JP2570063Y2 - 印字装置 - Google Patents

印字装置

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JP2570063Y2
JP2570063Y2 JP1992076226U JP7622692U JP2570063Y2 JP 2570063 Y2 JP2570063 Y2 JP 2570063Y2 JP 1992076226 U JP1992076226 U JP 1992076226U JP 7622692 U JP7622692 U JP 7622692U JP 2570063 Y2 JP2570063 Y2 JP 2570063Y2
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成年 高松
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は印字装置の構造に関し、
特に記録紙の送りローラに対し、印字ヘッドを自在に押
し当て、または離して位置させる構造に関する。
【0002】
【従来の技術】印字装置は例えばファクシミリ装置など
に内蔵されている。ファクシミリ装置を例に従来の印字
装置を説明する。まず、図3Aにファクシミリ装置の概
略を示す。ファクシミリ装置は印字ヘッド50を備えて
おり、この印字ヘッド50は印字送りローラ51に当接
された状態で設けられている。そして、印字ヘッド50
と印字送りローラ51との間に記録紙10が挿入され
る。
【0003】ファクシミリ装置には、発信元の機器から
電話回線を通じて所定のデータが送信されてくる。そし
て、このデータに基づいて印字ヘッド50は記録紙10
に印字を行う。印字動作にしたがって印字送りローラ5
1は回転し、印字された記録紙10は排出口54から排
出される。この印字送りローラ51の回転は、ベルト4
0あるいはギヤ(図示せず)を介して印字側モータ52
から伝達される。
【0004】次に、このファクシミリ装置から、原稿1
2の内容を発信する機構を説明する。原稿12は発信口
64から挿入され、給紙ローラ61によって送り込まれ
る。そして、蛍光燈60からの光が原稿12に当り、光
電変換器67に入射して原稿内容が読み取られる。光電
変換器67はこの入射光を電気信号に変換し、電話回線
を通じて相手方の機器に送信する。
【0005】読み取り後の原稿12は、排紙ローラ6
2、63によって排出口68から排出される。なお、給
紙ローラ61および排紙ローラ63には、ベルト66あ
るいはギヤ(図示せず)を介して発信側モータ65の駆
動が伝達され、回転動作が行われる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】従来の印字装置には次
のような問題があった。例えばファクシミリ装置等で
は、装置の小型化、低価格化が要求されている。そこで
受信(印字)機構、発信機構において、モータ(52、
65)および紙送りローラ(51、61)を、それぞれ
共用することも考えられる。
【0007】すなわち、図3Bに示すような駆動モータ
71、紙送りローラ70を設け、この紙送りローラ70
に印字ヘッド50および読み取り装置69を当接させ
る。そして、原稿12および記録紙10を、駆動モータ
71、紙送りローラ70の回転によって送り移動させ
る。駆動モータ、紙送りローラを単一化することによっ
て装置の小型化、低価格化が実現される。
【0008】ところが、図3Bに示すようなファクシミ
リ装置では次のような新たな問題を生じる。原稿12を
送り移動させ、読み取り装置69で原稿内容を読み取る
場合、記録紙10までもが同時に送り移動されてしま
う。つまり。記録紙10は、印字ヘッド50によって紙
送りローラ70に押し付けられているため、紙送りロー
ラ70の回転にしたがって同時に移動するという問題が
ある。また、原稿12の送り動作の際に、印字ヘッド5
0の加圧によって駆動モータ71に余分な負荷がかかっ
てしまうという問題もある。
【0009】印字装置としては、例えば記録紙10に対
し、インクリボンを用いて印字を行うようなものがあ
る。このような装置では紙送りローラと印字ヘッドとの
