JPS6257361A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JPS6257361A
JPS6257361A JP60197445A JP19744585A JPS6257361A JP S6257361 A JPS6257361 A JP S6257361A JP 60197445 A JP60197445 A JP 60197445A JP 19744585 A JP19744585 A JP 19744585A JP S6257361 A JPS6257361 A JP S6257361A
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paper
recording
platen
roller
switch
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Jiro Moriyama
次郎 森山
Nobutaka Watanabe
渡辺 宜孝
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く技術分野〉 本発明は記録媒体上に画像を記録する画像記録装置に関
し、特に同一サイズの記録媒体上に異なる画面サイズの
画像を記録する画像記録装置に関する。
〈従来技術〉 所定サイズの記録媒体上に異なる画面サイズの画像を記
録する場合、主走査方向の中心合わせ(センタリング)
を行う場合ζζは、まずプラテン上にセットされた記録
紙の主走査方向の長さを計り、その長さと記録すべき画
像の主走査方向の長さとにより、主走査方向の記録開始
位置を決定していた。
しかしながら、記録媒体の副走査方向における位置は記
録媒体を通常手動でセットする為に明確に検出できない
。従って副走査方向の位置を一定に保ったり、サイズに
拘らずセンタリングしたりすることはできなかった。
く目的〉 本発明は上述の如き従来技術の欠点に鑑み、主走査方向
のみならず副走査方向における中心位置合わせを画面サ
イズに拘らず可能とした画像記録装置を提供することを
目的としている。
〈実施例の説明〉 (装置外観) 第1図以降は、本実施例の記録装置を示す図であり、 第1図は、前より見たインクジェット記録装置の外観の
斜視図、 第2因は第1図の装置を後ろから見た斜視図、第3囚は
第1因の装置の前カバー4及びスタッカ5を取り外した
状態の斜視図であり、第4図は第3図を正面から見た操
作部の詳細図である。
第1〜4図において、1は上側カバー、2は下側カバー
、3は底部カバー、4は前カバー、5はスタッカであり
、プリントを終了した紙が自動排出され、この中に収納
される。6はプリンターの操作パネル、7はステ・−カ
バーであり、補強及びアクセントストライプの機能をし
ている。上側カバー1には透光性部材(例えばアクリル
など)で形成された上板1aが固着されていてプリンタ
ー内部が見える構成になっている。
これはプリント状態をスタッカに排紙される以前にモニ
ターする為のものであり、例えばプリント物の色目の状
態等を早目にモニター出来るようにしである。そして、
修正等の必要があれば早目に修正が可能となる。
又、第2図において、10は電源コード、11は入力ソ
ースパネルであり、本実施例ではMT日C信号を入力す
るコネクター11a 、 R,G、B入力信号を入力す
るコネクター11111、及びパーソナルコンピュータ
等の外部機器からの画像データを入力するコネクタll
aが設けられている。
第S図において、前カバー4の支軸4aは下側カバー2
の支点2aに取り付けられており、前カバー4は支軸4
aを中心に回転可能に取付けられていて、フック4bが
ステーカバー7七係止する構成になっている。
また前カバー4は下側に無理に回動すると支点2aから
自動的に外れる構成になっている。
第4図は装置の前側面図で各¥[1操作スイッチが配置
されている。
12はインク・カートリッジ、13はインク・カートリ
ッジ解除つまみを示す。インク・カートリッジ12はイ
ンク供給側を奥にして差し込む。また、インクがなくな
った時には解除つまみ13を下側に揺動すると、インク
・カートリッジ102は手前に若干引出されるので、後
は手前に引出せば装肚本体より離脱することが出来る。
14は後述のレジストローラ103、及びピンチローラ
IC14がプラテン101に圧接されているのを解除す
るつまみであり、ローラ解除つまみ14を下側にスライ
ドすることにより解除される。これは紙づまり等のトラ
ブルが発生した時lζ有効で、プリンタ内部でジャム処
理時、紙が破れたりしないようにする為のものである。
勿論ローラ対で紙を挾持していない為、簡単にジャム紙
が引き出せる。
15は、レジストローラ103及びピンチローラ104
を再びプラテン101に圧接するためのリセットボタン
であり、本実施例ではリセットボタン15を押すと、リ
セット可能となる。
16はインク残量カウンターのリセットボタンである。
プリンタ本体のインク・カートリッジ内のインクがなく
なると、後述のインク量表示用LBD6Kによりインク
なし表示さね、る。ユーザーはインクカートリッジ解除
つまみ13を下側に揺動し、古いカートリッジを抜き取
る。
新しいインク・カートリッジ12を装着した後、インク
残量カウンターのリセットボタ/16を押すと、後述の
インク量カウンターがリセットされる。
17は給紙カセットである。本実施例では約100枚の
紙がカセットにセット可能となっている。取手の部分1
7aを手前にしてプリンターに挿入すると、カセットは
装着出来る。18は紙カセツト解除つまみであり、これ
を上から下に揺動する事により、紙カセット17は若干
手前に押出される。取手17aをつかんで引き出すと紙
カセット17はプリンタ一本体より取り外すことが出来
る。
19は、スイッチ、ボリューム類であり、入力の切換、
画質調節等を行なうものである。
(操作パネル) 次に第4図により操作パネル6について説明する。
6aは電源スィッチ、6bは電源スィッチの表示用発光
ダイオード(以下IJD)、60はプリント開始スイッ
チ、6dはプリント表示用LED、6eは停止スイッチ
、6fは停止表示用LED s ’ gは画サイズの切
換えをするスイッチであり、本実施例では、大(L)、
小(s)2つのプリント・サイズを選択出来るようにな
っている。6b4 、6h2はそれぞれプリント・サイ
ズの表示を示すLEDで、tshtが大サイズ(L)、
6h2が小サイズ(8)を選択していることを示す。
