JP4596628B2 - 同期噛合式変速機の制御装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両における同期噛合式変速装置の制御装置、特にシフトアンドセレクト軸等の回転をフォーク軸に伝達するインナレバーのシフト中立位置を正確に測定できる制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ガソリンエンジンや電気モータ等を駆動源とする自動車、バス等の車両は、道路の状態に応じた最適の走行状態を実現するために変速機を備える。変速機は、所望のトルクや速度を得るためにギヤーの組合せを変更、選択するものであり、その一つに、マニュアルトランスミッション(MT)がある。
【0003】
MTは、一般に、カウンタシャフト上に固定された複数のカウンタギヤーと、メインシャフトの上に遊転可能に取り付けられカウンタギヤーと常時噛み合った複数の遊転ギヤーと、それぞれにスリーブが固定された複数のフォーク軸と、スリーブをメインシャフトと一体化する同期噛合(シンクロメッシュ)機構と、に大別される。従来のMTでは、運転者がシフトレバーをシフト操作すると、ケーブル等を介して伝達されるシフト操作力によりフォーク軸即ちスリーブが移動される。
【0004】
これに対して、最近、基本的な構造をMTとしながら、運転者の操作負担を軽減させるために、油圧シリンダ等のアクチュエータによりフォーク軸を移動させる変速機が開発されている。そのような変速機の一つに、アクチュエータにより、セレクト操作時には軸方向に移動され、シフト操作時には回転されるシフトアンドセレクト軸を含むものがある。
【0005】
シフトアンドセレクト軸の移動及び回転は、インナレバー及びシフトヘッド等を介して何れかのフォーク軸に伝達される。即ち、図5及び図6に示すように、インナレバー50は円筒部51と延長部52とから成り、円筒部52においてシフトアンドセレクト軸53に対して、軸方向に一体的に移動し及び円周方向に一体的に回転する。インターロックプレート55はシフトアンドセレクト軸53上に円筒部51の両端面を挟むように取り付けられ、インナレバー50の両側に位置する一対の爪部56、57を有する。インタロックプレート55はシフトアンドセレクト軸55と一体的に移動するが、後述するロックボール機構70により回転は阻止されている。
【0006】
セレクト操作によりシフトアンドセレクト軸53が軸線方向に移動されると、インナレバー50及びインタロックプレート55がこれと一体的に移動し、一つのフォーク軸(例えば第3速ー第4速用フォーク軸)60のシフトヘッド61にインナレバー50が係合する。残りの二つのフォーク軸63,66のシフトヘッド64,67にはインタロックプレート55の爪部56、57が係合する。
【0007】
次に、シフト操作によりシフトアンドセレクト軸53が一方向に回動されると、インナレバー50がこれと一体的に回転移動してシフト位置に至る。インナレバー50の回転移動によりフォーク軸60が一方向に移動し、フォーク59を介してスリーブ(不図示)が遊転ギヤーに係合する(シフト入れ)。その後、シフトアンドセレクト軸53が他方向に回動してインナレバー50がシフト中立位置に戻ると、フォーク軸60が他方向に回転移動して、スリーブと遊転ギヤーとの係合が開放される(シフト抜き)。
【0008】
インナレバー50及びインタロックプレート55の近傍にはロックボール機構70が設けられている。ロックボール機構70は、図6に示すように(図5では図示省略)、変速機ケーシング71に移動可能に取り付けられた移動部材72と、その先端に嵌入されたボール73と、インナレバー50の上面に形成されたボール孔74等とを含む。即ち、インナレバー50の上面にくぼみ状のボール孔74が形成され、インタロックプレート55の上部には貫通孔76が形成されている。移動部材72の下端に保持されたボール73はばね78によってボール孔74に係合する方向に付勢されている。
【0009】
