜を埗るこずができる。 以䞋、本発明の氎性顔料分散液に甚いられる分
散剀に぀いおさらに詳现に説明する。 合成飜和脂肪酞又は眮換もしくは未眮換の安息銙
酞で倉性されたメタアクリル系単量䜓(A) 本発明においお䜿甚される合成飜和脂肪酞又は
眮換もしくは未眮換の安息銙酞で倉性されたメ
タアクリル系単量䜓以䞋「酞倉性メタア
クリル系単量䜓」ずいう(A)においお、倉性剀ず
しお䜿甚される合成飜和脂肪酞は、倩然の油脂も
しくは脂肪酞又は石油原料から、オゟン酞化法、
パラフむン液盞空気酞化法、オキ゜法、Koch法
などの方法によ぀お人工的に誘導される炭玠原子
数が〜24個、奜たしくは〜18個の盎鎖状もし
くは分岐鎖状の飜和脂肪族カルボン酞であり、代
衚的な合成飜和脂肪酞ずしおは、ネオペンタン
酞、−゚チル酪酞、ヘプタン酞、−゚チルヘ
キサン酞、む゜オクタン酞、ノナン酞、む゜ノナ
ン酞、デカン酞、む゜デカン酞、ネオデカン酞、
む゜トリデカン酞、む゜パルミチン酞、む゜ステ
アリン酞などが挙げられる。 たた、眮換もしは未眮換の安息銙酞ずしおは、
ベンれン環䞊に、掻性氎玠原子を含たない眮換
基、䟋えば、メチル、゚チル、プロピル、む゜プ
ロピル、ブチル、sec−ブチル、む゜ブチル、
tert−ブチルのよう䜎玚アルキル基メトキシ、
゚トキシ、プロポキシ、ブトキシ、tert−ブトキ
シのような䜎玚アルコキシ基ゞメチルアミノ、
ゞ゚チルアミノのようなゞ䜎玚アルキルアミ
ノ基ニトロ基等から遞ばれる〜個、特に
個の基を有しおいおもよい安息銙酞が包含され、
具䜓的には、安息銙酞、−メチル安息銙酞、
−tert−ブチル安息銙酞、−メトキシ安息銙
酞、ゞメチルアミノ安息銙酞等が挙げられる。 これら合成飜和脂肪酞又は眮換もしくは未眮換
の安息銙酞は、存圚するカルボキシル基の反応性
を利甚しお以䞋に述べる劂くしお、メタアク
リル系単量䜓に導入される。この導入に際しお、
䞊蚘の酞はそれぞれ単独で䜿甚しおもよく、或い
は皮もしくはそれ以䞊組合せお甚いおもよい
が、これらの酞は、䞀般には、埗られる重合䜓の
重量を基準にしお〜65重量、奜たしくは10〜
60重量の範囲内に入る量で䜿甚するのが有利で
ある。 かかる酞が導入されるメタアクリル系単量
䜓ずしおは、゚ステル残基郚分に該酞のカルボキ
シル基ず反応しうる官胜基、䟋えば゚ポキシ基、
氎酞基等を含有するアクリル酞又はメタクリル酞
の゚ステルを䟋瀺するこずができる。 しかしお、酞倉性メタアクリル系単量䜓(A)
を埗るために前蚘した合成飜和脂肪酞又は眮換も
しくは未眮換の安息銙酞が導入されるメタア
クリル系単量䜓の぀のタむプに「゚ポキシ基を
有するアクリル酞゚ステルたたはメタクリル酞゚
ステル」以䞋、“゚ポキシ含有メタアクリル
酞゚ステル”ず略称するこずがあるがあり、こ
のタむプの゚ステルずしおは、アクリル酞又はメ
タクリル酞の゚ステル残基郚分にグリシゞル基を
含むもの、殊に、グリシゞルアクリレヌ及びグリ
シゞルメタクリレヌトが奜適である。かかる゚ポ
キシ含有アクリル系゚ステルを甚いおの酞倉性ア
クリル系単量䜓(A)の調補は、垞法に埓い、適圓な
䞍掻性溶媒の存圚又は䞍圚䞋、通垞は溶媒の䞍圚
䞋に、前述した合成飜和脂肪酞又は眮換もしくは
未眮換の安息銙酞を゚ポキシ含有アクリル系゚ス
テルず反応させるこずにより行なうこずができ
る。該反応は䞀般に玄60〜玄220℃、奜たしくは
箄120〜玄170℃の枩床においお行なうこずがで
き、反応時間は䞀般に玄0.5〜玄40時間、奜たし
くは玄〜玄10時間である。 該゚ポキシ含有アクリル酞゚ステルは、通垞、
該合成飜和脂肪酞又は眮換もしくは未眮換の安息
銙酞モル圓り0.7〜1.5モル、奜たしくは0.8〜
1.2モルの割合で䜿甚するのが有利である。 たた、必芁に応じお甚いられる䞍掻性溶媒ずし
おは、220℃以䞋の濃床で還流しうる氎−非混和
性の有機溶媒が奜たしく、䟋えば、ベンれン、ト
ル゚ン、キシレンなどの芳銙族炭化氎玠ヘプタ
ン、ヘキサン、オクタンなどの脂肪族炭化氎玠が
挙げられる。 さらに、䞊蚘反応に圓぀お、反応系に必芁に応
じお重合犁止剀、䟋えば、ハむドロキノン、メト
キシプノヌル、tert−ブチルカテコヌル、ベン
ゟキノン等を加え、氎酞基含有アクリル系゚ステ
ル及び又は生成する倉性メタアクリル系゚
ステルの重合を抑制するようにするこずが有利で
ある。 䞊蚘反応においお、゚ポキシ含有アクリル系゚
ステルのオキシラン基゚ポキシ基ず合成脂肪
酞及び又は芳銙族カルボン酞のカルボキシル基
ずの間でオキシラン環の開環を行う゚ステル化が
起り、脂肪酞で倉性されたアクリル系゚ステルが
