JPS59194135A - 手動変速機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は自動車等の重両に搭載され、前進、後退用の変
速ギヤを設けた手動変速機に関する。

近年にあっては手動変速機内の潤滑油に粘性の低いもの
を使用して、変速ギヤの回転時の前記潤滑油によるひき
ずり抵抗を小さくし、もって燃費の向上を図るようにし
たものがある。ところが、このように低粘性の潤滑油を
使用した場合、ニュートラル状態でインプットシャフト
と共に回転する部材、たとえばカウンターギヤが変速時
のクラッチ切断によっても慣性による回転が永続される
。

このため、前進から後退への変速に際して、リバース用
のギヤに同期装置が用いられないタイプにあっては、カ
ウンターギヤの回転が制止されないためスムーズにギヤ
が噛合されず、劃わゆるギヤ鳴きが発生してし１う。

そこで、自由回転状態となった目ｆＪ　８［２カウンタ
ーギヤに、リバースへの切換え時に抵抗を与えて該カウ
ンターギヤの慣性による回転を制止するようにした抵抗
付与手段が従来から提案されている。

たとえば、実開昭５７−６１２５７号に示されたような
ものがあるが、従来の場合はコントロールレバーをリバ
ースにシフトする時に前記抵抗付与手段が作動する構成
がとられている。

ところが、リバース位置へのシフト時に抵抗付与手段が
作動するものにあっては、該抵抗付与手段が作動してか
ら変速ギヤがリバース位置に噛合するまでの時間的間隔
が短くなり、通常の変速操作にあってはカウンターギヤ
の慣性による回転を充分に制止しきれず、やはりリバー
ス時のギヤ鳴きが残ってしまうという倶れがあった。

このため、前記従来の手段でカウンターギヤ回転を確実
に制止するためには、リバース位置ヘシフトするための
ストロークを長くして抵抗付与手段の作動時間を長くす
ることが考えられるが、この場合、リバースのシフトス
トロークが長くなること番こよりコントロールレバーの
４多！幼慮が大きくなり、車室内の他の部材、たとえば
フロアシフトタイプにあってはシートとかコンソールボ
ックス等に前記コントロールレバーが干渉してし捷うと
いう不具合を生ずる。

本発明はかかる従来の実状に逅みて、抵抗付与手段ヲコ
ントロールレバーにヨルリバース列へのセレクト隊作時
に作動させることにより、コントロールレバーがセレク
ト操作からシフト操作に後行される除に該セレクト操作
区間が有する長い時間的間隔にて、カウンターギヤ等ノ
ニュートラル状態でインプットシャフトと共に回転する
部材の慣性による回転を確実に制止するようにした手動
変速機全提供することを目的とする。

以下、本発明の実施例を図に基づいて詳細に説明する。

第１図はＦ−Ｒ（フロントエンジンリヤドライブ）車に
用いられる手動変速機１の概略構成を示し、図外のエン
ジンから図外のクラッチを介してインプットシャフト２
に伝達された回転は、メーンドライブギャ３を介してカ
ウンタードライブギヤ４に伝達され、このカウンタード
ライブギヤ４と一体のカウンタ−シャフト５會回転する
。このカウンターシャフト５には前記カラ／タードライ
ブギヤ４以外にカウンター１速ギヤ６、カウンター２速
ギヤ７、カウンター３速ギヤ８．カウンター５速キヤ９
およびカウンターリバースギヤ１０が一体に回転するよ
うに設けられている。一方、図外のプロペラシャフトに
連結されるアウトプットシャフト１１には、前記カウン
ターリバースギヤ１０を除くカウンター１速、２速、３
速、５速ギヤ６゜７　、８　、１こ対向して１速ギヤ１
２．２速ギヤ１３　。

３速ギヤ１４および５遂ギヤ１５が回転自在に装置され
、かつ、これら各ギヤ１２　、１３　、１４　、１５は
前記カウンターギヤ６．７．８．９に常時噛合している
。

そして、前記１速ギヤ１２と２速ギヤ１３の間、３速ギ
ヤ１４とメーンドライブギャ３の問および５速ギヤ１５
の側方に同期装置としてのシンクロメツシュ機構＋ｂ　
、　１７　、１８を設け、これらシンクロメツシュ機構
［６、１７、１８の一つを前記１．２．３．ノーンドラ
イブ。５速ギヤ１２　、１３　、１４　、３　、１５の
うちの１つｌこ保合させることにより目的の回転を前記
アウトプットシャフト１１に伝達するようにしである。

