JPS6119868B2 - - Google Patents
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- JPS6119868B2 JPS6119868B2 JP56074097A JP7409781A JPS6119868B2 JP S6119868 B2 JPS6119868 B2 JP S6119868B2 JP 56074097 A JP56074097 A JP 56074097A JP 7409781 A JP7409781 A JP 7409781A JP S6119868 B2 JPS6119868 B2 JP S6119868B2
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- JP
- Japan
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- gear
- operating lever
- lever
- shift
- transmission
- Prior art date
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 31
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 claims description 11
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 claims description 2
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 7
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 3
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 3
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 3
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 3
- 238000007373 indentation Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H63/00—Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism
- F16H63/02—Final output mechanisms therefor; Actuating means for the final output mechanisms
- F16H63/30—Constructional features of the final output mechanisms
- F16H63/302—Final output mechanisms for reversing
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H63/00—Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism
- F16H63/02—Final output mechanisms therefor; Actuating means for the final output mechanisms
- F16H63/30—Constructional features of the final output mechanisms
- F16H63/34—Locking or disabling mechanisms
- F16H63/36—Interlocking devices
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05G—CONTROL DEVICES OR SYSTEMS INSOFAR AS CHARACTERISED BY MECHANICAL FEATURES ONLY
- G05G5/00—Means for preventing, limiting or returning the movements of parts of a control mechanism, e.g. locking controlling member
- G05G5/06—Means for preventing, limiting or returning the movements of parts of a control mechanism, e.g. locking controlling member for holding members in one or a limited number of definite positions only