間に、記録紙とともにインクリボンが挟み込まれてい
る。そして、インクリボンの交換時には、紙送りローラ
に対する印字ヘッドの押圧を解除し、両者の間に空隙を
つくる必要がある。したがって、このような印字装置に
おいても、容易に紙送りローラと印字ヘッドとを離すこ
とができる機構が要求される。
【0010】そこで本考案は、使用状態に応じ、自在に
印字ヘッドを送りローラから離して位置させることがで
きる印字装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る印字装置
は、記録紙を送るための送りローラ、送りローラを回転
させるための送り回転を行う駆動モータ、送りローラと
の間に記録紙を挟み込み、記録紙に印字を行う印字ヘッ
ド、を備えた印字装置において、前記駆動モータが行う
回転運動を往復運動に変えるクランク機構が設けられて
おり、前記印字ヘッドは、上記送りローラに接離するよ
う揺動可能なフレームに取り付けられ、当該フレームに
は、印字ヘッドと送りローラとが接するときに、両者の
相対位置の位置決めを行なうために、送りローラ軸に摺
動可能に嵌挿されるU型溝状部を有する支持片が設けら
れており、上記クランク機構は当該フレームに接続され
ている、ことを特徴としている。請求項2に係る印字装
置は、請求項1に係る印字装置において、上記フレーム
は、一端を支点として揺動可能とされ、他端に前記クラ
ンク機構が接続されていることを特徴としている。 請求
項3に係る印字装置は、請求項1または請求項2に係る
印字装置において、上記フレームは、バネによって送り
ローラに弾力付勢されていることを特徴としている。
【0012】
【作用】請求項1に係る印字装置においては、駆動モー
タが行う回転動作を往復運動に変えるクランク機構が設
けられており、このクランク機構は印字ヘッドが取り付
けられたフレームに接続されている。したがって、駆動
モータの回転動作に応じて、印字ヘッドは、送りローラ
に押し付けられて記録紙を挟み込み、または送りローラ
から離れるよう制御される。
【0013】また、記録紙を送るための送り回転、およ
びクランク機構を動作させるための回転動作は、同一の
駆動モータによって行われる。したがって、クランク機
構の動作専用の駆動装置を設ける必要がない。さらに、
フレームには、印字ヘッドと送りローラとが接するとき
に、両者の相対位置の位置決めを行なうために、送りロ
ーラ軸に摺動可能に嵌挿されるU型溝状部を有する支持
片が設けられている。したがって、支持片のU型溝状部
が、送りローラ軸に嵌挿されることによって、印字ヘッ
ドと送りローラとの位置決めが行なわれる。 請求項2に
係る印字装置においては、フレームは、一端を支点とし
て揺動可能とされ、他端にクランク機構が接続されてい
る。したがって、フレームは一端を支点として揺動する
ことによって、印字ヘッドを送りローラから接離させ
る。 請求項3に係る印字装置においては、フレームは、
バネによって送りローラに弾力付勢されている。したが
って、フレームに取り付けられた印字ヘッドは、送りロ
ーラに向けて付勢される。
【0014】
【実施例】本考案に係る印字装置の一実施例をファクシ
ミリ装置における印字機構を例に説明する。図1Aにフ
ァクシミリ装置の印字機構および原稿読み取り機構の側
面図を示す。このファクシミリ装置は、印字機構、およ
び原稿読み取り機構が、送りローラ2を共用するように
なっている。すなわち、記録紙10、原稿12は、送り
ローラ2によって各々矢印91、92方向に送られる。
【0015】図1Aに基づいて、まずこのファクシミリ
装置の印字動作を説明する。記録紙挿入路S1には記録
紙10が挿入されており、この記録紙10は送りローラ
2の周面に接して位置している。一方、印字ヘッド6は
フレーム24に取り付けられており、送りローラ2との
間に記録紙10を挟み込んだ状態で設けられている。こ
の印字ヘッド6はバネK1によって加圧され、記録紙1
0を挟んで送りローラ2に押し付けられている。なお、
フレーム24には図1に示されるようにU型の溝上部を
有する支持片32が設けられており、このU型溝上部
送りローラ2のローラ軸2Jに嵌挿されて、送りローラ
2と印字ヘッド6の位置決めが行われている。
