JPH0572794U - 浴槽の梱包構造 - Google Patents

浴槽の梱包構造

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JPH0572794U
JPH0572794U JP1075892U JP1075892U JPH0572794U JP H0572794 U JPH0572794 U JP H0572794U JP 1075892 U JP1075892 U JP 1075892U JP 1075892 U JP1075892 U JP 1075892U JP H0572794 U JPH0572794 U JP H0572794U
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JP
Japan
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bathtub
cap
mount
packaging structure
leg
Prior art date
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Pending
Application number
JP1075892U
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English (en)
Inventor
久一郎 飯泉
喜重 田所
正美 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Showa Denko Materials Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
Showa Denko Materials Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Chemical Co Ltd, Showa Denko Materials Co Ltd filed Critical Hitachi Chemical Co Ltd
Priority to JP1075892U priority Critical patent/JPH0572794U/ja
Publication of JPH0572794U publication Critical patent/JPH0572794U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パレットまたはベニア板を使用することなく
倉庫保管,輸送が簡単かつ経済的に行なえ、しかも、浴
槽脚の保護が図れる浴槽の梱包構造を提供することを目
的とする。 【構成】 浴槽4の底面に厚紙からなる台紙7で浴槽4
の底面を覆うとともに、浴槽4の浴槽脚4Aに近接する
位置に、この浴槽脚4Aの高さ寸法とほぼ同一高さ寸法
を有する略方形状の架台6を配設して、浴槽4の浴槽脚
4Aと当接する台紙7の内側に、この架台6を接着剤等
により固着した下キャップ5を浴槽4の底面に取付けた
浴槽の梱包構造。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、浴槽の梱包構造に関するもので、特に、保管,輸送が簡単に行なえ 、かつ浴槽脚部の破損防止に効果のある浴槽の梱包構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の浴槽の梱包構造は、図10に示すように、浴槽4上面に段ボール板等の 厚紙により形成される方形のキャップ2に、浴槽4の上面と当接する前記キャッ プ2の内側に緩衝体3を配設して接着剤等により固着してなる上キャップ1と浴 槽4とをバンド9により結束するというものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の浴槽4の梱包構造においては、図11に示すように、倉 庫保管,トラック等の輸送工程において、梱包された浴槽4をスペース効率を考 慮して、通常、4段重ねに積み重ねるが、2段目の浴槽4上に3段目の浴槽4を 重ねるには、受圧面積の小さい浴槽脚4A同士を接合させるため、積み重ね作業 が非常に困難であり、また、輸送工程で滑りやすく、荷崩れを生じやすいという 欠点が指摘されている。
【0004】 さらに、図12に示すように、浴槽脚4A同士の接合部分にパレットデッキボ ード10を介在させた場合、安定性は向上するものの、パレットデッキボード1 0を必要とするため不経済であるとともに、パレットデッキボード10間に浴槽 脚4Aが落ちて、そのために荷崩れが生じたり、また浴槽脚4Aが破損するとい う不具合がある。