- G05G5/065—Means for preventing, limiting or returning the movements of parts of a control mechanism, e.g. locking controlling member for holding members in one or a limited number of definite positions only using a spring-loaded ball
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/20—Control lever and linkage systems
- Y10T74/20012—Multiple controlled elements
- Y10T74/20018—Transmission control
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/20—Control lever and linkage systems
- Y10T74/20576—Elements
- Y10T74/20582—Levers
- Y10T74/20588—Levers toggle
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Automation & Control Theory (AREA)
- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は選択摺動式歯車変速機のギヤ抜け防止
機構に関するものである。
機構に関するものである。
選択摺動式歯車変速機はギヤを直接通常の動力
伝達不能な中立位置から軸線方向へ摺動変位させ
て動力伝達可能な変速位置に持ち来たすことによ
り変速を行なうものである。この種変速方式は、
全ての変速歯車列を選択摺動式にしたものに限ら
ず、自動車用手動変速機のようにほとんどの変速
歯車列を常時噛合式にしたものでも、一部の変速
歯車列に用いられることがあり、該変速機の後退
用変速歯車列がこれに相当する。
伝達不能な中立位置から軸線方向へ摺動変位させ
て動力伝達可能な変速位置に持ち来たすことによ
り変速を行なうものである。この種変速方式は、
全ての変速歯車列を選択摺動式にしたものに限ら
ず、自動車用手動変速機のようにほとんどの変速
歯車列を常時噛合式にしたものでも、一部の変速
歯車列に用いられることがあり、該変速機の後退
用変速歯車列がこれに相当する。
しかして、このような変速方式にあつては、ギ
ヤを変速位置にした状態での動力伝達中、該ギヤ
にギヤ抜け方向(中立位置に向う方向)の荷重が
加わると、これがそのまま変速操作系に及び、該
変速操作系中に設けたチエツク力に抗してギヤを
中立位置へ向け軸線方向に戻してしまい、所謂ギ
ヤ抜けを生ずることがある。
ヤを変速位置にした状態での動力伝達中、該ギヤ
にギヤ抜け方向(中立位置に向う方向)の荷重が
加わると、これがそのまま変速操作系に及び、該
変速操作系中に設けたチエツク力に抗してギヤを
中立位置へ向け軸線方向に戻してしまい、所謂ギ
ヤ抜けを生ずることがある。
そこで従来は、上記のチエツク力を増大させた
り、ギヤの噛み合い状態をギヤ抜け方向の荷重が
作用しにくくなるよう調整したり、ギヤ抜けが生
じないようギヤを逆テーパにする等の対策が購じ
られてきた。しかし第1の対策ではチエツク力増
大分だけ変速操作力が増して操作性が悪化し、第
2の対策ではギヤの厳しい寸法精度を要求されて
その管理が面倒であると共に、ギヤの製造費が嵩
み、又第3の対策ではギヤノイズが大きくなつて
騒音の発生原因になつたり、歯当りが不安定で面
圧が高くなつて耐久性が悪くなる等、いずれの対
策も従来は十分なギヤ抜け防止策となり得なかつ
たり、ギヤ抜けを防止し得るとしても各種の不都
合をともない、完壁な解決策たり得なかつた。
り、ギヤの噛み合い状態をギヤ抜け方向の荷重が
作用しにくくなるよう調整したり、ギヤ抜けが生
じないようギヤを逆テーパにする等の対策が購じ
られてきた。しかし第1の対策ではチエツク力増
大分だけ変速操作力が増して操作性が悪化し、第
2の対策ではギヤの厳しい寸法精度を要求されて
その管理が面倒であると共に、ギヤの製造費が嵩
み、又第3の対策ではギヤノイズが大きくなつて
騒音の発生原因になつたり、歯当りが不安定で面
圧が高くなつて耐久性が悪くなる等、いずれの対
策も従来は十分なギヤ抜け防止策となり得なかつ
たり、ギヤ抜けを防止し得るとしても各種の不都
合をともない、完壁な解決策たり得なかつた。
本発明は以上の観点から、ギヤに加わるギヤ抜
け方向の荷重の少なくとも一部を変速機ケースに
より受け止め得るようギヤの変位を司どる変速操
