JP3308469B2 - 弁 - Google Patents

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JP3308469B2
JP3308469B2 JP14979997A JP14979997A JP3308469B2 JP 3308469 B2 JP3308469 B2 JP 3308469B2 JP 14979997 A JP14979997 A JP 14979997A JP 14979997 A JP14979997 A JP 14979997A JP 3308469 B2 JP3308469 B2 JP 3308469B2
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valve
sheet
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screwed
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大輔 今林
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は弁に関し、特に、回
転弁やバタフライ弁などのメタルシートを有した弁に関
する。
【0002】
【従来の技術】図2および図3は、従来のこの種の弁を
示す。すなわち図2は従来の回転弁1の断面構造を示
し、この回転弁1はメタルシート部2を有する。3は弁
箱、4は弁体、5は操作軸、6は流路である。
【0003】図3はメタルシート部2を拡大して詳細に
示す。弁体4は、弁体シート7を備える。また弁箱3
は、流路6の外側に形成された端面8の部分に環状溝9
を有し、この環状溝9に環状の弁箱シート10の基端部
11がはめ込まれている。そして、この基端部11がボ
ルト12にて直接弁箱3に固定されている。14はガス
ケットである。
【0004】このような構成において、いったん弁箱シ
ート10を弁箱3に固定したうえで弁体シート7を設置
してしまうと、弁体シート7に対するこの弁箱シート1
0の位置の調整ができなくなる。このため、弁箱シート
10を固定する前にシム13などを用いて、あらかじめ
その調整が行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなシ
ム調整は、上述のように弁箱シート10を弁箱3に固定
する前にあらかじめ行わねばならず、その後の調整がで
きないために、不便で、しかもその調整が困難であると
いう問題点がある。
【0006】そこで、本発明は、このような問題点を解
決して、シート部の組み立て後も容易に弁箱シートの位
置を調整可能なようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明は、弁箱シートに対して弁体シートが近づいたり
遠ざかったりするように移動することで開閉を行うよう
に構成された弁において、前記弁箱シートを弁箱にねじ
合わせて、この弁箱シートを、前記ねじ合わせ状態での
回転によって、前記弁体シートに対し位置決め可能に構
成し、前記弁箱には、弁箱シートのほかにシート押さえ
をねじ合わせ、ねじ合わせの軸心の方向に沿った前記弁
箱シートとシート押さえとの間に、これら弁箱シートと
シート押さえとの間で圧縮されかつこの圧縮により前記
弁箱のねじ面に圧縮されるパッキンを設けたものであ
る。
【0008】このような構成であれば、シート部を組み
立てた後においても、弁箱にねじ合わせた状態の弁箱シ
ートを回転させることによって、この弁箱シートを、弁
体シートに対し容易に位置調整可能となるのみならず、
パッキンによって弁箱シートとシート押さえと弁箱のね
じ面との間に所要のシール機能を発揮させることができ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の形態を示
す。ここで、4は弁体で、弁体シート7を有する。この
弁体シート7は、図示のように弁体4にねじ込まれるこ
となどによって、この弁体4に固定されている。弁箱3
の内周面には弁体4に向けて開口する内ねじ21が形成
されており、この内ねじ21は、環状の弁箱シート25
の軸心の方向に形成されている。弁箱3において、この
内ねじ21を形成した部分の最奥部には、奥端面22が
形成されている。
【0010】内ねじ21には、奥端面22に近い位置
に、外ねじを有する環状のシート押さえ23がねじ込ま
れている。このシート押さえ23よりも弁体4に近い位
置における内ねじ21の内周には、軟質金属などによっ
て形成された環状のパッキン24がはめ込まれている。
そして、このパッキン24よりも弁体4に近い位置にお
ける内ねじ21の部分には、上述の弁箱シート25がね
じ込まれている。
【0011】この弁箱シート25は、内ねじ21にねじ
込まれる外ねじを有した固定部26と、弁体シート7に
接するシート部27とが一体に形成された構成となって
いる。そして、これら固定部26とシート部27とは、
シート部27と弁体シート7とが互いに接触するときに
弾性変形可能なたわみ部28にて、互いに連結されてい
る。
【0012】弁箱シート25の固定部26における奥端
面22側の端部の外周にはその端面側から環状の切欠溝
29が形成され、この切欠溝29にパッキン24が収容
されている。またシート押さえ23には、切欠溝29に
はまり込み可能な環状の突起30が形成されている。そ
して、これら切欠溝29および突起30には、弁箱シー
ト25の移動方向に沿ったそれぞれの対面に、おのおの
外向きのテーパ面31、32が形成されている。
【0013】また弁箱シート25およびシート押さえ2
3の内周には、これら弁箱シート25およびシート押さ
え23を内ねじ21にねじ合わせた状態で回転させるた
めの工具を掛かり合わせる目的で、それぞれ凹部33、
34が形成されている。
【0014】このような構成において、シート部の組み
立てに際しては、まず、弁箱3の内ねじ21の部分に、
シート押さえ23とパッキン24と弁箱シート25とを
この順に組み込む。そして、弁体4を組み込んで弁の組
立が終了したなら、その後に、弁箱シート25をその軸
心のまわりに回転させる。すると、この弁箱シート25
は、内ねじ21の軸心の方向Aに変位する。そこで、こ
の弁箱シート25と弁体シート7との隙間を調整して、
この弁箱シート25の位置決めを行う。なお、弁箱シー
ト25は弁体シート7に対しできるだけ正確に位置決め
されることが望ましいが、たわみ部28が設けられてい
るため、ある程度の位置決め誤差は吸収することができ
る。
【0015】この位置決めが完了したなら、次にシート
押さえ23を回転させ、同様に変位させて、その突起3
0を弁箱シート25の切欠溝29に挿入させる。する
と、この突起30が切欠溝29の中へパッキン24を押
し込み、このパッキン24を圧縮させて、切欠溝29の
表面と突起30の先端面と内ねじ21の内周面とに押圧
させて、所要のシール機能を発揮させる。このとき、切
欠溝29および突起30には、内ねじ21の軸心方向A
に沿ったそれぞれの対面に、おのおの外向きのテーパ面
31、32が形成されているため、これらテーパ面3
1、32がパッキン24を内ねじ21の方向に押し付け
る。したがって、パッキン24によるシールがより確実
に行われ、弁箱シート25と弁箱3との間におけるシー
ト裏漏れの発生が防止される。なお、テーパ面31、3
2は、少なくともいずれか一方が形成されていれば、そ
れに対応したパッキン24の押し付け効果を奏する。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明によると、弁箱シー
トに対して弁体シートが近づいたり遠ざかったりするよ
うに移動することで開閉を行うように構成された弁にお
いて、前記弁箱シートを弁箱にねじ合わせて、この弁箱
シートを、前記ねじ合わせ状態での回転によって、前記
弁体シートに対し位置決め可能に構成したため、シート
部を組み立てた後においても、弁箱にねじ合わせた状態
の弁箱シートを回転させることによって、この弁箱シー
トを、弁体シートに対し容易に位置調整することができ
る。また、弁箱には、弁箱シートのほかにシート押さえ
をねじ合わせ、ねじ合わせの軸心の方向に沿った前記弁
箱シートとシート押さえとの間に、これら弁箱シートと
シート押さえとの間で圧縮されかつこの圧縮により前記
弁箱のねじ面に圧縮されるパッキンを設けたため、この
パッキンによって弁箱シートとシート押さえと弁箱のね
じ面との間に所要のシール機能を発揮させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の弁の要部の断面図であ
る。
【図2】従来の弁の断面図である。
【図3】図2における要部を拡大して示す図である。
【符号の説明】
3 弁箱 7 弁体シート 21 内ねじ 23 シート押さえ 24 パッキン 25 弁箱シート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−45176(JP,A) 実開 昭52−16635(JP,U) 実開 平2−103573(JP,U) 特公 昭53−10291(JP,B2) 特公 昭55−14944(JP,B2) 特公 昭36−18289(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16K 5/00 - 5/22