【0005】 この考案は、このような事情に鑑みてなされたもので、本考案の目的とすると ころは、浴槽の梱包構造において、パレット等を使用することなく、確実な保管 ,輸送が可能となり、しかも浴槽脚の破損が未然に防止できる浴槽の梱包構造を 提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案による浴槽の梱包構造は、浴槽上面には、 厚紙より形成される方形状のキャップに浴槽上面と当接する前記キャップ内側に 緩衝体を固着してなる上キャップを取付け、浴槽底面には、厚紙からなる台紙で 浴槽底面を覆うとともに、浴槽脚に近接する位置に浴槽脚の高さ寸法とほぼ同一 高さ寸法を有する略方形状の架台を配設して、浴槽脚と当接する前記台紙の内側 に架台を固着してなる下キャップを取付け、前記上キャップと下キャップおよび 浴槽をバンドで結束したことを特徴とする。
【0007】
【作用】
以上の構成から明らかなように、浴槽底面を覆う厚紙からなる台紙と、この台 紙に固定され、浴槽脚の高さ寸法とほぼ同一高さ寸法の架台とからなる下キャッ プを浴槽底面に取付けるというものであるから、浴槽の上面には上キャップを、 浴槽の底面には下キャップをそれぞれ取付けるため、浴槽を4段重ねにした場合 、上キャップに対しては上キャップ、下キャップに対しては下キャップを当接さ せれば、受圧面積が大きく確保でき、受圧面積不足による輸送中の荷崩れが防止 でき、また、倉庫保管時における段重ね作業が容易となる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案による浴槽の梱包構造の実施例について、添付図面を参照しなが ら詳細に説明する。
【0009】 まず、図1,図2は本考案による梱包構造に使用する上キャップ1の構成を示 すもので、図面において、上キャップ1は、段ボール板等の厚紙により形成され るキャップ2と、発泡スチロール等の緩衝体3とから大略構成される。
【0010】 さらに詳しくは、上記キャップ2は、浴槽4(浴槽4の構成は図3に示す)の 上面フランジ高さ寸法T1に緩衝体3の厚さ寸法T3を加えた寸法と略同一の寸法 W4の位置に折れ線a1,a2,a3と切込み線b1を設ける。
【0011】 また、寸法L3は浴槽4の寸法L1に合わせ、寸法W3は浴槽4の寸法W1に合わ せる。
【0012】 そして、図2に示すように、側壁2A,2B,2Cを起立させ、側壁2Aと2 Cとを接着剤等で固着するとともに、緩衝体3は、浴槽4の上面と当接する位置 に適宜配設して、キャップ2に接着剤等で固着する。
【0013】 次に、図4,図5に基づいて、本考案による梱包構造に使用する下キャップ5 の構成について説明する。
【0014】 図4において、下キャップ5は、発泡スチロール等の樹脂で形成される略方形 状の架台6と、段ボール板等の厚紙から形成される台紙7とから大略構成されて いる。
【0015】 さらに詳しくは、上記架台6の寸法W5は、図3に示す浴槽4の寸法W2に合わ せ、高さ寸法T4は浴槽4の浴槽脚4Aの高さ寸法T2に合わせる。
【0016】 また、寸法L4は浴槽脚4Aの大きさSから段重ね作業性および荷崩れ防止が しやすい大きさに合わせる。
【0017】 さらに、架台6の両端部には、バンド掛け時にバンドを食い込ませてバンドの 外れ防止として機能する切欠き6Aを設ける。
【0018】 なお、架台6は発泡スチロール等の樹脂のほかに木片や段ボール板等の厚紙で 形成してもよい。
【0019】 そして、台紙7の寸法L7は浴槽4の寸法L2に合わせる。寸法W8は架台6の 寸法W5に合わせ、その位置に折込み線C1を設ける。また、寸法W9は段ボール 板等の厚紙が折込み線C1に沿って折りやすい寸法に設定されている。
【0020】 ついで、台紙7へ架台6を接着剤等で固着する位置寸法L8は、浴槽4の浴槽 脚4Aの寸法Sに合わせ、架台6を台紙7に固着させる。
【0021】 また、架台6が固着する部分の台紙7の折込み線C1には、架台6の切欠き6 Aの寸法L5に相対する寸法L6の位置で折込み線C1を中心として、架台6の切 欠き6Aの寸法W6の2倍の寸法W7の長さで切込み線C2を設け、また2本の切 込み線C2の端部を結ぶ折込み線C3を設ける。
【0022】 図5は下キャップ5の別実施例の構成を示すもので、図面において、架台6を 2分割として、中央部にスリット6Bを設けるとともに、台紙7には架台6のス リット6Bに相対する位置に切り起こし片7Aを設け、切り起こし片7Aを架台 6のスリット6Bに挿入することにより、台紙7に架台6を係止させる。
【0023】 また、架台6の切欠き6Aの反対側の端面には、溝6Cを設けるとともに、段 ボール板等の厚紙で形成される補強部材8を溝6Cに嵌合させて、バンド締め付 け時に発生する台紙7の変形防止を図るようにしてもよい。
