JPS6268774A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPS6268774A
JPS6268774A JP20931285A JP20931285A JPS6268774A JP S6268774 A JPS6268774 A JP S6268774A JP 20931285 A JP20931285 A JP 20931285A JP 20931285 A JP20931285 A JP 20931285A JP S6268774 A JPS6268774 A JP S6268774A
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paper
recording
motor
platen
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JP20931285A
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English (en)
Inventor
Nobutaka Watanabe
渡辺 宜孝
Toshiharu Mamiya
間宮 俊晴
Tadashi Ishikawa
忠 石川
Takashi Endo
孝 遠藤
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、所定長さの記録紙上に文字や画像等の情報の
記録を行う記録装置に関し、特に記録ずみ用紙を排t口
する排紙機構の改良に関する。
[従来の技術] 従来から各種記録装置の紙送り系においては、給紙ロー
ラにより紙カセットから記録紙を一枚づつ取出して、記
録手段の記録位置へ導き、記録終了後には排出ローラに
より記録紙を排紙トレー上に排出するという一連の紙送
りの動作の自動化が行われている。
このような紙送り系の自動化には、給紙ローラや排出ロ
ーラ等の紙送り手段を回転駆動させる駆動源が必要であ
る。さらに、各ローラを動作位置と退避位置との間で切
換えるための駆動源も必要となる。
[発明が解決しようとする問題点] このように、紙送りの自動化のために装置が複雑化、大
型化し、ひいては信頼性にも問題が出てくるという問題
点があった。
そこで、このような従来の問題点を解決する自動紙送り
機構が本出願人によりすでに提案されている(特願昭5
9−84956号)。この提案の一実施例として開示さ
れている装置は、記録時の記録紙の搬送を司さどる搬送
機構の駆amによって給紙ローラおよび排出ローラを紙
送り位置と待機位置との間で移動させ、また、両ローラ
の回転はその搬送機構とは別個の駆動源によ番1行って
、給紙および排紙な行わせるというものである。
本発明は、端的にはこの先の提案の改良に係るもので、
紙送り系をより簡素な構成にし、特に排紙時間を大幅に
短縮17て高速化に適するようにした記録装置を提供す
ることをll的とする。
E問題点を解決するための手段1 木[1的を達成するため、本発明は所定の長さの記録紙
を給送する給紙手段と、給紙−手段により給送された記
録紙を記録手段で記録中に搬送する搬送手段と、記録手
段による記録後、記録紙を所定の排出位lに排出するJ
JIII−f一段とを有する記録装置において、給紙手
段と排出手段を駆動する共通の駆動源と、駆動源により
排出手段を紙搬送位置と退避位置との間で移動させる移
動制御手段とをJt@したことを特徴とする。
[作 川1 本発明では、給紙手段により記録紙を記録手段に給送す
る。記録手段で記録中の記録紙を搬送手段で搬送する。
記録終了後、記録紙を排出手段により排出位置に排出す
る。L述の給紙手段と排出手段とを共通の駆動源で駆動
する。その際、移動制御手段により駆動源を制御して排
出手段を紙搬送位置と退避位置との間で移動させる。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
第1図(A)、(B)は本発明実施例の主要部である紙
送り機構の構成を示し、第2図はその紙送り機構を内蔵
したインクジェット記録装置の全体の外観を示す。
A、装置外装 第2図においては、lは]―側カバーであり、アクリル
などの透光性部材で形成1.た窓板1aを通じて、プリ
ント状態が観察できるようになっている。2は下側カバ
ー、3は底部カバー、4は装置本体に開閉自在に取付け
られた前カバー、5は装置本体に着脱可能に取付けられ
たスタッカである。プリントを終了した記録紙がスタッ
カ5に自動排出される。6はプリンタ操作パネル、7は
ステーカバー、8はスター2力5を取はずすときに押す
スタッカつまみである。なお、不図示の背面には、電源
コード10 (第4図)および入カソースバネルを有す
る。
B、操作パネル等 第3図は、第2図の装置の前側面を詳細に示す、まず、
操作パネル6を説明すると、6aは電源スィッチ、6b
は電源スィッチ6dの表示用発光ダイオード(以下、L
Erlと称する)、6cはプリント開始スイッチ、8d
はプリント表示用1.En 、 Beは停止I−スイッ
チ、6fは停■(−表示用LED、8g1j画サイズの
切換えをするスイッチである。スイッチ6gにより、例
えば大(L)と小(S)の2つのプリントサイズの選択
ができる。fib 1 、8h2はプリントサイズの表
示をするLEDで、8blは大サイズ(L)を選択して
いることを示し、8h2は小サイズ(S)を選択してい
ることを示す。81は紙詰りゃ紙無し等の紙のトラブル
を表示するLED、6jはインクカートリッジが装着さ
れていないことを表示するLED、Elka〜8kdは
インク残量を表示するLEDである。
また、12はインクカートリー2ジであり、インク供給
側を奥にして差し込む。13はインクカートリッジ12
を取りはずすときに用いるインクカートリッジ解除つま
