JPH057647U - 蓋の取付け構造 - Google Patents

蓋の取付け構造

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JPH057647U
JPH057647U JP6245091U JP6245091U JPH057647U JP H057647 U JPH057647 U JP H057647U JP 6245091 U JP6245091 U JP 6245091U JP 6245091 U JP6245091 U JP 6245091U JP H057647 U JPH057647 U JP H057647U
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JP
Japan
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lid
window
device housing
mounting structure
receiving groove
Prior art date
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Pending
Application number
JP6245091U
Other languages
English (en)
Inventor
弘善 佐藤
Original Assignee
日通工株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 日通工株式会社 filed Critical 日通工株式会社
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Publication of JPH057647U publication Critical patent/JPH057647U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単かつ廉価に作ることができ、全体として
薄く、しかも蓋を紛失することがない。 【構成】 機器筐体41は一方向で窓43の一側に位置
した受溝47と、該受溝47に設けた突部49と、上記
一方向にのびたスライド溝51とを有している。蓋45
は上記一方向で摺動可能に上記スライド溝51に嵌め込
まれた摺動部53と、上記一方向で上記受溝47に入り
込む挿入部55とを有している。該挿入部55は上記突
部49に係合する係合穴57を有している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ボタン電話機もしくは家電製品などの機器を設定操作する機器の操 作部分に用いる蓋の取付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の蓋の取付け構造は、第1の従来例として、図4に示すように、機器筐体 1と、この機器筐体1の一面に形成した窓3と、この窓3を開閉するために機器 筐体1に取付けられている蓋5とを有している。蓋5の一側には窓3の一側に対 応する位置にヒンジ部7が設けられている。このヒンじ部7は窓3を開閉できる ように機器筐体1の一側に蓋5を回動可能に連結している。また、蓋5の一側に 対向する他辺には、爪状の係合部9が設けられている。係合部9は窓3を閉じる 向きに蓋5を回動した際に、窓3の他側に形成した溝部11に係合する。
【0003】 また、第2の従来例として、図5に示す蓋の取付け構造は、機器筐体15と、 この機器筐体15の一面に形成した窓17と、この窓17を開閉するために機器 筐体15に取付けられている蓋19とを有している。蓋19には窓17の内枠1 7aに圧入される圧入部21が設けられている。この蓋19は窓17に圧入する ことにより窓17を閉じるものである。なお、蓋19は圧入部21に代えて複数 の爪状の係合部を設けたものもある。
【0004】 また、第3の従来例として、図6に示す蓋の取付け構造は、機器筐体23と、 この機器筐体23の一面に形成した窓25と、この窓25を開閉するために機器 筐体23に一方向でスライド可能に備えられた蓋27とを有している。機器筐体 23は一方向で窓25の一側に位置した受溝29と、一方向にのびたスライド凸 部31とを有している。蓋27は一方向で摺動可能にスライド凸部31に嵌め込 まれた凹部33と、一方向で受溝29に入り込む爪状の係合部35とを有してい る。 この蓋の取付け構造では、蓋27を一方向にスライドするとスライド凸部31 に沿って凹部33が摺動する。そして、蓋27は一方向で受溝29に入り込み、 係合部35が受溝29に係合する。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、図4に示した蓋の取付け構造は、機器筐体1に対してヒンジ部 7が着脱可能になるように設けているため、蓋5が紛失したり機器筐体1と蓋5 との取付けに手間がかかってしまう。また、蓋5は係合部9やヒンジ部7を形成 するために形状が複雑になってしまう。
【0006】 また、図5に示した蓋の取付け構造は、機器筐体15から蓋19を着脱可能に できるが、蓋19が紛失したり、蓋19の板厚方向の寸法が大きくなり、その分 機器筐体15の板厚方向の寸法も大きく作らなければならないという問題がある 。
【0007】 また、図5に示した蓋の取付け構造は、蓋27の凹部33と窓25の凸部31 や係合部35などがあるため形状が複雑になってしまう。また、蓋27には爪の ような係合部23や凹部33をを設けなければならないため、蓋31の板厚寸法 も大きくなってしまい全体として板厚方向の寸法が大きくなってしまうという問 題がある。具体的には機器筐体23の厚みは4mm〜5mm程度の寸法になる。
【0008】 それ故に、本考案の課題は、簡単かつ廉価に作ることができ、全体として薄く 、しかも蓋を紛失することがない蓋の取付け構造を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案によれば、機器筐体の一面に形成した窓を開閉するために該機器筐体に 一方向でスライド可能に備えられた蓋の取付け構造のにおいて、上記機器筐体は 一方向で上記窓の一側に位置した受溝と、該受溝に設けた突部と、上記一方向に のびたスライド溝とを有し、上記蓋は上記一方向で摺動可能に上記スライド溝に 嵌め込まれた摺動部と、上記一方向で上記受溝に入り込む挿入部とを有し、該挿 入部は上記突部に係合する係合穴を有していることを特徴とする蓋の取付け構造 が得られる。
【0010】
【作用】
蓋を少し曲げながら摺動部をスライド溝に嵌め込む。この取付けにより蓋は摺 動部に沿ってスライド可能な状態で窓を開閉できる。窓を蓋によって閉めた場合 には、受溝に設けた突部に係合穴が嵌め込まれて機器筐体と蓋とのスライドが阻 止される。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を添附図面に基づいて詳細に説明する。図1乃至図3 は、本考案の蓋の取付け構造の一実施例を示す。
【0012】 図1乃至図3を参照して、蓋の取付け構造は、モールド成形により成形された 機器筐体41と、この機器筐体41の一面に形成した窓43と、機器筐体41に 一方向でスライド可能に備えられた蓋45とを有している。窓43には機器の初 期設定などの操作に用いる図示しない操作部が設けられている。蓋45は一方向 でスライド可能に窓43を開閉することにより操作部を解放したり目隠しするこ ができる。
【0013】 さらに詳しく説明すると、機器筐体41は一方向(図2の矢印Aで示す)で窓 43の一側に位置した受溝47と、この受溝47に設けた半球状の突部49と、 一方向にのびたスライド溝51とを有している。機器筐体41にはその一面より も少し機器筐体41の内側に下がりその一面と平行な受面部42が形成されてい る。受面部42には窓43が形成されている。したがって、機器筐体41の一面 と受面部42との間には、それぞれ一対づつ枠面41a,41bが形成されてい る。互いに平行な一対の枠面41aの両端は枠面41bが接続している。つまり 、枠面41aにはスライド溝51が形成されている。また、枠面41bの一側に は受溝47が形成されている。このような機器筐体41は上述のようにモールド 成形により同時に形成することができる。
【0014】 蓋45は一方向で摺動可能にスライド溝51に嵌め込まれる一対の摺動部53 と、一方向で受溝47に入り込む挿入部55とを有している。挿入部55は突部 49に係合する係合穴57を有している。また、蓋45には、この蓋45を一方 向にスライド可能に操作するための操作穴59が形成されている。この蓋45は 薄い板が用いられている。摺動部53、係合穴57及び操作穴59は打ち抜き加 工により作ることができる。
【0015】 蓋45を機器筐体41に取り付けるには、図1に示す蓋45を受面部42の上 で各枠面41a,41bの内部に配し、かつ蓋45を一側に少し曲げながら摺動 部53をスライド溝51に嵌め込む。この取付けにより蓋45は摺動部53に沿 ってスライド可能な状態で窓43を開閉できる。次に、操作穴59を操作して窓 43を蓋45によって閉めた場合には、受溝47に設けた突部49に係合穴57 が嵌め込まれて機器筐体41と蓋45とのスライドが阻止できる。
【0016】
【考案の効果】
以上、実施例により説明したように、本考案の蓋の取付け構造によれば、機器 筐体の厚みは2.5mm程度の寸法でよく機器筐体の板厚寸法を小さくできる。
【0017】 また、蓋はスライド溝に容易に離脱することがなく嵌め込まれているため、紛 失することがない。
【0018】 さらに、本考案の蓋の取付け構造によると、操作部の開閉機能を確保した上で 廉価にでき、かつ実装上の空間を有効に利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の蓋の取付け構造の一実施例の要部を示
す分解斜視図である。
【図2】図1の蓋の取付け構造の要部を示す斜視図であ
る。
【図3】図1の機器筐体を示す断面図である。
【図4】従来の蓋の取付け構造の第1の従来例を示す斜
視図である。
【図5】従来の蓋の取付け構造の第2の従来例を示す斜
視図である。
【図6】従来の蓋の取付け構造の第3の従来例を示す斜
視図である。
【符号の説明】
1 機器筐体 3 窓 5 蓋 19 蓋 27 蓋 29 受溝 31 凸部 33 凹部 35 係合部 41 機器筐体 43 窓 45 蓋 47 受溝 49 突部 51 スライド溝 53 摺動部 55 挿入部 57 係合穴

