JP3375387B2 - 梱包器具 - Google Patents

梱包器具

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被梱包物を上下より挟
むようにして保持、梱包する際に使用する梱包器具に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より空調機器等の外装が比較的強固
な被梱包物の梱包資材としては、図4に斜視図で示す様
な内面に発泡合成樹脂製弾性体60を配した紙ダンボー
ル10からなる梱包器具を被梱包物外面に当接し、上下
より挟むようにして、プラスチック紐等の結束材で締付
けて保持、梱包している。これにより、被梱包物全体を
保護するために過剰品質の梱包資材を用いることなく、
運搬、輸送、保管中被梱包物がその外面を損傷して、商
品価値が低下しないように保護している。もちろん必要
に応じて、更にビニール等にて全体を覆うことも行なわ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の梱包器具は、梱包器具同士では積重ねがしにくい
上、うまく積重ねても、空間的に省スペースとなること
もなく、梱包器具自体の保管及び輸送上非常に大きな無
駄となっていた。しかも、従来の梱包器具は、その外面
に紙ダンボールを使用しているので、誤って外力が強く
加わったり、雨等の水気に当たると、梱包器具が変形あ
るいは損傷しやすく、被梱包物も変形あるいは損傷し
て、商品価値の低下をまねく欠点があった。その上、紙
ダンボールの場合、その多くが使い捨てで繰返し使用さ
れないため、資源の有効利用の点でも大いに問題があっ
た。
【0004】本発明はかかる課題を解決したものであっ
て、積重ねができ、しかも繰返し使用が可能で、省スペ
ース、省資源の梱包器具を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、被梱包物の外
郭寸法とほぼ同じ寸法の板状の底部の周囲より周縁部を
立設して一方に開口部を有する器具本体とし、器具本
体の底部の内寸法よりも周縁部の開口部を若干大きくす
るとともに、周縁部の外壁下方には支持受け面を形成
、また底部の内面所定箇所には被梱包物の脚部を載置
する載置台を複数個突設するとともに載置台に連なる周
縁部の内壁を上部まで切欠いて前記脚部の案内溝とし、
該案内溝に隣接する周縁部の上部には脚部の仮載置用受
部を設けたことを特徴とする。また、本発明は、支持受
け面の付近であって、底部の下面と周縁部の外壁面との
角部に凹部を設けたことを特徴とするものである。
【0006】
【作用】上記の構成からなるので、一対の本発明の梱包
器具を用意し、空調機器を上下より挟むようにして、プ
ラスチック紐等の結束材で締付けて保持、梱包すれば、
運搬、輸送、保管に供することができる。また、梱包器
具を保管、輸送する際には、同一の本発明の梱包器具同
士を順次積重ねていけば、空間的に省スペース化を図る
ことができ、保管及び運送効率が向上する。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面と共に更に詳細
に説明する。図1は本発明の一実施例を示す斜視図、図
2は図1の線X−X断面図、図3は本発明の使用状態を
示す斜視図である。
【0008】本発明の梱包器具は、梱包すべき空調機器
等の被梱包物Aの外郭寸法とほぼ同じ寸法の板状の底部
2の周囲より周縁部3を立設して一方に開口部4を有す
る器具本体1を形成している。そして底部2の内面所定
箇所には被梱包物Aの脚部A1を載置する載置台21を
複数個突設するとともに載置台21に連なる周縁部3の
内壁を上部まで切欠いて案内溝31とし、該案内溝31
に隣接する周縁部3の上部には脚部A1の仮載置用受部
32を形成している。周縁部3の開口部4は、器具本体
1の底部2の内寸法よりもを若干大きくするとともに、
周縁部3の外壁下方には梱包器具同士を積重ねた時に、
下の梱包器具の上縁33に接する支持受け面5をリブ3
4の先端に形成している。
【0009】従って、図1及び図2に示す様に、梱包器
具同士を積重ねると、上の梱包器具の底部2は下の梱包
器具の開口部4内に若干入り込むとともに、支持受け面
5が下の梱包器具の上縁33に接して支持されるので、
梱包器具同士を確実に積重ねることができる。
【0010】本発明の梱包器具は、器具本体1をポリエ
チレンあるいはポリプロピレン等の合成樹脂を用いて、
射出成形等にて一体的に成形すればよい。
【0011】また、器具本体1内の載置台21及び案内
溝31を除く周縁部3に沿って、弾性体6を周縁部3の