みである。14はローラ解除つまみであり、後述のレジ
ストローラ103およびピンチローラ+04がプラテン
ローラ(以下、プラテンと称する)101(第1図)に
圧接するのを解除するつまみである。15はローラのリ
セットボタン、16はインク残量カウンタのリセットボ
タン、17は給紙カセットである。18は給紙カセット
!7を取り外すときに用いる給紙カセット解除つまみで
ある。19は人力のl、I+換・画質調整等を行うスイ
ッチ、ポリ−J・類である。
第4図は、第2図の装置において1−側カバー1を取り
外した状!!lを示す。ここで、2oは装置のペース(
ポデー)を形成する1′地板、+00はプラテンを中心
とした後述の給排紙系、151,152はその給排紙系
の側板、200は記録ヘッド系、21fiはキャリッジ
側板、400はポンプユニット、419はポンプ、60
0は電源ユニットである。
C0検出センサ類 第5図は第2図の装置の内部構成を示す。ここで、SW
Iは給紙カセット17内から給送された記録紙Pの有無
を検出して、給紙モータ(第1図の符号M2)への制御
信号を出力する紙検出センサ(以ド、紙センサと称する
)である。SW2は1紙ガイ1’+441−の記録紙P
の有無を検出して、紙送りモータ(第1図の符号順)の
制御信号を出力する紙センサである。SW3は給紙カセ
ット17^内の紙の有無を検出する紙残1.1−1!ン
9である。紙センサSWI 、SW2 、SW3は反射
りlX、学センサ、またはマイクロスイッチ等を用いる
SW4は給紙カセット17が装着されているか否かを検
出する紙カセツトセンサ、SW5はインクカートリッジ
12が装着されているか否かを検出するインクカートリ
ッジセンサ、SW8はスター2力5が装着されているか
否かを検出するスタッカセンサである。swtoは排紙
[1での紙の有無を検出する紙センサである。
その他に、レジストローラ103とピンチローラ104
とがプラテン+01に圧接されているか否かを検出する
ピンチローラセンサSW? 、および記録ヘット2+1
(第7図参照)がホームポジションにあるか否かを検出
するホームポジションセン^9(第6図参照)がある。
90紙送り機構 次に、第1図(A)、(B)および第5図を参照して、
紙送り機構を詳細に説明する。
第1図(A)、(B)で、101は各送り用のプラテン
であり、側板151,152(第4図)に不図示の軸受
を介して、回動可能に支持されている。本実施例では3
1%等の弾性体(軸は金属)で構成したが、この限りで
はない、102は紙押えばねであり、キャリッジ側板2
16(第4図)に片側固定されると共に、曲面部分以下
(R部分) l02a、102a ’ がプラテン+0
1に適Iffな接触圧で接触し、かつ記録紙がピンチロ
ーラ104とプラテン101 とのニップ部にたるみが
なくスムーズに食込むようにピンチローフ104(7)
近傍まで、ガイド部+02h、 l02b′ffiガイ
ドしている。ガイド部102b、+07b ’ はプラ
テン101 とは接触していないが、その隙間はわずか
であるため、紙押えばね102ノR部分102aj02
a ′からピンチローラ104とプラテン101との接
合部までの間では記録紙にたるみがなく、かつ、プラテ
ン101 と記録紙とが−・体ですべることなく回動す
ることができる。
103はレジストローラであり、紙ガイド43(第5図
)に回IjlIl1丁能に支持されると」(に、スリー
ブ107.108および107′108′ を介して、
ばね1o5゜105′ によりプラテン101と接触圧
f1により接触している。本実施例では、プラテンlo
l とピンチローラ103 との接触部が記録紙幅全面
にわたるようにしである。これは、カール等の変形した
記録紙でもこの接触部に突き当てて先端整合した時に、
しわや折れ等が起らないようにするためのものである。
また、1−述のピンチローラ104は、透光性紙ガイド
144(第5図)に回動可能に支持されると共に、スリ
ーブIO9,108および109’ 、10B’ を介
してばね106,10B ’ によりプラテンlO1と
接触圧f2により接触している。ピンチローラ104と
プラテン+01 との接触部は、上述の紙押えばね10
2のガイド部102b、102b ’の近傍のみ、すな
わち記録紙Pの両端部分位置になるように配設している
。これは紙押えばね102(第5図)がプリント?〆I
’i’11位置で切欠かれているので紙の中央部はプラ
テン101から浮き上がりながら送られてしまう。すな
わち、ピンチローラ104をレジストローラ103のよ
うに記録紙幅全面にわたって接触するようにすると、今
度は逆にしわ等ができてしまうことになる。
このプラテン101 、紙押えばね102 、  レジ
ス)0−7103およびピンチローラ104により記録
紙の送り精度、プリント部での11面性等が確保される
。すなわち、プラテン101とレジストローラ103と
により先端整合された記録紙先端は、プラテン101の
回動によりプラテン101と紙ガイド143の間に入り
、さらにプラテン101と紙押えばね102 との8部
分102a、102’ ヘと送られる。
ここまではプラテン101への記録紙の巻付き角も少な
く、かつ、プラテン101と紙ガイド143との間に適
度な隙間もあり、また、プラテン101とレジストロー
ラ103とにより記録紙を押し込んでゆこうとするので
、プラテン+01と記録紙がすべることなく送れるとい
う保証がとれないものであるが、一方その先の紙押えば
ね102の8部分102a、102a ’ からガイド
部+026.l02b ’ 、  ピンチローラ104
まではプラテン+01 と記録紙とが密着して送り込ま
れる。
以後はプラテン+01とピンチローラ104とで、記録
紙を巻き1−ばてゆくので、プリント位置である8部分
102a、102a ′からブラテ7101とピンチロ