ロックボール機構70は、フォーク軸を中立位置に案内するために、インナレバー50に係合するものである。ここで、「シフト中立位置」とは、インナレバー50が何れのシフトヘッド61,64,67にも当接せず、フォーク軸60,63,66が移動しないためにスリーブも何れの遊転ギヤーにも係合しない状態である。
【0010】
フォーク軸60等の移動量を決定する際、シフトアンドセレクト軸53の回転量即ちインナレバー50の回転移動量はシフト中立位置を基準にして制御する。従って、インナレバー50のシフト中立位置の正確な検出は重要である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
例えば図7のシフトパターンを持つ変速機において、第2速から第3速に変速する場合、スリーブを第2段の遊転ギヤーからシフト抜きし、第3段の遊転ギヤーにシフト入れする。上述したように、フォーク軸60等の駆動力は従来のMTでは運転者のシフト操作により得ていた。但し、ロックボール機構70においてばね78によるボール73のボール孔74への押込力がシフト機構の抵抗よりも大きかったので、インナレバー50はシフト入れ前及びシフト抜き後等にはロックボール機構70により確実にシフト中立位置にロックされていた。しかし、アクチュエータによりフォーク軸60等の駆動力を得る最近の変速機は、シフトアンドセレクト軸53を回転させてインナレバー50を回転移動させる。
【0012】
ところで、シフト時にロックボール機構70のボール73とボール孔74との位置が一致しない状態でアクチュエータ即ちシフトアンドセレクト軸53の回転が停止することがある。しかし、ボール73のボール孔74への押込力はアクチュエータの摺動抵抗よりも小さいので、シフトアンドセレクト軸53はロックボール機構70の押込力によってはシフト中立位置まで移動することができない。この状態でシフトレバーが低速段位置から中速段位置にセレクト操作されると、インナレバー50が移動して第3速用シフトヘッド又は第4速用シフトヘッドに当接することがある。インナレバー50の移動が不十分な状態でシフトレバーがシフト操作されると、インナレバー50が第1速用シフトヘッド及び第3速用シフトヘッド、又は 第2速用シフトヘッド及び第4速用シフトヘッドに当接することがある(二重噛合)
なお、インナレバー50がシフト中立位置にあるときのシフトアンドセレクト軸53の回転量、回転位置を荷重センサにより測定し、それに基づいてECUを制御することも理論上は可能である。しかし、実際はそのような測定及び制御は困難である。また、荷重センサは一般に高価であり、そのために制御装置のコストが上昇する。
【0013】
また、上記同期噛合式変速機はロックボール機構70を有していたが、インナレバー50のシフト中立位置の正確な検知は、このようなロックボール機構70を有しない変速機においても同様に要求される。インナレバー50がシフト中立位置からずれた位置に停止すれば上述した問題が発生するからである。
【0014】
さらに、シフトアンドセレクト軸を含む同期噛合式変速機には上記タイプの他にも、シフトアンドセレクト軸がセレクト操作によりその軸線の周りに回転され、シフト操作によりその軸方向に移動するタイプもある。更に、シフト操作により軸方向に移動するシフト軸と、セレクト操作により軸方向に移動するセレクト軸とが別々に設けられた同期噛合式変速機もある。但し、何れのタイプの同期噛合式変速機においても、フォーク軸等の移動量を決定する上で、インナレバーのシフト中立位置の正確な検出が重要である点は共通している。
【0015】
本発明は上記事情を考慮してなされたもので、シフトレバーのシフト操作及びセレクト操作に基づきアチュエータによりシフトアンドセレクト軸、又はシフト軸及びセレクト軸が作動し、インナレバー及びシフトヘッドを介してフォーク軸を移動させ、同期噛合機構部を介して変速がなされる同期噛合式変速機が前提となる。かかる変速機において、インナレバーのシフト中立位置を正確に検知することのできる制御装置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本願発明者は、インナレバーがあるフォーク軸のシフトヘッド間でシフト中立位置にあるときは、インナレバーを隣接するフォーク軸のシフトヘッド間に移動することができることに注目して、本発明を完成した。
