JPH0214691Y2 - - Google Patents

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JPH0214691Y2
JPH0214691Y2 JP1984170894U JP17089484U JPH0214691Y2 JP H0214691 Y2 JPH0214691 Y2 JP H0214691Y2 JP 1984170894 U JP1984170894 U JP 1984170894U JP 17089484 U JP17089484 U JP 17089484U JP H0214691 Y2 JPH0214691 Y2 JP H0214691Y2
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JP
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double speed
shift lever
lever
speed lever
rotation shaft
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JP1984170894U
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  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
  • Pivots And Pivotal Connections (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、シフトレバー装置に係り、特に、自
動車用自動変速機のシフトレバー装置に適用する
のに好適な、いわゆる倍速リンク機能付きのシフ
トレバー装置の改良に関する。
【従来の技術】
従来の自動車用自動変速機のシフトレバー装置
としては、例えば、第4図及び第5図に示される
ようなものがある。 このシフトレバー装置は、第1回動軸10に支
持され該第1回動軸10の片側に回動可能に延在
されたシフトレバー12と、第2回動軸14に支
持され該第2回動軸14の両側に回動可能に延在
された倍速レバー16とを備え、該倍速レバー1
6の一端側を係合ピン18を介して前記シフトレ
バー12に係合すると共に他端側を切換力伝達部
材22に連結することにより、シフトレバー12
の回動を拡大して前記切換力伝達部材22に伝達
するようにしたものである。 前記第1回動軸10は、シフトレバープレート
24上に立設されたデイテントプレート26及び
コントロールシヤフトブラケツト28との間に設
けられている。 前記シフトレバー12は該第1回動軸10を回
動支点として揺動可能にされると共に、該シフト
レバー12と共に揺動し且つプツシユボタン30
を介して軸方向Xに往復動可能とされたデイテン
トピン32が前記デイテントプレート26に形成
したカム孔34の所定位置と係合して所定の角度
に固定できるようになつている。 前記係合ピン18は、シフトレバー12の軸方
向に延在する長孔36に係合しており、シフトレ
バー12の揺動に応じて倍速レバー16の一端側
を揺動させる。 前記第2回動軸14は、第5図に詳細に示され
るように、コントロールシヤフトブラケツト28
に取付けられたリテーナ38、該リテーナ38の
両端に嵌込まれたブツシユ40,42、該ブツシ
ユ40,42内に挿入された鍔付きのシヤフト4
4、及びワツシヤ46、ナツト48で構成されて
いる。 前記倍速レバー16には孔16Aが設けられて
おり、シヤフト44の小径部分44Aに係合され
ると共に前記ブツシユ42の外側面42A及び前
記ワツシヤ46の内側面46Aによつて軸方向Y
の動きが規制されるようになつている。 なお、第4図において50はシフトレバーハウ
ジング、52はシフト位置を表示する文字盤、5
4は照明用ランプをそれぞれ示している。 このようなシフトレバー装置によれば、第4図
想像線で示されたような、第1回動軸10に対し
てシフトレバー12の存在する側と反対側に切換
力伝達部材への連結点を備える構造に比べ、紙面
上下方向の大きさを縮小できるようになると共
に、シフトレバー12の動きを適宜に拡大して切
換力伝達部材22に伝達することができる。
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような構造のシフトレバ
ー装置にあつては、その第2回動軸14の構造が
複雑で部品点数が多く、組付けに手間と時間が掛
る上に製造コストが高価になるという問題があつ
た。
【考案の目的】
本考案は、このような従来の問題に鑑みてなさ
れたものであつて、第2回動軸を、その本来の軸
受け機能を減ずることなく簡易な構成とし、従つ
て組付けが容易で、且つ製造コストを低く抑える
ことができるシフトレバー装置を提供することを
目的とする。
【課題を解決するための手段】 本考案は、第1回動軸に支持され該第1回動軸
の片側に回動可能に延在されたシフトレバーと、
第2回動軸に支持され該第2回動軸の両側に回動
可能に延在された倍速レバーとを備え、該倍速レ
バーの一端側を係合ピンを介して前記シフトレバ
ーに係合すると共に他端側を切換力伝達部材に連
結することにより、シフトレバーの回動を拡大し
て前記切換力伝達部材に伝達するようにしたシフ
トレバー装置において、前記第2回動軸の軸方向
