JPS63248839A - 水性顔料分散液 - Google Patents

水性顔料分散液

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JPS63248839A
JPS63248839A JP8265187A JP8265187A JPS63248839A JP S63248839 A JPS63248839 A JP S63248839A JP 8265187 A JP8265187 A JP 8265187A JP 8265187 A JP8265187 A JP 8265187A JP S63248839 A JPS63248839 A JP S63248839A
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JP
Japan
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acid
parts
water
pigment dispersion
monomer
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Pending
Application number
JP8265187A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Aihara
哲夫 相原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kansai Paint Co Ltd
Original Assignee
Kansai Paint Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規な分散剤を用いた易分散性及び分散安定性
にすぐれた水性験料分牧液に胸する。
従来、顔料を含むエマルシコン塗料及び水溶性樹脂塗料
等の水性顔料において、製造時の顔料の難分枝性や貯蔵
中の顔料の凝集・沈降に基づく塗面の着色効果の低下、
フラッディング(浮き)、フローティング(浮きまだら
)、光沢の低下など好ましからざる現象が起こることは
よく知られている。この九め、一般には顔料を予じめ分
散剤で分散した水性顧料分枝液を釦袈しておき、このも
のを被着色水性塗料に混合・分散して水性塗料の着色が
行なわれている。
従来の該水性顔料分散液には界面活性剤の如き低分子量
化合物が分散剤として使用されているが、該分散剤によ
る整置、すなわち#膜性能または塗膜状態が低下する二
次的な悪影蚤が避けられず、最近では分散剤としてオリ
ゴマーまたは中程度の分子量を有する重合体を用いてI
!膜性能等の低下を抑えているのが実情である。
しかしながら、分散剤としてオリゴマーや重合体を用い
る場合、その使用量が低分子界面活性剤に比較して多量
となり、また、得られる水性額料分枝液の使用が水性塗
料に昂いられる結合剤の種類−によって制限を受ける勢
の欠点がある。
上記した欠点を改良する試みとして、例えば特開昭59
−227940号公報、特開昭60−92360号公報
に示される如く脂肪FR7R性(メタ)アクリル単量体
又は長鎖のビニル単量体をエチレン性不飽和含窒素単量
体及びエチレン性不飽和カルボン隈と共重合させて得ら
れる共重合体を提案した。しかしながら、該共重合体を
使用してなる1料ペーストは、長期貯蔵中にハードケー
キングを生じやすいという欠点があった。
そこで、零発す1者は、少量で顔料の易分散ができ、か
一つ多種類との樹脂と相溶性に優れ、しかも得られる脳
料ペーストの長期貯蔵性に優れた水性顔料分散剤の囲発
を目的に鋭意研究した結果、脂環式オキシラン基含有ビ
ニル単量体を脂肪酸で変性してなる不飽和単量体を単量
体成分として含有する共重合体を用いることにより上記
の欠点を解消することがわかり本発明を完成した、すな
わち、本発明は、顔料、分散剤及び水性媒体からなる水
性顔料分散液において、U分IIIが(2) 脂環式オ
キシラン基含有ビニル単量体を脂肪酸で変性してなる不
瞼和単を体3〜98重量部 Oj  ラジカル重合性含窒素1・体 2〜97頂分部 (Oσ、/−エチレン性不飽和カルボン酔0.5〜20
 m’i1部 及び [F] 上記<A) 、 @ 、 (0以外のa、/−
エチレン性不飽和単量体        0〜91重量
部を共重合することKよシ得られる重合体の水溶性化物
であることを特徴とする水性頼料分散液が提供される。
本発明の゛水性顧料分枝液の分散剤として使用される重
合体は、脂環式炭化水素及び脂肪族炭化水素を側鎖とす
る親油性基が、親水性の含窒素単量体及び”+I−エチ
レン性不飽和カルボン酸を含む主鎖と分離した形動て結
合した構造を有しているためVC@料分散能力が非常に
高い。さらに、該重合体は含窒素単量体に由来する塩基
性とカルボン票による酸性の雨成分を含むので、酸性顔
料及び塩基性額料等広節1囲の顔料を分散することが可
能であるという利点を有している。また、該脂環式炭化
水素による立体障害の反撥作用で得られたペーストの貯
蔵安定性は優れる。さらKS該分散剤は顔料分散能が非
常に優れていることに加え酸価が比較的低いことすなわ
