JPH0568923A - コーテイング装置 - Google Patents

コーテイング装置

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JPH0568923A
JPH0568923A JP4070798A JP7079892A JPH0568923A JP H0568923 A JPH0568923 A JP H0568923A JP 4070798 A JP4070798 A JP 4070798A JP 7079892 A JP7079892 A JP 7079892A JP H0568923 A JPH0568923 A JP H0568923A
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JP
Japan
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sheet
drum
coating
liquid agent
wall
Prior art date
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Pending
Application number
JP4070798A
Other languages
English (en)
Inventor
John F Kistner
ジヨン・フレデリツク・キスナー
Thomas M Milbourn
トーマス・マイケル・ミルボーン
Robert G Pleban
ロバート・ジエラルド・プレバン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
3M Co
Original Assignee
Minnesota Mining and Manufacturing Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Minnesota Mining and Manufacturing Co filed Critical Minnesota Mining and Manufacturing Co
Publication of JPH0568923A publication Critical patent/JPH0568923A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05CAPPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05C1/00Apparatus in which liquid or other fluent material is applied to the surface of the work by contact with a member carrying the liquid or other fluent material, e.g. a porous member loaded with a liquid to be applied as a coating
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/16Coating processes; Apparatus therefor
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C11/00Auxiliary processes in photography
    • G03C11/08Varnishing, e.g. application of protective layers on finished photographic prints
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/16Coating processes; Apparatus therefor
    • G03F7/18Coating curved surfaces

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 シートの片面に液剤を自動塗布し、そのコー
ティング面に触れることなく自動的に液剤を硬化させ、
かつシートの湾曲を補正する。 【構成】 液剤をシート74の片面に塗布するコーティ
ングユニット46と、液剤を硬化させるための硬化装置
180と、コーティング面に触れることなくシートを凸
状に保持しコーティングユニット46から硬化装置18
0まで移送する手段96とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コーティング装置に係
り、特に、平らで柔軟なシート上に硬化可能な液剤の薄
膜層をコーティングする装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、上述したこの種のコーティング
装置は、様々な用途に用いられている。例えば、下層を
摩擦による損傷から保護するためにシート材の上に比較
的薄い透明なコーティングを施す方法が一般に取られて
いる。写真製品に施される透明な保護コーティングは、
繰り返される取り扱いの際に下層の像を保護する。
【0003】有用な保護コーティングの代表的な例とし
ては、プリント回路基板産業においてフォトツールに用
いられるものが挙げられる(写真用のマスクかステンシ
ルにも好ましい)。フォトツールには、多くの細い線や
互いに接近している中継線を多く含む電気回路に代表さ
れるような入り組んだつまり複雑な像が施されている。
このフォトツールを通して照射される強い光によってフ
ォトレジストの薄膜が露光され、プリント回路基板が作
られる。こうして、何枚ものプリント回路基板が、一枚
のフォトツール・シートを繰り返し使用することにより
製造される。
【0004】フォトツール上に傷があると、フォトレジ
