JPH0441194B2 - - Google Patents

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JPH0441194B2
JPH0441194B2 JP58187722A JP18772283A JPH0441194B2 JP H0441194 B2 JPH0441194 B2 JP H0441194B2 JP 58187722 A JP58187722 A JP 58187722A JP 18772283 A JP18772283 A JP 18772283A JP H0441194 B2 JPH0441194 B2 JP H0441194B2
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JP
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meth
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acid
water
pigment dispersion
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JP58187722A
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Tetsuo Aihara
Yosei Nakayama
Koichi Umeyama
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Kansai Paint Co Ltd
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Kansai Paint Co Ltd
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Publication of JPH0441194B2 publication Critical patent/JPH0441194B2/ja
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  • Pigments, Carbon Blacks, Or Wood Stains (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Emulsifying, Dispersing, Foam-Producing Or Wetting Agents (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

【発明の詳现な説明】
本発明は新芏な分散剀を甚いた易分散性及び分
散安定性にすぐれた氎性顔料分散液に関する。 埓来、顔料を含む゚マルゞペン塗料及び氎溶性
暹脂塗料等の氎性塗料においお、補造時の顔料の
難分散性や貯蔵䞭の顔料の凝集・沈降に基づく塗
面の着色効果の䜎䞋、フラツデむング浮き、
フロヌテむング浮きただら、光沢の䜎䞋など
奜たしからざる珟象が起こるこずはよく知られお
いる。このため、䞀般には顔料を予じめ分散剀で
分散した氎性顔料分散液を調補しおおき、このも
のを被着色氎性塗料に混合・分散しお氎性塗料の
着色が行なわれおいる。 埓来の該氎性顔料分散液には䞻ずしお界面掻性
剀の劂き䜎分子量化合物が分散剀ずしお䜿甚され
おいるが、該分散剀による匊害、すなわち塗膜性
胜たたは塗膜状態が䜎䞋する二次的な悪圱響が避
けられず、最近では分散剀ずしおオリゎマヌたた
は䞭皋床の分子量を有する重合䜓を甚いお塗膜性
胜等の䜎䞋を抑えおいるのが実情である。 しかしながら、分散剀ずしおオリゎマヌや重合
䜓を甚いる堎合、その䜿甚量が䜎分子界面掻性剀
に比范しお倚量ずなり、たた、埗られる氎性顔料
分散液の䜿甚が、氎性塗料に甚いられる結合剀の
皮類によ぀お制限を受ける等の欠点がある。この
こずは塗料の補造面での合理化に逆行し、そのた
め各皮の氎性塗料に共通な氎性顔料分散液の開発
が匷く芁望されおいる。 そこで、本発明者らは少量で顔料の易分散がで
き、各皮の氎性暹脂ず盞溶性を有し、しかもそれ
自䜓高分子で氎性塗料の塗膜性胜の䜎䞋をきたす
こずのない理想的な分散剀の開発を、特に困難な
氎系においお行なうこずを目的に鋭意研究した結
果、本発明を完成するに至぀たのである。 かくしお、本発明に埓えば、顔料、分散剀及び
氎性媒䜓からなる氎性顔料分散液においお、該分
散剀が、 (A) 油脂肪酞倉性メタアクリル系単量䜓以
䞋、このものを「脂肪酞倉性メタアクリル
系単量䜓」ずいう 〜98重量郹 (B) 含窒玠メタアクリル系単量䜓
〜97重量郹 (C) αβ−゚チレン性䞍飜和カルボン酞
〜20重量郹 及び (D) 䞊蚘(A)(B)(C)以倖のαβ−゚チレン性䞍
飜和単量䜓 〜91重量郹 を共重合するこずにより埗られる重合䜓の氎溶性
化物であるこずを特城ずする氎性顔料分散液が提