ちカルボキシル基の絶対量が少ないことによシ、耐食性
、付着性等の性能において著しく優れ良好な着色塗膜を
得ることができる。
以下、本発明の水性顔料分散液に用いられる分散剤につ
いてさらに詳細に説明する。
変性不飽和単量体(A): 本発明において用いられる変性不飽和単量体(A)は、
脂環式オキシラン基含有ビニル単量体と脂肪酸とを反応
させて得られるものである。
該脂環式オキシラン基含有ビニル単量体としては、例え
ば、下記の各一般式(り〜(2))等で表わされるもの
を挙げることができる。
H 〔各一般式中、R1は水素ぶ子又はメチル基、R2は炭
素数1〜6の2価の脂肪族飽和炭化水素基、R3は炭素
数1〜10の2価の炭化水素基を示す〕。
上記において、炭素数1〜10の2価の炭化水素基とし
ては、例えばメチレン、エチレン、プロピレン、テトラ
メチレン、エチルエチレン、ペンタメチレン、ヘキサメ
チレン、ポリメチレン、フ挙げることができる。
ま次、脂環式オキシラン基含有ビニル単量体と反応させ
て用いる脂肪酸は、従来から公知の天然皮は合成脂肪酸
を使用することができる。天然脂肪酸として、例えば、
ヒマシ油脂肪酸、ヤシ油脂肪酸、魚油脂肪酸、米ヌカ油
脂肪酸、サフラワー油脂肪酸、アマニ油脂肪酸、キリ油
脂肪酸、脱水ヒマシ油脂肪酸、オイチシカ油脂肪酸、ダ
イズ油脂肪酸、ゴマ油脂肪酸、ケシ油脂肪酸、エノ油脂
肪酸、麻実油脂肪酸、ブドウ核油脂肪醗、トウモロコシ
油脂肪酸、トール油脂肪酸、ヒマシ油脂肪酸、綿実油脂
肪酸、クルミ油脂肪酸、ゴム種油脂肪酸等が挙げられる
合成飽和脂肪酸としては、天然の油脂もしくは脂肪酸又
は石油原料から、オゾン酸化法、パラフィン液相空気酸
化法、オキソ法、Koch  法などの方法によって人
工的に誘導される炭素原子数が4〜24個、好ましくは
5〜18個の直鎖状もしくは分岐鎖状の飽和脂肪族カル
ボン酸であシ、代表的な合成飽和脂肪酸としては、ネオ
ペンタン酸、2−エチル酪酸、ヘプタン酸、2−エチル
ヘキサン酸、イソオクタン酸、ノナン酸、イソノナン酸
、デカン酸、イソデカン酸、ネオデカン酸、イソトリデ
カン酸、インパルミチン酸、イソステアリン酸などが挙
げられる。
これらの脂肪酸の使用量は易分散性と順料ペーストの貯
蔵性の関係から通常共重合体中3〜65重量%とするの
が良い。なおキリ油脂肪酸、オイチシカ油脂肪酸、脱水
ヒマシ油脂肪酸、ハイジエン脂肪酸の如き共役脂肪酸を
添加する場合には、その使用量は全脂肪酸中30重量%
以下とするのが良い。
また、上記した脂環式オキシラン基含有ビニル単量体と
脂肪酸との配合割合は、油脂肪酸1モルに対し、脂環式
オキシラン基含有ビニル単量体を0.8〜1.2モルで
あることが望ましい。
変性不飽和単量体(2)の調製は、常法に従い、適当な
不活性溶媒の存在又は不存在下で、前記した脂環式オキ
シラン基含有ビニル単量体と脂肪酸とを反応させること
により行なうことができる。該反応は約60〜約220
℃、好ましくは約100〜約150℃の温度で行なうこ
とができる。
また、上記反応において、反応系に必要に応じて重合禁
止剤、例えばハイドロキノン、メトキシフェノール、t
ert−7’チルカテコール、ベンゾキノン等を添加す
ることができる。
α、β−エチレン性不飽和含窒素単量体(B)二次に、
本発明において用いられるα、!−エチレン性不飽和含
窒素単量体(Bとしては、1分子中に1個ま次は′4i
政個(通常4個まで)の塩基性窒素原子と1つのエチレ
ン性不飽和結合を含有する単量体が包含され、代表的な
ものとしては、含窒素複素環を有する不飽和単量体及び
(メタ)アクリル酸の台管・X M導体が挙げられる。
以下、これらの単量体についてさらに具体的に説明する
〔1〕  含窒素複素環を有する不飽和単量体としては
1〜3個、好ましくは1又は2個の環窒素原子を含む即
印又は条理の複素環がビニル基に結合した単量体が包含
され、特に下記に示す単量体を挙げることができる。
(+)  ビニルピロリドン類; 例えば、1−ビニル−2−ピロリドン、1−ビニル−3
−ピロリドンなど。
(1)  ビニルピリジン類; 例えば、2−ビニルピリジン、4−ビニルピリジン、5
−メチル−2−ビニルピリジン、5−エチル−2−ビニ
ルピリジンなど。
(厘) ビニルイミダゾール類; 例えば、1−ビニルイミダゾール、1−ビニル−2−メ
チルイミダゾールなど。
昨) ビニルカルバゾール類; 例えば、N−ビニルカルバゾールなど。
(V)  ビニルキノリン類; 例えば、2−ビニルキノリンなど。
(VT)  ビニルピペリジン類; 例えば、3−ビニルピペリジン、N−メチル−3−ビニ
ルピペリジンなど。
@)その他; アクリロイルモルホリンや、式 を有する)で示されるN−(メタ)アクリロイルピロリ
ジンなど。
上記し九合窒素複素環を有するビニル単量体の中でも好
適なものは、ビニルピロリドン類、ビニルイミダゾール
類及びビニルカルバゾール類であり、中でも環窒素原子
が3級化されているものが好適である。
〔2〕(メタ)アクリル酸の含窒素誘導体には、(メタ
)アクリル酸エステルのエステル部分に置換もしくは未
置換のアミン基を含むもの及び(メタ)アクリル酸のア
ミドが包含され、特に下記式%式%() 上記各式中、R1は前記の意味を表わし、R4及びR5
