JPS5846026Y2 - パレツト - Google Patents

パレツト

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Publication number
JPS5846026Y2
JPS5846026Y2 JP9046879U JP9046879U JPS5846026Y2 JP S5846026 Y2 JPS5846026 Y2 JP S5846026Y2 JP 9046879 U JP9046879 U JP 9046879U JP 9046879 U JP9046879 U JP 9046879U JP S5846026 Y2 JPS5846026 Y2 JP S5846026Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pallet
main body
plate
legs
pallet main
Prior art date
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Expired
Application number
JP9046879U
Other languages
English (en)
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JPS566734U (ja
Inventor
東彦 菅野
Original Assignee
積水化成品工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 積水化成品工業株式会社 filed Critical 積水化成品工業株式会社
Priority to JP9046879U priority Critical patent/JPS5846026Y2/ja
Publication of JPS566734U publication Critical patent/JPS566734U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は主に輸出品の輸送、保管等に使用する箱底兼用
のパレットに関し、荷物の梱包および輸送、保管その他
の荷扱いを簡便にすべく考案したものであり、合成樹脂
発泡体よりなるパレット主体、箱底に相当する段ボール
、補強用の下板等を組合せて、軽量でしかも耐圧強度の
優れたものを提供しようとするものである。
次に本考案の実施例を図面に基いて説明する。
10はポリスチレン系樹脂発泡体その他の合成樹脂発泡
体よりなるパレット主体であって、下面側には前後方向
のフォーク挿入用の凹部11,11および左右方向の凹
部12,12を有し、該凹部11,11およ−び12,
12?、;て隔設された脚部13を有している。
脚部13は左右方向の凹部12,12のない前後方向の
連続状に形成することも、また中間部の脚部を省略して
四隅にのみ形成しておくこともできる。
またパレット主体10の上面には荷物載置用の突起14
が数個所に一体形成されている。
この突起14の形状、位置、大きさ、高さ等は積載され
る荷物の形態に応じて設定され、図示のものに限られな
い。
さらにパレット主体10の左右両側部の脚部13.13
の個所にはそれぞれ上下方向に貫通した嵌合孔15,1
5が設けられている。
20は木材または合成樹脂その他の剛性のある素材より
なる補強用の下板で、パレット主体10の左右両側部の
脚部13.13にまたがる長さに形成されており、その
両端部には前記脚部13.13の個所の嵌合孔15,1
5に嵌入できる立柱21,21が連設されている。
そして前記構成の下板20は、例えば図のように、パレ
ット主体10の前、後、中の脚部13それぞれの個所に
おいて左右方向に平行に配置され、かつ各下板20の両
端部の立柱21,21が左右両端部の脚部13.13の
個所の嵌合孔15,15に下方から嵌挿されて、パレッ
ト主体10の下面に脚部13゜13にまたがって装着さ
れている。
なおこの補強用の下板20はパレツI・主体10の少な
くとも前後それぞれの左右両隅部の脚部13.13にま
たがって上記と同様に装着されておればよく、その場合
上記嵌合孔15,15は前後の隅部つまり四隅の脚部1
3゜13の個所にのみ形成しておくだけでよい。
何れにしても、図示する実施例のように左右両側部およ
び中央部の各脚部13下面の下板装着部分に下板20が
嵌合する凹陥部16を形成し、下板20を脚部13下面
と面一かもしくは僅かに突出する程度に装着することが
望ましい。
なお左右両側部の脚部13.13にまたがって装着され
る複数の下板20を前後方向の板材にて接続しておくこ
ともできる。
30はパレット主体10の上面に載設された段ボールで
