JPH057587Y2 - - Google Patents

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JPH057587Y2
JPH057587Y2 JP1989052710U JP5271089U JPH057587Y2 JP H057587 Y2 JPH057587 Y2 JP H057587Y2 JP 1989052710 U JP1989052710 U JP 1989052710U JP 5271089 U JP5271089 U JP 5271089U JP H057587 Y2 JPH057587 Y2 JP H057587Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] この考案は設定時刻にアラーム音を発生するア
ラーム時計に関する。
「考案の背景」 一般に、目覚し時計等のクロツクにおいては、
設定時刻に発生するアラーム音がベル、ブザー、
電子音等であるため、アラーム音の多様化が図れ
ず、しかもクロツク自体に動きがないので、斬新
性に乏しいものであつた。
[考案の目的] この考案は上記のような事情を背景になされた
もので、その目的とするところは、比較的簡単な
構造で、時計自体に動きがあり、斬新性のあるア
ラーム時計を提供することにある。
[考案の要点] この考案は上記のような目的を達成するため
に、モータが収納された胴部の上側に時計部を設
けると共に、胴部と胴部の下側に設けられた一対
の支持台とを一対シヤフトで連結し、この一対の
シヤフトに一対の作動部材を上下方向に移動可能
に取付けると共に胴部下部と作動部材との間を伸
縮部材で覆い、アラーム時刻にモータの回転によ
り一対の作動部材を交互に上下動して一対支持台
に交互に打当てアラーム音を発生するようにした
ものである。
[実施例の構成] 以下、第1図から第5図を参照して、この考案
の一実施例を説明する。
図中1はアラーム音発生装置を備えたクロツク
である。このクロツク1は第4図および第5図に
示すように、全体がロボツト状をなしており、筒
状の胴部2の上部に指針時計部3が手前側(第5
図では左下がり)に傾斜して設けられていると共
に、下部には時計部3を支持するための支持部と
なる2本の足4,4が取付けられている。また、
胴部2の両側にはそれぞれ腕5,5が取付けられ
ており、背面(第5図では右側面)にはアクアラ
ング状の電池収納部6が設けられている。なお、
胴部2の全面にはスリツト状の飾り7が設けられ
ている。
指針時計部3は時刻を指示するものであり、第
1図に示すようにアナログムーブメント8、文字
板9、および保護ガラス10等からなつている。
アナログムーブメント8は時計の主要部であり、
胴部2の上部内にビス11により取付けられてい
る。文字板9はアナログムーブメント8の上面に
取付けられ、周縁部が胴部2の上部周縁上に配置
されており、上面の周辺部には時マーク(図示せ
ず)が設けられている。この場合、文字板9の中
心にはアナログムーブメント8の指針軸8aが挿
通して上方へ突出し、この突出した指針軸8aの
先端に時針8b、分針8c、およびアラーム時刻
を設定するアラーム針8dが取付けられている。
この時針8bおよび分針8cはアナログムーブメ
ント8によつて文字板9の上方を運針し、時刻を
指示するものであり、またアラーム針8dは図示
しない修正機構のつまみ等の操作によつて回動
し、アラーム時刻を設定するようになつている。
なお、保護ガラス10は時針8b、分針8c、ア
ラーム針8dを覆つて保護するものであり、文字
板9の周縁上に取付けられている。
クロツク1の足4,4は時計部3及び胴部2を
支持するものであり、時計部3に固定的に設けら
れ時計部3を支持するための支持台となる発音部
材15と、この発音部材15の上側に上下方向に
往復動可能に設けられた作動部材14とからな
り、アラーム時刻に作動部材14を上下動するこ
とにより、アラームの設定時刻にアラーム音を発
するようになつている。このようにアラーム音を
発生させるアラーム音発生装置は第1図から第3
図に示すように、アラームの設定時刻に回転する
モータ12と、このモータ12の回転運動を往復
運動に変換する変換機構13と、この変換機構1
3により往復運動をする作動部材14と、この作
動部材14が打ち当たる発音部材15と、この発