ストの薄膜上にそしてプリント回路基板上に同じ傷を再
生することになるので、フォトツール上の写真像は無傷
であることが重要となる。多くの製造業者は、顕微鏡か
光学自動スキャナを用いてフォトツール上の像を点検
し、描写された線が連続していることや傷のないことを
頻繁に確認している。顕微鏡を用いた場合に要する検査
時間は、その描写の大きさや複雑さによって異なるもの
の、概ね2〜3時間もかかってしまう。
【0005】一方、プリント回路基板の製造時におい
て、フォトツールを繰り返し使用することは、フォトツ
ールのエマルジョンの上に引っかき傷を付けてしまう可
能性を高くする。様々の要因から擦り傷は生じる。例え
ば、ほこり、小石、金属片、鋭くぎざぎざしたもの等か
ら生じる。(特に、金属片と鋭くぎざぎざしたものは、
薄膜銅シートの端部とコーナ部とから頻繁に発見されて
いる。この薄膜銅シートは、プリント回路基板のための
裏材として用いられ、かつフォトレジストの層の担体で
ある。)それ故に、その像の損傷を回避するための透明
な保護コーティングの使用が望まれる。米国特許第4,
623,676号明細書および米国特許第4,668,6
01号明細書(両方とも本発明の譲受人に譲渡されてい
る)は、放射線で硬化可能な合成物を開示している。こ
の合成物は、フォトツールのための保護コーティングと
して特に適しているものである。擦り傷等に抗する他の
合成物としては、米国特許第4,156,046号明細
書、米国特許第4,293,606号明細書、米国特許第
4,497,861号明細書、および米国特許第4,61
9,949号明細書に開示されているものがある。これ
らの米国特許はすべて本発明の譲受人に譲渡されてい
る。
【0006】従来の技術においては、米国特許第4,6
23,676号明細書および米国特許第4,668,60
1号明細書に開示されるコーティング剤を、手作業で柔
軟な各シートの片面に塗布するか、ゴムで被されたドラ
イブロールとワイヤを巻回したアプリケーションロール
との間にそのシートを通すことによって塗布している。
このアプリケーションロールは、鋼製のファウンティン
ロールから少しの距離をおいたところに設けられてい
る。コーティングされたシートは、手で(もしくは、傾
斜したシュートに沿って滑り落ちて)平らなテーブルか
コンベアベルトに運ばれる。その後、放射線ソースを作
動させて、そのコーティングを硬化させる。しかしなが
ら、この硬化作業の際にその柔軟なシートが湾曲してし
まう傾向がある。これは、シートの片面だけに塗布され
たコーティングの構成物が収縮するために起こる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】薄くて柔軟なシートの
コーティングし、かつそのコーティング剤を硬化させる
工程において、自動的にシートを取り扱う自動化装置の
技術が要求されている。しかしながら、この技術に関し
ての一つの課題は、コーティングが硬化する前のそのコ
ーティング面に一切接触してはならないことである。こ
れは、そのシートの全面において一つの傷をもつけずに
コーティングするために要求されることである。一方、
硬化作業の際に押さえ付けクランプ、もしくはこれに似
たものをシートの端縁部分に沿って使用した場合には、
いかなるコーティング剤であってもそのクランプの下の
シートは、歪ないしは不完全な硬化が生じてしまう。各
コーティング作業の後にシートの端縁部分を切り取り、
そしてクランプからコーティング剤をぬぐい取る作業
は、数多くのコーティングを施す場合において完全に満
足されるものでなく、かつ不便なものである。本発明は
上述のごとき従来の技術的課題に鑑み、これらを有効に
解決すべく創案されたものである。
【0008】
【発明の開示】本発明に係るコーティング装置は、柔軟
なシートの片面に硬化可能な液剤を塗布するためのコー
ティングユニットを含む。また、この装置は、液剤を硬
化させるための硬化装置をも含む。移送システムは、コ
ーティングユニットから硬化装置の方へ向かう移送路に
沿ってシートを移送する。さらに、この移送システム
は、液剤の硬化工程の際にシート上の液剤に接触するこ
となく、非平面の面上の所定位置に取り外し可能なよう
にシートを保持する手段を含む。
【0009】液剤の硬化工程においてシートが湾曲して
しまう傾向を本質的に排除するために、硬化工程の間中
シートは、非平面の面上に保持される。移送システム
は、硬化工程中にシートを手動で取り扱う必要性を軽減
する。シートの片面との接触を回避することは、その上
の液剤を歪なく硬化させることを可能とする。このよう
にして、シートの片面全体がコーティングされて、端を
切り落とすことなくその全面が次なる工程で用いられる
ことができる。
【0010】
【実施例】以下に本発明の好適な一実施例について図1
ないし図13を参照して説明する。図1は、本発明に係
るコーティング装置20を示す概観図である。図示する
ように、フレーム22は、四本の脚24の上に取り付け
られている。これらの脚24は、振動緩衝機能を有し、
また、高さ調整が可能なものである。装置20を移動
は、脚24を上へ引き込んだ後に車輪26を用いて容易
になされる。
【0011】図1および図2に示すように、装置20の
正面凹部の中にフィーダ28が設けられる。このフィー
ダ28は、手動装填ハンドル30を含む。このハンドル
30は、水平面から60度傾いた方向へスロット32に
沿って動かすことができる。使用しないときには、この
ハンドル30は、パッド34の上に位置する。このパッ
ド34は、スロット32に沿うどの位置にあっても装置
20のフロントパネル36に対して取り外し可能なよう
に固定されてもよい。
【0012】フィーダ28には、一対のサイドガイド3
8も設けられる。図2に詳しく示すように、これらのサ
イドガイド38は、スロット32の長手軸に対して横方
向へ0〜3度の範囲で角度調整可能に傾いている。ガイ
