JPH0372536B2 - - Google Patents

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JPH0372536B2
JPH0372536B2 JP59064957A JP6495784A JPH0372536B2 JP H0372536 B2 JPH0372536 B2 JP H0372536B2 JP 59064957 A JP59064957 A JP 59064957A JP 6495784 A JP6495784 A JP 6495784A JP H0372536 B2 JPH0372536 B2 JP H0372536B2
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paper
recording
roller
platen
rotary body
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JP59064957A
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Nobutaka Watanabe
Toshiharu Mamya
Tadashi Ishikawa
Takashi Endo
Jiro Moryama
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Canon Inc
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Publication date
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Priority to US07/522,455 priority patent/US5019840A/en
Publication of JPH0372536B2 publication Critical patent/JPH0372536B2/ja
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    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
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    • G03G15/65Apparatus which relate to the handling of copy material
    • G03G15/6502Supplying of sheet copy material; Cassettes therefor
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    • HELECTRICITY
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    • H04N1/0057Conveying sheets before or after scanning
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    • HELECTRICITY
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    • G03G2215/00362Apparatus for electrophotographic processes relating to the copy medium handling
    • G03G2215/00367The feeding path segment where particular handling of the copy medium occurs, segments being adjacent and non-overlapping. Each segment is identified by the most downstream point in the segment, so that for instance the segment labelled "Fixing device" is referring to the path between the "Transfer device" and the "Fixing device"
    • G03G2215/00396Pick-up device
    • GPHYSICS
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    • G03G2215/00362Apparatus for electrophotographic processes relating to the copy medium handling
    • G03G2215/00367The feeding path segment where particular handling of the copy medium occurs, segments being adjacent and non-overlapping. Each segment is identified by the most downstream point in the segment, so that for instance the segment labelled "Fixing device" is referring to the path between the "Transfer device" and the "Fixing device"
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Description

【発明の詳細な説明】 <技術分野> 本発明は記録紙上に文字、画像等の記録を行う
記録装置に関し、特に記録紙の送り系に関する。
<従来技術> 従来より各種記録装置においては、紙送り系の
自動化が行われている。即ち、紙カセツトから一
枚づつ紙を取り出し、記録位置へ導き、記録終了
後、排出ローラにより排紙トレー上に記録紙を排
出する一連の動作が自動化すれば使用者にとつて
簡便である。又、同時に装置の低コスト化、信頼
性の向上も重要なテーマであり、給接ローラ、排
出ローラを別のモータ等の駆動源で駆動すると、
コストアツプ及び信頼性の低下を招く。又、装置
の小型化にも障害となる。
そこで両ローラを一つの駆動源で駆動すること
が考えられるが、排出中に望まない次の記録紙が
給紙されてしまい、極めて不都合である。
<目的> 本発明は上述の如き問題点に鑑み、給紙ローラ
と排出ローラを同一の駆動源で駆動すると共に、
余分な記録紙を搬送することなく記録紙の排出を
可能とすることにより、コストの低減、信頼性の
向上、装置の小型化を計つた記録装置の提供を目
的としている。
また本発明は給紙ローラと排紙ローラを単一の
駆動源で駆動するものにおいて、従来のものに比
べワンウエイクラツチ等の駆動の伝達を断続する
機構を少なくすることによつて構造の簡略化、信
頼性の向上、小形軽量化、組み立て工数の軽減を
達成した記録装置を提供することを目的としてい
る。またさらに本発明は給排紙ローラの駆動伝達
機構を簡略化することと、シート逆送等によるジ
ヤム等を防止してシートの搬送を確実に行うこと
という一見相容れない目的を達成する。また本発
明は給排紙ローラの駆動伝達機構を簡略化した結
果生ずるであろう印字やシートの搬送に与える悪
影響を無くすことを目的とする。
上記目的を達成する本発明の構成は、 積載されたシートを給送する給送回転体と、前
記給送回転体により給送されたシートに画像を記
録する記録手段と、 前記記録手段によつて画像が記録されたシート
を排出する排出回転体と、 所定方向および所定方向とは逆方向に回転する
ことによつて、前記排出回転体をシートを排出さ
せる方向およびその逆方向に回転させる駆動手段
と、 前記駆動手段の前記逆方向の回転を前記給送回
転体に伝達して前記給送回転体をシートを給送す
る方向に回転させ、所定方向の回転は伝達しない
伝達手段と、 前記排出回転体近傍においてシートの有無を検
出する検出手段と、 前記検出手段がシートを検出しているときは前
記駆動手段が前記逆方向に回転するのを禁止する
制御手段と、 を有することを特徴とする記録装置である。
また積載されたシートを給送する給送回転体
と、 前記回転体手段より給送されたシートに画像を
記録する記録手段と、 前記記録手段によつて画像が記録されたシート
を排出する排出回転体と、 所定方向および所定方向とは逆方向に回転する
ことによつて、前記排出回転体をシートを排出さ
せる方向およびその逆方向に回転させる駆動手段
と、 前記駆動手段の前記逆方向の回転を前記給送回
転体に伝達して前記給送回転体をシートを給送す
る方向に回転させ、所定方向の回転は伝達しない
伝達手段と、 前記排出回転体をシートに接触する位置と、接
触しない位置とに移動させる移動手段と、 を有することを特徴とする記録搬送装置である。
