JPH0650702Y2 - 湯水混合栓 - Google Patents

湯水混合栓

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JPH0650702Y2
JPH0650702Y2 JP1988145720U JP14572088U JPH0650702Y2 JP H0650702 Y2 JPH0650702 Y2 JP H0650702Y2 JP 1988145720 U JP1988145720 U JP 1988145720U JP 14572088 U JP14572088 U JP 14572088U JP H0650702 Y2 JPH0650702 Y2 JP H0650702Y2
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JP
Japan
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handle
temperature
spindle
temperature adjusting
joint bush
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Expired - Lifetime
Application number
JP1988145720U
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English (en)
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JPH0265782U (ja
Inventor
正寿 榎
八平 渡辺
Original Assignee
東陶機器株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はサーモスタットミキシングバルブ等の湯水混合
栓、特にその温度調節用ハンドルの取付構造に関する。
(従来の技術) 従来のサーモスタットミキシングバルブは、温度設定用
スピンドル後端に設けた雄スプラインと、温度調節用ハ
ンドルに設けた雌スプラインを噛合わせて温度調節用ハ
ンドルをスピンドルに取付け、ハンドル頂部側からスピ
ンドルに止めネジをネジ込んで両者を固定している。
(考案が解決しようとする課題) 一般に、サーモスタットミキシングバルブは、工場で1
個毎に吐出温度を確認しながら吐出温度と温度調節用ハ
ンドルの目盛りを合わせて出荷しているが、設置現場に
よっては水圧等の設置条件が工場と異なる場所もあり、
このような場合には現場で温度調節して、吐出温度を確
認しながら吐出温度と温度調節用ハンドルの目盛りが一
致するようにハンドルを付け直している。
一方、このように温度を調節し直す必要がない場合で
も、サーモスタットミキシングバルブにカバーを取付け
る場合や、サーモスタットミキシングバルブをカウンタ
ーに取付ける場合等においては、現場での施工手順によ
っては、現場で一旦温度調節用ハンドルをスピンドルか
ら外して本体をカバーやカウンターに組み付け、その後
でハンドルを再び取付けることがあり、またハンドルに
付着したスケールを除去するためにハンドルを取り外す
場合もある。
このような場合でも従来のサーモスタットミキシングバ
ルブでは、温度調節用ハンドルの再取付けに際し、前記
温度調節をし直した場合のように、工場で行なったのと
同様に吐出温度とハンドルの目盛りを合わせながらハン
ドルの取付け作業を行なわなければならず、取付けに手
間、時間を要する。
本考案は従来のサーモスタットミキシングバルブが有す
る上記問題点に鑑みてなされたもので、その目的とする
ところは、温度調整を行なったりして吐出温度とハンド
ルの目盛り合わせ直す必要がある場合には、従来のサー
モスタットミキシングバルブと同様に吐出温度と温度調
節用ハンドルの目盛りとを一致させるようにハンドルの
取付け角度を細かく調節することができ、更に、施工や
ハンドルのメンテナンス等のために外したハンドルの再
取り付け等のように吐出温度とハンドルの目盛りを合わ
せ直す必要がない場合には、ハンドルを工場等で予め定
められた所定の取付け角度に簡単に再取付けすることが
できるようになすことにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために本考案の湯水混合栓では、温
度調節用スピンドルと温度調節用ハンドルとを両者間に
継手ブッシュを介在せしめて連結し、温度調節用スピン
ドルと継手ブッシュとを相互に固定すると共に継手ブッ
シュと温度調節ハンドルとを相互に固定してなり、上記
スピンドルと継手ブッシュは相互に雌雄状に係合し、か
つ複数以上の取付角度に対応可能な第1回転固定部を有
し、継手ブッシュとハンドルは相互に雌雄状に係合し、
かつ一定の取付角度にのみ対応可能な取付ガイド部を有
するものである。
(作用) 上記のように構成した湯水混合栓にあっては、温度調節
用ハンドルと温度調節用スピンドルの連結に際して、継