ド38は、パネル36の上部を縦断するように延び、パ
ネル36内に形成される水平方向のスロット40を通る
マウント(図示せず)を有する。これらのマウントは、ピ
ニオン42と噛合するラックギア41と連結する。ピニ
オン42は、電磁式クラッチによって回転ソレノイド4
4と接続される。モータ44が回転すると、ドライブシ
ステム42は、離れている両方のガイド38を同時に動
かす。そして、ドライブシステム42は一定時間の後に
切り換えられ(モータが逆回転する)、ガイド38は共に
図2に示す元の位置の方へ戻される。
【0013】図3および図4に示すように、装置20
は、コーティングユニット46を有する。コーティング
ユニット46は、柔軟なシートの片面に硬化可能な液剤
を塗布するためのものである。コーティングユニット4
6は、鋼製のファウンティンロール48を有する。この
ファウンティンロール48は、ベルトとモータのシステ
ム50によって、図3の矢印で示す方向に回転させられ
る。ファウンティンロール48と少し間隔をおいて位置
するアプリケータロール52も、図3の矢印で示す方向
に回転可能であり、図4に示すベルトとモータのシステ
ム54によって駆動させられる。アプリケータロール
は、直径32mmのロールの周りに0.127mm径のステ
ンレス鋼ワイヤを巻き付け(winding 0.127mm round sta
inless steelwire)、そしてこのワイヤに硬質クロムメッ
キを施して構成されている。
【0014】ファウンティンロール48の下側部分は、
第一トラフ56(図3に示す)の上に位置し、トラフ内で
部分的に液剤に浸されている。この液剤は、上述した米
国特許第4,623,676号明細書および米国特許第
4,668,601号明細書にて開示されている硬化コー
ティング剤のようなものである。液剤は、第一トラフ5
6の一方端側から導かれ、第一トラフの他方端の堰(wei
r)を越えて第二トラフ58内へ流れる。
【0015】第二トラフ58内の液剤は、管60手段を
通ってフィルタバック62へ排出される。このフィルタ
バック62は、キャニスタ64内に位置する。液剤はフ
ィルタバック62で濾過され、ポンプ66に入る。ポン
プ66は、液剤を管68に通して第一トラフ56の中へ
戻す。このように、装置20の通常運転時には、液剤は
濾過されて再循環される。
【0016】ロール48およびこれと協動するベルトと
モータのシステム50は、サブフレーム67上に取り付
けられる。このサブフレーム67は、フレーム22に対
してピボット式に接続される。ロール52およびベルト
とモータのシステム54は、サブフレーム69の上に取
り付けられる。サブフレーム69は、フレーム22に対
してピボット式に接続される。装置20内へのアクセス
が必要となる場合には、両方のサブフレーム67,69
は、図3に示す位置から図4に示す位置へ動かすことが
できる。図3の位置から図4の位置への動く際に、両方
のサブフレーム67,69は初めは共に動き、一方のサ
ブフレーム69がそのピボット式動作の限界点に達して
停止した後は、他方のサブフレーム67が両方のロール
48,52の間隔をさらに広げるように動く。
【0017】トラフ56,58は、ドリップボード70
として形成されている。ドリップボード70は、第二ト
ラフ58に向かって下方へ延びる正面傾斜上面壁と、第
一トラフ56に向かって下方へ延びる背面傾斜上面壁と
を有する。ロール48,52が、図4に示す非動作位置
にあるとき、ロール48から垂れる液剤をドリップボー
ド70の正面壁が受け止める。これにより、液剤は再循
環のために第二トラフへ戻される。
【0018】図3に示すように、ドクターブレード72
は、アプリケータロール52に接触するようにして設け
られる。このドクターブレード72は、アプリケータロ
ール52の回転中に長手方向へ振動させられる。液剤
は、ファウンティンロール48によって第一トラフ56
からアプリケータロール52に送られる。この液剤は、
ドクターブレード72によってアプリケータロール52
の表面から拭われ(同時に、アプリケータロール52の
長さにわたって適量の液剤を再度塗布する効果があ
る)、ドクターブレード72を通過したアプリケータロ
ール52上に均一な薄膜として残される。これにより、
ポリエステルから作られたフォトツールもしくは写真の
ような薄くて柔軟なシート74がコーティングされる。
【0019】ゴムロール76は、厚み6mmのゴム層を有
しており、全体としての直径が76mmとなるロールであ
る。このロール76は、ベルトとモータのシステム78
によって図3に示す矢印の方向へ回転させられる。ロー
ル48,52がシート74を受け入れるように図3に示
す位置にあるとき、ゴムロール76とアプリケータロー
ル52との間は僅かな距離となる。また、距離をあけて
いることは、シート74が送られてこないときにロール
52の液剤がゴムロール76に付くのを避けることに役
立つ。ロール52とゴムロール76との距離は、シート
74の厚みより薄い0.025mmとするのが好ましい。
例えばシートの厚みが0.178mmである場合には、ロ
ール52とゴムロール76との距離は0.153mmとす
る。ゴムロール76は、サブフレームの上に取り付けら
れるのが好ましい。一定時間を越えても次のシート74
が送られてこない場合に、このサブフレームは自動的に
アプリケータロール52から離れるように動かされる。
【0020】図3に示すように、プレート80が、ロー
ル52,76の後方(シートを送り出す方向)側に設けら
れる。このプレート80の上表面は、パネル36の上表
面と同一平面上となる。間隔をおいて設けられる一連の
光センサ82(一つの光センサを図3に示す)が、プレー
ト80を横切るようにして水平方向へ延びる。この一連
の光センサ82は、送られてくるシート74の先端と末
端とを感知するだけではなく、シート74の幅(つま
り、ロール52の長さに沿う水平方向への長さ)を測る