【0024】 更に、台紙7には、浴槽4の浴槽脚4Aが当接する部分を補強する折曲げ片7 Bを設けたり、切取り線4Cを入れて補強部材8を設けてもよい。
【0025】 このように構成された上キャップ1ならびに下キャップ5を使用して、浴槽4 を梱包するには、図6に示すように、浴槽4の上面に上キャップ1を取付けると ともに、浴槽4の底面には下キャップ5を取付けて、バンド9により結束固定し て、浴槽を梱包すれば良い。
【0026】 このとき、図4に示す下キャップ5を浴槽4の底面に取付ける状態を図7にて 示し、図5に示す下キャップ5を浴槽4の底面に取付ける状態を図8に示すよう に、本考案による下キャップ5を使用した場合、架台6により浴槽脚4Aの突出 寸法を吸収して、下キャップ5の台紙7をフラット状態に規制するという機能を もつものであるから、本考案のように、浴槽4の上面に上キャップ1,浴槽4の 底面に下キャップ5を取付けて、バンド9を結束することにより梱包すれば、梱 包された浴槽4は、倉庫保管,輸送工程において4段等の段重ね状態とした場合 、図9に示すように、2段目と3段目との接合部は、下キャップ5同士が接合す ることになり、受圧面積が大きく確保でき、荷崩れの確実な防止が図れるととも に、浴槽脚4Aの破損も未然に防止できる。
【0027】
【考案の効果】
以上説明した通り、本考案による浴槽の梱包構造は、浴槽の上面に上キャップ を取付けるとともに、浴槽の底面に下キャップを取付けた状態でバンドにより結 束固定するというものであるから、倉庫保管および輸送工程において、パレット またはベニア板等を使用しなくても、安定した姿を保てるので経済的であり、ま た、段重ね作業の効率,輸送効率,保管効率等に優れるという効果を有する。
【0028】 さらに、本考案による浴槽の梱包構造は、下キャップにより浴槽脚を保護する というものであるから、浴槽脚の破損が未然に防止できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による梱包構造に使用する上キャップの
一実施例を示す展開図である。
【図2】図1に示す上キャップの組立て状態を示す斜視
図である。
【図3】被包装体である浴槽を示す斜視図である。
【図4】本考案に使用する下キャップの一実施例の構成
を示す斜視図である。
【図5】本考案に使用する下キャップの別実施例の構成
を示す斜視図である。
【図6】本考案による浴槽の梱包状態を説明する斜視図
である。
【図7】図4に示す下キャップを浴槽底面に取付ける状
態を示す斜視図である。
【図8】図5に示す下キャップを浴槽底面に取付ける状
態を示す斜視図である。
【図9】本考案による梱包構造を採用した浴槽を段重ね
した状態を示す断面図である。
【図10】従来の浴槽の梱包構造を示す斜視図である。
【図11】梱包した浴槽を段重ね状態にした従来例を示
す側面図である。
【図12】梱包した浴槽を段重ね状態にした従来例を示
す側面図である。
【符号の説明】
1…上キャップ 4…浴槽 4A…浴槽脚 5…下キャップ 6…架台 7…台紙 8…補強部材 9…バンド

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴槽上面には、厚紙より形成される方形
    状のキャップに浴槽上面と当接する前記キャップ内側に
    緩衝体を固着してなる上キャップを取付け、浴槽底面に
    は、厚紙からなる台紙で浴槽底面を覆うとともに、浴槽
    脚に近接する位置に浴槽脚の高さ寸法とほぼ同一高さ寸
    法を有する略方形状の架台を配設して、浴槽脚と当接す
    る前記台紙の内側に架台を固着してなる下キャップを取
    付け、前記上キャップと下キャップおよび浴槽をバンド
    で結束したことを特徴とする浴槽の梱包構造。
JP1075892U 1992-03-04 1992-03-04 浴槽の梱包構造 Pending JPH0572794U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007084116A (ja) * 2005-09-22 2007-04-05 Hoshizaki Electric Co Ltd 梱包装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007084116A (ja) * 2005-09-22 2007-04-05 Hoshizaki Electric Co Ltd 梱包装置
JP4660330B2 (ja) * 2005-09-22 2011-03-30 ホシザキ電機株式会社 梱包装置

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