ところで、リバース時の変速操作は前記５連用のＶ／ク
ロメツシュ像構１８を用い、このシンクロメツシュ機構
１８のカップリングスリーブ１８　ａ外周にリバースギ
ヤ１９全形成し、リン（−ス時番こ（ま該カップリング
スリーブ１８　ａ　’（！−前記５速ギヤ１５とは反対
方向に移動することによって、該リン（−スギャ１９が
前記カウンターリバースギヤ１（）に噛合しているリバ
ースアイドラギヤ２０に噛合され、そして該リバースア
イドラギヤ２０でインプットシャフト２回転を逆転させ
てアウトプットシャフト旧こ伝達するようになっている
。尚、前記シンクロメツシュ機構ｆ　１．６　、１７　
、１．８のカップリングスリーブ１６ａ。

１７ａ、］、８ａには夫々図外のシフトフォークが献金
されており、これらシフトフォークを第２図に示す操作
位置に基づいてコントロールしＡ　−２１’＆　操作す
ることによって、該コントロールレバー２１ニ連動した
ストライキングロッド２２の回転（セレクト操作）で選
択し、そして、選択されたシフトフォークを前記ストラ
イキングロッド２２の軸方ｌｌ−動（シフト操作）で前
記シンクロメツシュ機構１６゜１７　、１８の１つが作
動されるようになっている。ところで、前記５速用のシ
ンクロメツシュ４・幾構１８の作動は、第３図の拡大図
に示すようにカップリンクスリーブ１８　ａと共にイン
サートキー１．８　ｂが移動し、このインサートキー１
．８１）によってボークリング１１３　Ｃがクラッチギ
ヤＨ８ｄのテーパ而Ｔに押圧されるときの厚部抵抗によ
って５速ギヤ１りとシンクロハブ１８　ｅとの同期作用
が行なわれ、そして、岐ν１４的にカップリンゲスリー
フ゛１８　ａ　７）（前６己クラツチギヤ↓８ｄに噛合
されることによって行なわれる。

歯、この作動は他のシンクロメツシュ機構１６　、１７
にあっても同様である。

また、前６己シフトフオークは夫々専用に設けられたフ
ォークロッドに固定され、前記ストライキングロッド２
２により該フォークロッドの１つを選択して軸方向に移
動するこ々によって前記シフトフォークが移動されるよ
うになっている。

第４図は前記シフトフォークの選択部公人を示し、スト
ライキングロッド２２にストライキングレバー２６が固
定される一方、１．２運用フオークロツド２３．３　、
４連用フオークロツド２４および５速リバース用フオー
クロツド２５には前ｍｌストライキングレバー２０ヲ指
向して先端部に二股部２’／　ａ　、２８＆　。

２９　ａが形成されたプラケツｌ−２７、２８、２９が
固定されている。そして、セレクト操作時にはストライ
キングロッド２２が回動することによってストライキン
グレバー２６が前目己二股部２７ａ　、　２８ａ　、２
９ａの１つに位置し、そして、シフト操作によってスト
ライキングレバー２６が保合されたフォークロッドを軸
方向に移動するようになっている。

ここで、本実施例にあっては４５図、第６図。

嘱７図、第８図に示すように抵抗付与手段を構成しであ
る。即ち、この抵抗付与手段は、コントロールレバー２
１のリバース列（第２図中太線で示す）へのセレクト操
作時に前記５運用のシンクロメツシュ機構１８を作動す
る作ｍ１ｌｋ栖５０と、この作拗慎侮５０によって作動
される前ｉ己５運用のシンクロメツシュ憬信１８とによ
って構成さη、る。前記作動慎購５０はシフトフォーク
の前８Ｉシ迷択部分Ａに設けられている。即ち、該選択
加分Ａは大々のフォークロッドにブラケット２７　、２
８　、２９が固定され、このブラケット２７　、２８　
、　ｚ９　＆ストライキングレバー２６で選択するよう
になっている。ところで、前記ストライキングレバー２
６が嵌合される二股部２７ａ。