61は紙詰り、紙無し等の紙のトラブルを表示するLE
D、6jはインクカートリッジが装着されていない事を
表示するLEDである。6にはインクの残量を表示する
LEDであり、本実施例では6ka〜6kdの4個のL
IDを用いているが、数は何個でも構わない。
このように本実施例においてはインクカートリッジの装
着部、紙カセットの装着部、及び記録済のプリント紙の
取出部、及びプリント開始スイッチを含む操作部が全て
装置の前面部に配置されているので、−面操作で操作性
が高く、しかも、横側、上側等に他の機器を配置するこ
とが可能となる。
(プリンター概5り 第5図はプリンターを操作面側(正面)から見た断面図
であり、第6図はプリンターをスタッカ側(左fi11
)より見た断面図である。20は主地板でプ、リンター
のペースになっている。
100はプラテンを中心とした給排紙系であり、200
はヘッド及びインク供給系である。これらについては後
述するが、主地板20に固定されている。
21はスタッカ・ガイド、22はステー、23はステー
支軸であり、スタッカ・ガイド21及びステー支軸23
の一端は主地板20に固設されている。またステー支軸
23の他端はステー22に固着されている。スタッカ5
はスタッカ・ガイド21及びステー22のレール面21
a及び22a上を摺動する。上側カバー1には2本の嵌
合ビン1b、1b′があり、またスタッカ5には嵌合穴
5 (1、5t1’があり、スタッカを装着時ビン1b
が穴5dと、またビン1b′が穴5 (1’と嵌合、位
置決めされる構成となっていて、スタッカ5の紙排出口
5eが上下、左右に動かないようになる。24は板ばね
、25はスライドレバー、26はストップビン、27,
27’はガイド軸である。板ばね24はスタッカ5を取
り外し方向に押し戻すばねとして作用する。スライドレ
バー25にはストップピン26が固設されていて、ガイ
ド軸27 、27’上をスライド可能に取り付けられて
いる。スタッカ5を解除する際はスライド・レバー25
に固設されたスタッカつまみ8を奥側にスライドすると
、スタッカ5は解除される。
29.50はカセット・ガイドであり、各々は主地板2
0に固設されている。主地板は一部絞り出しの部分20
aがあり、紙カセット17の上下方向の位置決めは絞り
出し20aと、カセット・ガイド29.30とで行なっ
ている。紙送り方向及びプラテンローラ101との紙の
直角度を次のように構成することにより得ている。即ち
、カセット解除レバー31には支軸31a及びつまみ取
り付は部311)があり、また位置決めビン32゜52
’が固設されている。33はレバー戻しばね、34はカ
セット戻しばねであり、本実施例では板はねで構成した
が他のばねでも良い。紙カセット17には傾斜面17b
1及び位置決め凹部17c 、 +7c’がある。取手
17aを持ってカセットガイド29.30に紙カセット
を挿入するとやがて位置決めビン32 、32’が紙カ
セットa斜面171)と係合し、解除レバー31を押し
下け、さらに紙カセットを挿入するとカセットの一端1
7(Lがカセット戻しはね54をチャージし、最後に位
置決めビン52 、52’とカセット溝17C2170
′とが係止して位置決めされる。解除はつまみ取り付は
部31bに圧入固設された解除つまみ18を下に揺動す
ると解除される。
35.36はプリント基板であり、本プリンターのシー
ケンスコントロール、画像処理システム、テレビ・イン
ターフェイス、等の電気回路部品である。電気回路部品
は主地板20の下側に配置されていて、底部カバー3を
外すことによりメンテナンス可能となっている、 第7図は上側カバーを外してプリンターを上面より見た
因である。400は本プリンターの回復系であるボンプ
ユニツ)、6ooLc[mユニットであり、各々主地板
20に固設されている。
(スタッカ) スタッカ5は前述の如くプリンタ本体に着脱自在に取付
けられていて、スタッカつまみ8を解除すると第1固視
矢印α方向に若干スライドする。さらに矢印α方向に引
き出すと完全にプリンタ本体から離脱することが出来る
。これはプリンター内部で紙つまり等のトラブルが発生
した時に、その紙を取除く為に着脱自在としである。ス
タッカ5が装着されているか否かを判別するスイッチS
WS (第5図)が設けられており、言うまでもなく、
スタッカ5が離脱され、ていれば紙搬送系、記録系はプ
リント開始操作ボタンを押しても動作し、ない。また、
スタッカ5の上部は透明上板5aで出来ていて、上面も
しくは斜め前よりプリント状庁がモニター可能となって
いる。透明上板5aには支点5bがありスタッカ5に回
動自在に取付けらねている。スタッカ5内のプリント紙
は透明上板5aを回動して取り出しても良いし、回動せ
ずとも装置前面の開口からも取り出せる構造になってい
る。
即ち、前面操作の観点から透明部材5aを回動しなくて
も記碌済のプリント紙が取出せるようになっている。又
、透明上板5aの一部が指の入り易いように切欠かれて
いる。
ところで、スタッカ5の底部5Cは、後述の排紙ローラ
124から離れるに従い下から上に向かって除々に盛り
上がる傾斜面を形成していて、プリント紙をとり易くし
ている。スタッカ5の排紙ローラ124側の底が深いの
はカールしたプリント紙をより多く収納する目的でなさ
れている。
このように本実施例のスタッカ5は上面が平面上の上板
(5a)と、シート状の記録媒体(P)を積載する積載
面(底部5c)より成り、前記上面が装置筐体の上面と
ほぼ一致し、前記積載面は記録媒体の排出方向に向って
前記上板との間隔が狭まる如く傾斜している。従って、
記録装置の上に他の機器を載せたり、限られたスペース
内に装置を配置することが可能となると共に、記録媒体
が排出方向に直交する方向にカールして排出されても、
記録媒体を多数収納することが可能である。
(給紙カセット) g15,6.7図を用いて給紙カセット17について詳
述する。
カセット17は通常、複写機等に用いられるカセットと
同様に、上面より分離爪17e、 17e’と中板17
Gとの間に、戻しばね17f 、 17f’に抗してカ
セット紙Pを押込むことによりセット出来る。分離爪1
7e 、 17e’は不図示の支軸のまわりに揺動可能
に取付けられているが、記録紙がカセット上面から出な
い様に揺動範囲は不図示ストッパーで規制されている。
17f、17f′ は戻しばねで、中板17g及びカセ
ット紙Pを上側に押し上げるように作用している。中板
17gは支点17h、17h’のまわりに揺動可能に取
付けられている。この戻しばねの適当な接触圧力(IP
