JPH0572672U - 運搬車の姿勢変更装置 - Google Patents

運搬車の姿勢変更装置

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JPH0572672U
JPH0572672U JP2194692U JP2194692U JPH0572672U JP H0572672 U JPH0572672 U JP H0572672U JP 2194692 U JP2194692 U JP 2194692U JP 2194692 U JP2194692 U JP 2194692U JP H0572672 U JPH0572672 U JP H0572672U
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vehicle body
carrier
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JP2194692U
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Inventor
幹夫 松井
東一 木科
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セイレイ工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 〔目的〕 運搬車の格納スペースを小さくする。 〔構成〕 駆動輪24と従動輪10、12とにクローラ
26を巻き掛けた運搬車において、駆動輪24は車体フ
レーム18に、従動輪10、12はクローラフレーム1
4にそれぞれ設ける他、クローラフレーム14に支点軸
16を設け、車体フレーム18を支点軸16の回りに俯
仰可能に支持するとともに、ロック位置36a、36b
を複数個形成したロック機構32を両フレーム14、1
8にまたがって設け、このロック機構32で車体フレー
ム18をクローラフレーム14にその俯仰角度を変更可
能的に固定したことを特徴とする運搬車の姿勢変更装
置。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、運搬車の姿勢変更装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
前下りの傾斜荷台を有する自走型の運搬車が知られており、この傾斜荷台に長 尺の重量物を積載して個別配達する用途等に多く用いられている。従って、この 運搬車は運搬物と一緒にトラック等に載せられて目的地まで運送されるが、その ためには格納スペースが小さいものである必要がある。又、倉庫等に格納する際 にも、格納スペースは小さいにこしたことはない。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
一般に、この種の運搬車の格納スペースを小さくするのは車体を倒立させるの が普通であるが、自走型のものは小型といえどもエンジンやミッションを積載し ているから、重量が重くなってそれができ難い。又、倒立させるのはオイル漏れ 等の虞があって本来的には好ましくない。 本考案は、このような課題を解決するものであって、要するに、車体の前後長 を変更できるようにして小スペース化を可能にしたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するため、本考案は、駆動輪と従動輪とにクローラを巻き掛 けた運搬車において、駆動輪は車体フレームに、従動輪はクローラフレームにそ れぞれ設ける他、クローラフレームに支点軸を設け、車体フレームを支点軸の回 りに俯仰可能に支持するとともに、ロック位置を複数個形成したロック機構を両 フレームにまたがって設け、このロック機構で車体フレームをクローラフレーム にその俯仰角度を変更可能的に固定したことを特徴とする運搬車の姿勢変更装置 を提供する。
【0005】
【作用】
以上の手段をとることにより、ロック機構のロック位置を変えることで、クロ ーラフレームに対する車体フレームの俯仰角度が変わり、それに伴って車体の前 後長も変更できる。即ち、車体フレームが俯くほど車体の前後長は短くなるから 、格納するときにはこの姿勢をとらせればよい。
【0006】
【実施例】
図1は本考案に係る運搬車の側面図であるが、前後に接地した従動輪10、1 2をクローラフレーム14に取り付けるとともに、クローラフレーム14の後方 寄り個所に支点軸16を設け、この支点軸16で車体フレーム18を回動(俯仰 )可能に支持したものである。車体フレーム18にはエンジン20で駆動される ミッション22が取り付けられており、その出力軸で駆動輪24を駆動する。ク ローラ26は駆動輪24と二つの従動輪10、12との外周に三角形状に巻き掛 けられており、これにより、駆動輪24を駆動すれば、運搬車はクローラ26で 走行する。
【0007】 車体フレーム18の上部枠18aは前下がりの傾斜状に形成されており、後部 を後方に延ばしてここをハンドル18bとしている。上部枠18aの上方には起 倒可能な(詳細な構造はここでは省略する)傾斜荷台28が取り付けられており 、傾斜荷台28を起立させて運搬物30を積み込み、上部枠18aの上に傾倒さ せた姿勢で運送する。
【0008】 車体フレーム18の俯仰角度の設定及び固定はクローラフレーム14との間に 設けられたロック機構32で行う。ロック機構32の具体例としては、クローラ フレーム14にピン34を取り付け、車体フレーム18に設けられたロック位置 が複数個形成されたカム36でこのピン34を係合するものが考えられる。図3 及び図4はこのロック機構32の詳細を示す断面図及び側面図であるが、カム3 6の下端を車体フレーム18に対して回動自在にしておくとともに(38はこれ を行うレバー)、カム36の上下にノッチ等からなる複数のロック位置36a、 36bを形成し、このロック位置36a、36bの位置を変えてピン34に係合 するものである。
【0009】 即ち、下方のロック位置36aでピン34に係合すれば、車体フレーム18は 図1に示す通常の運搬姿勢になるが、上方のロック位置36bでピン34に係合 すれば、車体フレーム18は図2に示す前下りに俯いた状態になる。車体フレー ム18が俯いた状態になれば、その前後長は通常の運搬姿勢のときの前後長L1 に対してL2 と短くなり、その分だけ格納スペースが減少する。尚、車体フレー ム18が俯けば、駆動輪24もそれに伴って前方へ寄り、クローラの巻掛長は若 干短くなる。
【0010】 一方、本考案では、従動輪10、12及びクローラ26にも工夫が施されてい る。即ち、図3に示すように、その接触面をクローラ26の幅方向に円形に形成 するのである。こうすることにより、従動輪10、12が傾いた際にもクローラ 26との接触面を多くとれるし、従動輪10、12がクローラ26の踏面から受 ける力Fに対してF1 なる復元分力が働き、クローラ26を外れ難くする。又、 従動輪10、12とクローラ26との局部的な当たり面を減らし、クローラ26 の寿命を長くする。
【0011】
【考案の効果】
以上、本考案は、クローラフレームに対して車体フレームの俯仰角度を変更で きるようにしたものであるから、車体の前後長を通常の運搬時のものより短くで き、格納スペースが小さくて足りる。又、車体フレームを俯かせると、クローラ の巻掛量は短くなるから、クローラの取り外しに都合が良い。更に、クローラフ レームと車体フレームとは別体であるので、容易に分解でき、メンテナンス等に も有利である。その他、従動輪とクローラとの接触面をクローラの幅方向に円形 としたので、クローラが外れ難いし、クローラの耐久性も高まる。
【図面の簡単な説明】
【図1】運搬車の側面図である。
【図2】運搬車の側面図である。
【図3】ロック機構の断面図である。
【図4】ロック機構の側面図である。
【符号の説明】
10 従動輪 12 従動輪 14 クローラフレーム 16 支点軸 18 車体フレーム 24 駆動輪 26 クローラ 32 ロック機構 36aロック位置 36bロック位置

