JP4369076B2 - ドアを備えたコンピュータおよびドアの開閉方法 - Google Patents

ドアを備えたコンピュータおよびドアの開閉方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般に、コンピュータに関し、特に、コンピュータI/Oポート等に対するアクセス開口部を覆うドアアセンブリに関する。
【0002】
【従来の技術】
コンピュータがますます強力になってくるにつれ、コンピュータに接続可能な周辺機器の数も常に増加してきた。現在のコンピュータは、USBコネクター、FireWire(IEEE1394)コネクター、シリアルコネクター、パラレルコネクター、モデムポート、ネットワークポート、マイクロフォンポート、オーディオ入出力ポート、ビデオ入出力ポート等(以下、総称して「I/Oポート」または「電気コネクターポート」と称する)等の各種のポートを10個以上有することが珍しくない。従来のほとんどの電気コネクターポートはコンピュータの後部にあったが、現在の多くのコンピュータでは、少なくともいくつかの電気コネクターポートがその前部に設けられている。コンピュータの後部にある電気コネクターポートは、コンピュータの背面はコンピュータ使用者およびコンピュータ環境における大部分の他者の目に触れないことから、剥き出しであることが一般的である。しかしながら、電気コネクターポートがコンピュータの前部に設けられる場合、全体的な美観から、何らかの種類のコネクターポートカバーを設けることが一般に求められる。かかるカバーとしては、電気コネクターポートを露出させるように揺動開口し、使用時以外にはポートを覆うように閉じる旋回式ドアが考えられる。旋回式ドアの問題点は、外側に旋回する際、コンピュータの前部から外側に突出するため簡単にぶつかりやすく、壊れたり外れたりしてしまうことである。また、内側に枢動する際には、非常に大きな退避のための空間を必要とする。また、閉じるために引っ張ろうとするとき、つかむのが困難である。他には、スライド式ドアをコンピュータ筐体の前面または後面に取り付けて、これを上方または横方向に摺動させて、コンピュータ筐体の開口部を露出させることで、そこから電気コネクターポートにアクセス可能とするものも考えられる。このスライド式ドアは、筐体の外側に取り付けた場合に美的観点から望ましくない外観をもたらし、筐体の内側に取り付けた場合には閉位置において筐体に凹部が露出し、同様に審美的に魅力に欠け、また塵埃がたまりやすくなる等の問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明者らの所見から、閉じたときにコンピュータ筐体の外表面と同一面をなすように位置決め可能であり、かつその一部をコンピュータから外側に突出させることなく、また、内側に大幅に突出させることなく開口可能なコンピュータドアアセンブリを提供することが一般に望ましい。
【0004】
本発明は、コンピュータの外側筐体に設けられ、筐体の内面のすぐ後ろに並進運動(平行移動)可能に変位するとともに、この筐体の面と平行方向に移動することにより、ドアの下に配置された少なくとも1個の電気コネクターを露出させることが可能なドアアセンブリを有するコンピュータおよびそのドアの開閉方法に関するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このため、本発明におけるコンピュータは、少なくとも1個の電気コネクターポートと、このポートを覆っていて、パネル開口部がこのポートと軸について位置が合った外側筐体と、コンピュータ構成部材上に変位可能に取り付けられたドア部材とを有し、そのドア部材は複数の、並進運動に適した動作位置を有し、この動作位置は、ドアが開口部内にあり、かつその外表面が外側筐体に外接する面と同一面をなす第1の動作位置と、このドアが開口部と軸について位置合わせされ、かつそこから内側に変位されている第2の動作位置と、このドアが開口部から軸についてずれた第3の動作位置とを含んでいる。
【0006】
また、このドア部材は、軸方向外向きに付勢され、かつ複数の動作位置の間において手動で変位させることが可能である。
さらに、このドア部材は、ドア部材の一端に付加される軸方向の力を前記ドア部材の反対側の端部に伝達する力の伝達部材に接続されている。
【0007】