)と後述の給紙ローラ120の摩擦係数(μ)より安定
に紙を一枚づつ分離する事が出来る。即ち、紙−紙間の
摩擦係数をμpとすれば(μ−μp)1’>o・・・・
・・・・・(1)が紙の分離力となる。
ここで使っている戻しはね17f 、 17f’は円錐
形をしている。即ち円錐形にする事により中板17gが
最下面まで押切られた場合でも密着高すが、ばねの−線
径分だけでなるようにし、記録紙Pの収納性を良くして
いる。
つまり、記録紙を多く収納し、しかもプリンター全体の
高すを低くおさえたいという時に好都合である。しかし
ながら、カント紙P O)積載高すが変化してもビック
・アップローラー120にかかる接触圧(F)は一定に
なるように設計するのが望ましい。通常円錐コイルばね
等はピッチで巻くと、ばねの変位に対する荷重が比例関
係lこないので本実施例では、円錐形の圧縮ばねを不等
ピッチに巻く事によりカント紙P0.)積載高すが変化
しても給紙ローラにかかる接触圧(7)が略一定になる
ようにしている。具体的には、コイルばねの巻径が小さ
い所ではピッチを小さくシ、巻き径が太き(なるに従っ
てピンチを広げる如く構成している。
このように戻しばねとして円錐コイルばねを用いたので
板状部材としての中板の最大押圧時には円錐コイルばね
は完全平面となり、コイルばねの高さはばねの一線径分
と等しくなる。従ってシート状記録媒体CI’)の収納
板数を多くすることと、給紙カセットを小型化すること
が同時に改善できる。
171は紙カセツト容器の底部においている穴で本実施
例では2個の穴が示されているが、1個でも、2個以上
でも構わない。本実施例ではプリンター全体をコンパク
トにしている為、紙カセツト17本体も小さくなってい
る。即ち取手の部分17aを除くと、あとは紙Pの平面
より若干大きいだけである。そこで例えば紙の表裏を間
違えた時、又はカセット内に長期保存されて変形、変質
等を起こし、使用不能の紙を抜き出す時など、171よ
り指を挿入して容易に紙を抜き去ることが出来る。また
、穴171を利用してスイッチsw3により紙のあり又
はなしを判断することが出来る。本実施例ではスイッチ
SW5として反射型光学センサーを用いたが他の検出方
法でも良い。
このように本実施例の給紙カセットは給紙カセット容器
の底部に指を入れることが可能な大きさの穴をあけてい
るので、記録媒体の取り出し、交換が極めて容易に行な
えると同時にカセットのサイズを記録媒体のサイズより
若干大きくするだけでよいので給紙カセットの小型化に
も貢献する。  − (紙送り系) ここで第5図を使って簡単に紙の流れについて述べる。
第5図は紙カセット17、インクカートリッジ12が正
面器から装着された状態であり紙送りはこれらの装着方
向と略直角方向になされる。
即ち、給紙ローラ120の回転力により最上面の紙が一
枚分離され、紙ガイド145,146aの間に搬送され
、プラテンローラ(以下プラテン)101とレジストロ
ーラ103との接合部につき当り、さらに送られて給紙
ローラ120とレジストローラ103との間でループを
作る。後述のタイミングによりプラテン101が回動し
て、押えばね102でプラテン101に記録紙を密着搬
送させ、その後、プラテン101とピンチローラ104
で紙を挾持して搬送する。プラテン101はステップ送
りをしながらプリント動作をし、プリント完了すると紙
ガイド144 、146の間及び排紙ローラ対124 
、145によりスタッカ5にプリント面を上面にして排
出される。
ここで紙ガイド144は透光性の紙ガイドであり、又、
前述した如く装置筐体を形成する上板1aも透光性部材
で形成されている。このように記録媒体をプラテンロー
ラとの間を通過せしめるガイド部材及び装置筐体の前記
ガイド部材に対向する部分を透光性材料で構成している
。従って記録媒体に手を触れることなく印写直後の印写
状態を把握することができ、紙送り精度の低下を防ぐこ
となく、例えば記録のやり直しや画像特性の補正等も迅
速に行なうことができる。
(紙送り機構) 以下、紙送り機構を詳細に説明する。
第8図はプラテンユニット斜視図1であり、第71WA
方向より見た図である。
第8図で、101は紙送り用のプラテンであり、側板1
s1.152 (@7図)に不図示の軸受を介して、回
動可能に支持されている。本実施例ではゴム等の弾性体
(軸は金属)で構成したが、この限りではない。102
は紙押えばねであり、後述のキャリッジ地板216(第
7図)に片側固定されると共に、曲面部分以下(R部分
)102a 、 102a’がプラテン101に接触し
、適度な接触圧を与え、かつ記録紙がスムーズに後述す
るピンチローラ104とプラテン101とのニップ部に
たるみなく喰込むようにピンチローラ104の近傍まで
、ガイド部1021) 、 1021)’でガイドして
いる。ガイド部1021) 、 1021)’はプラテ
ン101とは接触していないが、そのスキ間はわずかで
ある為、紙押えはね102の8部分102a 、 IQ
2a’からピンチローラ104とプラテン101との接
合部までの間では記録紙にたるみがなく、かつ、プラテ
ン101と記録紙とが一体ですべることなく回動するこ
とが出来る。
103はレジストローラで紙ガイド143に回動可能に
支持されると共に、スリーブ107 、108及び10
7’ 、 108’を介して、ばね105 、105’
(第5図)によりプラテン101と接触圧f1により接
触している。本実施例では、プラテン101とピンチロ
ーラ103との接合部が記録紙幅全面にわたるように構
成しである。これは、カール等の変形した記録紙でもこ
の接合部に突き当てて先端整合した時に、しわや折れ等
が起こらないようにする為のものである。
104はピンチローラで透光性紙ガイド144に回動可
能に支持されると共に、スリーブ109゜108及び1
09’ 、 108’を介してばね106 、106’
(第5図)によりプラテン101と接触圧f2 により
接触している。ピンチローラ104とプラテン101と
の接合部は、先程述べた紙押えばね102のガイド部1
021)、1021)’の近傍のみ、即ち記録紙Pの両
端部分になるように構成している。
これは紙押えばね102のプリント位置が切欠かれてい
る為に紙の中央部はプラテン101より浮き上がりなが
ら送られてしまう。即ち、レジストローラ105のよう
にすると今度は逆にしわ等が出来てしまうことになる。
このプラテン101、紙押えはね102、レジスト・ロ
ーラ105、及びピンチローラ104により記録紙の送
り精度、印字部での平面性等が確される。即ち、プラテ