はそれぞれ独立に水素原子又は低級アルキル基を表わし
、R5は水素原子又は低級アルキルを表わし、 R6は
水素原子、低級アルキル基、ジ(低級アルキル)アミン
低級アルキル基、ヒドロキシ低級アルキル基又は低級ア
ルコキシ低級アルキル基を表わし、R1及びnは2〜8
の整数を表わす、 で示されるアミノアルキル(メタ)アクリレート及び(
メタ)アクリルアミドが適している。ここで「低級」な
る語はこの語が付され九基の炭素原子数が6個以下、好
ましくは4個以下であることを意味する。
しかして、かかる含窒素(メタ)アクリル系単量体の具
体例として、上記式(XI)  のアミノアルキル(メ
タ)アクリレートの例には、N、N−ジメチルアミノエ
チル(メタ)アクリレ−)、N、N−ジエチルアミノエ
チル(メタ)アクリレート、N−t−ブチルアミノエチ
ル(メタ)アクリレート、N、N−ジメチルアミンプロ
ピル(メタ)アクリレ−)、N、N−ジメチルアミノブ
チル(メタ)アクリレート、N−プロピルアミノエチル
(メタ)アクリレート、N−ブチルアミノエチル(メタ
)アクリレートなどが包含され、また上記式(XN) 
 の(メタ)アクリルアミドの例には、(メタ)アクリ
ルアミド、N−メチル(メタ)アクリルアミド、N−エ
チル(メタ)アクリルアミド、N−ブチル(メタ)アク
リルアミド、N、N−ジメチル(メタ)アクリルアミド
、N、N−ジエチル(メタ)アクリルアミド、N、N−
ジプロピル(メタ)アクリルアミド、N−メチロール(
メタ)アクリルアミド、N−エトキシメチル(メタ)ア
クリルアミド、N−ブトキシメチル(メタ)アクリルア
ミド、N。
N−ジメチルアミンプロピルアクリルアミドなどが包含
される。これらの含窒素(メタ)アクリル糸車全体とし
ては、存在する窒素原子が三級化されているものが最適
であυ、次いで2級化されているものも好適に使用され
るう 以上に述べたα,β−エチレン性不飽和含窒素単量体は
それぞれ単独で又は2種もしくはそれ以上組合わせて使
用することができる。
次に、零発萌において用いられるα、β−エチレン性不
飽和カルボン酸(○は、カルボキシル基が結合する炭素
原子とそれに隣接する炭素原子との間に付加重合性の二
重結合を有する型の不飽和脂肪族モノ−又はポリカルボ
ン酸で、炭素原子を3〜8個、特に3〜5#l+含有し
且つカルボキシル基を1又は2個有するものが適してお
り、下記一般式式中、 R8は水素原子又は低級アルキ
ル基を表わし、 R9は水素菌子、低級アルキル基又は
カルボキシル基を表わし、RIOは水素原子、低級アル
キル基又はカルボキシ低級アルキル基を表わす。
で示されるものが包含される。上記式(XV)  にお
いて、低級アルキル基としては炭素原子数4個以下のも
の、殊にメチル基が好ましい。
かかるα,β−エチレン性不飽和カルボン酸の例として
は、アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、イタコン
酸、マレモノ醸、無水マレイン酸、フマル酸等が挙げら
れ、これらはそれぞれ単独で又は2種以上組合わせて使
用することができる。
他のα、β−エチレン性不飽和単量体(D):さらに、
上記(A)、 CB) 、 (0以外のα、β−エチレ
ン性不飽和単曾休(体としては、特に制約がなく、本発
明の分散剤に望まれる性能に応じて広範5に選択するこ
とができる。かかる年飽和単量体の代表例を示せは次の
とおりである。
(1)  アクリル酸又はメタクリル酸のエステル:例
えば、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル
酸プロピル、アクリル酸イングロビル、アクリル酸ブチ
ル、アクリル酸ヘキシル、アクリル酸オクチル、アクリ
ル酸ラウリル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチ
ル、メタクリル酸プロピル、メタ2・リル酸インプロピ
ル、メタクリル酸ブチル、メタクリル酸ヘキシル、メタ
クリル酸オクチル、メタクリル酸ラウリル等のアクリル
酸又はメタクリル酸のC1〜C18アルキルエステル;
・       、    ゛ →り畔←た・争・アク
リル酸メトキシブチル、メタクリル酸メトキシブチル、
アクリル酸メトΦジエチル、メタクリル酸メトキシエチ
ル、アクリル陵エトキシブチル、メタクリル酸メトキシ
ブチル等のアクリル酸又はメタクリル酸のC2〜18ア
ルコキシアルキルエステル;アリルアクリレート、アリ
ルメタクリレート等のアクリル酸又はメタクリル酸のc
2〜3アルケニルエステル:ヒドロギシエチルアクリレ
ート、ヒドロキシエチルメタクリレート、ヒドロキシプ
ロピルアクリレート、ヒドロキシエチルメタクリレート
等のアクリル酸又はメタクリル酸のC2〜3 ヒドロキ
シアルキルエステル;アリルオキシエチルアクリレート
、アリルオキシメタクリレート等のアクリル酸又はメタ
クリル酸のC3−18アルケニルオキジアルキニルエス
テル。
(璽)  ビニル芳香族化合物:例えば、スチレン、α
−メチルスチレン、ビニルトルエン、p−クロルスチレ
ン。
(1)  ポリオレフィン系化合物:例えば、ブタジェ
ン、イソグレン、クロロプレン。
