JPH0572501B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0572501B2 JPH0572501B2 JP17439986A JP17439986A JPH0572501B2 JP H0572501 B2 JPH0572501 B2 JP H0572501B2 JP 17439986 A JP17439986 A JP 17439986A JP 17439986 A JP17439986 A JP 17439986A JP H0572501 B2 JPH0572501 B2 JP H0572501B2
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- Japan
- Prior art keywords
- hanger rail
- scaffolding
- sensor
- arm
- rack
- Prior art date
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- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 238000010422 painting Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Bridges Or Land Bridges (AREA)
- Movable Scaffolding (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は移動足場装置に関し、さらに詳しく
は、橋梁、高架道路の床裏面、大型建築物例え
ば、体育館の天井などの補修、塗装などで代表さ
れるメンテナンス作業に適した移動足場装置に関
する。
は、橋梁、高架道路の床裏面、大型建築物例え
ば、体育館の天井などの補修、塗装などで代表さ
れるメンテナンス作業に適した移動足場装置に関
する。
[従来の技術]
橋梁などで代表される構築物のメンテナンス作
業には足場が必要であつて、陸上の比較的低い場
所では高所作業車などや、地上から組上げたパイ
プ製の足場を用いることで解決できるが、地上高
が数十メートルにもなる橋梁などでは、通常の足
場装置では機能せず、橋梁に対して取付けられた
足場装置が必要になる。
業には足場が必要であつて、陸上の比較的低い場
所では高所作業車などや、地上から組上げたパイ
プ製の足場を用いることで解決できるが、地上高
が数十メートルにもなる橋梁などでは、通常の足
場装置では機能せず、橋梁に対して取付けられた
足場装置が必要になる。
このような必要性から地上のきわめて高い橋梁
などのために種々の移動形式の作業足場装置が提
案されている。
などのために種々の移動形式の作業足場装置が提
案されている。
しかし、高速道路の流入地点や、流出地点のよ
うに幅員が変化する場所では梁材の幅員寸法も変
化しているので、足場装置の移動が不可能にな
り、長い梁全部にわたつてメンテナンス作業を行
うことができない問題が残されたままになつてい
る。
うに幅員が変化する場所では梁材の幅員寸法も変
化しているので、足場装置の移動が不可能にな
り、長い梁全部にわたつてメンテナンス作業を行
うことができない問題が残されたままになつてい
る。
このような問題点を解決するものとして特許第
1222171号(特公昭58−57564号公報)を先行技術
として挙げることができる。
1222171号(特公昭58−57564号公報)を先行技術
として挙げることができる。
この先行技術によれば、橋梁の長さ方向に沿つ
て足場装置を移動できて、連続したメンテナンス
ス業が可能であり、幅員変化にも応じられるよう
になつている。
て足場装置を移動できて、連続したメンテナンス
ス業が可能であり、幅員変化にも応じられるよう
になつている。
[発明が解決しようとする問題点]
上述のような移動足場装置は応じられる幅員変
化に限界があつて、一般の橋梁作業に用いるに
は、使用対象が少なく、幅員変化の小さい橋梁に
対して使用できるにすぎない。
化に限界があつて、一般の橋梁作業に用いるに
は、使用対象が少なく、幅員変化の小さい橋梁に
対して使用できるにすぎない。
また、可動吊持機がハンガーレールの端部まで
移動した場合、車輪がハンガーレールの開放端部
から脱輪し、足場自体が落下する危険性がある。
移動した場合、車輪がハンガーレールの開放端部
から脱輪し、足場自体が落下する危険性がある。