ン101とレジストローラ103とにより先端整合され
た記録紙先端はプラテン101の回動によりプラテン1
01と紙ガイド145(第5図)との間に入り、さらに
プラテン101と紙押えばね102との8部分102a
、102a’へと送られる。ここまではプラテン101
への記録紙の巻付き角も少なく、かつ、プラテン101
と紙ガイド143との間に適度なスキ間もあり、また、
プラテン101とレジストローラ105トにより記録紙
を押し込んでゆこうとする為、プラテン101と記録紙
がすべることなく送るという保証がとれない。そこで、
紙押えはね102の8部分102a、102a’部分か
らガイド部1021)。
1021)’部、ピンチローラ104まではプラテン1
01と記録紙とが密着して送り込まれる。以後はプラテ
ン101とピンチローラ104トで、記録紙を巻き上げ
てゆく為、そして、プリント位置である8部分102a
 、102a’からプラテン101とピンチローラ10
4との区間は記録紙が密着すること、またその上で記録
紙の巻付き角も大きくなる為、記録紙とプラテン101
とがプリント位置ですべることなく、一体で送られ、か
つ、プリント位置での平面性が十分に得られる。ここで
もしも平面性が得られない場合後述のヘッドに記録紙が
接したり、ヘッドと記録紙の距離のばらつきの為にヘッ
ドから吐出されたインク滴の主走査方向の着弾点の位置
が目標とする位置からずれてしまい画像品質が著しく劣
化する。
また、副走査方向のプラテン101の送り精度に対して
、プラテン101と記録紙との間にすべり等があればや
はり副走査方向の目標着弾点位置からずれてしまうこと
になる。
また、ばね105 、105’及び106 、106’
の圧力により、モータM1等の振動によるプラテン10
1の不安定性が除去される。即ち、駆動側から見て、プ
ラテン101の適度な負荷となる為、プラテン送り機構
の歯車のバツクラツシ等の遊びがあってもプラテンがふ
らついたりする事がなくなり、位置決め機能を十分に果
していることになる。
ここでスリーブ107 、107’ 、 108 、1
08’ 。
109 、109’を介してばねを掛けたのはプラテン
101の回動によるばね105 、105’ 、 10
6 、106’のねじりや、こじれ等をなくシ、プラテ
ンの滑らかな回転を得るためである。スリーブの材質と
しては、プラスチック等の低摩擦材料が望ましい。
また接触圧f、 、 f2の関係は f、(f2   ・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・ (2)を満たすように設定することが
紙送り精度及び簀定性の面から望才しく、本実施例では
、プラテン101をゴムで、そして、レジストローラ1
03及びピンチローラ104を金属で構成した為、ばね
105 、105’と1(16、106’のはね圧を変
える事により(2)式を満足するようにした。しかし、
この目的は、プラテン101とピンチローラ104とで
紙送りの主駆動となすことにある為、次のような構成で
も良い。即ち、ばねをスリーブを介してレジストローラ
103とピンチローラ104との間にけん架する。勿論
本実施例と同じく、別々のばねをけん架しても構わない
。また、ばねの力量に差をつけても良い。ピンチローラ
104とレジストローラ105との材質を変えピンチロ
ーラ104の方の摩擦係数をレジストローラ103の摩
擦係数よりも大きくするように構成すれば良い。また、
ピンチローラ104がないと、プリント中の紙の先端が
例えばスタッカ5の中に入ってきて、その状態で、プリ
ント紙の先端を引いたり、押したりするとプリント中の
紙の位置精度に影響を与える。プラテン101とピンチ
ローラ104との間に、大きな荷重のばねかけん架され
て主駆動をとっている為、プリント中での外部からの作
用によるプリント精度への影響も受けにくくなる。
(紙送りの為の駆動機構) 次に紙送りの為の駆動機構を第8図を用いて説明する。
先ず、プラテン101の回転について説明する。
Mlは、パルスモータ、110 、114はギアであり
、パルスモータM1の回転をプラテン101ニ伝達する
。ギア比は、パルスモータM1の送り角等により決定さ
れる。これらのギアは、側板151(第7図)に固着さ
れた各々の軸のまわりに回転可能に支持される。
次に給紙部について説明する。115は、公知の摩擦ク
ラッチで、ギア115a 、 115b及び不図示のば
ね等により構成される。また、ギア115aは、不図示
のギアを介してモータM1と連続されており、また、ギ
ア115bは、ギア116を介して、セクターギア11
8のギア部118bとかみ合い、側板151に(ロ)転
可能支持される。
切欠き部118aを有するセクターギア118、このセ
クターギア118は、側板151上に後述のギア129
と共に同軸112に回動可能に支持される。ギア129
は、前述の側板151に回転可能に支持され、モータM
2と、ギア125を介して連結されている。
給紙ローラ120の軸120bはセクターギア118上
に回転可能6と支持され、セクターギア118の回動に
より上下に揺動する。
121は、給紙ローラ軸に一方向クラッチ111を介し
て連結されるギアで、不図示のギアを介してギア129
に連結される。したがって、給紙ローラ120は、ギア
125 、129 、121及び一方向クラッチ111
によりモータM2の一方向(矢印0方向)回転で矢印A
方向にのみ回転駆動される。また、セクターギア118
が回転しても、セクターギア118は、ギア129と同
軸回転のためギア129と121の連結に問題は生じな
い。
給紙ロー2120は、金属軸120bと、それに固設さ
れたゴム等の弾性ローラ120aによりなり、セクター
ギア118と、その対向部の側板156により支持され
る。すなわち、パルスモータM1により、ローラ120
aの位置が上下に揺動して移動すると共に、モータM2
によりローラ120が回転する。この2つの動作は独立
に制御される。
次に排出ローラ124の駆動について説明する。
排出部は曲げ部123aを有する側板123、それに対
向する側板137、ギア151 、135及び排出ロー
ラ124により構成される。
排出ローラ124は、金属軸124bと、それに固設さ
れた弾性ローラ124aからなり、地板123に該地板
に対向する地板157に回転回前に支持される。
ここで、ギア131は、側板151に回転可能に支持さ
れると共に、不図示のギアを介してギア129と連続さ
れ、更に、モータM2と連結されている。さらに、ギア
131は不図示のギア列を介して排出ローラ軸124b