ーラ104 との区間では記録紙が密着し、またそのプ
ラテン101上で記録紙の巻付き角も大きくなるので、
記録紙とプラテン+01とがブリト位置ですべることな
く、一体で送られ、かつ、プリント位置での平面性が十
分に得られる。ここで、もしも平面性が得られない場合
には、後述の記録ヘッドに記録紙が接したり、記録ヘッ
ドと記録紙の距離のばらつきによって記録ヘッドから吐
出されたインク滴の主走査方向の着弾点の位置が目標と
する位置からずれてしまい、画像品質が著しく劣化する
。また、副走査方向のプラテン101の送り精度に対し
て、プラテン101と記録紙との間にすべり等があれば
やはり副走査方向の目標着弾点位置からずれてしまうこ
とになるが、本実施例によればこれらの不都合は生じな
い。
また、モータ旧等の振動によるプラテン101の不安定
性が、ばね105,105 ’および108,108 
’の圧力により、除去される。すなわち、このばね圧力
が駆動側から見て、プラテン101の適度な負荷となる
ので、プラテン送り機構の歯車のバックラッシ等の遊び
があっても、プラテンがふらついたりすることがなくな
り、位置決め機能を十分に果すことになる。
ここで、スリーブ107,107 ’ 、108,10
8’ 、+09、!09′ を介してばね105.+0
5 ’およびl0ff、106 ’を掛けたのは、プラ
テン101の回動によるばね105、+05 ’  、
108,108’のねじれやこじれ等を無くし、プラテ
ン+01の滑らかな回転を得るためである。これらのス
リーブの材質としては、プラスチック等の低摩擦材ネ1
がqJま1.い。
また、1−述のレジストローラ103とプラテン101
との接触圧f1とピンチローラ104とプラテン101
 との接触圧f2の関係は、f、 <f2      
・・・(1)を満たすように設定することが紙送り精度
および安定性の面からψま1.<、本実施例では、プラ
テン101をゴム等の弾性体で形成し、レジストローラ
103およびピンチローラ104を金属で形成している
ので、ばね105.+05 ’ とl0BjOEl ’
のばね圧を変えることにより(1)式を満足するように
した。
しかし、この接触圧の調整の目的は、プラテン101 
とピンチローラ104とで紙送りの主駆動となすことに
あるので、ピンチローラ104とレジストローラ103
 との材質を変え、ピンチローラ104の方の摩擦係数
をレジストローラ103の摩擦係数よりも大きくするよ
うに構成してもよい。
また、ピンチローラ104がないと、プリント中の紙の
先端が例えばスタッカ5の中に入ってきて、その状態で
、プリント紙の先端を引いたり、押したりするとプリン
ト中の紙の位置精度に影響を与えるが、プラテンlot
とピンチローラ104との間に、大きな荷重のばね10
5,105 ’ 、108,108’が懸架されて、1
已駆動をとっているので、プリント中での外部からの作
用によるプリント精度への影響も受けにくくなる。
E1紙送り駆動機構 ■ 次に給紙部の駆動機構について説明する。
第1図(A)、(B)において、110,114はギア
であリ、パルスモータM1の回転をプラテン101に伝
達スル、ギア1tは、パルスモータ旧の送り角等により
決定される。これらのギアは110,114側板151
(第4図)に固着された各々の軸のまわりに回転可能に
支持される。
!15は、公知の摩擦クラッチであり、ギア115a、
115bおよび不図示のばね等により構成される。また
、ギア+ 15aは、不図示のギアを介してモータMl
と連続きれており、また、ギア115bは、ギア116
を介して、セクターギア+18のギア部118bとかみ
合う0両ギヤー1+5 aおよびl 15bは回転可能
支持される。
切欠き部118aを有するセクターギア118は、側板
151  )−にギア129と共に同軸112に回動可
能に支持される。ギア+29は、側板151に回転可能
に支持され、ギア125を介してモータ鼾と連結されて
いる。
給紙ローラ120の軸120bはセクターギア118お
よびこれに対向する側板13Bに回転可能に支持され、
セクターギア118の回動により1−下に揺動する。
121は給紙ローラ軸120bに連結されたギアであり
、不図示のギアを介してギア129に連結される。した
がって、給紙ローラ120はギア125,129゜12
1によりモータM2の(矢印C方向の)回転で矢印A方
向に回転駆動される。また、セクターギア118が回転
しても、セクターギア118は、ギア+28と同軸回転
であるので、ギア129と121の連結に問題は生じな
い。
給紙ローラ120は、上述のように金属軸120bと、
それに固設されたゴム等の弾性ローラ120aからなり
、セクターギア+18と、その対向部の側板136とに
より支持される。従って、パルスモータM1の回転によ
りセクターギア118を介して給紙ローラ部120aの
位置が上下に揺動して移動すると共に、モータ肝の回転
によりローラ120が回転する。この2つの動作は独立
に制御される。
■ 次に、排紙部の駆動機構について説明する。
排紙部は、側板123と、この側板!23に対向する側
板137、ギア134,135および排出ローラ124
aから構成される。プリント済の記録紙をスタッカ(排
紙トレイ)5内へ排出する排出ローラ部124は、金属
軸124bと、この軸に固設された一対の弾性ローラ(
排出ローラ) +24aとからなり、側板123に対し
摩擦板124Cを介して、適度なフリクション(摩擦力
)をtj−えられ、この側板123およびこれに対向す
る側板137に回転可能に支持される。なお、摩擦板1
24cは軸124b l−に固定され、ばね124dに
より側板123に押し付けられる。 124eは抜け1
1−め部材である。この場合のフリクションは後述の如
くモータM2によってローラ124a 、側板123.