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 機器筐体の一面に形成した窓を開閉する
    ために該機器筐体に一方向でスライド可能に備えられた
    蓋の取付け構造のにおいて、上記機器筐体は一方向で上
    記窓の一側に位置した受溝と、該受溝に設けた突部と、
    上記一方向にのびたスライド溝とを有し、上記蓋は上記
    一方向で摺動可能に上記スライド溝に嵌め込まれた摺動
    部と、上記一方向で上記受溝に入り込む挿入部とを有
    し、該挿入部は上記突部に係合する係合穴を有している
    ことを特徴とする蓋の取付け構造。
JP6245091U 1991-07-15 1991-07-15 蓋の取付け構造 Pending JPH057647U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6245091U JPH057647U (ja) 1991-07-15 1991-07-15 蓋の取付け構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6245091U JPH057647U (ja) 1991-07-15 1991-07-15 蓋の取付け構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH057647U true JPH057647U (ja) 1993-02-02

Family

ID=13200558

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6245091U Pending JPH057647U (ja) 1991-07-15 1991-07-15 蓋の取付け構造

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JP (1) JPH057647U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016037121A (ja) * 2014-08-06 2016-03-22 河西工業株式会社 インサイドハンドルユニットの取付け構造
KR102048769B1 (ko) * 2018-08-27 2019-11-26 전남대학교산학협력단 컵의 체결캡

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5348422A (en) * 1976-10-14 1978-05-01 Fujitsu Ltd Correcting system of input data
JPS55134051A (en) * 1979-02-26 1980-10-18 Inada Seisakusho Kk Two chamber divided tin and its preparation

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Effective date: 19950328