埗られる。 たた別のタむプの酞倉性メタアクリル系単
量䜓(A)を぀くるために䞊蚘の合成飜和脂肪酞又は
眮換もしくは未眮換の安息銙酞ず反応せしめられ
るメタアクリル系単量䜓には「氎酞基を含有
するアクリル酞゚ステル又はメタクリル酞゚ステ
ル」以䞋、“氎酞基含有メタアクリル酞゚ス
テル”ず略称するこずがあるが包含され、この
タむプの゚ステルずしおは、アクリル酞又はメタ
クリル酞の゚ステル残基郚分に個の氎酞基を有
し䞔぀該゚ステル残基郚分に〜24個、奜たしく
は〜個の炭玠原子を含むものが包含され、䞭
でも、䞋蚘匏又は
【化】
【化】 䞊蚘各匏䞭、R1は氎玠原子又はメチル基を衚
わし、は〜の敎数であり、及びはそれ
ぞれ〜の敎数であり、ただしずの和は
〜である。 で瀺される型の氎酞基含有メタアクリル酞゚
ステルが奜適である。 本発明においお特に奜適な氎酞基含有メタ
アクリル酞゚ステルは、䞊蚘匏で瀺される
ヒドロキシアルキルアクリレヌト及びヒドロキシ
アルキルメタクリレヌト、就䞭、−ヒドロキシ
゚チルアクリレヌト、−ヒドロキシ゚チルメタ
クリレヌト、−ヒドロキシプロピルアクリレヌ
ト及び−ヒドロキシプロピルメタクリレヌトで
ある。 埌者のタむプの酞倉性メタアクリル系単量
䜓(A)の調補は、通垞、前蚘の合成飜和脂肪酞又は
眮換もしくは未眮換の安息銙酞を䞊蚘氎酞基含有
メタアクリル酞゚ステルず適宜䞍掻性溶媒䞭
にお、゚ステル化觊媒の存圚䞋に反応させるこず
により行なうこずができる。該反応は䞀般に玄
100〜玄180℃、奜たしくは120〜玄160℃の枩床の
加熱䞋に行なわれ、反応時間は䞀般に玄0.5〜玄
時間、通垞玄〜玄時間である。 該氎酞基含有メタアクリル酞゚ステルは、
通垞、該䞊蚘の酞モル圓り0.5〜1.9モルの割合
で䜿甚するこずができ、奜たしくは䞊蚘の酞モ
ル圓り1.0〜1.5モルの割合で䜿甚するのが有利で
ある。 䞊蚘反応に䜿甚される゚ステル化觊媒ずしお
は、䟋えば、硫酞、硫酞アルミニりム、硫酞氎玠
カリりム、−トル゚ンスルホン酞、塩酞、硫酞
メチル、リン酞等が挙げられ、これら觊媒は、通
垞、反応せしめられる䞊蚘の酞ず氎酞基含有メ
タアクリル酞゚ステルずの合蚈量の玄0.001〜
箄2.0重量、奜たしくは玄0.05〜玄1.0重量の
割合で䜿甚される。 たた、必芁に応じお甚いられる䞍掻性溶媒ずし
おは、180℃以䞋の枩床で還流しうる氎−非混和
性の有機溶媒が奜たしく、䟋えば、ベンれン、ト
ル゚ン、キシレンなどの芳銙族炭化氎玠ヘプタ
ン、ヘキサン、オクタンなどの脂肪族炭化氎玠が
挙げられる。 さらに、䞊蚘反応に圓぀お、反応系に必芁に応
じお重合犁止剀、䟋えば、ハむドロキノン、メト
キシプノヌル、tert−ブチルカテコヌル、ベン
ゟキノン等を加え、氎酞基含有メタアクリル
酞゚ステル及び又は生成する酞倉性メタア
クリル系゚ステルの重合を抑制するようにするこ
ずが有利である。 䞊蚘反応においお、氎酞基含有メタアクリ
ル酞゚ステルの氎酞基ず合成飜和脂肪酞又は眮換
もしくは未眮換の安息銙酞のカルボキシル基ずの
間で゚ステル化が起り、脂肪酞で倉性されたメ
タアクリル酞゚ステルが埗られる。 酞倉性メタアクリル系単量䜓(A)を調補する
ための曎に別の方法ずしお、前蚘した方法の他
に、合成飜和脂肪酞又は眮換もしは未眮換の安息
銙酞のグリシゞル゚ステル䟋えば、“Car−
duraE”シ゚ル・ケミカル瀟の補品〕にアクリ
ル酞又はメタクリル酞を前述の劂くしお゚ステル
化反応させるこずもできる。 αβ−゚チレン性䞍飜和含窒玠単量䜓(B) 次に、本発明においお甚いられるαβ−゚チ
レン性䞍飜和含窒玠単量䜓(B)ずしおは、分子䞭
に個たたは耇数個通垞個たでの塩基性窒
玠原子ず぀の゚チレン性䞍飜和結合を含有する
単量䜓が包含され、代衚的なものずしおは、含窒
玠耇玠環を有する䞍飜和単量䜓及びメタアク
リル酞の含窒玠誘導䜓が挙げられる。以䞋、これ
らの単量䜓に぀いおさらに具䜓的に説明する。 〔1〕 含窒玠耇玠環を有する䞍飜和単量䜓ずしお
は〜個、奜たしくは又は個の環窒玠原
子を含む単環又は倚環の耇玠環がビニル基に結
合した単量䜓が包含され、特に䞋蚘に瀺す単量
䜓を挙げるこずができる。 () ビニルピロリドン類 䟋えば、−ビニル−−ピロリドン、
−ビニル−−ピロリドンなど。 () ビニルピリゞン類 䟋えば、−ビニルピリゞン、−ビニル
ピリゞン、−メチル−−ビニルピリゞ
ン、−゚チル−−ビニルピリゞンなど。 () ビニルむミダゟヌル類 䟋えば、−ビニルむミダゟヌル、−ビ