137等の部材を揺動させうるだけのトルクである。
1−述のギア134は側板151(第4図)に回転可能
に支持されると共に、不図示のギアを介してギア129
 と連続され、更にギア128を介してモータ112と
連結されている。さらに、ギア134は排1110−ラ
軸124bi、”固設yれたギア135と噛み合う、ず
なわぢ、千−タM2の回転がギア125,1213.1
34およびギア135を介して排出ローラ124aに伝
達される。
また、125等のギアの段数を調整することにより、排
出ローラ124aを給紙ローラ120と逆回転させるよ
うに構成する。
以l−の構成において、モータMlを■(−め、モータ
1112を矢印Cと逆方向に回転駆動すると、ギア13
4がモータM2と同一方向に回転する。しかしながら、
ギア135は上述の摩擦板124cおよびばね124d
方向に揺動(変位)する。そして、排出ローラ124a
が対排出ローラ145に当接して揺動を阻止させされる
と、上述のフリクションに打ち勝ってギア135が回転
し、これにより排出ローラ124aは矢印X方向に回転
してローラ124aとローラ145との間にある紙をス
タッカ(トレイ)5に排出する。
次に、モータM2を矢印C方向に駆動すると、上述の動
作と逆の動作を行い、排出ローラ軸124bは矢印Xと
逆方向に揺動して、紙案内部位置から退避し、初期位置
(退避位H)に復帰する。この動作中、給紙ローラ12
0も回転するが、モータ旧が回転しておらず、紙送り位
置から退避しているので問題はない。
■ 次に、紙の流れについて簡単に述べる。
第5図は紙カセット17とインクカートリッジ12が正
面側から装着された状態であり、紙送りはこれらの装着
方向と略直角方向になされる。すなわち、給紙ローラ1
20の回転力により最上面の紙が一枚分離され1紙ガイ
ド143,14eaの間に搬送され、プラテン+01と
レジストローラ103との接触部につき当り、さらに送
られて給紙ローラ120とレジストローラ103との間
でループを作る。
後述のタイミングによりプラテン101が回動して、押
えばね102でプラテン101に記録紙を密着搬送させ
、その後、プラテンlotとピンチローラ104 とで
紙を挟持して搬送する。
プラテン+01はステップ送りしながらプリント動作を
し、紙はプリントを完了すると紙ガイド144.148
の間を通って排紙ローラ対124,145によりスタッ
カ51−にプリント面を上面にして排出される。
F、キャリッジ走査機構 第6図は第4図および第5図の記録へ一7ドおよびイン
ク供給系の要部構成例を示す、ここで、211はヘッド
ユニットであり、キャリッジ212−トに固定されてい
る。213はヒータであり、ヘッドユニッ) 211 
とキャリッジ212との間に配設され、不図示の測温抵
抗体によりインクが所定の温度になるように制御されて
いる。
218.218 ’ はガイド軸214,215を支持
するキャリッジ側板であり、軸の一端(21ft’側)
は切欠溝216aにより支持されている。217,21
8は油溜部材であり、例えば、プリント前、プリント後
等にキャリッジ212が接触し、軸受部212aに給油
をする。219はモータM3に取付けられたビニオンで
、ベルトプーリ220の歯車部220aと噛み合ってい
る。ベルトプーリ220はキャリッジ側板21B上に固
定された軸に回動可能に支持され、モータM3によりタ
イミングベルト221を駆動している。タイミングベル
ト221はその一部がキャリッジ212の板面に固定さ
れており、ベルト221が移動することによりキャリッ
ジ212が走査する。222はアイドルプーリであり、
スライド板223に固着された軸に回動可能に支持ξれ
る。スライド板223はタイミングベルト221に適度
に張力をグーえた状態でキャリッジ側板216に固定さ
れている。
224はリニアエンコーダのスリット板であり、キャリ
ッジ側板218,218 ’のスリ−2ト受部2113
c。
218dの間でガイド軸214に略平行に張られている
。また、スリット板224の両端部には穴が設けられて
おり、一方の穴はキャリー7ジ側板21Bの突起部21
6Cと、他方の穴は引張部材225の引掛は部225a
と係合している。引張部材225はガイド軸215にス
ライド可能に支持されており、不図示のばねがスリット
224に適度な張力を与えている。
226はリニアエンコーダの発光O受光ユニットであり
、発光素子、受光スリットおよび受光素子とを有する。
インクカートリッジ12はキャリッジ側板216のF側
に配設され、インク供給チューブ307のインクカート
リッジ側固定端はヘッドユニット211の走査範囲の略
中央に位置しており、供給チューブ307の長さを必要
最小限にしている。またキャリッジ地板12のインクカ
ートリッジのない下側空間にはインクチューブ307と
不図示のフレキシブルプリント配線ケーブルの移動する
空間が設けである。
本実施例ではモータM3にDCモータを用い、ヘットユ
ニット211の往復動はリニアエンコーダの出力により
DCサーボ制御が行われているので、キャリッジ212
は等速で往復動する。
G、キャリッジ走査の動作 第6図でヘッドユニット211がポンプユニット419
に対向する位置がヘッドユニット211のホーム・ポジ
ションであり、通常プリント動作終了後、および電源ス
ィッチ6aをオフにした時等にヘッドユニット211は
、ホームポジションに待機するようにしている。この時
、キャリッジ212の軸受部212aは油溜部材218