<実施例の説明> (装置外観) 第1図以降は、本実施例の記録装置を示す図で
あり、 第1図は、前より見たインクジエツト記録装置
の外観の斜視図、 第2図は第1図の装置を後ろから見た斜視図、 第3図は第1図の装置の前カバー4及びスタツ
カ5を取り外した状態の斜視図であり、 第4図は第3図を正面から見た操作部の詳細図
である。
第1〜4図において、1は上側カバー、2は下
側カバー、3は底部カバー、4は前カバー、5は
スタツカであり、プリントを終了した紙が自動排
出され、この中に収納される。6はプリンターの
操作パネル、7はステーカバーであり、補強及び
アクセントストライプの機能をしている。上側カ
バー1には透光性部材(例えばアクリルなど)で
形成された上板1aが固着されていてプリンター
内部が見える構成になつている。これはプリント
状態をスタツカに排紙される以前にモニターする
為のものであり、例えばプリント物の色目の状態
等を早目にモニター出来るようにしてある。そし
て、修正等の必要があれば早目に修正が可能とな
る。
又、第2図において、10は電源コード、11
は入力ソースパネルであり本実施例ではNTSC信
号を入力するコネクター11a、R.G.B入力信号
を入力するコネクター11b、及びパーソナルコ
ンピユータ等の外部機器からの画像データを入力
するコネクタ11cが設けられている。
第3図において、前カバーの支軸4aは下側カ
バー2の支点2aに取り付けられており、前カバ
ー4は支軸4aを中心に回転可能に取付けられて
いて、フツク4bがステーカバー7と係止する構
成になつている。
また前カバー4は下側に無理に回動すると支点
2aから自動的に外れる構成になつている。
第4図は装置の前側面図で各種操作スイツチが
配置されている。
12はインク・カートリツジ、13はインク・
カートリツジ解除つまみを示す。インク・カート
リツジ12はインク供給側を奥にして差し込む。
また、インクがなくなつた時には解除つまみ13
を下側に揺動すると、インク・カートリツジ10
2は手前に若干引出されるので、後は手前に引出
せば装置本体より離脱することが出来る。
14は後述のレジストローラ103、及びピン
チローラ104がプラテン101に圧接されてい
るのを解除するつまみであり、ローラ解除つまみ
14を下側にスライドすることにより解除され
る。これは紙づまり等のトラブルが発生した時に
有効で、プリンタ内部でジヤム処理時、紙が破れ
たりしないようにする為のものである。勿論ロー
ラ対で紙を挟持していない為、簡単にジヤム紙が
引き出せる。
15は、レジストローラ103及びピンチロー
ラ104を再びプラテン101に圧接するための
リセツトボタンであり、本実施例ではリセツトボ
タン15を押すと、リセツト可能となる。
16はインク残量カウンターのリセツトボタン
である。プリンタ本体のインク・カートリツジ内
のインクがなくなると、後述のインク量表示用
LED6Kによりインクなし表示される。ユーザー
はインクカートリツジ解除つまみ13を下側に揺
動し、古いカートリツジを抜き取る。新しいイン
ク・カートリツジ12を装着した後、インク残量
カウンターのリセツトボタン16を押すと、後述
のインク量カウンターがリセツトされる。
17は給紙カセツトである。本実施例では約
100枚の紙がカセツトにセツト可能となつている。
取手の部分17aを手前にしてプリンターに挿入
すると、カセツトは装着出来る。18は紙カセツ
ト解除つまみであり、これを上から下に揺動する
事により、紙カセツト17は若干手前に押出され
る。取手17aをつかんで引き出すと紙セツト1
7はプリンター本体より取り外すことが出来る。
19は、スイツチ、ボリユーム類であり、入力
の切換、画質調節等を行なうものである。
(操作パネル) 次に第4図により操作パネル6について説明す
る。
6aは電源スイツチ、6bは電源スイツチの表
示用発光ダイオード(以下LED)、6cはプリン
ト開始スイツチ、6dはプリント表示用LED、
6eは停止スイツチ、6fは停止表示用LED、
6gは画サイズの切換えをするスイツチであり、
本実施例では、大(L)、小(S)2つのプリン
ト・サイズを選択出来るようになつている。
6h1、6h2はそれぞれプリント・サイズの表示を
示すLEDで、6h1が大サイズ(L)、6h2が小サイ
ズ(S)を選択していることを示す。6iは紙詰
り、紙無し等の紙のトラブルを表示するLED、
6jはインクカートリツジが装着されていない事
を表示するLEDである。6kはインクの残量を
表示するLEDであり、本実施例では6ka〜6kdの
4個のLEDを用いているが、数は何個でも構わ
ない。
このように本実施例においてインクカートリツ
ジの装着部、紙カセツトの装着部、及び記録済の
プリント紙の取出部、及びプリント開始スイツチ
を含む操作部が全て装置の前面部に配置されてい
るので、一面操作で操作性が高く、しかも、横
側、上側等に他の機器を配置することが可能とな
る。
(プリンター概要) 第5図はプリンターを操作面側(正面)から見
た断面図であり、第6図はプリンターをスタツカ
側(左側)より見た断面図である。20は主地板
でプリンターのベースになつている。100はプ
ラテンを中心とした給排紙系であり、200は記
録手段としてのヘツド及びインク供給系である。
これらについては後述するが、主地板20に固定
されている。
21はスタツカ・ガイド、22はステー、23
はステー支軸であり、スタツカ・ガイド21及び
ステー支軸23の一端は主地板20に固設されて
いる。またステー支軸23の他端はステー22に
固着されている。スタツカ5はスタツカ・ガイド
21及びステー22のレール面21a及び22a
上を摺動する。上側カバー1には2本の嵌合ピン
1b,1b′があり、またスタツカ5には嵌合穴5
d,5d′があり、スタツカを装着時ピン1bが穴
5dと、またピン1b′が穴5d′と嵌合、位置決め
される構成となつていて、スタツカ5の紙排出口
5eが上下、左右に動かないようになる。24は
板ばね、25はスライドレバー、26はストツプ
ピン、27,27′はガイド軸である。板ばね2
4はスタツカ5を取り外し方向に押し戻すばねと
して作用する。スライドレバー25にはストツプ
ピン26が固設されていて、ガイド軸27,2
7′上をスライド可能に取り付けられている。ス
タツカ5を解除する際はスライド・レバー25に
固設されたスタツカつまみ8を奥側にスライドす
ると、スタツカ5は解除される。
29,30はカセツト・ガイドであり、各々は
主地板20は固設されている。主地板は一部絞り
出しの部分20aがあり、紙カセツト17の上下
方向の位置決めは絞り出し20aと、カセツト・
ガイド29,30とで行なつている。紙送り方向
及びプラテンローラ101との紙の直角度を次の
ように構成することにより得ている。即ち、カセ
ツト解除レバー31には支軸31a及びつまみ取
り付け部31bがあり、また位置決めピン32,
32′が固設されている。33はレバー戻しばね、
34はカセツト戻しばねであり、本実施例では板
ばねで構成したが他のばねでも良い。紙カセツト
17には傾斜面17b、及び位置決め凹部17
c,17c′がある。取手17aを持つてカセツト
ガイド29,30に紙カセツトを挿入するとやが
て位置決めピン32,32′が紙カセツト傾斜面
17bと係合し、解除レバー31を押し下げ、さ
らに紙カセツトを挿入するとカセツトの一端17
dがカセツト戻しばね34をチヤージし、最後に
位置決めピン32,32′とカセツト溝17c,
17c′とが係止して位置決めされる。解除はつま
み取り付け部31bに圧入固設された解除つまみ
18を下に揺動すると解除される。
35,36はプリント基板であり、本プリンタ
ーのシーケンスコントロール、画像処理システ
ム、テレビ・インターフエイス、等の電気回路部
品である。電気回路部品は主地板20の下側に配
置されていて、底部カバー3を外すことによりメ
ンテナンス可能となつている。
第7図は上側バーを外してプリンターを上面よ
り見た図である。400は本プリンターの回復系
であるポンプユニツト、600は電源ユニツトで
あり、各々主地板20に固設されている。
(スタツカ) スタツカ5は前述の如プリンタ本体に着脱自在
に取付けられていて、スタツカつまみ8を解除す
ると第1図視矢印α方向に若干スライドする。さ
らに矢印α方向に引き出すと完全にプリンタ本体
から離脱することが出来る。これはプリンター内
部で紙つまり等のトラブルが発生した時に、その
紙を取除く為に着脱自在としてある。スタツカ5
が装着されているか否かを判別するスイツチ
SW8(第5図)が設けられており、言うまでもな
く、スタツカ5が離脱されていれば紙搬送系、記
録系はプリント開始操作ボタンを押しても動作し
ない。また、スタツカ5の上部は透明上板5aで
出来ていて、上面もしくは斜め前よりプリント状
態がモニター可能となつている。透明上板5aに
は支点5bがありスタツカ5に回動自在に取付け
られている。スタツカ5内のプリント紙は透明上
板5aを回動して取り出しても良いし、回動せず
とも装置前面の開口からも取り出せる構造になつ
ている。即ち、前面操作の観点から透明部材5a
を回動しなくても記録済のプリント紙が取出せる
ようになつている。又、透明上板5aの一部が指
の入り易いように切欠かれている。
