JPH0366979A - 変速機の歯車打音防止装置 - Google Patents

変速機の歯車打音防止装置

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JPH0366979A
JPH0366979A JP1198552A JP19855289A JPH0366979A JP H0366979 A JPH0366979 A JP H0366979A JP 1198552 A JP1198552 A JP 1198552A JP 19855289 A JP19855289 A JP 19855289A JP H0366979 A JPH0366979 A JP H0366979A
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JP
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reverse
gear
shift
shaft
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JP1198552A
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English (en)
Inventor
Masaharu Kamiya
神谷 雅治
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Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Publication date
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • F16H63/00Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism
    • F16H63/02Final output mechanisms therefor; Actuating means for the final output mechanisms
    • F16H63/30Constructional features of the final output mechanisms
    • F16H63/34Locking or disabling mechanisms
    • F16H63/3408Locking or disabling mechanisms the locking mechanism being moved by the final actuating mechanism
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • F16H63/02Final output mechanisms therefor; Actuating means for the final output mechanisms
    • F16H63/30Constructional features of the final output mechanisms
    • F16H63/302Final output mechanisms for reversing
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
  • Structure Of Transmissions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は変速機の歯車打者防止装置に係り、特に選択
摺動式の歯車変速機においてリバースシフト時における
歯車打者の発生を防止し得る変速機の歯車打者防止装置
に関する。
〔従来の技術〕
車両にあっては、原動機として搭載した内燃機関の駆動
力を走行条件に応じて所要に変換して取出すために、変
速機を備えている。変速機には、歯車式の変速機やベル
ト式の変速機等があり、駆動力の伝達損失の少ない歯車
式の変速機が多用されている。歯車式の変速機は、複数
段の変速歯車列を有しており、歯車列を切換えて各段の
歯車を噛合させることにより、内燃機関の駆動力を走行
条件に応じて所要に変換して取出している。
このような歯車変速機にあっては、変速比を切り換える
方式によって、例えば選択摺動式、常時噛合い式等があ
る。選択摺動式は、入力軸に連設するメイン軸とこのメ
イン軸に平行なカウンタ軸の歯車のうち、一方の歯車が
軸のスプライン上を摺動して相手歯車と噛み合い、動力