に接触している。プリント開始信号によりモータM3が
起動し、ヘッドユニット211は矢印■方向へ移動し、
キャリッジ212のもラ一方の軸受部212aが油溜部
材217に接触し、給油後反転し、矢印J方向に移動す
る。
給油後反転して矢印J方向に移動中のヘッドユニット2
11 に固定されたエンコーダの発光・受光ユニット2
2Bにより、スリット板224のゾーンスリットが検出
されると反転し、再び矢印■方向に主走査が開始される
。この■方向の主走査開始後、画像データの有無を確認
17、データが有となると、所定の位置からプリントを
開始する。以後、画像データに基づいてインクを吐出さ
せてゆき、所定の画像をプリントする。さらにヘッド2
11は■方向に走査し、ゾーンスリットの側板218側
のエツジを検出後、モータM3を停止1−させる。さら
に画像データの有無を確認し、データが有るとモータM
3は反転し今度は矢印J方向に走査し、前記と同様のプ
リントを以下繰返す、また、矢印1方向から矢印J方向
に反転している間に、プラテン101はパルスモータ旧
の駆動により所定部ステップ送りされて、−ライン相当
、副走査を行う。
−1−述の主走査、副走査を繰返し、所定のプリントが
終了すると、ヘッド211はホームポジションに戻り、
先に述べた排紙動作によりプリント紙をスタッカ5に排
紙し、所定の動作を完了する。
H1制御回路 第7図は、第1図〜第6図に示す本実施例のインクジェ
ット記録装置の制御回路の構成を示す。
なお、この制御回路の構成部品の大部分は、第5図の主
地板20の下側に配置されたプリント基板35および3
6上に絹伺けられている。
第7図において、901は入力信号群であり、RGB信
号、NTSC信号、PAL信号、SECAM信号および
パソコン等からの外部データ信号を含む。802は入力
信号処理回路であり、NTSC、PAL 、SFCAM
の各TV信号をR,G、B三色信号に変換する。803
はA/D(アナログ/デジタル)変換器、804は数ラ
イン分のデータを記憶するラインメモリ、905はラー
ジサイズの場合に実行される補間回路である。906は
画像処理回路であり、マスキング処理、下地除去処理等
が実行される。807はD/A変換器、908はヘッド
ドライバ、909はヘッドノズルに設けたピエゾ(不図
示)に対応するインクジェットヘッドである。
910は−に述の電源スィッチ6a、プリント基板ッチ
8C1停止1−スイッチ6e、ポンプスイッチ等の入力
スイッチ群である。911は中央処理装置(以下、CP
Uと称する)であり、全システムを制御するための第8
図以降に示すプログラム(制御手段)を不図示のROM
内に格納している。
813はポンプ系センサ、817はインク温度センサ、
918はヒーター213の温度を制御するヒータ制御回
路、920はエンコーダセンサ、921はギヤリッジモ
ータM3のドライバ、823はモータ旧のドライバ、9
25はモータM2のドライバ、927は表示器群828
を駆動する表示ドライバである。表示器群928は−」
−述の表示用LED8b、Eld、Elf、flh、6
i、8j 。
71gが含まれる。そしてCPUl311  には他に
上述の検出センサSWI〜S%15 、SW7〜S匈1
0が接続されている。
■、制御動作 以下、第8図〜第10図のフローチャートを参照して、
本発明実施例の制御動作を説明する。
■ スタート、スタンバイルーチン まず、第8図の初期スタンバイルーチンについて説明す
る。不図示の主電源が入っている状態で。
CPU!311  はユーザー(操作者)が電源スィッ
チ6aを押したか否かっを常時検出している(Sl)。
電源スィッチ6aが押されたことを検出すると、LEr
18bを点滅しくS2)、プリントサイズはSサイズを
自動的に選択し、1lh2を点灯させる(S3)。紙糸
センサSW3 、SW4 、SW7 、S冒8により、
スタッカ、紙カセット、紙残量、ピンチローラのプラテ
ンへの圧着を検出し、全て正しい状態であればそのまま
次へ、どれか一つが異常の場合はLEロ61を点滅し、
CPU内部のレジスタに紙糸センサ異常のフラグを立て
て、次へ進む(S4)。同様に、センサSW5でインク
カートリッジ品を検出する。正しくセラi・されていな
ければLED8jを点滅させ、カートリッジ異常のフラ
グを立てて次へ進む(S5)、ステップS8ではインク
の温度をセンサ917で検出し、一定温度より低い時は
LED8bを点滅し続ける。
なお、スイッチ6aが押されるとインク温度が所定値以
下の場合、ヒータ制御回路918をイネーブルとする(
S7)。インク温度が所定値に達すると先の異常フラグ
を検出し、異常であればLE[]S8または6文を点滅
させたままLED6bを点滅し続け、そのフラグがなく
なるまでこの状態を続ける(S8)。
そして、そのフラグがなくなり、インク温度も一定値に
達すると、8i、8jを夫々消灯し、LE[]Elbを
点灯に切り変える(S8)。
次に、紙センサSWI、SW2,5WIOにより紙が紙
カセット、スタッカ以外の場所に残っているか否か確認
する。紙が残っていた場合は、LED8iを点滅させな
がら後述の排紙動作をし、また紙が残っていなかった場
合は、キャリッジ212がホームポジション(以下、H
Pと称する)にない場合にHPへ戻す動作をする(SI
O)、原則として、このとき紙はスタッカ5と給紙カセ
ット17だけにあり、キャリッジはHPにいるはずであ
るが、上述のステップSIOの動作は前回使用時に、プ
リント中に主電源を切った、コンセントをぬいた、停電
