JPS6236595Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6236595Y2 JPS6236595Y2 JP2494083U JP2494083U JPS6236595Y2 JP S6236595 Y2 JPS6236595 Y2 JP S6236595Y2 JP 2494083 U JP2494083 U JP 2494083U JP 2494083 U JP2494083 U JP 2494083U JP S6236595 Y2 JPS6236595 Y2 JP S6236595Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cam
- reciprocating member
- lever
- cam lever
- output end
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Feeding Of Workpieces (AREA)
- Special Conveying (AREA)
- Reciprocating Conveyors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の技術分野〕
本考案は自動組立機等に対して用いられるカム
式搬送装置に関するものである。
式搬送装置に関するものである。
一般的に、多機種の製品を自動組立する専用ラ
インにおいて、それぞれの機種の製品を大量生産
する場合は、第1図および第2図に示すように、
コンベヤ1または部品台2上の部品3,4を1個
毎あるいは数個毎に搬送距離を変えて組立体5ま
たはコンベヤ6上に取出すことができ、かつ必ず
コンベヤ1,6上の一定の原位置に復帰すること
ができる搬送装置7,8が求められる。9は組立
体である。
インにおいて、それぞれの機種の製品を大量生産
する場合は、第1図および第2図に示すように、
コンベヤ1または部品台2上の部品3,4を1個
毎あるいは数個毎に搬送距離を変えて組立体5ま
たはコンベヤ6上に取出すことができ、かつ必ず
コンベヤ1,6上の一定の原位置に復帰すること
ができる搬送装置7,8が求められる。9は組立
体である。
一方、この種の自動組立機等に対する搬送装置
においては、カム駆動が高速化に適していてよ
い。ところが、カム自体には、変位量を変えて上
記搬送距離を変えることができない問題がある。
においては、カム駆動が高速化に適していてよ
い。ところが、カム自体には、変位量を変えて上
記搬送距離を変えることができない問題がある。
〔考案の目的〕
本考案は、カム駆動の搬送装置においてその搬
送距離を往復動するごとにあるいは数往復ごとに
変えることができるとともに、搬送距離を変えて
も必ず一定の原位置に復帰することができるカム
式搬送装置を提供しようとするものである。
送距離を往復動するごとにあるいは数往復ごとに
変えることができるとともに、搬送距離を変えて
も必ず一定の原位置に復帰することができるカム
式搬送装置を提供しようとするものである。
本考案のカム式搬送装置は、定位置のカムレバ
ー支軸を中心に回動自在に設けられ駆動カムによ
つて回動されるカムレバーと、搬送変位取出し用
の出力端を有する往復動部材とを、カムレバーに
おける駆動カムの作用部に対するレバー比を変更
できるように少なくとも原位置において上記往復
動部材とは直角方向に移動可能に連結し、この往
復動部材に、この往復動部材を上記直角方向に移
動する案内体を摺動自在に嵌合したことを特徴と
する構成であり、そうして、上記案内体によつて
上記往復動部材を上記直角方向に移動することに
より、カムレバーにおいて駆動カムの作用部に対
する往復動部材の連結部のレバー比が変化し、出
力端の搬送ストロークが変化する。
ー支軸を中心に回動自在に設けられ駆動カムによ
つて回動されるカムレバーと、搬送変位取出し用
の出力端を有する往復動部材とを、カムレバーに
おける駆動カムの作用部に対するレバー比を変更
できるように少なくとも原位置において上記往復
動部材とは直角方向に移動可能に連結し、この往
復動部材に、この往復動部材を上記直角方向に移
動する案内体を摺動自在に嵌合したことを特徴と
する構成であり、そうして、上記案内体によつて
上記往復動部材を上記直角方向に移動することに
より、カムレバーにおいて駆動カムの作用部に対
する往復動部材の連結部のレバー比が変化し、出
力端の搬送ストロークが変化する。
以下、本考案を第3図に示す実施例を参照して
詳細に説明する。
詳細に説明する。
この第3図に示すように、定位置のカムレバー
支軸11を中心にカムレバー12を回動自在に設
ける。このカムレバー12の中間部にはカムフオ
ロアローラ13が回動自在に軸支されており、こ
のカムフオロアローラ13は、定位置のカム軸1