また、本発明のコンピュータでは、コンピュータドアアセンブリがドア部材とスライダ部材とコイルバネとガイド部材とを備えている。そのドア部材は前面および背面を有していて複数個の後ろ方向に延びるドア突出部を含み、スライダ部材は前面および背面を有していて、この前面および背面の間に延びる複数個の開口部と複数個の後ろ方向に延びるスライダ突出部とを備え、複数個の後ろ方向に延びるドア突出部はスライダ部材の複数個の開口部のうちの対応するものを貫通している。コイルバネは、この複数個のドア突出部の1個に取り付けられてドア部材の背面とスライダ部材の前面の間で捕捉されていて、板バネは、第1の端部が後ろ方向に延びているドア突出部の第1の突出部に装着されているとともに第2の端部が複数個の後ろ方向に延在するスライダ突出部の1個に装着されるとともに板バネの中間部は、ドア部材がスライダ部材に対して後ろ方向に変位しているときには、後ろ方向に延びているドア突出部のうちの第2の突出部によって弾性的に可撓係合されている。ガイド部材は、複数個の後ろ方向に延在するスライダ突出部の少なくとも1個と案内可能に係合するように適合される複数個のガイド面を有していて、そのドア部材は第1の軸方向位置と第2の軸方向位置の間でスライダ部材に対して変位可能であり、スライダ部材は軸方向を横切って延びている面においてガイド部材に対して変位可能である。
【0008】
また、本発明は、コンピュータのドアを開く方法を含み、該方法は(a)ドアを当接面に軸方向に押しつける過程と、(b)軸方向の変位に直交する方向にドアを摺動する過程とを含む。
【0009】
【発明の実施の形態】
コンピュータのハウジングおよび筐体について以下に記載する。図1〜4は、上部12と、底部14と、前部16と、後部18と、左側面部20と、右側面部22とを有するコンピュータ10を示す。コンピュータは、図11に最もよく示されるように、前面部26を有する内側薄板金属ハウジング24を有する。薄板金属ハウジング前面部26の開口部には、電気コネクターポートアセンブリ30が設けられる。また、この電気コネクターポートアセンブリは、ハウジング24の側面、背面または上面部、また図示する位置のいずれに設けてもよい。電気コネクターポートアセンブリ30は、図11に示すように、オーディオポート32、USBポート34、36、マイクロフォンポート38等いずれのタイプの電気コネクターを1個以上を含む場合がある。
【0010】
図示の実施形態において、前部上部一体部材52、後部部材54、ベース部材56および左右側面パネル部材58、60を含む外側筐体50は、コネクタータブ等により薄板金属ハウジング24に着脱可能に取り付けられる。好ましい一実施形態における薄板金属ハウジング24および外側筐体50は、2000年4月19日付けで出願されたElizabeth B. Diaz、Felix GuerraおよびYancy Chenの米国特許出願第09/552,201号「モジュラコンポーネントを有するコンピュータ(COMPUTER WITH MODULAR COMPONENTS)」および2000年5月26日付けで出願されたElizabeth B. Diaz、Kun-Chi HsiehおよびBo Siu-Faiの米国特許出願(代理人処理番号第10004255−1)「着脱可能なパネルを有するコンピュータ(COMPUTER WITH REMOVABLE PANELS)」に記載のものと同一であり、これらの内容は、ともにその開示されるすべてを引用することにより、本明細書の一部をなすものとする。
【0011】
図1〜図4に示されるように、前部上部一体部材52および左側面パネル部材58は、シーム線62に沿って当接して配置される。筐体にはドア開口部70が画定される。開口部は、第1の部分74が部材52に形成され、かつ第2の部分76が、左側面パネル部材58に形成される筐体の環状で軸方向に延在する壁部72により、画定される。開口部は、アーチ状の上部78とアーチ状の下部80とを有し、その中間部82の間には縦方向の側面が平行に延在している。筐体は、開口部70の周縁面86を含む略平坦な前部壁部84を有する。
【0012】
ドアアセンブリ100は、薄板金属ハウジング前面部26に搭載されている。ドアアセンブリ100の各種コンポーネントは、ドアアセンブリの分解正面斜視図および組み付け後の後部立面図をそれぞれ示す図5および図6に最もよく示される。
【0013】