ニル−−メチルむミダゟヌルなど。 () ビニルカルバゟヌル類 䟋えば、−ビニルカルバゟヌルなど。 () ビニルキノリン類 䟋えば、−ビニルキノリンなど。 () ビニルピペリゞン類 䟋えば、−ビニルピペリゞン、−メチ
ル−−ビニルピペリゞンなど。 () その他 䟋えば匏
【匏】 ここで、R1は前蚘の意味を有するで瀺
される−メタアクリロむルモルホリン
や、匏
【匏】 ここで、R1は前蚘の意味を有するで瀺
される−メタアクリロむルピロリゞン
など。 䞊蚘した含窒玠耇玠環を有するビニル単量䜓
の䞭でも奜適なものは、ビニルピロリドン類、
ビニルむミダゟヌル類及びビニルカルバゟヌル
類であり、䞭でも環窒玠原子が玚化されおい
るものが奜適である。 〔2〕 メタアクリル酞の含窒玠誘導䜓には、
メタアクリル酞゚ステルの゚ステル郚分に
眮換もしくは未眮換のアミノ基を含むもの及び
メタアクリル酞のアミドが包含され、特に
䞋蚘匏又は
【化】
【化】 䞊蚘各匏䞭、R2及びR3はそれぞれ独立に氎
玠原子又は䜎玚アルキル基を衚わし、R4は氎
玠原子又は䜎玚アルキルを衚わし、R5は氎玠
原子、䜎玚アルキル基、ゞ䜎玚アルキルア
ミノ䜎玚アルキル基、ヒドロキシ䜎玚アルキル
基又は䜎玚アルコキシ䜎玚アルキル基を衚わ
し、R1及びは前蚘の意味を有する。 で瀺されるアミノアルキルメタアクリレヌト
及びメタアクリルアミドが適しおいる。ここ
で「䜎玚」なる語はこの語が付された基の炭玠原
子数が個以䞋、奜たしくは個以䞋であるこず
を意味する。 しかしお、かかる含窒玠メタアクリル系単
量䜓の具䜓䟋ずしお、䞊蚘匏のアミノアル
キルメタアクリレヌトの䟋には、−ゞ
メチルアミノ゚チルメタアクリレヌト、
−ゞ゚チルアミノ゚チルメタアクリレヌ
ト、−−ブチルアミノ゚チルメタアクリ
レヌト、−ゞメチルアミノプロピルメ
タアクリレヌト、−ゞメチルアミノブチ
ルメタアクリレヌト、−プロピルアミノ゚
チルメタアクリレヌト、−ブチルアミノ゚
チルメタアクリレヌトなどが包含され、たた
䞊蚘匏のメタアクリルアミドの䟋に
は、メタアクリルアミド、−メチルメタ
アクリルアミド、−゚チルメタアクリルア
ミド、−ブチルメタアクリルアミド、
−ゞメチルメタアクリルアミド、−
ゞ゚チルメタアクリルアミド、−ゞプ
ロピルメタアクリルアミド、−メチロヌル
メタアクリルアミド、−゚トキシメチル
メタアクリルアミド、−ブトキシメチル
メタアクリルアミド、−ゞメチルアミ
ノプロピルアクリルアミドなどが包含される。こ
れらの含窒玠メタアクリル系単量䜓ずしお
は、存圚する窒玠原子が䞉玚化されおいるものが
最適であり、次いで玚化されおいるものも奜適
に䜿甚される。 以䞊に述べたαβ−゚チレン性䞍飜和含窒玠
単量䜓はそれぞれ単独で又は皮もしくはそれ以
䞊組合わせお䜿甚するこずができる。 カルボキシル基含有メタアクリル酞゚ステル
(C) 次に、本発明においお甚いられるカルボキシル
基含有メタアクリル酞゚ステル(C)は、アクリ
ル酞又はメタアクリル酞の゚ステル残基郚分に
個のカルボキシル基を含有し䞔぀該゚ステル残基
郚分に〜個、奜たしくは〜個の炭玠原子
を含むものが包含され、䞋蚘匏
【化】 匏䞭、R1は前蚘(1)匏ず同じで瀺されるものが
包含され、は〜の敎数を衚わす、 で瀺されるカルボキシル基含有メタアクリル
酞゚ステルである。 かかるカルボキシル基含有メタアクリル酞
゚ステルずしおは、−カルボキシ゚チルメ
タアクリレヌト及び−カルボキシルプロピル
メタアクリレヌト等が挙げられ、これらはそ
れぞれ単独で又は皮以䞊組合わせお䜿甚するこ
ずができる。 他のα、β−゚チレン性䞍飜和単量䜓(D) さらに、䞊蚘(A)、(B)、(C)以倖のαβ−゚チレ
ン性䞍飜和単量䜓(D)ずしおは、特に制玄がなく、
本発明の分散剀に望たれる性胜に応じお広範に遞
択するこずができる。かかる䞍飜和単量䜓の代衚
䟋を瀺せば次のずおりである。 (a) アクリル酞又はメタクリル酞の゚ステル䟋
えば、アクリル酞メチル、アクリル酞゚チル、
アクリル酞プロピル、アクリル酞む゜プロピ
ル、アクリル酞ブチル、アクリル酞ヘキシル、
アクリル酞オクチル、アクリル酞ラりリル、メ
タクリル酞メチル、メタクリル酞゚チル、メタ
クリル酞プロピル、メタクリル酞む゜プロピ
ル、メタクリル酞ブチル、メタクリル酞ヘキシ
ル、メタクリル酞オクチル、メタクリル酞ラり
リル等のアクリル酞又はメタクリル酞のC1〜18
アルキル゚ステルグリシゞルアクリレヌト、
グリシゞルメタクリレヌトアクリル酞メトキ
シブチル、メタクリル酞メトキシブチル、アク
リル酞メトキシ゚チル、メタクリル酞メトキシ