作部を、ギヤを操作する作用レバーと、変速操作
時上記作用レバーとケースとの間で略々一線とな
る操作レバー及び中間レバーとの3本のレバーで
構成し、これにより上記従来対策の問題や、その
他いかなる問題も生ずることなく、ギヤ抜けの発
生を確実に防止し得るようにした選択摺動式歯車
変速機のギヤ抜け防止機構を提供しようとするも
のである。
け方向の荷重の少なくとも一部を変速機ケースに
より受け止め得るようギヤの変位を司どる変速操
作部を、ギヤを操作する作用レバーと、変速操作
時上記作用レバーとケースとの間で略々一線とな
る操作レバー及び中間レバーとの3本のレバーで
構成し、これにより上記従来対策の問題や、その
他いかなる問題も生ずることなく、ギヤ抜けの発
生を確実に防止し得るようにした選択摺動式歯車
変速機のギヤ抜け防止機構を提供しようとするも
のである。
以下、図示の実施例により本発明を詳細に説明
する。
する。
第1図乃至第4図は本発明ギヤ抜け防止機構を
自動車用手動式歯車変速機の選択摺動式とした後
退用変速歯車列に適用した例で、図中1は変速機
ケース、2は前進第5速選択用シンクロメツシユ
機構のカツプリングスリーブ、3は後退用ドライ
ブピニオン、4は該ピニオンと同一の平面内に設
けた後退用出力ギヤ、5は後退用アイドラギヤを
夫々示し、アイドラギヤ5は変速機ケース1に設
けたアイドラシヤフト6上に回転自在及び摺動自
在に支持する。
自動車用手動式歯車変速機の選択摺動式とした後
退用変速歯車列に適用した例で、図中1は変速機
ケース、2は前進第5速選択用シンクロメツシユ
機構のカツプリングスリーブ、3は後退用ドライ
ブピニオン、4は該ピニオンと同一の平面内に設
けた後退用出力ギヤ、5は後退用アイドラギヤを
夫々示し、アイドラギヤ5は変速機ケース1に設
けたアイドラシヤフト6上に回転自在及び摺動自
在に支持する。
7は前進第5速選択用シフトフオークで、この
シフトフオークはその二又先端をカツプリングス
リーブ2の外周条溝に係合させると共に、他端を
変速機ケース1に軸線方向摺動可能に横架したフ
オークシヤフト8に嵌合して、これに固着する。
フオークシヤフト8には更に第1図及び第2図の
如く、シフトアーム9の基端ボス部9aを嵌合
し、ピン10により固定してシフトアーム9を一
体結合する。シフトアーム9の先端に溝9bを形
成し、この溝に変速レバー11の一端円形部11
aを後述の如く適宜侵入可能とする。変速レバー
11は2腕レバーとし、その中程をスリーブ12
上にこれと一体になるよう嵌合すると共に、他端
球形部11bを変速アーム13の先端孔13a内
に摺動自在に嵌合する。スリーブ12は変速機ケ
ース1に固設したロツド14に摺動自在に嵌合す
ると共に、両端面にばね15,16を作用させて
軸線方向定位置に弾性的に抑止する。
シフトフオークはその二又先端をカツプリングス
リーブ2の外周条溝に係合させると共に、他端を
変速機ケース1に軸線方向摺動可能に横架したフ
オークシヤフト8に嵌合して、これに固着する。
フオークシヤフト8には更に第1図及び第2図の
如く、シフトアーム9の基端ボス部9aを嵌合
し、ピン10により固定してシフトアーム9を一
体結合する。シフトアーム9の先端に溝9bを形
成し、この溝に変速レバー11の一端円形部11
aを後述の如く適宜侵入可能とする。変速レバー
11は2腕レバーとし、その中程をスリーブ12
上にこれと一体になるよう嵌合すると共に、他端
球形部11bを変速アーム13の先端孔13a内
に摺動自在に嵌合する。スリーブ12は変速機ケ
ース1に固設したロツド14に摺動自在に嵌合す
ると共に、両端面にばね15,16を作用させて
軸線方向定位置に弾性的に抑止する。
本発明においては、アイドラキヤ5をアイドラ
シヤフト6上でその軸線方向へ変位させるための
作用レバー17を設け、作用レバー17はこの目
的のため基端を第1図及び第3図の如く、ボルト
18で変速機ケース1へ固設したブラケツト19
に枢支軸20を介して枢支し、先端を二又にして
アイドラギヤ5に跨がらせる。
シヤフト6上でその軸線方向へ変位させるための
作用レバー17を設け、作用レバー17はこの目
的のため基端を第1図及び第3図の如く、ボルト
18で変速機ケース1へ固設したブラケツト19
に枢支軸20を介して枢支し、先端を二又にして
アイドラギヤ5に跨がらせる。
本発明においては別に操作レバー21を第3図
に示すように設け、この操作レバーを第4図の如
く作用レバー17とほぼ同一の平面内に配置する
と共に、操作レバー21の基部を変速機ケース1
に第1図の如く植設した枢支軸22上に第3図の
如くに枢支する。そして、操作レバー21の先端
と作用レバー17の中程とを中間レバー23によ
り相互に連節し、この目的のため中間レバー23
の一端はピン24により作用レバー17に、又他
端はピン25により操作レバー21に夫々枢着す
る。
に示すように設け、この操作レバーを第4図の如