【0017】
即ち、本願の第1発明は、同期噛合機構を作動させるスリーブと一対のシフトヘッドとを有し、軸方向に移動可能に配置された複数のフォーク軸と、セレクト操作により軸方向に移動又は軸線の周りに回動され、シフト操作により軸線の周りに回動又は軸方向に移動されるシフトアンドセレクト軸と、該シフトアンドセレクト軸に固定され、セレクト操作時の該シフトアンドセレクト軸の移動又は回動により何れかの前記フォーク軸の前記一対のシフトヘッド間に嵌入し、シフト操作時の該シフトアンドセレクト軸の回動又は移動により該一対のシフトヘッドの何れか一方に当接しシフト位置に移動して該フォーク軸をシフト入れし、又はシフト中立位置に移動して該フォーク軸をシフト抜きするインナレバーと、を含む同期噛合式変速機において、何れかの前記フォーク軸の前記一対のシフトヘッド間に嵌入した前記インナレバーを、隣接する前記フォーク軸の前記シフトヘッドに押圧させつつシフト位置からシフト中立位置に向かって移動させるとき、該インナレバーと隣接する該フォーク軸の該シフトヘッドとの押圧が開放されるまでの該インナレバーの移動量を測定する測定手段と、該測定手段による測定結果に基づきシフト操作時の前記シフトアンドセレクト軸の回転量又は移動量を制御する制御手段と、を設け、前記インナレバーの前記シフトヘッドへの押圧の開放は、前記シフトアンドセレクトシャフト軸の移動及び回動を検知して、前記インナレバーのシフト方向の移動が停止して前記セレクト方向に移動が可能な状態であり、前記インナレバー及び前記シフトヘッドは、面取りされた傾斜部を有することを特徴とする。
【0018】
一方、本願の第2発明は、 同期噛合機構を作動させるスリーブと一対のシフトヘッドとを有し、軸方向に移動可能に配置された複数のフォーク軸と、セレクト操作により軸方向に移動されるセレクト軸と、シフト操作により軸方向に移動されるシフト軸と、該セレクト軸に固定されて前記フォーク軸の前記一対のシフトヘッド間に嵌入し、該シフト軸の移動により該一対のシフトヘッドの何れか一方に当接しシフト位置に移動して該フォーク軸をシフト入れし、又はシフト中立位置に移動して該フォーク軸をシフト抜きするインナレバーと、を含む同期噛合式変速機において、前記フォーク軸の前記一対のシフトヘッド間に嵌入した前記インナレバーを、隣接する前記フォーク軸の前記シフトヘッドに押圧させつつシフト位置からシフト中立位置に向かって移動させるとき、該インナレバーと隣接する該フォーク軸の該シフトヘッドとの押圧が開放されるまでの該インナレバーの移動量を測定する測定手段と、該測定手段よる測定結果に基づき前記シフト軸の移動量を制御する制御手段と、を設け、前記インナレバーの前記シフトヘッドへの押圧の開放は、前記セレクト軸及び前記シフト軸の移動を検知して、前記インナレバーのシフト方向の移動が停止して前記セレクト方向に移動が可能な状態であり、前記インナレバー及び前記シフトヘッドは、面取りされた傾斜部を有することを特徴とする。
【0019】
本発明の制御装置において、隣接するシフトヘッドに押圧させつつシフト位置からシフト中立位置に向かって移動され該シフトヘッドとの押圧が開放されるまでのインナレバーの移動量を、測定手段が測定する。インナレバーのシフトヘッドへの押圧の開放は、インナレバーがセレクト方向に移動可能であることを意味する。従って、この測定結果が入力された制御手段が、該シフト中立位置を基準にしてシフトアンドセレクト軸の回転量又は移動量、又はシフト軸の移動量を制御することにより、インナレバーは正確にシフト中立位置からシフト位置に至り、また該シフト位置からシフト中立位置に戻ることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
次に、発明の実施の形態につき説明する。
<変速機>