(酌 その他:アクリロニトリル、メタクリロニトリル
、メチルイソプロペニルケトン、酢酸ビニル、ペオパモ
ノマ−(シェル化学製品)、ビニルグロピオネート、ビ
ニルピバレートナト。
これら不飽和単量体は所望の物性に応じて適宜選択され
、それぞれ単独で用いてもよく、或いは2種又はそれ以
上組合わせて使用することができる。
本発明に従えば、上記の変性不飽和単量体(ロ)、α、
β−エチレン性不飽和含窒素単量体(8)、α、β−エ
チレン性不飽和カルボン!(Q及び不飽和単量体のは相
互に共重合せしめられる。訃共重合は、アクリル系共重
合体を製造するためのそれ自体・公知の方法に従い、例
えば溶液重合法、乳化重合法、懸濁重合法等を用いて行
なうことができる。
共重合を行なう場合の上記4成分の配合割合は、分収剤
として望まれる性能に応じて変えることができるが、下
記の割合で配合するのが適当である。
(1)  変性不飽和単量体<A):3〜98重憧部、
好ましくは10〜85重量部、 (2α、β−エチレン性不飽和含窒素単量体(B22〜
97重量部、好ましくは、顔料分数の観点から3〜90
重量部、 (3)  α,β−エチレン性不飽和カルボン嘔((1
):0.5〜20重量部、好ましくは水溶解性、塗膜性
能上から2〜18重量部、 (A)  上記囚〜(○以外の不飽和単量体(D : 
0〜91重量部、好ましくは塗膜性能の面から5〜83
重量部。
上記共重合反応は、有利には、溶液重合法に従って行な
うことが好ましく、上記の4成分を適当な不活性溶媒中
で、重合触媒の存在下に、通常約0〜約180℃、好ま
しくは約40〜約170’Cの反応温度において、約1
〜約20時間、好ましくは約6〜約10時間反応をつづ
けることにより行なうことができる。
使用する溶媒としては、該共重合反応中にゲル化が生じ
ないように、生成する共重合体を溶解し且つ水と混和し
うる溶媒を使用することが望ましいう特に水性顔料分散
液を得るに際し除去することなくそのまま使用できるも
のが良い。かがる溶媒としては例えば、式HO−CH2
CH2−ORII〔念だし、R11社水素原子または炭
素原子数1〜8個のアルキル基を表わす〕のセロソルブ
系溶媒たとえばエチレングリコール、プチルセロンルプ
、エチルセロソルブなど: HOCH2CH0R11? CH3 〔ただし、R11は上記と同じ意味を有する〕のプロヒ
レングリコール系溶媒たとえばプロピレングリコールモ
ノメチルエーテルナト;式 8式% 〔次だし、R11は上記と同じ意味を有する〕のカルピ
トール系溶媒たとえばジエチレングリコール、メチルカ
ルピトール、ブチルカルピトールなど;式R120−C
H2CH2−ORt3 〔ただし、R12及びR13はそれぞれ炭素原子数1〜
3個のアルキル基を表わす〕グライム系溶媒たとえはエ
チレングリコールジメチルエーテルなど;式R12O−
CH2CH20CH2−CH20R13〔ただし、R1
2及びR13は上記と同じ意味を有する〕のジグ2イム
系溶媒たとえばジエチレングリコールジメチルエーテル
など;式 %式% 〔ただし、R14は水素原子′1次はCH3もしくはC
2)15を表わす〕のセロンルプアセテート系溶媒たと
えばエチレングリコールモノアセテート、メチルセロソ
ルブアセテートなど;式RrsOH〔次だし、R15は
炭¥1.原子数1〜4個のアルキル基を表わす〕のアル
コール系溶媒穴とえばエタノール、グロパノールなど;
並びに、ダイア七トンアルコール、ジオキサン、テトラ
ヒドロフラン、アセトン、ジメチルホルムアミド、3−
メトキシ−3−メチル−ブタノール等が使用できる。
しかしながら、水に混和しない不活性溶媒もまた使用可
能であり、かかる水−非混和性溶媒としては重合反F)
終了後に常圧又は減圧下での蒸留によシ簡単に除去でき
るよう沸点が250tl:以下のものが好ましい。かか
る溶媒としては、例えば、素原子数1〜4個のアルキル
基を表わす〕又は式で表わされる芳香族炭化水素類、た
とえばトルエン、キシレンなど;式R1g−Coo−R
20〔ただし、R19は炭素原子数1〜6個のアルキル
基を表わし、Rznは水素原子ま次は炭素原子数1〜6
個のアルキル基もしくはシクロヘキシル基を表わす〕で
表わされる酸またはエステル類たとえば酢酸、ギ酸エチ
ル、酢酸ブチル、酢酸シクロヘキシルなど;式R21R
22C= O[ただし、R21及びR22はそれぞれ炭
素原子数1〜8個のアルキル類、たとえばメチルエチル
ケトン、シクロヘキサノンなど;式R21O−R22(
ただし、R21及びR22は上記と同じ意味を有する〕
で表わされるニーfル類、たトエハエチルエーテル、ヘ
キシルエーテルなど:式R230H(ただし、R23は
炭素原子数5〜11個のアルキル基を表わす〕で表わさ
れるアルコール類、たとへぼへキサノールなどが挙げら
れる。
これら溶媒は、前記共重合4成分の合計重量の15〜9
071量%の範囲で使用することができる。
ま之、重合触媒としては、例えば、アゾ系化合物、パー
オキサイド系化合物、スルフィド類、スルフィン類、ス
ルフィン酸類、ジアゾ化合物、ニトロソ化合物、レドッ
クス系およびiaM性放射線等の通常のラジカル重合に
使用できるラジカル開変化しても実質的に満足できる水