あり、パレット主体10の上面と略同しかもしくは若干
狭面積の箱体底部に相当する主板部31と、その四周に
ヒンジ部32を介して連成された側板部33とからなり
、各側板部33を折曲起上させた状態でその外側に底部
開放形態の段ボール製の箱体40を被嵌して載置できる
ように設けられている。
前記主板部31にはパレット主体10上面の突起14が
嵌合する切欠部34が形成され、さらに嵌合孔15,1
5との対応位置に立柱21,21の先端が嵌合する孔3
7.37が形成されている。
立柱21.21の上端面がパレット主体10上面と面一
である場合前記孔37 、37は不要である。
35は少なくとも一組の相対向する側板部33に形成さ
れた連結用孔で、側板部33の外側に被嵌載置される箱
体40の側壁下部に有する連結用孔41との対応位置に
形成されており、箱体40の側壁下部と側板部33とを
前記連結用孔35.41の部分で後述する連結具50等
により連結できるようにしている。
36はヒンジ部32を始端、終端とする迂回状の切込み
により各側板部33の数個所に設けた切込片で、該切込
片36を残して各側板部33を折曲起上させ箱体40を
切込片36上に載置できるようにしている。
60は上記段ボール30の主板部31の上から下板20
の立柱21,21上端に釘着等した押え板であり、これ
によって段ボール30を押えて固定している。
この押え板60としては、−の立柱21ごと別体のもの
であってもよいが、図示するように左右両側部において
前後方向に連続したものつまり前後の立柱21.21.
21間に架渡されて釘着されたものであると、全体の一
体性をより一層強固にできる。
上記のように構成された本考案のパレットは、底部開放
形態の段ボール製等の箱体40と組合わせて複写機、電
気製品その他の主として輸出製品の梱包および荷扱いに
箱底を兼ねて使用するものであり、積載、梱包すべき荷
物aを、ます上面に突出せるパレット主体10と一体の
突起14上に載置し、次いで段ボール30の各側板部3
3を折曲起上させた状態でその外側に底部開放の箱体4
0を被嵌する。
そして少なくとも一組の相対向する側板部33に有する
連結用孔35と箱体40の側壁下部に有する連給用孔4
1とを合致させ、両連結用孔35.41に所定の連結具
50を装着し、箱体40の側壁下部と側板部33とを連
結固定すればよく、こうして箱底兼用のパレットとして
使用する。
なお、連結具50としては、例えば第9図のように、連
結用孔35.41に嵌入できる枠部51内の左右にヒン
ジを介して掛止片52 、52を連設するとともに、枠
部51の外周に箱体40外面に当接する鍔53を形成し
、枠部51を連結用孔35.41に嵌入した状態で、両
相止片52.52を操作片54により外側から押圧して
拡開させることにより、鍔53と掛止片52.52との
間に側板部33と箱体40の側壁部とを挟着連結できる
ようにしたものを用いる。
この他、ヒンジジヨイント方式、ブツシュジヨイント方
式、回転ロック方式等の種々の連結具を用いることがで
き、何れもロック自在に構成されたものが望ましい。
以上のように本考案は、合成樹脂発泡体よりなるパレッ
ト主体10の上面に、箱底に相当する主板部31とその
四周の側板部33とからなる段ボール30を載設してな
るものであるから、底部開放形態の箱体40と組合せて
第8図のごとく梱包体の箱底兼用のパレットとして輸送
、保管その他の荷扱いに使用でき、荷物aの梱包とパレ
ットへの積載とを同時的に行なえるものである。
しかも荷物aは箱体40を取除いた状態で高く持ち上げ
ることなく容易にパレット上に積載でき、この荷物積載
状態体40を被嵌できるから、荷物を梱包箱の上方から
収納する場合に比し梱包作業が容易である。
またパレット主体10の上面に一体形成された突起14
が段ボール30の主板部31に有する切欠部34に嵌合
して上方へ突出しているから、荷物を前記突起14上に
載置でき、合成樹脂発泡体よりなる突起14がその弾性
により梱包体内部の緩衝材として働き、さらにパレット
主体10が全体的な緩衝効果を高め、フォークリフト等
による荷扱い時および輸送時の衝撃等から荷物を保護で
きるとともに、パレット主体10と一体の突起14の不
動性とも相まってきわめて安定性のよい荷物積載状態を
維持でき、段ボール30および箱体40に対する荷重負
担を回避できる。
前記突起14は主板部31の切欠部34との嵌合により
、段ボール30を位置決めできる効果もある。
さらに本考案においては、パレット主体10の下面にお
いて少なくとも前後それぞれの左右両隅の脚部13.1
3にまたがる補強用の下板20を設け、該下板20の両
端部に連設した立柱21,21をパレット主体10に対
し脚部13.13の個所で上面まで貫通せしめ、段ボー