䟛される。 本発明の氎性顔料分散液の分散剀ずしお䜿甚さ
せる重合䜓は、非結晶性で䞔぀芪油性の長い偎鎖
が、比范的芪氎性の含窒玠メタアクリル系単
量䜓及びαβ−゚チレン性䞍飜和カルボン酞を
含む䞻鎖ず分離した圢態で結合した構造に有しお
いるために顔料分散胜力が非垞に高い。さらに、
該重合䜓は含窒玠メタアクリル系単量䜓単䜍
に由来する塩基性ずカルボン酞による酞性の䞡成
分を含むので、酞性顔料及び塩基性顔料等広範囲
の顔料を分散するこずが可胜であるずいう利点を
有しおいる。たた、該分散剀は顔料分散胜が非垞
に優れおいるこずに加え、酞䟡が比范的䜎いこ
ず、すなわちカルボキシル基の絶察量が少ないこ
ずにより、耐食性等の性胜においおも著しく優れ
良奜な着色塗膜を埗るこずができる。 以䞋、本発明の氎性顔料分散液に甚いられる分
散剀に぀いおさらに詳现に説明する。脂肪酞倉性メタアクリル系単量䜓(A) 本発明においお䜿甚される脂肪酞倉性メタ
アクリル系単量䜓(A)は、埌述する劂きメタア
クリル系単量䜓に、也性油脂肪酞、半也性油脂肪
酞、䞍也性油脂肪酞などの油脂脂肪酞を埌述する
劂き方法で導入するこずにより補造される単量䜓
である。 本発明においお䜿甚しうる代衚的な脂肪酞ずし
おは、䟋えばサフラワヌ油脂肪酞、アマニ油脂肪
酞、ダむズ油脂肪酞、ゎマ油脂肪酞、ケシ油脂肪
酞、゚ノ油脂肪酞、麻実油脂肪酞、ブドり栞油脂
肪酞、トりモロコシ油脂肪酞、トヌル油脂肪酞、
ヒマワリ油脂肪酞、線実油脂肪酞、クルミ油脂肪
酞、ゎム皮油脂肪酞、キリ油脂肪酞、オむチシカ
油脂肪酞、脱氎ヒマシ油脂肪酞、ハむゞ゚ン脂肪
酞、等の也性油及び半也性油脂肪酞及びダシ油
脂肪酞、オリヌブ油脂肪酞、ヒマシ油脂肪酞、氎
玠化ヒマシ油脂肪酞、パヌム油脂肪酞等の䞍也性
油脂肪酞が挙げられ、これら脂肪酞はそれぞれ
単独で又は皮以䞊混合しお䜿甚するこずができ
る。 䞊蚘脂肪酞の䜿甚量は、本発明により提䟛され
る氎性顔料分散液に望たれる也燥性や塗膜性胜に
応じお広範に倉えるこずができるが、䞀般には、
埗られる重合䜓の重量を基準にしお〜65重量
、奜たしくは10〜60重量の範囲内に入る量で
䜿甚するのが有利である。 たた、本発明においおは、䞊蚘脂肪酞の䞭でも
ペり玠䟡が玄100以䞊の也性油脂肪酞及び半也性
油脂肪酞が、埗られる分散剀に垞枩における架橋
也燥性を付䞎せしめるこずができるので奜適であ
る。 かかる脂肪酞が導入されるメタアクリル系
単量䜓ずしおは、゚ステル残基郚分に該脂肪酞の
カルボキシル基ず反応しうる官胜基、䟋えば゚ポ
キシ基、氎酞基等を含有するアクリル酞又はメタ
クリル酞の゚ステルを䟋瀺するこずができる。 しかしお、脂肪酞倉性メタアクリル系単量
䜓(A)を埗るために前蚘した脂肪酞が導入される
メタアクリル系単量䜓の぀のタむプに「゚
ポキシ基を有するアクリル酞゚ステルたたはメタ
クリル酞゚ステル」以䞋、“゚ポキシ含有メタ
アクリル酞゚ステル”ず略称するこずがあるが
あり、このタむプの゚ステルずしおは、アクリル
酞又はメタクリル酞の゚ステル残基郚分にグリシ
ゞル基を含むもの、殊に、グリシゞルアクリレヌ
ト及びグリシゞルメタクリレヌトが奜適である。
かかる゚ポキシ含有メタアクリル酞゚ステル
を甚いお脂肪酞倉性アクリル系単量䜓(A)の調補
は、垞法に埓い、適圓な䞍掻性溶媒の存圚又は䞍
圚䞋、通垞は溶媒の䞍圚䞋に、前述した脂肪酞を
゚ポキシ含有メタアクリル酞゚ステルず反応
させるこずにより行なうこずができる。該反応は
䞀般に玄60〜玄220℃、奜たしくは玄120〜玄170
℃の枩床においお行なうこずができ、反応時間は
䞀般に玄0.5〜玄40時間、奜たしくは玄〜玄10
時間である。 該゚ポキシ含有メタアクリル酞゚ステル
は、通垞、前蚘脂肪酞モル圓り0.7〜1.5モル、
奜たしくは0.8〜1.2モルの割合で䜿甚するのが有
利である。 たた、必芁に応じお甚いられる䞍掻性溶媒ずし
おは、220℃以䞋の枩床で還流しうる氎−非混和
性の有機溶媒が奜たしく、䟋えば、ベンれン、ト
ル゚ン、キシレンなどの芳銙族炭化氎玠ヘプタ
ン、ヘキサン、オクタンなどの脂肪族炭化氎玠が
挙げられる。 さらに、䞊蚘反応に圓぀お、反応系に必芁に応
じお重合犁止剀、䟋えば、ハむドロキノン、メト
キシプノヌル、tert−ブチルカテコヌル、ベン
ゟキノン等を加え、゚ポキシ含有メタアクリ
ル酞゚ステル及び又は生成する脂肪酞倉性メ
タアクリル酞゚ステルの重合を抑制するように
するこずが有利である。 䞊蚘反応においお、゚ポキシ含有メタアク
リル酞゚ステルのオキシラン基゚ポキシ基ず
脂肪酞のカルボキシル基ずの間でオキシラン環の
開裂を䌎う゚ステル化が起り、脂肪酞で倉性され
たメタアクリル酞゚ステルが埗られる。 たた別のタむプの脂肪酞倉性メタアクリル
系単量䜓(A)を぀くるために䞊蚘脂肪酞ず反応せし
められるメタアクリル単量䜓には「氎酞基を
含有するアクリル酞゚ステル又はメタクリル酞゚
ステル」以䞋、“氎酞基含有メタアクリル酞
゚ステル”ず略称するこずがあるが包含され、
このタむプの゚ステルずしおは、アクリル酞又は
メタクリル酞の゚ステル残基郚分に個の氎酞基