における前記倍速レバーの両側にブツシユを配置
すると共に、それぞれのブツシユの倍速レバー側
に円以外の外形のボス部を倍速レバーの厚さの1/
2以下の高さだけ突出形成し、且つ、倍速レバー
に該ボス部の外形に対応した形状の孔部を形成
し、前記ブツシユをそれぞれ第2回動軸のシヤフ
トに遊嵌すると共に該ブツシユのボス部に前記倍
速レバーの孔部を係合したことにより上記目的を
達成したものである。
【作用】
本考案においては、前記第2回動軸において、
前記倍速レバーの軸方向の動きを阻止するため
に、該倍速リンクの両側にブツシユを配置すると
共に、該ブツシユの倍速レバー側に、円以外の外
形のボス部を倍速レバーの厚さの1/2以下の高さ
だけ突出形成し、且つ、倍速レバーに該ボス部の
外形に対応した形状の孔部を形成した上で、この
ブツシユをそれぞれ第2回動軸のシヤフトに遊嵌
し、該ブツシユのボス部に前記倍速レバーの孔部
を係合させるようにしたため、第2回動軸に関
し、構造が簡単で部品点数が少なく、組付けが容
易で且つ製造コストの低いシフトレバー装置を得
ることができる。 又、第2回動軸自体の必要スペースを縮小化す
ることができる。 更に、倍速レバーの揺動に応じてブツシユが共
に回動するようになるため、組付け時及び揺動時
における「がた」が少なく、又、倍速レバーが揺
動する際のねじれ荷重を良好に吸収することがで
きる。
【実施例】
以下図面を参照して本考案の実施例を詳細に説
明する。 なお、従来と同一又は実質的に同一な部分につ
いては図中で同一符号を付すこととし、重複して
詳細に説明するのを省略する。 この実施例は、第1図〜第3図に示されるよう
に、第1回動軸10に支持され該第1回動軸10
の片側に回動可能に延在されたシフトレバー12
と、第2回動軸140に支持され該第2回動軸1
40の両側に回動可能に延在された倍速レバー1
60とを備え、該倍速レバー160の一端側を係
合ピン18を介して前記シフトレバー12に係合
すると共に他端側を切換力伝達部材22に連結す
ることにより、シフトレバー12の回動を拡大し
て前記切換力伝達部材22に伝達するようにした
シフトレバー装置において、前記第2回動軸14
0の軸方向Yにおける前記倍速レバー160の両
側にブツシユ141A,141Bを配置すると共
に、該ブツシユ141A,141Bの倍速レバー
160側に略正方形の外形のボス部142A,1
42Bを突出形成し、且つ、倍速レバー160に
該ボス部142A,142Bの外形に対応した略
正方形の孔部161を形成し、前記ブツシ141
A,141Bを第2回動軸140のシヤフト14
3に遊嵌すると共に該ブツシユ141A,141
Bのボス部142A,142Bに前記倍速レバー
160の孔部161を係合したものである。 前記ブツシユ141A,141Bは樹脂製であ
つて、円盤状の台座部144に面取りされた正方
形のボス部142A,142Bが倍速レバー16
0の厚さDの1/2以下の高さD′だけ突出形成され
ている。又、このブツシユ141A,141Bに
は、その中央部にシヤフト143に遊嵌させるた
めの貫通孔145が設けられている。 前記倍速レバー160には、その第2回動軸1
40相応位置に前記ボス部142の外形に対応し
て面取りされた正方形の孔部161が貫通形成さ
れている。 前記シヤフト143は、鍔部146、大径部1
47、及び小径部148から構成され、該小径部
148にねじ149が切られている。 第2回動軸140は、まずコントロールシヤフ
トブラケツト28に形成された孔28A内に鍔付
きのシヤフト143を挿入し、該シヤフト143
の鍔部146と前記コントロールシヤフトブラケ
ツト28とを溶接した後、シヤフト143にブツ
シユ141Aをその台座部144の方から遊嵌
し、次いで該ブツシユ141Aのボス部142A
に倍速レバー160の孔部161を係合させ、更
にもう片側のブツシユ141Bをそのボス部14
2B側から遊嵌し、ワツシヤ151,152を介
して最後にナツト153を締付けてなるものであ
る。 上記実施例によれば構造が簡単で部品点数が少
なく、従つて組付けが容易で且つ低コストで製造
することができる。 又、倍速レバー160の第2回動軸140相当
部分は、係合ピン18の位置から距離Lだけオフ
セツトされており(第1図参照)、且つ、該係合
ピン18とシフトレバー12に設けられた長孔3
6との係合に「がた」の発生が避けられない関係
上、倍速レバー160の第2回動軸140相当部
位はねじれ荷重が生じることになるが、ブツシユ
141A,141Bの双方が倍速レバー160と
共に回動するため、該ねじれ荷重はブツシユ14
1Aとコントロールシヤフトブラケツト28との
間、及びブツシユ141Bとワツシヤ151との
間の双方の広い接触部分で良好に吸収されるの
で、第2回動軸140の耐久性を向上させること
ができる。 なお、上記実施例においては、ボス部142
A,142Bの外形を面取りされた正方形として
いたが、本考案におけるボス部の外形は、この形
状に限定されるものではなく、倍速レバーとブツ
シユとが共に回転できるような円形以外の形状な
らばどのような形状であつてもよい。 又、上記実施例においては、本考案を自動車用
自動変速機のシフトレバー装置に適用した例が示
されていたが、本考案はこれに限定されるもので
はなく、例えばマニユアル変速機のシフトレバー
装置に適用するようにしてもよい。
【考案の効果】