【0016】印字ヘッド6がバネK1の加圧によって押
し付けられていることによって、印字ヘッド6と送りロ
ーラ2との間の弾性を確保することができる。このた
め、例えば記録紙10の紙厚みの違いにも柔軟に対応す
ることができ、送りローラ2との間で確実に記録紙10
を挟み込むことができる。
【0017】印字ヘッド6は、電話回線を通じて送信さ
れたデータに基づき、記録紙10への印字を行う。印字
ヘッド6の印字動作に応じて、送りローラ6は矢印90
方向に回転し、記録紙10を矢印91方向に送り移動さ
せる。こうして、記録紙10に所定の印字が行われ、記
録紙10がファクシミリ装置から排出される。
【0018】次に、原稿12を発信する場合の動作を説
明する。原稿12は原稿挿入路S2を通じ、送りローラ
2と密着型イメージセンサ8との間に挿入される。この
イメージセンサ8はバネK2によって送りローラ2に押
し付けられている。そして、イメージセンサ8は、原稿
12に照射した光を内部の光電変換器で読み取り、電気
信号に変換した後、電話回線を通じて発信する。
【0019】原稿12は、送りローラ2の回転によって
矢印92方向に送り移動される。ところが、図1Aに示
す状態で送りローラ2を回転させると、同時に記録紙1
0も矢印91方向に送られるという不都合が生じる。ま
た、印字ヘッド6が送りローラ2に押し付けられている
ため、駆動モータに余分な負荷がかかってしまう。
【0020】このような不都合を回避するため、原稿1
2の読み取り動作を開始する以前に、予め印字ヘッド6
を送りローラ2から離して位置させる。印字ヘッド6を
離すことにより、送りローラ2が回転しても記録紙10
が送り移動されることはない。また、駆動モータに対す
る負荷を軽減することができる。印字ヘッド6を送りロ
ーラ2から離すための構造、動作を以下に説明する。
【0021】印字ヘッド6が取り付けられているフレー
ム24は、図1Aに示すように、その一端部H1にクラ
ンクアーム22が接続されている。クランクアーム22
は、一端部H1に対し、回転自在に接続されている。そ
して、このクランクアーム22は、さらにクランク円盤
20に接続される。図に示すように、クランクアーム2
2には長孔22Nが形成されており、この長孔22Nに
クランク円盤20の接続ピン20Pが填り込んでいる。
【0022】原稿12の読み取り、発信指令が操作盤
(図示せず)から入力された場合、まずクランク円盤2
0は矢印90方向に約180度回転する。回転後のクラ
ンク円盤20の状態が図1Bの拡大図である。クランク
円盤20の回転によって、クランクアーム22は矢印9
3(図1A)方向に引き下げられ、これにともなってフ
レーム24も下側に押し下げられる。すなわち、クラン
ク円盤20、クランクアーム22等のクランク機構によ
って、回転動作が往復運動に変えられ、この往復運動が
印字ヘッド6に伝達される。
【0023】図に示すように、フレーム24の他端部H
2は、本体壁80の保持部30内に位置している。この
ため、フレーム24は、ほぼ他端部H2を中心として押
し下げられ、印字ヘッド6は送りローラ2から離れて位
置することになる。なお、このときバネK1は、フレー
ム24の押し下がりの力を受けて圧縮されている。
【0024】以上のようにして印字ヘッド6を送りロー
ラ2から離し、この後に送りローラ2を矢印90方向に
回転させ、原稿12の内容を読み取る。印字ヘッド6は
送りローラ2から離れているため、送りローラ2が回転
しても記録紙10が送られてしまうことはない。また、
駆動モータに余分な負荷を与えることもない。
【0025】原稿12の読み取り処理終了後、記録紙1
0に印字を行う場合は、再度、クランク円盤20を約1
80度回転させる。するとバネK1の復帰力によって印
字ヘッド6は図1Aに示す状態に復帰し、記録紙10を
挟んで送りローラ2に押し付けられる。なお、前に述べ
たように、フレーム24の支持片32がローラ軸2Jに
填り込んでいるため、フレーム24の動きに影響され
ず、印字ヘッド6の位置決めが確実に行われる。
【0026】ここで、送りローラ2およびクランク円盤
20の回転は、同一の駆動モータによって制御されてい
る。これら送りローラ2、クランク円盤20の駆動構造
を図2に基づいて説明する。駆動モータに接続されてい