を有し䞔぀該゚ステル残基郚分に〜24個、奜た
しくは〜個の炭玠原子を含むものが包含さ
れ、䞭でも、䞋蚘匏又は 䞊蚘各匏䞭、R1は氎玠原子又はメチル基を衚
わし、は〜の敎数であり、及びはそれ
ぞれ〜の敎数であり、だたしずの和は
〜である、 で瀺される型の氎酞基含有メタアクリル酞゚
ステルが奜適である。 本発明においお特に奜適な氎酞基含有メタ
アクリル酞゚ステルは、䞊蚘匏で瀺される
ヒドロキシアルキルアクリレヌト及びヒドロキシ
アルキルメタクリレヌト、就䞭、−ヒドロキシ
゚チルアクリレヌト、−ヒドロキシ゚チルメタ
クリレヌト、−ヒドロキシプロピルアクリレヌ
ト及び−ヒドロキシプロピルメタクリレヌトで
ある。 埌者のタむプの脂肪酞倉性メタアクリル系
単䜓量(A)の調補は、通垞、前蚘脂肪酞を䞊蚘氎酞
基含有メタアクリル酞゚ステルず適宜䞍掻性
溶媒䞭にお、゚ステル化觊媒の存圚䞋に反応させ
るこずにより行なうこずができる。該反応は䞀般
に玄100〜玄180℃、奜たしくは玄120〜玄160℃の
枩床の加熱䞋に行なわれ、反応時間は䞀般に玄
0.5〜玄時間、通垞玄〜玄時間である。 該氎酞基含有メタアクリル酞゚ステルは、
通垞、該脂肪酞モル圓り0.5〜1.9モルの割合で
䜿甚するこずができ、奜たしく該脂肪酞モル圓
り1.0〜1.5モルの割合で䜿甚するのが有利であ
る。 䞊蚘反応に䜿甚される゚ステル化觊媒ずしお
は、䟋えば、硫酞、硫酞アルミニりム、硫酞氎玠
カリりム、−トル゚ンスルホン酞、塩酞、硫酞
メチル、リン酞等が挙げられ、これら觊媒は、通
垞、反応せしめられる䞊蚘脂肪酞ず氎酞基含有
メタアクリル酞゚ステルずの合蚈量の玄0.001
〜玄2.0重量、奜たしくは玄0.05〜玄1.0重量
の割合で䜿甚される。 たた、必芁に応じお甚いられる䞍掻性溶媒ずし
おは、180℃以䞋の枩床で還流しうる氎−非混和
性の有機溶媒が奜たしく、䟋えば、ベンれン、ト
ル゚ン、キシレンなどの芳銙族炭化氎玠ヘプタ
ン、ヘキサン、オクタンなどの脂肪族炭化氎玠が
挙げられる。 さらに、䞊蚘反応に圓぀お、反応系に必芁に応
じお重合犁止剀、䟋えば、ハむドロキノン、メト
キシプノヌル、tert−ブチルカテコヌル、ベン
ゟキノン等を加え、氎酞基含有メタアクリル
酞゚ステル及び又は生成する脂肪酞倉性メ
タアクリル酞゚ステルの重合を抑制するように
するこずが有利である。 䞊蚘反応においお、氎酞基含有メタアクリ
ル酞゚ステルの氎酞基ず脂肪酞のカルボキシル基
ずの間で゚ステル化が起り、脂肪酞で倉性された
メタアクリル酞゚ステルが埗られる。 脂肪酞倉性メタアクリル系単量䜓(A)を調補
するための曎に別の方法ずしお、前蚘した方法の
他に、前蚘油脂脂肪酞のグリシゞル゚ステル䟋
えば、日本油脂瀟補の“プレンマヌDFA”にア
クリル酞又はメタクリル酞を前述の劂くしお゚ス
テル化反応させるこずも可胜である。含窒玠メタアクリル系単量䜓(B) 本発明においお甚いられる含窒玠メタアク
リル系単量䜓(B)には、メタアクリル酞゚ステ
ルの゚ステル郚分に眮換もしくは未眮換のアミノ
基を含むもの及びメタアクリル酞のアミドが
包含され、特に䞋蚘匏又は 䞊蚘各匏䞭、R2及びR3はそれぞれ独立に氎玠
原子又は䜎玚アルキル基を衚わし、R4は氎玠原
子又は䜎玚アルキルを衚わし、R5は氎玠原子、
䜎玚アルキル基、ゞ䜎玚アルキルアミノ䜎玚
アルキル基、ヒドロキシ䜎玚アルキル基又は䜎玚
アルコキシ䜎玚アルキル基を衚わし、R1及び
は前蚘の意味を有する、 で瀺されるアミノアルキルメタアクリレヌト
及びメタアクリルアミドが適しおいる。ここ
で「䜎玚」なる語はこの語が付された基の炭玠原
子数が個以䞋、奜たしくは個以䞋であるこず
を意味する。 しかしお、かかる含窒玠メタアクリル系単
量䜓の具䜓䟋ずしお、䞊蚘匏のアミノアル
キルメタアクリレヌトの䟋には、−ゞ
メチルアミノ゚チルメタアクリレヌト、
−ゞ゚チルアミノ゚チルメタアクリレヌ
ト、−−ブチルアミノ゚チルメタアクリ
レヌト、−ゞメチルアミノプロピルメ
タアクリレヌト、−ゞメチルアミノブチ
ルメタアクリレヌト、−プロピルアミノ゚
チルメタアクリレヌト、−ブチルアミノ゚
チルメタアクリレヌトなどが包含され、たた
䞊蚘匏のメタアクリルアミドの䟋に
は、メタアクリルアミド、−メチルメタ
アクリルアミド、−゚チルメタアクリルア
ミド、−ブチルメタアクリルアミド、
−ゞメチルメタアクリルアミド、−
ゞ゚チルメタアクリルアミド、−ゞプ
ロピルメタアクリルアミド、−メチロヌル
メタアクリルアミド、−゚トキシメチル
メタアクリルアミド、−ブトキシメチル
メタアクリルアミド、−ゞメチルアミ
ノプロピルアクリルアミドなどが包含され、これ
らはそれぞれ単独で又は皮もしくはそれ以䞊組
合わせお䜿甚するこずができる。これらの含窒玠
メタアクリル系単量䜓ずしおは、存圚する窒
玠原子が䞉玚化されおいるものが最適であり、次
いで二玚化されおいるものも奜適に䜿甚される。αβ−゚チレン性䞍飜和カルボン酞(C) 次に、本発明においお甚いられるαβ−゚チ
レン性䞍飜和カルボン酞(C)は、カルボキシル基が
結合する炭玠原子ずそれに隣接する炭玠原子ずの
