JPS6220016Y2 - - Google Patents

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JPS6220016Y2
JPS6220016Y2 JP13298779U JP13298779U JPS6220016Y2 JP S6220016 Y2 JPS6220016 Y2 JP S6220016Y2 JP 13298779 U JP13298779 U JP 13298779U JP 13298779 U JP13298779 U JP 13298779U JP S6220016 Y2 JPS6220016 Y2 JP S6220016Y2
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gear
shift
speed
reverse
arm
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JP13298779U
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JPS5649926U (ja
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  • Arrangement Of Transmissions (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は歯車変速機のシフト機構に係り、特に
入力軸上に所定間隔にて配置した1速ギヤと2速
ギヤの間にリバースドライブギヤを設けて、この
リバースドライブギヤに入力軸と平行な軸上にて
シフトされるリバースアイドラギヤを噛合させリ
バース駆動列を完成するようにした3速又は5速
の歯車変速機のシフト機構の改良に関するもので
ある。
従来、この種歯車変速機として、リバースアイ
ドラギヤと3速ギヤ又は5速ギヤのシフトを共通
一本又は同時に動く2本のシフトフオークシヤフ
トを往復動させて行なう構造のものがあるが、こ
のような歯車変速機においては、3速又は5速シ
フト時にリバースアイドラギヤをリバースシフト
方向と反対方向に不必要に移動させなければなら
ず、1速ギヤと2速ギヤとの間を広くとらなけれ
ばならない。このため、歯車変速機の軸方向の長
さが増大し、このことは特にエンジン・変速機を
横向きに搭載する車両において大きな障害となつ
ている。
ところで、この問題に対処するシフト機構が例
えば特開昭51−87658号公報において開示されて
いるが、このシフト機構においては3速又は5速
シフトとリバースシフトを一本のシフトフオーク
シヤフトの往復動により行なうに当り、リバース
シフト用の揺動レバーに逆L形スロツトを形成
し、この逆L形スロツトに係合する係合ピンをシ
フトフオークシヤフトに設けて、3速又は5速シ
フト時に前記係合ピンの移動を許容させるように
なつている。しかしながら、上記の逆L形スロツ
トはその機械加工がしにくいためそれによる加工
誤差によつて前記ピンの移動をシフト操作時に円
滑に追従させ得ないような難点があり、また上記
の逆L形スロツトの内周面の熱処理及び表面処理
が困難でその耐久性に難点がある。
本考案はこのような問題に着目してなされたも
ので、以下にその一実施例を図面について説明す
る。
第1図には車両に横方向に搭載される前進5段
後進1段の歯車変速機100におけるギヤ列が示
されており、この歯車変速機100は図示しない
エンジンにクラツチを介して連結される入力軸1
0と、この入力軸10と平行に配列される出力軸
20及びリバースアイドラギヤ軸30を備えてい
る。入力軸10の外周には1速ギヤ12及び2速
ギヤ13が一体的に設けられており、これら両ギ
ヤ12,13間にはリバースドライブギヤ14が
一体的に設けられている。また、この入力軸10
上には、3速〜5速ギヤ15,16,17が軸受
15a〜17aを介して回転自在に軸支されてお
り、3速ギヤ15と4速ギヤ16間及び5速ギヤ
17の図示左方には3−4速用及び5速用のシン
クロナイザ装置18,19がそれぞれ設けられて
いる。出力軸20上には1速ギヤ12,2速ギヤ
13にそれぞれ常時噛合する1速カウンタギヤ2
2及び2速カウンタギヤ23が軸受22a,23
aを介して回転自在に軸支されており、これら両
ギヤ22,23間には1−2速用のシンクロナイ
ザ装置28が設けられている。また、この出力軸
20上には上述した3速〜5速ギヤ15〜17に
それぞれ常時噛合する3速〜5速カウンタギヤ2
5〜27がトルク伝達可能に組付けられている。
なお、図中符号29は終減速歯車を示しており、
この歯車29は出力軸と一体的に形成されてい