本発明の基本的特徴は、何れかのフォーク軸のシフトヘッド間に嵌入したインナレバーを、隣接するフォーク軸の一方のシフトヘッドに押圧させつつシフト位置からシフト中立位置に向かって移動させるとき、インナレバーと隣接するフォーク軸のシフトヘッドとの押圧が開放されるまでのインナレバーの移動量を測定することにある。従って、変速機において、シフト操作及びセレクト操作とシフト軸の軸方向移動、セレクト軸の軸方向移動、及びシフトアンドセレクト軸の軸方向移動又は軸線周りの回転との関係は一通りに限定されず、以下に述べるように種々の態様をとることができる。
<フォーク軸>
フォーク軸は通常3本又は4本設けられ、変速機ケーシングにより互いに平行にかつその軸方向に移動可能に支持される。各フォーク軸はその一部に一対のシフトヘッドを有し、他の部分にスリーブに係合するフォークを有する。いずれかのフォーク軸が移動すると、そのフォークにより所定のスリーブが所定の遊転ギヤーに噛み合わされる。
<シフトアンドセレクト軸>
シフトアンドセレクト軸には、セレクト操作によりその軸方向に移動しシフト操作によりその軸線の周りに回動するものと、セレクト操作により回動しシフト操作により移動するものとがある。前者はフォーク軸と直交する方向に配置され、後者はフォーク軸と平行に配置される。シフトアンドセレクト軸の移動量、回転量はインナレバー、シフトヘッド及びフォーク軸等との関係において決定される。シフトアンドセレクト軸は油圧シリンダ等のアクチュエータにより駆動される。
<シフト軸、セレクト軸>
セレクト軸はフォーク軸と直交する方向に配置され、インナレバーを有し、セレクト操作に基づきアクチュエータやシフト軸等により軸方向に移動される。シフト軸はセレクト軸と直交する方向に配置され、シフトレバーのシフト操作に基づきアクチュエータにより軸方向に移動される。
<インナレバー>
インナレバーは、シフトアンドセレクト軸に固定されたときは該シフトアンドセレクト軸と一体的に移動又は回転移動し、セレクト軸に固定されたときは該セレクト軸と一体的に軸方向(セレクト方向)に移動する。インナレバーは、そのシフト中立位置において隣接するフォーク軸のシフトヘッド間を移動し、あるフォーク軸のシフトヘッドに嵌入した状態でシフト中立位置とシフト位置との間を回転移動する。インナレバーの移動量及び回転移動量は、シフトアンドセレクト軸、セレクト軸、シフトヘッド及びフォーク軸等との関係において決定される。
<測定手段>
測定手段は、何れかのフォーク軸のシフトヘッド間に嵌入したインナレバーを、隣接するフォーク軸の一方のシフトヘッドに押圧させつつシフト位置からシフト中立位置に向かって移動させるとき、インナレバーと隣接するフォーク軸のシフトヘッドとの押圧が開放されるまでのインナレバーの移動量を測定する。インナレバーとシフトヘッドとの当接が開放されるまでのインナレバーの移動量は、例えばシフトアンドセレクト軸、セレクト軸、インナレバー又はフォーク軸に近接して配置した位置センサにより測定することができる。
【0021】
インナレバーを隣接するシフトヘッドに押圧するには、例えばセレクト時に軸方向に移動するシフトアンドセレクト軸の場合、回動時にわずかに軸方向(セレクト方向)に力を加えればよい。セレクト時に軸線の周りに回転するシフトアンドセレクト軸の場合、移動時にわずかに回転(セレクト方向)に力を加えればよい。シフト軸とセレクト軸とが別々に設けられた場合、セレクト軸に僅かに軸方向(セレクト方向に力を加えればよい。また、インナレバーとシフトヘッドとの押圧の開放は、例えばシフトアンドセレクト軸、セレクト軸、インナレバー又はフォーク軸に近接して配置され、インナレバー等のセレクト方向の移動を測定する位置センサにより検知することができる。
【0022】
インナレバーはシフト位置からシフトヘッドとの当接が開放されるまでに、セレクト方向と直角方向に、又はセレクト方向と直角方向及びこれと鋭角を成す方向に移動することができる。何れにしても、インナレバーの移動軌跡は、該インナレバーが押圧されたシフトヘッドの側面形状に対応して決定される。
【0023】