伝達するものである。また、常時噛合い式は、必要な変
速段数分の歯車対が常時噛合わされており、軸と歯車の
間が空転できる構造となっていて必要な変速比の得られ
る歯車対を軸上の結合スリーブで軸に固定してトルクを
伝達するものである。
また、手動式の変速機においては、前進用最高速である
5速から4速にシフトする際にリバースへ直接シフトで
きなくする誤操作防止機構やリバースのギヤ鳴きを防止
するギヤ鳴き防止機構等が種々設けられているものがあ
る。このような手動式の変速機の操作機構には、シフト
レバ−の操作状態によって、セレクト時に回動されると
ともにシフト時には軸方向に移動されるシフトアンドセ
レクト軸、このシフトアンドセレクト軸に設けられたシ
フトアンドセレクトレバーが選択的に作動する低速(1
速・2速〉シフト軸、高速(3速・4速)シフト軸及び
前進用最高速・リバース(5速・リバース)シフト軸等
が設けられている。
更に、車両の変速機としては、例えば、特開昭56−1
05150号公報、特開昭57−137747号公報、
特開昭56−134666号公報に開示されている。特
開昭56−105150号公報に記載のものは、シフタ
によって選択されているシフトフォークを中立位置から
少許偏位可能にした中立チェンク機構と変速機が中立状
態の時にシック又はシックを操作する部材に係合して偏
位させる偏位機構とを設け、変速機が中立状態の時に偏
位機構によってシフトフォークを偏位させ、シンクロナ
イザリングを変速歯車に摩擦接触させ、シフト及びセレ
クト操作を円滑にして中立状態におけるエンジン回転変
動によって生ずる歯車打者(歯車のバックラッシュによ
る騒音)の発生を防止するものである。また、特開昭5
7−137747号公報に記載のものは、リバースシフ
ト時に前進段のフォーク軸を押して前進段の同期装置に
よってカウンタ歯車を出力軸の回転に同期させ、簡単に
リバースへの同期を得るとともにリバース時にギヤ鳴り
を生ずることなくスムーズにシフトさせるものである。
更に、特開昭56−134666号公報に記載のものは
、リバースアイドラ歯車を支持するリバースアイドラ軸
を介して5速の歯車変速を行わせることにより、シフト
軸部分の構造を小とし、全体にコンパクトとするもので
ある。
更にまた、変速機においては、2組の歯車が同時に噛み
合うのを回避させる二重噛合防止部材に段差を設け、前
進段の−のフォーク軸を上述の段差分だけ移動させ、メ
イン軸の回転を停止して歯車打者の発生を防止する構造
のものがある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、選択摺動式の歯車変速機においては、リバー
スシフト時に、シフトアンドセレクト軸に設けたシフト
アンドセレクトレバーを回転動作させ、このシフトアン
ドセレクトレバーの動作によって前進用最高速・リバー
スヨークである5速・リバースヨークをスライド移動さ
せ、そして、前進用最高速・リバースシフト軸である5
速・リバースシフト軸を軸方向移動してリバースアイド
ラアームをスライド移動させ、このリバースアイドラア
ームの移動によってリバースアイドラレバーを動作させ
、このリバースアイドラレバーの動作によってリバース
アイドラ歯車をメイン軸に設けたメインリバース歯車及
びカウンタ軸に設けたカウンタリバース歯車に噛合させ
、これにより、リバースシフトを行っていた。
しかしながら、リバースアイドラ歯車がメインリバース
歯車側に移動された際に、メイン軸が回転している状態
でリバースアイドラ歯車がメインリバース歯車及びカウ
ンタリバース歯車に噛合するので、歯車の噛合がスムー
ズに行われず歯車打者(ギヤ鳴り〉が発生してしまう不
都合があった。
また、従来においては、歯車打者の発生を防止するため
に、別途に装置を必要とし、槽底が複雑になって高価に
なるという不都合があった。
〔発明の目的〕
そこでこの発明の目的は、上述の不都合を除去すべく、
選択摺動式の歯車変速機においてリバースシフト時に前
進用最高速・リバースシフト軸の軸方向移動と共に高速
シフト軸を少許軸方向移動させ、つまり高速フォークを
少許移動させる構成とすることにより、高速フォークに
より移動される高速スリーブを介してリバースアイドラ
歯車がメインリバース歯車に噛合する前にメイン軸の回
転を一旦停止させ、リバースアイドラ歯車とメインリバ
ース歯車との噛合をスムーズに行わせ、歯車打者の発生
を未然に防止し、しかも既存の部品を利用して歯車打者
の発生を防止させるので、構成の簡素化を図って廉価と
し得る変速機の歯車打者防止装置を実現するにある。