２８　ａ　、　２９　ａには第５．６図に示すように更
に該ストライキングレバー２＋）の選択方向両側に位置
してインターロックプレート３０が嵌合されており、こ
のインターロックプレート３０によって前記ストライキ
ングレバー２６が保合されたブラケット以外のブラケッ
トが＃動されるのを防止しである。ここで、本実施例は
第７図にも示すように５速、リバース用プラケツｌ−２
９の二股１２９ａ内側の５速側（図中上方１１代部から
リバースへのセレクト方向に向かって保々に突出する１
頃斜部５１を形成する一万、前記二股部２９　ａのリバ
ース側（図中下方）上部には前記１頃斜部５１の最大突
出量と：略同−１ｙＨ’ａ分だけ前記二股部２９　ａ内
１１１１幅を拡げる拡幅部５２を形成しである。一方、
前記５速、リバース用ブラケット２９に位置するインタ
ーロックプレート：３（＋のストライキングレバー２（
月ｍ端部ｌこは、前記朗斜部５１の１頃斜角に沿った１
頃斜而５３ａを有する抑圧部５３と、前６己インターロ
ツクプレー１−３０の前言ピ押圧部５３が形成された反
対側端部には前記拡幅部５２の拡幅型以上の寸法ヶもっ
て面取り部５４を形成しである。そして、前記順斜部５
１．拡幅部５２．押圧部５３．而取り部５４等によって
前記作＠慎構５０が構成されている。

尚、前記１頭側部５１の最大突出量は５連用シンクロメ
ツシュ機構１８の同期作用のみを行なう番こ必要なカッ
プリングスリーブ１８　ａのストローク甜と略一致する
ように形成しである。また、前記インターロックプレー
ト：３０の押圧部５３とこの押圧部５３の反対側Ｅ川と
の間の寸法ｌは、各ブラケット２７　、２８　。

２９の二股部２７ａ　、　２８ａ　、　２９ａの幅寸法
と略一致するように形成しである。史に、ストライキン
グｌ／バー２６が５速、リバース用ブラケット２９の二
股部２９　ａ　＃こ位置する際には、該ストライキング
レバー２６はその先端部が前記１頭側部５１に轟接する
ことなく、かつ、拡幅部５２内に位置するように前記ス
トライキングレバー２６の先端と二股部２７ａ＃２１３
ａ。

２９　ａ底面との間には所定の間隙が設けられている。

以上の構成により、車両を前進走行状態から一旦停車さ
せて、そして欽退させるためには、まず、クラッチペダ
ル（ｉｆ込んで図外のクラッチを切曲し、そしてコント
ロールレバー２１を記２図に示すニュートラル（Ｎ）位
置をｌＩ洋由させてリバース列（図中太線で示す）まで
セレクト操作し、最後にリバース（Ｒ１位置にシフト操
作することによって行なわ）１れる。ところで、本実施
例にあってはコントロールレバ−２１ヲリバース列１で
セレクト操作する時、ストライキンクレバー２６が５速
、リバース用ブラケット２９の二股部２Ｑ　ｆＬ内に進
入されるに伴って、該ブラケット２９に位置するインタ
ーロックプレート３０が右方に移動する。すると、該イ
ンターロックプレート３（）の押圧部５３が前記二股部
２９　ａの１頃斜部５１を押圧して、第６図に示すよう
ｔと前６ピブラケツト２９ｆｆ：５速ポジシヨン方向へ
移動させ、また、第８図に示すように５連、リバース用
フォークロッド２５と共に５速、リバース用シフトフォ
ーク２５ａを移動する。そして、ストライキングレバー
２６がｉｎ記二股部２９　ａに位置してインターロック
プレート３０が該二股部２９　ａから抜は出た際には、
前記ブラケット２９の移動によって５連用シンクロメツ
シュ機構１８の同期作用が完了している。このように５
連用シンクロメツシュ機構１８の同期作用が行なわれる
ことによって、このときのＨ擦抵抗で５速ギヤ１５にカ
ウンター５速ギヤ９を介して連動するカウンターシャフ
ト５が静止しているアウトプットシャフト１１に同期さ
れ、該カウンターシャフト５の慣性による回転が制止さ
れる。従って、カウンターシャフト５と共にカウンター
リバースギヤ１０およびこのカウンターリバースギヤ１
０に噛合しているリバースアイドラギヤ２０も回転制止
される。