ための手段を提供する。これらの光センサ82は、コン
トローラ84(図3に概略的に示す)と電気的に接続され
る。このコントローラ84は、プログラム可能なミニ・
コンピュータもしくは受信信号のコマンドを実行するた
めのメモリと連結したマイクロプロセッサのようなもの
である。さらに、ソレノイドによって動作するストップ
ゲート88(図1,2に示す)が、パネル36に取り付け
られる。このストップゲート88は、後述する目的のた
めにコントローラ84と電気的に接続される。
【0021】移送システムは、負圧ドラム90を含む。
負圧ドラム90は、コーティングユニット46とプレー
ト80の後方(シートを送り出す方向)側に位置する。図
5および図6は、負圧ドラム90をさらに詳しく示す。
ドラム90は、中央長手方向のチューブ92を含む。こ
のチューブ92は、軸受け94によって回転可能なよう
にサブフレーム95上に支持される。ドラム90は、外
側の円筒壁96をさらに含む。この外側の円筒壁96
は、チューブ92に対して回転可能なものである。壁9
6は支持アセンブリ98(図5に示す)によってその一方
端が支持されており、支持アセンブリ98はチューブ9
2に支持される軸受け100に取り付けられる。支持ア
センブリ98は、歯を設けた(有歯)タイミングプーリ1
02を含む。このプーリ102は、有歯タイミングベル
ト104によって駆動される。このベルト104は、反
対側でプーリ106と連結する。プーリ106は、軸受
けブロック108によってシャフト上に支持され、DC
サーボモータ110と連結される。
【0022】一対の支持ディスク112が、密封軸受け
114によってチューブ92の上で回転可能なように取
り付けられる。図5において右側の支持ディスク112
は、軸受け116を受け入れるための外周凹部を有す
る。軸受け116は、円筒壁96の右側端を支持する。
各支持ディスク112は、接続バー118の端を受け入
れるための円筒形凹部を有する。この接続バー118
は、チューブ92に平行して延びる。
【0023】四枚の中間ディスク120(二枚を図5,6
に示す)も、間隔をおいてバー118に固定して取り付
けられる。これにより、これらの中間ディスク120
は、外側のディスク112の動きに連動することにな
る。さらに、五枚の後続ルーバ(trailing louvers)12
2がバー118に接続される。これらのルーバ122
は、隣接するディスク112,120のスペース内に位
置する。ルーバ122は、チューブ92の径方向へ延び
る共通の平面上に設けられる。ディスク112,120
(図5の右側のディスク112は除く)は外周側凹部を有
する。この凹部は、円筒壁96の内周面と接触する環状
のシール部材124を支持する。四枚の中間ディスク1
20は、内周側(チューブ92側)に凹部を有する。この
凹部は、チューブ92と接触する環状のシール部材12
6を受け入れる。
【0024】図5に示す右側の支持ディスク112は、
有歯タイミングプーリ128に固定されている。このタ
イミングプーリ128は、プーリ132と連結された有
歯タイミングベルト130によって駆動される。プーリ
132は、軸受けブロックによってシャフト上に支持さ
れ、そしてDCサーボモータ134に接続される。サー
ボモータ134の回転は、バー118と、ディスク11
2,120と、後続ルーバ122とを同時に動かし、チ
ューブ92の長手軸の回りに弧をなしてこれらを回転さ
せる。
【0025】五枚の先行ルーバ(leading louvers)13
6は、チューブ92に固定され、隣接し合うディスク1
12,120の各間に位置する。先行ルーバ136は、
チューブ92の長手軸に対して径方向の共通平面上に延
びる。図5および図6に示すように、チューブ92の右
側端は、有歯タイミングプーリ138に固定される。有
歯タイミングベルト140は、プーリ138のまわりに
取り付けられるだけではなく、第二有歯タイミングプー
リ142のまわりにも取り付けられる。この第二有歯タ
イミングプーリ142は、軸受けブロックによってシャ
フト上に支持され、DCサーボモータ144(図4に示
す)に接続される。
【0026】サーボモータ110が作動することによ
り、ドラム壁96は、先行ルーバ136と後続ルーバ1
22とに対して相対的に、かつチューブ92の長手軸の
まわりに弧状をなして回転することができる。サーボモ
ータ134が作動することにより、後続ルーバ122
は、壁96または先行ルーバ136列に対して相対的に
回転方向へ移動することができる。サーボモータ144
が作動することにより、先行ルーバ136は、壁96ま
たは後続ルーバ122列に対して相対的に回転方向へ移
動することができる。各サーボモータ110,134,1
44は、リレーを介してコントローラ84と電気的に接
続される。
【0027】図5に示すチューブ92の右側端には負圧
口146が設けられている。この負圧口146は、管1
48(図4に示す)に接続される。この管148の他方端
は、負圧を提供する負圧力発生ブロア150(概略的に
示す)に連結される。中空のチューブ92の中央に位置
する風穴152は、負圧力発生ブロア150と中央の負
圧ゾーンないし空間153とをつなげる。この負圧ゾー
ン153は、壁96、管92、中央の先行ルーバ13
6、中央の後続ルーバ122、そして四枚の中間ディス
ク120の内側の二枚によって区画される。コントロー
ラ84と電気的に接続しているちょう形弁149は、管
148に接続される。このちょう形弁149は、大気と
通ずる口を有している。コントローラ84によってこの
弁149が作動させられると、ドラム90内にかけられ
た負圧力は、素早く大気へ解放されることになる。
【0028】フレーム22に対するサブフレーム95の
向きは、調整用ボルト156(図5に示す)によって調整
できる。これにより、ドラム90は所望の位置に少しず
らすことができ、ドラム90の中央回転軸(チューブ9