く作用レバー17とほぼ同一の平面内に配置する
と共に、操作レバー21の基部を変速機ケース1
に第1図の如く植設した枢支軸22上に第3図の
如くに枢支する。そして、操作レバー21の先端
と作用レバー17の中程とを中間レバー23によ
り相互に連節し、この目的のため中間レバー23
の一端はピン24により作用レバー17に、又他
端はピン25により操作レバー21に夫々枢着す
る。
又、第1図及び第2図に示すようにシフトアー
ム9のボス部9aにその軸線方向へ延在する作動
子26を一体に設け、この作動子26を第3図及
び第4図に明示する如く、中間レバー23を配置
したと同じ操作レバー21の側に配置してこれに
密接せしめ、操作レバー21の反対側に摺接ブロ
ツク27を第4図の如く密接させて配置する。作
動子26の先端に操作レバー21の先端から遠い
基部端面21aと衝合する爪26aを第2図乃至
第4図の如く設けると共に、操作レバー21と密
接する作動子26の面に切欠溝26bを形成す
る。第3図及び第4図に示すように切欠溝26b
と対向する操作レバー21の箇所に透孔21bを
穿ち、同じく切欠溝26bと対向する摺接ブロツ
ク27の面27aの箇所に窪み27bを形成し、
これら透孔21b及び窪み27b内にボール28
を摺動自在に密嵌する。
ム9のボス部9aにその軸線方向へ延在する作動
子26を一体に設け、この作動子26を第3図及
び第4図に明示する如く、中間レバー23を配置
したと同じ操作レバー21の側に配置してこれに
密接せしめ、操作レバー21の反対側に摺接ブロ
ツク27を第4図の如く密接させて配置する。作
動子26の先端に操作レバー21の先端から遠い
基部端面21aと衝合する爪26aを第2図乃至
第4図の如く設けると共に、操作レバー21と密
接する作動子26の面に切欠溝26bを形成す
る。第3図及び第4図に示すように切欠溝26b
と対向する操作レバー21の箇所に透孔21bを
穿ち、同じく切欠溝26bと対向する摺接ブロツ
ク27の面27aの箇所に窪み27bを形成し、
これら透孔21b及び窪み27b内にボール28
を摺動自在に密嵌する。
上述の如くに構成した本発明機構を具える変速
機の変速作用を次に説明する。
機の変速作用を次に説明する。
第1図乃至第4図は前進第5速及び後退のいず
れも選択されていない中立状態を示す。ここで、
運転者がシフトレバー(図示せず)を前進第5速
及び後退列にセレクト操作すると、変速アーム1
3は第2図中図面直角方向向う側へ変位されて、
変速レバー11を第1図の実線位置から仮想線位
置へ左行させ、その円形端部11aをシフトアー
ム9の溝9b内に侵入させる。このセレクト操作
後上記シフトレバーを前進第5速位置へシフト操
作すると、変速アーム13が第2図中上方に変位
されて変速レバー11を同図中反時針方向に回動
せしめ、この回動によりシフトアーム9がこれに
ピン10で結合されたフオークシヤフト8と共に
第2図中右行される。これがため、フオークシヤ
フト8に結着したシフトフオーク7は第1図中図
面直角方向向う側に変位され、カツプリングスリ
ーブ2を中立位置から同方向へ一体的に変位させ
て前進第5速を選択することができる。
れも選択されていない中立状態を示す。ここで、
運転者がシフトレバー(図示せず)を前進第5速
及び後退列にセレクト操作すると、変速アーム1
3は第2図中図面直角方向向う側へ変位されて、
変速レバー11を第1図の実線位置から仮想線位
置へ左行させ、その円形端部11aをシフトアー
ム9の溝9b内に侵入させる。このセレクト操作
後上記シフトレバーを前進第5速位置へシフト操
作すると、変速アーム13が第2図中上方に変位
されて変速レバー11を同図中反時針方向に回動
せしめ、この回動によりシフトアーム9がこれに
ピン10で結合されたフオークシヤフト8と共に
第2図中右行される。これがため、フオークシヤ
フト8に結着したシフトフオーク7は第1図中図
面直角方向向う側に変位され、カツプリングスリ
ーブ2を中立位置から同方向へ一体的に変位させ
て前進第5速を選択することができる。
かかる変速操作中、作動子26はシフトアーム
9に一体に設けられているため、これと共に移動
し、第3図及び第4図の実線位置から仮想線位置
へと変位する。しかして、この変位は、爪26a
が操作レバー端面21aから離れる方向であるた
め、又この時ボール28が第4図の実線位置から
作動子切欠溝26bの端部により追出されて透孔
21b及び窪み27b内に埋没した仮想線位置と
なり、このボールが操作レバー21を固定の摺接
ブロツク27に対し相対移動させないようロツク
しているため、作動子26は操作レバー21を第
3図及び第4図の位置に保つて上記の変位を行な
い得る。従つて、前進第5速への変速操作中その
操作力が後述する後退シフト系を介してアイドラ
ギヤ5に伝達されず、アイドラギヤ5は第3図の
中立位置からいささかも変位しない。
