JPH0712198Y2 - 自動変速機の操作機構 - Google Patents

自動変速機の操作機構

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JPH0712198Y2
JPH0712198Y2 JP6401187U JP6401187U JPH0712198Y2 JP H0712198 Y2 JPH0712198 Y2 JP H0712198Y2 JP 6401187 U JP6401187 U JP 6401187U JP 6401187 U JP6401187 U JP 6401187U JP H0712198 Y2 JPH0712198 Y2 JP H0712198Y2
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JP
Japan
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manual
parking
plate
valve
operating mechanism
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JP6401187U
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JPS63171265U (ja
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等 芥川
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Mazda Motor Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動変速機の操作機構に関する。
(従来技術) 自動変速機においては、セレクト機構及びパーキング機
構をシフトレバー操作により作動させる操作機構が設け
られている。このような操作機構においては、特公昭52
-32495号公報に示すように、マニュアルシャフトを共通
回転軸として、マニュアルプレートとパーキングレバー
とを連係し、該パーキングレバーの回動先端部に、パー
キングポール用パーキングロッドを連係する一方、該マ
ニュアルプレートの回動先端部に、バルブボディから変
位動可能に突出するマニュアルバルブを連係することに
なっており、これにより、マニュアルシャフトに基づき
マニュアルプレートを回動させれば、上記パーキングロ
ッド及びマニュアルバルブが変位動されることになる。
ところで、上記操作機構は、マニュアルシャフトを共通
回動軸としてマニュアルプレートとパーキングプレート
とが互いに遠のく方向に延びる構成であることから、パ
ーキングロッドとマニュアルバルブとの間の間隔は、そ
の性質上、長くならざるを得ない。このため、上記マニ
ュアルプレート、マニュアルバルブ、パーキングレバ
ー、パーキングロッド等をバルブボディに対して並設す
るように配置した場合、それに伴って、当該操作機構
も、その方向に大きくならざるを得ないことから、それ
を回避すべく、バルブボディをマニュアルプレート等に
対して、マニュアルバルブの変位動方向(上記公報第1
図中、左右方向)にオフセットして該マニュアルプレー
ト等を落とし込むことにより、パーキングロッドとマニ
ュアルバルブの略配列方向(上記公報第1図、第2図に
おいては、上下方向)において、マニュアルプレート等
とバルブボディとが一列に並設されないようにし、これ
により、パーキングロッドとマニュアルバルブの略配列
方向において、当該操作機構が長くなることを抑えてい
る(上記公報第1図参照)。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、上述のように、バルブボディとマニュアルプレ
ート等をオフセットした場合、そのオフセットに基づ
き、マニュアルバルブの変位動方向において長さが増大
することになり、これに伴って、その方向において、操
作機構は大型化することになる(上記公報第1図参
照)。
本考案は上記実情に鑑みてなされたもので、その目的
は、パーキングロッドとマニュアルバルブの略配列方
向、マニュアルバルブの変位動方向の両方向において、
長さを極力短縮化することができる自動変速機の操作機
構を提供することにある。
(問題点を解決するための手段、作用) 上記目的を達成するために本考案にあっては、 パーキングポールを駐車歯車に対して接近離間動させる
パーキングロッドと、バルブボディから変位動可能に突
出するマニュアルバルブとが、マニュアルプレートにそ
れぞれ連係され、該マニュアルプレートの板面に直交す
る回動軸心を中心とした該マニュアルプレートの回動に
基づき、前記パーキングロッド、前記マニュアルバルブ
が変位動される自動変速機の操作機構において、 前記パーキングロッドと前記マニュアルバルブとの間
に、前記マニュアルプレートが、該マニュアルプレート
の板面を前記バルブボディに対向するようにして配設さ
れる、 構成としてある。