る。リバースアイドラギヤ軸30は、リバースア
イドラギヤ31を軸方向へ移動可能かつ回転自在
に軸支している。リバースアイドラギヤ31は、
その噛部31aが1速及び2速ギヤ12,13間
に位置すべく配設されるもので、シフト機構の一
部を構成する5速−リバース用のシフト装置40
によりニユートラル位置(図中実線にて示した位
置)又はリバース位置(図中仮想線にて示した位
置)に選択的に移動される。
シフト装置40は、第2図に示すごとく、図示
しないケーシングに枢軸41aにより軸支されて
リバースアイドラギヤ軸30の軸方向へ揺動する
揺動レバー41と、リバースアイドラギヤ軸30
と平行に配設したフオークシヤフト42と、この
フオークシヤフト42に固着したシフトヘツド4
3及び5速用のシフトフオーク44とを備えてお
り、第2図中実線により示した状態にてリバース
アイドラギヤ31をニユートラル位置に保持して
いる。揺動レバー41は、円弧状の挾持部41b
をその自由端に有しており、この挾持部41bに
よりリバースアイドラギヤ31をリバースアイド
ラ軸30の軸方向へ移動(シフト)し得るように
なつている。また、この揺動レバー41の略中央
部にはシフトフオーク44側に突出する支持部4
1cが一体的に形成されており、この支持部41
cには係合ピン45が突設されている。ピン45
は、図示上端に摺接面45aを有しており、また
フオークシヤフト42に対して直角に位置してい
る。シフトヘツド43にはこれと一体的でかつリ
バースアイドラギヤ引側へピン45に向け延出す
るアーム46が形成されており、このアーム46
の先端部には段差のある切欠47が設けられてい
る。切欠47はその先端側がピン45に向け開口
していて、フオークシヤフト42に直角な第1の
凹所47aとフオークシヤフト42に平行な第2
の凹所47bを備えていて、略L字状に形成され
ている。第1の凹所47aはこれに係合したピン
45をリバースシフト時にその内部に案内して揺
動レバー41に作動力を付与し、また第2の凹所
47bは5速シフト時にアーム46に対するピン
45の係合を解除して揺動レバー41を不動にす
るものである。シフトフオーク44はフオークシ
ヤフト42の図示左端に固着されていて、5速用
シンクロナイザ装置19を構成するスリーブ19
aの環状溝19bに嵌合されている。なお、シフ
トヘツド43のアーム46と反対側には係合溝4
3aが形成されており、この係合溝43a内には
図示しないシフトレバーの操作により回動される
シフトアーム48が係合している。
従つて、このシフト装置40においては、第1
及び第2の凹所47a,47bからなる切欠47
がシフトヘツド43に形成したアーム46の先端
部にて開口しているためこの切欠47を誤差なく
機械加工することができ、また、切欠47に適切
な熱処理及び表面処理を施すことができて耐久性
を向上させることができる。
以上のように構成した歯車変速機100のシフ
ト機構40により、リバースアイドラギヤ31を
第1図及び第2図の実線にて示した位置すなわち
ニユートラル位置からリバース位置へシフトする
には、図示しないシフトレバーを操作してシフト
アーム48を第2図の仮想線により示した位置ま
で回動させる。すると、シフトヘツド43が、フ
オークシヤフト42、シフトフオーク44及びア
ーム46とともに、第2図の仮想線により示した
位置まで平行移動する。このとき、アーム46に
形成した切欠47の第1凹所47aは、その右側
内面に係合していたピン45をその内方へ円滑に
案内し、このピン45を介して揺動レバー41に
作動力を付与する。これにより、揺動レバー41
はシフトヘツド43の動きに正確に追従して枢軸
41aを中心に時計方向へ揺動し、リバースアイ
ドラギヤ31を仮想線により示したリバース位置
までシフトする。なお、シフトフオーク44はス
リーブ19aを図示左方へ移動させるのみで、こ
のスリーブ19aが5速ギヤ17側に噛合するこ
とはない。また、シフトアーム48を仮想線の位
置から実線の位置まで回動すれば、切欠47の第
1凹所47aがピン45を実線の位置まで案内し
て揺動レバー41を実線の位置までもどし、リバ
ースアイドラギヤ31はニユートラル位置に復帰
する。
また、このシフト装置40により第5速にシフ
トするには、シフトアーム48を第2図の実線に
より示した位置から反時計方向へ回動させる。す
ると、シフトヘツド43がフオークシヤフト4
2、シフトフオーク44及びアーム46とともに
図示右方へ平行移動する。このとき、切欠47の
第2凹所47bは、その図示上縁にてピン45の
摺接面45aに摺接するのみで、このピン45の
アーム46に対する係合を解除し、揺動レバー4
1の作動力を付与することなくアーム46及びシ
フトヘツド43の図示右方への移動を許容する。