ところで、スタツカ5の底部5cは、後述の排
紙ローラ124から離れるに従い下から上に向か
つて除々に盛り上がる傾斜面を形成していて、プ
リント紙をとり易くしている。スタツカ5の排紙
ローラ124側の底が深いのはカールしたプリン
ト紙をより多く収納する目的でなされている。
このように本実施例のスタツカ5は上面が平面
上の上板5aと、シート状の記録媒体(P)を積載す
る積載面(底部5c)より成り、前記上面が装置
筐体の上面とほぼ一致し、前記積載面は記録媒体
の排出方向に向つて前記上板との間隔が狭まる如
く傾斜している。従つて、記録装置の上に他の機
器を載せたり、限られたスペース内の装置を配置
することが可能となると共に、記録媒体が排出方
向に直交する方向にカールして排出されても、記
録媒体を多数収納することが可能である。
(給紙カセツト) 第5,6,7図を用いて給紙カセツト17につ
いて詳述する。
カセツト17は通常、複写機等に用いられるカ
セツトと同様に、上面より分離爪17e,17
e′と中板17Gとの間に、戻しばね17f,17
f′に抗してカセツト紙Pを押込むことによりセツ
ト出来る。分離爪17e,17e′は不図示の支軸
のまわりに揺動可能に取付けられているが、記録
紙がカセツト上面から出ない様に揺動範囲は不図
示ストツパーで規制されている。17f,17
f′は戻しばねで、中板17g及びカセツト紙Pを
上側に押し上げるように作用している。中板17
gは支点17h,17h′のまわりに揺動可能に取
付けられている。この戻しばねの適当な接触圧力
(F)との後述の給紙ローラ120の摩擦係数(μ)
より安定に紙を一枚づつ分離する事が出来る。即
ち、紙−紙間の摩擦係数をμpとすれば (μ−μp)F>0 ……(1) が紙の分離力となる。
ここで使つている戻しばね17f,17f′は円
錐形をしている。即ち円錐形にする事により中板
17gが最下面まで押切られた場合でも密着高サ
が、ばねの一線径分だけになるようにし、記録紙
Pの収納性を良くしている。
つまり、記録紙を多く収納し、しかもプリンタ
ー全体の高サを低くおさえたいという時に好都合
である。しかしながら、カツト紙Pの積載高サが
変化してもピツク・アツプローラー120にかか
る接触圧(F)は一定になるように設計するのが望ま
しい。通常円錐コイルばねは等ピツチで巻くと、
ばねの変位に対する荷重が比例関係にないので本
実施例では、円錐形の圧縮ばねを不等ピツチに巻
く事によりカツト紙Pの積載高サが変化しても給
紙ローラにかかる接触圧(F)が略一定になるように
している。具体的には、コイルばねの巻径が小さ
い所ではピツチを小さくし、巻き径が大きくなる
に従つてピツチを広げる如く構成している。
このように戻しばねとして円錐コイルばねを用
いたので板状部材としての中板の最大押圧時には
円錐コイルばねは完全平面となり、コイルばねの
高さはばねの一線径分と等しくなる。従つてシー
ト状記録媒体(P)の収納板数を多くすることと、紙
給カセツトを小型化することが同時に改善でき
る。
17iは紙カセツト容器の底部にあいている穴
で本実施例では2個の穴が示されているが、1個
でも、2個以上でも構わない。本実施例ではプリ
ンター全体をコンパクトにしている為、紙カセツ
ト17本体を小さくなつている。即ち取手の部分
17aを除くと、あとは紙Pの平面より若干大き
いだけである。そこで例えば紙の表裏を間違えた
時、又はカセツト内に長期保存されて変形、変質
等を起こし、使用不能の紙を抜き出す時など、1
7iより指を挿入して容易に紙を抜き去ることが
出来る。また、穴17iを利用してスイツチSW
3により紙のあり又はなしを判断することが出来
る。本実施例ではスイツチSW3として反射型光
学センサーを用いたが他の検出方法でも良い。
このように本実施例の給紙カセツトは給紙カセ
ツト容器の底部に指を入れることが可能な大きさ
の穴をあけているので、記録媒体の取り出し、交
換が極めて容易に行なえると同時にカセツトのサ
イズを記録媒体のサイズより若干大きくするだけ
でよいので給紙カセツトの小型化にも貢献する。
(紙送り系) ここで第5図を使つて簡単に紙の流れについて
述べる。
第5図は紙カセツト17、インクカートリツジ
12が正面側から装着された状態であり紙送りは
これらの装着方向と略直角方向になされる。即
ち、給紙ローラ120の回転力により最上面の紙
が一枚分離され、紙ガイド143,146aの間
に搬送され、プラテンローラ(以下プラテン)1
01とレジストローラ103との接合部につき当
り、さらに送られて給紙ローラ120とレジスト
ローラ103との間でループを作る。後述のタイ
ミングによりプラテン101が回動して、押えば
ね102でプラテン101に記録紙を密着搬送さ
せ、その後、プラテン101とピンチローラ10
4で紙を挟持して搬送する。プラテン101はス
テツプ送りをしながらプリント動作をし、プリン
ト完了すると紙ガイド144,146の間及び排
紙ローラ対124,145によりスタツカ5にプ
リント面を上面にして排出される。
ここで紙ガイド144は透光性の紙ガイドであ
り、又、前述した如く装置筐体を形成する上板1
aも透光性部材で形成されている。このように記
録媒体をプラテンローラとの間を通過せしめるガ
イド部材及び装置筐体の前記ガイド部材に対向す
る部分を透光性材料で構成している。従つて記録
媒体に手を触れることなく印写直後の印写状態を
把握することができ、紙送り精度の低下を防ぐこ
となく、例えば記録のやり直しや画像特性の補正
等も迅速に行なうことができる。
(紙送り機構) 以下、紙送り機構を詳細に説明する。
第8図はプラテンユニツト斜視図1であり、第
7図A方向より見た図である。
第8図で、101は紙送り用のプラテンであ
り、側板151,152(第7図)に不図示の軸
受を介して、回動可能に支持されている。本実施
例ではゴム等の弾性体(軸は金属)で構成した
が、この限りではない。102は紙押えばねであ
り、後述のキヤリツジ地板216(第7図)に片
側固定されると共に、曲面部分以下(R部分)1
02a,102a′がプラテン101に接触し、適
度な接触圧を与え、かつ記録紙がスムーズに後述
するピンチローラ104とプラテン101とのニ
ツプ部にたるみなく喰込むようにピンチローラ1
04の近傍まで、ガイド部102b,102b′で
ガイドしている。ガイド部102b,102b′は
プラテン101とは接触していないが、そのスキ
間はわずかである為、紙押えば102のR部分1
02a,102a′からピンチローラ104とプラ
テン101との接合部までの間では記録紙にたる
みがなく、かつ、プラテン101と記録紙とが一
体ですべることなく回動することが出来る。
103はレジストローラで紙ガイド143に回
動可能に支持されると共に、スリーブ107,1
08及び107′,108′を介して、ばね10
5,105′(第5図)によりプラテン101と
接触圧f1により接触している。本実施例では、プ
ラテン101とピンチローラ103との接合部が
記録紙幅全面にわたるように構成してある。これ
は、カール等の変形した記録紙でもこの接合部に
突き当てて先端整合した時に、しわや折れ等が起
こらないようにする為のものである。
104はピンチローラで透光性紙ガイド144
に回動可能に支持されると共に、スリーブ10
9,108及び109′,108′を介してばね1
06,106′(第5図)によりプラテン101
と接触f2により接触している。ピンチローラ10
4とプラテン101との接合部は、先程述べた紙
押えばね102のガイド部102b,102b′の
近傍のみ、即ち記録紙Pの両端部分になるように
構成している。これは紙押えばね102のプリン
ト位置が切欠かれている為に紙の中央部はプラテ
ン101より浮き上がりながら送られてしまう。
即ち、レジストローラ103のようにすると今度
は逆にしわ等が出来てしまうことになる。
このプラテン101、紙押えばね102、レジ
スト・ローラ103、及びピンチローラ104に
より記録紙の送り精度、印字部での平面性等が確
される。即ち、プラテン101とレジストローラ
103とにより先端整合された記録紙先端はプラ
テン101の回動によりプラテン101と紙ガイ
ド143(第5図)との間に入り、さらにプラテ
ン101と紙押えばね102とのR部分102
a,102a′へと送られる。ここまではプラテン
101への記録紙の巻付き角も少なく、かつ、プ
ラテン101と紙ガイド143との間に適度なス
キ間もあり、また、プラテン101とレジストロ
ーラ103とにより記録紙を押し込んでゆこうと
する為、プラテン101と記録紙がすべることな
く送るという保証がとれない。そこで、紙押えば
ね102のR部分102a,102a′部分からガ
イド部102b,102b′部、ピンチローラ10
4まではプラテン101と記録紙とが密着して送
り込まれる。以後はプラテン101とピンチロー
ラ104とで、記録紙を巻き上げてゆく為、そし
て、プリント位置であるR部分102a,102
a′からプラテン101とピンチローラ104との
区間は記録紙が密着すること、またその上で記録
紙の巻付き角も大きくなる為、記録紙とプラテン
101とがプリント位置ですべることなく、一体
で送られ、かつ、プリント位置での平面性が十分