ドア部材について以下に記載する。ドアアセンブリ100は、開口部70の形状に合致し、その内部にぴったり受けられるように適合されているドア部材102を含む。ドア部材は、アーチ状の上部104と、アーチ状の底部106とを有し、中間部108がその間に延在している。ドアは、開口部70とほぼ同一の寸法で、開口部から挿抜可能に僅かに小さくすることができる。たとえば、ドアの幅が約18mm、開口部の幅が約18.5mm、ドアの長さが約61mm、開口部の長さが約61.5mmとすることができる。ドアは、たとえば3mmとすることができる、開口壁部72の寸法と同一または略同一の寸法の、環状で軸方向に延在する、壁110を有する。ドアは、開口部70の周縁面86の領域において筐体前部壁の表面と平行に延在している略平坦な前面表面112を有する。ドアが図1に示すように閉じた位置にあるとき、ドアの底部前部には下部切頭パイプ状突出部を設けてもよい。切頭パイプ部114は、上壁部がたとえば5mm外側に延び、下壁部118がたとえば1mm外側に延びており、切頭パイプ状突出部の円形内側部分120には複数個の凹面部122が設けられ、ドアと人の指とが係合しやすくなっている。ドアの平坦な背面124には、上部離間タブ126、128と下部離間タブ130、132とが設けられている。ドアの背面からは円筒状の突出部材134、136も突出している。また、ドア部材の背面からは底部突出部材138も突出している。底部突出部材138内には、鉛直方向に延在するスロットが設けられ、板バネを配置できるようになっているが、これについてはさらに詳細を後述する。ドア部材102の背面124からは、板バネを保持する孔142を内部に設けた上部突出部材140も突出している。
【0014】
スライダ部材について以下に記載する。ドアアセンブリ100はまた、π形のスライダ部材150も有する。スライダ部材は、略鉛直延在部152を有し、横方向に延在する脚部154、156がその上部および下部から突出している。また、スライダ部材150は、ドア部材案内タブを受ける開口部を内部に設けた横方向に延在するタブ受け部158、159、160をさらに有するが、これについてはさらに詳細を後述する。スライダ部材150は、円形状の上部162と円形状の下部164とを有し、その間を中間部166が延在している。この中間部は、その略平坦な前面175と略平坦な背面178の間に延在する上部切抜部168と、第1の円形切抜部170と、第2の円形切抜部172と、底部切抜部174とを有する。スライダ部材は、その前面および背面の間に延在する、軸方向に延在する環状側壁176を有する。スライダ部材には、上部円筒状後部突出部182が鉛直延在部分152に取り付けられ、拡張可能な端部を有する一対の後部突出部184、186が脚部154、156から後ろ方向に突出している。また、スライダ部材150には、後ろ方向に突出するスロットを設けたバネ保持用突出部188が図6に最もよく図示されるようにその底部背面から延びている。
【0015】
ガイドブラケットについて以下に記載する。引き続き図5および図6を参照して、ドアアセンブリ100は、第1の伸長部202と第2の伸長部204が共通の鉛直に延在する横壁206を共有するガイドブラケット200をさらに有する。第1の部分202は、上部212と底部214を有する前面210と、対向する背面215とを有する。鉛直に延在するスロット216、218は、この前面および背面の間に延在し、これを貫通するスライダ突出部184、186を受けるように適合される。第1の部分には、左側壁222が前方向および後ろ方向に突出しており、その下部の左側には後ろ方向に突出するタブ224が設けられている。第1の伸長部202は、上壁226および右側壁228をさらに有する。それぞれが、前方向および後ろ方向に突出している。ノッチつきタブ230、232は、右側壁から外側に突出している。
【0016】
第2の伸長部204は、対向する平坦な前面および背面250、252を有する上部248を有する。上部248は、伸長開口端スロット254がこれを貫通するとともに、その間で摺動可能に受けることができるように適合されるスライダ部材の突出部182のガイド面として作用する平行スロット側壁256を有する。第2の伸長部204は、横方向に延在する壁262、264が後ろ側にのみ突出し、左および底部側壁266、268が前方向および後ろ方向に突出した下部260を有する。第1および第2の伸長部202、204の後部端面270、272は薄板金属ハウジング224の前面26と当接係合するように配置される。