9に一体に設けられているため、これと共に移動
し、第3図及び第4図の実線位置から仮想線位置
へと変位する。しかして、この変位は、爪26a
が操作レバー端面21aから離れる方向であるた
め、又この時ボール28が第4図の実線位置から
作動子切欠溝26bの端部により追出されて透孔
21b及び窪み27b内に埋没した仮想線位置と
なり、このボールが操作レバー21を固定の摺接
ブロツク27に対し相対移動させないようロツク
しているため、作動子26は操作レバー21を第
3図及び第4図の位置に保つて上記の変位を行な
い得る。従つて、前進第5速への変速操作中その
操作力が後述する後退シフト系を介してアイドラ
ギヤ5に伝達されず、アイドラギヤ5は第3図の
中立位置からいささかも変位しない。
運転者がシフトレバーを同じセレクト位置で逆
方向に後退位置へシフト操作すると、シフトアー
ム9が変速アーム13により変速レバー11を介
して前記と逆の方向、即ち第2図中左方へ移動さ
れる。シフトアーム9のかかる移動によりこれに
設けた作動子26は一体的に第3図及び第4図の
実線位置、即ち第5図及び第6図の仮想線位置か
ら第5図及び第6図に実線で示す位置へ変位され
る。この変位は爪26aを介して操作レバー21
に伝達され、このレバーを第5図中枢支軸22の
周りで反時針方向へ回動せしめ、第3図及び第4
図の位置(第5図及び第6図の仮想線位置)から
第5図及び第6図に実線で示す回動位置となす。
この間、操作レバー21は爪26aを介して作動
子26に追従回動するため、透孔21bと切欠溝
26bとが対向状態を保ち、又操作レバー21及
び作動子26が固定の摺接ブロツク27に対し相
対変位して透孔21bが窪み27bとの整列位置
から外れるため、ボール28が第6図に実線で示
す如く窪み27bから追出されて透孔21b及び
切欠溝26b内に完全に没入し、摺接ブロツク面
27a上に載る。従つて、操作レバー21の上記
回動は何等妨げられず、この回動は中間レバー2
3を第3図に示す(第5図に仮想線で示す)如く
操作レバー21に対し屈曲した回動位置から第5
図に実線で示す如く操作レバー21に対し一直線
上に整列した回動位置へ持ち来たす。かくて作用
アーム17は操作レバー21により中間レバー2
3を介して第3図に示す(第5図に仮想線で示
す)位置より枢支軸20の周りで第5図の実線位
置に揺動されることとなり、作用アーム17はこ
の揺動によりアイドラギヤ5をドライブピニオン
3及び出力ギヤ4(いずれも第1図参照)と噛合
しない第3図に示す(第5図に仮想線で示す)中
立位置から、両ギヤ3,4と噛合して動力伝達可
能な第5図に実線で示す変速位置へ持ち来たすこ
とができ、後退の変速段を選択することができ
る。
方向に後退位置へシフト操作すると、シフトアー
ム9が変速アーム13により変速レバー11を介
して前記と逆の方向、即ち第2図中左方へ移動さ
れる。シフトアーム9のかかる移動によりこれに
設けた作動子26は一体的に第3図及び第4図の
実線位置、即ち第5図及び第6図の仮想線位置か
ら第5図及び第6図に実線で示す位置へ変位され
る。この変位は爪26aを介して操作レバー21
に伝達され、このレバーを第5図中枢支軸22の
周りで反時針方向へ回動せしめ、第3図及び第4
図の位置(第5図及び第6図の仮想線位置)から
第5図及び第6図に実線で示す回動位置となす。
この間、操作レバー21は爪26aを介して作動
子26に追従回動するため、透孔21bと切欠溝
26bとが対向状態を保ち、又操作レバー21及
び作動子26が固定の摺接ブロツク27に対し相
対変位して透孔21bが窪み27bとの整列位置
から外れるため、ボール28が第6図に実線で示
す如く窪み27bから追出されて透孔21b及び
切欠溝26b内に完全に没入し、摺接ブロツク面
27a上に載る。従つて、操作レバー21の上記
回動は何等妨げられず、この回動は中間レバー2
3を第3図に示す(第5図に仮想線で示す)如く
操作レバー21に対し屈曲した回動位置から第5
図に実線で示す如く操作レバー21に対し一直線
上に整列した回動位置へ持ち来たす。かくて作用
アーム17は操作レバー21により中間レバー2
3を介して第3図に示す(第5図に仮想線で示
す)位置より枢支軸20の周りで第5図の実線位
置に揺動されることとなり、作用アーム17はこ
の揺動によりアイドラギヤ5をドライブピニオン
3及び出力ギヤ4(いずれも第1図参照)と噛合
しない第3図に示す(第5図に仮想線で示す)中
立位置から、両ギヤ3,4と噛合して動力伝達可
能な第5図に実線で示す変速位置へ持ち来たすこ
とができ、後退の変速段を選択することができ
る。
なお、運転者がシフトレバーを後退位置から中
立位置へシフト操作すると、作動子26が第5図
及び第6図に実線で示す位置からこれら図中仮想
線で示す位置へ戻るが、この時ボール28が第6
図に示すように摺接ブロツク面27aに乗つて透
孔21b及び切欠溝26b内に没入した位置を保