に得られる。ここでもしも平面性が得られない場
合後述のヘツドに記録紙が接したり、ヘツドと記
録紙の距離のばらつきの為にヘツドから吐出され
たインク滴の主走査方向の着弾点の位置が目標と
する位置からずれてしまい画像品質が著しく劣化
する。また、副走査方向のプラテン101の送り
精度に対して、プラテン101と記録紙との間に
すべり等があればやはり副走査方向の目標着弾点
位置からずれてしまうことになる。
また、ばね105,105′及び106,10
6′の圧力により、モータM1等の振動によるプ
ラテン101の不安定性が除去される。即ち、駆
動側から見て、プラテン101の適度な負荷とな
る為、プラテン送り機構の歯車のバツクラツシ等
の遊びがあつてもプラテンがふらついたりする事
がなくなり、位置決め機能を十分に果しているこ
とになる。
ここでスリーブ107,107′,108,1
08′,109,109′を介してばねを掛けたの
はプラテン101の回動によるばね105,10
5′,106,106′のねじりや、こじれ等をな
くし、プラテンの滑らかな回転を得るためであ
る。スリーブの材質としては、プラスチツク等の
低摩擦材料が望ましい。
また接触圧f1、f2の関係は f1<f2 ……(2) を満たすように設定することが紙送り精度及び安
定性の面から望ましく、本実施例では、プラテン
101をゴムで、そして、レジストローラ103
及びピンチローラ104を金属で構成した為、ば
ね105,105′と106,106′のばね圧を
変える事により(2)式を満足するようにした。しか
し、この目的は、プラテン101とピンチローラ
104とで紙送りの主駆動となすことにある為、
次のような構成でも良い。即ち、ばねをスリーブ
を介してレジストローラ103とピンチローラ1
04との間にけん架する。勿論本実施例と同じ
く、別々のばねをけん架しても構わない。また、
ばね力量に差をつけても良い。ピンチローラ10
4とレジストローラ103との材質を変えピンチ
ローラ104の方の摩擦係数をレジストローラ1
03の摩擦係数よりも大きくするように構成すれ
ば良い。また、ピンチローラ104がないと、プ
リント中の紙の先端が例えばスタツカ5の中に入
つてきて、その状態で、プリント紙の先端を引い
たり、押したりするとプリント中の紙の位置精度
に影響を与える。プラテン101とピンチローラ
104との間に、大きな荷重のばねがけん架され
て主駆動をとつている為、プリント中での外部か
らの作用によるプリント精度への影響も受けにく
くなる。
(紙送りの為の駆動機構) 次に紙送りの為の駆動機構を第8図を用いて説
明する。
先ず、プラテン101の回転について説明す
る。M1は、パルスモータ、110,114はギ
アであり、パルスモータM1の回転をプラテン1
01に伝達する。ギア比は、パルスモータM1の
送り角等により決定される。これらのギアは、側
板151(第7図)に固着された各々の軸のまわ
りに回転可能に支持される。
次に給紙部について説明する。115は、公知
の摩擦クラツチで、ギア115a,115b及び
不図示のばね等により構成される。また、ギア1
15aは、不図示のギアを介してモータM1と連
続されており、また、ギア115bは、ギア11
6を介して、セクターギア118のギア部118
bとかみ合い、側板151に回転可能支持され
る。
切欠き部118aを有するセクターギア11
8、このセクターギア118は、側板151上に
後述のギア129と共に同軸112に回動可能に
支持される。ギア129は、前述の側板151に
回動可能に支持され、駆動手段としてのモータM
2と、ギア125を介して連結されている。
給送回転体としての給紙ローラ120の軸12
0bはセクターギア118上に回転可能に支持さ
れ、セクターギア118の回動により上下に揺動
する。
121は、給紙ローラ軸に伝達手段としての一
方向クラツチ111を介して連結されるギアで、
不図示のギアを介してギア129に連結される。
したがつて、給紙ローラ120は、ギア125,
129,121及び一方向クラツチ111により
モータM2の一方向(矢印C方向)回転で矢印A
方向にのみ回転駆動される。また、セクターギア
118が回転しても、セクターギア118は、ギ
ア129と同軸回転のためギア129と121の
連結に問題は生じない。
給紙ローラ120は、金属軸120bと、それ
に固設されたゴム等の弾性ローラ120aにより
なり、エクターギア118と、その対向部の側板
136により支持される。すなわち、パルスモー
タM1により、ローラ120aの位置が上下に揺
動して移動すると共に、モータM2によりローラ
120が回転する。この2つの動作は独立に制御
される。
次に排出回転体としての排出ローラ124の駆
動について説明する。排出部は曲げ部123aを
有する側板123、それに対向する側板137、
ギア131,135及び排出ローラ124により
構成される。
排出ローラ124は、金属軸124bと、それ
に固設された弾性ローラ124aからなり、地板
123に該地板に対向する地板137に回転可能
に支持される。
ここで、ギア131は、側板151に回転可能
に支持されると共に、不図示のギアを介してギア
129と連続され、更に、モータM2と連結され
ている。さらに、ギア131は不図示のギア列を
介して排出ローラ軸124bに固設されたギア1
35とかみあう。すなわち、モータM2の回転が
ギア135に伝達される。また、ギアの段数を調
整することにより、給紙ローラ120と逆回転す
る。すなわち、給紙ローラ120の非駆動方向
(矢印Cと逆方向)にモータM2を駆動した時に、
排出ローラ124は矢印B方向即ち、記録紙の排
出方向へ回転する。
側板123は、ギア131と同軸に、地板15
1に回動可能に支持されると共に、曲げ部123
aは、セクターギア118の切欠き部118aと
かみ合つている。従つてセクターギア118の回
転により、側板123は支軸132を中心に回動
し、排出ローラ軸124bは上下に揺動する。す
なわち摩擦クラツチ115、セクターギア11
8、側板123は排出回転体を移動させる移動手
段を構成している。
ここでセクターギア118がモータM1により
矢印E方向に回転すると給紙ローラ軸120bは
下方向に、排出ローラ軸124bは上方向に移動
し、紙送り可能状態となる。又、セクターギア1
18が逆に回転すると夫々のローラ軸は逆方向に
移動し、退避位置へ移動する。
そして紙送り可能状態においてモータM2が矢
印C方向に回転するとギア121により給紙ロー
ラ120が給紙方向(矢印A)に回転し、給紙を
行う。このとき排出ローラ124は排出方向とは
逆に回転するが、この時記録紙は排出ローラ部分
にないので問題ない。その後、記録紙はプラテン
101により送られる。そして排出等にはモータ
M2は矢印Cとは反対方向に回転し、排出ローラ
125は排出方向に回転する。一方給紙ローラ1
20は1方向クラツチ111により回転しない
為、排出動作には影響しない。
尚、側板123とセクターギア118は説明の
簡単の為に別部材としたが、同一部材で構成する
ことも可能である。
(レジストローラ、ピンチローラの解除、リセツ
ト機構) 第9図はプラテンユニツトの斜視図であり第7
図B方向より見た図である。第9図を用い、プラ
テン101に圧接されているピンチローラ104
及びレジストローラ103の解除、及びリセツト
について説明する。
138は、ピンチローラ104、レジストロー
ラ103の解除時のストツパーで、側板151に
固設されている。
139は、解除レバーで、側板152に対し
て、ピン140a,140b、ガイド溝139
a,139bによりスライド運動可能に支持され
ている。解除レバー139は、外装つまみ14と
不図示の部材により結合されている操作部(曲げ
部)139g、ピン139c、アーム部139
d、SW部139e、ストツパー部139fによ
り構成される。スイツチSW7は、ピンチローラ
104、レジストローラ103のセツト位置(印
字可能位置)でオンするスイツチである。
141は、141aを中心に回動可能に支持さ
れたレバー、142は、板ばねであり、地板15
2に下端142aを固設され、上端にストツパー
ピン142b、中央に外装リセツトつまみ15が
固設されている。
4は、前述の前カバー、4aは、全体と結合す
るヒンジ、また、4bはロツク爪、4cはヒンジ
4aにより前カバー4を回転させる(カバーを閉
める)ことにより、外装リセツト釦15を押す位
置に固設された凸起部である。
〔1〕 ピンチローラ、レジストローラ解除動作紙 ジヤム時、ジヤムした記録紙の取り出しを容
易にする必要がある。その時、外装つまみ14
を下に押すことにより、解除レバー139がガ
イド溝139a,139bとピン140a,1
40bによりスライドして下がる。その時、ピ
ン139cがレバー141を押し、軸141a
を中心に回動させ、ピンチローラ104を押し
上げる。それと共にアーム部139dがレジス
トローラ103を下に押し下げる。すると、両
ローラ軸の他端が、ストツパー138の端面を
支点にプラテン101から引き離される。そし
て解除レバー139を更に押し下げると、板バ
ネ142のピン142bが、ばね力によりスト
ツパー部139fに乗り上げ、ロツクされる。
この動作により、プラテン101と、ピンチロ