性顔料分散液が得られるが、分子量があまり低すぎると
被着色水性塗料の塗膜物性の低下をきたすおそれがある
ま九、分子量が高すぎると粘度が高くなり、粘度を下げ
ると共重合体の濃度が低くなシ順料の分散性が低下する
ので前記の共重合反応は、一般に、生成する共重合体の
数平均分子量が約500〜約次に該共重合体はそのまま
又は溶媒を留去した後、水溶性化される。この水溶性化
は、常法により、例えば該共重合体樹脂中に存在するカ
ルボキシル基を従来公知の中和剤で中和処理することに
より行なうことができる。用いうる中和剤としては例え
ば、アンモニア、アミン、アルカリ金属の水酸化物、ア
ルカリ金属の炭酸塩または重炭酸塩等が挙げられる。該
アミンとしては第1級、第2級又は第3級のアルキルア
ミン;第1級、4!g2級又は第3級のアルカノールア
ミン;およびシクロアルキルアミン等が使用できる。ま
た、アルカリ金属の水酸化物としては水酸化カリウム、
水酸化ナトリウムなど;アルカリ金属の炭酸塩及び重炭
酸塩としては炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、重炭酸ナ
トリウムなどが使用できる。これら中和剤の中では、ア
ンモニア、アミンが好適である。
該中和処理は、前記の如くして得られた共重合体樹脂又
はその溶液に、上記中和剤又はその水溶液を加えて常法
により容易に行なうことができる。
中和剤の使用量は、一般に、樹脂中のカルボキシル基に
対し0.01〜2.0当愈、好ましくは(1,3〜1.
0当曾である。
このようにして得られる水性化共重合体は、顔料、分散
剤及び水性媒体からなる水性顔料分散液における分散剤
として使用される。
上記水溶性化重合体からなる分散剤の使用量は、顔料1
00重量部当り一般に約1〜500重量部、好ましくは
約1〜300重量部とすることができる。この範囲の上
限を超えるときは水性顔料分散液の着色力と粘度のバラ
ンスが不均衡となる傾向がみられ、一方、下限を外れる
と顔料の分散安定性が低下しやすい。
本発明の水性顔料分散液において使用する水性媒体は、
実質的には水であるが、必要に応じて、例えば分散剤の
親水性の程度が低く充分な顔料分枝性能が得られないよ
うな場合には、蜆水性有機溶媒を併用することができる
。該親水性有機溶媒としては前記重合体の製造で使用し
たものを単独もしくは混合して用いることができる。
また、本発明の水性顔料分散液に使用される顔料は、こ
の種の頼料分枝液において通常使用されている無機及び
有機顔料であることができ、例えば無機顔料としては、
(1)酸化物系(亜鉛華、二酸化チタン、ベンガラ、酸
化クロム、コバルトブルー、鉄黒等);(2)水酸化物
系(アルミナホワイト、黄色酸化鉄等);(3)硫化物
、セレン化物系(硫化亜鉛、朱、カドミウム二ロー、カ
ドミウムレッド等);(A)フェロシアン化物系(紺青
等);(5)クロム酸塩系(黄鉛、ジンククロメート、
モリブデンレッド等);(6)硫酸塩系(沈降性硫酸バ
リウム等);(7)炭酸塩系(沈降性炭酸カルシウム等
):(8)硫酸塩系(含水硅酸塩、クレー、群青等):
(9)燐酸塩系(マンガンバイオレット等) ;(10
) i素糸(カーボンブラック等) : (U)金属粉
系(アルミニウム粉、ブロンズ粉、亜鉛末等)等が挙げ
られ、iた有機顔料としては、(1)二)ロン顔料系(
ナフトールグリーンB等):(2)ニトロ順料系(ナフ
トールエローS等):(3)アゾ順料系(リソールレッ
ド、レーキレッドC1ファストエロー、ナフトールレッ
ド、レッド等);(す染付レーキ順料系(アルカリフル
ーレーキ、ローダミンレーキ’I ) : (5)フタ
ロシアニン顔料系(フタロシアニンブルー、7アストス
カイブルー等):(6)k合多環顔料系(ヘリレンレッ
ド、キナクリドンレッド、ジオキサジンバイオレフト、
イソインドリノンエロー等)などが包含される。
本発明の水性顔料分散液中における前記顔料の含有量は
特に技術的な制限がないが、一般には該分散液の重量を
基準にして約2〜90重量%である。
本発明の水性顔料分散液の調製は適当な分散装置中で上
記の各成分を一緒に混合することによって行なうことが
でき、用いることのできる分数装置としては、通常塗料
工業において使用されているボールミル、ロールミル、
ホモミキサー、サンドグラインダー、シェーカー、アト
ライターなどが挙げられている。
本発明の水性顔料分散液には、文に必要に応じて、従来
公知の界面活性剤や保護コロイドを加えることも可能で
ある。
かくして得られる本発明の水性顔料分散液は、その顔料
が非常に均一微細に分散しており、長時間貯蔵しても顔
料粒子が凝集したり沈降することがほとんどない。これ
は顔料の表面に分散剤の親油性部分が吸着され、親水性
部分は水性媒体中に溶解するため顔料が水性媒体中に安
定に分散されていると推測される。
しかして、本発明の水性顔料分散液は、水性塗料および
水性インキに用いられるアルキド樹脂、アクリル樹脂、
エポキシ系樹脂、ウレタン系樹脂、マレイン化ポリブタ
ジェン樹脂等の従来から公知の水溶性樹脂、水分散性樹
脂、エマルシ=I/等との混和性がよく、これらの樹脂
による制限が全くなく、いずれの樹脂からなる水性塗料
の青色にも広く使用することができる。