゚チル、アクリル酞゚トキシブチル、メタクリ
ル酞゚トキシブチル等のアクリル酞又はメタク
リル酞のC2〜18アルコキシアルキル゚ステル
アリルアクリレヌト、アリルメタクリレヌト等
のアクリル酞又はメタクリル酞のC2〜3アルケニ
ル゚ステルヒドロキシ゚チルアクリレヌト、
ヒドロキシ゚チルメタクリレヌト、ヒドロキシ
プロピルアクリレヌト、ヒドロキシプロピルメ
タクリレヌト等のアクリル酞又はメタクリル酞
のC2〜3ヒドロキシアルキル゚ステルアリルオ
キシ゚チルアクリレヌト、アリルオキシメタク
リレヌト等のアクリル酞又はメタクリル酞の
C3〜18アルケニルオキシアルキル゚ステル。 (b) ビニル芳銙族化合物䟋えば、スチレン、α
−メチルスチレン、ビニルトル゚ン、−クロ
ルスチレン。 (c) ポリオレフむン系化合物䟋えば、ブタゞ゚
ン、む゜プレン、クロロプレン。 (d) その他アクリロニトリル、メタクリロニト
リル、メチルむ゜プロペニルケトン、酢酞ビニ
ル、ベオバモノマヌシ゚ル化孊補品、ビニ
ルプロピオネヌト、ビニルピパレヌトなど。 これら䞍飜和単量䜓は所望の物性に応じお適宜
遞択され、それぞれ単独で甚いおもよく、或いは
皮又はそれ以䞊組合せお䜿甚するこずができ
る。 本発明に埓えば、䞊蚘の酞倉性メタアクリ
ル系単量䜓(A)、αβ−゚チレン性䞍飜和含窒玠
単量䜓(B)、カルボキシル基含有メタアクリル
酞゚ステル(C)及び䞍飜和単量䜓(D)は盞互に共重合
せしめられる。該共重合は、アクリル系共重合䜓
を補造するためのそれ自䜓公知の方法に埓い、䟋
えば溶液重合法、乳化重合法、懞濁重合法等を甚
いお行なうこずができる。 共重合を行なう堎合の䞊蚘成分の配合割合
は、分散剀ずしお望たれる性胜に応じお倉えるこ
ずができるが、䞋蚘の割合で配合するのが適圓で
ある。 (1) 酞倉性メタアクリル系単量䜓(A)〜98
重量郚、奜たしくは塗膜性胜䞊から10〜85重量
郚、 (2) αβ−゚チレン性䞍飜和含窒玠単量䜓(B)
〜97重量郚、奜たしくは、顔料分散の芳点か
ら〜90重量郚、 (3) カルボキシル基含有メタアクリル酞゚ス
テル(C)0.5〜40重量郚、奜たしくは氎溶解性、
塗膜性胜䞊から〜18重量郚、 (4) 䞊蚘(A)〜(C)以倖の䞍飜和単量䜓(D)〜91重
量郚、奜たしくは塗膜性胜の面から〜83重量
郚。 䞊蚘共重合反応は、有利には、溶液重合法に埓
぀お行なうこずが奜たしく、䞊蚘の成分を適圓
な䞍掻性溶媒䞭で、重合觊媒の存圚䞋に、通垞玄
〜玄180℃、奜たしくは玄40〜玄170℃の反応枩
床においお、玄〜玄20時間、奜たしくは玄〜
箄10時間反応を぀づけるこずにより行なうこずが
できる。 䜿甚する溶媒ずしおは、該共重合反応䞭にゲル
化が生じないように、生成する共重合䜓を溶解し
䞔぀氎ず混和しうる溶媒を䜿甚するこずが望たし
い。特に氎性顔料分散液を埗るに際し陀去するこ
ずなくそのたた䜿甚できるものが良い。かかる溶
媒ずしおは䟋えば、匏HO−CH2CH2−OR6〔ただ
し、R6は氎玠原子たたは炭玠原子数〜個の
アルキル基を衚わす〕のセロ゜ルブ系溶媒たずえ
ば゚チレングリコヌル、ブチルセロ゜ルブ、゚チ
ルセロ゜ルブなど
【匏】 〔ただし、R6は䞊蚘ず同じ意味を有する〕のプ
ロピレングリコヌル系溶媒たずえばプロピレング
リコヌルモノメチル゚ヌテルなど匏HO−
CH2CH2−OCH2CH2−OR6〔ただし、R6は䞊蚘
ず同じ意味を有する〕のカルビトヌル系溶媒たず
えばゞ゚チレングリコヌル、メチルカルビトヌ
ル、ブチルカルビトヌルなど匏R7O−CH2CH2
−OR8〔ただし、R7及びR8はそれぞれ炭玠原子数
〜個のアルキル基を衚わす〕グラむム系溶媒
たずえば゚チレングリコヌルゞメチル゚ヌテルな
ど匏R7O−CH2CH2OCH2−CH2OR8〔ただし、
R7及びR8は䞊蚘ず同じ意味を有する〕のゞグラ
むム系溶媒たずえばゞ゚チレングリコヌルゞメチ
ル゚ヌテルなど匏R9O−CH2CH2OCO−CO3
〔ただし、R9は氎玠原子たたはCH3もしくはC2H5
を衚わす〕のセロ゜ルブアセテヌト系溶媒たずえ
ば゚チレングリコヌルモノアセテヌト、メチルセ
ロ゜ルブアセテヌトなど匏R10OH〔ただしR10
は炭玠原子数〜個のアルキル基を衚わす〕の
アルコヌル系溶媒たずえば゚タノヌル、プロパノ
ヌルなど䞊びに、ダむアセトンアルコヌル、ゞ
オキサン、テトラヒドロフラン、アセトン、ゞメ
チルホルムアミド、−メトキシ−−メチル−
ブタノヌル等が䜿甚できる。 しかしながら、氎に混和しない䞍掻性溶媒もた
た䜿甚可胜であり、かかる氎−非混和性溶媒ずし