音部材15と胴部2に連結固定するシヤフト16
等からなつており、以下、これらについて説明す
る。
モータ12は第3図に示すように、胴部2内に
設けられた2枚の取付板17,17間に取付けら
れており、その回転は出力軸に設けられた歯車1
2a、中間歯車12b、従動歯車12cを介して
胴部2内の1本の回転軸18に伝達される。即
ち、回転軸18は胴部2内の取付板17,17に
回転可能に軸支されており、その一端(図中左
端)側に従動歯車12cおよびスプリングクラツ
チ19が取付けられている。従動歯車12cはモ
ータ12の歯車12aに噛み合う中間歯車12b
を介して回転するものであり、回転軸18に回転
可能に取付けられている。スプリングクラツチ1
9はモータ12に必要以上の負荷が加わらないよ
うに従動歯車12cを回転軸18に対してスリツ
プ回転させるものであり、クラツチ板19aとコ
イルばね19bとからなり、このコイルばね19
bでクラツチ板19aを軸方向に弾力的に押し付
けて従動歯車12cに圧接させ、その圧接力でモ
ータ12の回転を回転軸18に伝達するようにな
つている。
変換機構13はモータ12によつて回転する回
転軸18に取付けられたカム20,20と、この
カム20,20によつてそれぞれ上下方向に直線
往復運動する従動アーム21,21とからなつて
いる。カム20,20は2本の足4,4の上方に
位置し、その外周にカム突起20a,20aが第
1図および第2図に示すように形成されており、
各カム突起20a,20aが180度ずれた状態で
回転軸18にそれぞれ取付けられている。また、
従動アーム21,21は板状のものであり、それ
ぞれカム20,20に対応し、上部にはカム突起
20a,20aが当接して引き上げられる当接部
21a,21aが形成されており、下部は胴部2
の底部に設けられた底板22を通して下方へ突出
し、この突出した下端がそれぞれ作動部材14,
14にねじ23,23により取付けられている。
作動部材14,14は従動アーム21,21に
伴つて交互に上下動するものであり、シヤフト1
6,16に上下動可能に取付けられている。この
場合、作動部材14,14と底板22との間には
ゴム等からなる伸縮自在なジヤバラ24,24が
設けられており、このジヤバラ24,24により
作動部材14,14と底板22との間が外部から
見えないように覆われている。
発音部材15,15は箱状のものであり、内部
が共鳴空洞になつており、シヤフト16,16に
より胴部2の下方に固定され、作動部材14,1
4が交互に打ち当たることにより、アラーム音を
発生するようになつている。
シヤフト16,16は胴部2の底板22と発音
部材15,15とを連結固定するものであり、そ
の上下端がそれぞれ底板22と発音部材15,1
5とに固定されており、その間を上下動する作動
部材14,14と底板22との間にコイルばね2
5,25が配置されている。このコイルばね2
5,25はカム20,20により従動アーム2
1,21を介して作動部材14,14が上方へ引
き上げられ、カム突起20a,20aが従動アー
ム21,21の当接部21a,21aから離脱し
たときに、作動部材14,14を押し下げて発音
部材15,15に強く打ち当てるようになつてい
る。
なお、胴部2の両側の腕5,5は第3図に示す
ように回動可能に取付けられている。また、胴部
2の背面側の電池収納部6は電池26が配置さ
れ、電池カバー27が胴部2に着脱可能に取付け
られている。さらに、胴部2内には第5図に示す
ようにブザー28が設けられている。このブザー
28は補助的にアラーム音を発生するものであ
る。
[実施例の作用] 次に上記のようなクロツク1の動作について説
明する。
通常は胴部2の上に設けられた指針時計部3で
現在時刻を指示する。即ち、アナログムーブメン
ト8により時針8bおよび分針8cが文字板9の
上方を運針し、時刻を指示する。
また、所定の時刻にアラーム音を発生させたい
場合には、指針時計部3のアラーム針8dを所定
の時刻に設定すればよい。このように設定すれ
ば、指針時計部3の時刻がアラーム時刻になる
と、胴部2内のモータ12が動作し、足4,4の
作動部材14,14が交互に上下動して発音部材
15,15に打ち当たり、アラーム音を発生する
と共に、ブザー28が補助的にアラーム音をも発
生する。
即ち、設定時刻にモータ12が回転すると、そ
の回転は出力軸の歯車12a、中間歯車12b、