手ブッシュがハンドル側に固定されていれば、ハンドル
は第1回転固定部により複数の取付け角度に対応するこ
とが可能になり、一方、ブッシュがスピンドル側に固定
されていれば、ハンドルは取付けガイド部により定めら
れた一つの取付け角度への対応のみが可能となる。
従って、ブッシュをハンドルに固定しておけば、第1回
転固定部によりハンドルをスピンドルに対して吐出温度
に対応して所定の取付け角度に取付けることができ、以
後、ブッシュをスピンドルから取外さない限り、ハンド
ルを取外しても、その再取着に際し、取付けガイド部に
従って取着すれば吐出温度を確認するまでもなく、ハン
ドルは吐出温度に対してかならず所定の取付角度に取着
することが可能となる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図に基づいて説明する。
図中(1)はサーモスタットミキシングバルブの本体、
(A)はその側面の開口部に装着された温度調節用スピ
ンドルであり、本体(1)内に延びた内端は図示してい
ないが混合水温度に感温する感温器に適当な連絡手段を
介して連絡し、更にこの感温器を介して温度調節弁に連
絡している。
一方、上記温度調節用スピンドル(A)の本体(1)外
方へ突出する外端には継手ブッシュ(C)を介して温度
調節用ハンドル(B)が取着される。
上記温度調節用スピンドル(A)と継手ブッシュ(C)
とは後述する第1回転固定部(a)により連結され、継
手ブッシュ(C)と温度調節用ハンドル(B)とは第2
回転固定部((b)及び取付ガイド部(c)により連結
される。
第1回転固定部(a)は温度調節用スピンドル(A)外
端の外周面に設けた雄スプライン部(2)と、該雄スプ
ライン部(2)と噛合うように継手ブッシュ(C)に形
成した雌スプライン部(3)とからなり、これら雄雌両
スプライン部(2)(3)の噛合い係合により、温度調
節用スピンドル(A)に継手ブッシュ(C)を回転不能
に取着する。
上記継手ブッシュ(C)の雌スプライン部(3)はブッ
シュ(C)の一半部(説明の都合上前半部と云う)にそ
の先端から軸方向に凹設した穴(4)の内周面に形成さ
れており、この前半部外周面にはハンドル用雄スプライ
ン部(5)が形成される。
また継手ブッシュ(C)の後半部は前半部に対して段部
(6)を介して小径に形成されたガイド軸(7)となっ
ており、該ガイド軸(7)はその周面に一箇所を軸方向
に直線的に殺ぎ落して断面形状を円周の一部を切り欠い
た円の形状に形成すると共に、これを軸方向に貫通して
前記穴(4)に連絡するビス孔(8)を穿設する。
而して、この継手ブッシュ(C)は温度調節用スピンド
ル(A)に取着した後、ビス孔(8)を介してスピンド
ル(A)に止めビス(9)をねじ込むことにより上記ス
ピンドル(A)に固定する。
上記温度調節用スピンドル(A)への継手ブッシュ
(C)の取着に際しては、混合水の吐出温度を確認しな
がらガイド軸(7)の切欠が所定の方向を向くように取
付角度を決定する。
一方、第2回転固定部(b)は、継手ブッシュ(C)の
ハンドル用雄スプライン部(5)と、該スプライン部
(5)に噛合うように温度調節用ハンドル(B)に形成
した雌スプライン部(10)とにより、また取付ガイド部
(c)は継手ブッシュ(C)のガイド軸(7)と、この
ガイド軸に係合するように温度調節用ハンドル(B)に
穿設したガイド孔(11)とにより、夫々構成され、これ
らの噛合い及び係合により、ブッシュ(C)に温度調節
用ハンドル(B)を単一方向に、かつ回転不能に取着す
る。
上記温度調節用ハンドル(B)は、サーモスタットミキ
シングバルブの本体(1)から突出した温度調節用スピ
ンドル(A)の外端部を覆うように内部を凹欠したキャ
ップ状に形成され、該凹欠部(12)に継手ブッシュ
(C)のハンドル用雄スプライン部(5)と噛合う雌ス
プライン部(10)を形成すると共にこの雌スプライン部
(10)に連続してガイド孔(11)を穿設し、その断面形
状を継手ブッシュ(C)のガイド軸(7)に対応するよ
うに円周の一部を一箇所直線的に切欠した円の形状に形
成する。
この温度調節用ハンドル(B)の継手ブッシュ(C)へ
の固定は止めバネ(13)により行う。
即ち、温度調節用ハンドル(B)の雌スプライン部(1
0)にはスプラインが延びる方向に対して直交するよう
に凹溝(14)を環状に形成し、該凹溝(14)に止めバネ
(13)を嵌着する。
止めバネ(13)は、金属線にて円弧状の屈曲部分(13
a)と直線部分(13b)が交互に連続する一部切欠環状に
形成され、屈曲部分(13a)を結んで形成される円の径
が凹溝(14)の外径にほぼ相当する。
この止めバネ(13)は屈曲部分(13a)を凹溝(14)に
係止して温度調節用ハンドル(B)の雌スプライン部
(10)に取付けられ直線部分(13b)は継手ブッシュ
(C)のハンドル用雄スプライン部(5)が、上記雌ス
プライン部(10)に嵌合していない状態のとき凹溝(1
4)周面を離れて雌スプライン部(10)の山部より若干
中心方向に突出する。
従って、上記雌スプライン部(10)にハンドル用雄スプ
ライン部(5)が嵌合したとき、止めバネ(13)の直線