ーラ104、レジストローラ103との接触が
絶たれ、プラテン101に巻き付いた紙を容易
に取除くことができる。
〔2〕 ピンチローラ、レジストローラセツト動作 次に、紙を取除いた後で、印写可能状態(図
位置)に、各ローラ103,104をセツトす
るには、外装セツトつまみ15を板ばね142
に抗して押す。この動作により、ストツパーピ
ン142bとストツパー部139fが接触を絶
つ。これにより、ばね105,105′,10
6,106′の力により、ピンチローラ104、
レジストローラ103が、プラテン101に接
触し、初期位置に復帰する。と同時に、レバー
141が、先述と逆方向に回動し、ピン139
cを押し、解除レバー139を上に押し上げ
る。そして、スイツチSW7がオンし、各部材
は、図のように、すなわち印写可能位置にセツ
トされる。
前記動作は、操作者がつまみ15を押すこと
によりセツトしたが、前カバー4を閉じても、
凸部4cが、つまみ15を押すので、単に前カ
バー4を閉じるだけでリセツトが可能である。
このようにして両ローラ103,104共に印
写可能位置に復帰する。
以上のように、操作者は、わざわざ、つまみ
15を押さなくても、前カバー4を閉じるだけ
で、レジスト、ピンチ両ローラは自動的にリセ
ツトされる。
(ヘツド及びインク供給系) 次に本実施形に於けるヘツド及びインク供給系
200の具体的な構成について述べる。
第10図は、ヘツドユニツト211の一つのヘ
ツドの断面図で基本的な構成は、サブタンク本体
301とサブタンク蓋302とが一体的に取付け
られ、紙面直角方向に本実施形では4コ(Y:イ
エロー、M:マゼンタ、C:シアン、B:ブラツ
ク)の独立したインク室303を形成し各々のイ
ク室にノズルユニツトが取付けられている。ノズ
ルユニツトはガラス等で構成された円筒ノズル3
04、ノズルの周囲に接着剤等で固定された円筒
ピエゾ305、ノズルへのゴミ混入防止及び流量
抵抗調節のためのフイルター306から構成さ
れ、ピエゾ305に駆動パルス309をかけるこ
とによりピエゾと一体のノズル304が収縮し、
インク滴を吐出させる。307は後述のインクカ
ートリツジ12の中に格納されているメインタン
ク袋355からインクをインク室303に供給す
るための供給チユーブであり、308はノズル3
04が目詰り等をおこした時これを回復させるた
めのポンプユニツト400に連通する回復チユー
ブである。
上記ヘツドユニツト211には、インクの低温
下での特性変化(特に粘度の大巾な変動)による
吐出不安定を防止するために前述サブタンク本体
301の下面にヒーター213を装着している。
不図示の測温抵抗体により、周辺の大気の温度あ
るいはインクそのものの温度を検知し、不図示制
御回路を働かせてサブタンク内インクを一定温度
に保つようにしている。
インクカートリツジ12の詳細な構成及びプリ
ンター本体への着脱について詳細に述べる。第1
1図は第7図のX−X方向の断面図でインクカー
トリツジ12は主地板20とキヤリツジ地板21
6と左右ガイド板351,352で形成される空
間に操作面側から差し込まれる。第12図は第7
図のY−Y方向の断面図でインクカートリツジ1
2が格納され、インク供給路を形成する状態を示
している。第13図は、インクカートリツジ12
をプリンター本体から離脱させる時の構成を示し
ている平面図で第7図C方向より見た図である。
11図、12図に於てインクカートリツジ12は
カートリツジ本体353、カートリツジ蓋35
4、Y,M,C,Bの各色のインクを収納する可
撓性のメインタンク袋355、廃インク吸収部材
356及び仕切り板357とで構成されており、
メインタンク袋355が本実施例では4ケ(Y,
M,C,B)縦方向に格納されており、メインタ
ンク袋355の下側に廃インク吸収部材356が
設置され仕切板357で区切られている。カート
リツジ本体353とカートリツジ蓋354との結
合は、公知の爪方式により組立時に一体的に結合
される。
メインタンク袋355の一端にはゴム栓358
が一体的に取付けられておりカートリツジ本体3
53とカートリツジ蓋354とではさみ込まれて
固定される。
インクカートリツジ12のプリンター本体への
装填は、ゴム栓358側を奥にして差し込む。こ
の時プリンター本体側に固定されている中空ピン
360がゴム栓358を押し差し、ゴム栓内部の
インク空間部358aに到達してインク供給路を
形成しフレキシブルな供給チユーブ307を介し
てヘツドユニツト211のインク室303にイン
クが供給される。インク吸収部材356は後述す
る回復系からの廃インクを吸収するものである。
メインタンク袋355から前記インク室303
へのインクの供給はフレキシブルな4本の供給チ
ユーブ307を介して行なわれる。即ち、1ケの
インク滴が吐出される毎に毛管現象によりメイン
タンク袋355より、インク室303へインクが
供給される。フレキシブルな供給チユーブ307
は、キヤリツジの走行範囲のほぼ中央にプリンタ
ー本体に固定された中空ピン360に結合されて
いる。そして前述した様にメインタンク袋355
の一端に取り付けられたゴム栓358が、インク
カートリツジ12の装着動作に連動して中空ピン
360と結合し、中空ピン360の先端がゴム栓
358内のインクで満たされた中空部に到達し、
インク経路が形成される。
次にインクカートリツジ12の本体からの離脱
について説明する。
第13図において、13はインクカートリツジ
を離脱するつまみ、370,371,372は
夫々軸370b,371b,372bを中心に回
動するレバーで、レバー372はインクカートリ
ツジ12を押し出す為にインクカートリツジのゴ
ム栓側の面に接触する押圧面372aを有してい
る。
つまみ13を押し下げると、レバー370,3
71,372は夫々矢印方向に回動し、押圧面3
72aがインクカートリツジ12を操作面側に押
し出す。
つまり、インクカートリツジ12がプリンター
本体に完全に格納されると、インクカートリツジ
12を指でつかむスペースがなくなり、又、ゴム
栓358を中空ピン360から抜く力は想像以上
に大きいためなかなか引き抜くことは困難であ
る。
本実施例では離脱の場合はレバー連動を用いる
ことにより、僅かの力で中空ピン360とゴム栓
358の接合ストローク分のみ引き出すことが可
能となり、しかるのち手でインクカートリツジ1
2を抜き出すよう構成されている。
インクカートリツジ12のゴム栓部358が中
空ピン360より離脱されるとインクカートリツ
ジ12はプリンター本体より若干(本実施形では
約30mm)突出するためしかるのちは容易にインク
カートリツジ12を手で持ち軽く抜き取ることが
できる。
(キヤリツジ走査機構) 第14図はヘツド及びインク供給系ユニツトの
斜視図(D視)であり、第15図はリニアエンコ
ーダ部の詳細を示した。第14図に於いてヘツド
ユニツト211はキヤリツジ212に固定されて
いる。213はヒーターでヘツド211とキヤリ
ツジ212との間に配設されており、不図示の測
温抵抗体によりインクが所定の温度になるように
制御されているのは既に述べた通りである。
216,216′はガイド軸214,215を
支持するキヤリツジ側板であり、軸の一端216
側はネジにより固定されており、他端216′側
は切欠溝216aにより支持されている。21
7,218は油溜部材であり、例えば、印写前、
印写後等にキヤリツジ212が接触し、軸受部2
12aに給油をする。219はモーターM3に取
付けられたピニオンで、ベルトプーリー220の
歯車部220aと噛み合つている。ベルトプーリ
ー220はキヤリツジ側板216上に固定された
軸に回動可能に支持され、モータM3によりタイ
ミングベルト221を駆動している。タイミング
ベルト221はその一部がキヤリツジ212の下
面に固定されており、ベルト221が移動するこ
とによりキヤリツジ212が走査する。222は
アイドルプーリーでありスライド板223に固着
された軸に回動可能に支持される。スライド板2
23はタイミングベルト221に適度の張力を与
えた状態でキヤリツジ地板216に固定されてい
る。
224はリニアエンコーダーのスリツト板でキ
ヤリツジ側板216,216′のスリツト受部2
16c,216dの間でガイド軸214に略平行
に張られている。またスリツト板224の両側部
には穴が設けられており、一方の穴はキヤリツジ
側板216の突起部216cと、他方の穴は引張
部材225の引掛け部225aと係合している。
引張部材225はガイド軸215にスライド可能
に支持されており、不図示のばねがスリツト22
4に適度な張力を与えている。スリツト板224
には上側に等ピツチのスリツト224aと下側に
ゾーンスリツト224b,224cが設けられて
いる(第15図)。
226はリニアエンコーダの発光部で発光素子
227a,227bが固定されている。228は
リニアエンコーダの受光部で受光スリツト229
と受光素子230a,230bが固定されてい
る。
受光スリツト229にはスリツト板224の上
側の等ピツチスリツト224aに対応する位置に
同じピツチの等ピツチスリツト229aが設けら
れ、スリツト板224のゾーンスリツト224
b,224cに対応する位置には一本のスリツト
