JPH0572213B2 - - Google Patents

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JPH0572213B2
JPH0572213B2 JP62129381A JP12938187A JPH0572213B2 JP H0572213 B2 JPH0572213 B2 JP H0572213B2 JP 62129381 A JP62129381 A JP 62129381A JP 12938187 A JP12938187 A JP 12938187A JP H0572213 B2 JPH0572213 B2 JP H0572213B2
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JP
Japan
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holder
rice cooker
hole
pot
lid
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP62129381A
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English (en)
Other versions
JPS63292916A (ja
Inventor
Seiji Shimono
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、二重構造の蓋を備えた炊飯器に関す
るものである。
従来の技術 一般に、炊飯器において、炊飯時の吹きこぼれ
が問題となり、この対策として種々の考案がなさ
れていた。たとえば、第3図に示すように、内蓋
21の中央部に上向きの突出部22を設け、この
突出部22に蒸気孔23を形成し、かつ外周の環
状の低部24に前記蒸気孔23より小径の蒸気孔
25を設け、炊飯中に蒸気孔23から内蓋21上
に吹き上つた炊飯液などを蒸気孔25から鍋26
の内部に戻す構造が提案されていた。
発明が解決しようとする問題点 炊飯器による炊飯時に生じる吹きこぼれに関す
る諸データによると、吹きこぼれは、炊飯に必要
な水量以上の炊が鍋内にある場合、または鍋内の
蒸気圧が特別に大きくなつた場合に発生し、加え
て蒸気と共に発生する泡などが蒸気孔を塞ぐと泡
が消滅せず連続的に発生し、この泡が飛沫および
吹きこぼれの原因となるといわれている。そこで
前記の第3図に示すような構造が提案され、高所
の突出部22に蒸気孔23を設け、発生した泡な
どを低部24に流し、低部24の蒸気孔25から
鍋26の内部に戻すようにしていたが、前記突出
部22は平面状であり、蒸気孔23から吹き上つ
た泡は一旦突出部22に溜るため、蒸気孔23が
一時的に塞がれ、さらに泡が吹上がることができ
ず、そのため泡が消滅しにくく、この泡のため飛
沫および吹きこぼれが発生していた。
本発明は上記の問題点を解消するもので、炊飯
中に泡による飛沫や吹きこぼれが発生しない炊飯
器を提供することを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 上記の問題点を解決するため本発明の炊飯器
は、炊飯器本体と、前記炊飯器本体の内部に収納
する鍋と、前記炊飯器本体の上部開口部を開閉自
在に覆う外蓋と、前記鍋の上部開口部を覆う内蓋
と、前記外蓋の下面と内蓋の上面間に介在し閉空
間を形成した深皿状のホルダーと、前記外蓋の下
面側から下方へ突出して前記内蓋をホルダーを介
して保持するホルダー軸とを備え、前記ホルダー
軸に下端から中心部を経てホルダー内底位置より
上方の側面で前記閉空間へ通じる通気孔を設け、
かつ前記深皿状のホルダーの内蓋取付け位置より
上部の傾斜側面に通気口を設けたものである。
作 用 上記の構成により、炊飯中に発生する蒸気およ
び泡などは、鍋からホルダー軸の通気孔を通り、
ホルダーに設けた通気口から吹き上がつてくる
が、前記ホルダーの通気口はホルダーの内底部よ
り上部に設けているので、比較的高所の位置に、
かつ傾斜側面に設けられており、泡が前記通気口
を塞ぐことなく水分となつて内蓋の周縁の低部へ
と流れ落ちて溜るので、これにより泡などによる
飛沫および吹きこぼれを防止することができる。
実施例 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明
する。
第1図は本発明の一実施例の炊飯器における上
部縦断面図、第2図は同炊飯器の要部縦断面図で
ある。第1図および第2図において、円筒状の炊
飯器本体1の内部に、同じく円筒状の鍋2が着脱
自在に収納されており、かつこの鍋2は上端に開
口段部3を有している。前記炊飯器本体1の上端
の一側にヒンジ部4が設けられ、このヒンジ部4
に相対向する位置にフツク受け部5が設けられて
いる。外蓋6が、その一側において前記ヒンジ部
4に回動自在に軸支されて、炊飯器本体1の上部
開口部を開閉自在に覆い、かつ軸支された側に相
対向する側にフツク7が取付けられており、この
フツク7は前記炊飯器本体1のフツク受け部5と
係脱自在である。外蓋6の下面6aの中央部付近
に下方へ突出してホルダー軸8が取付けられ、こ
のホルダー軸8に内蓋9が深皿状のホルダー10
を介して着脱自在に取付けられており、この内蓋
9は外蓋6の開閉動作にともなつて前記鍋2の上
部開口部を開閉する。すなわち、前記内蓋9をゴ
ムなどの柔軟性材料からなる深皿状のホルダー1
0に、その中央底部10aの外周面に形成した周
溝10bに前記内蓋9の中央部に形成した取付孔
9aを嵌合することにより取付け、その状態で内
蓋9およびホルダー10を、前記ホルダー10の
前記中央底部10aの中心部に形成した貫通孔1
0cを前記ホルダー軸8の軸部8aに嵌合するこ
とにより、前記ホルダー軸8の下端の太径部8b
と前記外蓋6の下面6aとの間に取付ける。そし
て前記ホルダー10は外蓋6と内蓋9間に閉空間
