JPH057020B2 - - Google Patents

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JPH057020B2
JPH057020B2 JP63316245A JP31624588A JPH057020B2 JP H057020 B2 JPH057020 B2 JP H057020B2 JP 63316245 A JP63316245 A JP 63316245A JP 31624588 A JP31624588 A JP 31624588A JP H057020 B2 JPH057020 B2 JP H057020B2
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Mitsuru Hachiman
Hidehiro Fujita
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Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication of JPH057020B2 publication Critical patent/JPH057020B2/ja
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B6/00Apparatus or devices for radiation diagnosis; Apparatus or devices for radiation diagnosis combined with radiation therapy equipment
    • A61B6/02Arrangements for diagnosis sequentially in different planes; Stereoscopic radiation diagnosis
    • A61B6/03Computed tomography [CT]
    • A61B6/032Transmission computed tomography [CT]
    • A61B6/035Mechanical aspects of CT
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B6/00Apparatus or devices for radiation diagnosis; Apparatus or devices for radiation diagnosis combined with radiation therapy equipment
    • A61B6/04Positioning of patients; Tiltable beds or the like
    • A61B6/0487Motor-assisted positioning

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
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  • Biophysics (AREA)
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  • Optics & Photonics (AREA)
  • Pathology (AREA)
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  • Surgery (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Pulmonology (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
  • Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、X線CT用架台装置、特に筐体構
造の改良に関する。
(従来の技術) X線CT装置においては、周知のように被検体
のスライス情報を得ることを目的とし、架台ドー
ムにスキヤンを行うためのX線管及びX線検出器
が備えられているが、このスキヤン機能ととも
に、被検体の特定部位を架台ドームの撮影空間に
挿入配置する機能が必要とされている。
そのため現在のX線CT装置においては、前記
架台ドームとともに、この架台ドームと構造的に
独立させて寝台装置が設けられており、この寝台
装置に備えられた天板上に被検体を載置し、天板
をスライドさせることにより、被検体を撮影空間
に挿入配置するようにしている。
このようにスキヤン機能と、被検体の撮影空間
への挿入配置機能とを構造的に独立させることに
より、それぞれの部分を別個に設計及び製作でき
るようになつている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上述のように機能を構造的に分
離させたことから、以下のような問題が生じてい
た。
即ち、この種の寝台装置は架台ドームに併設さ