おは重合反応終了埌に垞圧又は枛圧䞋での蒞留に
より簡単に陀去できるよう沞点が250℃以䞋のも
のが奜たしい。かかる溶媒ずしおは、䟋えば、匏
【匏】〔ただし、R11は氎玠原子又は炭玠 原子数〜個のアルキル基を衚わす〕又は匏
【匏】〔ただし、R12及びR13はそれぞれ炭 玠原子数〜個のアルキル基を衚わす〕で衚わ
される芳銙族炭化氎玠類、たずえばトル゚ン、キ
シレンなど匏R14−COO−R15〔ただし、R14は
炭玠原子数〜個のアルキル基を衚わし、R15
は氎玠原子たたは炭玠原子数〜個のアルキル
基もしくはシクロヘキシル基を衚わす〕で衚わさ
れる酞たたぱステル類たずえば酢酞、ギ酞゚チ
ル、酢酞ブチル、酢酞シクロヘキシルなど匏
R16R17C〔ただし、R16及びR17は䞊蚘ず同じ
意味を有する〕で衚わされる゚ヌテル類、たずえ
ば゚チル゚ヌテル、ヘキシル゚ヌテルなど匏
R18OH〔ただし、R18は炭玠原子数〜11個のア
ルキル基を衚わす〕で衚わされるアルコヌル類、
たずえばヘキサノヌルなどが挙げられる。 これら溶媒は、前蚘共重合成分の合蚈重量の
15〜90重量の範囲で䜿甚するこずができる。 たた、重合觊媒ずしおは、䟋えば、アゟ系化合
物、パヌオキサむド系化合物、スルフむド類、ス
ルフむン類、スルフむン酞類、ゞアゟ化合物、ニ
トロ゜化合物、レドツクス系および電離性攟射線
等の通垞のラゞカル重合に䜿甚できるラゞカル開
始剀が䜿甚される。 本発明においおは生成する共重合䜓の分子量が
倉化しおも実質的に満足できる氎性顔料分散䜓が
埗られるが、分子量があたり䜎すぎるず被着色氎
性塗料の塗膜物性の䜎䞋をきたすおそれがある。
たた、分子量が高すぎるず粘床が高くなり、粘床
を䞋げるず共重合䜓の濃床が䜎くなり顔料の分散
性が䜎䞋するので前蚘の共重合反応は、䞀般に、
生成する共重合䜓の数平均分子量が玄500〜玄
150000、奜たしくは玄1000〜玄100000の範囲内に
なるたで行なうのが有利である。 かくの劂くしお生成せしめられる共重合䜓暹脂
はそのたた又は溶媒を留去した埌、氎溶性化され
る。この氎溶性化は、垞法により、䟋えば該共重
合䜓暹脂䞭に存圚するカルボキシル基を埓来公知
の䞭和剀で䞭和凊理するこずにより行なうこずが
できる。甚いうる䞭和剀ずしおは䟋えば、アンモ
ニア、アミン、アルカリ金属の氎酞化物、アルカ
リ金属の炭酞塩たたは重炭酞塩等が挙げられる。
該アミンずしおは第玚、第玚又は第玚のア
ルキルアミン第玚、第玚又は第玚のアル
カノヌルアミンおよびシクロアルキルアミン等
が䜿甚できる。たた、アルカリ金属の氎酞化物ず
しおは氎酞化カリりム、氎酞化ナトリりムなど
アルカリ金属の炭酞塩及び重炭酞塩ずしおは炭酞
カリりム、炭酞ナトリりム、重炭酞ナトリりムな
どが䜿甚できる。これら䞭和剀の䞭では、特に氎
酞化カリりム、氎酞化ナトリりムが奜適である。 該䞭和凊理は、前蚘の劂くしお埗られた共重合
䜓暹脂又はその溶液に、䞊蚘䞭和剀又はその氎溶
液を加えお垞法により容易に行なうこずができ
る。䞭和剀の䜿甚量は、䞀般に、暹脂䞭のカルボ
キシル基に察し0.01〜2.0圓量、奜たしくは0.3〜
1.0圓量である。 このようにしお埗られる氎溶性化重合䜓は、顔
料、分散剀及び氎性媒䜓からなる氎性顔料分散液
における分散剀ずしお䜿甚される。 䞊蚘氎溶性化重合䜓からなる分散剀の䜿甚量
は、顔料100重量郚圓り䞀般に玄〜500重量郚、
奜たしくは玄〜300重量郚ずするこずができる。
この範囲の䞊限を超えるずきは氎性顔料分散液の
着色力ず粘床のバランスが䞍均衡ずなる傟向がみ
られ、䞀方、䞋限を倖れるず顔料の分散安定性が
䜎䞋しやすい。 本発明の氎性顔料分散液においお䜿甚する氎性
媒䜓は、実質的には氎であるが、必芁に応じお、
䟋えば分散剀の芪氎性の皋床が䜎く充分な顔料分
散性胜が埗られないような堎合には、芪氎性有機
溶媒を䜵甚するこずができる。該芪氎性有機溶媒
ずしおは前蚘重合䜓の補造で䜿甚したものを単独
もしくは混合しお甚いるこずができる。 たた、本発明の氎性顔料分散液に䜿甚される顔
料は、この皮の顔料分散液においお通垞䜿甚され
おいる無機及び有機顔料であるこずができ、䟋え
ば無機顔料ずしおは、(1)酞化物系亜鉛華、二酞
化チタン、ベンガラ、酞化クロム、コバルトブル
ヌ、鉄黒等(2)氎酞化物系アルミナホワむト、
黄色酞化鉄等(3)硫化物、セレン化物系硫化
亜鉛朱、カドミりム゚ロヌ、カドミりムレツド
等(4)プロシアン化物玺青等(5)クロム酞
塩系黄鉛、ゞンククロメヌト、モリブデンレツ
ド等(6)硫酞塩系沈降性硫酞バリりム等(7)
炭酞塩系沈降性炭酞カルシりム等(8)ç¡…é…žå¡©