に固設されたギア135とかみあう。すなわち、モータ
M2の回転がギア155に伝達される。また、ギアの段
数を調整することにより、給紙ローラ120と逆回転す
る。すなわち、給紙ローラ120の非駆動方向(矢印C
と逆方向)にモータM28駆動した時に、排出ローラ1
24は矢印B方向部ち、記録紙の排出方向へ回転する。
側板123は、ギア131と同軸に、地板151に回動
可能に支持されろと共に、曲は部123aは、セクター
ギア118の切欠き部118aとかみ合つている。従っ
てセクターギア118の回転により、側板123は支軸
132を中心に回動し、排出ローラ軸124bは上下に
揺動する。
ここでセクターギア11BがモータM1により矢印X方
向に回転すると給紙ローラ軸120bは下方向に、排出
ローラ軸124bは上方向に移動し、紙送り可能状態と
なる。又、セクターギア118が逆に回転すると夫々の
ローラ軸は逆方向に移動し、退避位置へ移動する。
そして紙送り可能状態においてモータM2が矢印0方向
に回転するとギア121により給紙ローラ120が給紙
方向(矢印A)に回転し、給紙を行う。このとき排出ロ
ーラ124は排出方向とは逆に回転するが、この時記録
紙は排出ローラ部分にないので問題ない。その後、記録
紙はプラテン101により送られる。そして排出等には
モータM2は矢印Cとは反対方向に回転し、排出ローラ
125は排出方向に回転する。−万給紙ローラ120は
1方向クラツチ111により回転しない為、排出動作に
は影響しない。
伺、側板123とセクターギア118は説明の簡単の為
に別部材としたが、同一部材で構成することも可能であ
る。
(レジストローラ、ピンチローラの解除、リセット機構
) 第9図はプラテンユニットの斜視図であり第7図B方向
より見た図である。第9図を用い、プラテン101に圧
接されているピンチローラ104及びレジストローラ1
05の解除、及びリセットについて説明する。
158は、ピンチローラ104、レジストローラ103
の解除時のストッパーで、側板151に固設されている
139は、解除レバーで、側板152に対して、ビン1
40a 、 140b、ガイド溝159a 、139b
によりスライド運動可能に支持されている。解除レバー
139は、外装つまみ14と不図示の部材により結合さ
れている操作部(曲げ部)139g、ピン139c1ア
ーム部114.SW部139e 、ストッパ一部139
fにより構成される。
スイッチεW7は、ピンチローラ104、レジストロー
ラ103のセット位置(印字可能位置)でオンするスイ
ッチである。
141は、+41aを中心に回動可能に支持されたレバ
ー、142は、板はねであり、地板152に下端142
aを固設され、上端にストッパーピン142b、中央に
外装リセットつまみ15が固設されている。
4は、前述の前カバー、aaは、本体と結合するヒンジ
、また、4bはロック爪、4cはヒンジ4aにより前カ
バー4を回転させる(カバーを閉める)ことにより、外
装リセット釦15を押す位置に固設された凸起部である
■ ピンチローラ、レジストローラ解除動作紙ジヤム時
、ジャムした記録紙の取り出しを容易にする必要がある
。その時、外装つまみ14を下に押すことにより、解除
レバー139がガイド溝139a 、 139bとピン
140a。
140bによりスライドして下がる。その時、ビン13
9cがレバー141を押し、軸141aを中心に回動さ
せ、ピンチローラ104を押し上げる。それと共にアー
ム部139dがレジストローラ103を下に押し下ける
。すると、両ローラ軸の他端が、ストッパー138の端
面を支点にプラテン101から引き離される。そして解
除レバー139を更に押し下けると、板バネ142のピ
ン142bが、ばね力によりストッパ一部139fに乗
り上げ、ロックされる。この動作により、プラテン10
1と、ピンチローラ104、レジストローラ103との
接触が絶たれ、プラテン101に巻き付いた紙を容易に
取除くことができる。
■ ピンチローラ、レジストローラセット動作次に、紙
を取除いた後で、印写可能状態(1位Pt)に、各ロー
ラ10!1 、104をセットするには、外装セットつ
まみ15を板ばね142に抗して押す。この動作により
、ストッパービン142bとストッパ一部139fか接
触を絶つ。これにより、ばね105 、105’ 。
106、106’の力により、ピンチローラ104、レ
ジストローラ103が、プラテン101に接触し、初期
位置に復帰する。
906は画像処理回路でマスキング処理、下色除去処理
等が実行される。907はD/ム変換器、90Bはヘッ
ドドライバ、909はピエゾ305に対応するインクジ
ェットヘッド、91oは電源スイッチ6a、プリントス
イッ゛チロa、停止スイッチ66、ポンプスイッチ等の
入力スイッチ群、911は中央処理装置(以下CPU 
)で全システムを制御する為に第17図以降に示すプロ
グラムを不図示のROM内に格納している。913はポ
ンプ系センナ、917はインク温度センサ、918はヒ
ーター215の温度を制御するヒータ制御回路、920
はエンコーダセンサ、921はキャリッジモータM3の
ドライバ、923はモータM1のドライバ、925はモ
ータM2のドライバ、927は表示器群92Bを駆動す
る表示ドライバである。表示器群92Bは前記表示用L
ED6b、6tL、6f。
6h、64L、63,6taが含まれる。 そしてCP
U911には他に以下の検出スイッチが接続されている
8Wi (第5囚)は給紙モータM2の制御と紙の有無
の検出を行なっている。8W2 (第5図)は記鍮紙の
先端、後端を検出し、パルスモータM1を制御し、かつ
紙の有無を検出する。8W3(第7図)は既に述べた通
り、カセット内の紙の有無を検出している。本実施例で
は、8W1 。
SW2.SW3に反射型の光学センサーを用いたが、他
の機械スイッチでも構成出来る。SWao(第5図)は
紙カセット17が装着されたか否かを検出しているスイ
ッチである。8W5(第5図)はインク・カートリッジ
12が装着されているか否かを検出するスイッチ、5W
7(第9必)はレジスト・ローラ103、ピンチローラ
104がプラテン101に圧接されているか否かを検出
するスイッチで、後述するが、ジャム処理の時、レジス
トローラ103、ピンチローラ104をプラテン101
から解除する場合があるため設けられている。SW8は
既に述べたようにスタッカ5が装着されている力S否か
を検出するスイッチである。swv(gta図)はヘッ
ドがホーム・ポジションにあるか否かを検出するスイッ