[問題点を解決するための手段]
そこで、この発明は橋梁などの幅方向の変化、
さらには、曲線橋梁、橋脚とが斜め公差する橋梁
などに対しても全領域にわたつて移動足場装置が
機能するようにしようとするもので、そのため
に、構築物に沿つて取付けられるハンガーレール
と、このハンガーレールに装備された吊持機と、
この吊持機によつて吊持された作業足場とを備え
る移動足場装置であつて、複数の吊持機のうち、
少なくとも、移動方向先頭の吊持機にはハンガー
レールに沿つて移動する脱輪センサがあつて、ハ
ンガーレールの終端部近くに吊持機が接近したと
き、脱輪センサの作動で停止ストツパをハンガー
レールのラツク状歯に噛合させて、吊持機を制止
させるように構成したことを特徴とするものであ
る。
さらには、曲線橋梁、橋脚とが斜め公差する橋梁
などに対しても全領域にわたつて移動足場装置が
機能するようにしようとするもので、そのため
に、構築物に沿つて取付けられるハンガーレール
と、このハンガーレールに装備された吊持機と、
この吊持機によつて吊持された作業足場とを備え
る移動足場装置であつて、複数の吊持機のうち、
少なくとも、移動方向先頭の吊持機にはハンガー
レールに沿つて移動する脱輪センサがあつて、ハ
ンガーレールの終端部近くに吊持機が接近したと
き、脱輪センサの作動で停止ストツパをハンガー
レールのラツク状歯に噛合させて、吊持機を制止
させるように構成したことを特徴とするものであ
る。
[実施例]
以下、この発明の実施例を添付した第1図ない
し、第9図によつて説明する。先ず、第1図はこ
の発明の移動足場装置を架設した橋梁の下から見
た斜面図で、符号1は道路を形成する床版、符号
2は橋梁材をそれぞれ示し、橋梁材2は上下両端
に左右(幅)方向に張出したリブ2Aをもつてい
る。
し、第9図によつて説明する。先ず、第1図はこ
の発明の移動足場装置を架設した橋梁の下から見
た斜面図で、符号1は道路を形成する床版、符号
2は橋梁材をそれぞれ示し、橋梁材2は上下両端
に左右(幅)方向に張出したリブ2Aをもつてい
る。
そして、このリブ2Aに、橋梁材2の長さ方向
に沿つて移動足場装置の移動をガイドするハンガ
ーレールが万力12によつて取付けられており、
このハンガーレール11は逆T型の断面形状をし
たもので、下面には波形のラツク状歯11aが長
さ方向に沿つて固定されている。
に沿つて移動足場装置の移動をガイドするハンガ
ーレールが万力12によつて取付けられており、
このハンガーレール11は逆T型の断面形状をし
たもので、下面には波形のラツク状歯11aが長
さ方向に沿つて固定されている。
これらの各ハンガーレール11には複数、例え
ば、3つの吊持機20が移動自在に搭載される。
これらの各吊持機20は箱型のケーシング21に
前記ハンガーレール11上に載る車輪22がその
内側の空間に軸22aを介して取付けられてお
り、車輪22のもつフランジがハンガーレール1
1の側縁11Aに沿つている。この車輪22の下
側の空間中には前記ラツク状歯11aに噛合うピ
ニオン輪23が軸23aによりケーシング21に
取付けられており、ハンガーレール11のラツク
状歯11aに噛合つており、長さ方向の吊持機2
0のうち少なくとも1つには、ピニオン輪23の
軸23aに設けた歯車24に対してケーシング2
1に設けたクランクハンドル25の軸25aの歯
車が噛合い、これによりトルクを伝達できるよう
になつている。
ば、3つの吊持機20が移動自在に搭載される。
これらの各吊持機20は箱型のケーシング21に
前記ハンガーレール11上に載る車輪22がその
内側の空間に軸22aを介して取付けられてお
り、車輪22のもつフランジがハンガーレール1
1の側縁11Aに沿つている。この車輪22の下
側の空間中には前記ラツク状歯11aに噛合うピ
ニオン輪23が軸23aによりケーシング21に
取付けられており、ハンガーレール11のラツク
状歯11aに噛合つており、長さ方向の吊持機2
0のうち少なくとも1つには、ピニオン輪23の
軸23aに設けた歯車24に対してケーシング2
1に設けたクランクハンドル25の軸25aの歯
車が噛合い、これによりトルクを伝達できるよう
になつている。
第7図、第8図のように、吊持機20の少なく
とも移動方向の先頭に位置するもの、吊持機20
Xは、そのケーシグ21の前端部にはアーム21
1が突出していて、このアーム211に停止スト
ツパ212が枢軸213により枢支されている。
この停止ストツパ212の下側には、アーム21
1の前端部に枢着している脱輪センサ29を構成