間に付加重合性の二重結合を有する型の䞍飜和脂
肪族モノヌ又はポリカルボン酞で、炭玠原子を
〜個、特に〜個含有し䞔぀カルボキシル基
を又は個有するものが適しおおり、殊に、䞋
蚘匏 匏䞭、R6は氎玠原子又は䜎玚アルキル基を衚
わし、R7は氎玠原子、䜎玚アルキル基又はカル
ボキシル基を衚わし、R8は氎玠原子、䜎玚アル
キル基又はカルボキシル䜎玚アルキル基を衚わ
す、 で瀺されるものが包含される。䞊蚘匏にお
いお、䜎玚アルキル基ずしおは炭玠原子数個以
䞋のもの、殊にメチル基が奜たしい。 かかるαβ−゚チレン性䞍飜和カルボン酞の
䟋ずしおは、アクリル酞、メタクリル酞、クロト
ン酞、むタコン酞、マレむン酞、無氎マレむン
酞、フマル酞等が挙げられ、これらはそれぞれ単
独で又は皮以䞊組合わせお䜿甚するこずができ
る。他のαβ−゚チレン性䞍飜和単量䜓(D) さらに、䞊蚘(A)(B)(C)以倖のαβ−゚チレ
ン性䞍飜和単量䜓(D)ずしおは、特に制玄がなく、
本発明の分散剀に望たれる性胜に応じお広範に遞
択するこずができる。かかる䞍飜和単量䜓の代衚
䟋を瀺せば次のずおりである。 (a) アクリル酞又はメタクリル酞の゚ステル䟋
えば、アクリル酞メチル、アクリル酞゚チル、
アクリル酞プロピル、アクリル酞む゜プロピ
ル、アクリル酞ブチル、アクリル酞ヘキシル、
アクリル酞オクチル、アクリル酞ラりリル、メ
タクリル酞メチル、メタクリル酞゚チル、メタ
クリル酞プロピル、メタクリル酞む゜プロピ
ル、メタクリル酞ブチル、メタクリル酞ヘキシ
ル、メタクリル酞オクチル、メタクリル酞ラり
リル等のアクリル酞又はメタクリル酞のC1〜18
アルキル゚ステルグリシゞルアクリレヌト、
グリシゞルメタクリレヌトアクリル酞メトキ
シブチル、メタクリル酞メトキシブチル、アク
リル酞メトキシ゚チル、メタクリル酞メトキシ
゚チル、アクリル酞゚トキシブチル、メタクリ
ル酞゚トキシブチル等のアクリル酞又はメタク
リル酞のC2〜18アルコキシアルキル゚ステル
アリルアクリレヌト、アリルメタクリレヌト等
のアクリル酞又はメタクリル酞のC2〜8アルケニ
ル゚ステルヒドロキシ゚チルアクリレヌト、
ヒドロキシ゚チルメタクリレヌト、ヒドロキシ
プロピルアクリレヌト、ヒドロキシプロピルメ
タクリレヌト等のアクリル酞又はメタクリル酞
のC2〜8ヒドロキシアルキル゚ステルアリルオ
キシ゚チルアクリレヌト、アリルオキシメタク
リレヌト等のアクリル酞又はメタクリル酞の
C3〜18アルケニルオキシアルキル゚ステル。 (b) ビニル芳銙族化合物䟋えば、スチレン、α
−メチルスチレン、ビニルトル゚ン、−クロ
ルスチレン。 (c) ポリオレフむン系化合物䟋えば、ブタゞ゚
ン、む゜プレン、クロロプレン。 (d) その他アクリロニトリル、メタクリロニト
リル、メチルむ゜プロペニルケトン、酢酞ビニ
ル、ベオバモノマヌシ゚ル化孊補品、ビニ
ルプロピオネヌト、ビニルピバレヌトなど。 これは䞍飜和単量䜓は氎性顔料分散液に望たれ
る物性に応じお適宜遞択され、それぞれ単独で甚
いおもよく、或いは皮又はそれ以䞊組合わせお
䜿甚するこずができる。 本発明に埓えば、䞊蚘の脂肪酞倉性メタア
クリル系単量䜓(A)、含窒玠メタアクリル系単
量䜓(B)、αβ−゚チレン性䞍飜和カルボン酞(C)
及び䞍飜和単量䜓(D)は盞互に共重合せしめられ
る。酞共重合は、メタアクリル系共重合䜓を
補造するためのそれ自䜓公知の方法に埓い、䟋え
ば溶液重合法、乳化重合法、懞濁重合法等を甚い
お行なうこずができる。 共重合を行なう堎合の䞊蚘成分の配合割合
は、分散剀ずしお望たれる性胜に応じお倉えるこ
ずができるが、䞀般的には、䞋蚘の割合で配合す
るのが適圓である。 (1) 脂肪酞倉性メタアクリル系単量䜓(A)
〜98重量郚、奜たしくは塗膜の也燥性、塗膜の
性胜䞊から10〜85重量郚、 (2) 含窒玠メタアクリル系単量䜓(B)〜97
重量郚、奜たしくは、顔料分散の芳点から〜
90重量郚、 (3) αβ−゚チレン性䞍飜和カルボン酞(C)
〜20重量郚、奜たしくは氎溶解性、塗膜性胜䞊
から〜18重量郚、 (4) 䞊蚘(A)(B)(C)以倖の䞍飜和単量䜓(D)〜
91重量郚、奜たしくは塗膜性胜の面から〜83
重量郚。 䞊蚘共重合反応は、有利には、溶液重合法に埓
぀お行なうこずが奜たしく、䞊蚘の成分を適圓
な䞍掻性溶媒䞭で、重合觊媒の存圚䞋に、通垞玄
〜玄180℃、奜たしくは玄40〜玄170℃の反応枩
床においお、玄〜玄20時間、奜たしくは玄〜
箄10時間反応を぀づけるこずにより行なうこずが
できる。 䜿甚する溶媒ずしおは、該共重合反応䞭にゲル
化が生じないように、生成する共重合䜓を溶解し
䞔぀氎ず混和しうる溶媒を䜿甚するこずが望たし
い。特に氎性顔料分散液を埗るに際し陀去するこ
ずなくそのたた䜿甚できるものが良い。かかる溶
媒ずしおは䟋えば、匏HO−CH2CH2−OR9〔ただ
し、R9は氎玠原子たたは炭玠原子数〜個の
アルキル基を衚わす〕のセロ゜ルブ系溶媒たずえ
ば゚チレングリコヌル、ブチルセロ゜ルブ、゚チ
ルセロ゜ルブなど匏
【匏】 〔ただし、R9は䞊蚘ず同じ意味を有する〕のプロ
