JPS6040187Y2 - ポツト - Google Patents

ポツト

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Publication number
JPS6040187Y2
JPS6040187Y2 JP4370580U JP4370580U JPS6040187Y2 JP S6040187 Y2 JPS6040187 Y2 JP S6040187Y2 JP 4370580 U JP4370580 U JP 4370580U JP 4370580 U JP4370580 U JP 4370580U JP S6040187 Y2 JPS6040187 Y2 JP S6040187Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
lip
backing
inner container
outer periphery
Prior art date
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Expired
Application number
JP4370580U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56145438U (ja
Inventor
馨 前川
勝郎 岡田
健治 岡村
司一 山中
Original Assignee
松下電器産業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 松下電器産業株式会社 filed Critical 松下電器産業株式会社
Priority to JP4370580U priority Critical patent/JPS6040187Y2/ja
Publication of JPS56145438U publication Critical patent/JPS56145438U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6040187Y2 publication Critical patent/JPS6040187Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はポットの改良に係り、その目的とするところは
蓋開閉動作直後の転倒による湯の器体外への飛散防止で
ある。
第1図に示すように従来のポットにおいては、内容器3
1内に湯が入っている状態において、上蓋32および転
倒流出防止弁のついた中蓋33の開閉動作直後転倒した
場合、中蓋33に設けた転倒流出防止弁が閉じ密閉状態
となる。
そこで上蓋32および中蓋33開閉時、内容器31内に
浸入した冷たい外気が転倒による内容器31内での湯の
飛散により急激に膨張し、通常、第2図のような容器バ
ッキング34のリップ部のタイト状態がその圧力により
、第3図のように、中蓋33の外周部および容器パツキ
ン34のリップ部を押し開けその隙間より空気と湯の混
合状態で器体外へ飛散しやけど等をおこす恐れがあった
本考案は前記従来の欠点を解消するもので、以下本考案
の実施例として自然落下給湯式電気保温ポットについて
説明する。
第4図において1は電気保温ポットのボデーでその上端
は注口2、下端は基台3と連結しており前記注口2には
回動自在に把手4と後方を支点として回動および着脱自
在の上蓋5がロックつまみ6の、注口2と一体に形成し
ているフック部2aへの係合により注口2に固定されて
いる。
7はロックつまみ6を注口2のフック部に付勢させるば
ねである。
8は上蓋カバーでばね7を保持するとともに上蓋5と嵌
合し、上M5とともに内部に通ずる蒸気孔9を形成して
いる。
また中央部の蒸気孔9に臨む位置に貫通孔8bを外周部
には上蓋閉止時に注口2に設けられたバッキング10の
第1リツプ10aと当接する円周リブ8aを有している
11はバッキング10を介して注口2に固定されている
貯水用の内容器で下部外周面にヒーター12が、その上
部外周面には断装材13が設けられている。
14は中蓋で中央部には通常使用状態においては内容器
10内と蒸気孔9を連通させ蒸気抜きを行い、且つ、器
体の転倒時には湯の流出を防ぐ転倒流出防止弁機構を有
しているとともに外周フランジ部14aにおいてバッキ
ング10の第2リツプ10bと当接し内容器11を密閉
している。
15は前記蒸気孔9と中mIOの弁機構を気密性を保ち
連結する蓋バッキングで上蓋5の閉止時、中蓋14のフ
ランジ部14aをバッキング10の第2リツプ10bに
押圧する役目も兼ねている。
また内容器11の外周底面には内部の湯温を調節するた
めのサーモスタット等の自動温度調節装置16と連通管
17が設けである。
18は給湯弁機構で可撓管19で連通管17と連結する
とともにボデー1に係合している表示板20の上端に摺
動自在に設けである操作釦21を下方へ押圧することに
より摺動棒22を介して弁が開成するようにしてあり、
給湯弁機構18に圧入嵌合された吐出口23より湯を外
部へ注出するようになっている。
24は招待ばねで通常摺動棒22が給湯弁機構18に当
たらないように上方に付勢する役目を果たしている。
上記構成において内容器11内の湯が沸いた状態におい
て、上蓋5および中蓋14の開閉動作直後に転倒が起こ
ると、中蓋14に設けた転倒流出防止弁が働き密閉状態
となる。
そこで上蓋5、中蓋14開閉動作時内容器11内に浸入
した冷たい外気が転倒衝激による内容器11内での湯の
飛散により急激な膨張を起こし、通常、第5図のような