2の中央長手軸と共通となる軸)をアプリケータロール
52およびゴムロール76の回転軸と平行にすることが
確実となる。
【0029】図7は、ドラム壁96の展開図である。こ
のドラム壁96には、中央の空間153か、空間153
の両わきの二つのつ中間負圧ゾーンないし空間154
(図5に示す)の内一方か、空間154の外側に位置する
二つの末端負圧ゾーンないし空間の内一方のいずれかに
通ずる複数のアパーチャ158が設けられている。アパ
ーチャ158の幾つかは、ドラム90の回転軸と平行に
延びる列160,162,164,166のような並びに
設計されている。他のアパーチャ158は、壁96のま
わりの外周に延びる列168,170,172,174の
ような並びに設計されている。
【0030】多数のアパーチャ列は、ドラム90が受け
止める様々な大きさのシート(シート74のような)に対
応するパターンを提供する。例えば、図7に示すシート
176ように比較的小さなシートの場合には、そのシー
トの周囲の端縁はアパーチャ列162,164,170,
172の上に位置する。一方、図7に示す大きいシート
178の場合には、そのシートはアパーチャ列160,
166,168,174とこれらの列の間のすべてのアパ
ーチャ158を含むすべてのアパーチャ158の上に位
置する。
【0031】図3に示す硬化ランプ装置180は、紫外
線光源を提供する。このランプ装置180は、ドラム9
0の上に受け止められたシート上の液剤を硬化させる。
液剤の成分によっては、このランプ装置180は、例え
ば、白熱もしくは蛍光のエネルギー、電子ビーム線、超
音波エネルギー、赤外線、マイクロ波エネルギー、およ
びX線励起のソースに変更され得る。ランプ装置180
は、強制空冷され、かつ毎秒1〜50個のパルスの周波
数範囲において100〜300マイクロセカント゛のパルス幅で
点灯するキセノンクォーツ電球であることが好ましい。
その目的は、ランプの寿命を延ばすことと、シート74
の温度による伸張を回避するようにランプを比較的低い
温度で使用することにある。パルス幅150マイクロセカント
゛、毎秒7個のパルスの周波数の条件でこのランプを使
用したところ、良い結果が得られた。ランプ装置180
は、ドラム90の中央軸心に対して時計で概ね2時のと
ころに位置し、コントローラ84と電気的に接続され
る。
【0032】図3に概略的に示す圧縮空気ソース182
は、マニフォールド186と通じながら供給管184に
接続される。エアナイフ188は、ドラム90の長手方
向に平行して壁96の幅に沿って延びる。このエアナイ
フ188は、マニフォールド186と通ずる狭い内部ス
ロット190を有する。ソレノイド弁192は、コント
ローラ84と接続される。この弁192がコントローラ
84によって作動させられるとき、この弁は圧縮空気ソ
ース182とスロット190とをつなぐ。これにより、
所望のときには、そのスロット190から圧縮空気が吹
き出し、ドラム壁96からシート74の先端を持ち上げ
ることができる。
【0033】エアナイフ188は、ドラム90の回転軸
に対して概ね3時にところに位置し、傾斜したシュート
194の上端に隣接する。シュート194は保持ラック
(図示せず)にまでシートを導く。このコーティングされ
たシートは、この保持ラック内に貯えられ、作業者によ
って集められる。
【0034】オペレーション 使用する際には、シート74は、パネル36の上のガイ
ド38の間に位置するようにフィーダ28上に置かれ
る。必要に応じてガイド38を手動で調整し、シート7
4の両端にガイド38が軽く触れるように幅調整を行な
う。その際他のシートがドラム90上に有る場合には、
ストップゲート88がコントローラ84によって作動さ
せられ、延びた状態の位置へ移動する。これは、シート
74がコーティングユニット46へ向かう通路を閉じる
ためになされる。
【0035】ドラム90上にシートが無い状態となった
際には、ストップゲート88はコントローラ84によっ
て引っ込められる。その後作業者は、図2に示す矢印の
方向つまりコーティングユニット46に向かう方向へハ
ンドル30をスライドさせる。ロール48,52,76は
連続して回転しており、シート74の先端が二つのロー
ル52,76の間の空間に近付くとすぐに、シート74
の先端はゴムロール76によって掴まれる。
【0036】ファウンティンンロール48とアプリケー
タロール52との間隔は、0.125〜0.25mmの範
囲で調整可能である。液剤の粘度によってはこの間隔の
部分全体に沿って液剤が手作業で掛けられるかして、始
めから液剤がロール48,52の間隔を埋めるようにし
ておく。また、始めの時期においてファウンティンンロ
ール48の回転速度は速くされてもよい。これにより、
ロール48,52の間隔を埋めるように液剤の部分がア
プリケータロール52に向かって『投げられる('throwi
ng')』ことができる。
【0037】ゴムロール76は、シート74をプレート
80に向かって送るような摩擦表面を提供する。アプリ
ケータロール52は、ゴムロール76と同じ回転方向で
回転し、シート74の上表面に対してスリップする。こ
のスリップは、液剤の滑らかさによって容易になされ
る。アプリケータロール52は、比較的薄く(約2〜1
00ミクロンの厚み)一様なコーテイングをシート74の上
表面全体にわたって施す。シート74上のコーテイング
の厚みは、アプリケータロール52かゴムロール76の
回転速度を調整することにより変化させることができ
る。またこの厚みは、液剤の粘度によっても決定され
る。さらに、コーテイングの厚みは、アプリケータロー
ル52のまわりを巻回するワイヤのサイズを変えること
によっても変化する。
【0038】シート74の先端がセンサ82の上を通り
過ぎるとすぐに、ガイド38を広げるように回転ソレノ
イド44がコントローラ84によって作動させられる。
これにより、シート74の後方端がガイド38によって
妨げられることなくコーティングユニット46の方へ送