上記した水性樹脂の具体例としては、例えばアルキド樹
脂は従来の溶剤型のアルキド樹脂と同じ原料から合成さ
れ、多塩基酸、多価アルコール、油成分を常法によシ縮
合反応させて得られるものである。アクリル樹脂は、α
、β−エチレン性不飽和酸(例えば、アクリル酸、メタ
クリル酸、マレイン酸など)、(メタ)アクリル酸エス
テル(例えばアクリル酸エチル、アクリル酸プロヒル、
アクリル酸ブチル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸
ブチル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メ
タクリル酸プロピル、メタクリル酸ブチルなど)および
ビニル芳香族化合物(例えばスチレン、ビニルトルエン
など)を共重合して得られるものである。エポキシ樹脂
としては、エポキシ樹脂のエポキシ基と不飽和脂肪酸の
反応によってエポキシエステルを合成し、この不飽和基
にα。
β−不飽和酸を付加する方法やエポキシエステルの水酸
基と、7タル酸やトリメリット酸のような多塩基酸とを
エステル化する方法などによって得られるエポキシエス
テル樹脂が挙げられる。
また、ウレタン系樹脂としては、ポリイソシアネート化
合物(例えばトルエンジイソシアネート、ジフェニルメ
タンジイソシアネート、1,6−ヘキサンジイソシアネ
ート、インホロンジインシアネート等)を用い樹脂骨格
中にウレタン基を導入してなる樹脂で、且つジメチロー
ルプロピオン酸などを用いてカルボキシル基を導入した
ものである。
上記した水性樹脂を水溶性にして用いる場合には、樹脂
の酸価が約35〜200になるように合成され、このも
のをアルカリ性物質、例えば水酸化ナトリウム、アミン
などで中和して水溶性塗料に供される。他方、これらの
樹脂を自己分散型にして用いる場合には樹脂の酸価を約
5〜35の低酸価型樹脂とし、このものを中和して水分
散型塗料に供される。
また、エマルシランとしては、アニオン型もしくはノニ
オン型低分子界面活性剤を用いてアルキド樹脂、アクリ
ル樹脂、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂を分散させて得ら
れる乳化剤分散エマルシ薦ン;上記界面活性剤を用いて
(メタ)アクリル酸エステル、アクリロニトリル、スf
レン、ブタジエン、酢酸ビニル、塩化ビニル等の単量体
を乳化重合して得られる>L化重合エマルシーン;マレ
イン化ポリブタジェン、マレイン化アルキド樹脂、マレ
イン化脂肪酸変性ビニル樹脂、乾性油あるいは半乾性油
脂肪F!!変性アクリル樹脂などの水溶性樹脂を乳化安
定剤として前記した単量体を乳化重合及びグラフト反応
させて得られるソープフリーエマルシランが挙げられる
本発明の水性顔料分散液は、特に顔料分散能の劣る低酸
価水分散性樹脂およびエマルシランからなる水性塗料に
対し配合するのに有効である。中でも酸化硬化性を有す
る低酸価水分散性樹脂およびエマルシランに対し、特に
効果が顕著である。
本発明の水性顔料分散液の水性塗料に対する配合割合は
、該分散液中の顔料の種類や最終塗料に要求される着色
の程度等に依存し広い範囲で変えることができるが、一
般には、前述の水性塗料の樹脂分100:!1(fi部
当り、顔料分散液は2〜1000重量部の範囲で配合す
ることができる。
次に、実施例により本発明をさらに説明する。
実施例中、部及び%は重苛部及び重蕾%を示す。
変性不飽和単量体(5)の製造例 (1)  変性不飽和単量体(A−1)の調製反応容器
に下記の単量体を入れた。
サフラワー油脂肪酸        840部ハイドロ
キノン            0.3部次に130℃
に昇温し、6時間反応させて、変性不飽和単量体(A−
1)を得た。ガードナー粘度はKであった。
(2)変性不飽和単量体(A−2)の別製(A−1)と
同様の製造条件で、下記の単量体を用いて変性不飽和単
量体(A−2)を得た。
H3 あまに油脂肪酸          840部ハイドロ
キノン            0.3部ガードナー粘
度はKであった。
(3)変性不飽和単量体(A−3)の調製(A−1)と
同様の製造条件で、下記の単量体を用いて変性不飽和単
量体(A−3)を得た。
792部 トール油脂肪酸          840部ハイドロ
キノン            (J、4部ガードナー
粘度はMであった。
(A)  変性単量体(A−4)の調製(A−1)と同
様の!lJ造条件で、サフラワー油脂肪酸840部の代
わりに、イソノナン酸474部を用い、ガードナー粘度
にの変性不飽和単量体(A−4)を得た。
実施例1 n−プチルセロンルプ350部をIWE容器に入れ、加
熱して120℃にした。次に以下に示す割合の混合物を
、この溶液に約2時間かけて滴下した。反応は窒素注入
下で行なった。
変性不飽和単量体(A−1)     113部N−ビ
ニルピロリドン        126部アクリル酸 
            11部アゾビスジメチルバレ
ロニ)すk   17.5部反応温度を120℃に保ち
、反応溶液をかきまぜながら、上記の混合物を滴下した
。滴下終了1時間後にアゾビスイソブチロニトリル2.