以上説明した通り、本考案によれば、特に第2
回動軸に関し構成が簡単で部品点数が少なく、従
つて組付けが容易で且つ製造コストの安価なシフ
トレバー装置を得ることができるという優れた効
果が得られる。 又、第2回動軸の必要スペースを縮小すること
ができ、従つてシフトレバーハウジング等の形状
を小さくすることができる。 更に、倍速レバーの両側にブツシユが配置さ
れ、しかも両ブツシユとも倍速レバーと共に回転
するため、倍速レバーのねじり荷重を良好に吸収
することができ、従つて第2回動軸の耐久性を向
上させることができるという優れた効果も得られ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の実施例に係る自動車の自動
変速機用シフトレバー装置の一部が断面とされた
正面図、第2図は、第1図の−線に沿う拡大
断面図、第3図は、ブツシユ及び倍速レバーの第
2回動軸付近の分解斜視図、第4図は、従来のシ
フトレバー装置の一例を示す第1図相当の正面
図、第5図は、第4図−線に沿う拡大断面図
である。 10……第1回動軸、12……シフトレバー、
14,140……第2回動軸、16,160……
倍速レバー、18……係合ピン、22……切換力
伝達部材、141A,141B……ブツシユ、1
42A,142B……ボス部、143……シヤフ
ト、161……孔部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 第1回動軸に支持され該第1回動軸の片側に回
    動可能に延在されたシフトレバーと、第2回動軸
    に支持され該第2回動軸の両側に回動可能に延在
    された倍速レバーとを備え、該倍速レバーの一端
    側を係合ピンを介して前記シフトレバーに係合す
    ると共に他端側を切換力伝達部材に連結すること
    により、シフトレバーの回動を拡大して前記切換
    力伝達部材に伝達するようにしたシフトレバー装
    置において、 前記第2回動軸の軸方向における前記倍速レバ
    ーの両側にブツシユを配置すると共に、それぞれ
    のブツシユの倍速レバー側に円以外の外形のボス
    部を倍速レバーの厚さの1/2以下の高さだけ突出
    形成し、且つ、倍速レバーに該ボス部の外形に対
    応した形状の孔部を形成し、前記ブツシユをそれ
    ぞれ第2回動軸のシヤフトに遊嵌すると共に該ブ
    ツシユのボス部に前記倍速レバーの孔部を係合し
    たことを特徴とするシフトレバー装置。
JP1984170894U 1984-11-09 1984-11-09 Expired JPH0214691Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1984170894U JPH0214691Y2 (ja) 1984-11-09 1984-11-09

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JP1984170894U JPH0214691Y2 (ja) 1984-11-09 1984-11-09

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Publication Number Publication Date
JPS6184925U JPS6184925U (ja) 1986-06-04
JPH0214691Y2 true JPH0214691Y2 (ja) 1990-04-20

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ID=30728602

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JP1984170894U Expired JPH0214691Y2 (ja) 1984-11-09 1984-11-09

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Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5809504B2 (ja) * 2011-09-22 2015-11-11 富士機工株式会社 シフトレバー装置
JP6217309B2 (ja) * 2013-10-25 2017-10-25 三菱自動車工業株式会社 車両用フードダンパ

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JPS5725020A (en) * 1980-07-22 1982-02-09 Toyota Motor Corp Shift lever device of automatic speed change gear

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JPS58191451U (ja) * 1982-06-17 1983-12-20 厚木自動車部品株式会社 ガススプリングの取付構造

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JPS6184925U (ja) 1986-06-04

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