上述の構成により、バルブボディと、マニュアルプレー
ト、パーキングロッド、マニュアルバルブ等とが並設さ
れることになるため、バルブボディとマニュアルプレー
ト等とが、マニュアルバルブの変位動方向にオフセット
されることはなくなり、そのオフセットに基づき、当該
操作機構の長さがマニュアルバルブの変位動方向におい
て増大されることがなくなる。
しかも、そのバルブボディにマニュアルプレート等を並
設する場合、マニュアルプレートの板面をバルブボディ
に対向させる構成であることから、パーキングロッドと
マニュアルバルブの略配列方向において、マニュアルプ
レートが占める配設空間は、該マニュアルプレートの肉
厚相当分だけとなり、マニュアルバルブ、パーキングロ
ッドをマニュアルプレートの板面に近づけ、該マニュア
ルバルブと該パーキングロッドとの間の間隔を狭めるこ
とができることになり、バルブボディとマニュアルプレ
ート等とを並設しても、当該操作機構の長さを、パーキ
ングロッドとマニュアルバルブの略配列方向において、
短縮することができることになる。
このため、パーキングロッドとマニュアルバルブの略配
列方向、マニュアルバルブの変位動方向の両方向におい
て、当該操作機構の長さを極力短縮化することができる
ことになる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図〜第3図において、1は本考案に係る操作機構で
ある。この操作機構1において、2はケーシングとして
のミッションケース、3はシフトレバーに連係されるマ
ニュアルシャフトで、マニュアルシャフト3にはマニュ
アルプレート4が固定されており、マニュアルプレート
4は、その板面がミッションケース1に対して平行に配
設されている。マニュアルプレート4は、第1図に示す
ように、マニュアルシャフト3を中心として扇形形状に
広がっており、そのマニュアルプレート4の一端側にお
ける背面(第1図中、表面)にはピン5が植立され、該
マニュアルプレート4の他端側周縁部には複数のデイテ
ント溝6が形成され、該両者5、6の間における周縁部
には係合溝7が形成されている。
前記ピン5はマニュアルバルブ8の弁杆9に設けられた
ホーク10に係合しており、マニュアルプレート4の回動
に応じてマニュアルバルブ8はシフトすることになる。
これにより、バルブボディ40(第3図参照)内の油路が
切換えられることになり、これに基づき、変速レンジが
切換えられることになる。
尚、第1図中、実線のピン5は、マニュアルバルブ8
(ホーク10)との係合により該マニュアルバルブ8を一
方のストローク端(Pレンジ)に位置させる位置を示し
ており、仮想線のピン5は、マニュアルバルブ8を他方
のストローク端に位置させる位置を示している。
前記複数のデイテント溝6は、パークキング用P、ニュ
ートラル用N等が設けられており、パーキング用デイテ
ント溝Pが最もマニュアルプレート4の他端側に設けら
れている。
ミッションケース面2には、第1図に示すようにマニュ
アルプレート4に近接して第1、第2のボス部11、12が
突設されており、該第1、第2のボス部11、12の先端面
には嵌合穴13、14が形成されている。
第1のボス部11には揺動アーム15が差込み嵌合されてい
る。この関係は、揺動アーム15の一端側に支持ピン16を
設け、その支持ピン16を第1のボス部11の嵌合穴13に相
対回転可能に嵌合する構成となっている。この揺動アー
ム15の他端側には係合部17が設けられており、揺動アー
ム15の揺動に伴う係合部17の移動領域には前記デイテン
ト溝6が臨んでいる。この係合部17はローラ支持部19と
ばね受け部20とを備えている。ローラ支持部19にはロー
ラ21が回転可能に支持されており、ローラ21は前記各デ
イテント溝6に係合可能となっている。ばね受け部20に
は、前記第1のボス部11に取付けられたねじりスプリン
グ22の一端側が当接しており、ねじりスプリング22の他
端側は第1のボス部11近傍に植立されたばね受けピン23
に当接している。これにより、ローラ21は付勢状態をも
ってデイテント溝6に係合している。
前記第2のボス部12にはパーキングレバー24が差込み嵌
合されている。この関係は、パーキングレバー24の一端
側に支持ピン25を設け、その支持ピン25を第2のボス部
12の嵌合穴14に相対回転可能に嵌合する構成となってい
る。このパーキングレバー24の他端側はマニュアルプレ
ート4の係合溝7側に向って延びており、その他端側に
おける板面は、その一端側における板面よりも広がって
いる。このパーキングレバー24の他端側における前記係
合溝7に近い一方側には係合ピン26が植立されており、
その係合ピン26は係合溝7に係合している。パーキング
レバー24の他端側における係合溝7に遠い他方側にはパ
ーキングロッドとしてのプッシュロッド27が、その一端
部において連結されており、プッシュロッド27の他端部
は、ミッションケースに取付けられた支持部(図示略)
に変位動可能に支持されている。このプッシュロッド27
の途中にはカム28が設けられており、このカム28にはパ