られることができる。上述したように、ガイド38は、
パネル36の平面上のスロットの軸に対して同じ平面上
で小さい角度で傾けられている場合がある。このため、
ガイド38を広げる操作が必要とされる。このスロット
の軸は、ロール76に接してロール76の長手方向に対
して垂直である。このようにシート74を少し傾けてガ
イドすることで、コーティングユニット46の極端な振
動を排除するコーテイング動作が容易となり、かつ比較
的滑らかで薄く一様なコーテイングをシート74に施す
ことが可能となることが分かってきている。(シート7
4の幅が比較的広い場合、そのシートの全体にわたって
液剤をコーテイングすることを確実とするためにガイド
38の傾斜角度は小さくしなければならない。)
【0039】ゴムロール76は、シート74をプレート
80に沿ってコーティングユニット46からドラム90
の方へ送り出す。これにより、図8に示すようにシート
74の先端が最初にドラム壁96に接触する。コントロ
ーラ84がサーボモータ110,134,144を選択的
に駆動させることにより、ドラム壁96と後続ルーバ1
22と先行ルーバ136とが、図3および図8に示すそ
れぞれの基本位置に位置するように前以て移動させられ
ている。
【0040】センサ82がシート74の先端を感知して
から少し時間をおいて、ドラム壁96と先行ルーバ13
6とを駆動するようにコントローラ84が、サーボモー
タ110,144とを回転させる。これと同時に、スペ
ース153,154,155内に負圧を与えるためにコン
トローラ84は、負圧力発生ブロア150を駆動させ
て、かつちょう形弁149を閉じる。ドラム壁96と先
行ルーバ136は、シート74が送られてくる速度に対
応する速度で回転する。これにより、シート74は、壁
96の上でスリップすること無く壁96の動きに同期し
てドラム壁上に受け入れられることができる。このとき
後続ルーバ122は、基本位置に止どまる。これによ
り、スペース153,154,155が広がることとな
り、負圧が与えられるアパーチャ158の範囲が広が
る。このことにより、後続するシート74の部分がドラ
ム90の上に受け入れられる際に、シート74の先端部
分とドラム壁96との全面接触を容易にすることができ
る。
【0041】図9に示すようにシート74の全体がドラ
ム90上に受け止められた後には、シート74の先端と
後方端の両方にわたる範囲にまでスペース153,15
4,155が広がる。ドラム90の上には、スペース1
53,154,155と通じているアパーチャ158があ
るので、シート74が、後の移動の間にもドラム90の
上に保持されることが容易になされる。次に(センサ8
2の上をシート74の後方端が通った後、所定時間をお
いて)、コントローラ84は、サーボモータ134を作
動させ、ドラム壁96および先行ルーバ136と共に後
続ルーバ122を回転させる。
【0042】コントローラ84は、センサ82がシート
74の先端を感知した後少し時間をおいてランプ装置1
80を点灯させる。この時間は、シート74の先端がラ
ンプ装置180の付近に送られるまで必要とされる時間
に概ね一致している。ランプ装置180が作動している
間中、ドラム90は弧状をなして図10に示す位置まで
継続して回転する。その後、サーボモータ110,13
4,144への電流の向きが逆にされ、図11に示す位
置まで戻される。
【0043】次に、コントローラ84は、ドラム90を
図10に示す位置と図11に示す位置との間の部分的な
円軌道に沿ってドラム90を前後させる。この運動は、
ランプ装置180がシート74の露出している上表面を
完全に硬化させるに十分な時間が経過するまで続けられ
る。このような前後運動の間中、ドラム壁96は、先行
ルーバ136および後続ルーバ122と共に回転する。
これにより、スペース153,154,155と通じるア
パーチャ158の数を一定とすることができ、シート7
4が、ドラム壁96とのしっかりとした面接触を保って
位置することができる。液剤の成分と使用する硬化エネ
ルギのタイプとに基づいて硬化反応を助成するために、
シート74がロール52,76の間を通過した後の硬化
工程において、三つのサーボモータ110,134,14
4の全部を所望の速度にまで速めたり遅めたりすること
ができる。次に、ドラム90は、図12に示す位置まで
回転し、シート74の先端がエアナイフ188のすぐ上
に位置するようにシート74を運ぶ。
【0044】その後、コントローラ84は、負圧力発生
ブロア150を停止し、ちょう形弁149を大気側へ開
く。これにより、スペース153,154,155内の負
圧は解放される。これと同時に、コントローラ84は、
ソレノイド弁192を瞬間的に開き、エアナイフ188
がシート74の先端に向けて瞬間的に圧縮空気を吹き掛
けることを可能にする。スペース153,154,155
内の負圧がなくなったとき、エアナイフ188から瞬間
的にでる圧縮空気は、図12に示すように、シート74
をドラム壁96から持ち上げる。
【0045】その後すぐに、コントローラ84は、負圧
力発生ブロア150を再度作動させ、サーボモータ11
0,134を作動させる。これにより、ドラム壁96と
後続ルーバ122とは再度回転させられる。一方、この
際にサーボモータ144は作動しないので、先行ルーバ
136は図12に示す3時の位置に止どまることにな
る。さらに、ちょう形弁149は、スペース153,1
54,155内の負圧力を高めるために閉められる。こ
れにより、先行ルーバ136の後方に位置するシート7
4の後方部分と、ドラム壁96とのしっかりとした接触
が維持できる。後続ルーバ122とドラム壁96は、図
13に示す位置の方へ移動する。これにより、シート7
4の先端をシュート194に係合させることができる。
最後に、後続ルーバ122は、先行ルーバ136に隣接
する位置に近付く。そして、壁96上のシート74の残
