JPH0570062U - ファクシミリ装置の読取りヘッド又は記録ヘッドの加圧保持装置 - Google Patents

ファクシミリ装置の読取りヘッド又は記録ヘッドの加圧保持装置

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JPH0570062U
JPH0570062U JP4124091U JP4124091U JPH0570062U JP H0570062 U JPH0570062 U JP H0570062U JP 4124091 U JP4124091 U JP 4124091U JP 4124091 U JP4124091 U JP 4124091U JP H0570062 U JPH0570062 U JP H0570062U
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JP
Japan
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head
platen roller
recording head
holding device
pressure holding
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Application number
JP4124091U
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Inventor
真 高柳
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ティーティーティー株式会社
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ファクシミリ装置の省スペース化を行う。 【構成】 プラテンローラ40を貫通する又はプラテン
ローラに取付けられた軸部材26と、プラテンローラの
周囲に配置した読取りヘッド60又は記録ヘッド50と
にスプリング76,78を掛けて、プラテンローラと読
取りヘッド又は記録ヘッドを圧接するようにして加圧保
持する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ファクシミリ装置全体の構造を小型、軽量化できるファクシミリ装 置の読取りヘッド又は記録ヘッドの加圧保持装置に関する。なお、本考案はファ クシミリ装置に適用するのが好ましいので、前述の実用新案登録請求の範囲及び 明細書の説明において、単に「ファクシミリ装置」という用語を用いて表現して いるが、本考案はファクシミリ装置と通常呼ばれている装置に限定されるもので はなく、読取りヘッド、又は記録ヘッド、又はこれら両方のヘッドを用いるその 他の装置、例えば、イメージスキャナ、プリンタ、複写機、PCモデム、さらに ファクシミリ装置を含めてこれらを任意に組み合わせた複合装置を含むものであ る。
【0002】
【従来の技術】
ファクシミリ装置は、送信用構造部と、受信用構造部とから成る。送信用構造 部は、一般に、読取りヘッドと、原稿を読取りヘッドとの間に挟んで搬送するよ うに駆動されるローラと、該ローラを駆動するモータ及びギヤと、さらに原稿ガ イド等から成っている。一方、受信用構造部は、一般に、記録ヘッドと、原稿を 書込みヘッドとの間に挟んで搬送するように駆動されるプラテンローラと、該プ ラテンローラを駆動するモータ及びギヤ等から成っている。
【0003】 そして、読取りヘッド又は記録ヘッドは、通常、送信時、又は受信時にローラ に対して例えば圧縮スプリングにより圧接されて保持されるように構成されてい る。図6はこのようなスプリングによる従来の保持装置を示す。図6に示すよう に、読取りヘッド又は記録ヘッド50/60は、これらの読取りヘッド又は記録 ヘッドとフレーム(ケーシング)92の間に配置された圧縮スプリング90によ ってローラ40に対して押圧されて保持されている。このため、図6に示すよう に、少なくともT+tの間隔のスペースが必要である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
一般に、ファクシミリ装置は、読取り用のローラと記録用のローラの2つのロ ーラを用いているので、さらに大きなスペースが必要となる欠点がある。
【0005】 したがって、考案明の目的は、前述の欠点を解消した、ファクシミリ装置の読 取りヘッド又は記録ヘッドの新規な加圧保持装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前述の目的を達成するために、本考案は、ファクシミリ装置の読取りヘッド又 は記録ヘッドの加圧保持装置において、プラテンローラと、該プラテンローラの 端部から軸線方向に突出する軸部材と、該軸部材と前記プラテンローラの周囲に 配置された読取りヘッド又は記録ヘッドとの間に掛けられて前記読取りヘッド又 は記録ヘッドを前記プラテンローラに対して圧接させるスプリングと、を有する ことを特徴とするファクシミリ装置の読取りヘッド又は記録ヘッドの加圧保持装 置を採用するものである。