〔問題点を解決するための手段〕
この目的を達成するためにこの発明は、シフトアンドセ
レクト軸に設けたシフトアンドセレクトレバーの動作に
より選択的に軸方向移動される低速シフト軸と高速シフ
ト軸と前進用最高速・リバースシフト軸とを設け、誤シ
フト防止用のインタロックプレートを前記シフトアンド
セレクト軸に設けた変速機において、前記前進用最高速
・リバースシフト軸に押圧体を有する押圧機構を設け、
リバースシフ、ト時に前記前進用最高速・リバースシフ
ト軸が軸方向移動する際に前記押圧体に係合するカム面
を有する係合用カムを前記高速シフト軸に設け、前記押
圧体に係合された係合用カムが前記前進用最高速・リバ
ースシフト軸と共に移動する際に前記保合用カムを設け
た前記高速シフト軸の軸方向移動を少許許容すべく前記
インタロックプレートには段差部を設けたことを特徴と
する。
〔作用〕
この発明の構成によれば、リバースシフトを行うべく前
進用最高速・リバースシフト軸が軸方向移動される際に
、押圧体が保合用カム体のカム面に係合し、そして、前
進用最高速・リバースシフト軸の軸方向移動と共に保合
用カム体が設けられた高速シフト軸がインタロックプレ
ートに形成された段差部の存在によって所定に軸方向移
動され、高速シフト軸の軸方向移動によって高速シフト
軸に設けられた高速フォークがメイン軸に設けられてい
る高速スリーブを移動させ、高速スリーブの移動によっ
て高速同期噛合機構が作動してリバースアイドラ歯車が
メインリバース歯車に噛合する前にメイン軸の回転が一
旦停止される。この結果、リバースアイドラ歯車とメイ
ンリバース歯車との噛合せをスムーズに行わせて歯車打
者の発生を未然に防止することができる。
〔実施例) 以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細且つ具体的
に説明する。
第1〜8図は、この発明の実施例を示すものである。図
において、2は選択摺動式の歯車変速機(以下単に「変
速機」という)、4は歯車部、6は変速操作部、8は変
速機ケースである。この変速機ケース8内には、内燃機
関側からの動力を入力する入力軸(図示せず)に連絡す
るメイン軸10と、カウンタ軸12とが変速機2の長手
方向で且つ平行に保持されている。
メイン軸lOは、変速機ケース8のライトケース14に
保持させた第1メイン軸用軸受16と変速機ケース8の
レフトケース18に保持させた第2メイン軸用軸受20
とによって回転可能に支持されている。
カウンタ軸12は、ライトケース14に保持させた第1
カウンタ軸用軸受22とレフトケース18に保持させた
第2カウンタ軸用軸受24とによって回転可能に支持さ
れている。
メイン軸10には、内燃機関側から順次に、メインl速
歯車26とメインリバース歯車28とメイン2速歯車3
0とが固定して設けられているとともに、メイン3速歯
車32とメイン4速歯車34と変速機ケース8のサイド
ケース36内においてメイン前進用最高速歯車であるメ
イン5速歯車38とが回転自在に設けられている。
カウンタ軸12には、内燃機関側から順次に、最終減速
機構40を構成するファイナルドライブ歯車42が固定
され、また、メイン1速歯車26が噛合するカウンタ1
速歯車44とメイン2速歯車30が噛合するカウンタ2
速歯車46とが回転自在に設けられ、更に、メイン3速
歯車32が噛合スるカウンタ3速歯!48とメイン4速
歯車34が噛合するカウンタ4速歯車5oとサイドケー
ス36内においてカウンタ前進用最高速歯車であるカウ
ンタ5速歯車52とが固定して設けられている。このカ
ウンタ5速歯車52は、メイン5速歯車38と噛合する
前記ファイナルドライブ歯車42は、差動部54のファ
イナルドリブン歯車56に噛合している。
前記ライトケース14とレフトケース18とは第1取付
用ボルト58によって結合されているとともに、レフト
ケース18とサイドケース36とは第2取付用ボルト6
0によって結合されている。
前記カウンタ1速歯車44とカウンタ2速歯車46間の
カウンタ軸12には、1速・2速ハブ62が固定して設
けられている。このl速・2速ハブ62には、カウンタ
軸12の軸方向に移動されるべくカウンタリバース歯車
64とl速・2速スリーブ66とが一体的に設けられて
いる。このl速・2速スリーブ66は、1速・2速用の
シンクロナイザリングを有するl速・2連間期噛合機構
68を動作させるものである。
また、メイン3速歯車32とメイン4速歯車34間のメ
イン軸lOには、3速・4速ハブ70が固定して設けら
れている。この3速・4速ハブ70には、3速・4速ス
リーブ72がメイン軸10の軸方向に移動されるべく設
