JP2502259Y2 - プレス機械 - Google Patents

プレス機械

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JP2502259Y2
JP2502259Y2 JP1989125099U JP12509989U JP2502259Y2 JP 2502259 Y2 JP2502259 Y2 JP 2502259Y2 JP 1989125099 U JP1989125099 U JP 1989125099U JP 12509989 U JP12509989 U JP 12509989U JP 2502259 Y2 JP2502259 Y2 JP 2502259Y2
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JP
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cam
tapping
mechanical press
gear
tapping device
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正浩 肥後
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Amada Co Ltd
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【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、機械プレスと、この機械プレスと同期運転
するタッピング装置とからなるプレス機械に関する。
(従来の技術) 従来、機械プレスと同期運転するタッピング装置を有
するプレス機械には、機械プレスの主軸からチェーン等
の動力伝達装置を介して、タッピング装置が駆動される
併設2次駆動型と、機械プレスに対してタッピング装置
が別置され別駆動される別置別駆動型とが知られてい
る。
(考案が解決しようとする課題) ところで、機械プレスの主軸から直接動力伝達装置を
介して、タッピング装置が駆動される併設二次駆動型に
は、同期運転上の問題は考慮の必要がないが、なお次の
ような問題点があった。
必要な動力伝達装置には、構成部品が多く、構成が複
雑になる。
輸送の際に、機械プレスとタッピング装置とを個別に
輸送しなければならない。
設置の際に機械プレスとタッピング装置とのそれぞれ
を設置し、構成の複雑な動力伝達装置の取付け整備のた
めに、その作業量が増大する。
また、別置別駆動型には次のような問題点があった。
設置面積およびライン長さが増大する。
別途に駆動源が必要である。
機械プレスとの同期等のために、タッピング装置の運
転制御が必要である。
設置の際の作業量が併設二次駆動型と同様に大きくな
る。
本考案の目的は、上記問題点を改善するために、その
構成が簡単で、その機能が確実で、機械プレスとタッピ
ング装置とが一体化されるプレス機械を提供することに
ある。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 前述のごとき従来の問題に鑑みて、本考案は、スライ
ド部を上下動自在に備えた機械プレスとタッピングヘッ
ドを回転自在に備えたタッピング装置とのベッドを共通
に設けると共に、前記スライド部を上下動するための主
軸を回転自在に支承したフレームに、前記タッピングヘ
ッドを回転するためのギアを回転自在に支承して、前記
機械プレスとタッピング装置とを一体化して設け、前記
主軸に取付けたメインギアと一体に回転するカムに従動
するカムフロアを一端部に備えた作動部材を、前記フレ
ームに往復動可能に支持して設け、この作動部材の往復
動を前記ギアに対し回転運動として伝達する伝達部材を
設けてなるものである。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第8図に示すようにプレス機械1は、主として機械プ
レス3、タッピング装置5、ベッド7および機械プレス
3とタッピング装置5との駆動部11が収容されたフレー
ム9から構成される一体型プレス機械である。機械プレ
ス3は、主として駆動部11により上下にスライドされる
スライド部13、このスライド部13に取付けられた上部金
型15、ベッド7上のボルスタプレート17に載置された下
部金型19およびパスライン23に沿って材料を送る送材装
置21からなっている。
また、タッピング装置5は、主としてタッピングヘッ
ド25、駆動部11の回転をタッピングヘッド25に伝達する
ユニバーサルジョイント27および材料ガイド29からなっ
ている。
第9図に示すように駆動部11は、電動機31によりプー
リ33、ベルト35を介してフライホイール37を駆動し、ク
ラッチブレーキ39を介して、ピニオンギヤ41の回転をメ
インギヤ43に伝達し、クランクシャフトである主軸45に
連結されたコネクティングロッド47を経てスライド部13
を上下動させる。
第1図は本考案の一実施例の平面断面図を示し、機械
プレス3からタッピング装置5を一体的に同期運転させ
る同期運転装置TDを表わしている。駆動部11は、動力を
主軸45に伝達するメインギヤ43の側面に、カム、本実施
例では最も合理的で、製作容易な溝カム49が設けられ、
この溝カム49には同期運転装置TDの構成要素であるカム
フロア51が遊嵌され、このカムフロア51が、作動部材と
してのラック付きスライダ53の一端に回転自在に軸支さ
れ、メインギヤ43の回転に応じてラック付きスライダ53
に、矢印方向p−pへの往復運動を与える。スライドガ
イド55にはリニアベアリング57が設けられ、ラック付き
スライダ53の往復運動の案内をして、さらにラック付き
スライダ53の往復動を回動運動として伝達する伝達部材
としてのラック53R及びピニオンギア59を介して各種の
増速ギヤ61,63,65,67を経て、それぞれのタッピングヘ
ッド25(第8図参照)に正逆回転を伝達する。
従って、機械プレス3の駆動部11内のメインギヤ43の
主軸45に垂直な面に、タッピング装置5を駆動制御し得
る溝カム49を設けることによって、完全な同期運転およ
び機械プレス3とタッピング装置5との一体化が実現さ
れる。
第2図は本考案の他の実施例の要部平面断面図、第3
図は第2図の正面図を示す。同期運転装置TDは、リンク
レバー方式で、作動部材としてのL字形レバー69の一端