容器バッキング10の第2リツプ10bと中蓋14のフ
ランジ部14aのタイト状態が内圧により、第6図のよ
うに押し開けられ、その隙間より熱湯と空気が混合して
霧状になって吹き出すが、その直後にバッキング10の
第1リツプleaと上蓋カバー8の円周リブ8aが当接
しているためその霧状の熱湯はさえぎられ上蓋カバー8
と中蓋14で構成された空間に溜り、器体外部への飛散
はなく安全である。
この時、上蓋カバー8の略中央には空気抜き用の貫通孔
8bがあるので、該空間に半分以上熱湯が溜った時には
蒸気孔9より器体外へ流れ出るが、その流れ方は極めて
弱いうえに、あふれ出るまでに時間を有するため倒れた
本体を起こす時間的余裕が十分にある。
なお、上記実施例では上蓋と上蓋カバーに分離したが一
体としても差しつかえない。
また、上記実例では上蓋カバー下面外周に円周リブを設
けたがバッキングよりのリップを長めにすれば平面でも
同等の効果がある。
′またその逆にバッキングよりのリップを廃止してもバ
ッキングに当接するだけの高さの円周リブを上蓋カバー
に設けても同様である。
このように本考案によれび内容器開口部に着脱自在の中
蓋を設けるとともにその中蓋を包囲する形に略中央に外
部と連通ずる貫通孔を有する上蓋を内容器開口部に水密
的にタイトさせることにより、蓋開閉動作直後の転倒に
おいても、器体外部への熱湯の飛散が防止できるととも
に、中蓋の装着忘れ時の転倒に対しても急激な湯の流出
がなく安全でありその実用的価値は極めて大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のポットの一部欠截断面図、第2図は同ポ
ットの通常使用状態における中蓋の装着部の拡大断面図
、第3図は同ポットの上蓋、中蓋開閉動作直後の転倒時
の中蓋装着部の拡大断面図、第4図は本考案の一実施例
を示すポットの一部欠截断面図、第5図は同ポットの通
常使用状態における中蓋の装着部の拡大断面図、第6図
は同ポットの上蓋、中蓋開閉動作直後の転倒時の中蓋装
着部の拡大断面図、第7図は本考案の他の実施例を示す
ポットの通常使用状態における中蓋の装着部の拡大断面
図である。 5・・・・・・上蓋、8a・・・・・・円周リブ、8b
・・・・・・貫通孔、10・・・・・・バッキング、1
0a・・・・・・第1リツプ、10b・・・・・・第2
リツプ、11・・・・・・内容器、14・・・・・・中
蓋。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)貯水用の内容器と、この内容器開口部に着脱自在
    に装着された中蓋と、この中蓋の上方に配置され、略中
    央部に外部と連通ずる貫通孔を有した上蓋を内容器開口
    部に水密的に嵌合させてなるポット。
  2. (2)内容器開口部に弾性を有するバッキングを設け、
    このバッキングより内面側に一体でフランジ状のリップ
    を形成し、中蓋の外周フランジ部と当接させるとともに
    前記リップの外側上方にもリップを設け、このリップと
    上蓋下面外周部と当接させてなる実用新案登録請求の範
    囲第1項記載のポット。
  3. (3)内容器開口部に弾性を有するバッキングを設け、
    このバッキングより内面側に一体でフランジ状のリップ
    を突出させ、中蓋の外周フランジ部と当接させるととも
    に上蓋下面外周部に前記バッキング外周部に当接する円
    周状のリブを設けてなる実用新案登録請求の範囲第1項
    記載のポット。
JP4370580U 1980-03-31 1980-03-31 ポツト Expired JPS6040187Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4370580U JPS6040187Y2 (ja) 1980-03-31 1980-03-31 ポツト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4370580U JPS6040187Y2 (ja) 1980-03-31 1980-03-31 ポツト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56145438U JPS56145438U (ja) 1981-11-02
JPS6040187Y2 true JPS6040187Y2 (ja) 1985-12-03

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ID=29639021

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JP4370580U Expired JPS6040187Y2 (ja) 1980-03-31 1980-03-31 ポツト

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JP (1) JPS6040187Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58181339U (ja) * 1982-05-31 1983-12-03 タイガー魔法瓶株式会社 電気ポツトの内容器シ−ル装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS56145438U (ja) 1981-11-02

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