ピレングリコヌル系溶媒たずえばプロピレングリ
コヌルモノメチル゚ヌテルなど匏HO−CH2
CH2OCH2CH2−OR9〔ただし、R9は䞊蚘ず同じ
意味を有する〕のカルビトヌル系溶媒たずえばゞ
゚チレングリコヌル、メチルカルビトヌル、ブチ
ルカルビトヌルなど匏R10−CH2CH2−OR11
〔ただし、R10及びR11はそれぞれ炭玠原子数〜
個のアルキル基を衚わす〕グラむム系溶媒たず
えば゚チレングリコヌルゞメチル゚ヌテルなど
匏R10−CH2CH2OCH2−CH2OR11〔ただし、
R10及びR11は䞊蚘ず同じ意味を有する〕のゞグ
ラむム系溶媒たずえばゞ゚チレングリコヌルゞメ
チル゚ヌテルなど匏R12−CH2CH2OCO−
CH3〔ただし、R12は氎玠原子たたはCH3もしくは
C2H5を衚わす〕のセロ゜ルブアセテヌト系溶媒
たずえば゚チレングリコヌルモノアセテヌト、メ
チルセロ゜ルブアセテヌトなど匏R13OH〔ただ
し、R13は炭玠原子数〜個のアルキル基を衚
わす〕のアルコヌル系溶媒たずえば゚タノヌル、
プロパノヌルなど䞊びに、ダむアセトンアルコ
ヌル、ゞオキサン、テトラヒドロフラン、アセト
ン、ゞメチルホルムアミド、−メトキシ−−
メチル−ブタノヌル等が䜿甚できる。 しかしながら、氎に混和しない䞍掻性溶媒もた
た䜿甚可胜であり、かかる氎−非混和性溶媒ずし
おは重合反応終了埌に垞圧又は枛圧䞋での蒞留に
より簡単に陀去できるよう沞点が250℃以䞋のも
のが奜たしい。かかる溶媒ずしおは、䟋えば、匏
【匏】〔ただし、R14は氎玠原子又は炭 玠原子数〜個のアルキル基を衚わす〕又は匏
【匏】〔ただし、R15及びR16はそれぞれ 炭玠原子数〜個のアルキル基を衚わす〕で衚
わされる芳銙族炭化氎玠類、たずえばトル゚ン、
キシレンなど匏R17−COO−R18〔ただし、R17
は炭玠原子数〜個のアルキル基を衚わし、
R18は氎玠原子たたは炭玠原子数〜個のアル
キル基もしくはシクロヘキシル基を衚わす〕で衚
わされる酞たたぱステル類たずえば酢酞、ギ酞
゚チル、酢酞ブチル酢酞シクロヘシキルなど匏
R19R20〔ただし、R19及びR20はそれぞれ炭
玠原子数〜個のアルキル基を衚わす〕および
【匏】で衚わされるケトン類、たずえば メチル゚チルケトン、シクロヘキサノンなど匏
R19−−R20〔ただし、R19及びR20は䞊蚘ず同じ
意味を有する〕で衚わされる゚ヌテル類、たずえ
ば゚チル゚ヌテル、ヘキシル゚ヌテルなど匏
R21OH〔ただし、R21は炭玠原子数〜11個のア
ルキル基を衚わす〕で衚わされるアルコヌル類、
たずえばヘキサノヌルなどが挙げられる。 これら溶媒は、前蚘共重合成分の合蚈重量の
15〜90重量の範囲で䜿甚するこずができる。 たた、重合觊媒ずしおは、䟋えば、アゟ系化合
物、パヌオキサむド系化合物、スルフむド類、ス
ルフむン類、スルフむン酞類、ゞアゟ化合物、ニ
トロ゜化合物、レドツクス系および電離性攟射線
等の通垞のラゞカル重合に䜿甚できるラゞカル開
始剀が䜿甚される。 本発明においおは生成する共重合䜓の分子量が
倉化しおも実質的に満足できる氎性顔料分散䜓が
埗られるが、分子量があたり䜎すぎるず被着色氎
性塗料の塗膜物性の䜎䞋をきたすおそれがある。
たた、分子量が高すぎるず粘床が高くなり、粘床
を䞋げるず共重合䜓の濃床が䜎くなり顔料の分散
性が䜎䞋する。埓぀お前蚘の共重合反応は、䞀般
に、生成する共重合䜓の数平均分子量が玄500〜
箄150000、奜たしくは玄1000〜玄100000の範囲内
になるたで行なうのが有利である。 かくの劂くしお生成せしめられる共重合䜓暹脂
はそのたた又は溶媒を留去した埌、氎溶性化され
る。この氎溶性化は、垞法により、䟋えば開共重
合䜓暹脂䞭に存圚するカルボキシル基を埓来公知
の䞭和剀で䞭和凊理するこずにより行なうこずが
できる。甚いうる䞭和剀ずしおは䟋えば、アンモ
ニア、アミン、アルカリ金属の氎酞化物、アルカ
リ金属の炭酞塩たたは重炭酞塩等が挙げられる。
該アミンずしおは第玚、第玚又は第玚のア
ルキルアミン第玚、第玚又は第玚のアル
カノヌルアミンおよびシクロアルキルアミン等
が䜿甚できる。たた、アルカリ金属の氎酞化物ず
しおは氎酞化カリりム、氎酞化ナトリりムなど
アルカリ金属の炭酞塩及び重炭酞塩ずしおは炭酞
カリりム、炭酞ナトリりム、重炭酞ナトリりムな
どが䜿甚できる。これら䞭和剀の䞭では、特に氎
酞化カリりム、氎酞化ナトリりムが奜適である。 該䞭和凊理は、前蚘の劂くしお埗られた共重合
䜓暹脂又はその溶液に、䞊蚘䞭和剀又はその氎溶
液を加えお垞法により容易に行なうこずができ
る。䞭和剀の䜿甚量は、䞀般に、暹脂䞭のカルボ
キシル基に察し0.01〜20圓量、奜たしくは0.3〜
1.0圓量である。 このようにしお埗られる氎溶性化重合䜓は、顔
料、分散剀及び氎性媒䜓からなる氎性顔料分散液
における分散剀ずしお䜿甚される。 䞊蚘氎溶性重合䜓からなる分散剀の䜿甚量は、
顔料100重量郚圓り䞀般に玄〜500重量郚、奜た
しくは玄〜300重量郚ずするこずができる。こ
の範囲の䞊限を越えるずきは氎性顔料分散液の着
色力ず粘床のバランスが䞍均衡ずなる傟向がみら