つため、作動子26の上記戻り変位がボール28
を介して操作レバー21に伝達され、この操作レ
バーを上記と逆方向に回動せしめ得てアイドラギ
ヤ5を中立位置へ戻すことができる。
立位置へシフト操作すると、作動子26が第5図
及び第6図に実線で示す位置からこれら図中仮想
線で示す位置へ戻るが、この時ボール28が第6
図に示すように摺接ブロツク面27aに乗つて透
孔21b及び切欠溝26b内に没入した位置を保
つため、作動子26の上記戻り変位がボール28
を介して操作レバー21に伝達され、この操作レ
バーを上記と逆方向に回動せしめ得てアイドラギ
ヤ5を中立位置へ戻すことができる。
かくして本発明においては、選択摺動式歯車変
速機のギヤ(図示例では後退用アイドラギヤ5)
の変位を司どる変速操作部を3本のレバー、即ち
作用レバー17、操作レバー21及び中間レバー
23で構成し、操作レバー21の回動操作により
中間レバー21を介し作用レバー21を揺動させ
て上記のギヤ5を変位させるようにしたから、ギ
ヤ5の変速位置でこれに加わるギヤ抜け方向の荷
重(第5図にaで示す)の少なくとも一部を作用
レバー17、ピン24、中間レバー23、ピン2
5、操作レバー21及び枢支軸22を介して変速
機ケース1により受止めることができ、当該荷重
がそのまま変速操作系に伝わらず、ギヤ抜けの発
生を防止できる。
速機のギヤ(図示例では後退用アイドラギヤ5)
の変位を司どる変速操作部を3本のレバー、即ち
作用レバー17、操作レバー21及び中間レバー
23で構成し、操作レバー21の回動操作により
中間レバー21を介し作用レバー21を揺動させ
て上記のギヤ5を変位させるようにしたから、ギ
ヤ5の変速位置でこれに加わるギヤ抜け方向の荷
重(第5図にaで示す)の少なくとも一部を作用
レバー17、ピン24、中間レバー23、ピン2
5、操作レバー21及び枢支軸22を介して変速
機ケース1により受止めることができ、当該荷重
がそのまま変速操作系に伝わらず、ギヤ抜けの発
生を防止できる。
なお、図示例の如くギヤ5を変速位置となした
状態で操作レバー21の枢支点(枢支軸22)及
び中間レバー23の両端枢支点(ピン24,2
5)が一線b(第5図参照)上に位置し、この線
bと、作用レバー17の枢支点6枢支軸20)及
び作用レバー17に対する中間レバー23の枢支
点(ピン24)間を結ぶ線cとのなす角度θがほ
ぼ90度になるよる構成すれば、ギヤ抜け荷重aの
ほとんど全てを変速機ケース1により受止めるこ
とができ、上記本発明の作用効果を一層顕著に奏
し得る。
状態で操作レバー21の枢支点(枢支軸22)及
び中間レバー23の両端枢支点(ピン24,2
5)が一線b(第5図参照)上に位置し、この線
bと、作用レバー17の枢支点6枢支軸20)及
び作用レバー17に対する中間レバー23の枢支
点(ピン24)間を結ぶ線cとのなす角度θがほ
ぼ90度になるよる構成すれば、ギヤ抜け荷重aの
ほとんど全てを変速機ケース1により受止めるこ
とができ、上記本発明の作用効果を一層顕著に奏
し得る。
第1図は本発明機構を具えた自動車用歯車変速
機の後退選択操作機構を示す第1図のA−A断面
図、第2図は第1図のB矢視断面図、第3図は第
1図のC矢視断面図、第4図は第3図のD−D断
面図、第5図及び第6図は夫々第1図に示す操作
機構の作用説明に用いた第3図及び第4図相当の
断面図である。 1……変速機ケース、3……後退用ドライブピ
ニオン、4……後退用出力ギヤ、5……後退用ア
イドラギヤ、6……アイドラシヤフト、8……フ
オークシヤフト、9……シフトアーム、10……
ロツクピン、11……変速レバー、13……変速
アーム、14……ロツド、17……作用レバー、
19……ブラケツト、20,22……枢支軸、2
1……操作レバー、21b……透孔、23……中
間レバー、24,25……枢支ピン、26……作
動子、26a……爪、26b……切欠溝、27…
…摺接ブロツク、27b……窪み、28……ボー
ル。
機の後退選択操作機構を示す第1図のA−A断面
図、第2図は第1図のB矢視断面図、第3図は第
1図のC矢視断面図、第4図は第3図のD−D断
面図、第5図及び第6図は夫々第1図に示す操作
機構の作用説明に用いた第3図及び第4図相当の
断面図である。 1……変速機ケース、3……後退用ドライブピ
ニオン、4……後退用出力ギヤ、5……後退用ア
イドラギヤ、6……アイドラシヤフト、8……フ
オークシヤフト、9……シフトアーム、10……
ロツクピン、11……変速レバー、13……変速
アーム、14……ロツド、17……作用レバー、
19……ブラケツト、20,22……枢支軸、2
1……操作レバー、21b……透孔、23……中
間レバー、24,25……枢支ピン、26……作
動子、26a……爪、26b……切欠溝、27…
…摺接ブロツク、27b……窪み、28……ボー