れるが、撮影空間に挿入配置して被検体の頭部か
ら脚部までを順にスキヤンする場合、被検体を載
置した天板を被検体の体長程度まで寝台上から迫
り出させることがある。このため、天板に所要の
剛性を備えさせるとともに、寝台装置において
は、この天板迫出しによる偏荷重に充分適応でき
る剛性を備えさせる必要があるので、寝台装置の
形状及び重量が大きくならざるを得なかつた。
又、架台ドームと寝台装置の2つのユニツトであ
るため、据付けの際にはこれら両者のアライメン
トが必要となる。このような理由から、架台ドー
ム及び寝台装置設置場所のスペースが増大し、検
査室への搬入及び据付け作業の負担が増大してい
た。この発明は、これらの問題を解決するために
なされたものであり、装置の設置場所の省スペー
ス化、検査室への搬入及び据付け作業の負担軽減
を図ることのできるX線CT用架台装置を提供す
ることを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明のX線CT用架台装置は前記課題を解決
するため、被検体を載せた天板を架台ドームの撮
影空間内に案内し、架台ドーム筐体内に回転自在
に配置した放射線源から被検体に向けてX線ビー
ムを照射し、かかるX線透過量を検出器で検出す
るX線CT用架台装置において、架台ドームの撮
影空間底部に、梁状の迫出部を連設させ、この迫
出部の上にスライドする天板を載置し、架台ドー
ムの枠組に対して一端を固定した支持部材により
迫出部を保持し、架台ドームと寝台部とを一体構
造にしたことを要旨としている。そして、前記迫
出部を支持する支持部材の枠内に、架台ドーム筐
体内に配置した放射線源及び検出器の回転駆動部
材を配置すると良い。
又、前記架台ドームの形成された撮影空間の開
口を前記天板より上方に非円形に形成するととも
に、迫出部の下方を覆うカバーを前記架台ドーム
のカバーと連続して配設すると良い。
更に、天板は、架台ドーム筐体近傍の前記天板
下側に配設される駆動部材により回転駆動される
ローラによりスライド自在とされるようにすると
良い。そして、このような天板スライド機構の他
に、架台ドーム筐体近傍に設けられて少なくとも
2箇所で前記天板をスライド自在に支持する支持
部材と、適宜必要に応じて作動される駆動源と、
前記天板の長手方向の両端部間に配設されるチエ
ーン状部材と、このチエーン状部材の配設区間の
所定位置に設けられ、前記チエーン状部材と噛合
されるとともに、前記駆動源により回転駆動され
る駆動力伝達用部材と、を前記架台ドームに備え
させても良い。又、このような天板スライド機構
を設けた構成にした際、前記チエーン状部材は、
前記架台ドーム筐体近傍の少なくとも3箇所に設
けられるスプロケツトを介して、前記天板長手方
向の両端部間を配設すると良い。
(作用) 上記手段のX線CT用架台装置によれば、以下
のような作用を奏する。即ち、撮影空間が形成さ
れた架台ドームに、被検体が載置される天板を備
えた寝台部を一体化配備することにより装置全体
がコンパクト化されるとともに、天板迫出しに適
応する剛性の減少化で架台装置の重量が低減さ
れ、又、一体構成にしたことで据付け時のアライ
メントも必要なくなり、設置場所の省スペース
化、検査室への搬入及び据付け作業の負担軽減を
図ることができる。
又、架台本体と寝台部とを一体構成にすること
により、従来は天板の昇降機構が配備されていた
天板の下方に空間ができ、この空間に従来架台ド
ーム筐体内に配設されていた放射線源及び検出器
を回転駆動するための駆動部材を配設できるた
め、架台ドーム筐体と天板昇降機構筐体の総スペ
ースの小型化を図ることができる。
又、従来は撮影空間の開口が円形であつて天板
の下側が空間になつていたが、チルト機構や天板
上下機構が具備されない際にはこのような空間は
無駄であるから、上記一体化の際、撮影空間の開
口を前記天板より上方に半円状に形成するととも
に、前記天板の下方を覆うカバーを前記架台ドー
ムのカバーと連続して配設することにより、架台
装置全体を無駄なく簡素に形成でき、架台装置の
清掃が容易化され、又外見上もすつきりできる。
又、この一体化の際、前記架台ドーム筐体近傍
の前記天板下面に当接されるローラを架台ドーム
筐体近傍の前記天板下側に配設される駆動部材に
より回転駆動することで、天板を自在にスライド
できるため、従来の天板スライド機構の代わりを
充分補えることができる。
又、別の天板スライド機構においては、架台ド
ーム筐体に具備される前記支持部材により天板を
支持しながら、架台ドーム筐体に具備される駆動
源を作動することにより、駆動力伝達部材が回転
駆動され、この回転によりこの駆動力伝達部材と
噛合されるとともに、天板の長手方向の両端部間
を配設されるチエーン部材が天板の長手方向に移
送され、この移送で天板を前記駆動力伝達用部材
の回転方向に応じていずれかの方向にスライドさ
せることができる。
又、この天板スライド機構においては、チエー
ン状部材を架台ドーム筐体近傍の少なくとも3箇
所に設けたスプロケツトを介して天板の長手方向
の両端部間に配設することで、このチエーン部材