これにより、この5速シフト時においては、揺動
レバー41が不動のままとなり、リバースアイド
ラギヤ31がそのニユートラル位置に保持され
る。一方、シフトフオーク44は、スリーブ19
aを図示右方へシフトして5速ギヤ17側に噛合
させ、入力軸10のトルクを5速ギヤ17に伝達
可能にする。
従つて、このシフト装置40を有するシフト機
構によれば、第5速へのシフト時にリバースアイ
ドラギヤ31をニユートラル位置に保持し得て、
リバースアイドラギヤ31の第5速シフト時にお
ける移動空間を必要とせず、この種歯車変速機1
00の軸方向の長さを短縮することができる。
なお、本実施例においては第5速まで変速でき
る歯車変速機100に本考案を実施した例につい
て説明したが、本考案は第3速まで変速できかつ
3速ギヤとリバースアイドラギヤとのシフトを一
本のフオークシヤフトの往復動によつて行なうよ
うにした歯車変速機のシフト機構についても実施
し得ることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は5速歯車変速機のギヤ列を示す一部縦
断面図、第2図はリバース及び5速シフト機構を
示す正面図である。 符号の説明、10……入力軸、12……1速ギ
ヤ、13……2速ギヤ、14……リバースドライ
ブギヤ、17……5速ギヤ、19……5速用シン
クロナイザ装置、19a……スリーブ、20……
出力軸、30……リバースアイドラギヤ軸、31
……リバースアイドラギヤ、40……シフト装
置、41……揺動レバー、42……フオークシヤ
フト、43……シフトヘツド、44……シフトフ
オーク、45……係合ピン、45a……摺接面、
46……アーム、47……切欠、47a……第1
の凹所、47b……第2の凹所。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 入力軸上に所定間隔にて配置した1速ギヤと2
    速ギヤの間にリバースドライブギヤを設けて、こ
    のリバースドライブギヤに前記入力軸と平行な軸
    上にてシフトされるリバースアイドラギヤを噛合
    させリバース駆動列を完成するようにした3速又
    は5速の歯車変速機において、前記リバースアイ
    ドラギヤをシフトさせる揺動レバーに係合ピンを
    突設するとともに、3速ギヤ又は5速ギヤをシフ
    トさせるフオークシヤフトに固着したシフトヘツ
    ドに一体的なアームを形成してこのアームを前記
    リバースアイドラギヤ側へ延出し、かつこのアー
    ムの先端部に、前記係合ピンがリバースシフト時
    に係合してその内部に案内される第1の凹所と3
    速又は5速シフト時に前記アームに対する前記係
    合ピンの係合を解除して前記シフトヘツドの移動
    のみを許容する第2の凹所を備えてその先端側が
    開口する段差のある切欠を形成したことを特徴と
    するシフト機構。
JP13298779U 1979-09-25 1979-09-25 Expired JPS6220016Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP13298779U JPS6220016Y2 (ja) 1979-09-25 1979-09-25

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13298779U JPS6220016Y2 (ja) 1979-09-25 1979-09-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5649926U JPS5649926U (ja) 1981-05-02
JPS6220016Y2 true JPS6220016Y2 (ja) 1987-05-22

Family

ID=29364587

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13298779U Expired JPS6220016Y2 (ja) 1979-09-25 1979-09-25

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62132012U (ja) * 1986-02-10 1987-08-20
JPS62144206U (ja) * 1986-03-03 1987-09-11

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5649926U (ja) 1981-05-02

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