インナレバーのシフト位置からシフトヘッドとの押圧が開放される位置までのインナレバーの移動量の測定は、並設された複数のフォーク軸のうち、互いに隣接するフォーク軸間で行うことができる。例えば、低速段用、中速段用及び高速段用の3本のフォーク軸が配置されている場合、低速段用フォーク軸と中速段用フォーク軸との間、又は中速段用フォーク軸と高速段用フォーク軸との間で行うことができる。また、インナレバーの移動量の測定は、該インナレバーを隣接するフォーク軸の一方及び他方のシフトヘッドに押圧しつつ測定することができる。この場合、シフト中立位置が検知されるとともに、シフト中立位置の範囲が検知されることになる。
【0024】
なお、インナレバーがシフト中立位置に移動されるのは、フォーク軸即ちスリーブをあるシフト段からシフト抜きしたとき、及びある変速段からスリーブをシフト抜きした後連続して別の変速段にスリーブをシフト入れするときである。
<制御手段>
制御手段は、測定手段よる測定結果に基づき、シフトアンドセレクト軸の回転量又は移動量、又はシフト軸の移動量を制御する。即ち、シフトアンドセレクト軸がどれだけ回転又は移動したとき、又はシフト軸がどれだけ移動したとき、インナレバーがシフト中立位置にあるかが上記測定手段により測定される。従って、制御手段はこのシフト中立位置を基準にして、シフト中立位置からシフト位置までの距離に対応する回転角度又は長さだけシフトアンドセレクト軸を回転又は移動させ、又は該距離に対応する長さだけシフト軸を移動させる。制御手段としては、例えばECUを採用することができ、このECUによりクチュエータの作動を制御することにより、シフトアンドセレクト軸の回転量又は移動量、又はシフト軸の移動量が制御される。
<ロックボール機構>
ロックボール機構は、フォーク軸を中立位置に案内するために設けられ、例えばインナレバーやフォーク軸に係合させることができる。本発明においては、インナレバーは正確にシフト中立位置に停止する。従って、このシフト中立位置に対応させて配置しておけば、ロックボール機構はシフト中立位置にあるインナレバーやフォーク軸に確実に係合することになる。
【0025】
【実施例】
以下、本発明の実施例を添付図面を基にして説明する。
<第1実施例>
図1,図2及び図3に第1実施例による同期噛合式変速機(以下「変速機」と呼ぶ)を示す。図1に示すように、この変速機は、互いに平行に配置された3本(図2参照)のフォーク軸10,13及び16と、これらフォーク軸と直交する方向に配置されたシフトアンドセレクト20軸と、このシフトアンドセレクト軸を駆動するクチュエータ25と、シフトアンドセレクト軸20に固定されたインナレバー26及び各フォーク軸10,13及び16に固定された一対のシフトヘッド11,12;14,15;17,18と、を含む。
【0026】
詳述すると、3本のフォーク軸10,13及び16はそれぞれ、低速段用、中速段用及び高速段用である。シフトアンドセレクト軸20は、シフトレバー(不図示)がセレクト操作されたときはアクチュエータ25により軸方向に移動され、シフトレバーがシフト操作されたときはアクチュエータ25により軸線の周りに回転される。シフトアンドセレクト軸20にはその途中にインナレバー26が取り付けられ、シフトアンドセレクト軸20の移動時には一体的に移動し、回転時には一体的に回転移動する。なお、シフトアンドセレクト軸20にはインナレバー26の周りにインタロックプレート27(図2参照)が取り付けられているが、その構成及び作用は上記インタロックプレート44(図5参照)と同じなので、詳しい説明は割愛する。
【0027】
各フォーク軸上10,13及び16のシフトアンドセレクト軸20に対向する側に設けられた一対のシフトヘッド11,12;14,15;17,18が図2に示されている。これから明らかなように、低速段用フォーク軸10の一対のシフトヘッドの一方11(第1速側)の対向端には両側に傾斜部11aが形成されているが、他方のシフトヘッド12の内側端は直角部となっている。
【0028】