するセンサアーム291の端部291Aが当つて
いて、この端部291Aが常時上方へ回転移動す
るように、ばね292により習性が与えられてい
る。このセンサアーム291は枢軸293により
中間部が枢支されていて、その前端部291Bに
ハンガーレール11の側縁11A上に載る移動子
としてのスライダ294が取付けられている。
とも移動方向の先頭に位置するもの、吊持機20
Xは、そのケーシグ21の前端部にはアーム21
1が突出していて、このアーム211に停止スト
ツパ212が枢軸213により枢支されている。
この停止ストツパ212の下側には、アーム21
1の前端部に枢着している脱輪センサ29を構成
するセンサアーム291の端部291Aが当つて
いて、この端部291Aが常時上方へ回転移動す
るように、ばね292により習性が与えられてい
る。このセンサアーム291は枢軸293により
中間部が枢支されていて、その前端部291Bに
ハンガーレール11の側縁11A上に載る移動子
としてのスライダ294が取付けられている。
ケーシング21の側面にはラツク状歯11aの
幅方向に沿つて窓孔26が穿設されており、この
窓孔26中にロツクピン27を挿入するとラツク
状歯11aに係止状態を保持できるようになつて
いる。
幅方向に沿つて窓孔26が穿設されており、この
窓孔26中にロツクピン27を挿入するとラツク
状歯11aに係止状態を保持できるようになつて
いる。
このような吊持機20の下端部には、第2吊持
機30がスラストベアリング31を介して吊持ア
ーム32により吊持されており、吊持アーム32
が箱型をしたケーシング33を吊持している。こ
のケーシング33には、ピニオン輪34、挾持ロ
ーラ35がその軸34a,35aが前記軸22
a,23a,25aと直交する方向に沿つて配置
され、ピニオン輪34は後述する梁材としてのト
ラス梁40に設けたガイドレール41のラツク状
歯42に噛合い、挾持ローラ35はそのガイドレ
ールの下面に当つて第2吊持機30を構成してい
る。
機30がスラストベアリング31を介して吊持ア
ーム32により吊持されており、吊持アーム32
が箱型をしたケーシング33を吊持している。こ
のケーシング33には、ピニオン輪34、挾持ロ
ーラ35がその軸34a,35aが前記軸22
a,23a,25aと直交する方向に沿つて配置
され、ピニオン輪34は後述する梁材としてのト
ラス梁40に設けたガイドレール41のラツク状
歯42に噛合い、挾持ローラ35はそのガイドレ
ールの下面に当つて第2吊持機30を構成してい
る。
この第2吊持機30はそのピニオン輪34がト
ラス梁40の上辺に形成したT型断面のガイドレ
ール41のラツク状歯42に噛合い、ガイドレー
ル41のウエフ41aに相当する部分の下端から
挾持ローラ35が当たり、ピニオン輪34との間
で挾持状態を保持している。
ラス梁40の上辺に形成したT型断面のガイドレ
ール41のラツク状歯42に噛合い、ガイドレー
ル41のウエフ41aに相当する部分の下端から
挾持ローラ35が当たり、ピニオン輪34との間
で挾持状態を保持している。
このトラス梁40の下辺材43は丸形パイプで
形成されていて、この下辺材43に足場板50の
端部が係止される。
形成されていて、この下辺材43に足場板50の
端部が係止される。
前記ケーシング33の側面には窓孔36が穿け
てあつて、この窓孔36にロツクピン37を挿入
するとラツク状歯42を捉えて係止状態を保持で
きるようになつている。
てあつて、この窓孔36にロツクピン37を挿入
するとラツク状歯42を捉えて係止状態を保持で
きるようになつている。
上述のような吊持機20、第2吊持機30のう
ち、吊持機20は、橋梁材2の長さ方向に沿つて
略等間隔に3つ配置され、長さ方向に沿つた吊持
機20間はタイロツド28で連結されていて、し
かも、吊持機20から吊持された状態の第2吊持
機30は橋梁材2の両側に配置されていて、幅方
向両側の第2吊持機30,30間にトラス梁40
が支持される。このトラス梁40の長さは吊持機
20,20の幅方向間隔より長くなつていて、後
述する足場デツキに対してオーバーハング部を形
成できるようになつている。
ち、吊持機20は、橋梁材2の長さ方向に沿つて
略等間隔に3つ配置され、長さ方向に沿つた吊持
機20間はタイロツド28で連結されていて、し
かも、吊持機20から吊持された状態の第2吊持
機30は橋梁材2の両側に配置されていて、幅方
向両側の第2吊持機30,30間にトラス梁40
が支持される。このトラス梁40の長さは吊持機