4によつて回転される駆動カム15の外周面に、
カムレバー12の下部に設けた引張スプリング1
6によつて押圧されているため、上記駆動カム1
5の回転によつてカムレバー12はカムレバー支
軸11を中心に回動される。
支軸11を中心にカムレバー12を回動自在に設
ける。このカムレバー12の中間部にはカムフオ
ロアローラ13が回動自在に軸支されており、こ
のカムフオロアローラ13は、定位置のカム軸1
4によつて回転される駆動カム15の外周面に、
カムレバー12の下部に設けた引張スプリング1
6によつて押圧されているため、上記駆動カム1
5の回転によつてカムレバー12はカムレバー支
軸11を中心に回動される。
また上記カムレバー12の上端にU形のレバー
比変更ガイド部17を一体的に設け、このカムレ
バー12のレバー比変更ガイド部17と、搬送変
位取出し用の出力端18を左端に有する往復動部
材19の右端の摺動部20とを、カムレバー12
における駆動カム15の作用部に対するレバー比
(r2/r1)を変更できるように移動可能に嵌合して
連 結する。上記レバー比変更ガイド部17は、上記
往復動部材19に対して少なくとも第3図に示す
原位置において直角になるように設け、これによ
り往復動部材19をレバー比変更ガイド部17に
沿つてこの往復動部材19とは直角方向に移動可
能とする。なお上記往復動部材19とその右端の
摺動部20とは軸21により回動自在に連結す
る。
比変更ガイド部17を一体的に設け、このカムレ
バー12のレバー比変更ガイド部17と、搬送変
位取出し用の出力端18を左端に有する往復動部
材19の右端の摺動部20とを、カムレバー12
における駆動カム15の作用部に対するレバー比
(r2/r1)を変更できるように移動可能に嵌合して
連 結する。上記レバー比変更ガイド部17は、上記
往復動部材19に対して少なくとも第3図に示す
原位置において直角になるように設け、これによ
り往復動部材19をレバー比変更ガイド部17に
沿つてこの往復動部材19とは直角方向に移動可
能とする。なお上記往復動部材19とその右端の
摺動部20とは軸21により回動自在に連結す
る。
また上記往復動部材19に、この往復動部材1
9を上記直角方向に移動する案内体22の案内孔
23を摺動自在に嵌合する。この案内体22は、
案内部材24に摺動自在に嵌合され、そしてスラ
スト軸受25により定位置に回動自在に保持され
た送りねじ26と上部において螺合し、この送り
ねじ26をサーボモータまたはステツピングモー
タ27によつて回転することにより、案内体22
を上下動する。
9を上記直角方向に移動する案内体22の案内孔
23を摺動自在に嵌合する。この案内体22は、
案内部材24に摺動自在に嵌合され、そしてスラ
スト軸受25により定位置に回動自在に保持され
た送りねじ26と上部において螺合し、この送り
ねじ26をサーボモータまたはステツピングモー
タ27によつて回転することにより、案内体22
を上下動する。
上記往復動部材19の出力端18に図示しない
上下動機能を有する部品把持機構等を設ける。
上下動機能を有する部品把持機構等を設ける。
次に作用を説明する。カム15が回転すると、
カムレバー12が支軸11を中心に揺動し、これ
にともなつて往復動部材19が案内体22の案内
孔23に案内されて直線的に往復動し、出力端1
8が搬送作用を行う。
カムレバー12が支軸11を中心に揺動し、これ
にともなつて往復動部材19が案内体22の案内
孔23に案内されて直線的に往復動し、出力端1
8が搬送作用を行う。
また第3図に示す原位置すなわちカムレバー1
2および往復動部材19が最も右側に移動したと
きに、カム軸14の回転と同期させた上記モータ
27により送りねじ26を回転し、この送りねじ
26にて上下動される案内体22により往復動部
材19を上方に移動すると、支軸11とカムフオ
ロアローラ13の取付け軸との間の不変距離r1に
対し支軸11と摺動部20の軸21との間の距離
r2が拡大してカムレバー12のレバー比(r2/r1)
が 拡大する。この結果、カム15によるカムレバー
12の揺動角は不変であるが、往復動部材19の
搬送ストロークは大きくなる。また逆に案内体2
2により往復動部材19を下方に移動すると、同
様の理由でカムレバー12のレバー比(r2/r1)が
縮 小し、往復動部材19のストロークは小さくな
る。
2および往復動部材19が最も右側に移動したと
きに、カム軸14の回転と同期させた上記モータ
27により送りねじ26を回転し、この送りねじ
26にて上下動される案内体22により往復動部
材19を上方に移動すると、支軸11とカムフオ
ロアローラ13の取付け軸との間の不変距離r1に
対し支軸11と摺動部20の軸21との間の距離
r2が拡大してカムレバー12のレバー比(r2/r1)
が 拡大する。この結果、カム15によるカムレバー
