JPS6371242A - Ｎｍｒイメ−ジング装置の天板駆動機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ＮＭＲイメージング装置の天板１千Ｑｉｊ＋
機構に係り、核磁気共鳴現象を用いて人体内の断層像を
撮影する時、被検者を磁場空間の撮影位置に送り込むた
めに、被検者を天板の上に抑臥し滑動させる天板駆動機
構に関する。

〔従来の技術〕

従来の技術は、天板の駆動源をベッド本体内に設けて、
電動モータを使用してきたが、装置の高性能化に伴って
磁石が大型化し、天板の送り込み量が増大して駆動源の
大型化がさけられない。磁石本体に駆動機構を設ければ
ベッド本体を小型化できるが、駆動源に磁性体を用いる
と、磁場の均一度に悪影響を及ぼすので電動モータが使
用できない。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来技術では、装置の高性能化に伴って磁石が大型化し
２天板の送り込み量の増大に従って、天板駆動源が大型
化、つまり、ベッド本体が大型化し、その結果、ベッド
本体がコスト高となり、設置床面積が増大して問題とな
った。

ベッド本体の小型化のために、天板駆動機構を磁石本体
に設けると′６ｊｉ場の均一度を乱すので電動モータが
使用できない。

本発明は、天板駆動機構の駆動源に電動モータ以外の非
磁性材を用いて、ベッド本体に設けるＮＭＲイメージン
グ装置の天板駆動機構を提供することを目的とする。

〔問題点を解決する手段〕

本発明は、前記磁石本体に互に角度を以て配設された少
なくとも２個以上の直線運動機構と、前記直線運動機構
に連結して回転運動するクランク軸と、このクランク軸
に直結する歯付車にかみ合って駆動される歯付ベルトと
、前記歯付ベルトの上に固定可能である天板とから構成
される。

〔作用〕

少なくとも２個の直線運動機構の一方が作動を休止して
いる間、他方の直線運動機構が作動して、この直線運動
機構に連結するクランク軸を回転運動するので、このク
ランク軸に直結する歯付車は回転し、歯付車にかみ合っ
ている歯付ベルトを駆動する。前記天板は前記歯付ベル
トの上に固定しであるので、磁場空間の撮影位置に滑動
される。

〔実施例〕

本発明の一実施例を第１〜６図により説明する。

第１図において、装置を構成する磁石本体１の発生する
磁場空間２の中心部断層像撮影位置まで、相対するベッ
ド本体３の上面にあって滑動する天板４上に被検者５を
仰臥し送り込む。前記磁石本体１の外部には少なくとも
２個以上の直線運動機構１３．１４を互に直交して配設
し、前記直線運動機［１３，１４に直結するクランク軸
１２を回転運動してこのクランク軸１２に直結する歯付
車８を回転し、かみ合う歯付ベルト７を駆動する６案内
車９は歯付ベルト７の横ずれを規制するものである。天
板４の磁石本体側の端部を歯付ベルト７に乗せて取外し
可能である固定具６によって固定する。

脚１０は磁石本体１を安定に保持するものであり、矢印
１１は歯付ベルト７の滑動方向を示すものである。

第２図は、被検者５を断層像撮影位置まで送り込んだ状
態を示す。

第３図は、第１図の歯付車８の駆ＩｊＪ′ｇである本発
明を説明する斜視図であり、直線運ｆＪＪｊａ構は油圧
シリンダで例示しである。

油圧シリンダ１３と油圧シリンダ１４は、互いに直角の
角度をなしてクランク軸１２に取付けである。クランク
軸１２の角度を検出する角度検出板１５はクランク軸１
２に固定しである。

第４図は、油圧シリンダ１３．１４の動作とクランクｉ
＃１１２の角度（位置）関係を示す説明図であり、付号
１６は油圧シリンダ１３及び１４の動作を示すものであ
る。油圧シリンダ１３及び１４は、クランク軸１２の腕
の長さの２倍の長さに相当する角度θで首を振りながら
、クランク軸１２の腕の長さの２倍に相当するストロー
クａで直線運動する。