の撮影空間内通過が回避され、X線パスの妨害に
なることを避けることができる。
(実施例) 以下、この発明に係るX線CT用架台装置の実
施例について、第1図乃至第4図を参照しながら
説明する。
第1図は前記X線CT用架台装置の概略外観を
示す図であり、第2図aはこの架台装置の要部断
面図、第2図bはこの第2図aの略A−A断面図
である。
これらの図に示すように、架台本体1において
は、内部に形成される撮影空間3を挟んで、X線
管5とX線検出器7とが対峙して配設されてい
る。このX線管5は撮影空間3内に仮定される中
心を軸として360℃回転する。そしてX線管5は
この回転を行いながら、同じく前記仮定される中
心を軸として回転するX線検出器7に向けて、X
線を扇状に照射するようになされている。そして
X線検出器7で得られた信号は、増幅積分、デイ
ジタル変換、画像再構成等の処理が施され、処理
結果の内容が図示しないCRT等のモニタ上に画
像表示されるものである。
この架台本体1には、図示しない被検体が載置
される天板9が一体化されている。即ち、この架
台本体1においては、撮影空間3が半円筒状に形
成されているとともに、この撮影空間3の底部か
ら迫り出して前記天板9をスライド自在に支持す
る寝台部11が配設されている。そしてこの寝台
部11は天板9が載置される迫出部11aと、こ
の迫出部11aの下部で地面から逆四角錐状に立
設されて迫出部11aを支持する支持部11bと
から構成されている。そして支持部11bの外表
面を形成するカバー13は、架台本体1の寝台部
11を除く部分である架台ドーム部15のカバー
17と連続して形成されている。即ち、天板9下
方を覆うカバー13が、架台ドーム部15の寝台
部11側開口3aの下側を覆うカバーを兼ねる構
造としている。
前記寝台部11のカバー13の内底部の迫出部
11aの長手方向に沿う側面側2箇所には、底部
支持材19bが敷設されている。この底部支持材
19bは、前記架台ドーム部15内底部でこの架
台ドーム部15の幅方向及び奥行き方向に配設さ
れる底部支持材19aに連結されている。この底
部支持材19bからはそれぞれ交差する2本の支
持柱21a,21bが立設されており、これらの
上端部が迫出部11aと連結されている。又、こ
れらの底部支持材19a,19bの連結部分、即
ち、支持部11bの架台ドーム部15側の側部に
は支持板23が立設されている。そして、前記迫
出部11aの架台ドーム部15側端部から所定距
離までの下側部分には切欠25が設けられてお
り、この切欠25で裏面が露出する天板9部分に
当接するように2個のローラ27が前記支持板2
3に軸支されている。このローラ27の下方の前
記支持板23にはモータ29が固着されており、
このモータ29に取り付けられたプーリ部29a
と前記ローラ27の軸部27aとがベルト31
で、モータ29の作動によるローラ27の回転駆
動自在に連結されている。即ち、モータ29を任
意の回転方向で作動することにより、ベルト31
を介してローラ27が回転駆動され、このローラ
27の回転で天板9がその長手方向に沿つて、第
2図aに2点鎖線で示すように同紙面左右方向に
沿つて前記モータ29の回転方向に対応する方向
へスライドされるものである。
前記モータ29の下方の支持板23にはモータ
33が固着されている。このモータ33は、前記
X線管5及びX線検出器7が固着されて架台ドー
ム部15内に配設されているロールベアリング3
5により回動自在とされるリング状回転体37の
回動を駆動するためのものである。
従つて、本実施例においては、架台ドーム部1
5の撮影空間3を半円筒状に形成するとともに、
支持部11b、迫出部11a及び天板9を有する
寝台部を架台ドーム部15と一体構成している。
そして支持部11bの内部に、迫出部11bを支
持する部材とともに、天板9に当接するローラ2
7やこのローラ27を回転駆動するためのモータ
29及びベルト31等から構成される天板スライ
ド機構と、X線管5、X線検出器7が配設される
リング状回転部材37を回転駆動するモータ33
等を配設するようにしている。このため、架台ド
ーム部15と独立し、天板昇降機構や天板スライ
ド機構を内部に搭載される寝台装置を設けていた
従来のX線CT装置と比較し、2つの部分を1つ
の部分にした分のコンパクト化のみならず、X線
管5、X線検出器7の回転駆動用モータ33を架
台ドーム部15から取り出したことによる架台ド
ーム部15の奥行き方向の厚み減少によるコンパ
クト化も図ることができ、内部に無駄のない外見
状のスマートなX線CT用架台装置を構成できる
ものである。このようなコンパクト化により、製
造部品減少、製造工程縮小で製造コストを低下で
きるとともに、設置場所の省スペース化、検査室
への搬入作業の負担軽減、アライメント不必要、
アンカー数減少等による据付け作業の負担軽減等
を図れる。
又、架台ドームにおけるスキヤンと寝台装置天
板移動との連携制御のために従来架台ドームと寝
台装置間に配設されていたケーブルが必要なくな
り、ケーブル引回し作業が削減され、引き回され
たケーブルの配線スペースも不要になる。
第3図及び第4図は、上記と別の天板スライド