20,20の幅方向間隔より長くなつていて、後
述する足場デツキに対してオーバーハング部を形
成できるようになつている。
そして、トラス梁40間に足場板51が架設さ
れるのであつて、両端に設けた略半円の係止フツ
ク52が下辺材43を捉えるようになつていて、
足場板51を敷つめることでフラツトな足場デツ
キ50が構成される。
れるのであつて、両端に設けた略半円の係止フツ
ク52が下辺材43を捉えるようになつていて、
足場板51を敷つめることでフラツトな足場デツ
キ50が構成される。
このとき、左右幅方向の吊持機20,20の間
隔よりトラス梁40の全長は長くなつており、足
場デツキ50は幅方向に橋梁材2の幅より突出し
た部分、言換えると、幅方向にオーバハング部H
が形成される。足場デツキの周囲に相当する四隈
と、長さ方向の中間部には手摺を利用してパイプ
製の支柱53が建てられ、橋梁材2の側面に対す
るメンテナンス作業に適した2段足場デツキなど
に利用する。
隔よりトラス梁40の全長は長くなつており、足
場デツキ50は幅方向に橋梁材2の幅より突出し
た部分、言換えると、幅方向にオーバハング部H
が形成される。足場デツキの周囲に相当する四隈
と、長さ方向の中間部には手摺を利用してパイプ
製の支柱53が建てられ、橋梁材2の側面に対す
るメンテナンス作業に適した2段足場デツキなど
に利用する。
前記トラス梁40は継足しが可能な構成であつ
て、第3図に示すように両端面部には、端面板4
4が固定されており、左右両端面部は対称形であ
つて、一端の端面板44の一側縁には切欠45が
形成され、この切欠45と向合つて固定ボルト4
6が植設されている。さらに、端面板44には端
側面から突出した受止板47が固定されており、
この受止板47にはボルト孔47aが穿けてあつ
て、下辺材43の端面にはパイプ状の継手48が
突出し、他のトラス梁40の下辺材43中に嵌入
できるようになつている。
て、第3図に示すように両端面部には、端面板4
4が固定されており、左右両端面部は対称形であ
つて、一端の端面板44の一側縁には切欠45が
形成され、この切欠45と向合つて固定ボルト4
6が植設されている。さらに、端面板44には端
側面から突出した受止板47が固定されており、
この受止板47にはボルト孔47aが穿けてあつ
て、下辺材43の端面にはパイプ状の継手48が
突出し、他のトラス梁40の下辺材43中に嵌入
できるようになつている。
また、他端の端面板44には、その切欠45は
対向する切欠45と開口の向きが逆であつて、受
止板47と重なり合う受止板49が固定され、ボ
ルト孔47a,49aにボルトを通して結合でき
るようになつている。
対向する切欠45と開口の向きが逆であつて、受
止板47と重なり合う受止板49が固定され、ボ
ルト孔47a,49aにボルトを通して結合でき
るようになつている。
次に、この発明による移動足場装置の移動作業
について説明する。先ず、橋梁材2のリブ2Aに
沿つて適当な間隔で万力12が配置され、これを
介してハンガーレール11が吊持される。このと
き、ハンガーレール11,11の幅方向間隔は一
定である必要はなく、橋梁材2の形状に沿つて配
置される。このハンガーレール11,11に吊持
機20、第2吊持機30を介してトラス梁40が
吊持され、トラス梁40間に足場板51が架設さ
れて足場デツキ50が構成される。
について説明する。先ず、橋梁材2のリブ2Aに
沿つて適当な間隔で万力12が配置され、これを
介してハンガーレール11が吊持される。このと
き、ハンガーレール11,11の幅方向間隔は一
定である必要はなく、橋梁材2の形状に沿つて配
置される。このハンガーレール11,11に吊持
機20、第2吊持機30を介してトラス梁40が
吊持され、トラス梁40間に足場板51が架設さ
れて足場デツキ50が構成される。
そして、足場デツキ50をハンガーレール11
に沿つて移動させる場合には、左右の吊持機20
のうち1つに設けたクランクハンドル25を回わ
すことで歯車24を介してピニオン輪23が駆動
され、ラツク状歯23に噛合いながら吊持機20
が移動することで、タイロツド28で連結された
吊持機20は共に移動し、足場デツキ50が送ら
れる。
に沿つて移動させる場合には、左右の吊持機20
のうち1つに設けたクランクハンドル25を回わ
すことで歯車24を介してピニオン輪23が駆動
され、ラツク状歯23に噛合いながら吊持機20
が移動することで、タイロツド28で連結された
吊持機20は共に移動し、足場デツキ50が送ら
れる。