5部を反応溶液に加え、さらに2時間後、アゾビスイソ
ブチクモトリル2.5部を反応溶液に加え、その後2時
間120℃に保つ九1ま反応を行なった。反応終了後未
反応の単量体とn−ブチルセロソルブを減圧蒸留し、加
熱残分70.2%、樹脂酸価35.5、ガードナー粘度
(A0%n−ブチルセロソルブ溶液)0の共重合体溶液
が得られた。さらに、この共重合体をトリエチルアミン
で中和しく1.0当量中和)、水を加えて加熱残分40
%の水溶液からなる分散剤(1)を得た。
次に、この分散剤8.3部及びチタン白顔料(堺化学社
製チタン白R−5N)200部の混合物をRed De
vi1分散機を用いて0.5時間分散せしめて、本発明
の水性顔料分散液(atを得九。
同様にして後記表−1に示す配合で顔料の分散を行ない
本発明の水性顔料分散液(b)〜(山を得た。
なお、チタン白以外の顔料は1時間分散を行なった0 得られた水性顔料分散液の性状をまとめて後記表−1に
示す。
次に、水性顔料分散液(ω10部及び水分散型アルキド
樹脂(アマニ油脂肪酸/ペンタエリスリトール/安息香
酸/イン7タル酸/無水マレイン酸=903/705/
1140/610/45(部)を原料とする油長30及
び酸価16のアルキド樹脂をトリエチルアミンで1.0
当倉中和して得られる固形分40%溶液) 23.4部
からなる配合物を十分混合して水性塗料(υを調製した
同様にして後記表−2に示す顔料分散液及び水性樹脂か
らなる配合物を十分混合して水性塗料(2)〜(6)を
得念。得られ次水性塗料の塗膜性能をまとめて後記表−
2に示す。
実施例2 n−ブチルセロソルブ300部を反応容器に入れ、加熱
して120℃にした。次に以下に示す割合の混合物を、
この溶液に約2時間かけて滴下し次。反応は窒素注入下
で行なった。
変性不飽和単量体(A−2)75部 n−ブチルメタクリレート       39部N−ビ
ニルピロリドン        125部アクリル酸 
             11部アゾビスジメチルバ
レロニトリル   18部反応温度を120℃に保ち、
反応溶液をかきまぜながら、上記の混合物を滴下した。
滴下終了1時間後にアゾビスイソブチロニトリル2.5
部ヲ反応溶液に加え、さらに2時間後、アゾビスインブ
チロニトリル2.5部を反応溶液に加え、その後2時間
120℃に保っ之まま反応を行なった。反応終了後未反
応の単量体とn−ブチルセロソルブを減圧蒸留し、加熱
残分を70.5%、樹脂酸価36.0、ガードナー粘度
(A0%n−ブチルセロソルブ溶液)Pの共重合体溶液
が得られた。
さらに、この共重合体をトリエチルアミンで中和しく1
.0当量中和)、水を加えて加熱残分40%の水溶液か
らなる分散剤(1)を得た。
次に、得られた分散剤(1)を用いて後記表−1に示す
顔料を実施例1と同様の方法によって分散せしめて本発
明の水性顔料分散液(e)を得た。
また、この顔料分散液(e)と後記表−2に示す水性樹
脂を充分混合して水性塗料(7)を調製した。
上記顔料分散液(e)の性状及び水性塗料(7′)の塗
膜性能をそれぞれ後記表−1及び表−2に示す。
実施例3 変性不飽和単量体(A−3−)85部 N、N−ジメチルアクリルアミド   150部アクリ
ル酸              15部のモノマー混
合物を実施例1に記載の方法に従って重合反応させた。
加熱残分70.6%、樹脂酸価46.3、ガードナー粘
度(A0%n−ブチルセロソルブ溶液)Sの共重合体溶
液が得られた。このものをトリエチルアミン(1,0当
量中和)で中和し、加熱残分40%の水溶液からなる分
散剤(i)を得た。
次に、得られた分散剤(1)を用いて後記表−1に示す
顔料を実施例1と同様の方法によって分散せしめて本発
明の水性顔料分散液(f)を得た。
また、この顔料分散液(f)と後記表−2に示す水性樹
脂を十分混合して水性笥料(8)を調製した。
上記顔料分散液(f)の性状及び水性塗料(aの塗膜性
能をそれぞれ後記表−1及び表−2に示す。
実施例4 変性不飽和単量体(A−4)     120部N−ビ
ニルピロリドン       135部アクリル酸  
            12部アゾビスジメチルバレ
ロニトリル  18.0部の七ツマー混合物を実施例1
と同じ条件下で重合反応を行ない、加熱残分71.5%
、樹脂酸価43.5、ガードナー粘度(A0%n−ブチ
ルセロソルブ溶液)Mの共重合体溶液が得られた。次に
このものをトリエチルアミンで中和しく1.0当量中和
)、加熱残分40%の水溶液からなる分散剤(ff)を
得た。