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動輪と従動輪とにクローラを巻き掛け
    た運搬車において、駆動輪は車体フレームに、従動輪は
    クローラフレームにそれぞれ設ける他、クローラフレー
    ムに支点軸を設け、車体フレームを支点軸の回りに俯仰
    可能に支持するとともに、ロック位置を複数個形成した
    ロック機構を両フレームにまたがって設け、このロック
    機構で車体フレームをクローラフレームにその俯仰角度
    を変更可能的に固定したことを特徴とする運搬車の姿勢
    変更装置。
  2. 【請求項2】 クローラと従動輪の接触面をクローラの
    幅方向に円形にしたことを特徴とする請求項1の運搬車
    の姿勢変更装置。
JP1992021946U 1992-03-11 1992-03-11 運搬車の姿勢変更装置 Expired - Lifetime JP2594468Y2 (ja)

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JPH0572672U true JPH0572672U (ja) 1993-10-05
JP2594468Y2 JP2594468Y2 (ja) 1999-04-26

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ID=12069227

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57168476U (ja) * 1981-04-20 1982-10-23
JPS61122173U (ja) * 1985-01-19 1986-08-01
JPH01123772U (ja) * 1988-02-12 1989-08-23

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57168476U (ja) * 1981-04-20 1982-10-23
JPS61122173U (ja) * 1985-01-19 1986-08-01
JPH01123772U (ja) * 1988-02-12 1989-08-23

Also Published As

Publication number Publication date
JP2594468Y2 (ja) 1999-04-26

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