機構を具備した架台装置の一実施例を示すもので
ある。
この天板スライド機構は、天板9をスライド自
在に保持する4個のローラ43a,43b,43
c,43d及びこれらのローラ43a〜43dを
支持する4本の支柱45a,45b,45c,4
5dと、架台本体41の筐体の外周部近傍4箇所
に設けられたスプロケツト47a,47b,47
c,47dと、任意に作動されて前記スプロケツ
ト47cを回転させるモータ49と、天板9長手
方向の両端部間を前記スプロケツト47a〜47
dを介して配設されるチエーン51等で構成され
ている。
これら各部を詳述すると、ローラ43a〜43
dは、その側面に天板9端部をスライド自在に挟
持するよう削取された溝を有し、架台本体41筐
体の前面及び背面で筐体の外側近傍に位置するよ
うに筐体フレームとともに底部から立設された支
柱45a〜45d上端に、回転自在に取り付けら
れ、天板9の短手方向端部4箇所を支持してい
る。前記支柱45a,45c及び支柱45b,4
5dはそれぞれ筐体底部で連結されるとともに、
筐体内に立設された支柱53a,53bとも連結
され、天板支持力の強化が図られている。尚、天
板9をスライド自在に保持できるなら、ローラ4
3a〜43dにより4箇所で天板9を支持しなく
とも、ローラ43a,43d及びローラ43b,
43cをそれぞれ一体化し、天板短手方向端部両
側2箇所で支持するようにしてもよい。又、ロー
ラ43a〜43dが取り付けられる支柱45a〜
45dは、架台装置41の外側に張り出すように
設けなくとも、架台装置41の内側に設けるよう
にしても良い。
天板9の下面の天板長手方向の両端部短手方向
中心には、チエーン止め55a,55bが設けら
れており、チエーン51はこれらチエーン止め5
5a,55b間を配設されている。但し、このチ
エーン51は撮影空間3中の配置をさけ天板9下
方の架台本体41筐体近傍を経由させて配設され
るようになつている。即ち、スプロケツト47a
及びスプロケツト47dそれぞれを、支柱45
a,45b間及び支柱45c,45d間に配設さ
れた軸棒に軸着し、天板9下側で架台本体41に
形成された筐体前側及び後側の撮影空間3による
開口57a,57b近傍に配設するとともに、ス
プロケツト47b及びスプロケツト47cそれぞ
れを、スプロケツト47a,47dそれぞれの下
方の筐体底部近傍に配設し、チエーン51をこれ
らスプロケツト47a〜47dに順次噛合わせて
筐体外周近傍を引き回した上でその両端をチエー
ン止め55a,55bに固定するようにしてい
る。これらのスプロケツト47a〜47c中の1
つのスプロケツト47cの回転中心軸は、モータ
49の回転中心軸と連結されている。モータ49
は、図示しない天板移動指令レバーや天板移動方
向指令スイツチ等による指令で任意の回転方向で
作動される。尚、このモータ49で回転駆動され
るスプロケツトはスプロケツト47cに限らず、
他のスプロケツト47a,47b,47dのいず
れであつてもよく、又スプロケツト47a〜47
dとは別に、モータ49により回転駆動されるス
プロケツトをチエーン51配設区間に設けるよう
にしても良い。
又、このような架台本体41においても、前記
実施例と同様、X線管及びX線検出器の回転駆動
用モータや、天板スライド用のモータ49等を天
板9下部に配設し、天板9下部をカバーで覆うよ
うにしても良い。
次にこの実施例の作用及び効果を述べる。
上記構成のX線CT装置架台本体41において
は、スイツチ等で天板9の移動及び移動方向を指
令すると、モータ49が作動し、スプロケツト4
7cが回転駆動される。このスプロケツト47c
の回転により、スプロケツト47cと噛合するチ
エーン51が移送され、この移送に伴いスプロケ
ツト47a,47b,47dも回転してチエーン
51がスムーズに送られていく。このチエーン5
1の移送に伴い、チエーン51が配設された天板
9が移動する。このため、天板9上に被検体を載
置してモータ49を作動させることにより、被検
体の任意の部位を架台本体41の撮影空間3に容
易に挿入配置又撮影空間3から引き出すことがで
きる。
したがつて、この架台本体41においても、上
記実施例と同様、従来の架台装置に比べてユニツ
ト数を減少させた状態で装置をコンパクト化でき
る。又、チエーン51を架台本体41筐体の外周
近傍を経由させて配設し、チエーン51が撮影空
間3に内通過するのを回避させているため、チエ
ーン51等がX線パスの妨害となることを避ける
ことができる。
[発明の効果] 以上詳細に説明したように、本発明に係るX線
CT用架台装置によれば、撮影空間が形成された
架台ドームに、被検体が載置される天板を一体化
配備することにより装置全体がコンパクト化され
るとともに、天板迫出しに適応する剛性の減少化
で架台装置重量が低減され、又一体化で据付け時
のアライメントも必要なくなるため、設置場所の
省スペース化、検査室への搬入及び据付け作業の
負担軽減を図ることができる。
又、従来のように架台ドームと天板を備えた寝
台部とを一体化することにより、従来は天板昇降
機構が配備されていた天板の下方に空間ができ、