229bが設けられている。又、スイツチSW9
は前述した如くキヤリツジ212が一端のホーム
ポジシヨンにある時にオンするスイツチである。
インクカートリツジ12はキヤリツジ地板21
6の下側に配設され、インク供給チユーブ307
のインクカートリツジ側固定端はヘツドユニツト
211の走査範囲の略中央に位置しており、供給
チユーブ307の長さを必要最小限にしている。
またキヤリツジ地板12のインクカートリツジの
ない下側空間にはインクチユーブ307と不図示
のフレキシブルプリント配線ケーブルの移動する
空間が設けてある。以上説明したように、ヘツド
ユニツト211の支持板であるキヤリツジ側板2
16の下側にインクカートリツジ12を配設する
ことにより適度な水頭差が得られ、先にヘツドの
説明で述べた通りメインタンク袋355よりヘツ
ドユニツト211のインク室303にインクが供
給される。これにより全体の高さを低く押えつ
つ、供給チユーブ307を最短に出来るため、全
体の大きさも小さく、効率の良いインク供給系が
構成される。
次に第14,15図を用いて、動作説明をす
る。本実施例ではM3にDCモータを用い、ヘツ
ドユニツト211の往復動はリニアエンコーダの
出力によりDCサーボ制御が行われているのでキ
ヤリツジは等速で往復動する。
以下ヘツドの動作及びプリントについて詳細に
説明する。
第14図でヘツドユニツト211がポンプユニ
ツト419に対向する位置がヘツドユニツト21
1のホーム・ポジシヨンであり、通常プリント動
作終了後、及び電源スイツチ6aをオフにした時
等にヘツドユニツト211は、ホームポジシヨン
に待機するようにしている。この時、キヤリツジ
212の軸受部212aは油溜部材218に接触
している。プリント開始信号によりモータM3が
起動し、ヘツドユニツト211は矢印I方向へ移
動し、キヤリツジ212のもう一方の軸受部21
2aが油溜部材217に接触し、給油後反転しJ
方向に移動する。
本実施例では大、小2種類のプリントサイズが
選択出来るようになつている。即ち、スイツチパ
ネル6の画サイズ切換えスイツチ6gを操作する
ことにより、大サイズ(L)、又は小サイズ(S)を選択
することが出来る。本実施例では、電源スイツチ
6aをオンにすると自動的に小サイズ(S)を選択す
るようにしてある。例えば使用者が画サイズ切換
えスイツチ6gを押して、大サイズを選択した場
合について説明する。この時表示用LEDは6h1が
点灯している。
給油後反転してJ方向に移動中のヘツドユニツ
ト211に固定されたエンコーダの発光・受光ユ
ニツトにより、ゾーンスリツト224c′が検出さ
れると反転し再びI方向に主走査が開始される。
即ち、発光素子227bから出た光がゾーンスリ
ツト224c′、受光スリツト229b、受光素子
230bに投光され、検知後反転する。スリツト
224の等間隔スリツト224aを通過した発光
素子227aの光はキヤリツジ212と一緒に移
動する受光スリツト229の等間隔スリツト22
9aにより受光素子230aに断続的に達し、受
光素子230はそれに対応したオン/オフ信号を
出力する。その信号により、モーターM3をサー
ボ制御してキヤリツジを等速度で走査させる。さ
らに前記オン/オフ信号のオン又はオフ側は画素
1ドツト分に相当し、ヘツドのインクを吐出する
タイミング制御も行なつている。即ち、前記二度
目のI方向への走査開始後(ゾーンスリツト22
4c′のホームポジシヨン側のエツジ検出と同時
に)、画像データの有無を確認し、データが有と
なると、所定の位置から印写を開始する。以後、
画像データに基づいてインクを吐出させてゆき、
所定の画像を印写する。さらにヘツドはI方向に
走査し、ゾーンスリツト224cの側板216側
のエツジを検出後、モータM3を停止させる。さ
らに、画像データの有無を確認し、データが有る
とモーターM3は反転し今度はJ方向に走査し、
前記と同様の印写を以下繰返す。また、I方向か
らJ方向に反転している間に、前記プラテン10
1はパルスモータM1の駆動により所定量ステツ
プ送りされて、一ライン相当、副走査を行う。
上記主走査、副走査を繰返し、所定の印写が終
了するとヘツドはホームポジシヨンに戻り、先に
述べた排紙動作によりプリント紙をスタツカ5に
排紙し、所定の動作を完了する。
又、小サイズ印写が選択された場合には、ゾー
ンスリツト224c,224c′のゾーンスリツト
224b側のエツジを検出して、キヤリツジの反
転操作を行う。従つて小サイズ印写の場合、ゾー
ンスリツト224bの幅内で印写が行われ、大サ
イズ印写の場合ゾーンスリツト224c,224
c′の端から端までの幅内で印写が行われる。
(制御回路) 第16図は第1図の装置の全制御ブロツク図で
ある。図において901は入力信号群で、RGB
信号、NTSC信号、PAL信号、SECAM信号、パ
ソコン等から外部データ信号を含む。902は入
力信号処理回路で、NTSC、PAL、SECAMの各
TV信号をR,G,B三色信号に変換する。90
3はA/D変換器、904は数ライン分のデータ
を記憶するラインメモリ、905は補間回路でラ
ージサイズの場合実行される。906は画像処理
回路でマスキング処理、下色除去処理等が実行さ
れる。907はD/A変換器、908はヘツドド
ライバ、909はピエゾ305に対応するインク
ジエツトヘツド、910は電源スイツチ6a、プ
リントスイツチ6c、停止スイツチ6e、ポンプ
スイツチ等の入力スイツチ群、911は中央処理
装置(以下CPU)で全システムを制御する為に
第17図以降に示すプログラムを不図示のROM
内に格納している。913はポンプ系センサ、9
17はインク温度センサ、918はヒーター21
3の温度を制御するヒータ制御回路、920はエ
ンコーダセンサ、921はキヤリツジモータM3
のドライバ、923はモータM1のドライバ、9
25はモータM2のドライバ、927は表示器群
928を駆動する表示ドライバである。表示器群
928は前記表示用LED6b,6d,6f,6
h,6i,6j,6lsが含まれる。そしてCPU9
11には他の以下の検出スイツチが接続されてい
る。
SW1(第5図)は給紙モータM2の制御と紙
を有無の検出を行なつている。SW2(第5図)
は記録紙の先端、後端を検出し、パルスモータM
1を制御し、かつ紙の有無を検出する。SW3
(第7図)は既に述べた通り、カセツト内の紙の
有無を検出している。本実施例では、SW1,
SW2,SW3に反射型の光学センサーを用いた
が、他の機械スイツチでも構成出来る。SW4
(第5図)は紙カセツト17が装着された否かを
検出しているスイツチである。SW5(第5図)
はインク・カートリツジ12が装着されているか
否かを検出するスイツチ、SW7(第9図)はレ
ジスト・ローラ103、ピンチローラ104がプ
ラテン101に圧接されているか否かを検出する
スイツチで、後述するが、ジヤム処理の時、レジ
ストローラ103、ピンチローラ104をプラテ
ン101から解除する場合があるため設けられて
いる。SW8は既に述べたようにスタツカ5が装
着されているか否かを検出するスイツチである。
SW9(第14図)はヘツドがホーム・ポジシヨ
ンにあるか否かを検出するスイツチであり、検出
手段としての、SW10(第5図)は排紙口で紙
の有無を検出するスイツチである。
第17図〜第22図はCPU911内に格納さ
れているプログラムフローチヤートを示す図であ
る。
<スタート、スタンバイルーチン(第17図)> まず第17図の初期スタンバイルーチンについ
て説明する。
第17図〜第23図はシステムの全フローを示
す。不図示の主電源が入つている状態でCPU9
11はユーザーがパワーSW6aを押したかどう
かを常時検出している(S1)。パワーSW6aが
押されたことを検出すると、LED6bを点滅し
(S2)、プリントサイズはSサイズを自動的に選
択し6h2を点灯させる(S3)。紙系センサSW3,
SW4,SW7,SW8でスタツカ、紙カセツト、
紙残量、ピンチローラのプラテンへの圧着をセン
スし、全て正しい状態であればそのまま次へ、ど
れか一つが異常の場合はLED6iを点滅し、
CPU内部のレジスタに紙系センサ異常のフラグ
を立てて次へ進む(S4)。同様にセンサSW5で
インクカートリツジ量を検出する。正しくセツト
されていなければLED6jを点滅させ、カート
リツジ異常のフラグを立てて次へ進む(S5)。S6
ではインクの温度をセンサ917で検出し、一定
温度より低い時はLED6bを点滅し続ける。尚、
スイツチSW6aが押されるとインク温度が所定
値以下の場合ヒータ制御回路918をイネーブル
とする(S7)。インク温度が所定値に達すると先
異常フラグを検出し、異常であればLED6i又
は6lを点滅させたままLED6bも点滅し続け、
フラグがなくなるまでこの状態を続ける(S8)。
そしてフラグがなくなり、インク温度も一定値に
達すると、6i,6jを夫々消打し、LED6b
を点灯に切り変える(S9)。次にSW1,SW2,
SW10で紙が紙カセツト、スタツカ以外の場所
に残つているかどうか確認する。紙が残つていた
場合、LED6iを点滅させながら後出の排紙動
作をし、又紙が残つていなかつた場合は、キヤリ
ツジ211がホームポジシヨン(以下HP)にな