になった等の異常を想定した復帰動作である。これまで
のステップ5t−9IOの中では割り込みによるパワー
スイッチ6aを押して電源を切る以外の入力スイッチは
受は付けない。
次に、スタンバイ状態(Sil)となり、サイズ切り変
えスイッチ6gを受は付け、プリント開始スイッチ8C
、ポンプ動作スイッチも受は付ける。プリントスイッチ
6Cを押すと、後述のプリント動作ルーチン(第9図)
に入る。この間、ポンプスイッチ、サイズ切り変えスイ
ッチ8gは受は付けない。また、ポンプ動作スイッチを
押すとポンプ動作し、この間プリント開始スイッチ6C
、サイズ切り変えスイッチ6gは受は付けない。これら
の動作後は、再びスタンバイルーチンに戻り、スタンバ
イ状態となる。
■ プリント動作ルーチン 次に、第9図(A)〜(C)のフローチャートを参照し
て、プリント動作を詳細に説明する。なお、プリント中
ば停止スイッチ6eを受は付ける。プリントスイッチ6
Cが押されると(第8図の5it)、LED8dを点灯
し、紙センサSWI 、SW2,5WIOにより紙の有
無を検出し、どれかが紙ありを検出すると、LEDft
i を点滅しながら後述の排紙ルーチン(第10図)に
移り、紙排出動作をする(S12)。
次に、インク温度を確認して、一定温度より低い時はL
ED8bを点滅に変え、設定温度になるのを待つ(S1
3)。このステップ以後は万一プリント中インク温度が
設定温度以下になっても、一枚プリントアウトする。
次に、センサのチェック動作(Sチェックルーチン)を
行う。これは、まずTV信号に含まれる同期信号をチェ
ックし、もしなければLED8dを点滅させ、同期信号
が来るまで待つ。また、停止スイッチ6eによる割り込
みでスタンバイにもどる。同期信号が正常にきている場
合は、紙糸センサSW3 、4 。
7.8、カートリッジセンサSW5をチェックし、異常
であればそれぞれLED8 i 、 LED6 jを点
滅させて、スタンバイへ、正常であれば次のステップS
15へ進む(S14)。
ステップS15ではモータM1を一〇方向(第1図の矢
印りと逆方向)にN1個パルス回転させる。この動作を
第1図を用いて説明する。モータM1の一〇方向の回転
により、ギア110.摩擦クラッチ115.ギアl16
.セクターギア118を駆動し、給紙ローラ120を、
紙カセツト17内の紙に接触させて、給紙可能位置に移
動させる。この時セクターギア118は、不図示のスト
ー/パーでII−まり、その後の回転は、摩擦クラッチ
により啜収されるため、モータM1の回転角は、必要回
転角以上に設定していればよく、高精度な制御は必要と
しない。
次にステップ81Bにおいて、モータM2を第1図の矢
印C方向に駆動する。それにより、給紙ローラ120が
回転し、給紙ローラ120のゴム部120aと記録紙P
との摩擦力により記録紙を送り出す。続いて、分離爪1
7e、17s ’ により最上部の一枚の記録紙が他の
記録紙から分離され、紙ガイド143゜146に向って
送られ、同時にタイマを動作させる。
次に、ステップS17において、タイマが時間Tlを計
時する前に紙センサSWIが記録紙を検出したか否かを
チェックする。たとえば、紙が分離爪から抜けなかった
り等の事故により、紙が紙センサS讐lまで送られない
場合、すなわち、タイマーの設定時間TIが経過しても
センサSWIがオン(ON) Lない場合にはジャム(
紙詰り)とみなし、ステップ318で表示用LED8j
を点滅表示し、更にモータM2の回転をやめ、モータ旧
を矢印り方向にN1個分パルス駆動し、給紙ローラ12
0、排紙ローラ124を初期の退避位置へ退避させ、ス
タンバイルーチンに戻る。これはジャムの回復時にカセ
ット17の取り外しを可能とすると共に、ジャムした紙
を取り出しやすくするためである。
ジャムが発生しない場合はステップS19においてタイ
マを再びスタートし、時間T2を計時し、モータM2 
 の回転を止める。この時間T2は、紙がプラテン10
1 とレジストローラ103との間に均一に食込み、か
つ、紙の軌道修正(レジスト)に必要なループを得るよ
うに設定されている。このタイマT2は、紙がレジスト
ローラ103の近傍に有ることを検出して計時が開始さ
れるのでループ量が一定となり、その後の紙の送り量は
均一となる。
モータM2の回転を止めたのち、モータ旧を紙送り方向
(D方向)にN2パルス(N2>Nl)励磁する。
それによって、プラテン101 とレジストローラ10
3との接触圧により記録紙はフリクションフィード(摩
擦送り)される。更に、記録紙は紙抑えバネ102によ
りプラテン101に巻きつき、紙先端がピンチローラ1
04 とプラテン101の接触面に食込む、以後、ピン
チローラ104とプラテン101 との間の接触圧が支
配的となってフリクシ目ンフィードされる。
次いで、紙センサSW2が紙の先端を検出すると、パル
スモータ旧にパルスを送るのをやめ、所定の相に励磁し
て、紙をプリント位置に保持する(S20)。
また、上述の動作と並列に、モータMlのD方向への回
転により、ギア110.摩擦クラッチ115.セクター
ギヤ118.側板123が、上述とは逆方向に駆動され
て、不図示のストッパ部に当たり、以後、摩擦クラッチ
115により回転が吸収される。その結果として、給紙
ローラ120は、退避位置に移動して紙案内部位置から
退避し、以降の紙送りに何ら影響を及ぼさない。
したがって、プラテン101、紙押えバネ102、レジ
ストローラ103 、 ピンチローラ104による正確
なフリクションフィードが行われ、プリント部101a