この場合、油圧シリンダ１３．１４共にクランク？Ｊ１
１２が３６０度の回転中、一方の油圧シリンダの上死点
及び不死点の近傍において、回転角度７０″の間１作動
を休止している間に、他方の油圧シリンダが作動してい
る。つまり、油圧シリンダ１３は１４によって、油圧シ
リンダ１４は１３によって駆動される。この作動により
、正逆転どの角度からスタートしても誤作動することな
く作動する。

第５図は角度検出板１５とフォトセンサ１７とフォトセ
ンサ１８との関係を示す説明図である。

角度検出板１５はフランク軸と共に正逆転する。

フォトセンサ１７は、角度検出板の外側に光を投射し、
その反射光を受けて第４図の油圧シリンダ１３の作動を
制御する。フォトセンサ１８は油圧シリンダ１４の作動
を制御するフォトセンサであり、２個のシリンダが互に
直線運動機構を制御しながらクランク軸を回転すること
になる。

角度検出部１５の斜線部は、光を吸収する部分を示す。

即ち油圧ポンプを動作させない範囲を示す。第６図は油
圧回路のブロック線図である。

第５図のフォトセンサ１７及び１８の信号により、電磁
バルブ２０（ＳＶｘ〜ＳＶδ）が作動して油圧シリンダ
１３及び１４が矢印の方向に作動する。油圧ポンプ１９
は油圧シリンダの動力源であり、油圧ポンプには矢印方
向に油が流出入する８本実施例によれば、ＮＭＲイメー
ジング装置の性能向上のため、磁石本体が大型化しても
、ベッド本体は被検者が仰臥載置出来る長さ約２ｍで十
分になる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、非磁性体の直線運動機構を使用して、
磁場空間内の磁場均一度を乱すことなく歯付車を回転さ
せて、歯付ベルトを駆動し、この歯付ベルトに載設する
天板を滑動できるので、天板駆動機構を磁石本体に設け
ることが可能となり、ベッド本体が小型化して製造原価
が大巾に低減するとともに、！！床面積が縮小できる大
きな効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は本発明の詳細な説明する側面図、第
３図は本発明の歯付車を回転させる駆動源である直動油
圧シリンダの直線運動を回転運動に換える機構を説明す
る斜視図、第４図は油圧シリンダの動作とクランク軸の
角度関係を示す説明図、第５図は角度検出板とフォトセ
ンサとの関係を示す説明図、第６図は油圧回路のブロッ
ク線図である。 １・・・磁石本体、２・・・磁場空間、３・・・ベッド
本体、４・・・天板、５・・・被検者、６・・・固定具
、７・・・歯付ベルト、８・・・歯付車、１２・・・ク
ランク軸、１３・・・油圧シリンダ（直線運動機構）、
１４・・・油圧シリンダ（直線運動機Ｗ）。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、ＮＭＲイメージング装置を構成する磁石本体が発生
   する磁場空間の撮影位置に、相対するベッド本体の上面
   にあつて滑動する天板上に被検者を抑臥し送り込む天板
   駆動機構において、前記磁石本体の外部に互に角度を以
   て配設された少なくとも２個以上の直線運動機構と、前
   記直線運動機構に連結して回転運動するクランク軸と、
   このクランク軸に直結する歯付車にかみ合つて駆動され
   る歯付ベルトと、その歯付ベルトの上に固定可能である
   天板とからなることを特徴とするＮＭＲイメージング装
   置の天板駆動機構。 ２、前記複数個の直線運動機構が、空気又は液体シリン
   ダであることを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載
   のＮＭＲイメージング装置の天板駆動機構。 ３、前記少なくとも２個以上のシリンダの一方が上死点
   及び下死点の近傍において作動を休止している間、他方
   のシリンダが作動していることを特徴とする特許請求の
   範囲第２項に記載のＮＭＲイメージング装置の天板駆動
   機構。 ４、前記少なくとも２個以上のシリンダが一定期間、同
   時に作動することを特徴とする特許請求の範囲第２項又
   は第３項に記載のＮＭＲイメージング装置の天板駆動機
   構。 ５、前記少なくとも２個以上のシリンダが互に直線運動
   速度を制御しながら、クランク軸を回転させることを特
   徴とする特許請求の範囲第２項、第３項又は第４項に記
   載のＮＭＲイメージング装置の天板駆動機構。