また、中速段用フォーク軸13の一対のシフトヘッドの一方(第3速側)14の対向端には一側に傾斜部14aが形成されているが、他方のシフトヘッド15の内側端には他側に傾斜部15aが形成されている。更に、高速段用フォーク軸16の一対のシフトヘッドの一方17(第5速側)の対向端は直角部となっているが、他方のシフトヘッド18の対向端部には他側に傾斜部18aが形成されている。
【0029】
これら各対のシフトヘッド11,12;14,15;17,18間にインナレバー26が嵌入可能となっている。また、各フォーク軸10,13及び16はスリーブ(不図示)に係合可能なフォーク19を有する。
【0030】
シフトアンドセレクト軸20に近接して、該シフトアンドセレクト軸20の移動量を検知するための第1センサ31、及び回転量を検知するための第2センサ32がそれぞれ配置されている。第1及び第2位置センサ31及び32の検知結果はそれぞれECU35に入力され、これに基づきECU35はアクチュエータ25の作動を制御する。これら第1及び第2位置センサ31及び32、並びにECU35により制御装置が構成される。
【0031】
次に、この第1実施例の作用効果につき、図1乃至図3を参照しつつ説明する。
【0032】
図2(a)はインナレバー26が低速段用フォーク軸10のシフトヘッド11,12間に嵌入され、一方のシフトヘッド11に当接してフォーク軸10が同方向に移動され、第1速が選択されている状態を示す。この状態からシフト抜きして、図2(b)に示す中速段用フォーク軸13のシフトヘッド14,15間にインナレバー26を移動させるとき、そのシフト中立位置を検知する手順について説明する。
【0033】
アクチュエータ25によりシフトアンドセレクト軸20に軸方向の駆動力を加えた状態で、アクチュエータ25によりシフトアンドセレクト軸20を回転させる。すると、 図2(a)に▲1▼で示すように、インナレバー26は、その側面26aにおいて隣接するシフトヘッド14の側面14aに押圧されつつ、▲2▼で示すようにその一端面26bにおいて他方のシフトヘッド12の対向面に当接して、フォーク軸10を他方向(図2において上方)に移動させる。
【0034】
インナレバー26即ちフォーク軸10の移動が進み、その側面26aのシフトヘッド14の側面14aへの押圧が開放されると、図2(b)に示すように、インナレバー26はそれまでの移動方向とほぼ直角をなす方向(セレクト方向)に移動可能となる。この間のインナレバー26のシフト方向の回転移動量を第2センサ32により検知する。これにより、シフトアンドセレクト軸20が軸方向に移動し始めるので、第1位置センサ31によりこの移動の開始を検知する。そして、この時点でアチュエータ25によりインナレバー26のシフト方向の移動即ちシフトアンドセレクト軸20の回転を停止する。
【0035】
シフトヘッド11はシフトヘッド14に対して、図2(b)においてaで示す軌跡に沿って押圧され、インナレバー26は図2(b)及び図3においてa’で示すように移動される。インナレバー26の停止位置S1即ちシフトアンドセレクト軸20のこの回転停止位置をシフト中立位置とする。上記シフト位置から停止位置までのインナレバー26の移動量をECU35に入力しておく。
【0036】
同様にして、低速段用フォーク軸10の他方のシフトヘッド12側からも中速段用フォーク軸13のシフトヘッド14,15に向かってインナレバー26を移動させる。その際、インナレバー26は図2(c)において▲3▼で示すようにシフトヘッド15に押圧されつつ、▲4▼で示すようにシフト中立位置に向かって移動される。インナレバー26のシフトヘッド15への押圧軌跡は図2(b)においてbで示され、インナレバー26の移動軌跡は図2(b)及び図3においてb’で示されれている。インナレバー26のヘッドヘッド15への押圧が開放されて、インナレバー26のシフト抜き方向での移動が停止する位置S2をシフト中立位置とする。シフト位置から停止位置までのインナレバー26の移動量をECU35に入力しておく。
【0037】