での記録紙の平面性、送り精度が保障される。また、ス
テップS20においてN2パルス励磁後でも記録紙が紙
センサSW2まで到達しない時は、ジャムとみなし、表
示用LED6jに表示すると共にモータM1と止めスタ
ンバイルーチンに戻る。
紙センサSW2で紙を検知すると、ステップS21へ進
む。すなわち、ステップS20が終了した段階で、装置
は記録可能状態となる。ステップS21では、記録サイ
ズの入力およびテl/ビジョン信号がNTSCであるか
、 PAL、SECAMであるかに対応してモータM1
によりx1〜X4行分、紙を空送りする。これはプリン
トの副走査方向(紙送り方向)をプリント紙の中央に位
置させるための頭出しである。同様に、サイズおよび信
号に応じてN3.N4.N?の値をセットする。N3は
主走査方向のドツト数を、またN4は主走査方向をプリ
ント紙の中央に位置させるための数を、N7は後出しす
る紙の終端検出用の数を示す。
次にステップS22において、副走査方向のカウンタC
2,C3をリセットし、ラインメモリ804にデータを
転送すると、続いてモータM3をオンに17てDOサー
ボにより1方向ヘキヤリツジ212を定速走行させる。
次に第9図(B)の制御手順に移り、ステップS23に
おいて主走査方向のカウンタC1をリセットしてゾーン
スリット(以下ZSと称する)が黒から白に変わる点、
すなわちZSのHP側エツジを検出する。
次でステップS24においてSサイズの場合はさらに次
のZSの黒→白点すなわち、ZSのIP側エツジを検出
する。続いて、ステップS25においてタイミングスリ
ット(以下、TSと称する)の黒→白点を検出すると、
主走査カウンタC1をカウントアツプする。
次に、ステップ826においてこの値CIがN4より小
さいと、TSS黒白白点検出繰り返す。このループでプ
リント第1点めの位置が定まり、C,<N4+Naすな
わち、入力データとサイズに応じた点数(ドツト数)を
プリントし終えるまで1点づつプリントする。このとき
のプリントタイミングはTSの黒→白のタイミングであ
る。このプリントタイミング信号作成には、TS信号の
ゲート開閉による制御をすることもある。
一行プリントし終ると、第9図(C)の制御手順に移り
、ステップS2?において副走査方向に主走査方向の点
数の4/3倍プリントしたか否かをチェックし、プリン
トし終えていると、一枚プリント終了時点でキャリッジ
212をHPに戻して排紙動作を行い、スタート状態へ
戻る(928)。
副走査方向が全行数をプリントし終えていない時には、
ステップS29でZSの白→黒エツジを検出する。エツ
ジ検出後ステップS30においてキャリッジモータM3
の端子をショート(短Af5)させて停止させる。同時
に、副走査方向のカウンタC2をカウントアツプさせ、
モータ旧を駆動してlライン紙送りをする。
次に、−行プリントをし終わるまでに停止スイッチ6e
が押されていたか否かをステップS31で判断する。停
止I−スイッチ6eの割り込みがあった場合にはステッ
プS32で次にプリントスイッチ6Cを押すと、次のラ
インのプリント動作を行い、また、次に再び停止I−ス
イッチ8eが押されると、排紙動作し、スタンバイ状態
となる。ここでは、プリント中停止スイッチ6eを押し
ても必ず一行分プリントし終えてから停止する動作をさ
せている。
次に、ステップ333で停止スイッチ6eが押されてい
なかった場合は、紙センサSW2を検知し、紙がなけれ
ばジャムであると判断してLED8 iを点滅させてス
タンバイルーチンへ行く。紙センサSW2に紙があれば
正常と判断してステップS34で紙センサSW1を検知
し、紙があれば次のステップへ進み1紙がなければ第2
の副走査方向のカウンタC3をカウントアツプする。カ
ウンタC3は紙の後端検出のためのカウンタである。1
枚プリントの終了直前には紙センサSWtが紙を検出せ
ずに、紙センサSW2が紙を検出している状態がN7ラ
イン以上続くと、記録紙が存在しない所にインク滴を吐
出し、プラテン101を汚すおそれがあるので、その場
合はジャムと判断する。このような事態は記録紙が所定
長より短い場合や1紙送りピッチが通常より長い場合で
ある。このような異常の場合には、上述と同様にLED
B i を点滅させてスタンバイルーチンへ戻る。
センサSWI、SW2の出力が正常の場合には、ステッ
プS35で再びSチェックルーチン(ステップS14の
説明を参照)の動作し、ステップ836でラインメモリ
904にデータを転送する。
次に、ステップS3?でキャリッジモータM3を前回と
反対方向に回転する。次いで、ステップ53Bで大サイ
ズの場合にはキャリッジ212に固定されているエンコ
ーダセンサ226の停止位置は必ずZSの外側となるの
で、そのままステップ823−1へ戻る。小サイズの場
合には、ZSが黒であればエンコーダセンサ228の停
止位置がZSの外に位置しているので、そのステップS
23へ戻り、また、停止位置でZSが白であればZS内
に停止しているので、ステップ523−2へ戻る。その
後、ステップS27において、 C2>N3X/3の判
定が肯定判定、すなわち副走査方向のカウンタC2の値
により1枚のプリント終了を検出すると、キャリッジ2
1+をHPに戻して排紙動作に入る(S28)。
■ 排紙ルーチン 次に、第10図のフローチャートを参照して排紙動作を
詳細に説明する。
まず、ステップS41においてパルスモータM1を第1
図の矢印り方向にN12個パルス励磁により回転して記
録紙を送り、これによりピンチローラ104から紙を抜