【0017】
付勢装置について以下に記載する。図5に最もよく図示するように、ドアアセンブリ100は、コイルバネ280および板バネ290を含んで構成可能な付勢アセンブリをさらに含む。コイルバネ280は、ドア102の円筒状突出部材134を中心に受けられ、その第1の端部282がドア102の背面124と当接係合して配置されるとともに、その第2の端部284がスライダ部材150の前面175と当接係合して配置されている。
【0018】
板バネ290は、上部フック端部292と、たとえば10mmと短い上部294と、緩和用湾曲部296と、たとえば40mmの長さの下部298と、底部脚部300とを含む。板バネ290は、その上部フック部292が孔142を通ってドア部材上部後ろ側突出部140に受けられるように適合され、かつその下部298が、脚部300のすぐ上にあって、スライダ部材後部スロット付き保持用突出部188により受けられ保持されるように適合されている。
【0019】
ドアアセンブリ100は、板バネ280をドア後部突出部134の周りに配置することによって組み付けられる。次に、ドアを、π状のスライダ部材150に位置合わせし、このスライダ部材150に対して後ろ方向310に付勢することにより、突出部材140が開口部168を貫通する。バネ280をその周りに設けた円筒状突出部134が開口部170を貫通してドア102とスライダ150の間でバネ280を捕捉する。円筒状突出部136が孔172を通して受けられ、底部突出部材138が孔152を通して受けられ、タブ部126、128、130がスライダのタブ受け突出部158、159、160の開口部169、171、173を通して受けられるように構成される。上記受け孔のそれぞれは、ドア102のスライダ150に対する鉛直および横方向の変位を防ぐとともに、後ろ方向310および前方向312へのプランジする軸方向の動きができるようになっている。バネを取り付けた部材(ドア部材)102を、その後ろ方向突出部をスライダ部材150を貫通させて配置した後、板バネ290を、上部フック部292を孔142およびドア部材突出部140を通して引っかけ、さらに下部298の底端部を突出部材188の図示されない横方向に延在するスロットを通して摺動させることによって装着する。これにより、ドア部材102はスライダ部材150に固定され、部材140の段部141を孔168の上端部に隣接するスライダ部材の背面に当接係合することにより、ドアの上部が当接係合点を越えて方向312にむかって移動しないようにしているとともに、下部ドア突出部138の、孔174に隣接するスライダ150の背面に対する当接面(図示せず)により同様の動作を行っている。バネ部材280は、突出部142および138の表面141等が正常時にはスライダ150の背面に当接するように、ドア部材102を軸方向外側、すなわち、前方向312に付勢する。部材126、130、134および136は、スライダ部材150に対するドア部材102の横方向および鉛直の変位を防ぐように作用する。表面120を軸向き310に人が指で押すと、ドア102の下部がまず軸向き310に向かって移動し、これにより、突出部138の端部がバネ部材290の下部298に係合する。この係合により、部材290は緊張状態に置かれ、アーチ状に付勢され、これにより、突出部140において端部292により後ろ方向(310)の力がドアの上端部にかかる。この力により、ドア102の上端部がスライダに押しつけられ、表面120だけにかかる力により、図2および図9に図示されるようにドア102がスライダ部材150に平行に当接する。
【0020】
ドア102、スライダ150ならびにバネ280と290の組み付け後、このサブアセンブリがガイドブラケット200に取り付けられる。
【0021】