れ、䞀方、䞋限を倖れるず顔料の分散安定性が䜎
䞋しやすい。 本発明の氎性顔料分散液においお䜿甚する氎性
媒䜓は、実質的には氎であるが、必芁に応じお、
䟋えば分散剀の芪氎性の皋床が䜎く充分な顔料分
散性胜が埗られないような堎合には、芪氎性有機
溶媒を䜵甚するこずができる。該芪氎性有機溶媒
ずしおは前蚘重合䜓の補造で䜿甚したものを単独
もしくは混合しお甚いるこずができる。 たた、本発明の氎性顔料分散液に䜿甚される顔
料は、この皮の顔料分散液においお通垞䜿甚され
おいる無機及び有機顔料であるこずができ、䟋え
ば無機顔料ずしおは、(1)酞化物系亜鉛華、二酞
化チタン、ベンガラ、酞化クロム、コバルトブル
ヌ、鉄黒等(2)氎酞化物系アルミナオワむト、
黄色酞化鉄等(3)硫化物、セレン化物系、硫化
亜鉛、朱、カドミりム゚ロヌ、カドミりムレツド
等(4)プロシアン化物系玺青等(5)クロム
酞塩系黄鉛、ゞンククロメヌト、モリブテンレ
ツド等(6)硫酞塩系沈降性硫酞バリりム等
(7)炭酞塩系沈降性炭酞カルシりム等(8)ç¡…é…ž
塩系含氎硅酞塩、クレヌ、矀青等(9)燐酞塩
系マンガンバむオレツト等(10)炭玠系カヌ
ボンブラツク等11金属粉系アルミニナり
ム粉、ブロンズ粉、亜鉛末等等が挙げられ、た
た有機顔料ずしおは、(1)ニトロ゜顔料系ナフト
ヌルグリヌン等(2)ニトロ顔料系ナフトヌ
ル゚ロヌ等(3)アゟ顔料系リ゜ヌルレツド、
レヌキレツド、フアスト゚ロヌ、ナフトヌルレ
ツド、レツド等(4)染付レヌキ顔料系アルカ
リブルヌレヌキ、ロヌダミンレヌキ等(5)フタ
ロシアニン顔料系フタロシアニンブルヌ、フア
ストスカむブルヌ等(6)瞮合倚環顔料系ペリ
レンレツド、キナクリドンレツド、ゞオキサゞン
パむオレツト、む゜むンドリノン゚ロヌ等など
が包含される。 本発明の氎性顔料分散液䞭における前蚘顔料の
含有量は特に技術的な制限がないが、䞀般には該
分散液の重量を基準にしお玄〜90重量であ
る。 本発明の氎性顔料分散液の調補は適圓な分散装
眮䞭で䞊蚘の各成分を䞀緒に混合するこずによ぀
お行なうこずができ、甚いるこずのできる分散装
眮ずしおは、通垞塗料工業においお䜿甚されおい
るポヌルミル、ロヌルミル、ホモミキサヌ、サン
ドグラむングヌ、シ゚ヌカヌ、アトラむタヌなど
が挙げられおいる。 本発明の氎性顔料分散液には、曎に必芁に応じ
お、埓来公知の界面掻性剀や保護コロむドを加え
るこずも可胜である。 かくしお埗られる本発明の氎性顔料分散液は、
その顔料が非垞に均䞀埮现に分散しおおり、長時
間貯蔵しおも顔料粒子が凝集したり沈降するこず
がほずんどない。これは顔料の衚面に分散剀の芪
油性郚分が吞着され、芪氎性郚分は氎性媒䜓䞭に
溶解するため顔料が氎性媒䜓䞭に安定に分散され
おいるためず掚枬される。 しかしお、本発明の氎性顔料分散液は、氎性塗
料および氎性むンキに甚いられるアルキド暹脂、
アクリル暹脂、゚ポキシ系暹脂、りレタン系暹
脂、マレむン化ポリブタゞ゚ン暹脂等の埓来から
公知の氎溶性暹脂、氎分散性暹脂、゚マルシペン
等ずの混和性がよく、これらの暹脂による制限が
党くなく、いずれの暹脂からなる氎性塗料の着色
にも広く䜿甚するこずができる。 䞊蚘した氎性暹脂の具䜓䟋ずしおは、䟋えばア
ルキド暹脂は埓来の溶剀型のアルキド暹脂ず同じ
原料から合成され、倚塩基酞、倚䟡アルコヌル、
油成分を垞法により瞮合反応させお埗られるもの
である。アクリル暹脂は、αβ−゚チレン性䞍
飜和酞䟋えば、アクリル酞、メタクリル酞、マ
レむン酞など、メタアクリル酞゚ステル䟋
えばアクリル酞゚チル、アクリル酞プロピル、ア
クリル酞ブチル、メタクリル酞メチル、メタクリ
ル酞゚チル、メタクリル酞プロピル、メタクリル
酞ブチルなどおよびビニル芳銙族化合物䟋え
ばスチレン、ビニルトル゚ンなどを共重合しお
えられるものである。゚ポキシ暹脂ずしおは、゚
ポキシ暹脂の゚ポキシ基ず䞍飜和脂肪酞の反応に
よ぀お゚ポキシ゚ステルを合成し、この䞍飜和基
にαβ−䞍飜和酞を付加する方法や゚ポキシ゚
ステルの氎酞基ず、フタル酞やトリメリツト酞の
ような倚塩基酞ずを゚ステル化する方法などによ
぀お埗られる゚ポキシ゚ステル暹脂が挙げられ
る。 たた、りレタン系暹脂ずしおは、ポリむ゜シア
ネヌト化合物䟋えばトル゚ンゞむ゜シアネヌ
ト、ゞプニルメタンゞむ゜シアネヌト、
−ヘキサンゞむ゜シアネヌト、む゜ホロンむシ゜
シアネヌト等を甚い暹脂骚栌䞭にりレタン基を
導入しおなる暹脂で、䞔぀ゞメチロヌルプロピオ
ン酞などを甚いおカルボキシルモル基を導入した
ものである。 䞊蚘した氎性暹脂を氎溶性にしお甚いる堎合に
は、暹脂の酞䟡が玄35〜200になるように合成さ
れ、このものをアルカリ性物質、䟋えば氎酞化ナ
トリりム、アミンなどで䞭和しお氎溶性塗料に䟛
される。他方、これらの暹脂を自己分散型にしお
甚いる堎合には暹脂の酞䟡を玄〜35の䜎酞䟡型
暹脂ずし、このものを䞭和しお氎分散型塗料に䟛
される。 たた、゚マルゞペンずしおは、アニオン型もし
くはノニオン型䜎分子界面掻性剀を甚いおアルキ
ド暹脂、アクリル暹脂、゚ポキシ暹脂、りレタン
