JPH0570031B2 - - Google Patents

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JPH0570031B2
JPH0570031B2 JP31289288A JP31289288A JPH0570031B2 JP H0570031 B2 JPH0570031 B2 JP H0570031B2 JP 31289288 A JP31289288 A JP 31289288A JP 31289288 A JP31289288 A JP 31289288A JP H0570031 B2 JPH0570031 B2 JP H0570031B2
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JP
Japan
Prior art keywords
manual plate
casing
retainer
leaf spring
flat part
Prior art date
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Expired - Lifetime
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JP31289288A
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English (en)
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JPH02159468A (ja
Inventor
Kenichi Sakamoto
Masanori Shibata
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JATCO Corp
Original Assignee
JATCO Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、変速機のマニアルプレート位置決め
装置に関するものである。
(ロ) 従来の技術 従来の変速機のマニアルプレート位置決め装置
として、例えば実開昭60−65162号公報に示され
るものがある。これに示される変速機のマニアル
プレート位置決め装置は、セレクトレバーと連動
して軸心回りに回転するマニアルシヤフトと、マ
ニアルシヤフトと一体に回転するマニアルプレー
トと、転動体を保持したデイテテントトスプリン
グとを有しており、転動体はマニアルプレートの
波形端面に押圧されている。デイテントスプリン
グは先端側に上記転動体を保持しており、根元側
はボルトによつてケーシングの取付面に固定され
ている。デイテントスプリングは略平板状の部材
により構成されている。従つて、ケーシングの取
付面はマニアルプレートを含む平面に対して直交
する面上に配置されている。
(ハ) 発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記のような従来の変速機のマ
ニアルプレート位置決め装置では、マニアルプレ
ートを含む面に対して直交するケーシングの取付
面が必要不可欠であり、このような取付面を設け
ることができない場合にはデイテントスプリング
を配置することができないという問題点がある。
マニアルプレートを含む面に直交するケーシング
の面が存在しない場合には当然デイテントスプリ
ングを取付けることはできず、またこのようなケ
ーシングの面があつても取付面として平坦な状態
に加工することが困難な場合には同様にデイテン
トスプリングを取付けることができない。本発明
はこのような課題を解決することを目的としてい
る。
(ニ) 課題を解決するための手段 本発明はマニアルプレートを平行なケーシング
の取付面にデイテントスプリング及びリテーナを
固定することにより上記課題を解決する。すなわ
ち、本発明は、セレクトレバーと連動して軸心回
りに回転するマニアルシヤフト16と一体に回転
するように設けられ、外周部に波形端面18を有
するマニアルプレート14と、マニアルプレート
14の波形端面18に転動体24を押圧するデイ
テントスプリング20と、を有しており、デイテ
ントスプリング20には、ケーシング10の取付
面30と平行な固定用平坦部32と、固定用平坦
部32と直交するリーフスプリング部22と、が
それぞれ形成されており、リーフスプリング部2
2の先端に転動体24が支持され、リーフスプリ
ング部22の根元側部分22aが固定用平坦部3
2と一体に接続され、転動体24をマニアルプレ
ート14の波形端面18の谷部に位置させること
によりマニアルプレート14の回転方向停止位置
を規定する変速機のマニアルプレート位置決め装
置を対象としたものであり、固定用平坦部36
と、固定用平坦部36に直交する支持部38と、
を有するリテーナ26が設けられており、デイテ
ントスプリング20は、リテーナ26と共にマニ
アルプレート14と平行なケーシング10の上記
取付面30に配置されており、デイテントスプリ
ング20の固定用平坦部32は、これとケーシン
グ10の取付面30との間にリテーナ26の固定
用平坦部36をはさみ込んだ状態でボルト28に
よつてケーシング10の取付面30に固定されて
おり、リテーナ26の支持部38はリーススプリ
ング部22の根元側部分22aに密着しているこ
とを特徴としている。なお、かつこ内の符号は後
述の実施例の対応する部材を示す。
(ホ) 作用 デイテントスプリングはリテーナと共にこれら
の固定用平坦部においてケーシングの取付面に固
定される。デイテントスプリングのリーフスプリ
ング部の根元側部分はリテーナの支持部によつて
支持される。従つて、デイテントスプリングのリ
ーフスプリング部はリテーナの支持部に固定され
たのと同様の状態となり、リーフスプリング部の
根元側部分は変形しないので、安定したスプリン
グ力が得られ、またデイテントスプリングの固定
用平坦部との折り曲つた接続部に過大な荷重が作
用することはなく、十分な耐久性を確保すること
ができる。これにより、マニアルプレートと平行
なケーシングの取付面にデイテントスプリングを
取り付けることが可能となる。
(ヘ) 実施例 ケーシング10のカバー取付面12と平行にマ
ニアルプレート14が配置されており、このマニ
アルプレート14はマニアルシヤフト16を中心
としてこれと一体に回動可能である。マニアルプ
レート14の外周部にはP,R,N,D,2及び
1レンジに対応した波形端面18が形成されてい
る。この波形端面18に、デイテントスプリング
20のリーフスプリング部22の先端部に保持さ
れたローラ24が押圧されている。デイテントス
プリング20はリテーナ26と共に2本のボルト
28によつてケーシング10の取付面30に固定
されている。取付面30はマニアルプレート14
と平行になるように機械加工されている。デイテ
ントスプリング20は、第2図に示すように、固
定用平坦部32及びリーフスプリング部22から
構成されており、リーフスプリング部22の根元
側部分22a側が固定用平坦部32と直角をなす
状態に折り曲げられて接続されている。固定用平