りの部分は壁から落ちて、シート74はシュート194
を滑り落ちて保持ラックへ送られる。
【0046】コントローラ84は、正確な時間の間隔で
制御された間だけサーボモータ110,134,144を
作動させることによってルーバ122,136およびド
ラム壁96の回転位置を制御する。一方、ルーバ12
2,136とドラム壁96の位置誤りを回避させるため
に自動誘導装置が設けられる。これを用いないと、装置
20の使用中にこの誤りが蓄積して大きなずれが生じて
しまう。この自動誘導装置は、誘導型接近感知器19
5,196,197(図5に示す)を有する。これらの感知
器は、コントローラ84に接続される。感知器195
は、ドラム壁96の位置を感知する。感知器196は、
後続ルーバ122の位置を感知する。感知器197は、
先行ルーバ136の位置を感知する。各硬化作業が完了
し、シート74がシュート194に排出された後に、ド
ラム壁96、後続ルーバ122、先行ルーバ136それ
ぞれの正確な位置制御を維持するためにコントローラ8
4は、自動誘導操作を実行する。このようにして、ドラ
ム90は、図3および図8に示す位置に戻され、次なる
シートが送られてくるのを待つ。これにより、シートの
先端がドラム壁96上の所定位置に位置合わせされるこ
とが確実となる。
【0047】『シール部材』124,126は、完全な
る気密を提供するものでは無い。これは、スペース15
3,154内の負圧力の総計によっては、中央スペース
153から中間スペース154と末端スペース155と
への一定量の空気漏れを許容するものである。シート7
4がドラム90上に受け止められる前は、すべてのアパ
ーチャ158は大気と通じており、風穴152を通して
負圧力発生ブロア150の方へ吸い出される空気の実質
的な量は、中央スペース153の上に位置するアパーチ
ャ158を通して取り込まれる。これは、中央スペース
153に接するシール部材124,126が、それらの
シール部分での空気漏れに対し相当の抵抗(密封効果)を
提供するためである。
【0048】シート74がドラム90上に受け止められ
ると、中央スペース153の上に位置するアパーチャ1
58は、シート74によってふさがれる(シート74
は、少なくとも図7に示す小さい方のシート174と同
じ幅を有する)。その結果として、中央スペース153
内の負圧が強くなり、隣接するシール部材124,12
6を通してさらなる空気が漏れ始める。これにより、中
間スペース154内の負圧が強まる。これと同様に、シ
ート74がスペース153,154上のすべてのアパー
チャ158を実質的にふさぐに十分な幅を有している場
合には、末端スペース155と中間スペース154とを
区画しているディスク120のシール部材124,12
6を通して空気漏れが生じ、末端スペース155内の負
圧が強まる。
【0049】上述したように、スペース153,154,
155内の負圧の総計は、シート74の幅に応じて自己
調節され、硬化工程の際にシート74をドラム壁96上
にしっかりと保持することを確実とする。実際上、制御
された漏れを許容するシール部材124は、フーロン・
コーポレイション(Furon corporation)から注文で製造
され、正方形の断面を有し、そしてカーボン/ポリテト
ラフルオロエチレン(carbon/polytetrafluoroethylene)
から作られるものである。シール部材126は、ミネソ
タ州ラバー(Minnesota Rubber)のエイ・クアディオン・
カンパニ(A Quadion company)のカタログ番号346か
らである。シール部材124,126とその隣接,面との
間のほんのわずかな公差0.08mmが空気漏れを提供す
る。この隣接面は、シール部材124,126と接し、
そして相対的に移動する面である。(さらなる空気漏れ
が所望される場合には、シール部材124,126に穴
を明けるか溝を設けるかして調整される)。アパーチャ
158の直径は2mmである。負圧力発生ブロア150
は、すべてのアパーチャ158がふさがれた際に、水圧
にして122cmの圧力差を提供する。この負圧力発生ブ
ロア150は、ジーエイエスティ(GAST)製造の型番
R4310Aー2である。
【0050】理解され得るように、プレート80とゴム
ロール76との組み合わせは、ドラム90に付随する移
送システムの一部分を構成する。これにより、一連の個
々の柔軟なシート74をコーティングユニット46から
硬化装置180までの通路に沿って移送することができ
る。また、ドラム壁96は、硬化装置180に隣接して
フォトツールシート74を移送するための可動支持部材
である。そして、ドラム壁96は、液剤がコーティング
されているシート74のコーティング面に触れることな
く、シート74を保持するための手段を提供する。シー
ト74は、所定の曲率で曲げられ、円筒形状の非平面状
とされ、ドラム壁96の上に保持される。図9〜13を
参照して理解されるように、シート74のコーティング
面は、コーティングの硬化が行なわれている間中凸状に
湾曲する。液剤が硬化し収縮するにつれて、シート74
が湾曲する傾向は、実質的にもしくは本質的に完全にド
ラム壁96(シート74が曲がる傾向のある方向と反対
の方向に湾曲したドラム壁96)の湾曲によって補正さ
れる。さらには、シート74の外側面全体がコーティン
グされているために、押さえ付けクランプ(hold-down c
lamps)のような器具を使って切断したり切り整える必要
がない。
【0051】コントローラ84は、シート74の長さと
幅を限定することによりシート74の概ねの領域を計算
するのが好ましい。その長さは、サーボモータ110に
連結された回転式シャフトエンコーダから受けるパルス
数を計算することにより限定される。このパルス数の計
算は、センサ82がシート74の先端を感知した時から
その後方端を感知するまでの間に受けたパルス数を加算
して行なわれる。シート74の幅は、一連となった各セ