この移動によつて、ハンガーレール11の最終
端近くまで至り、その端部から脱輪センサ29の
スライダ294が外れると、ばね292による習
性と相俟つてセンサアーム291は回転し、その
端部は停止ストツパ212を押上げてハンガーレ
ール11のラツク状歯11aに噛合せて足場装置
の移動を制止する(第9図)。
端近くまで至り、その端部から脱輪センサ29の
スライダ294が外れると、ばね292による習
性と相俟つてセンサアーム291は回転し、その
端部は停止ストツパ212を押上げてハンガーレ
ール11のラツク状歯11aに噛合せて足場装置
の移動を制止する(第9図)。
また、このような足場装置の移動に当つて、橋
梁材2が平面視上曲線を描いているとき、また、
橋梁材2の幅員寸法が拡幅、縮幅している場合に
は、左右幅方向の吊持機20、ならびに、第2吊
持機30の間隔は変化するが、ガイドレール41
のラツク状歯42に沿つて第2吊持機30が移動
することでその変化を吸収し、足場デツキ50は
移動できる。
梁材2が平面視上曲線を描いているとき、また、
橋梁材2の幅員寸法が拡幅、縮幅している場合に
は、左右幅方向の吊持機20、ならびに、第2吊
持機30の間隔は変化するが、ガイドレール41
のラツク状歯42に沿つて第2吊持機30が移動
することでその変化を吸収し、足場デツキ50は
移動できる。
とくに、第6図に示した橋脚Pと、橋梁Bとが
斜交交差する場合には、曲線内側の吊持機20に
ロツクを掛けて(ロツクピン27を窓孔26に挿
入してラツク状歯11aと係合する)、曲線外側
の吊持機20だけに移動送りを加える。足場デツ
キ50はその長さ方向と斜交する方向に移動し、
他の橋脚Pに接近させ得る。
斜交交差する場合には、曲線内側の吊持機20に
ロツクを掛けて(ロツクピン27を窓孔26に挿
入してラツク状歯11aと係合する)、曲線外側
の吊持機20だけに移動送りを加える。足場デツ
キ50はその長さ方向と斜交する方向に移動し、
他の橋脚Pに接近させ得る。
図示実施例では、足場デツキ50の移動方向中
間部で足場板51が継足されているものを示した
が、この実施例では、中折れ変化が可能となつ
て、平坦部分から傾斜部分への移動(または、そ
の逆移動)に都合がよい。
間部で足場板51が継足されているものを示した
が、この実施例では、中折れ変化が可能となつ
て、平坦部分から傾斜部分への移動(または、そ
の逆移動)に都合がよい。
なお、吊持機20任意の1つにクランクハンド
ルによる駆動機構を設けたものを示したが、その
1つは何れの吊持機であつてもよい。
ルによる駆動機構を設けたものを示したが、その
1つは何れの吊持機であつてもよい。
丸型の梁材にあつては、リブがないのでハンガ
ーレールはチエンにより吊持される。
ーレールはチエンにより吊持される。
[発明の効果]
以上の説明から明らかなように、この発明の移
動足場装置は次のような効果を期待することがで
きる。
動足場装置は次のような効果を期待することがで
きる。
(a) 橋梁などの構築物の長さ方向に沿つて移動で
きるばかりか、構築物の幅員の変化にも追従で
き、平面視上曲線を描いた移動も可能である。
きるばかりか、構築物の幅員の変化にも追従で
き、平面視上曲線を描いた移動も可能である。
(b) ハンガーレールの終端部まで移動すると、脱
輪センサが作用して停止ストツパをハンガーレ
ールのラツク状歯に噛合せるので、吊持機の移
動を確実に制止でき、足場の落下などの虞れは
皆無である。
輪センサが作用して停止ストツパをハンガーレ
ールのラツク状歯に噛合せるので、吊持機の移
動を確実に制止でき、足場の落下などの虞れは
皆無である。
第1図はこの発明の移動足場装置の全体斜視
図、第2図は第1図部拡大断面図、第3図はト
ラス梁の一部拡大斜面図、第4図は同概略正面
図、第5図は足場デツキの一部斜面図、第6図は
作業態様の説明斜面図、第7図は脱輪センサを示
す移動方向先頭の吊持機の側面図、第8図は同端
面図、第9図は脱輪センサが動作した状態の先頭
吊持機の側面図である。 11……ハンガーレール、11a……ラツク状
歯、20……吊持機、21……ケーシング、22
……車輪、22a……軸、23……ピニオン輪、
23a……軸、24……歯車、25……クランク
ハンドル、27……ロツクピン、29……脱輪セ
ンサ、211……アーム、212……停止ストツ
パ、213……枢軸、291……センサアーム、
292……ばね、293……枢軸、294……ス
ライダ、30……第2吊持機、31……スラスト
ベアリング、32……吊持アーム、33……ケー