この空間に従来架台ドーム筐体内に配設されてい
た放射線源及び検出器を回転駆動するための駆動
部材を配設できるため、架台ドーム筐体の小型化
を図ることができる。
又、従来は撮影空間の開口が円形であつて天板
の下側が空間になつていたが、チルト機構や天板
上下機構が具備されない際には、このような空間
は無駄であるから、上記一体化の際、撮影空間の
開口を前記天板より上方に半円状に形成するとと
もに、前記天板の下方を覆うカバーを前記架台ド
ームのカバーと連続して配設することにより、架
台装置全体を無駄なく簡素に形成でき、架台装置
の清掃が容易化され、又、外見上もすつきりでき
る。
更に、この一体化の際、架台ドーム筐体底部か
ら天板下方にかけて敷設される敷設部材から立設
される支持部材で天板を支持し、前記架台ドーム
筐体近傍の前記天板下面に当接されるローラを架
台ドーム筐体近傍の前記天板下側に配設される駆
動部材により回転駆動することで、天板を自在に
スライドできるため、従来の天板スライド機構の
代わりを充分補えるものである。
又、別の天板スライド機構においては、架台ド
ーム筐体に具備される前記支持部材により天板を
支持しながら、架台ドーム筐体に具備される駆動
源を作動することにより、駆動力伝達部材が回転
駆動され、この回転によりこの駆動力伝達部材と
噛合わされるとともに天板の長手方向の両端部間
を配設されるチエーン部材が天板の長手方向に移
送され、この移送で天板を前記駆動力伝達用部材
の回転方向に応じていずれかの方向にスライドさ
せることができる。
又、この天板スライド機構においては、チエー
ン状部材を架台ドーム筐体近傍の少なくとも3箇
所に設けたスプロケツトを介して天板の長手方向
の両端部間に配設することで、このチエーン部材
の撮影空間内に配設することで、このチエーン部
材の撮影空間内通過が回避され、X線パスの妨害
になることを避けることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかるX線CT用架台装置の
一実施例の概略外観を示す図、第2図aは前記X
線CT用架台装置の要部断面図、第2図bはこの
第2図aの略A−A断面図、第3図は別の本発明
にかかるX線CT用架台装置の一実施例の要部概
略構成を示す斜視図、第4図は第3図に示した架
台装置の略断面図である。 5……X線管、7……X線検出器、9……天
板、11……寝台部、13,17……カバー、1
9a,19b……底部支持材、21a,21b…
…支持柱、27……ローラ、29……モータ(天
板駆動用)、33……モータ(放射線源と検出器
の回転用)、43a〜43d……ローラ、45a
〜45d……支柱。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 被検体を載せた天板を架台ドームの撮影空間
    内に案内し、架台ドーム筐体内に回転自在に配置
    した放射線源から被検体に向けてX線ビームを照
    射し、前記放射線源に対向させて配置した検出器
    でX線透過量を測定するX線CT用架台装置にお
    いて、 架台ドームの撮影空間底部に、梁状の迫出部を
    連設させ、この迫出部の上にスライドする天板を
    載置し、架台ドームの枠組に対して一端を固定し
    た支持部材により迫出部を保持し、架台ドームと
    寝台部とを一体構造にしたことを特徴とするX線
    CT用架台装置。 2 前記迫出部を支持する支持部材の枠内に、架
    台ドーム筐体内に配置した放射線源及び検出器の
    回転駆動部材を設けたことを特徴とする請求項1
    記載のX線CT用架台装置。 3 前記架台ドームの形成された撮影空間の開口
    を前記天板より上方に非円形に形成するととも
    に、迫出部の下方を覆うカバーを前記架台ドーム
    のカバーと連続して配設したことを特徴とする請
    求項1又は2記載のX線CT用架台装置。 4 天板は、架台ドーム筐体近傍の前記天板下側
    に配設される駆動部材により回転駆動されるロー
    ラによりスライド自在とされることを特徴とする
    請求項1、2又は3記載のX線CT用架台装置。 5 前記架台ドームには、架台ドーム筐体近傍に
    設けられて少なくとも2箇所で当該天板をスライ
    ド自在に支持する支持部材と、適宜必要に応じて
    作動される駆動源と、前記天板の長手方向の両端
    部間に配設されるチエーン状部材と、このチエー
    ン状部材の配設区間の所定位置に設けられ、前記
    チエーン状部材と噛合されるとともに、前記駆動
    源により回転駆動される駆動力伝達用部材と、が
    具備されることを特徴とする請求項1、2又は3
    記載のX線CT用架台装置。 6 前記チエーン状部材は、前記架台ドーム筐体
    近傍の少なくとも3箇所に設けられるスプロケツ
    トを介して、前記天板長手方向の両端部間を配設
    されることを特徴とする請求項5記載のCT用架
    台装置。
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