こうして、第1実施例によれば、シフト方向において一定の幅(S1とS2との間)を持つシフト中立位置を検知することができる。従って、変速時にフォーク軸10,13及び16即ちスリーブをシフト抜き等するときは、第1及び第2位置センサ31及び32からの入力に基づき、ECU35がアクチュエータ25の作動を制御する。それに基づき、アクチュエータ25はシフトアンドセレクト軸20の移動量及び回転角を制御し、その結果、インナレバー26は図3に示す軌跡に沿って移動される。
【0038】
つまり、第1速に対応するシフト位置からシフト抜きされるときは、先ずシフト方向に移動され、その後これと直角なセレクト方向に移動される。一方、第2速に対応するシフト位置からシフト抜きされる場合は、はじめシフト方向に移動され、次にこれと鋭角をなす傾め方向に移動され、続いてセレクト方向に移動される。何れの場合も、インナレバー26は停止位置S1とS2との間にある限り、セレクト可能であり、セレクト不可能となったり、二重噛合が生じたりする心配はない。
【0039】
第1実施例によれば、インナレバー26のシフト中立位置に一定の幅があるので、その分シフトアンドセレクト軸20の回転停止位置の制御がラフですむことになる。また、シフトアンドセレクト軸20の移動量を安価な第1位置センサ31により検知できるので、その分制御装置のコストが低減できる。
<第2実施例>
本発明の第2実施例を図4をもとに説明する。この同期噛合式変速機は複数本のフォーク軸40と、各フォーク軸40と直交する方向に配置されたセレクト軸41と、該セレクト軸41と直交する方向に配置されたシフト軸42と、セレクト軸41を駆動するセレクト用油圧シリンダ43と、シフト軸42を駆動するシフト用油圧シリンダ44と、両方の油圧シリンダの作動を制御するECU45等を含む。
【0040】
詳述すると、各フォーク軸40は一対のシフトヘッド40a及びフォーク(不図示)を有する。セレクト軸41はシフトヘッド40aに係合するインナレバー41aを有し、シフト軸42はセレクト軸41に係合可能な係合部(不図示)を有する。セレクト軸41の移動量は第1位置センサ47により検知され シフト軸42の移動量は第2位置センサ48により検知され、、両方の検知結果はECU45に入力される。
【0041】
第2実施例において、例えば、セレクト軸41がアクチュエータ43により移動され、そのインナレバー41aが中速段用のフォーク軸40のシフトヘッド40a間に嵌合したとする。この状態で、アクチュエータ44によりシフト軸42が移動されると、シフト軸42及びセレクト軸41が一体的に移動し、インナレバー41aが一方のシフトヘッド40aに押圧され、フォーク軸40が一方向に移動する。その際のインナレバー40aとシフトヘッド41aとの関係は、図2及び図3を用いて説明した上記第1実施例の作用効果と基本的に同じである。
【0042】
但し、第2実施例に特有の作用効果として、セレクト軸41とシフト軸42とが別々に配置されているので、上記シフトアンドセレクト軸20を使用する場合に比べて、セレクト軸41及びシフト軸42の移動の制御が簡単になる。
【0043】
【発明の効果】
以上述べてきたように、本発明によれば、同期噛合式変速機において、隣接するシフトヘッドに押圧させつつシフト位置からシフト中立位置に向かって移動され該シフトヘッドとの押圧が開放されるまでのインナレバーの移動量を、測定手段が測定する。押圧の開放はインナレバーがシフト中立位置に戻ったことを意味するので、この測定結果が入力された制御手段が、該シフト中立位置を基準にしてシフトアンドセレクト軸の回転量又は移動量、又はシフト軸の移動量を制御することにより、インナレバーはシフト位置から確実にシフト中立位置に戻ることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による同期噛合式変速機の制御装置の第1実施例を示す概念図である。
【図2】(a)(b)(c)は上記第1実施例の作動を説明するための要部説明図である。
【図3】上記第1実施例の作動を説明するための要部説明図である。