チであり、aWlo(第5図)は排紙口で紙の有無を検
出するスイッチである。
第17図〜第22図は0P0911内に格納されている
プログラムフローチャートを示す図である。
〈スタート、スタンバイルーチン(第t7図)>まずm
17図の初期スタンバイルーチンについて説明Tる。
菖17図〜第23図はシステムの全フローを示す、不図
示の主電源が入っている状態でCPU911はユーザー
がパワー8W6 aを押したかどうかを常時検出してい
る(81)。パワー+3W6aが押されたことを検出す
ると、LEDtsbを点滅しく82)、プリントサイズ
はBサイズを自動的に選択し6h2を点灯させる(S3
)。紙糸センf SW3 、 EIW4 、8W7 、
8W8でスタッカ、紙カセット、紙残量、ピンチローラ
のプラテンへの圧着をセンスし、全て正しい状態であれ
ばそのまま次へ、どれか一つが異常の場合はLED61
を点滅し、CPυ内部のレジスタに紙糸センサ異常のフ
ラグを立てて次へ進む(S4)。同様にセンナsW5で
インクカートリッジ量を検出する。
正しくセットされていなければLED6jを点滅させ、
カートリッジ異常のフラグを立てて次へ進む(SS)。
S6ではインクの温度をセンナ917で検出し、一定温
度より低い時はLEI)6 t)を点滅し続ける。崗、
スイッチ8W6 aが押されるとインク温度が所定値以
下の場合ヒータ制御回路918をイネーブルとする(S
7)。インク温度が所定値4こ達すると先異常フラグを
検出し、異常であればLKD61又は6tを点滅させた
ままLED61)も点滅し続け、フラグがなくなるまで
この状態を続ける(S8)。そしてフラグがなくなり、
インク温度も一定値に達すると、61 、6jを夫々消
灯し、LBD6bを点灯に切り変える(S9)。次に8
W1.SW2,5WIOで紙が紙カセット、スタッカ以
外の場所に残っているかどうか確認する。紙が残ってい
た場合、LKD61を点滅させながら後出の排紙動作を
し、又紙が残っていなかった場合は、キャリッジ211
がホームポジション(以下HP)にない場合11Fへ戻
す動作をする( 810 )。原則として紙はスタッカ
と紙カセットだけにあり、キャリッジはHPにいるはず
であるが、これらの動作は前回使用時に、プリント中に
主電源を切った、コンセントをぬいた、停電になった等
の異常を想定した復帰動作である。これまでの81〜E
iIOの中では割り込みによるパワー8W6aを押して
電源を切る以外の入力スイッチは受は付けない。
次にスタンバイ状態(811)となり、サイズ切り変え
スイッチ8 W 6 gを受は付け、プリントスイッチ
1iiW6Q、ポンプ動作スイッチも受は付ける。プリ
ントスイッチ日W6cを押すと、プリント動作ルーチン
第21図に入る。この間ポンプスイッチ、サイズ切り変
えスイッチ6gは受は付けない。又、ポンプスイッチを
押すとポンプ動作し、この間プリントスイッチ、サイズ
切り変えスイッチは受は付けない。これらの動作後は再
びスタンバイルーチンに戻りスタンバイ状態となる。
くプリントルーチン(第22図)〉 以下プリント動作を詳細に説明する。向、プリント中は
停止スイッチ8 W 6 sを受は付ける。
プリントスイッチ8W、S、が押されると、LID6c
Lを点灯し、swl、 8W2 、8w1o −t’紙
をセンスし、どれかが紙ありを検出するとLIり41を
点滅しなから排紙ルーチンに移り排出動作する。次にイ
ンク温度を確認して、一定温度より低い時はLED 6
 bを点滅Iζ変え設定温度になるのを待つ(813)
。このステップ以後は万一プリント中インク温度が設定
温度以下になっても一枚プリントアウトする。次に第1
9図のフ四−に示すセンサのチェック動作Sチェックル
ーチンを行なう。これは、まずT’V信号に含まれる同
期信号をチェックし、もしなければLFtD6dを点滅
させ、同期信号が来るまで待つ。又は停止スイッチ6e
による割り込みでスタンバイにもどる。同期信号が正常
にきている場合、紙糸センサ8W3 、4 、7 、8
、カートリッジセンサSWSをチェックし異常であれば
それぞれX5BD61 、 Ill:D6jを点滅させ
、スタンバイへ、正常であれば次のステップへ進む(i
91 A)。ステップ1315はモータM1を−D方向
(矢印りと逆方向)にN1個パルス回転させる。この動
作をtJB図、第9図を用いて説明する。モータM1の
−D方向の回転により、ギア+10.J!ji擦クラツ
クラッチ115116.セクターギア118を駆・動し
、紛糾ローラ120を、紙カセツト17内の紙に接触さ
せて、給紙可能位置に移動させる。
この時セクターギア118は、不図示のストッパーで止
まり、その後の回転は、摩擦クラッチにより吸収される
ため、そ−タM1の回転角は、必要回転角以上に設定し
ていれはよく、高精度な制御は必要としない。才た、セ
クターギア118の回動に伴ない、排出ローラ124も
、側板123の曲げ部123aがセクターギア118の
切り欠き部118aに押され、排出可能位置にセントさ
れる。
次にステップ816でモータM2を1ウエイクラツチの
駆動方向、即ち、矢印C方向に励磁する。それにより給
紙ローラ120のゴム部120aと記録紙Pとの摩擦力
により記録紙を送り出す。
そして分離爪17e 、 17e’により最上部の一枚
の記録紙が他の記録紙から分離され、紙力イト143 
、146に向って送られる。同時にタイマを動作させる
。この時排出ローラ124も排出とは逆方向に回転駆動
されるが排出ローラ124には紙がない為影響はない。
次にステップ817でタイマが時間T1を計時する前に
スイッチ8W1が記録紙を検出したか否かをチェックす
る。そしてステップ18でたとえば、紙が分離爪から抜
けなかったり尋の事故により、紙がswlまで送られな
い場合、すなわち、タイマーの設定時間T1が経過して
もswlがオンしない場合、ジャムとみなし、表示用L
KD6jを点滅表示し、更にモータM2の回転をやめ、
モータM1を矢印り方向にN1個分パルス駆動し、給紙
ローラ120、排紙四−ラ124を初期の退避位置へ退
避させる。これはジャムの回復時にカセット17の取り
外しを可能とすると共に、ジャムした紙を取り出しゃす
くする為である。
ジャムが発生しない場合ステップ819でタイマを再び
スタートシ、時間T2を計時し、モータM2の回転を止
める。この時間T2は、紙がプラテン101とレジスト
ローラ105との間に均一に喰込み、かつ、紙の軌道修
正(レジスト)に必要なループを得るように設定されて
いる。
そして、このタイマT2は、紙がレジストローラ10!