よって、リバース（Ｒ）位置へのシフト操作時には、回
転制止されたリバースアイドラギヤ２ｏにリバースギヤ
１０が互いに相対回転を生ずることなく噛合サレルため
、ギヤ鳴きを生ずることなくスムーズに噛合が行なわれ
る。

更に、リバース（■位置よりニュートラルへ）位置に戻
したときには前記ブラケット２９は所定位置にセットさ
れる。

以上述べたように本実施例にあってはリバース時のセレ
クト操作時にリバースアイドラギヤ２ｏの回転を制止す
るようにしたので、抵抗付与手段による抵抗の付与時間
を長く設定することができる。

つまり、コントロールレバー２１がセレクト操作からシ
フト操作に至る際、第２図の操作位１ｄがらも明らかな
ように直角方向に操作する必要があり、コントロールレ
バー２１の＃動が不連続となる。従って、この不連続部
分でシフト操作までのセレクト操作時間が長くなって、
前記抵抗付与手段にょる抵抗の付与時間を長くシ、低粘
性の潤滑油を使用した場合におけるカウンターシャフト
５の慣性による回転を確実に制止することができる。

ところで、本実施例にあっては前記第８図に示したよう
に、５速、リバース用シフトフォーク２！５ａカフオー
クロツド２５にストッパーリング６０．６０ａｌ１５で
摺動可能に装着され、そして、５速ポジションヘノ移動
時にはストッパープレート６１と前記シフトフォーク２
５　ａとの間に設けられたスプリング６２を介して該シ
フトフォーク２５　ａを押圧するようにしであるので、
前記セレクト操作の初期においても同期作用がスムーズ
に行なわれカウンターシャフト５の慣性による回転の制
止を更に確実なものとすることができる。また、前記ス
プリング６２は５速用シンクロメツシユ磯構］８のボー
クリング１８ｃとクラッチギヤ１８ｄの接触面が摩耗し
たとしても＝央に同期作用を行なわせることができると
いう効果をも有する。

第９図、第１０図、第１１図は他の実施例を示し、作動
機構５０　ａを従来の構成部分とは別に設けたものであ
る。即ち、前述した実施例にあっては、リバース時に５
速用シンクロメツシュ機構１８のカップリングスリーブ
１８ａ外周に形成されたリバースギヤ１９を移動するこ
とによって行なうタイプを示したが、第１２図に示すよ
うにカウンターリバースギヤ１０ａおよびリバースギヤ
１９　ａが常時所定値１な６とあり、リバース時にはリ
バースアイドラギヤ２（）ａが移動して前記カウンター
リバースギヤ１０　ａ　、　ＩＪバースギヤ１９　ａ両
者に噛合するようになったタイプがある。ここで、本実
施例の作動４ｆ１４！ｆ５０ａはストライキングロッド
２２と５速、リバース用シフトフォークロッド７１との
間に設けられている。即ち、該作動機構５０１１はブラ
ケット７２を介して図外のハウジングに回転可能に枢着
され、かつ、前記ストライキングロッド２２に対し直角
方向に配置灯されるシャフト７３を備えている。そして
、該シャフト７３の一端部（ストライキングロッド２２
側端部ンにはカム７４が固設されると共に、他端部（フ
ォークロッド７１側端部）にはシャフト７３に対して回
転可能に作動レバー７５が枢着されている。前記カム７
４は前記シャフト７３と共に第１リターンスプリング７
６によって常時所定位置に静止されるように付勢される
一方、前記作動レバー７５はこれと対峙して前記シャフ
ト７３に固設された支持部材７７との間に設けられた第
２リターンスプリング７８によって連結されている。一
方、前記ストライキングロッド２２ζこはインナーレバ
ー迅か固設され、このインナーＶ　／（−７８の先端部
カコントロールレバー２１　（７）　＝ユートラル状態
で前記カム７４の先端部リバース側（第１１図中左側）
に当接されるようになっており、ストライキングロッド
２２がリバース方向に回動されることｌこよってインナ
ーレバー７８がカム７４の先端部を押し下げ、このカム
７４と共にシャフト７３ヲ第１１図中時計回りに回転す
るようになっている。