けられている。
この3速・4速スリーブ72は、3速・4速用のシンク
ロナイザリングを有する3速・4連間期噛合機構74を
動作させるものである。
更に、サイドケース36内においては、メイン軸10に
は5速ハブ76が固定して設けられ、この5速ハブ76
にはメイン軸10の軸方向に移動してメイン5速歯車3
8に結合・離脱する前進用最高速スリーブである5速ス
リーブ78が設けられている。この5速スリーブ78は
、5速用のシンクロナイザリングを有する5遠回期噛合
機構80を動作させるものである。
また、ライトケース14とレフトケース18には、メイ
ン軸10及びカウンタ軸12と平行に配置されたリバー
スアイドラ軸82が保持されている。
このリバースアイドラ軸82には、リバースアイドラ歯
車84が設けられている。このリバースアイドラ歯車8
4は、リバースアイドラ軸82の軸方向に移動され、メ
インリバース歯車28及びカウンタリバース歯車64に
噛合・離脱すべく設けられている。
また、変速機ケース8内には、第2.3図に示す変速操
作部6において、セレクト時に軸方向に移動されるとと
もに、シフト時には軸回りに回動されるシフトアンドセ
レクト軸86が組付けられている。このシフトアンドセ
レクト軸86は、−端側が変速機ケース8に連設した保
持部88によって支持され、他端側かコントロール軸(
図示せず)に連設されている。即ち、前記シフトアンド
セレクト軸86は、運転者がシフトレバ−(図示せず)
をセレクト方向に作動させると、コントロール軸が動く
ことによって軸方向に移動される一方、運転者がシフト
レバ−をシフト方向に作動させると、コントロール軸が
動くことによって軸周りに回動されるものである。
このシフトアンドセレクト軸86には、シフトアンドセ
レクトレバー90が設けられている。
このシフトアンドセレクトレバー90は、シフトアンド
セレクト軸86の軸方向移動により、低速シフト軸であ
る1速・2速シフト軸92に連設した1速・2速シフト
ヨーク94と高速シフト軸である3速・4速シフト軸9
6に連設した3速・4速シフトヨーク98と5速・リバ
ースシフト軸100に連設した5速・リバースシフトヨ
ーク102とに選択的に係合されるものである。
第5図に示す如く、ニュートラル時において、l速・2
速シフトヨーク94は、シフトアンドセレクト軸86の
軸心線であるセレクト方向中心線yに対して対称に配置
された1速用ヨーク部94aと2速用ヨ一ク部94bと
からなる。また、3速・4速シフトヨーク98は、セレ
クト方向中心線yに対して対称に配置された3速用ヨ一
ク部98aと4速用ヨ一ク部98bとからなる。更に、
5速・リバースシフトヨーク102は、セレクト方向中
心線yに対して対称に配置された5速用ヨ一ク部102
aとリバース用ヨーク部102bとからなる。
また、第5図に示す如く、シフトアンドセレクトレバー
90は、後述するインタロックプレート120の低速用
インクプレート120aと高速側インタロックプレート
120bとの間で、ニュートラ時において、中心が3速
・4速用シフトヨーク98の位置するシフト方向中心線
Xとセレクト方向中心線yとの交点Oに位置している。
5速・リバースシフト軸100と平行に、後述する5速
フオーク110とリバースアイドラアーム112とを保
持する5速・リバースガイド軸104が配設されている
即ち、変速機2は、シフトアンドセレクトレバー90の
動作により、5速・リバースシフト軸100を軸方向の
一側に移動させてメイン5速歯車38側に5速スリーブ
78を移動させるとともに、5速・リバースシフト軸1
00を軸方向の他側に移動させてリバースアイドラ歯車
84をメインリバース歯車28側に移動させる構成のも
のである。
第2.3図に示す如く、前記1・2速シフト軸92には
1速・2速スリーブ66に係合する1速・2速フオーク
106が設けられ、前記3・4速シフト軸96には3速
・4速スリーブ72に係合する3速・4速フオーク10
8が設けられている。
また、5速・リバースシフト軸100には、端側に5速
スリーブ78に係合し且つこの5速・リバースシフト軸
100に対して摺動可能に5速フオーク110を設ける
とともに他端側にはリバースアイドラアーム112を設
けている。このリバースアイドラアーム112は、リバ
ースシフトレバ−114を保持している。このリバース
シフトレバ−114の先端部位に設けたリバースシフト
フォーク116は、リバースアイドラ歯車84のリバー
ススリーブ118に係合している。従って、リバースア
イドラアーム112の動作により、リバースシフトレバ
−114が揺動し、このリバースシフトレバ−114の