坦部32にはボルト28のための穴34が設けら
れている。リテーナ26は固定用平坦部32と同
様の固定用平坦部36及び支持部38から構成さ
れており、両者は直交するように折り曲げた部分
で接続されている。固定用平坦部36には穴34
と同様の穴40が設けられている。デイテントス
プリング20とリテーナ26とは、固定用平坦部
36を下側とし、これの上に固定用平坦部32を
重ねた状態でケーシング10の取付面30にボル
ト28によつて固定されている。デイテントスプ
リング20及びリテーナ26を固定した状態で
は、リテーナ26の支持部38がデイテントスプ
リング20のリーフスプリング部22の根元側部
分22aに密着する。第1図に示すようにデイテ
ントスプリング20を固定した状態では、リーフ
スプリング部22は弾性変形した状態となつてお
り、ローラ24はマニアルプレート14の波形端
面18に押圧力を作用している。
次にこの実施例の動作について説明する。上述
のようにリーフスプリング部22のスプリング作
用によりローラ24はマニアルプレート14の波
形端面18に押し付けられている。従つて、マニ
アルプレート14は波形端面18の谷部にローラ
24が位置した状態で停止し、これにより所定の
レンジ位置に位置決めされる。マニアルプレート
14は図示してないロツド、リンクなどを介して
マニアルバルブのスプールと連結されており、こ
れによりマニアルバルブのスプールを所定の停止
位置に位置決めすることができる。リーフスプリ
ング部22の根元側部分22aはリテーナ26の
支持部38によつて支持されており、リーフスプ
リング部22は支持部38の端部38aとの接触
部を固定端として変形することになる。従つて、
リーフスプリング部22のの安定したスプリング
力を得ることができ、またリーフスプリング部2
2の根元側部分22aの十分な耐久性を得ること
ができる。デイテントスプリング20はマニアル
プレート14と平行な取付面30に取付けられる
ので、マニアルプレート14と直交する取付面を
必要としない。すなわち、固定用平坦部32とリ
ーフスプリング部22とが直交していない場合に
は、例えばケーシング10の抜き勾配のある鋳肌
面11にデイテントスプリングを固定する必要が
あるが、この鋳肌面11を平坦に加工することは
困難である。これに対して取付面30を平坦に加
工することは比較的容易である。また、デイテン
トスプリング20の取付作業はケーシング10の
開口側から見える状態で行なうことができ、作業
も容易化される。
(ト) 発明の効果 以上説明してきたように、本発明によると、デ
イテントスプリングのリーフスプリング部の根元
側部分はリテーナによつて支持されるので、デイ
テントスプリングのリーフスプリング部は、リテ
ーナの支持部に固定されたのと同様な状態とな
り、リーフスプリング部の根元側部分は変形しな
いので、安定したスプリング力を得ることがで
き、またデイテントスプリングの固定用平坦部と
の折り曲がつた接続部に過大な荷重が作用するこ
とはなく、十分な耐久性を確保することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す図、第2図はデ
イテントスプリング及びリテーナを示す斜視図で
ある。 10…ケーシング、14…マニアルプレート、
16…マニアルシヤフト、18…波形端面、20
…デイテントスプリング、22…リーフスプリン
グ部、22a…根元側部分、24…ローラ(転動
体)、26…リテーナ、28…ボルト、30…取
付面、32…固定用平坦部、36…固定用平坦
部、38…支持部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 セレクトレバーと連動して軸心回りに回転す
    るマニアルシヤフト16と一体に回転するように
    設けられ、外周部に波形端面18を有するマニア
    ルプレート14と、 マニアルプレート14の波形端面18に転動体
    24を押圧するデイテントスプリング20と、 を有しており、デイテントスプリング20には、
    ケーシング10の取付面30と平行な固定用平坦
    部32と、 固定用平坦部32と直交するリーフスプリング
    部22と、がそれぞれ形成されており、リーフス
    プリング部22の先端に転動体24が支持され、
    リーフスプリング部22の根元側部分22aが固
    定用平坦部32と一体に接続され、転動体24を
    マニアルプレート14の波形端面18の谷部に位
    置させることによりマニアルプレート14の回転
    方向停止位置を規定する変速機のマニアルプレー
    ト位置決め装置において、 固定用平坦部36と、 固定用平坦部36に直交する支持部38と、 を有するリテーナ26が設けられており、 デイテントスプリング20は、リテーナ26と
    共にマニアルプレート14と平行なケーシング1
    0の上記取付面30に配置されており、 デイテントスプリング20の固定用平坦部32
    は、これとケーシング10の取付面30との間に
    リテーナ26の固定用平坦部36をはさみ込んだ
    状態でボルト28によつてケーシング10の取付
    面30に固定されており、 リテーナ26の支持部38は、リーフスプリン
    グ部22の根元側部分22aに密着していること
    を特徴とする変速機のマニアルプレート位置決め
    装置。
JP31289288A 1988-12-13 1988-12-13 変速機のマニアルプレート位置決め装置 Granted JPH02159468A (ja)

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JP31289288A JPH02159468A (ja) 1988-12-13 1988-12-13 変速機のマニアルプレート位置決め装置

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Publication Number Publication Date
JPH02159468A JPH02159468A (ja) 1990-06-19
JPH0570031B2 true JPH0570031B2 (ja) 1993-10-04

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JP31289288A Granted JPH02159468A (ja) 1988-12-13 1988-12-13 変速機のマニアルプレート位置決め装置

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JPH0575554U (ja) * 1992-03-19 1993-10-15 三菱自動車工業株式会社 板ばね式ディテント構造

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JPH02159468A (ja) 1990-06-19

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