【図4】本発明による同期噛合式変速機の制御装置の第2実施例を示す概念図である。
【図5】従来の同期噛合式変速機の要部正面断面図である。
【図6】上記従来例の要部側面図である。
【図7】シフトレバーの一般的なシフトパターンを示す説明図である。
【符号の説明】
10,13,16:フォーク軸
11,12;14,15;17,18:シフトヘッド
20:シフトアンドセレクト軸 25:アクチュエータ
26:インナレバ− 31,32:センサ
35:ECU
Claims (4)
- 同期噛合機構を作動させるスリーブと一対のシフトヘッドとを有し、軸方向に移動可能に配置された複数のフォーク軸と、
セレクト操作により軸方向に移動又は軸線の周りに回動され、シフト操作により軸線の周りに回動又は軸方向に移動されるシフトアンドセレクト軸と、
該シフトアンドセレクト軸に固定され、セレクト操作時の該シフトアンドセレクト軸の移動又は回動により何れかの前記フォーク軸の前記一対のシフトヘッド間に嵌入し、シフト操作時の該シフトアンドセレクト軸の回動又は移動により該一対のシフトヘッドの何れか一方に当接しシフト位置に移動して該フォーク軸をシフト入れし、又はシフト中立位置に移動して該フォーク軸をシフト抜きするインナレバーと、
を含む同期噛合式変速機において、
何れかの前記フォーク軸の前記一対のシフトヘッド間に嵌入した前記インナレバーを、隣接する前記フォーク軸の前記シフトヘッドに押圧させつつシフト位置からシフト中立位置に向かって移動させるとき、該インナレバーと隣接する該フォーク軸の該シフトヘッドとの押圧が開放されるまでの該インナレバーの移動量を測定する測定手段と、
該測定手段による測定結果に基づきシフト操作時の前記シフトアンドセレクト軸の回転量又は移動量を制御する制御手段と、を設け、
前記インナレバーの前記シフトヘッドへの押圧の開放は、前記シフトアンドセレクトシャフト軸の移動及び回動を検知して、前記インナレバーのシフト方向の移動が停止して前記セレクト方向に移動が可能な状態であり、
前記インナレバー及び前記シフトヘッドは、面取りされた傾斜部を有することを特徴とする同期噛合式変速機の制御装置。 - 同期噛合機構を作動させるスリーブと一対のシフトヘッドとを有し、軸方向に移動可能に配置された複数のフォーク軸と、
セレクト操作により軸方向に移動されるセレクト軸と、
シフト操作により軸方向に移動されるシフト軸と、
該セレクト軸に固定されて前記フォーク軸の前記一対のシフトヘッド間に嵌入し、該シフト軸の移動により該一対のシフトヘッドの何れか一方に当接しシフト位置に移動して該フォーク軸をシフト入れし、又はシフト中立位置に移動して該フォーク軸をシフト抜きするインナレバーと、
を含む同期噛合式変速機において、
前記フォーク軸の前記一対のシフトヘッド間に嵌入した前記インナレバーを、隣接する前記フォーク軸の前記シフトヘッドに押圧させつつシフト位置からシフト中立位置に向かって移動させるとき、該インナレバーと隣接する該フォーク軸の該シフトヘッドとの押圧が開放されるまでの該インナレバーの移動量を測定する測定手段と、
該測定手段よる測定結果に基づき前記シフト軸の移動量を制御する制御手段と、を設け、
前記インナレバーの前記シフトヘッドへの押圧の開放は、前記セレクト軸及び前記シフト軸の移動を検知して、前記インナレバーのシフト方向の移動が停止して前記セレクト方向に移動が可能な状態であり、
前記インナレバー及び前記シフトヘッドは、面取りされた傾斜部を有することを特徴とする同期噛合式変速機の制御装置。 - 前記測定手段は、前記インナレバーが一方のシフト位置及び他方のシフト位置からシフト中立位置に向かってそれぞれ移動するときの前記インナレバーの移動量又は回動量を測定する請求項1又は2に記載の同期噛合式変速機の制御装置。
- 前記インナレバーと前記シフトヘッドとの押圧が開放されるまでに、前記シフトアンドセレクトシャフト軸はシフト方向に回転又は移動する請求項1〜3の何れか1項に記載の同期噛合式変速機の制御装置。
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