部分(13b)は雄スプライン部(5)の山部を弾圧して
温度調節用ハンドル(B)を継手ブッシュ(C)に固定
する。
(効果) 本考案は以上のように構成したので、以下に記載される
ような効果を奏する。
(1)工場出荷時に、混合水の吐出温度を確認しながら
継手ブッシュを所定の取付角度に温度調節用スプンドル
に取付けておけば、施工現場が工場出荷時の条件とほぼ
同等にある場合、施工現場で吐出温度を確認することな
く、温度調節用ハンドルが合せられる。
(2)設置現場の条件、例えば水圧等が出荷前に吐出温
度の設定調節を行なった工場とは異なっているために、
現場において吐出温度とハンドルの目盛りが合うように
ハンドルの取付角度を再度調節する必要生じても、ブッ
シュをスピンドルから取外してハンドル側に取り付ける
ことにより、ハンドルは第1回転固定部で吐出温度に応
じた取付角度の調節ができる。
(3)温度調節用ハンドルの取付角度を決定した後は、
継手ブッシュを温度調節用スピンドルから取り外さない
限り、設置後のハンドル点検、掃除等のためにハンドル
を一旦外しても、取付ガイド部を係合させることによ
り、ハンドルを元の位置に容易に再装着することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す湯水混合栓の正面図で
要部を縦断して示してある。第2図は第1図のII−II線
拡大断面図、第3図は要部の分解斜視図である。 A:温度調節用スピンドル B:温度調節用ハンドル C:継手ブッシュ、a:第1回転固定部 c:取付ガイド部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−34278(JP,A) 特開 昭58−149482(JP,A) 実開 昭58−101068(JP,U) 実開 昭57−190620(JP,U) 実開 昭56−170826(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】温度調節用スピンドルと温度調節用ハンド
    ルとを両者間に継手ブッシュを介在せしめて連結し、温
    度調節用スピンドルと継手ブッシュとを相互に固定する
    と共に継手ブッシュと温度調節ハンドルとを相互に固定
    してなり、上記スピンドルと継手ブッシュは相互に雌雄
    状に係合し、かつ複数以上の取付角度に対応可能な第1
    回転固定部を有し、継手ブッシュとハンドルは相互に雌
    雄状に係合し、かつ一定の取付角度にのみ対応可能な取
    付ガイド部を有することを特徴とする湯水混合栓。
JP1988145720U 1988-11-07 1988-11-07 湯水混合栓 Expired - Lifetime JPH0650702Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988145720U JPH0650702Y2 (ja) 1988-11-07 1988-11-07 湯水混合栓

Applications Claiming Priority (1)

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JP1988145720U JPH0650702Y2 (ja) 1988-11-07 1988-11-07 湯水混合栓

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Publication Number Publication Date
JPH0265782U JPH0265782U (ja) 1990-05-17
JPH0650702Y2 true JPH0650702Y2 (ja) 1994-12-21

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ID=31414558

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JP1988145720U Expired - Lifetime JPH0650702Y2 (ja) 1988-11-07 1988-11-07 湯水混合栓

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JP2006342557A (ja) * 2005-06-08 2006-12-21 Mym Corp 温度調節用ハンドルの取付構造

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JP4657818B2 (ja) * 2005-06-08 2011-03-23 株式会社ケーブイケー 温度調節用ハンドルの取付構造

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JPH0265782U (ja) 1990-05-17

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