る駆動モータギヤ4の両側には、昇降ギヤ45、46が
設けられている。昇降ギヤ45、46のギヤ軸45J、
46Jは、支持長孔45N、46Nに填め込まれてい
る。ギヤ軸45J、46Jは、支持長孔45N、46N
内で矢印95、96方向に自在に摺動できるようになっ
ている。
【0027】送りローラ2が記録紙10を送り移動させ
印字を行う場合は、駆動モータギヤ4は、送り回転とし
て実線の回転矢印方向(図2)に回転する。この場合、
昇降ギヤ45は自重で矢印96方向に落ち、駆動モータ
ギヤ4の回転を受けて伝達ギヤ40に咬合する。したが
って、駆動モータギヤ4の回転は、昇降ギヤ45、伝達
ギヤ40、41、42を通じて送りローラ2に伝達され
ることになる。なお、このとき昇降ギヤ46は、駆動モ
ータギヤ4の回転によって矢印95方向に押し上げられ
る。すなわち、伝達ギヤ43との咬合が解除され、クラ
ンク円盤20には回転が伝達されないようになってい
る。
【0028】駆動モータギヤ4の回転を受け、送りロー
ラ2は矢印90方向(図1A)に回転し、記録紙10を
矢印91方向に送る。ここで、原稿12の読み取り、発
信指令がファクシミリ装置に与えられたとする。この場
合、上述のようにまず印字ヘッド6を送りローラから離
すため、クランク円盤20を約180度、回転させる必
要がある。
【0029】読み取り、発信指令が与えられると、駆動
モータギヤ4は、線の回転矢印方向(図2)に回転
する。このように駆動モータギヤ4が逆回転すると、
昇降ギヤ45は矢印96方向に押上げられて咬合が解除
される。これと同時に、他方の昇降ギヤ46は自重にし
たがって矢印95方向に移動し、駆動モータギヤ4と咬
合する。こうして駆動モータギヤ4の回転は、昇降ギヤ
46、伝達ギヤ43を介してクランク円盤20に伝達さ
れる。
【0030】クランク円盤20が約180度回転し、図
1Bに示す状態になった後、すなわち印字ヘッド6が送
りローラ2から離れた後、一旦、回転を停止する。そし
て、駆動モータギヤ4は再び実線の回転矢印方向へ回転
する。これによって送りローラ2に回転が伝達され、原
稿12を矢印92方向(図1)に送り移動させる。な
お、この場合昇降ギヤ46は駆動モータギヤ4と咬合し
ていないので(図1A参照)、印字ヘッド6は送りロー
ラ2から離れたままの状態である。
【0031】以上のようにして原稿12を読み取り、発
信する。この後、再び記録紙10への印字を行う時は上
記動作を繰り返し、クランク円盤20を回転させて印字
ヘッド6を送りローラ2に押し付ける。なお、図2に示
す昇降ギヤ45、46の代りに各々ワンウェイクラッチ
を設け、特定方向の回転だけが各伝達ギヤ40、43に
伝達されるようにしてもよい。
【0032】この実施例では、送りローラ共用型のファ
クシミリ装置を例に説明したが、本考案を他の機器に適
用することもできる。例えば、インクリボンを用いた印
字装置に本考案を適用し、印字ヘッドと送りローラとを
自在に離すようにしてもよい。これによってインクリボ
ンの交換等を容易に行うことができるようになる。ま
た、クランク機構は図1に示したものに限らず、印字ヘ
ッド6を自在に移動制御できるものであれば他の構造を
用いてもよい
【0033】
【考案の効果】請求項1に係る印字装置においては、駆
動モータが行う回転動作を往復運動に変えるクランク機
構が設けられており、このクランク機構は印字ヘッド
取り付けられたフレームに接続されている。すなわち、
駆動モータの回転動作に応じて、印字ヘッドは、送りロ
ーラに押し付けられて記録紙を挟み込み、または送りロ
ーラから離れるよう制御される。
【0034】したがって、使用状態に応じ、駆動モータ
回転動作を制御して自在に印字ヘッドを送りローラか
ら離して位置させることができる。このため、例えば送
りローラが回転している状態であっても、印字ヘッドを
離すことによって記録紙が送られないようにすることが
可能になる。また、印字ヘッドを送りローラから離して
位置させることにより、駆動モータにかかる負荷を軽減
することができる。
【0035】また、記録紙を送るための送り回転、およ
びクランク機構を動作させるための回転動作は、同一の
駆動モータによって行われる。すなわち、クランク機構