ル30の主板部31の上から押え板60を前記立柱21
,21上端に止着しであるので、段ボール30は押え板
60にてパレット主体10上面に押し付けられ、押え板
60とパレット主体10に挟着されて強固に保持され、
上記突起14と切欠部34との嵌合と相まって剥離遊動
のおそれのないきわめて安定性のよい装着状態が得られ
る。
同時に、上記補強用の下板20も、パレット主体10に
対する立柱21,21の貫通および立柱21,21上端
への押え板60の止着により、パレット主体10に対し
一体性よく装着されており、延いてはパレット主体10
と補強用の下板20および段ボール3〇三者の結合が強
まり一体性良好なものとなっている。
従って段ボール30の側板部33の外側に被嵌した箱体
40を側板部33に連結すれば、箱体40もパレットと
一体化することになり、フォークリフト等による荷扱い
時の安定性が良好となる。
その上、パレット主体10の下面において上述のごとく
設けた補強用の下板20が、パレット主体10の荷物の
積載荷重により反りおよび両脚部13.13の外方への
拡開作用を防止でき、パレット主体10の耐圧性を高め
ることができるほが、接地面となる脚部13の下面を下
板20によって補強でき、合成樹脂発泡体製で比較的脆
いパレット主体10の下面特に脚部13の損傷を防止で
きる。
従って本考案のパレットを使用すれば、荷物の梱包およ
び輸送、保管その他の荷扱いが簡便となす、シかも合成
樹脂発泡体のパレツ1へ主体と、箱底に相当する段ボー
ルおよび補強用の下板を組合せたものであって、軽量で
取扱い易い上充分な強度をもち、さらに比較的安価に提
供でき使い捨て的な使用が可能であり、輸出品の出荷等
における梱包の箱底を兼ねたパレツ1〜としてきわめて
好適なものである。
【図面の簡単な説明】
図−は本考案の実施例を示すものであり、第1図は分解
斜視図、第2図は組立状態の斜視図、第3図は裏面側の
斜視図、第4図は平面図、第5図および第6図はそれぞ
れ前置■−■線およびVI−VI線における断面図、第
7図は側板部を折曲起−ヒさせた斜視図、第8図は使用
状態を示す一部欠截斜視図、第9図は連結具部分の拡大
横断面図である。 10・・・・・・パレット主体、11・・・・・・フォ
ーク挿入用凹部、13・・・・・・脚部、14・・・・
・・荷物載置用の突起、20・・・・・・補強用の下板
、21.21・・・・・・立柱、30・・・・・・段ボ
ール、31・・・・・・主板部、32・・・・・・ヒン
ジ部、33・・・・・・側板部、34・・・・・・切欠
部、40・・・・・・箱体、50・・・・・・連結具、
60・・・・・・押え板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 10合酸相脂発泡体よりなりかつ上面には荷物載置用の
    突起を、下面側には前後方向のフォーク挿入用凹部にて
    隔設された脚部を有するパレット主体と、このパレット
    主体の下面において少なくとも前後それぞれの左右両隅
    の脚部にまたがりかつ両端部に連設された立柱が脚部の
    個所を上面へ貫通した状態の補強用の下板と、前記突起
    に嵌合する切欠部を有しかつ箱体底部に相当する主板部
    とその四周にヒンジ部を介して連成された箱体連結用の
    側板部とからなり前記パレット主体上面に載設された段
    ボールと、この段ボールの上がら立柱上端に止着した押
    え板とからなることを特徴とするパレット。 2、押え板が前後の立柱間に架渡されてなる実用新案登
    録請求の範囲第1項記載のパレット。
JP9046879U 1979-06-29 1979-06-29 パレツト Expired JPS5846026Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP9046879U JPS5846026Y2 (ja) 1979-06-29 1979-06-29 パレツト

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JP9046879U JPS5846026Y2 (ja) 1979-06-29 1979-06-29 パレツト

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Publication Number Publication Date
JPS566734U JPS566734U (ja) 1981-01-21
JPS5846026Y2 true JPS5846026Y2 (ja) 1983-10-20

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