および従動歯車12cにより変換機構13の回転
軸18にスプリングクラツチ19を介して伝達さ
れ、回転軸18が回転する。このようにして回転
軸18が回転すると、カム20,20が第1図に
示すように、矢印X方向に回転し、その外周に設
けられたカム突起20a,20aが下側から従動
アーム21,21の当接部21a,21aに交互
に当接し、第2図に示すように従動アーム21,
21をシヤフト16,16のコイルばね25,2
5に抗して交互に引き上げると共に、各従動アー
ム21,21がその下端に取付けられた作動部材
14,14をそれぞれ引き上げる。この後、第2
図に示す状態からカム20,20がさらに矢印X
方向へ回転し、カム突起20a,20aが従動ア
ーム21,21の各当接部21a,21aから離
脱すると、各作動部材14,14はそれぞれ、シ
ヤフト16,16のコイルばね25,25により
強制的に押し下げられて発音部材15,15に交
互に打ち当たる。このように作動部材14,14
が発音部材15,15に繰り返し交互に打ち当た
ることにより、比較的大きなアラーム音を発生さ
せることができる。この場合、上下動している足
4,4の作動部材14,14を手等で押えると、
スプリングクラツチ19により従動歯車12cが
スリツプ回転するので、モータ12に必要以上の
負荷が加わることはない。
なお、上述した実施例ではモータ12の回転運
動を往復運動に変換する変換機構13をカム20
と従動アーム21とで構成したが、必ずしもこれ
に限られることなく、リンク機構等、他の機構を
用いても良い。
また、上述した実施例のようなロボツト形状で
ある必要はなく、その形状は種々変形可能であ
る。
さらに、上述した実施例では指針時計部3等の
指針式時計を用いたが、この考案はこれに限られ
ることなく、デジタル式時計を用いても良いこと
はいうまでもない。
[考案の効果] 以上説明したように、この考案のアラーム時計
によれば、時計部が頭部、胴部が胴体、作動部材
が足に相当して、全体としてロボツト形状とな
り、そしてアラーム時刻に作動部材が上下動する
ので、足が交互に動くように見え、新規でユニー
クな動きのあるアラーム時計が得られ、子供に時
計に強い興味と愛着心を起こさせ、時刻感覚を養
わせることができる。また、作動部材は時計全体
の下の方でしかも上下に移動するだけであるか
ら、重心の水平方向の移動は少なく駆動力が大き
くてもバランスをくずすことがなく、大きな音を
発生できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案をクロツクに適用した場合を示
し、第1図はそのA−A断面図、第2図はその動
作状態を示す断面図、第3図はB−B断面図、第
4図はクロツクの外観正面図、第5図はその外観
側面図である。 1……クロツク、3……指針時計部、12……
モータ、13……変換機構、14……作動部材、
15……発音部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 胴部と、 この胴部の上側に設けられた時刻を表示する時
    計部と、 前記胴部内に収納されアラーム時刻に至つた際
    に回転するモータと、 前記胴部の下側に設けられた一対の支持台と、 この一対の支持台と前記胴部とを連結固定する
    一対シヤフトと、 この一対のシヤフト夫々に対応して設けられ上
    下方向に移動可能な一対の作動部材と、 前記一対の作動部材夫々に取付けられ前記モー
    タの回転により前記一対の作動部材を交互に上下
    動させ前記一対の作動部材を交互に前記一対の支
    持台に打当てる駆動機構と、 前記一対の作動部材夫々に対応して設けられ上
    部及び下部が夫々前記胴部下部と前記作動部材と
    に取付けられ前記シヤフトと前記駆動機構とを覆
    う伸縮部材と、 を具備してなるアラーム時計。
JP1989052710U 1989-05-08 1989-05-08 Expired - Lifetime JPH057587Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5921434Y2 (ja) * 1980-01-22 1984-06-23 株式会社精工舎 打鈴装置

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