Ｉた、前記フォークロッド７１に固設されたシフトフォ
ーク７０からは前記作動レバー７５の先端部５速側（第
１０図中右側）に当接する突、起７０ａが形成さハ５、
該作動レバー７５が回動されることによって前記突起７
０ａを押圧し、前記フォークロッド７１と共に５運、リ
バース用シフトフォーク７０を５速ギヤ１５方向に移動
するようにしである。尚、このときのシフトフォーク７
０の移動量は、５速用シンクロメツシユ機構１８による
同期作用を限度とし、カップリングスリーブ１．８　ａ
がクラッチギヤ１８ｄに噛合されないように設定しであ
る。

以上の構成により、リバース（旬位置へセレクト操作す
る際には、ストライキングロッド２２が第９図中反時計
回りに回転してインナーレバー７８でカム７４を押圧し
てこのカム７４およびシャフト７３．支持部材７７を第
１Ｏ図中時計回りに回動する。すると、該支持部材７７
の回動力が第２リターンスプリング７８を介して作動レ
バー７５に伝達され、この作動レバー７５を前記カム７
４と同一方向に回動して突起７０ａを押圧し、５速、リ
バース用シフトフォーク７０を５速ギヤ１５方向に移動
する。そして、該シフトフォーク７０移動によって５運
用シンクロメツシュ憬Ａ−＠　１８のカップリングスリ
ーブ１８ａを移動し、該シンクロメツシュ機構１８の同
期作用を行なわせ、前記第５図に示す実施例と同様にカ
ウンターシャフト５の慣性による回転を制止する。そし
て、リバース（８）位置へシフト操作したときには、前
記５連用シフトフオーク７０がリバースポジション方向
へ移動してリバースアイドラギヤ２０　ａがリバースギ
ヤ１９　ａカウンターリバースギヤｔＯａに相対回転を
生ずることなく噛合され、このときのギヤ鳴きを防止す
ることができる。

ところで、本笑施例に示す作動機構５０　ａはコントロ
ールレバー２１が５速位ＩＷがらリバースＲ位置に直接
に誤操作されるのを防止する哄操作防止の４張八ヒをも
備えている。即ち、前記犯１１図に示したように前イ己
作動＋ｄ　＋祐！５０　ａのカム７４からストッパー７
４ａが欠設されており、このストッパー７４ａカハウジ
ング側に形成された規制面８０に当接されることによっ
て、前記カム７４のそれ以上の回転が阻止されるように
なっている。つ寸り、コントロールレバー２１を５．４
位置に操作する時には、インナーレバー７８　カ５　Ｍ
へのセレクト操作（リバースヘノセレクト操作と同じ）
で一旦カム７４の先端部全抑圧し、そして５連へのシフ
ト操作で前記インナーレバー７８が該カム７４の先端部
を柴り越えて＃動する。このとき、カム７４はインナー
レバー７４かうｇｂれて第１リターンスプリング７６の
付勢力で所定の中立位置に復帰する。もちろん、このカ
ム７４が中立位置にあるときは、リバースＲ列へのセレ
クト操作時に前記インナーレバー邦がカム７４の先端部
リバースポジション側に当接されるようになっている。

そして、前記インナーレバー７８が５速解除に伴って元
の位置に復帰する際、インナーレバー７８が該カム７４
を図中反時計回りに回動しつつ移動し、インナーレバー
１８が中立位置に達したときにコントロールレバー２１
のニュートラル（Ｎ）　位Ｆｌｌｉ　ヘノ操作が可能に
なる。よって、前記ストッパー７４ａが規制面８０に当
接する位置を、前記インナーレバー７８が５速位置から
中立位置より若干Ｒ側に達したときに設定しである。従
って、５速位置を解除する際には、前記インナーレバー
７８が中立位置付近で確実に阻止され、５速からリバー
スＲへ直接移行するという誤操作は防止される。