1の近傍に有ることを検出して計時が開始されるのでル
ープ量が一定であり、その後の紙の送り量は均一であり
、従来方式、例えば半月ローラによる送り量制御等に比
べて優れている。
そしてモータM2の回転を止めたのち、モータM!を紙
送り方向(D方向)にN2パルス(IJ2)Nl)励磁
する。それによってプラテン101トレジストローラ1
o3との接触圧により記録紙はフリクションフィードさ
れる。更に、紙押えバネ102によりプラテン101に
巻きつく。
そして、紙先端がピンチローラ104とプラテン101
の接触面に喰込む。以後、ピンチローラ104とプラテ
ン101との間の接触圧が支配的上なってフリクション
フィードされる。そして、swQが紙の先端を検出する
とパルスモータM1にパルスを送るのをやめ、所定の相
に励磁して、紙を印写位置に保持する。
上記動作と並列に、モータM1のD方向への回転により
、ギア110.摩擦クラッチ115.セクターギア11
8.側板123が、前述とは逆方向に駆動され、不図示
のストッパ一部に当たり、以後、摩擦クラッチにより回
転が吸収される。
結果として給紙は−ラ120.排出ローラ124は、退
避位置に移動し、紙案内部から退避し、以降の紙送りに
何ら影響を及ぼさない。
したがって、プラテン1019紙押エバ、i、102゜
レジストローラ105.ピンチローラ104による正確
なフリクションフィードが行なわれ、印写部107aで
の記録紙の平面性、送り精度妙X保障される。そしてス
テップ82GでN2パルス励磁後でも記録紙がsw2ま
で達しない時は、ジャムとみなし、表示用LKD6jに
表示すると共にモータM1を止めスタンバイルーチンに
戻る。
スイッチ8W2で紙を検知するとステップ821へ進む
。即ち、820が終了した段階で装置は記録可能状態ξ
なる。ステップS21では記録サイズの入力及びテレビ
ジョン信号がNT8 Gであるか、FAI、、SKOA
Mであるかに対応してモータM1により11〜14行分
紙を空送りする。これはプリントの副走査方向(紙送り
方向)をプリント紙の中央に位置させるための頭出しで
ある。
第23図に記録紙P及び各記録画面サイズを示す。P8
LはPAL 、 SECAMのラージサイズの記録画面
サイズ、pssはスモールサイズ、NTL。
NTSは夫々NTl30のラージ、スモールサイズであ
る。スイッチsw2が記録紙Pの先端dPを検出した時
の記録ヘッドの位置hpから送り行数を”1  m ”
2  e ”S  p ”4  としてセットする。
同様にサイズ及び信号に応じてN5 、 N4 。
N7をセットする。N3は主走査方向のドツト数を、又
N4は主走査方向をプリント紙の中央に位置させるため
の数を、そして1(7は後出する紙の終端検出用の数を
示す。次にステップ822で副走査方向のカウンタC!
2.C!3ヲIJセットし、ラインメモリ904にデー
タを転送すると、N5をオンし、DCサーボにより■方
向ヘキャリツジ212を定速走行させる。以上第22図
(a)により説明した。次に第22図に移り、ステップ
823で主走査方向のカウンタC1% IJ上セツトて
ゾーンスリット(以下zS)が黒から白に変わる点、u
l、lちZS224c O) HP Ill :L ツ
’)ヲ検出する。そしてステップs24でSサイズの場
合さらに次のZSの黒→白点すなわち、ZB22Abの
HP側エツジを検出する。続いて825でタイミングス
リット(以下T8)の黒→白点を検出すると主走査カウ
ンタC1をカウントアンプする。そしてB26でこの値
C1がN4より小さいとTSS黒白白点検出繰り返す。
このループでプリント第1点めの位置が定まり、01(
N4−)−N5すなわち、人力とサイズlこ応じた点数
をプリントし終えるまで1点づつプリントする。プリン
トタイミングはT8の黒→白のタイミングである。この
プリントタイミング信号作成には、TS信号のケート開
閉による制御をすることもある。−行プリントし終わる
と、第22図(C)のB点に移り、ステップ827で副
走査方向に主走査方向の点数の4/3倍プリントしたか
どうかをチェックし、プリントし終えているとステップ
82Bで一枚プリント終了で、キャリッジ212をip
に戻して排紙動作し、スタート状態へ戻る。副走査方向
が全行数をプリントし終えていない時は、S29でZS
の白→黒エツジを検出する。小サイズの場合は224b
のHPと反対側のエツジを、大サイズの場合には22a
co)upと反対側のエツジを検出Tる。検出後133
GでキャリッジモータM3の端子をショートさせ停止さ
せる。同時に副走査方向のカウンタC2をカウントアツ
プさせ、モータM1を駆動し1ライン紙送りする。そし
てステップ831で、−行プリントし終わるまでに停止
スイッチ5W6eが押されていたかどうかをここで判断
する。割り込みがあった場合ステップ832で次にプリ
ントスイッチ5W6cを押すと、次ラインのプリント動
作を行ない、又、次に再び停止スイッチ5W(S eが
押されると、排紙動作し、スタンバイ状態となる。ここ
ではプリント中停止スイッチ5W6eを押しても必ず一
行分プリントし終えてから停止する動作をさせている。
次に853で停止スイッチSW6 eが押されていなか
った場合、sw2をセンスし、紙がなければジャムであ
りLBD61を点滅させスタンバイへ行く紙があれば正
常で834でSWlをセンスし、紙があれば次へ、なけ
れは第2の副走査方向のカウンタC3をカウントアツプ
する。C3は紙の後端検出の為のカウンタであり、これ
は1枚プリントの終了直前にはSWIは紙を検出せずに
紙sw2は紙を検出している状態がN7ライン以上続く
と記録紙が存在しない所にインク滴を吐出し、プラテン
を汚すおそれがあるのでジャムと判断する。このような
事態は記録紙が所定長より短い場合や、紙送りピッチが
通常より長い場合である。異常の場合、同様にII!:
D61を点滅させてスタンバイへ戻る。8W1 、 S
W2が正常の場合、再び835でSチェックルーチンの
h作り、、83(5でラインメモリ904にデータを転
送する。次にS′57でキャリッジモータを前回と反対
方向に回転する。そして838で大サイズの場合はキャ
リッジ212に固定されているエンコーダセンサ226