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁箱シートに対して弁体シートが近づい
    たり遠ざかったりするように移動することで開閉を行う
    ように構成された弁であって、 前記弁箱シートを弁箱にねじ合わせて、この弁箱シート
    を、前記ねじ合わせ状態での回転によって、前記弁体シ
    ートに対し位置決め可能に構成し、 前記弁箱には、弁箱シートのほかにシート押さえをねじ
    合わせ、 ねじ合わせの軸心の方向に沿った前記弁箱シートとシー
    ト押さえとの間に、これら弁箱シートとシート押さえと
    の間で圧縮されかつこの圧縮により前記弁箱のねじ面に
    圧縮されるパッキンを設け、 たことを特徴とする弁。
  2. 【請求項2】 弁箱シートとシート押さえとは、弁箱へ
    のこれら弁箱シートとシート押さえとのねじ合わせによ
    って互いにはまり合う環状の溝と突起とを有して、この
    溝のなかに収容されたパッキンがこの溝の中への前記突
    起のはまり込みによって圧縮されるように構成されてい
    ることを特徴とする請求項1記載の弁。
  3. 【請求項3】 溝と突起とは、その少なくともいずれか
    一方に、前記パッキンを弁箱のねじ面に向けて押圧させ
    るためのテーパ面を有することを特徴とする請求項2記
    載の弁。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102878320A (zh) * 2012-09-29 2013-01-16 凯瑞特阀业有限公司 具自清洗及防尘功能阀座的球阀

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102878320A (zh) * 2012-09-29 2013-01-16 凯瑞特阀业有限公司 具自清洗及防尘功能阀座的球阀

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