ル。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ギヤを動力伝達不能な中立位置と動力伝達可
能な変速位置との間で軸線方向へ変位させて変速
を行なう選択摺動式歯車変速機において、前記ギ
ヤの変位を行ない得るようこれに係合して揺動可
能な作用レバーと、変速操作力を入力されて該作
用レバーの揺動軸線に対し平行な軸線の周りに回
動される操作レバーと、これら作用レバー及び操
作レバーに夫々枢設されてこれらレバー間を連節
する中間レバーとを歯車変速機の変速操作系に設
け、前記ギヤを変速位置となす前記3レバーの回
動位置でギヤにかかるギヤ抜け方向の荷重の少な
くとも一部を前記3レバーを介し変速機ケースに
より受止めるよう構成したことを特徴とするギヤ
抜け防止機構。 2 キヤを変速位置をなす3レバーの回動位置で
操作レバーの枢支点及び中間レバーの両端枢支点
が一線上に位置し、この線と、作用レバー枢支点
及び作用レバーに対する中間レバーの枢支点間を
結ぶ線とのなす角度がほぼ90度である特許請求の
範囲第1項記載のギヤ抜け防止機構。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56074097A JPS57190161A (en) | 1981-05-19 | 1981-05-19 | Preventive mechanism of gear disengagement |
DE8282104331T DE3276271D1 (en) | 1981-05-19 | 1982-05-17 | A gear operating mechanism of an automotive manual transmission |
EP82104331A EP0066178B1 (en) | 1981-05-19 | 1982-05-17 | A gear operating mechanism of an automotive manual transmission |
US06/379,507 US4510817A (en) | 1981-05-19 | 1982-05-18 | Gear operating mechanism of an automotive manual transmission |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56074097A JPS57190161A (en) | 1981-05-19 | 1981-05-19 | Preventive mechanism of gear disengagement |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57190161A JPS57190161A (en) | 1982-11-22 |
JPS6119868B2 true JPS6119868B2 (ja) | 1986-05-19 |
Family
ID=13537335
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56074097A Granted JPS57190161A (en) | 1981-05-19 | 1981-05-19 | Preventive mechanism of gear disengagement |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4510817A (ja) |
EP (1) | EP0066178B1 (ja) |
JP (1) | JPS57190161A (ja) |
DE (1) | DE3276271D1 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0077988B1 (en) * | 1981-10-23 | 1986-03-19 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Image density detecting unit for image formation apparatus |
JPS5872222A (ja) * | 1981-10-26 | 1983-04-30 | Nissan Motor Co Ltd | 変速機のシフト装置 |
IT1183765B (it) * | 1985-03-01 | 1987-10-22 | Fiat Auto Spa | Cambio di velocita per autoveicoli |
JP2522793B2 (ja) * | 1987-05-08 | 1996-08-07 | 日産自動車株式会社 | 変速機の変速操作機構 |
DE10060803A1 (de) * | 2000-12-07 | 2002-07-04 | Deere & Co | Schaltvorrichtung für ein Fahrzeuggetriebe |