【0007】 このとき、好ましくは、前記プラテンローラが中空プラテンローラであり、前 記軸部材が前記中空プラテンローラ又はこれを貫通するカム軸である。
【0008】
【実施例】
次に、本考案の好ましい実施例を添付図面を参照して説明する。
【0009】 最初に、本考案のファクシミリ装置全体の斜視図を示す図1、ファクシミリ装 置の概略断面図を示す図2を参照する。ファクシミリ装置10は、板状のフレー ム12を有し、このフレーム12単独で、以下に詳述するモータ14、減速装置 16、中空プラテンローラ40、読取りヘッド60、記録ヘッド50等の本発明 のファクシミリ装置の主要部品を支持している。フレーム12に支持されたモー タ14は、正転及び逆転の両方を行う可逆モータである。このモータ14からの 動力は、ギヤ列から成る減速装置16を介して中空プラテンローラ駆動用ギヤ1 8とカム軸駆動用ギヤ20に同時に伝達される(図2参照)。なお、図示の構成 は一例に過ぎず、他の構成をとりうるものである。例えば、減速装置16から2 つのワンウエイクラッチを持つ共通な軸に動力を伝達し、この軸を介して2つの ワンウエイクラッチに動力を伝達してもよい。また、後述の動作説明は、前者の 構成に関連して行い、後者の構成をとる場合の動作説明は、当業者にとって容易 に理解できるので省略する。
【0010】 ギヤ18は、ワンウエイクラッチ22を介して、中空プラテンローラ40に連 結されており、モータ14が正転されるとき、モータ14からの動力を中空プラ テンローラ40に伝達し、中空プラテンローラ40を正方向に回転させる。一方 、ギヤ20はワンウエイクラッチ24を介して、軸部材、例えばカム軸26に連 結されており、モータが逆転されるとき、モータ14からの動力をカム軸26に 伝達し、カム軸26を逆方向に回転させる。このように、モータ14の回転方向 により、中空プラテンローラ40か、又はカム軸26かのいずれか一方が回転さ せられることになる。なお、本考案の構成としては、プラテンローラが中空プラ テンローラであることが好ましいので、プラテンローラが中空であるものとして 説明しているが、プラテンローラは中空プラテンローラに限定されるものではな く、従来と同様に円柱形のプラテンローラであってもよく、この場合、軸部材は 、円柱形のプラテンローラの端部に取付けられてその端部から外方に突出するよ うに構成されたものであってもよい。
【0011】 次に、図2の部分詳細断面図である図3を参照すると、中空プラテンローラ4 0はフレーム12によりフランジブッシュ72を介して回転自在に支持されてお り、ローラ42と、該ローラ42の表面に取付けられたゴム44とから成る。ま た、記録ヘッド50及び読取りヘッド60がブッシュ74と両端に配置された加 圧スプリング78及び76(図3では一方のみを示す)を介して中空プラテンロ ーラ40に、中空プラテンローラ40に対して半径方向に可動に取付けられてい る。これらの加圧スプリングは、本考案の加圧保持装置の主要部品を構成するも のであり、詳細には、後述する。
【0012】 記録ヘッド50は、通常、加圧スプリング78により中空プラテンローラ40 に接触(圧接)するように内方に押し付けられており、例えば、サーマルプリン ティングヘッドのような記録ヘッド本体52と該記録ヘッド本体52の外方に取 付けられた板54とから成る。この板54は両端にカム30及び32とカム作用 を行うカムフォロワを形成する部分56及び58を有する。
【0013】 一方、読取りヘッド60は、通常、加圧スプリング76によりやはり中空プラ テン40に接触するように内方に押し付けらており、例えば、コンタクトイメー ジセンサのような読取りヘッド本体62と該読取りヘッド本体62の外方に取付 けられた板(L型フランジ)64から成る。この板64はやはり両端にカム30 及び32とカム作用を行うカムフォロワを形成する部分66及び68を有する。
【0014】 中空プラテンローラ40を貫通するように配置されたカム軸26の両端に(一 端は中空プラテンローラの端部とギヤ20との間で、他端は中空プラテンローラ の端部の外部に)カム30及び32が取付けられている。カム30及び32の形 状は、図1に示すように、ディスクの外周の2か所に例えば約120°の間隔を 隔てて外部に突出するように設けた円弧部分30a及び30b、32a及び32 bを有する形状である。
【0015】 このような構成であるので、モータ14によりギヤ20、ワンウエイクラッチ 24を介してカム30及び32が回転させられと、円弧部分30a、32a、及 び(又は)30b、32bが記録ヘッド50及び(又は)読取りヘッド60のカ ムフォロワ部分56、58及び66、68を加圧スプリング78、76の作用力 に抗して外方に押し、それにより記録ヘッド50及び(又は)読取りヘッド60 を中空プラテンローラ40から離す。