の動作専用の駆動装置を設ける必要がない。
【0036】したがって、装置の小型化、低価格化を図
ることができる。さらに、フレームには、印字ヘッドと
送りローラとが接するときに、両者の相対位置の位置決
めを行なうために、送りローラ軸に摺動可能に嵌挿され
るU型溝状部を有する支持片が設けられている。すなわ
ち、支持片のU型溝状部が、送りローラ軸に嵌挿される
ことによって、印字ヘッドと送りローラとの位置決めが
行なわれる。 したがって、簡易な構成で、印字ヘッドと
送りローラとの相対位置を正確に位置決めすることがで
きる。 請求項2に係る印字装置においては、フレーム
は、一端を支点として揺動可能とされ、他端にクランク
機構が接続されている。すなわち、フレームは一端を支
点として揺動することによって、印字ヘッドを送りロー
ラから接離させる。 したがって、簡易な構成によって、
容易かつ確実に印字ヘッドを送りローラから接離させる
ことができる。 請求項3に係る印字装置においては、フ
レームは、バネによって送りローラに弾力付勢されてい
る。すなわち、フレームに取り付けられた印字ヘッド
は、送りローラに向けて付勢される。 したがって、印字
ヘッドは確実に送りローラに押し付けられ、記録紙を挟
み込むことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る印字装置の一実施例であるファク
シミリ装置の印字機構、および原稿読み取り機構の側面
図である。
【図2】図1に示す送りローラ、クランク円盤を回転さ
せるための駆動構造を示す図である。
【図3】Aは従来のファクシミリ装置の全体構造を示す
側面図であり、Bは発信機構および受信機構において、
紙送りローラ、駆動モータを共用した場合の構造を示す
図である。
【符号の説明】
2・・・・・送りローラ 4・・・・・駆動モータギヤ 6・・・・・印字ヘッド 10・・・・・記録紙 20・・・・・クランク円盤 22・・・・・クランクアーム 24・・・・・フレーム K1・・・・・バネ

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録紙を送るための送りローラ、送りロー
    ラを回転させるための送り回転を行う駆動モータ、送り
    ローラとの間に記録紙を挟み込み、記録紙に印字を行う
    印字ヘッド、を備えた印字装置において、前記駆動モー
    タが行う回転運動を往復運動に変えるクランク機構が設
    けられており、前記印字ヘッドは、上記送りローラに接
    離するよう揺動可能なフレームに取り付けられ、当該フ
    レームには、印字ヘッドと送りローラとが接するとき
    に、両者の相対位置の位置決めを行なうために、送りロ
    ーラ軸に摺動可能に嵌挿されるU型溝状部を有する支持
    片が設けられており、上記クランク機構は当該フレーム
    に接続されている、ことを特徴とする印字装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に係る印字装置において、上記フ
    レームは、一端を支点として揺動可能とされ、他端に前
    記クランク機構が接続されていることを特徴とする印字
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に係る印字装置に
    おいて、上記フレームは、バネによって送りローラに弾
    力付勢されていることを特徴とする印字装置。
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JPH0641268U JPH0641268U (ja) 1994-05-31
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JPH02256372A (ja) * 1989-03-29 1990-10-17 Sharp Corp ファクシミリ装置
JPH03195648A (ja) * 1989-12-22 1991-08-27 Nec Corp ファクシミリ装置

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