系含氎硅酞塩、クレヌ、矀青等(9)燐酞塩系
マンガンバむオレツト等(10)炭玠系カヌボン
ブラツク等(11)金属粉系アルミニナりム粉、
ブロンズ粉、至鉛末等等が挙げられ、たた有機
顔料ずしおは、(1)ニトロ゜顔料系ナフトヌルグ
リヌン等(2)ニトロ顔料系ナフトヌル゚ロ
ヌ等(3)アゟ顔料系リ゜ヌルレツド、レヌ
キレツド、フアスト゚ロヌ、ナフトヌルレツ
ド、レツド等(4)染付レヌキ顔料系アルカリ
ブルヌレヌキ、ロヌダミンレヌキ等(5)フタロ
シアニン顔料系フタロシアニンブルヌ、フアス
トスカむブルヌ等(6)瞮合倚環顔料系ペリレ
ンレツド、キナクリドンレツド、ゞオキサゞンバ
むオレツト、む゜むンドリノン゚ロヌ等などが
包含される。 本発明の氎性顔料分散液䞭における前蚘顔料の
含有量は特に技術的な制限がないが、䞀般には該
分散液の重量を基準にしお玄〜90重量であ
る。 本発明の氎性顔料分散液の調補は適圓な分散装
眮䞭で䞊蚘の各成分を䞀緒に混合するこずによ぀
お行なうこずができ、甚いるこずのできる分散装
眮ずしおは、通垞塗料工業においお䜿甚されおい
るボヌルミル、ロヌルミル、ホモミキサヌ、サン
ドグラむンダヌ、シ゚ヌカヌ、アトラむタヌなど
が挙げられおいる。 本発明の氎性顔料分散液には、曎に、必芁に応
じお、埓来公知の界面掻性剀や保護コロむドを加
えるこずも可胜である。 かくしお埗られる本発明の氎性顔料分散液は、
その顔料が非垞に均䞀埮现に分散しおおり、長時
間貯蔵しおも顔料粒子が凝集したり沈降するこず
がほずんどない。これは顔料の衚面に分散剀の芪
油性郚分が吞着され、芪氎性郚分は氎性媒䜓䞭に
溶解するため顔料が氎性媒䜓䞭に安定に分散され
おいるためず掚枬される。 しかしお、本発明の氎性顔料分散液は、氎性塗
料および氎性むンキに甚いられるアルキド暹脂、
アクリル暹脂、゚ポキシ系暹脂、りレタン系暹
脂、マレむン系ポリブタゞ゚ン暹脂等の埓来から
公知の氎溶性暹脂、氎分散性暹脂、゚マルゞペン
等ずの混和性がよく、これらの暹脂による制限が
党くなく、いずれの暹脂からなる氎性塗料の着色
にも広く䜿甚するこずができる。 䞊蚘した氎性暹脂の具䜓䟋ずしおは、䟋えばア
ルキド暹脂は埓来の溶剀型のアルキド暹脂ず同じ
原料から合成され、倚塩基酞、倚䟡アルコヌル、
油成分を垞法により瞮合反応させお埗られるもの
である。アクリル暹脂は、αβ−゚チレン性䞍
飜和酞䟋えば、アクリル酞、メタクリル酞、マ
レむン酞など、メタアクリル酞゚ステル䟋
えばアクリル酞゚チル、アクリル酞プロピル、ア
クリル酞ブチル、メタクリル酞メチル、メタクリ
ル酞゚チル、メタクリル酞プロピル、メタクリル
酞ブチルなどおよびビニル芳銙族化合物䟋え
ばスチレン、ビニルトル゚ンなどを共重合しお
埗られるものである。゚ポキシ暹脂ずしおは、゚
ポキシ暹脂の゚ポキシ基ず䞍飜和脂肪酞の反応に
よ぀お゚ポキシ゚ステルを合成し、この䞍飜和基
にαβ−䞍飜和酞を付加する方法や゚ポキシ゚
ステルの氎酞基ず、フタル酞やトリメリツト酞の
ような倚塩基酞ずを゚ステル化する方法などによ
぀お埗られる゚ポキシ゚ステル暹脂が挙げられ
る。 たた、りレタン系暹脂ずしおは、ポリむ゜シア
ネヌト化合物䟋えばトル゚ンゞむ゜シアネヌ
ト、ゞプニルメタンゞむ゜シアネヌト、
−ヘキサンゞむ゜シアネヌト、む゜ホロンゞむ゜
シアネヌト等を甚い暹脂骚栌䞭にりレタン基を
導入しおなる暹脂で、䞔぀ゞメチロヌルプロピオ
ン酞などを甚いおカルボキシル基を導入したもの
である。 䞊蚘した氎性暹脂を氎溶性にしお甚いる堎合に
は、暹脂の酞䟡が玄35〜200になるように合成さ
れ、このものをアルカル性物質、䟋えば氎酞化ナ
トリりム、アミンなどで䞭和しお氎溶性塗料に䟛
される。他方、これらの暹脂を自己分散型にしお
甚いる堎合には暹脂の酞䟡を玄〜35の䜎酞䟡型
暹脂ずし、このものを䞭和しお氎分散型塗料に䟛
される。 たた、゚マルシペンずしおは、アニオン型もし
くはノニオン型䜎分子界面掻性剀を甚いおアルキ
ド暹脂、アクリル暹脂、゚ポキシ暹脂、りレタン
暹脂を分散させお埗られる乳化剀分散゚マルシペ
ン䞊蚘界面掻性剀を甚いおメタアクリル酞
゚ステル、アクリロニトリル、スチレン、ブタゞ
゚ン、酢酞ビニル、塩化ビニル等の単量䜓を乳化
重合しお埗られる乳化重合゚マルシペンマレむ
ン化ポリブタゞ゚ン、マレむン化アルキド暹脂、
マレむン化脂肪酞倉性ビニル暹脂、也性油あるい
は半也性油脂肪酞倉性アクリル暹脂、その他の氎
溶性高分子などの氎溶性暹脂を乳化安定剀ずしお
前蚘した単量䜓を乳化重合及びグラフト反応させ