揺動によってリバースアイドラ歯車84がリバースアイ
ドラ軸82上でメインリバース歯車28及びカウンタリ
バース歯車64に噛合すべく移動される。
また、前記シフトアンドセレクト軸86には、誤シフト
防止用のインタロックプレート120を有するインクロ
ック機構122が設けられている。
このインタロックプレート120は、プレート用支持ボ
ルト124によって保持され、シフトアンドセレクト軸
86の軸方向にのみ移動されるものである。また、イン
タロックプレート120は、第5図に示す如く、シフト
方向中心線Xに対して略対称で、1速・2速シフトヨー
ク94側に位置する低速側インタロックプレート120
aと5速・リバースシフトヨーク102側に位置する高
速側インタロックプレート120bとからなる。
前記変速m2には、リバースシフト時に歯車打者の発生
を防止するために、5速・リバースシフト軸100に押
圧体である押圧ビン126を有する押圧機構(ロケーテ
ィング機構)I28を設け、リバースシフト時に5速・
リバースシフト軸100が軸方向移動する際に押圧ピン
126に係合するカム面130aを有する係1合用カム
130を3速・4速シフト軸96に設け、押圧ビン12
6に係合された保合用カム130が5速・リバースシフ
ト軸100と共に移動する際に係合用カム130を設け
た3速・4速シフト軸96の軸方向移動を少許許容すべ
(インタロックプレート120には段差部132を設け
る。
前記押圧機構128は、5速・リバースシフト軸100
に第1固定ピン134で固定された本体136と、この
本体136に3速・4速シフト軸96方向に指向して摺
動可能に支持された前記押圧ビン126と、この押圧ビ
ン126ヲ3速・4速シフト軸96方向に押進させる押
圧スプリング138とから構成される。
前記係合用カム130は、第2図に示す如く、第2固定
ビン140によって3速・4速シフト軸96に固定され
ている。
また、保合用カム130のカム面130aは、第4図に
示す如く、中央部位が突出する山形に形成されている。
即ち、第4図に示す如く、5速・リバースシフト軸10
0がリバースシフト時に移動する方向に向って順次に、
つまり、第2図に示す如く、3速・4速フオーク108
側に向って漸次突出させた上昇傾斜面を有する第1カム
面130a−1と、この第1カム面130a−1に連続
し且つ中央部位で突出した第2カム面130a−2と、
この第2カム面130a−2に連続して押圧ビン126
側から離間するように漸次窪ませた下降傾斜面を有する
第3カム面130a−3により形成される。これら第1
〜第3カム面130a−1〜130a−3によって、リ
バースシフト操作初期には押圧ビン126の先端126
aを押圧スプリング138に抗して漸次引退させて3速
・4速シフト軸96を移動させ、また、この3速・4速
リバースシフト軸96が少許移動し終った時に押圧ビン
126が最も引退勤され、また、リバースシフト操作終
期には押圧ビン126の先端126aを押圧スプリング
138により漸次押進させて3速・4速シフト軸96へ
の押圧力の付与を解除する構成である。
前記インクプレー)120の段差部132は、リバース
シフト時に、第1カム面130a−1が押圧ピン126
に係合されて3速・4速シフト軸96の軸方向移動と共
に移動する際に、3速・4速シフトヨーク98が5速・
リバースヨーク1゜2と共に少許移動、つまり3速用ヨ
一ク部98aがセレクト方向中心線y側に移動(第7図
参照)すべく、低速側インクプレート120aにおいて
1速用ヨーク部94a側で且つシフトアンドセレクトレ
バー90側の隅部に、長さlで幅Wに切欠いて形成され
ている。
前記低速側インタロックプレート120aの1連用ヨー
ク側部120a−1は、第5図に示す如く、1速用ヨー
ク部94aに重合距離Aだけ重合すべく形成されている
。これにより、ニュートラル時において、1速・2速シ
フトヨーク94が徒にシフトされるのを防止(インクロ
ック)している。
また、1速用ヨーク部94aと1連用ヨーク側部120
a−1との重合距離Aを確保するために、3速・4速シ
フトヨーク98の厚さT1よりもl速・2速シフトヨー
ク94の厚さT2を大きく形成し、この厚さの差分によ
って4速シフト時のインクロックを果せしめている。
また、前記5速・リバースシフト軸100には、第2図
において、5速にシフトすべく5速・リバースシフト軸
100を図の右側に移動した際に、5速フオーク110
のフォーク当接部110aの側面に当接してこの5速フ
オーク110を右側に移動させる第1つば部142が設
けられるとともに、リバースにシフトすべく5速・リバ