き出し、次のステップS42で紙センサSW2がオフ(
紙魚)となると、ステップS44で更に旧3パルス駆動
したのちパルスモータ旧への励磁をやめる。なお、N1
2パルス励磁後でも紙センサSW2がオフとならない時
はジャムとみなして、表示用LEr]8jを点滅表示後
、紙送りを止めスタンバイルーチンに戻る(S43) 
次に、ステップS45において、モータM2を第1図の
矢印Cと逆方向に回転駆動すると、すでに述べたように
排出ローラ124が排出動作部位置に移動し、続いて第
1図の矢印Y方向に回転して紙をスタッカ5に排出する
。その紙排出終了後、ステップ84Bにおいて紙センサ
5w1oで紙なしと検出後に、モータM2を止める。
次に、ステップS47に進んで、モータM2を第1図の
矢印C方向に時間T秒だけ駆動し、排紙系を紙案内部か
ら退避させて、メインルーチンに戻る。以上により排紙
動作が終了する。
なお、本実施例で述べた記録紙なる語は単なる紙に限ら
ず、合成樹脂より成るシート等その上に記録可能なシー
ト状態一般を含むものである。また、本実施例において
は記録装置としてインクジェットプリンタを例に説明し
たが、本発明はこれに限定されず、サーマル転写プリン
タ、電子写真プリンタ等の他の記録装置にも勿論適用可
能である。また、本発明は特にドツトにより文字2画像
等を形成するタイプの記録装置に有効である。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明は、排出手段の移動および
駆動を同一駆動源によりで行えるようにしたので、排紙
をより簡素な構成で行うことかでき、ひいては装置の小
型化、簡略化、低コスト化および信頼性の向上等を得る
ことができる。さらに、本発明は同様の理由で排紙時間
が短縮され、操作性の向−Fも得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)は本発明実施例の主要部(プラテンの周囲
の給排紙系)の構成を示す斜視図、第1図(B)はその
主要部の一部を詳細に示す断面図、 第2図は第1図の給排紙系を内蔵した本発明実施例のイ
ンクジェット記録装置の外観を示す斜視図、 第3図は第2図の正面(操作面)を詳細に示す正面図、 第4図は第2図の上側カバーと取り外した状態を示す平
面図、 第5図は第1図のx−x’ 線に沿う断面図、第6図は
第4図のキャリッジ機構の構成を示す斜視図、 第7図は第1図〜第6図の本発明実施例の制御動を行う
制御回路の構成を示すブロック図、第8図〜第1θ図は
第7図の制御回路の制御手順を示すフローチャートであ
る。 5・・・スタッカ(排紙トレイ)、 6・・・プリンタ操作パネル、 8a、8c、[(a、8g−−−スイッチ、Elb、8
d、Elf、ehl 、Elb2.Eli、8j、13
k・・・LED、17・・・給紙カセット、 101・・・プラテンローラ(プラテン)、102・・
・紙押えばね、 103・・・レジストローラ、 104・・・ピンチローラ、 105 、108・・・ばね、 107.108,109・・・スリーブ、110.11
4,121,125,129,134,135・・・ギ
ヤ115・・・摩擦クラッチ、 118・・・セクタギヤ、 120・・・給紙ローラ、 123 、138 、137 、151 、152・・
・側板、124.145・・・杉1出ローラ(排紙ロー
ラ)、143j45.+46・・・紙ガイド、211・
・・ヘットユニット、 212・・・キャリッジ、 811・・・中央処理装置(CPU)、旧・・・紙送り
パルスモータ、 M2・・・給排紙モータ、 M3・・・キャリッジモータ、 5WI−3W5.SW7〜5WIO・・・センサ。 突牝・ 列の12t〜ルー千ンのフローJrXト第10図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)a)所定の長さの記録紙を給送する給紙手段と、 該給紙手段により給送された前記記録紙を 記録手段で記録中に搬送する搬送手段と、 前記記録手段による記録後、前記記録紙を 所定の排出位置に排出する排出手段とを有する記録装置
    において、 b)前記給紙手段と前記排出手段を駆動する共通の駆動
    源と、 c)該駆動源により前記排出手段を紙搬送位置と退避位
    置との間で移動させる移動制御手段とを具備したことを
    特徴とする記録装置。
JP20931285A 1985-09-20 1985-09-20 記録装置 Pending JPS6268774A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20931285A JPS6268774A (ja) 1985-09-20 1985-09-20 記録装置

Applications Claiming Priority (1)

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JPS6268774A true JPS6268774A (ja) 1987-03-28

Family

ID=16570868

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JP20931285A Pending JPS6268774A (ja) 1985-09-20 1985-09-20 記録装置

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