12の揺動角は不変であるが、往復動部材19の
搬送ストロークは大きくなる。また逆に案内体2
2により往復動部材19を下方に移動すると、同
様の理由でカムレバー12のレバー比(r2/r1)が
縮 小し、往復動部材19のストロークは小さくな
る。
しかも、レバー比変更ガイド部17は、第3図
に示す原位置において必ず往復動部材19に対し
て直角となるから、このレバー比変更ガイド部1
7に沿つて往復動部材19を上下動しても、この
往復動部材19の出力端18は、必ず一定の原位
置31に復帰する。
に示す原位置において必ず往復動部材19に対し
て直角となるから、このレバー比変更ガイド部1
7に沿つて往復動部材19を上下動しても、この
往復動部材19の出力端18は、必ず一定の原位
置31に復帰する。
上記出力端18のストローク制御方法として
は、第4図に示すように、1サイクル毎に出力端
18のストロークを変えたり、あるいは第5図に
示すように、たとえば、所定ストローク32の搬
送作業をm回繰返して行なつた後に、このストロ
ーク32を変えて異なるストローク33の搬送作
業をn回繰返して行う等の方法があり、必要に応
じて設定すればよい。
は、第4図に示すように、1サイクル毎に出力端
18のストロークを変えたり、あるいは第5図に
示すように、たとえば、所定ストローク32の搬
送作業をm回繰返して行なつた後に、このストロ
ーク32を変えて異なるストローク33の搬送作
業をn回繰返して行う等の方法があり、必要に応
じて設定すればよい。
なお手動によるシングル段取りにより出力端1
8のストロークを変える場合は、第3図に示す実
施例においてモータ27の代りに手動ハンドルを
設けるようにすればよく、またカム軸14の回転
と同期させて自動的に案内体22を上下動する場
合は、前記モータ27および送りねじ26による
手段のほかに、上記カム軸14と同期して作動す
るカム装置等によつて案内体22を1サイクル中
に上下動するようにしてもよい。
8のストロークを変える場合は、第3図に示す実
施例においてモータ27の代りに手動ハンドルを
設けるようにすればよく、またカム軸14の回転
と同期させて自動的に案内体22を上下動する場
合は、前記モータ27および送りねじ26による
手段のほかに、上記カム軸14と同期して作動す
るカム装置等によつて案内体22を1サイクル中
に上下動するようにしてもよい。
本考案によれば、駆動カムによつて回動される
カムレバーと、搬送変位取出し用の出力端を有す
る往復動部材とを、レバー比を変更できるように
移動可能に連結し、上記往復動部材を案内体によ
つてレバー比を変更する方向に移動するようにし
たから、このレバー比の変更によつて駆動カムの
一定の変位量に対して往復動部材の搬送ストロー
クを変えることができる。また上記カムレバーに
対して往復動部材を、少なくとも原位置において
往復動部材とは直角方向に移動可能に連結したか
ら、搬送ストロークを変えても出力端は必ず一定
の原位置に復帰することができ、たとえば部品供
給位置の定まつた自動組立機に対する部品搬送装
置として適するものである。また全体構造が極め
て簡単であつて安価に製作できる。
カムレバーと、搬送変位取出し用の出力端を有す
る往復動部材とを、レバー比を変更できるように
移動可能に連結し、上記往復動部材を案内体によ
つてレバー比を変更する方向に移動するようにし
たから、このレバー比の変更によつて駆動カムの
一定の変位量に対して往復動部材の搬送ストロー
クを変えることができる。また上記カムレバーに
対して往復動部材を、少なくとも原位置において
往復動部材とは直角方向に移動可能に連結したか
ら、搬送ストロークを変えても出力端は必ず一定
の原位置に復帰することができ、たとえば部品供
給位置の定まつた自動組立機に対する部品搬送装
置として適するものである。また全体構造が極め
て簡単であつて安価に製作できる。
第1図は自動組立ラインの一例を示す平面図、
第2図は自動組立ラインの他の例を示す平面図、
第3図は本考案のカム式搬送装置の一実施例を示
す一部断面の正面図、第4図は本考案の装置の制
御方法の一例を示す説明図、第5図はその制御方
法の他の例を示す説明図である。 11……カムレバー支軸、12……カムレバ
ー、15……駆動カム、18……出力端、19…
…往復動部材、22……案内体。
第2図は自動組立ラインの他の例を示す平面図、
第3図は本考案のカム式搬送装置の一実施例を示
す一部断面の正面図、第4図は本考案の装置の制
御方法の一例を示す説明図、第5図はその制御方
法の他の例を示す説明図である。 11……カムレバー支軸、12……カムレバ
ー、15……駆動カム、18……出力端、19…
…往復動部材、22……案内体。
Claims (1)
- 定位置のカムレバー支軸を中心に回動自在に設
けられ駆動カムによつて回動されるカムレバー
と、搬送変位取出し用の出力端を有する往復動部