ースシフト軸100を図の左側に移動した際にリバース
アイドラアーム112のアーム当接部112aの側面に
当接してこのリバースアイドラアーム112を左側に移
動させる第2つば部144が設けられている。
次に、この実施例の作用を説明する。
ニュートラル時においては、第5図に示す如く、シフト
アンドセレクトレバー90の中心がセレクト方向中心’
fo% yとシフト方向中心線Xとの交点Oに位置して
いる。このとき、低速側インタロックプレー)120a
の1速ヨーク側部120a−1が1速ヨーク部94Hに
重合距離Aで重合していることにより、1速・2速シフ
トヨーク94が徒に動作してシフトされることがない(
インクロック)。
次いで、5速・リバース側へのセレクト時には、シフト
アンドセレクト軸86を軸方向移動させると、第6図に
示す如く、インタロックプレート120と共にシフトア
ンドセレクトレバー90がシフト方向中心線Xから離間
するように移動されて5速・リバースシフトヨーク10
2の位置に至る。
そして、リバースへのシフトを行う際に、シフトアンド
セレクト軸86の動作によってシフトアンドセレクトレ
バー90を回転させて5速・リバースヨーク102を第
2図の左側にスライド移動させ、これにより、この5速
・リバースヨーク102が固定されている5速・リバー
スシフト軸100を、第2図において左側、つまりサイ
ドケース36側に軸方向移動させる。
この5速・リバースシフト軸100の軸方向移動により
、第7図に示す如く、シフトアンドセレクトレバー90
が少許すバースヨーク部102b側に移動し、また、第
4図に示す如く、押圧ピン126の先端126aが上昇
傾斜面の第1カム面130a−1に係合し、そして、3
速・4速シフト軸96が、低速側インタロックプレート
120aに幅Wを有する段差部132が形成されている
ことにより、第7図に示す如く、この段差部132の幅
W分だけリバース側でセレクト方向中心線y側に接近す
るように移動される(第4図参照)。
そして、押圧ピン126の先端126aが頂部である第
2カム面130a−2に達した際に低速側インタロック
プレート120aに3速用ヨ一ク部98aが当接して3
速・4速シフト軸96の軸方向移動が停止される。
このとき、3速・4速シフト軸96が少許軸方向移動し
た際に、第1図に示す如く、3速・4速シフト軸96に
設けた3速・4速フオーク108が3速・4速スリーブ
72をメイン4速歯車34側に移動させるので、この3
速・4速スリーブ72の移動によって3速・4連間朋噛
合機構74の4速用のシンクロナイザリングが動作され
、メイン軸10の回転を停止させるブレーキ力が作用し
、メイン軸100回転を停止させる。
そして、リバースシフトが完了する際に、第8図に示す
如く、5速・リバースシフト軸100をさらに軸方向移
動させると、シフトアンドセレクトレバー90がリバー
スヨーク部102bをさらに移動させ、押圧ピン126
の先端126aが降下傾斜面に形成された第3カム面1
30a−3に至り、押圧ピン126の先端126aが押
圧スプリング138の付勢力によって漸次押進し、これ
により1,3速・4速シフト軸96が元の位置に戻るの
と同時に3速・4速シフトヨーク98が元の位置に戻る
またこのとき、第2つば部144がリバースアイドラア
ーム112のアーム当接部112aの側面に当接し、こ
のリバースアイドラアーム112を5速・リバースシフ
ト軸100と同方向に移動させる。
そして、このリバースアイドラアーム112の移動によ
ってリバースシフトレバ−114が揺動し、リバースア
イドラ歯車84がメインリバース歯車28側に移動され
(第2図参照)、終には、リバースアイドラ歯車84が
メインリバース歯車28及びカウンタリバース歯車64
に噛合してリバースのシフトが完了される。
この結果、選択摺動式の歯車変速機において、リバース
シフト時には、5速・リバースシフト軸100の軸方向
移動と共に3速・4速シフト軸96を少許軸方向移動さ
せ、3速・4連間期噛合機構74を介してリバースアイ
ドラ歯車84がメインリバース歯車28及びカウンタリ
バース歯車64に噛合する前にメイン軸10の回転を一
旦停止させ、リバースアイドラ歯車84がメインリバー
ス歯車28及びカウンタリバース歯車64にスムーズに
噛合させ、歯車打者であるギヤ鳴りの発生を効果的に防
止することができる。
また、メイン軸10の回転停止を既存の部品である3速
・4連間期噛合機構74を利用して果せしめるので、別
途にメイン軸10のブレーキ機構を設ける必要がなく、
構成が簡単で廉価とすることができる。
〔発明の効果〕