ーキングポール29の背面が当接している。このパーキン
グポール29は、その歯止め部30がプッシュロッド27の変
位動に伴うカム28のカム作用により、出力軸31に固定さ
れた駐車歯車32に噛合するようになっており、この噛合
により駐車歯車32が固定されるようになっている。
ミッションケース2には、前記第1、第2のボス部11、
12の近傍であって該両者11、12の中間域において第3の
ボス部33が突設されている。この第3のボス部33の先端
面には、二又状のばね性プレート部材34が、その中間部
においてボルト35により着脱可能に固定されている。そ
のプレート部材34の一方側は、押圧部として第1のボス
部11に向って延びて、該第1のボス部11上の揺動アーム
15の板面に付勢状態で当接しており、このプレート部材
34の一方側により揺動アーム15は第1のボス部11に押圧
保持されている。プレート部材34の他方側は、押圧部と
して第2のボス部12に向って延びて、該第2のボス部12
上のパーキングレバー24の板面に付勢状態で当接してお
り、このプレート部材34の他方側によりパーキングレバ
ー24は第2のボス部12に押圧保持されている。
したがって、この操作機構1においては、シフトレバー
操作によりマニュアルシャフト3を介してマニュアルプ
レート4を回動させ、ローラ21を所定のデイテント溝6
に係合させれば、ピン5と弁杆9との連係関係により、
マニュアルバルブ8は、当該デイテント溝6に対応する
所定の位置にシフトすることになる。
マニュアルプレート4を回動させて、ローラ21をパーキ
ング用デイテント溝Pに係合させた場合には、係合ピン
26と係合溝7との係合関係により、パーキングレバー24
が第2のボス部12を中心として第1図中、時計方向に揺
動することになり、これに伴って、プッシュロッド27
は、パーキングレバー24との連係関係により第1図中、
右方向に移動される。これにより、パーキングポール29
はカム28のカム作用により押圧され、その歯止め部30は
駐車歯車32に噛合し、駐車歯車32は固定されることにな
る。
この操作機構1の組付けに際しては、揺動アーム15の支
持ピン16を第1のボス部11の嵌合穴13に嵌合し、パーキ
ングレバー24の支持ピン25を第1のボス部12の嵌合穴14
に嵌合した後、プレート部材34を第3のボス部33に固定
すれば、プレート部材34により揺動アーム15とパーキン
グレバー24とが同時に第1、第2のボス部11、12にそれ
ぞれ取付けられることになり、揺動アーム15とパーキン
グレバー24とを個々にミッションケース2に取付ける作
業が必要でなくなる。このため、揺動アーム15とパーキ
ングレバー24の取付け作業を容易にすることができるこ
とになる。
また、一枚のプレート部材34を用いて揺動アーム15とパ
ーキングレバー24とをミッションケース2に取付けるこ
とができることになり、揺動アーム15とパーキングレバ
ー24とを個々に第1、第2のボス部11、12に取付ける場
合に比して部品点数を減らすことができることになる。
(考案の効果) 本考案は以上述べたように、パーキングロッドとマニュ
アルバルブの略配列方向、マニュアルバルブの変位動方
向の両方向において、長さを極力短縮化することができ
る自動変速機の操作機構を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る操作機構を示す背面図、 第2図は第1図の一部断面正面図、 第3図は本考案に係る操作機構を示す縦断面図である。 1:操作機構 2:ミッションケース面 4:マニュアルプレート 6:デイテント溝 15:揺動アーム 24:パーキングレバー 34:プレート部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】パーキングポールを駐車歯車に対して接近
    離間動させるパーキングロッドと、バルブボディから変
    位動可能に突出するマニュアルバルブとが、マニュアル
    プレートにそれぞれ連係され、該マニュアルプレートの
    板面に直交する回動軸心を中心とした該マニュアルプレ
    ートの回動に基づき、前記パーキングロッド、前記マニ
    ュアルバルブが変位動される自動変速機の操作機構にお
    いて、 前記パーキングロッドと前記マニュアルバルブとの間
    に、前記マニュアルプレートが、該マニュアルプレート
    の板面を前記バルブボディに対向するようにして配設さ
    れる、 ことを特徴とする自動変速機の操作機構。
JP6401187U 1987-04-30 1987-04-30 自動変速機の操作機構 Expired - Lifetime JPH0712198Y2 (ja)

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JPS63171265U JPS63171265U (ja) 1988-11-08
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