い場合HPへ戻す動作をする(S10)。原則として
紙はスタツカと紙カセツトだけにあり、キヤリツ
ジはHPにいるはずであるが、これらの動作は前
回使用時に、プリント中に主電源を切つた、コン
セントをぬいた、停電になつた等の異常を想定し
た復帰動作である。これまでのS1〜S10の中では
割り込みによるパワーSW6aを押して電源を切
る以外の入力スイツチは受け付けない。
次にスタンバイ状態(S11)となり、サイズ切
り変えスイツチSW6gを受け付け、プリントス
イツチSW6c、ポンプ動作スイツチも受け付け
る。プリントスイツチSW6cを押すと、プリン
ト動作ルーチン第21図に入る。この間ポンプス
イツチ、サイズ切り変えスイツチ6gは受け付け
ない。又、ポンプスイツチを押すとポンプ動作
し、この間プリントスイツチ、サイズ切り変えス
イツチは受け付けない。これらの動作後は再びス
タンバイルーチンに戻りスタンバイ状態となる。
<プリントルーチン(第22図)> 以下プリント動作を詳細に説明する。尚、プリ
ント中は停止スイツチSW6eを受け付ける。プ
リントスイツチSW6cが押されると、LED6d
を点灯し、SW1,SW2,SW10で紙をセンス
し、どれかが紙ありを検出するとLED6i点滅
しながら排紙ルーチンに移り排出動作する。すな
わちプラテン110の周囲に形成された搬送経路
に紙が残留していないこと及び排出ローラ124
の位置に紙が存在していないことを確認した上で
初めてステツプS15、S16の給紙を行うこができ
るようになつている。もし紙が残留している場合
は、後述する排紙ルーチン(第21図)に移行し
て排出ローラ124を駆動し、残留紙を排出す
る。排出ルーチンではステツプS46においてスイ
ツチSW10がオフであることを確認して初めて
ステツプS13に戻ることができる。従つてスイツ
チSW10が紙を検出しているときはステツプ
S15、16の給紙動作は禁止されている。次にイン
ク温度を確認して、一定温度より低い時はLED
6bを点滅に変え設定温度になるのを待つ
(S13)。このステツプ以後は万一プリント中イン
ク温度が設定温度以下になつても一枚プリントア
ウトする。次に第19図のフローに示すセンサの
チエツク動作Sチエツクルーチンを行なう。これ
は、まずTV信号に含まれる同期信号をチエツク
し、もしなければLED6dを点滅させ、同期信
号が来るまで待つ。又は停止スイツチ6eによる
割り込みでスタンバイにもどる。同期信号が正常
にきている場合、紙系センサSW3,4,7,
8、カートリツジセンサSW5をチエツクし異常
であればそれぞれLED6i、LED6jを点滅さ
せ、スタンバイへ、正常であれば次のステツプへ
進む(S14)。ステツプS15はモータM1を−D方
向(矢印Dと逆方向)にN1個パルス回転させる。
この動作を第8図,第9図を用いて説明する。モ
ータM1の−D方向の回転により、ギア110、
摩擦クラツチ115、ギア116、セクターギア
118を駆動し、給紙ローラ120を、紙カセツ
ト17内の紙に接触させて、給紙可能位置に移動
させる。この時セクターギア118は、不図示の
ストツパーで止まり、その後の回転は、摩擦クラ
ツチにより吸収されるため、モータM1の回転角
は、必要回転角以上に設定していればよく、高精
度な制御は必要としない。また、セクターギア1
18の回動に伴ない、排出ローラ124も、側板
123の曲げ部123aがセクターギア118の
切り欠き部118aに押され、排出可能位置にセ
ツトされる。
次にステツプS16でモータM2を1ウエイクラ
ツチの駆動方向、即ち、矢印C方向に励磁する。
それにより給紙ローラ120のゴム部120aと
記録紙Pとの摩擦力により記録紙を送り出す。そ
して分離爪17e,17e′により最上部の一枚の
記録紙が他の記録紙から分離され、紙ガイド14
3,146に向つて送られる。同時にタイマを動
作させる。この時排出ローラ124も排出とは逆
方向に回転駆動されるが排出ローラ124には紙
がない為影響はない。
次にステツプS17でタイマが時間T1を計時する
前にスイツチSW1が記録紙を検出したか否かを
チエツクする。そしてステツプ18でたとえば、紙
が分離爪から抜けなかつたり等の事故により、紙
がSW1まで送られない場合、すなわち、タイマ
ーの設定時間T1が経過してもSW1がオンしない
場合、ジヤムとみなし、表示用LED6jを点滅
表示し、更にモータM2の回転をやめ、モータM
1を矢印D方向にN1個分パルス駆動し、給紙ロ
ーラ120、排紙ローラ124を初期の退避位置
へ退避させる。これはジヤムの回復時にカセツト
17の取り外しを可能とすると共に、ジヤムした
紙を取り出しやすくする為である。
ジヤムが発生しない場合ステツプS19でタイマ
を再びスタートし、時間T2を計時し、モータM
2の回転を止める。この時間T2は、紙がプラテ
ン101とレジストローラ103との間に均一に
喰込み、かつ、紙の軌道修正(レジスト)に必要
なループを得るように設定されている。そして、
このタイマT2は、紙がレジストローラ103の
近傍に有ることを検出して計時が開始されるので
ループ量が一定であり、その後の紙の送り量は均
一であり、従来方式、例えば半月ローラによる送
り量制御等に比べて優れている。そしてモータM
2の回転を止めたのち、モータM1を紙送り方向
(D方向)にN2パルス(N2>N1)励磁する。そ
れによつてプラテン101とレジストローラ10
3との接触圧により記録紙はフリクシヨンフイー
ドされる。更に、紙押えバネ102によりプラテ
ン101に巻きつく。そして、紙先端がピンチロ
ーラ104とプラテン101の接触面に喰込む。
以後、ピンチローラ104とプラテン101との
間の接触圧が支配的となつてフリクシヨンフイー
ドされる。そして、SW2が紙の先端を検出する
とパルスモータM1にパルスを送るのをやめ、所
定の相に励磁して、紙を印写位置に保持する。
上記動作と並列に、モータM1のD方向への回
転により、ギア110、摩擦クラツチ115、セ
クターギア118、側板123が、前述とは逆方
向に駆動され、不図示のストツパー部に当たり、
以後、摩擦クラツチにより回転が吸収される。結
果として給紙ローラ120、排出ローラ124
は、退避位置に移動し、紙案内部から退避し、以
降の紙送りに何ら影響を及ぼさない。
したがつて、プラテン101、紙押えバネ10
2、レジストローラ103、ピンチローラ104
による正確なフリクシヨンフイードが行なわれ、
印写部101aでの記録紙の平面性、送り精度が
保障される。そしてステツプS20でN2パルス励磁
後でも記録紙がSW2まで達しない時は、ジヤム
とみなし、表示用LED6jに表示すると共にモ
ータM1を止めスタンバイルーチンに戻る。
スイツチSW2で紙を検知するとステツプS21
へ進む。即ち、S20が終了した段階で装置は記録
可能状態となる。ステツプS21では記録サイズの
入力及びテレビジヨン信号がNTSCであるか、
PAL、SECAMであるかに対応してモータM1に
よりx1〜x4行分紙を空送りする。これはプリント
の副走査方向(紙送り方向)をプリント紙の中央
に位置させるための頭出しである。同様にサイズ
及び信号に応じてN3、N4、N7をセツトする。
N3は主走査方向のドツト数を、又N4は主走査方
向をプリント紙の中央に位置させるための数を、
そしてN7は後出する紙の終端検出用の数を示す。
次にステツプS22で副走査方向のカウンタC2,
C3をリセツトし、ラインメモリ904にデータ
を転送すると、M3をオンし、DCサーボにより
I方向へキヤリツジ212を定速走行させる。以
上第22図aにより説明した。次に第22図に移
り、ステツプS23で主走査方向のカウンタC1をリ
セツトしてゾーンスリツト(以下ZS)が黒から
白に変わる点、即ちDZS224cのHP側エツジ
を検出する。そしてステツプS24でSサイズの場
合さらに次のZSの黒→白点すなわち、ZS224
bのHP側エツジを検出する。続いてS25でタイ
ミングスリツト(以下TS)の黒→白点を検出す
ると主走査カウンタC1をカウントアツプする。
そしてS26でこの値C1がN4より小さいとTS黒→
白点検出を繰り返す。このループでプリント第1
点めの位置が定まり、C1<N4+N3すなわち、入
力とサイズに応じた点数をプリントし終えるまで
1点づつプリントする。プリントタイミングは
TSの黒→白のタイミングである。このプリント
タイミング信号作成には、TS信号のゲート開閉
による制御をすることもある。一行プリントし終
わると、第22図cのB点に移り、ステツプS27
で副走査方向に主走査方向の点数の4/3倍プリ
ントしたかどうかをチエツクし、プリントし終え
ているとステツプS28で一枚プリント終了で、キ
ヤリツジ212をHPに戻して排紙動作し、スタ
ート状態へ戻る。副走査方向が全行数をプリント
し終えていない時は、S29でZSの白→黒エツジを
検出する。小サイズの場合は224bのHPと反
対側のエツジを、大サイズの場合には224cの
HPと反対側のエツジを検出する。検出後S30で
キヤリツジモータM3の端子をシヨートさせ停止
させる。同時に副走査方向のカウンタC2をカウ
ントアツプさせ、モータM1を駆動し1ライン紙
送りする。そしてステツプS31で、一行プリント
し終わるまでに停止スイツチSW6eが押されて