上縁33より若干低くして配すれば、被梱包物Aをより
保護できて好ましい。
【0012】前記載置台21は、被梱包物Aの脚部A1
が載置される位置に対応した底部2の所定箇所に複数個
突設されるものであるが、図1に示した如く載置台21
を格子状に形成すると運搬中の振動・衝撃等を吸収でき
るため、被梱包物Aの破損を防止できる。この載置台2
1に連なる周縁部3の内壁には、上縁部まで切欠かれた
案内溝31が形成されているため、脚部A1が外郭寸法
よりも若干突出している被梱包物Aに対しても、何ら支
障なく被梱包物Aを載置台21上に載置することができ
る。また、前記案内溝31と隣接する周縁部3の上部に
は、案内溝31と連通した状態で切欠かれた仮載置用受
部32が設けられているため、本発明の梱包器具をその
まま被梱包物Aの組立て等の作業台としても利用するこ
とができる。即ち、被梱包物Aを梱包する際に、被梱包
物Aの脚部A1を仮載置用受部32に載置して組立て作
業が行え、この作業終了後には被梱包物Aを横にずらす
だけで被梱包物Aを梱包器具内に収納することができる
ものである。
【0013】さて本発明の梱包器具を用いて被梱包物A
を梱包するには、図3に示す様に本発明の梱包器具を一
対用意し、一方の梱包器具を開口部4を上向きにして、
その内へ被梱包物Aを入れて載置する。この時、被梱包
物Aの脚部A1は、各々梱包器具の案内溝31を通って
載置台21上に載置される。次にもう一つの梱包器具を
その開口部4を下向きにして被梱包物Aに被せ、上下の
梱包器具同士で被梱包物Aを挟み込みつつ、プラスチッ
ク紐等の結束材で締付けて保持、梱包すればよい。結束
に際しては、梱包器具外側の底部2の下面と周縁部3の
外壁面との角部に凹部7を設けて、該結束材を凹部7に
通す様にすると、結束材がずれることなく確実に結束す
ることができる。また、底部2の下面の適宜箇所に滑り
止め凹凸8を設ければ、本発明の梱包器具を用いて梱包
した梱包物同士を確実に積重ねることができる。
【0014】本実施例では、被梱包物Aとしての空調機
器等が挙げられているが、これに限られる事なく、比較
的外装が強固なものならば、他の機器類に用いても何等
支障ない。
【0015】
【発明の効果】本発明は以上に述べたような構成にした
ので、従来の梱包器具と比べて以下の効果がある。
【0016】即ち、本発明の梱包器具は、梱包器具同士
が嵌まり込むこともなく積重ねができるので、空間的に
省スペース化が図れ、梱包器具自体の保管及び輸送上非
常に有効なものである。しかも、本発明の梱包器具を用
いれば、被梱包物を容易にかつ確実に梱包、保護でき
る。その上耐久性があり、繰り返し使用ができるので、
省資源化を図ることができる等種々の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例の斜視図である。
【図2】図2は図1のX−X断面図である。
【図3】図3は本発明の使用状態を示す斜視図である。
【図4】図4は従来の梱包器具を示す斜視図である。
【符号の説明】
A 被梱包物 A1 脚部 1 器具本体 2 底部 21 載置台 3 周縁部 31 案内溝 32 仮載置用受部 33 上縁 4 開口部 5 支持受け面 6 弾性体 7 凹部 8 滑り止め凹凸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 85/68

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被梱包物(A)の外郭寸法とほぼ同じ寸
    法の板状の底部(2)の周囲より周縁部(3)を立設し
    て一方に開口部(4)を有する器具本体(1)とし、
    器具本体(1)の底部(2)の内寸法よりも周縁部
    (3)の開口部(4)を若干大きくするとともに、周縁
    部(3)の外壁下方には支持受け面(5)を形成し、ま
    た底部(2)の内面所定箇所には被梱包物(A)の脚部
    (A1)を載置する載置台(21)を複数個突設すると
    ともに載置台(21)に連なる周縁部(3)の内壁を上
    部まで切欠いて前記脚部(A1)の案内溝(31)と
    し、該案内溝(31)に隣接する周縁部(3)の上部に
    は脚部(A1)の仮載置用受部(32)を設けたことを
    特徴とする梱包器具。
  2. 【請求項2】 支持受け面(5)の付近であって、底部
    (2)の下面と周縁部(3)の外壁面との角部に凹部
    (7)を設けたことを特徴とする請求項1記載の梱包器
    具。
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