ところで、前述した各実施例にあっては、リバースポジ
ションに対向して５速ポジシヨンが設けられている関係
上、抵抗付与手段として５速用シンクロメツシュ機構１
８を用いたものを示したが、これに限ることなく５速ポ
ジシヨン以外の前進ポジションが前記リバースポジショ
ンに対向している場合、この前進ポジション用のシンク
ロメツシュ＠構が用いられる。

また、本実施例にあってはＦ−Ｒ用の手動変速機に例を
とって開示したが、Ｆ−”Ｆ（フロントエンジンフロン
トドライブ）車等に用いられるトランスアクスルと称さ
れる手動変速機にあっても本発明を適用することができ
ることはいうまでもない。

以上説明したように本発明は、コントロールレバーのリ
バース列へのセレクト操作時に、該コントｃｘ　−／ｌ
／　Ｌ／　／（−ＥＣ連ｆｉｂ　してリバースポジショ
ンと対向する前進ポジションの同期装置を作動させる作
動機構を設け、前記セレクト操作時に該作動機構を介し
て前記同期装置の同期作用のみを行なわせるようにした
ので、車両の前進状態から一旦停車シて後退に移行する
際に、コントロールレバーのリバースへのシフト操作以
前のセレクト操作時に前記作動機構を介して前記同期装
装置の同期作用を行なうことができ、このときの同期作
用による摩擦抵抗でカウンターシャフトの慣性による回
転を制止することができる。従って、このようにリバー
スヘノセレクト操作時にカウンターシャフトを制止する
ことによって、セレクト操作時の操作時間がシフト操作
時より艮〈とれるため、前記シャフトの制止葡より確実
に行なうことができる。

このため、リバースへの変速時、リバースギヤが移動し
てリバースアイドラギヤに噛合するタイプにあっては、
該リバースアイドラギヤがカウンターリバースギヤを介
して前記カウンターシャフトに連動されているため、該
カウンターシャフトの制止によって前記リバースアイド
ラギヤも制止され、前記リバースギヤとリバースアイド
ラギヤがスムーズに噛合されてギヤ鳴きを防止すること
ができる。更に、リバースへの変速時リバースアイドラ
ギヤが移動してリバースギヤおよびカウンターリバース
ギヤ両者に噛合されるタイプにあっても、該カウンター
リバースギヤが前記カウンターシャフトに制止されるた
め、同様にギヤ鳴きを防止することができろという優れ
た効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は手動変速機の概略構成図、第２図はコントロー
ルレバーの操作位置を示す説明図、第３図は５１求用シ
ンクロメツシユ４虚構の要部断面［ン１、第４図はフォ
ークロッドの選択Ｍｌ（ｆＦｋ示す１〕■面図、第５図
は本発明の一実施例ケ示す作動機構の要部平面図、第６
図は第５図に示す作動機構の作動状態を示す要部平面図
、第７図は第５図に示す作動機構の要部斜視図、第８図
は第５図に示す実施例の要部側面図、第９図は本発明の
他の実施例の作動、囁構を示す要部断面図、第１０図は
第９図に示す実施例の１訝部斜視図、第１１図は第９図
に示す実施しｌの要部側面図、第１２図は他の手・助変
速機の要部を示す概略構成図である。 １・・手動変速機、２・・インプットシャフト、１１・
・アウトプットシャフト、］８・・５速用シンクロメツ
シュａｍ　（ＭＭ装置ｔ　）　、２１・・・コントロー
ルレバー、２２・・ストライキングロッド、５０．５０
ａ・・・作動＠桶。 区 ａつ 除 １９ 区　　　　　　　０ μつ 法 （コ 会 第１０図 ｆ８ 第Ｈ図 ・？・／口じ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）　　コントロールレバーのリバース列へのセレク
   ト操作時に、該コントロールレバーに連動してリバース
   ポジションと対向する前進ポジションの同期装置を作動
   させる作動機構を設け、前記セレクト操作時に該作動機
   構を介して前記同期装置の同期作用のみを行なわせるよ
   うにしたことを特徴とする手動変速機。