以上詳細な説明から明らかなようにこの発明によれば、
前進用最高速・リバースシフト軸に押圧体を有する押圧
機構を設け、リバースシフト時に前進用最高速・リバー
スシフト軸が軸方向移動する際に押圧体に係合するカム
面を有する保合用カムを高速シフト軸に設け、押圧体に
係合された保合用カムが前進用最高速・リバースシフト
軸と共に移動する際に保合用カムを設けた高速シフト軸
の軸方向移動を少許許容すべくインタロックプレートに
は段差部を設けたことにより、選択摺動式の歯車変速機
におけるリバースシフト時に、前進用最高速・リバース
シフト軸が軸方向移動された際に高速シフト軸が少許軸
方向移動され、高速シフト軸の移動によって高速フォー
ク及び高速スリーブが移動されてリバースアイドラ歯車
がメインリバース歯車及びカウンタリバース歯車に噛合
する前にメイン軸の回転を一旦停止させることができ、
リバースアイドラ歯車をメインリバース歯車にスムーズ
に噛合させて歯車打者(ギヤ鳴り)の発生を未然に防止
し得る。
また、メイン軸に設けた高速段の既存の部品を利用して
メイン軸を停止させる構成としたことにより、別途にメ
イン軸のブレーキ機構を不要とし、構成が簡単で廉価と
し得る。
【図面の簡単な説明】
第1〜8図はこの発明の実施例を示し、第1図は変速機
の歯車部の概略図、第2図は変速機の変速操作部の説明
図、第3図は変速機の変速操作部の側面図、第4図は第
2図における変速操作部の要部拡大図、第5図はニュー
トラル時における各部材の位置関係の説明図、第6図は
5速・リバースへのセレクト時における各部材の位置関
係の説明図、第7図はリバースシフトの初期における各
部材の位置関係の説明図、第8図はリバースシフト完了
時における各部材の位置関係の説明図である。 図において、2は変速機、4は歯車部、6は変速操作部
、8は変速機ケース、10はメイン軸、12はカウンタ
軸、28はメインリバース歯車、36はサイドケース、
36aはケース突出部、64はカウンタリバース歯車、
66は1速・2速スリーブ、68は1速・2遠回期噛合
機構、72・は3速・4速スリーブ、74は3速・4連
間期噛合機構、78は5速スリーブ、80は5連間期噛
合機構、82はリバースアイドラ軸、84はリバースア
イドラ歯車、86はシフトアンドセレクト軸、90はシ
フトアンドセレクトレバー、96は3速・4速シフト軸
、98は3速・4速シフトヨーク、100は5速・リバ
ースシフト軸、102は5速・リバースシフトヨーク、
112はリバースアイドラアーム、120はインタロッ
クプレート、122はインタロック機構、126は押圧
ビン、128は押圧機構、130は係合用カム、130
aはカム面、132は段差部、136は本体、そして1
38は押圧スプリングである。 手続補正書(方式) 平成元年 9月19日 】、事件の表示 特願平1.−198552号 2、発明の名称 変速機の歯車打者防止装置 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住 所  静岡県浜名郡可美村高塚300番地名称(2
08)Z合木自動車工業 株式会社 4、代 理 人 〒101 7n  03−292−4
411  (代表)住 所  東京都千代田区神田小川
町2丁目8番地6、補正の対象

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、シフトアンドセレクト軸に設けたシフトアンドセレ
    クトレバーの動作により選択的に軸方向移動される低速
    シフト軸と高速シフト軸と前進用最高速・リバースシフ
    ト軸とを設け、誤シフト防止用のインタロックプレート
    を前記シフトアンドセレクト軸に設けた変速機において
    、前記前進用最高速・リバースシフト軸に押圧体を有す
    る押圧機構を設け、リバースシフト時に前記前進用最高
    速・リバースシフト軸が軸方向移動する際に前記押圧体
    に係合するカム面を有する係合用カムを前記高速シフト
    軸に設け、前記押圧体に係合された係合用カムが前記前
    進用最高速・リバースシフト軸と共に移動する際に前記
    係合用カムを設けた前記高速シフト軸の軸方向移動を少
    許許容すべく前記インタロックプレートには段差部を設
    けたことを特徴とする変速機の歯車打者防止装置。
JP1198552A 1989-07-31 1989-07-31 変速機の歯車打音防止装置 Pending JPH0366979A (ja)

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