Family Cites Families (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE246892C (ja) * | ||||
US1089186A (en) * | 1912-06-14 | 1914-03-03 | Aloysius B Brockman | Transmission mechanism. |
GB216621A (en) * | 1923-03-28 | 1924-06-05 | Frederick Henry Royce | Improvements in change speed gear mechanism for mechanically propelled vehicles |
US2403162A (en) * | 1945-02-06 | 1946-07-02 | Zancan Ottavio | Shift lever for transmissions |
US2434051A (en) * | 1945-04-14 | 1948-01-06 | Glenn T Randol | Preselective power drive control system |
US3319479A (en) * | 1964-08-25 | 1967-05-16 | Chrysler Corp | Multiple speed power transmission mechanism |
FR1569612A (ja) * | 1967-12-05 | 1969-06-06 | ||
US3636793A (en) * | 1970-11-18 | 1972-01-25 | Mr Gasket Co | Shifting apparatus |
DE2062691A1 (de) * | 1970-12-19 | 1972-07-06 | Adam Opel AG, 6090 Rüsselsheim | Schaltvorrichtung eines Zahnräderwechselgetriebes, insbesondere für Kraftfahrzeuge |
DE2341203C3 (de) * | 1973-08-16 | 1978-10-12 | Webasto-Werk W. Baier Gmbh & Co, 8031 Stockdorf | Vorrichtung zum Verschwenken eines Deckels eines Fahrzeugdaches |
JPS562624B2 (ja) * | 1975-01-31 | 1981-01-21 | ||
US4277983A (en) * | 1978-09-04 | 1981-07-14 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Interlocking device for shift rod in power transmission |
US4228693A (en) * | 1978-12-11 | 1980-10-21 | Borg-Warner Corporation | Transmission shift control apparatus |
US4337675A (en) * | 1980-05-27 | 1982-07-06 | Borg-Warner Corporation | Transmission shift control apparatus |
-
1981
- 1981-05-19 JP JP56074097A patent/JPS57190161A/ja active Granted
-
1982
- 1982-05-17 EP EP82104331A patent/EP0066178B1/en not_active Expired
- 1982-05-17 DE DE8282104331T patent/DE3276271D1/de not_active Expired
- 1982-05-18 US US06/379,507 patent/US4510817A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0066178A3 (en) | 1983-10-12 |
US4510817A (en) | 1985-04-16 |
JPS57190161A (en) | 1982-11-22 |
DE3276271D1 (en) | 1987-06-11 |
EP0066178A2 (en) | 1982-12-08 |
EP0066178B1 (en) | 1987-05-06 |
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