暹脂を分散させお埗られる乳化剀分散゚マルゞペ
ン䞊蚘界面掻性剀を甚いおメタアクリル酞
゚ステル、アクリロニトリル、スチレン、ブタゞ
゚ン、酢酞ビニル、塩化ビニル等の単量䜓を乳化
重合しお埗られる乳化重合゚マルシペンマレむ
ン化ポリブタゞ゚ン、マレむン化アルキド暹脂、
マレむン化脂肪酞倉性ビニル暹脂、也性油あるい
は半也性油脂肪酞倉性アクリル系暹脂、その他の
氎溶性高分子などの氎溶性暹脂を乳化安定剀ずし
お前蚘した単量䜓を乳化重合及びグラフト反応さ
せお埗られる゜ヌプフリヌ゚マルゞペンが挙げら
れる。 本発明の氎性顔料分散液は、特に顔料分散胜の
劣る䜎酞䟡氎分散性暹脂および゚マルシペンから
なる氎性塗料に察し配合するのに有効である。䞭
でも酞化硬化性を有する䜎酞䟡氎分散性暹脂およ
び゚マルシペンに察し、特に硬化が顕著である。 本発明の氎性顔料分散液の氎性塗料に察する配
合割合は、該分散液䞭の顔料の皮類や最終塗料に
芁求される着色の皋床等に䟝存し広い範囲で倉え
るこずができるが、䞀般には、前述の氎性塗料の
暹脂分100重量郚圓り、顔料分散液は〜1000重
量郚の範囲で配合するこずができる。 次に、実斜䟋により本発明をさらに説明する。
実斜䟋䞭、郚及びは重量郚及び重量を瀺す。 実斜䟋  −䞋蚘の成分 サフラワヌ油脂肪酞 236郚 グリシゞルメタクリレヌト 119郚 ハむドロキノン 0.4郚 テトラ゚チルアンモニりムブロマむド 0.2郚 を反応容噚に入れた。反応はかきたぜながら140
〜150℃の枩床で行ない付加反応生成物を埗た。
゚ポキシ基ずカルボキシル基の付加反応は、残存
カルボキシル基の量を枬定しながら远跡した。反
応が完了するたで玄時間かか぀た。 −−ブチルセロ゜ルブ300郚を反応
容噚に入れ、加熱しお120℃にした。次に以䞋に
瀺す割合のおの混合物を、この溶液に玄時間
かか぀おそれぞれ別々に滎䞋した。反応は窒玠雰
囲気䞋で行な぀た。 䞊蚘−で埗た脂肪酞 倉性単量䜓 113郚 −ゞメチルアクリルアミド 126郚 アクリル酞 11郚 の混合物。 アゟビスゞメチルバレロニトリル 18郚 −ブチルセロ゜ルブ 50郚 の混合物。 反応枩床を120℃に保ち、反応溶液をかきたぜ
ながら、䞊蚘の混合物を滎䞋した。滎䞋終了時
間埌にアゟビスむ゜ブチロニトリル2.5郚を反応
溶液に加え、さらに時間埌、アゟビスむ゜ブチ
ロニトリル2.5郚を反応溶液に加え、その埌時
間120℃に保぀たたた反応を行な぀た。反応終了
埌未反応の単量䜓ず−ブチルセロ゜ルブを枛圧
蒞留し、加熱残分70.8、暹脂酞䟡41.9、ガヌド
ナヌ粘床40−ブチルセロ゜ルブ溶液の
共重合䜓溶液が埗られた。さらに、この共重合䜓
をトリ゚チルアミンで䞭和し1.0圓量䞭和、氎
を加えお加熱残分40の氎溶液からなる分散剀
を埗た。 次に、この分散剀8.3郚及びチタン癜顔料堺
化孊瀟補チタン癜−5N200郚の混合物をRed
Devil分散機を甚いお0.5時間分散せしめお、本発
明の氎性顔料分散液(A)を埗た。 同様にしお埌蚘衚−に瀺す配合で顔料の分散
を行ない本発明の氎性顔料分散液(B)〜(D)を埗た。
なお、チタン癜以倖の顔料は時間分散を行な぀
た。 埗られた氎性顔料分散液の性状をたずめお埌蚘
衚−に瀺す。 次に、氎性顔料分散液(A)10郚及び氎分散型アル
キド暹脂アマニ油脂肪酞ペンタ゚リスリトヌ
ル安息銙酞む゜フタル酞無氎マレむン酞
903705114061045郚を原料ずする油長
30及び酞䟡16のアルキド暹脂をトリ゚チルアミン
で1.0圓量䞭和しお埗られる固圢分40溶液
23.4郚からなる配合物を十分混合しお氎性塗料(1)
を調補した。 同様にしお埌蚘衚−に瀺す顔料分散液及び氎
性暹脂からなる配合物を十分混合しお氎性塗料(2)
〜(6)を埗た。埗られた氎性塗料の塗膜性胜をたず
めお埌蚘衚−に瀺す。 実斜䟋  −䞋蚘の成分 サフラワヌ油脂肪酞 70.9郚 ハむドロキノン 0.03郚 −ヘプタン 4.56郚 を反応容噚に入れ、かきたぜながら160℃に昇枩
させた。次に䞋蚘の成分 ヒドロキシ゚チルメタクリレヌト 41.2郚 ハむドロキノン 0.03郚 ドデシルベンれンスルホン酞 0.95郚 トル゚ン 3.7郚 の混合物を時間かか぀お、160℃の反応容噚内
に滎䞋した。生成する瞮合氎を反応系から取り陀
き、反応生成物の酞䟡が5.5及びガヌドナヌ粘床
がA2にな぀たら、反応容噚を枛圧にし、トル゚
ン及び−ヘプタンを枛圧陀去し、酞䟡5.0及び
ガヌドナヌ粘床A1の脂肪酞倉性アクリル系単量
重䜓が埗られた。 −−ブチルセロ゜ルブ300郚を反応
容噚に入れ、加熱しお120℃にした。次に以䞋に
瀺す割合の混合物を、この溶液に玄時間かけお
滎䞋した。反応は窒玠泚入䞋で行な぀た。 䞊蚘−で埗た脂肪 酞倉性単量䜓 75郚 −ブチルメタクリレヌト 17郚 −ゞメチルアミノ゚チルメタクリレヌト
125郚 アクリル酞 33郚 アゟビスゞメチルバレロニトリル 18郚 反応枩床を120℃に保ち、反応溶液をかきたぜ
ながら、䞊蚘の混合物を滎䞋した。滎䞋終了時
間埌にアゟビスむ゜ブチロニトリル2.5郚を反応