材とを、カムレバーにおける駆動カムの作用部に
対するレバー比を変更できるように少なくとも原
位置において上記往復動部材とは直角方向に移動
可能に連結し、この往復動部材に、この往復動部
材を上記直角方向に移動する案内体を摺動自在に
嵌合したことを特徴とするカム式搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2494083U JPS59132744U (ja) | 1983-02-22 | 1983-02-22 | カム式搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2494083U JPS59132744U (ja) | 1983-02-22 | 1983-02-22 | カム式搬送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59132744U JPS59132744U (ja) | 1984-09-05 |
JPS6236595Y2 true JPS6236595Y2 (ja) | 1987-09-17 |
Family
ID=30155952
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2494083U Granted JPS59132744U (ja) | 1983-02-22 | 1983-02-22 | カム式搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59132744U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6285490A (ja) * | 1985-10-09 | 1987-04-18 | 松下電器産業株式会社 | 部品装着装置 |
-
1983
- 1983-02-22 JP JP2494083U patent/JPS59132744U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59132744U (ja) | 1984-09-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4116145A (en) | Upper fabric feed device for sewing machines | |
JPH023651B2 (ja) | ||
JPS6236595Y2 (ja) | ||
US4589364A (en) | Sewing machine top feed | |
US3091200A (en) | Pattern cam arrangement for sewing machines | |
JPS6234676Y2 (ja) | ||
JPS6329966Y2 (ja) | ||
JPS6232180Y2 (ja) | ||
US4643634A (en) | Work piece transporting apparatus | |
JPS6330841Y2 (ja) | ||
JPS6330842Y2 (ja) | ||
JPS6234677Y2 (ja) | ||
US4048838A (en) | Arrangement for controllably reciprocating a workpiece gripping assembly of a multi-stage press | |
US4517908A (en) | Automatic notching device in a sewing machine | |
JPH0747248B2 (ja) | レリーフ付カッタ往復機構並びにレリーフ付カッタ往復機構の同期化駆動方法 | |
US4674362A (en) | Transferring device of a cam type | |
KR930009503B1 (ko) | 손톱용 줄의 제조장치 | |
US3688713A (en) | Reciprocating motion control device | |
JPS6338035Y2 (ja) | ||
JPH0783973B2 (ja) | ピックアンドプレイスユニット | |
JP2590260Y2 (ja) | スイングアームの倍送り装置 | |
SU992624A1 (ru) | Устройство дл перемещени детали по заданному контуру на швейной машине | |
JP2502259Y2 (ja) | プレス機械 | |
JPH08141854A (ja) | 多軸ヘッドの選択駆動装置 | |
JP2506678B2 (ja) | メカニカルトランスフア装置 |