は停止位置は必ずZS224cの外側であるためそのま
まフローチャート0点へ行く。小サイズの場合ZSが黒
であればエンコーダセンサ226の停止位置が2822
Acの外に位置しているためそのままの点へ、又、停止
位置でZSが白であればZS224c内に停止している
ため、フローチャート0点へ進む。この制御が誤動作し
ないようにZSの224bと2240との間の黒部はキ
ャリッジ211の停止距離に比べ十分小さくしである。
0点からは順次繰り返し動作で1枚プリントアウトする
。そしてステップ827で02>N5X4/3で副走査
方向のカウンタが終了を検出するとキャリッジ211を
HPに戻して排紙動作に入る。
〈排紙ルーチン(第21図)〉 ステラ7’ 841でパルスモータM1を矢印り方向に
N12個パルス励磁して、記録紙を送り、ピンチローラ
104から紙を抜き、S42で紙検出スイッチsw2が
オフ(紙魚)となるとB10で更にN13パルス駆動し
たのち、励磁をやめる。伺、N12パルス励磁後でも1
lIW2オフとならない時はジャムとみなし、表示用L
KD6 jを点滅表示後、紙送りを止める。そして84
4でパルスモータM1を矢印り方向と逆方向にN1個パ
ルス励磁し、給・排出ローラ12G 、 124を退避
位置から給紙時と同様に紙送り可能位置にセットする。
次に、S45でモータM2を矢印Cとは逆方向に回転駆
動し、それにより排出ローラ124を矢印B方向に回転
させ、紙を排出する。この回転力は、給紙ローラ120
の一方向クラッチに対しては、逆方向tなるため、紙カ
セツト17内の紙には何ら影響を及ぼさない。排出終了
後すなわち、S46で紙検出スイッチswtoで紙魚検
出後、モータM2を止める。
次に、S47でパルスモータM1を矢印り方向にN1個
パルス励磁して、給紙ローラ120゜排出ローラ124
を紙送り可能位置から退避させる。これにより、紙カセ
ット17を取り出す時でも、紙カセット17は、各ロー
ラに引っ掛ることなくスムーズに抜ける。
以上で排紙動作が完了する。
〈電源オフ割り込みルーチン(第18図)〉電源スィッ
チ6aによる電源オフは常時割り込みにより監視されて
おり、オフすると、ホームルーチン(第20図)が行な
われたのち、全てのアクチュエータをオフしてスタート
ルーチンに戻る。
〈ホームルーチン(第20図)〉 モータM3を時間T3だけ動作させてキャリッジ212
をホームポジションHPへ戻す。そして時間73以内に
スイッチ8W9でHPが検出されない場合、異常表示し
たのち、スタートルーチンに戻る。又、検出された時は
そのままスタートルーチンに戻る。
〈まとめ〉 以上の如くして、主走査方向のみならず副走査方向のセ
ンタリングも可能になる。
本実施例では記録ヘッドよりも下流側に記録紙の先端検
出スイッチsw2を設けたが、記録ヘッドの位置或は上
流側に設けても良い。
又、NTBCとPAL 、 BECAMを例に説明した
が、それ以外のビデオ信号を用いても良い。
又、各ビデオ信号のサイズとしてラージ・スモールの2
棟を示したが3種以上の異なる画面サイズの画像を形成
しても良い。
く効果〉 以上の如く本発明に依れば、同一のハード構成で担々の
サイズの画像をNr定サイズの記録媒体の則走査、方向
における大略中心位置に形成することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例のインクジェット記録装置を前から見
た斜視図、第2図は第1図の装置を後ろから見た斜視図
、第3図は第1図の装置の前カバー4及びスタッカ5を
取り外した状態の斜視図、第4図は第3図を正面(操作
面)側から見た図、第5図は第1図のx −x’線の断
面図、第6図は第1図のY −Y’線の断面図、第7図
は第1図の上カバーを取り外した上面図、第8図はプラ
テン101廻りの第1の斜視図、第9図はプラテン10
1廻りの第2の斜視図、第10図はインクジェットヘッ
ドユニット211の断面図、第11図はインクカートリ
ッジの第7図X−X’線の断面図、第12図はインクカ
ートリッジの第7図Y−τ線の断面図、第13図はイン
クカートリッジの取り外し機構を示す図、第14図はキ
ャリッジ機構の斜視図、第15図はエンコーダ部の詳細
な斜視図、第16図は装置の全制御ブロック図、第17
図〜第21図及び第22図(a) e (b) p (
c)は中央処理装Wi911内に格納されているプログ
ラムを示す図、M2S図は記録紙中上の各画像サイズを
示す図である。 図において101は搬送手段としてのプラテンローラ、
102は紙押えばね、103はレジストローラ、104
はピンチローラ、120は給紙ローラ、124は排出ロ
ーラ、Mlはパルスモータ、M2はモータを夫々示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 所定サイズの記録媒体を記録ヘッドに対して相対的に移
    動させながら画像記録を行う画像記録装置において、記
    録媒体を記録位置に自動給送する給送手段、記録媒体の
    副走査方向における記録ヘッドの位置を検出する検出手
    段と、前記検出手段の検出出力と記録画面の大きさとに
    より記録位置を制御する制御手段とを設け、前記制御手
    段は記録画面の副走査方向の中心位置を記録媒体の副走
    査方向の中心位置と大略一致させたことを特徴とする画
    像記録装置。
JP60197445A 1985-09-05 1985-09-05 画像記録装置 Expired - Fee Related JPH0746824B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0570062U (ja) * 1991-05-07 1993-09-21 ティーティーティー株式会社 ファクシミリ装置の読取りヘッド又は記録ヘッドの加圧保持装置

Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5974774A (ja) * 1982-10-21 1984-04-27 Canon Inc 像処理装置

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