がカムフロア51に回転自在に軸支され、他端が伝達部材
としての連結レバー71に回転自在に軸支され、湾曲部が
回動自在に軸支されている。連結レバー71の他端が増速
ギヤ61の軸心に固定された固定レバー73に回動自在に軸
支されている。メインギヤ43の溝カム49の回転に応じ
て、カムフロア51がL字形レバー69の一端に矢印方向q
−qの回転を与えることにより、このレバー69の他端が
矢印方向r−rの回転を生じ、この回転により連結レバ
ー71が矢印方向s−sの往復運動を生じ、固定レバー73
を矢印方向t−tに回動する。この回転によって、増速
ギヤ61,63,65の回転を増速させ、さらに増速ギヤ67(第
1図)を経て、それぞれのタッピングヘッド25に正逆回
転を伝達するから、機械プレス3とタッピング装置5と
の完全な同期運転および一体化が実現される。
次に、第4図は本考案のさらに他の実施例の要部断面
平面図、第5図は第4図の正面図を示す。カム75は、メ
インギヤ43の主軸45に垂直な面に設けられた突起形カム
である。カムフロア77は、このカム75にスプリング79の
弾力により常時外接する外接形カムフロアである。この
突起形カム75および外接形カムフロア77によって、機械
プレス3とタッピング装置5との完全な同期運転と、一
体化が実現される。
さらに、第6図は本考案のさらに他の実施例の要部断
面平面図、第7図は第6図の正面図である。カム81は、
メインギヤ43の主軸45に垂直な面に設けられたリブ状突
起形カムである。カムフロア83,85は、このカム81に常
時内接および外接することにより、機械プレス3とタッ
ピング装置5との完全な同期運転と、一体化とが実現さ
れる。
なお、本考案は、上記の実施例に限定されるものでは
なく、適宜の設計的変更を行うことにより、他の態様に
おいても実施し得るものである。
〔考案の効果〕
以上のごとき実施例の説明より理解されるように、要
するに本考案は、スライド部(13)を上下動自在に備え
た機械プレス(3)とタッピングヘッド(25)を回転自
在に備えたタッピング装置(5)とのベッド(7)を共
通に設けると共に、前記スライド部(13)を上下動する
ための主軸(45)を回転自在に支承したフレーム(9)
に、前記タッピングヘッド(25)を回転するためのギア
を回転自在に支承して、前記機械プレス(3)とタッピ
ング装置(5)とを一体化して設け、前記主軸(45)に
取付けたメインギア(43)と一体に回転するカムに従動
するカムフロアを一端部に備えた作動部材を、前記フレ
ーム(9)に往復動可能に支持して設け、この作動部材
の往復動を前記ギアに対し回転運動として伝達する伝達
部材を設けてなるものである。
上記構成より明らかなように、本考案においては、機
械プレス3とタッピング装置25はヘッド7及びフレーム
9を共通にして一体化してある。そして、機械プレス3
におけるスライダ部13を上下動するための主軸45に取付
けたメインギア43と一体に回転するカムに従動するカム
フロアを備えた作動部材が前記フレーム9に往復動可能
に支持されており、前記タッピング装置25におけるタッ
ピングヘッド25を回転するためのギアに対して前記作動
部材の往復動を回動運動として伝達する伝達部材が設け
てある。
すなわち、本考案によれば、機械プレス3とタッピン
グ装置5とが一体化してあるから、全体的構成のコンパ
クト化を図ることができ、輸送等が容易なものである。
また、前記構成により、スライド部13を上下動するた
めの主軸45を1回転すると作動部材が1往復動すること
となり、この作動部材の往復動は伝達部材を介してギア
に回動運動として伝達されるから、タッピングヘッド25
は前記主軸45の1回転時に正回転と逆回転の1サイクル
の作動を行うこととなる。
したがって、主軸45の回転とタッピングヘッド25の
正、逆回転とを簡単な構成でもって同期することができ
るものである。
すなわち、機械プレス3とタッピング装置5とを一体
化した構成により、前述したごとき簡単な構成でもって
主軸45とタッピングヘッド25とを同期して作動すること
ができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の平面断面図、第2図は本考
案の他の実施例の要部平面断面図、第3図は第2図の正
面図、第4図は本考案のさらに他の実施例の要部断面平
面図、第5図は第4図の正面図、第6図は本考案のさら
に他の実施例の要部断面図、第7図は第6図の正面図、
第8図は本考案が実施されたプレス機械の概略構成図、
第9図は第8図の駆動部の概略説明図である。 1……プレス機械、3……機械プレス 5……タッピング装置、11……駆動部 43……メインギヤ、45……主軸 49……溝カム、51……カムフロア 53……ラック付きスライダ 69……L字形レバー 71……連結レバー、73……固定レバー 75……突起形カム 77……外接形カムフロア 81……リブ形カム 83,85……内外接形カムフロア

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】スライド部(13)を上下動自在に備えた機
    械プレス(3)とタッピングヘッド(25)を回転自在に
    備えたタッピング装置(5)とのベッド(7)を共通に
    設けると共に、前記スライド部(13)を上下動するため
    の主軸(45)を回転自在に支承したフレーム(9)に、
    前記タッピングヘッド(25)を回転するためのギアを回
    転自在に支承して、前記機械プレス(3)とタッピング
    装置(5)とを一体化して設け、前記主軸(45)に取付
    けたメインギア(43)と一体に回転するカムに従動する
    カムフロアを一端部に備えた作動部材を、前記フレーム
    (9)に往復動可能に支持して設け、この作動部材の往
    復動を前記ギアに対し回動運動として伝達する伝達部材
    を設けてなることを特徴とするプレス機械。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS57111499U (ja) * 1980-12-26 1982-07-09
JPS6061129U (ja) * 1983-09-29 1985-04-27 旭精機工業株式会社 タツピング装置を備える部品加工機

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