次に、得られ九分散剤(ff)を用いて後記表−1に示
す顔料を実施例1と同様の方法によって分散せしめて本
発明の水性顔料分散液(πを得た。
ま九、この顔料分散液(g)と後記表−2に示す水性樹
脂を十分混合して水性塗料(9)を調製し次。
上記顔料分散液(−の性状及び水性塗料(9)の塗膜性
能をそれぞれ後記表−1及び表−2に示す。
実施例5 実施例1においてN−ビニルピロリドンの代ワりにN−
ビニルカルバゾールを使用し次以外は実施例1と同じ条
件下で重合反応を行ない、加熱残分70.7%、樹脂酸
価35.0、ガードナー粘度(A0%n−ブチルセロソ
ルブ溶液)NのP、重合体溶液が得られた。次にトリエ
チルアミンで中和しく1.0当量中和)、加熱残分40
%の水溶液からなる分散剤(v)を得九。
次に得られた分散剤(V)を用いて後記表−1に示す顔
料を実施例1と同様の方法によって分散せしめて本発明
の水性顔料分散液(h)を得次。
また、この顔料分散液(h)と後記表−2に示す水性樹
脂を十分混合して水性塗料(10)を調製した。
上記顔料分散液(h)の性状及び水性塗料(10)の塗
膜性能をそれぞれ後記表−1及び表−2に示す。
比較例1 サフラワー油脂肪酸(236部)、グリシジルを反応容
器に入れ、140〜150℃の温度で4時間付加反応を
行い、脂肪酸変性単量体を得た。
次に実施例1の変性不飽和単量体(A−1)の代わりに
、上記脂肪酸変性単量体を使用し、重合反応を行い、加
熱残分= 70.3%、樹脂酸価35.り 。
ガードナー粘度(A0%n−ブチルセロソルブ溶液)M
の共重合体溶液が得られた。次にトリエチルアミンで中
和しく1.0当量中和)、加熱残分40%の水溶液から
なる分散剤(VDを得た。
次に、得られた分散剤(TOを用いて後記表−1に示す
顔料を実施例1と同様の方法によって分散せしめて水性
顔料分散液(i)を得た。
また、この顔料分散液(i)と後記表−2に示す水性樹
脂を十分混合して水性塗料(11)を調製した。
上記顔料分散液(i)の性状及び水性塗料(11)の塗
膜性能をそれぞれ後記表−1及び表−2に示す。
*1 チタン白R−5N:堺化学社製酸化チタンカーボ
ンMA:三菱化成社製カーボンプラック マビコエローXLO:チタン工業社製黄色顔料 *2  ASTM D1201−64により測定*3 
実施例1で用いた水分散型アルキド樹脂の酸価を60に
した樹脂の中和物30部を乳化安定剤としてn−ブチル
アクリレート70部を重合して得られたエマルシーン(
固形分40%) *4 ドデシルベンゼンのナトリウム塩を乳化安定剤と
して、スチレン/メチルメタクリレート/n−ブチルメ
タクリレ−)=35/15150からなるモノマー混合
物を重合して得られたエマルシ胃ン(固形分50%)〔
塗膜性能試陛〕 水性塗料(1)〜(11)に水性ドライヤー(大日本イ
ンキ社製間品名“デイクネート”、コバルト金属含量3
%)を樹脂固形分100部に対し1部の割合で添加し、
軟鋼板に塗装した。20℃、相対湿度75%で3日間乾
燥した後、試験に供した〇ゴバン目付行性: IW幅のゴバン目を100個作り、その上にセロファン
粘着テープをはりつけそれを勢いよくはがして試験した
耐水性: 20℃の水道水に2日向浸漬して塗面状態を肉眼で調べ
た。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 顔料、分散剤及び水性媒体からなる水性顔料分散液にお
    いて、該分散剤が (A)脂環式オキシラン基含有ビニル単量体を脂肪酸で
    変性してなる不飽和単量体3〜98重量部 (B)α,β−エチレン性不飽和含窒素単量体2〜97
    重量部 (C)α,β−エチレン性不飽和カルボン酸0.5〜2
    0重量部 及び (D)上記(A)、(B)、(C)以外のα,β−エチ
    レン性不飽和単量体0〜91重量部 を共重合することにより得られる重合体の水溶性化物で
    あることを特徴とする水性顔料分散液。
JP8265187A 1987-04-03 1987-04-03 水性顔料分散液 Pending JPS63248839A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6534618B1 (en) 2000-11-27 2003-03-18 Corning Incorporated Methods of drying optical fiber coatings
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