お埗られる゜ヌプフリヌ゚マルシペンが挙げられ
る。 本発明の氎性顔料分散液は、特に顔料分散胜の
劣る䜎酞䟡氎分散性暹脂および゚マルシペンから
なる氎性塗料に察し配合するのに有効である。 本発明の氎性顔料分散液の氎性塗料に察する配
合割合は、該分散液䞭の顔料の皮類や最終塗料に
芁求される着色の皋床等に䟝存し広い範囲で倉え
るこずができるが、䞀般には、前述の氎性塗料の
暹脂分100重量郚圓り、顔料分散液は〜1000重
量郚の請求で配合するこずができる。 次に、実
斜䟋により本発明をさらに説明する。 実斜䟋䞭、郚及びは重量郚及び重量を瀺す。 実斜䟋  (1‐a)䞋蚘の成分 む゜ノナン酞 133郚 グリシゞルメタクリレヌト 119郚 ハむドロキノン 0.3郚 テトラ゚チルアンモニりムブロマむド 0.2郚 を反応容噚に入れた。反応はかきたぜながら140
〜150℃の枩床で行ない付加反応生成物を埗た。
゚ポキシ基ずカルボキシル基の付加反応は、残存
カルボキシル基の量を枬定しながら远跡した。反
応が完了するたで玄時間かか぀た。 (1‐b)−ブチルセロ゜ルブ250郚を反応容噚に入
れ、加熱しお120℃にした。次に以䞋に瀺す割合
の混合物を、この溶液に玄時間かけお滎䞋し
た。反応は窒玠泚䞋で行な぀た。 䞊蚘−で埗た脂肪酞倉性単量䜓 113郚 −ビニルピロリドン 126郚 −カルボキシ゚チルメタアクリレヌト 22郚 アゟビスゞメチルバレロニトリル 17.5郚 反応枩床を120℃に保ち、反応溶液をかきたぜ
ながら、䞊蚘の混合物を滎䞋した。滎䞋終了時
間埌にアゟビスむ゜ブチロニトリル2.5郚を反応
溶液に加え、さらに時間埌、アゟビスむ゜ブチ
ロニトリル2.5郚を反応溶液に加え、その埌時
間120℃に保぀たたた反応を行な぀た。反応終了
埌未反応の単量䜓ず−ブチルセロ゜ルブを枛圧
蒞留し、加熱残分71.0、暹脂酞䟡35.5、ガヌド
ナヌ粘床40−ブチルセロ゜ルブ溶液の
共重合䜓溶液が埗られた。さらに、この共重合䜓
をトリ゚チルアミンで䞭和し1.0圓量䞭和、氎
を加えお加熱残分40の氎溶液からなる分散剀(1)
を埗た。 次に、この分散剀8.3郚及びチタン癜顔料堺
化孊瀟補チタン癜−5N200郚の混合物をRed
Devil分散機を甚いお0.5時間分散せしめお、本発
明の氎性顔料分散液(A)を埗た。 同様にしお埌蚘衚−に瀺す配合で顔料の分散
を行ない本発明の氎性顔料分散液(B)〜(D)を埗た。
なお、チタン癜以倖の顔料は時間分散を行な぀
た。 埗られた氎性顔料分散液の性状をたずめお埌蚘
衚−に瀺す。 次に、氎性顔料分散液(A)10郚及び氎分散型アル
キド暹脂アマニ油脂肪酞ペンタ゚リスリトヌ
ル安息銙酞む゜フタル酞無氎マレむン酞
903705114061045郚を原料ずする油長
30及び酞䟡16のアルキド暹脂をトリ゚チルアミン
で1.0圓量䞭和しお埗られる固圢分40溶液
23.4郚からなる配合物を十分混合しお氎性塗料(1)
を調補した。 同様にしお埌蚘衚−に瀺す顔料分散液及び氎
性暹脂からなる配合物を十分混合しお氎性塗料(2)
〜(6)を埗た。埗られた氎性塗料の塗膜性胜をたず
めお埌蚘衚−に瀺す。 実斜䟋  (2‐a)䞋蚘の成分 む゜パルミチン酞 61.8郚 ハむドロキノン 0.03郚 −ヘプタン 4.56郚 を反応容噚に入れ、かきたぜながら160℃に昇枩
させた。次に䞋蚘の成分 ヒドロキシ゚チルメタクリレヌト 41.2郚 ハむドロキノン 0.03郚 ドデシルベンれンスルホン酞 0.95郚 トル゚ン 3.7郚 の混合物を時間かか぀お、160℃の反応容噚内
に滎䞋した。生成する瞮合氎を反応系から取り陀
き、反応生成物の酞䟡が5.5及びガヌドナヌ粘床
がA2にな぀たら、反応容噚を枛圧にし、トル゚
ン及び−ヘプタンを枛圧陀去し、酞䟡5.0及び
ガヌドナヌ粘床A1の脂肪酞倉性アクリル系単量
䜓が埗られた。 (2‐b) −ブチルセロ゜ルブ300郚を反応容噚に
入れ、加熱しお120℃にした。次に以䞋に瀺す
割合の混合物を、この溶液に玄時間かけお滎
䞋した。反応は窒玠泚入䞋で行な぀た。 䞊蚘−で埗た脂肪酞倉性単量䜓 75郚 −ブチルメタクリレヌト 39郚 −ビニルピロリドン 125郚 −カルボキシプロピルメタアクリレヌト
24郚 アゟビスゞメチルバレロニトリル 18郚 反応枩床を120℃に保ち、反応溶液をかきたぜ
ながら、䞊蚘の混合物を滎䞋した。滎䞋終了時
間埌にアゟビスむ゜ブチロニトリル2.5郚を反応
溶液に加え、さらに時間埌、アゟビスむ゜ブチ
ルニトリル2.5郚を反応溶液に加え、その埌時
間120℃に保぀たたた反応を行な぀た。反応終了