いたかどうかをここで判断する。割り込みがあつ
た場合ステツプS32で次にプリントスイツチSW
6cを押すと、次ラインのプリント動作を行な
い、又、次に再び停止スイツチSW6eが押され
ると、排紙動作し、スタンバイ状態となる。ここ
ではプリント中停止スイツチSW6eを押しても
必ず一行分プリントし終えてから停止する動作を
させている。次にS33で停止スイツチSW6eが
押されていなかつた場合、SW2をセンスし、紙
がなければジヤムでありLED6iを点滅させス
タンバイへ行く紙があれば正常でS34でSW1を
センスし、紙があれば次へ、なければ第2の副走
査方向のカウンタC3をカウントアツプする。C
3は紙の後端検出の為のカウンタであり、これは
1枚プリントの終了直前にはSW1は紙を検出せ
ずに紙SW2は紙を検出している状態がN7ライン
以上続くと記録紙が存在しない所にインク滴を吐
出し、プラテンを汚すおそれがあるのでジヤムと
判断する。このような事態は記録紙が所定長よい
短い場合や、紙送りピツチが通常より長い場合で
ある。異常の場合、同様にLED6iを点滅させ
てスタンバイへ戻る。SW1,SW2が正常の場
合、再びS35でSチエツクルーチンの動作し、
S36でラインメモリ904にデータを転送する。
次にS37でキヤリツジモータを前回と反対方向に
回転する。そしてS38で大サイズの場合はキヤリ
ツジ212に固定されているエンコーダセンサ2
26は停止位置は必ずZS224cの外側である
ためそのままフローチヤート点へ行く。小サイ
ズの場合ZSが黒であればエンコーダセンサ22
6の停止位置がZS224cの外に位置している
ためそのまま点へ、又、停止位置でZSが白で
あればZS224c内に停止しているため、フロ
ーチヤート点へ進む。この制御が誤動作しない
ようにZSの224bと224cとの間の黒部は
キヤリツジ211の停止距離に比べ十分小さくし
てある。点からは順次繰り返し動作で1枚プリ
ントアウトする。そしてステツプS27でC2>N3
×4/3で副走査方向のカウンタが終了を検出す
るとキヤリツジ211をHPに戻して排紙動作に
入る。
<排紙ルーチン(第21図)> ステツプS41でパルスモータM1を矢印D方向
にN12個パルス励磁して、記録紙を送り、ピンチ
ローラ104から紙を抜き、S42で紙検出スイツ
チSW2がオフ(紙無)となるとS43で更にN13
パルス駆動したのち、励磁をやめる。尚、N12パ
ルス励磁後でもSW2オフとならない時はジヤム
とみなし、表示用LED6jを点滅表示後、紙送
りを止める。そしてS44でパルスモータM1を矢
印D方向と逆方向にN1個パルス励磁し、給・排
出ローラ120,124を退避位置から給紙時と
同様に紙送り可能位置にセツトする。
次に、S45でモータM2を矢印Cとは逆方向に
回転駆動し、それにより排出ローラ124を矢印
B方向に回転させ、紙を排出する。この回転力
は、給紙ローラ120の一方向クラツチに対して
は、逆方向となるため、紙カセツト17内の紙に
は何ら影響を及ぼさない。排出終了後すなわち、
S46で紙検出スイツチSW10で紙無検出後、モ
ータM2を止める。
次に、S47でパルスモータM1を矢印D方向
にN1個パルス励磁して、給紙ローラ120、排
出ローラ124を紙送り可能位置から退避させ
る。これにより、紙カセツト17を取り出す時で
も、紙カセツト17は、各ローラに引つ掛ること
なくスムーズに抜ける。
以上で排紙動作が完了する。
<電源オフ割り込みルーチン(第18図)> 電源スイツチ6aによる電源オフは常時割り込
みにより監視されており、オフとすると、ホーム
ルーチン(第20図)が行なわれたのち、全ての
アクチユエータをオフしてスタートルーチンに戻
る。
<ホームルーチン(第20図)> モータM3を時間T3だけ動作させてキヤリツ
ジ212をホームポジシヨンHPへ戻す。そして
時間T3以内にスイツチSW9でHPで検出されな
い場合、異常表示したのち、スタートルーチンに
戻る。又、検出された時はそのままスタートルー
チンに戻る。
<効果> 以上説明したように、本発明においては給送回
転対と排出回転体とを単一の駆動源で駆動するも
のにおいて、従来のものに比べワンウエイクラツ
チ等の駆動の伝達を断続する機構を少なくするこ
とによつて構造の簡略化、信頼性の向上、小形軽
量化、組み立て工数の軽減を達成した記録装置を
提供することができた。またさらに本発明は給送
回転体および排出回転体の駆動伝達機構を簡略化
することと、シート逆送等による、ジヤム等を防
止してシートの搬送を確実に行うことという一見
相容れない目的を達成する。また本発明は記録装
置において、給送回転体及び排出回転体の駆動伝
達機構を簡略化した結果生ずるであろう印字やシ
ートの搬送に与える悪影響を無くすことができ
る。
尚、本明細書で用いている記録紙という語は単
に紙に限らず、合成樹脂によるシート等その上に
記録可能なシート状体一般を含むものである。
又、本実施例においては記録装置としてインク
ジエツトプリンタを例に説明したが、本発明はサ
ーマル転写プリンタ、電子写真プリンタ等の他の
記録装置にも勿論適用可能である。
特にドツトにより文字、画像等を形成するタイ
プの記録装置に有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例のインクジエツト記録装置を
前から見た斜視図、第2図は第1図の装置を後ろ
から見た斜視図、第3図は第1図の装置の前カバ
ー4及びスタツカ5を取り外した状態の斜視図、
第4図は第3図を正面(操作面)側から見た図、
第5図は第1図のX−X′線の断面図、第6図は
第1図のY−Y′線の断面図、第7図は第1図の
上カバーを取り外した上面図、第8図はブラテン
101廻りの第1の斜視図、第9図はプラテン1
01廻りの第2の斜視図、第10図はインタジエ
ツトヘツドユニツト211の断面図、第11図は
インクカートリツジの第7図X−X′線の断面図、
第12図はインクカートリツジの第7図Y−
Y′線の断面図、第13図はインクカートリツジ
の取り外し機構を示す図、第14図はキヤリツジ
機構の斜視図、第15図はエンコーダ部の詳細な
斜視図、第16図は装置の全制御ブロツク図、第
17図〜第21図及び第22図a,b,cは中央
処理装置911内に格納されているプログラムを
示す図である。 図において101は搬送手段としてのプラテン
ローラ、102は紙押えばね、103はレジスト
ローラ、104はピンチローラ、120は給紙ロ
ーラ、124は排出ローラ、M1はパルスモー
タ、M2はモータを夫々示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 積載されたシートを給送する給送回転体と、
    前記給送回転体により給送されたシートに画像を
    記録する記録手段と、 前記記録手段によつて画像が記録されたシート
    を排出する排出回転体と、 所定方向および所定方向とは逆方向に回転する
    ことによつて、前記排出回転体をシートを排出さ
    せる方向およびその逆方向に回転させる駆動手段
    と、 前記駆動手段の前記逆方向の回転を前記給送回
    転体に伝達して前記給送回転体をシートを給送す
    る方向に回転させ、所定方向の回転は伝達しない
    伝達手段と、 前記排出回転体近傍においてシートの有無を検
    出する検出手段と、 前記検出手段がシートを検出しているときは前
    記駆動手段が前記逆方向に回転するのを禁止する
    制御手段と、 を有することを特徴とする記録装置。 2 積載されたシートを給送する給送回転体と、
    前記給送回転体により給送されたシートに画像を
    記録する記録手段と、 前記記録手段によつて画像が記録されたシート
    を排出する排出回転体と、 所定方向および所定方向とは逆方向に回転する
    ことによつて、前記排出回転体をシートを排出さ
    せる方向およびその逆方向に回転させる駆動手段
    と、 前記駆動手段の前記逆方向の回転を前記給送回
    転体に伝達して前記給送回転体をシートを給送す
    る方向に回転させ、所定方向の回転は伝達しない
    伝達手段と、 前記排出回転体をシートに接触する位置と、接
    触しない位置とに移動させる移動手段と、 を有することを特徴とする記録搬送装置。
JP6495784A 1984-03-30 1984-03-30 記録装置 Granted JPS60204532A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH03216788A (ja) * 1990-01-22 1991-09-24 Hitachi Ltd 紙葉類取扱装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS583790U (ja) * 1981-06-29 1983-01-11 株式会社東芝 水冷式サイリスタバルブ
JPS60202029A (ja) * 1984-03-28 1985-10-12 Toshiba Corp プリンタの給排紙装置

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