を形成するとともに外蓋6から内蓋9を離す方向
に付勢し、前記フツク7とフツク受け部5が係合
状態のとき、前記内蓋9の周縁部9bを前記鍋2
の開口段部3に押し付けて密接状態となる。
前記ホルダー軸8には、下部の太径部8bの下
端面から軸部8bの中心部を経て軸部8aの前記
ホルダー10の取付け位置より上方の側面に開口
する通気孔11が穿孔されている。また前記内蓋
9は、ホルダー10への取付孔9aを形成した中
央部付近が、鍋2を覆つた状態で、上方へ突出し
て突出部9cが形成され、かつこの突出部9cと
周縁部9bとの間に環状低部9dが形成され、さ
らに前記環状低部9dに前記ホルダー軸8の通気
孔11より小径の孔12が設けられている。また
前記ホルダー10には、中央底部10aの周溝1
0bに嵌合される内蓋9より上方の傾斜側面部1
0dに孔または切欠きなどからなる通気口13が
設けられている。
上記の炊飯器において、炊飯を行なうと鍋2の
内圧の上昇につれて、蒸気や泡はホルダー軸8の
通気孔11から吹き上がつて、ホルダー10の閉
空間に吹き出され、さらにホルダー10の通気口
13を通つて内蓋9の上面へ流れる。このとき内
蓋9の環状低部9dに設けた孔12からも吹き上
がるが、通気孔11および通気口13の径が前記
孔12の孔径より大きいため、泡を含む蒸気は主
として通気孔11および通気口13から吹き上が
ることになる。またホルダー10に設けた通気口
13は内蓋9の取付け位置より比較的高所に、か
つホルダー10の傾斜側面に設けられているた
め、ホルダー軸8の通気孔11を通りホルダー1
0の通気口13から吹き上がつた泡は、通気口1
3の出口付近に溜まることなく、すなわち通気口
13を塞ぐことなく、内蓋9の環状低部9dの上
面へと流れ落ち、やがて消滅する。この消滅した
泡による水分は前記環状低部9dに設けた孔12
から鍋2の内部に還流するが、炊飯時は鍋2の内
圧が比較的高いため、還流する水量は微量である
が、炊飯後鍋2の内圧が下がると自然に鍋2の内
部に還流する。吹き上がつた泡による水分が溜ま
る内蓋9の環状底部9dの大きさは吹き上がつて
くる泡の量によつて設計的に定められ、かつホル
ダー10に通気口13が設けられているため、内
蓋9の上面に溜まつた水分が通気口13を塞ぐほ
ぼ極限まで設計可能であり、十分な容積を備える
ことが容易にできる。
発明の効果 以上のように本発明の炊飯器によれば、炊飯中
に発生する蒸気および泡を、外蓋のホルダー軸に
設けた通気孔を経て、深皿状のホルダーの傾斜側
面の通気口から内蓋の上面側へ排出し、泡を内蓋
の環状低部の上面に溜めて消滅させることがで
き、飛沫および吹きこぼれを確実に防止すること
ができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の炊飯器における上
部縦断面図、第2図は同炊飯器の要部縦断面図、
第3図は従来の炊飯器の上部縦断面図である。 1……炊飯器本体、2……鍋、6……外蓋、8
……ホルダー軸、9……内蓋、10……ホルダ
ー、11……通気孔、13……通気口。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 炊飯器本体と、前記炊飯器本体の内部に収納
    する鍋と、前記炊飯器本体の上部開口部を開閉自
    在に覆う外蓋と、前記鍋の上端開口部を覆う内蓋
    と、前記外蓋の下面と内蓋の上面間に介在し閉空
    間を形成した深皿状のホルダーと、前記外蓋の下
    面側から下方へ突出して前記内蓋をホルダーを介
    して保持するホルダー軸とを備え、前記ホルダー
    軸に下端から中心部を経てホルダーの内底位置よ
    り上方の側面で前記閉空間へ通じる通気孔を設
    け、かつ前記深皿状のホルダーの内蓋取付け位置
    より上部の傾斜側面に通気口を設けた炊飯器。
JP12938187A 1987-05-25 1987-05-25 炊飯器 Granted JPS63292916A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12938187A JPS63292916A (ja) 1987-05-25 1987-05-25 炊飯器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12938187A JPS63292916A (ja) 1987-05-25 1987-05-25 炊飯器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63292916A JPS63292916A (ja) 1988-11-30
JPH0572213B2 true JPH0572213B2 (ja) 1993-10-08

Family

ID=15008172

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12938187A Granted JPS63292916A (ja) 1987-05-25 1987-05-25 炊飯器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0440585Y2 (ja) * 1989-10-31 1992-09-24

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5118932U (ja) * 1974-07-29 1976-02-12

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JPS5118932U (ja) * 1974-07-29 1976-02-12

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JPS63292916A (ja) 1988-11-30

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