スライダ後部突出部184、186を、鉛直に延在するスロット216、218の拡大端部217、219に通して配置した後、突出部184、186の分離端部を広げてこれらがスロット216、218から抜けないようにすることによって、ドアとスライダとバネのアセンブリがガイドブラケット200に取り付けられる。突出部184、186とガイド突出部182の間隔は、突出部184、186がスロット216、218内に配置されるときに、後ろ方向に延在するガイド突出部182がスロット254に受けられるような間隔である。スロット254の側壁部256は、鉛直上下方向314、316の移動を抑制するように部材182をガイドする作用があり、一方、スロット216、218の側壁211、213は突出部184、186に関して同じ機能を奏する。また、スロット254は、ドア部材102がスライダ150に押しつけられる際にバネ部材290および突出部140がこれを通って自在に突出できるように十分に幅広である。また、突出部182には、スライダ150がブラケットに向かって軸方向変位するのを防ぐため、ブラケットの前面210に載置する当接面(図示せず)を設けてもよい。同様に、スライダ脚部154、156の裏面は、前面210の前面と摺動可能に当接係合し、これにより、スライダの方向310への変位を防ぐとともに、端部184、186の横方向突出部をブラケット背面215に当接させることにより、ブラケットに対するスライダの前方向312への変位を防ぐことができる。
【0022】
このように組み付けられたドア102、スライダ150、バネ280、290およびガイドブラケット200を有するドアアセンブリ100は、タブ224、230、232をハウジング前面26に設けた対応する切抜部(図示せず)に差し込むことによって、ハウジング前面26に取り付けられる。ドアアセンブリ100は、ドア102が完全に下げられた位置で電気コネクターポートアセンブリ30の各ポート32、34、36、38を完全に覆うよう、また図11に示す完全に上げられた位置でこれらのポート32、34、36、38を完全に露出するよう配置される。
【0023】
ドア102とスライダ150アセンブリは、突出部184、186、182がそのそれぞれのスロットの底部にある完全に下げた位置と、突出部182、184、186がそのそれぞれのスロットの上部にある完全に上げた位置との間でブラケット内部で変位可能である。
【0024】
部材(突出部)140、138の、その当接面140等とドア102の裏面との間の長さは、ドアがその正常時の外側に付勢された位置においてその前面112が筐体開口部70の周縁面86と連続した平行の関係となるよう位置決めされるものとなる。すなわち、この長さは、図1および図8のようにドアと筐体が同一面をなすような長さである。
【0025】
図2および図9に示すように、後ろ方向310への軸方向の力を加えることにより、ドア102をスライダ部材150の前面175と当接するように移動し、ドア部材の上面112が側壁266の前側端部274の僅かに後ろ側に配置され、この面と筐体壁とが当接する。人の指により軸方向の力をかけることで、下部のドア部材120を前方向に付勢するとともに、突出部138をバネ部材290の下部298と係合させてこれを緊張状態にさせ、アーチ状または曲げた状態にして、端部292が軸方向後ろ向きの力をドアの上部後部突出部材140に加える。したがって、通常はドア102の下部端の変位のみを招いてしまう、中心からずれた軸方向の力であっても、バネ部材290との協働より、突出部140がドア102の両端に加えられる軸方向の力を生成し、ドアアセンブリがその上部および底部の両方においてスライダ150と当接するように移動される。
【0026】
この位置において、ドアの前表面112は、筐体の僅かに310方向である後ろ側に配置され、操作者の指で切頭パイプ部114を垂直上向きに押すことによって、ドア102は、筐体の裏側に垂直に移動できるようになる。この次の位置が図3および図10において最もよく図示される。この位置において、筐体壁背面自体がドア部材102の前表面112に当接し、前に移動することを防止している。ドア102は、突出部114をさらに垂直に押すことによって、図4に示される完全に上げた位置に垂直にさらに移動可能である。この完全に垂直に上げた位置は図11および図12にも図示されるが、これらの図において筐体は取り外されているため、ドア部材102が、筐体が適所にある場合にあるべき位置から軸方向外側に突出している。
【0027】
以上、本発明の例示的で現在好適な実施形態を詳細に説明してきたが、本発明の概念はそれ以外において様々に具現され、使用可能であり、添付の特許請求の範囲は、かかる変形を、従来技術により制限されない限り包含すると解釈されるものとすることが理解されよう。
【図面の簡単な説明】
【図1】電気コネクターアクセスドアを閉じた状態にしたコンピュータの斜視図である。
【図2】上記ドアを軸方向内側に配置した状態にした図1のコンピュータの斜視図である。