埌未反応の単量䜓ず−ブチルセロ゜ルブを枛圧
蒞留し、加熱残分を70.3、暹脂酞䟡35.6、ガヌ
ドナヌ粘床40−ブチルセロ゜ルブ溶液
の共重合䜓溶液が埗られた。さらに、この共重合
䜓をトリ゚チルアミンで䞭和し1.0圓量䞭和、
氎を加えお加熱残分40の氎溶液からなる分散剀
を埗た。 次に、埗られた分散剀を甚いお埌蚘衚−
に瀺す顔料を実斜䟋ず同様の方法によ぀お分
散せしめお本発明の氎性顔料分散液(E)を埗た。 たた、この顔料分散液(E)ず埌蚘衚−に瀺す氎
性暹脂を十分混合しお氎性塗料(7)を調補した。 䞊蚘顔料分散液(E)の性状及び氎性塗料(7)の塗膜
性胜をそれぞれ埌蚘衚−及び衚−に瀺す。 実斜䟋  (3‐a) 䞋蚘の成分 安息銙酞 103郚 グリシゞルメタクリレヌト 119郚 ハむドロキノン 0.2郚 テトラ゚チルアンモニりムブロマむド 0.1郚 を反応容噚に入れた。反応はかきたぜながら140
〜150℃の枩床で行ない付加反応生成物を埗た。
゚ポキシ基ずカルボキシル基の付加反応は、残存
カルボキシル基の量を枬定しながら远跡した。反
応が完了するたで玄時間かか぀た。 (3‐b) −ブチルセロ゜ルブ300郚を反応容噚に
入れ、加熱しお120℃にした。次に以䞋に瀺す
割合の混合物を、この溶液に玄時間かけお滎
䞋した。反応は窒玠泚入䞋で行な぀た。 䞊蚘−で埗た脂肪酞倉性単量䜓 113郚 −ゞメチルアクリルアミド 126郚 −カルボキシル゚チルメタアクリレヌト 22郚 アゟビスゞメチルバレロニトリル 17.5郚 他は実斜䟋ず同じ条件で重合反応を行ない、
加熱残分71.5、暹脂酞䟡36.2、ガヌドナヌ粘床
40−ブチルセロ゜ルブ溶液の共重合䜓
溶液が埗られた。次にこのものをトリ゚チルアミ
ンで䞭和し1.0圓量䞭和、加熱残分40の氎溶
液からなる分散剀を埗た。 次に、埗られた分散剀を甚いお埌蚘衚−
に瀺す顔料を実斜䟋ず同様の方法によ぀お分
散せしめお本発明の氎性顔料分散液(F)を埗た。 たた、この顔料分散液(F)ず埌蚘衚−に瀺す氎
性暹脂を十分混合しお氎性塗料(8)を調補した。 䞊蚘顔料分散液(F)の性状及び氎性塗料(8)の塗膜
性胜をそれぞれ埌蚘衚−及び衚−に瀺す。 比范䟋  垂販の顔料分散剀SMA1440HARCO
Chemical瀟補スチレン−無氎マレむン酞重合䜓
のナトリりム塩、商品名を甚いおチタン癜−
5N堺化孊瀟補酞化チタン、商品名を固圢分重
量比でチタン癜分散剀22の割合で分散し
おなる顔料分散液顔料含有量70.010郚ず埌
蚘衚−の゚マルゞペン(b)17.5郚を混合しお比范
甚の氎性塗料を埗た。このものの塗膜性胜を埌蚘
衚−に瀺す。
【衚】
【衚】
〔塗膜性胜詊隓〕
氎性塗料(1)〜(10)に氎性ドラむダヌ倧日本むン
キ瀟補商品名“デむクネヌト”、コバルト金属含
有を暹脂固圢分100郚に察し郚の割合で
添加し、軟鋌板に塗装した。20℃、盞察湿床75
で日間也燥した埌、詊隓に䟛した。 ゎバン目付着性 mm幅のゎバン目を100個䜜り、その䞊にセロ
フアン粘着テヌプをはり぀けそれを勢いよくはが
しお詊隓した。 耐氎性 20℃の氎道氎に日間浞挬しお塗面状態を肉県
で調べた。

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  顔料、分散剀及び氎性媒䜓からなる氎性顔料
    分散液においお、該分散剀が (A) 合成飜和脂肪酞又は眮換もしくは未眮換の安
    息銙酞で倉性されたメタアクリル系単量䜓
    〜98重量郹 (B) αβ−゚チレン性䞍飜和含窒玠単量䜓
    〜97重量郹 (C) カルボキシル基含有メタアクリル酞゚ス
    テル 0.5〜40重量郹 及び (D) 䞊蚘(A)、(B)、(C)以倖のαβ−゚チレン性䞍
    飜和単量䜓 〜91重量郹 を共重合するこずにより埗られる重合䜓の氎溶性
    化物であるこずを特城ずする氎性顔料分散液。
JP59044287A 1984-03-08 1984-03-08 氎性顔料分散液 Granted JPS60188473A (ja)

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JP5961920B2 (ja) * 2011-04-25 2016-08-03 富士れロックス株匏䌚瀟 顔料、静電荷像珟像甚トナヌ、静電荷像珟像甚珟像剀、トナヌカヌトリッゞ、プロセスカヌトリッゞ、画像圢成装眮および画像圢成方法

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