シング、34……ピニオン輪、35……挾持ロー
ラ、34a,35a……軸、40……トラス梁、
41……ガイドレール、42……ラツク状歯、4
3……下辺材、50……足場デツキ、51……足
場板、52……係止フツク、53……支柱。
図、第2図は第1図部拡大断面図、第3図はト
ラス梁の一部拡大斜面図、第4図は同概略正面
図、第5図は足場デツキの一部斜面図、第6図は
作業態様の説明斜面図、第7図は脱輪センサを示
す移動方向先頭の吊持機の側面図、第8図は同端
面図、第9図は脱輪センサが動作した状態の先頭
吊持機の側面図である。 11……ハンガーレール、11a……ラツク状
歯、20……吊持機、21……ケーシング、22
……車輪、22a……軸、23……ピニオン輪、
23a……軸、24……歯車、25……クランク
ハンドル、27……ロツクピン、29……脱輪セ
ンサ、211……アーム、212……停止ストツ
パ、213……枢軸、291……センサアーム、
292……ばね、293……枢軸、294……ス
ライダ、30……第2吊持機、31……スラスト
ベアリング、32……吊持アーム、33……ケー
シング、34……ピニオン輪、35……挾持ロー
ラ、34a,35a……軸、40……トラス梁、
41……ガイドレール、42……ラツク状歯、4
3……下辺材、50……足場デツキ、51……足
場板、52……係止フツク、53……支柱。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 構築物に沿つて取付けられるハンガーレール
と、このハンガーレールに装備された可動式の吊
持機と、この可動式の吊持機によつて吊持された
作業足場とを備える移動足場装置において、 少なくとも、移動方向先頭の吊持機は前側に張
出して脱輪センサをもち、この脱輪センサはハン
ガーレールに沿つて移動する移動子と、この移動
子を前端にもつセンサアームと、このセンサアー
ムの回動習性により、ハンガーレールのラツク状
歯に噛合うようになつた停止ストツパとをもつて
いて、ハンガーレール終端部で移動を制止するよ
うに構成したことを特徴とする移動足場装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17439986A JPS6332060A (ja) | 1986-07-23 | 1986-07-23 | 移動足場装置 |
DE19873745011 DE3745011A1 (ja) | 1986-02-17 | 1987-02-13 | |
DE19873704598 DE3704598A1 (de) | 1986-02-17 | 1987-02-13 | Bewegliches geruest |
US07/014,922 US4848516A (en) | 1986-02-17 | 1987-02-13 | Movable scaffold |
GB8703615A GB2186537B (en) | 1986-02-17 | 1987-02-17 | Movable scaffold |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17439986A JPS6332060A (ja) | 1986-07-23 | 1986-07-23 | 移動足場装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6332060A JPS6332060A (ja) | 1988-02-10 |
JPH0572501B2 true JPH0572501B2 (ja) | 1993-10-12 |
Family
ID=15977898
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17439986A Granted JPS6332060A (ja) | 1986-02-17 | 1986-07-23 | 移動足場装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6332060A (ja) |
-
1986
- 1986-07-23 JP JP17439986A patent/JPS6332060A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6332060A (ja) | 1988-02-10 |
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