【図3】上記ドアを軸方向内側に配置し、鉛直に途中まで持ち上げた状態にした図1のコンピュータの斜視図である。
【図4】上記ドアを軸方向内側に配置し、鉛直に完全に持ち上げた状態にした図1のコンピュータの斜視図である。
【図5】コンピュータドアアセンブリの分解斜視図である。
【図6】図5のドアアセンブリの後部立面図である。
【図7】外側筐体のすべてを取り外し、ドアアセンブリをコンピュータハウジングに取り付け、かつ閉じた動作状態で位置決めしたコンピュータの下部の正面立面図である。
【図8】筐体の側面パネルを取り外し、ドアを閉じた動作状態にしたコンピュータの下部の左側立面図である。
【図9】筐体のすべてを取り外し、ドアを軸方向内側に配置した図2にも示す動作状態で位置決めした、コンピュータの下部の左側立面図である。
【図10】筐体の側面パネルを取り外し、図3にも示す軸方向内側に配置し鉛直に途中まで持ち上げた動作状態のドアを示す、コンピュータの下部前部の斜視図である。
【図11】筐体を取り外し、この筐体がないためにドアがさらに外側へと突出している、図4と同様に持ち上げた動作状態のコンピュータドアを示す、コンピュータの下部の正面立面図である。
【図12】筐体を取り外し、ドアを、図11に図示する、持ち上げた位置にしたコンピュータの下部前部の左側立面図である。
【符号の説明】
10 コンピュータ
30 電気コネクターポートアセンブリ
32 電気コネクターポート
50 外側筐体
70 筐体開口部、ドア開口部
86 開口部周縁面
102 ドア部材
104 ドア部材の上部
106 ドア部材の底部
112 ドア部材の外表面
134、136、138、140 ドア突出部
150 スライダ部材
168、170、172、174 開口部
175 スライダ部材の前面
178 スライダ部材の背面
200 ガイドブラケット
256 スロット側壁
280 コイルバネ
290 板バネ
292 板バネの第1の端部
298 板バネの中間部
300 板バネの第2の端部

Claims (3)

  1. ドア部材と、
    スライダ部材と、
    コイルバネと、
    板バネと、
    ガイド部材と
    を備えるコンピュータドアアセンブリであって、
    前記ドア部材は、前面および背面を有するとともに複数個の後ろ方向に延在するドア突出部を有し、
    前面および背面を有する前記スライダ部材は、該前面および背面の間に延在する複数個の開口部と、後ろ方向に延在する複数個のスライダ突出部とを備え、前記後ろ方向に延在する複数個のドア突出部は前記スライダ部材の前記複数個の開口部のうちの対応するものを貫通し、
    前記コイルバネは、前記複数個のドア突出部の1個の周りに取り付けられ、かつ前記ドア部材の前記背面と前記スライダ部材の前記前面の間で捕捉され、
    前記板バネは、その第1の端部が前記後ろ方向に延在するドア突出部の第1の突出部に装着され、かつ、第2の端部が前記後ろ方向に延在する複数個のスライダ突出部の1個に装着され、その中間部が、前記ドア部材の前記スライダ部材に対する後ろ方向の変位時に前記後ろ方向に延在するドア突出部の第2の突出部により弾性的に可撓係合可能であり、
    前記ガイド部材は、前記複数個の後ろ方向に延在するスライダ突出部の少なくとも1個と案内可能に係合するように適合される複数個のガイド面を設けられており、
    前記ドア部材は、第1の軸方向位置と第2の軸方向位置の間で前記スライダ部材に対して軸方向に変位可能であり、前記スライダ部材は、前記軸方向を横切って延在する面内において前記ガイド部材に対して変位可能である、コンピュータドアアセンブリ。
  2. 前記ドア部材は周縁形および壁部を有し、前記コンピュータドアアセンブリは、前記ガイド部材に対して固定して位置し、通常平坦な前面および背面を有し、前記ドア部材と同様の周緑形および壁部を含む開口部を有する筐体をさらに備える請求項に記載のコンピュータドアアセンブリ。
  3. 前記ドア部材が、前記筐体開口部と軸について位置合わせされ、かつ前記ドア部材の前記前面が前記筐体の前記前面と同一面をなす第1の位置と、前記ドアが前記筐体開口部から軸についてずれた位置にあり、前記ドアの前記前面が前記筐体の前記背面と隣接する第2の位置とに選択的に移動する請求項に記載のコンピュータドアアセンブリ。
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