ンサ82がその上にシート74があるかないかを感知し
て概算される。その後、計算されたシート74の領域
は、一定時間にコーティングされた総面積の保存記録の
ために用いられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るコーティング装置の概観図であ
る。
【図2】 図1に示すコーティング装置のフィーダ部分
の拡大図である。
【図3】 図1に示すコーティング装置の横断面図であ
る。
【図4】 コーティングユニットが非使用位置にあるコ
ーティング装置の断面図である。
【図5】 図3の5−5線で切断した断面図である。
【図6】 部分的に切断して示すドラムの概観図であ
る。
【図7】 図5および図6に示すドラムの外側壁の展開
平面図である。
【図8】 液剤硬化操作中のドラムの一状態を示す図で
ある。
【図9】 液剤硬化操作中のドラムの一状態を示す図で
ある。
【図10】 液剤硬化操作中のドラムの一状態を示す図
である。
【図11】 液剤硬化操作中のドラムの一状態を示す図
である。
【図12】 液剤硬化操作中のドラムの一状態を示す図
である。
【図13】 液剤硬化操作中のドラムの一状態を示す図
である。
【符号の説明】
20 コーティング装置 22 フレ
ーム 24 脚 26 車輪 28 フィーダ 30 ハン
ドル 32 スロット 34 パッ
ド 36 フロントパネル 38 サイ
ドガイド 40 スロット 41 ラッ
クギア 42 ピニオン 44 回転
ソレノイド 46 コーティングユニット 48 ファ
ウンティンロール 50 モータシステム 52 アプ
リケータロール 54 モータシステム 56 第一
トラフ 58 第二トラフ 60 管 62 フィルタバック 66 ポン
プ 67 サブフレーム 69 サブ
フレーム 70 ドリップボード 72 ドク
ターブレード 74 シート 76 ゴム
ロール 78 モータシステム 80 プレ
ート 82 光センサ 84 コン
トローラ 88 ストップゲート 90 負圧
ドラム 92 チューブ 96 円筒
壁 100 軸受け 102 タ
イミングプーリ 104 タイミングベルト 106 プ
ーリ 108 軸受けブロック 110 D
Cサーボモータ 112 支持ディスク 114 軸
受け 116 軸受け 118 接
続バー 120 中間ディスク 122 後
続ルーバ 124 シール部材 126 シ
ール部材 128 タイミングプーリ 130 タ
イミングベルト 132 プーリ 134 D
Cサーボモータ 136 先行ルーバ 138 タ
イミングプーリ 140 タイミングベルト 142 タ
イミングプーリ 144 DCサーボモータ 146 負
圧口 148 管 149 ち
ょう形弁 150 負圧力発生ブロア 152 風
穴 153 負圧ゾーン 156 調
整用ボルト 158 アパーチャ 160,162,164,166 アパーチャ列 168,170,172,174 アパーチャ列 180 液剤硬化用ランプ装置 182 圧
縮空気ソース 184 供給管 186 マ
ニフォールド 188 エアナイフ 190 内
部スロット 192 ソレノイド弁 194 シ
ュート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 トーマス・マイケル・ミルボーン アメリカ合衆国55144−1000ミネソタ州セ ント・ポール、スリーエム・センター(番 地の表示なし) (72)発明者 ロバート・ジエラルド・プレバン アメリカ合衆国55144−1000ミネソタ州セ ント・ポール、スリーエム・センター(番 地の表示なし)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 硬化可能な液剤を柔軟な一枚の個別シー
    トの片面に塗布するためのコーティングユニットと、 上記シート上の液剤を硬化させるための硬化装置と、 上記コーティングユニットから上記硬化装置に向かう移
    送路に沿って上記シートを移送し、該シート上の上記液
    剤に触れることなく該液剤を硬化させる間中該シートの
    上記片面を凸状に湾曲させた状態で非平面の面上の所定
    位置に取り外し可能なように該シートを保持する手段を
    含む移送機構とを有するコーティング装置。
  2. 【請求項2】 非平面の面上に上記シートを保持する上
    記手段がドラムを構成要素とし、該ドラムが、複数のア
    パーチャを含む外周壁を有し、かつ上記外周壁に対して
    移動可能なルーバを少なくとも一つ有する請求項1記載
    のコーティング装置。
  3. 【請求項3】 硬化可能な液剤を柔軟な一枚の個別シー
    トの片面に塗布するためのコーティングユニットと、 上記シート上の液剤を硬化させるための硬化装置と、 該シートの上記片面を凸状に湾曲させた状態で該シート
    を上記硬化装置に隣接させて支持するための湾曲壁と、 上記液剤が硬化されるときに上記壁の上に上記シートを
    保持するために該壁に接続される負圧ソースとを有する
    コーティング装置。
JP4070798A 1991-03-27 1992-03-27 コーテイング装置 Pending JPH0568923A (ja)

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US07/675,653 US5137758A (en) 1991-03-27 1991-03-27 Apparatus and method for coating flexible sheets while inhibiting curl
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JP (1) JPH0568923A (ja)
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