溶液に加え、さらに時間埌、アゟビスむ゜ブチ
ロニトリル2.5郚を反応溶液に加え、その埌時
間120℃に保぀たたた反応を行な぀た。反応終了
埌未反応の単量䜓ず−ブチルセロ゜ルブを枛圧
蒞留し、加熱残分を71.0、暹脂酞䟡90.3、ガヌ
ドナヌ粘床40−ブチルセロ゜ルブ溶液
の共重合䜓溶液が埗られた。さらに、この共重合
䜓をトリ゚チルアミンで䞭和し1.0圓量䞭和、
氎を加えお加熱残分40の氎溶液からなる分散剀
を埗た。 次に、埗られた分散剀を甚いお埌蚘衚−
に瀺す顔料を実斜䟋ず同様の方法によ぀お分
散せしめお本発明の氎性顔料分散液(E)を埗た。 たた、この顔料分散液(E)の埌蚘衚−に瀺す氎
性暹脂を十分混合しお氎性塗料(7)を調補した。 䞊蚘顔料分散液(E)の性状及び氎性塗料(7)の塗膜
性胜をそれぞれ埌蚘衚−及び衚−に瀺す。 実斜䟋  前蚘−で埗た脂肪 酞倉性単量䜓 85郚 −ブトキシメチルアクリルアミド 144郚 アクリル酞 22郚 のモノマヌ混合物を実斜䟋に蚘茉の方法に埓぀
お重合反応させた。加熱残分70.5、暹脂酞䟡
63.6、ガヌドナヌ粘床40−ブチルセロ゜ル
ブ溶液の共重合䜓溶液が埗られた。このものを
トリ゚チルアミン1.0圓量䞭和で䞭和し、加
熱残分40の氎溶液からなる分散剀を埗
た。 次に、埗られた分散剀を甚いお埌蚘衚−
に瀺す顔料を実斜䟋ず同様の方法によ぀お分
散せしめお本発明の氎性顔料分散液(F)を埗た。 たた、この顔料分散液(F)ず埌蚘衚−に瀺す氎
性暹脂を十分混合しお氎性塗料(8)を調補した。 䞊蚘顔料分散液(F)の性状及び氎性塗料(8)の塗膜
性胜をそれぞれ埌蚘衚−及び衚−に瀺す。 実斜䟋  実斜䟋においお−ブトキシチメルアクリル
アミドの代わりに−メチロ−ルメタアクリルア
ミドを同量䜿甚した以倖は実斜䟋ず同じ条件䞋
で重合反応を行ない、加熱残分71.2、暹脂酞䟡
66.5、ガヌドナヌ粘床40−ブチルセロ゜ル
ブ溶液の共重合䜓溶液が埗られた。次にこの
ものをトリ゚チルアミンで䞭和し1.0圓量䞭
和、加熱残分40の氎溶液からなる分散剀
を埗た。 次に、埗られた分散剀を甚いお埌蚘衚−
に瀺す顔料を実斜䟋ず同様の方法によ぀お分
散せしめお本発明の氎性顔料分散液(G)を埗た。 たた、この顔料分散液(G)ず埌蚘衚−に瀺す氎
性暹脂を十分混合しお氎性塗料(9)を調補した。 䞊蚘顔料分散液(G)の性状及び氎性塗料(9)の塗膜
性胜をそれぞれ埌蚘衚−及び衚−に瀺す。 実斜䟋  実斜䟋においお−ゞメチルアクリルア
ミドの代わりに−ゞ゚チルアミノ゚チルメ
タクリレヌトを䜿甚した以倖は実斜䟋ず同じ条
件䞋で重合反応を行ない、加熱残分70.6、暹脂
酞䟡37.2、ガヌドナヌ粘床40−ブチルセロ
゜ルブ溶液の共重合䜓溶液が埗られた。次に
トリ゚チルアミンで䞭和し1.0圓量䞭和、加熱
残分40の氎溶液からなる分散剀(V)を埗た。 次に、埗られた分散剀(V)を甚いお埌蚘衚−に
瀺す顔料を実斜䟋ず同様の方法によ぀お分散せ
しめお本発明の氎性顔料分散液(H)を埗た。 たた、この顔料分散液(H)ず埌蚘衚−に瀺す氎
性暹脂を十分混合しお氎性塗料(10)を調補した。 䞊蚘顔料分散液の性状及び氎性塗料(10)の塗膜
性胜をそれぞれ埌蚘衚−及び衚−に瀺す。 比范䟋  垂販の顔料分散剀SMA1440HARCO
Chemical瀟補スチレン−無氎マレむン酞重合䜓
のナトリりム塩、商品名を甚いおチタン癜−
5N堺化孊瀟補酞化チタン、商品名を固圢分重
量比でチタン癜分散剀22の割合で分散し
おなる顔料分散液顔料含有量70.010郚ず埌
蚘衚−の゚マルゞペン(b)17.5郚を混合しお比范
甚の氎性塗料を埗た。このものの塗膜性胜を埌蚘
衚−に瀺す。
【衚】
〔塗膜性胜詊隓〕
氎性塗料〜10に氎性ドラむダヌ倧日本むン
キ瀟補商品名“デむクネヌト”、コバルト金属含
量を暹脂固圢分100郚に察し郚の割合で
添加し、軟鋌板に塗装した。20℃、盞察湿床75
で日間也燥した埌、詊隓に䟛した。 ゎバン目付着性mm幅のゎバン目を100個䜜り、
その䞊にセロフアン粘着テヌプをはり぀けそれを
勢いよくはがしお詊隓した。 耐氎性20℃の氎道氎に日間浞挬しお塗面状態
を肉県で調べた。

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  顔料、分散剀及び氎性媒䜓からなる氎性顔料
    分散液においお、該分散剀が (A) 油脂肪酞倉性メタアクリル系単量䜓
    〜98重量郹 (B) 含窒玠メタアクリル系単量䜓
    〜97重量郹 (C) αβ−゚チレン性䞍飜和カルボン酞
    〜20重量郹 及び (D) 䞊蚘(A)(B)(C)以倖のαβ−゚チレン性䞍
    飜和単量䜓 〜91重量郹 を共重合するこずにより埗られる重合䜓の氎溶
    性化物であるこずを特城ずする氎性顔料分散
    液。
JP58187722A 1983-10-08 1983-10-08 氎性顔料分散液 Granted JPS6081252A (ja)

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