【0016】 次に、本考案の加圧保持装置の主要部品である加圧スプリング、例えばクリッ プタイプ又はコイルタイプのスプリングの配置をそれぞれ示す側面図である図4 a、図4b及び正面図である図5を参照すると、図4a、図4bに示すように加 圧スプリング76/78は、その両端部で、軸部材26、例えばカム軸と、記録 ヘッド又は読取りヘッド50/60とに掛けて内方に押圧するタイプのものであ り、図5に示すように、軸部材の両端部に各1つづつ配置されている。
【0017】 この構成は、図4に示すように、間隔Tのスペースしか必要としない。
【0018】 なお、スプリングの作用により中空プラテンローラに掛かる圧力を均等に分布 させるために、中央部分が予め内方に適量だけ突出する背当てバーを介して中空 プラテンローラにスプリングの作用力を与えてるのが好ましい。
【0019】
【考案の効果】
以上詳細に説明したように、本考案は、加圧保持手段にスプリング(クリップ タイプ又はコイルタイプ)を用いるので、省スペース化を図ることができ、ファ クシミリ装置全体の小型、軽量化を達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本考案のファクシミリ装置の主要部分
を示す斜視図である。
【図2】図2は、ファクシミリ装置の概略断面図であ
る。
【図3】図3は、図1の一部の詳細断面図である。
【図4】図4a及び図4bは、本考案の加圧保持装置の
主要部品のスプリングを示す概略側面図である。
【図5】図5は、本考案の加圧保持装置の主要部品のス
プリングを示す概略正面図である。
【図6】図6は、従来の加圧保持装置の概略側面図であ
る。
【符号の説明】
10 ファクシミリ装置 12 フレーム 14 モータ 16 減速装置 18、20 ギヤ 22、24 ワンウエイクラッチ 26 カム軸 30、32 カム 40 中空プラテンローラ 50 記録ヘッド 60 読取りヘッド 76、78 加圧スプリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/032 A 9070−5C

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファクシミリ装置の読取りヘッド又は記
    録ヘッドの加圧保持装置において、プラテンローラと、
    該プラテンローラの端部から軸線方向に突出する軸部材
    と、該軸部材と前記プラテンローラの周囲に配置された
    読取りヘッド又は記録ヘッドとの間に掛けられて前記読
    取りヘッド又は記録ヘッドを前記プラテンローラに対し
    て圧接させるスプリングと、を有することを特徴とする
    ファクシミリ装置の読取りヘッド又は記録ヘッドの加圧
    保持装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のファクシミリ装置の読取
    りヘッド又は記録ヘッドの加圧保持装置において、前記
    スプリングがクリップタイプ又はコイルタイプのスプリ
    ングであることを特徴とするファクシミリ装置の読取り
    ヘッド又は記録ヘッドの加圧保持装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のファクシミリ装置の読取
    りヘッド又は記録ヘッドの加圧保持装置において、前記
    プラテンローラが中空プラテンローラであり、前記軸部
    材が前記中空プラテンローラを貫通するカム軸であるこ
    とを特徴とするファクシミリ装置の読取りヘッド又は記
    録ヘッドの加圧保持装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のファクシミリ装置の読取
    りヘッド又は記録ヘッドの加圧保持装置において、前記
    記録ヘッドに代えて記録用紙押さえ手段を保持すること
    を特徴とするファクシミリ装置の読取りヘッド又は記録
    ヘッドの加圧保持装置。
JP4124091U 1991-05-07 1991-05-07 ファクシミリ装置の読取りヘッド又は記録ヘッドの加圧保持装置 Pending JPH0570062U (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6257361A (ja) * 1985-09-05 1987-03-13 Canon Inc 画像記録装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6257361A (ja) * 1985-09-05 1987-03-13 Canon Inc 画像記録装置

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