JP2775491B2 - 原板フイルムの多面焼付方法 - Google Patents
原板フイルムの多面焼付方法Info
- Publication number
- JP2775491B2 JP2775491B2 JP1267396A JP26739689A JP2775491B2 JP 2775491 B2 JP2775491 B2 JP 2775491B2 JP 1267396 A JP1267396 A JP 1267396A JP 26739689 A JP26739689 A JP 26739689A JP 2775491 B2 JP2775491 B2 JP 2775491B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- printing
- plate
- original
- sheet
- auxiliary sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 この発明は原板フイルムの絵柄を自動多面焼付機を用
いて感光性の印刷版に多面焼付する原板フイルムの多面
焼付方法に関する。
いて感光性の印刷版に多面焼付する原板フイルムの多面
焼付方法に関する。
《従来の技術》 この種の多面焼付方法は、従来より例えば第13図に示
す殖版プログラム作成装置110及び自動多面焼付機140を
用いて、第12図に示す多面焼付方法により行われてい
た。
す殖版プログラム作成装置110及び自動多面焼付機140を
用いて、第12図に示す多面焼付方法により行われてい
た。
即ち、前段工程では殖版プログラム作成装置110によ
りあらかじめ殖版プログラムを設定入力しておき(ステ
ップS1)、一方では第11図に示すように補助シート101
の中央部に原板フイルム102を貼着したものを必要部数
準備し(ステップS2)、それらを自動多面焼付機140の
補助シート供給部141にプログラム順に積載しておく
(ステップS3)。
りあらかじめ殖版プログラムを設定入力しておき(ステ
ップS1)、一方では第11図に示すように補助シート101
の中央部に原板フイルム102を貼着したものを必要部数
準備し(ステップS2)、それらを自動多面焼付機140の
補助シート供給部141にプログラム順に積載しておく
(ステップS3)。
多面焼付工程では自動多面焼付機140のシートホルダ1
62で原板を貼着した補助シート(貼着した原板の点数に
限らず、これを以下原板貼着補助シートという)を吸着
保持し(ステップS4)、上記殖版プログラムに基づき、
版材ホルダ142上に保持したPS版5に原板フイルム102の
絵柄を位置決めし(ステップS5)、シートホルダ162内
の自動マスク装置でマスキングして焼付け(ステップ
S6)、同じ絵柄を繰り返し焼き付けるときはステップS5
へ戻り、別の絵柄を焼き付けるときは当該原板貼着補助
シート104を供給部141の下段にある収容皿に排出して
(ステップS7)再びステップS4へ戻り、順次絵柄を焼き
付けるようになっている。
62で原板を貼着した補助シート(貼着した原板の点数に
限らず、これを以下原板貼着補助シートという)を吸着
保持し(ステップS4)、上記殖版プログラムに基づき、
版材ホルダ142上に保持したPS版5に原板フイルム102の
絵柄を位置決めし(ステップS5)、シートホルダ162内
の自動マスク装置でマスキングして焼付け(ステップ
S6)、同じ絵柄を繰り返し焼き付けるときはステップS5
へ戻り、別の絵柄を焼き付けるときは当該原板貼着補助
シート104を供給部141の下段にある収容皿に排出して
(ステップS7)再びステップS4へ戻り、順次絵柄を焼き
付けるようになっている。
なお、第13図中符号155はPS版5の搬送装置、191はPS
版5の自動現像機であり、下段の複数の収容皿143には
サイズの異なるPS版5が収容されており、搬送装置155
で所要サイズのPS版5を版材ホルダ142上に給排し、排
出したPS版5をベルトコンベア190で自動現像機191へ搬
送して現像処理するように構成されている。
版5の自動現像機であり、下段の複数の収容皿143には
サイズの異なるPS版5が収容されており、搬送装置155
で所要サイズのPS版5を版材ホルダ142上に給排し、排
出したPS版5をベルトコンベア190で自動現像機191へ搬
送して現像処理するように構成されている。
《発明が解決しようとする課題》 近年、オフセット高速輪転機が普及するようになり、
極めて高価なオフセット高速輪転機の稼働率をいかに向
上させるかは印刷業者の共通の課題である。
極めて高価なオフセット高速輪転機の稼働率をいかに向
上させるかは印刷業者の共通の課題である。
それには、例えば第10図に示すように、一枚の印刷版
5に複数種の「絵柄A〜D」を焼き付けて同時に印刷す
ることが行われる。なお、同図中符号Eはカラー印刷に
おけるカラーチャートや印刷機用の自動見当合わせマー
クなどである。
5に複数種の「絵柄A〜D」を焼き付けて同時に印刷す
ることが行われる。なお、同図中符号Eはカラー印刷に
おけるカラーチャートや印刷機用の自動見当合わせマー
クなどである。
しかるに、上記従来技術では前段工程において殖版プ
ログラムの作成と、補助シート101に原板フイルム102を
貼着する工程とが別々であること、及び一枚の補助シー
ト101に原板フイルム102を一点だけ貼着するため前段工
程での準備に手間取り、又シート供給部への積載順をま
ちがえることにより焼付損失を招くおそれがある。
ログラムの作成と、補助シート101に原板フイルム102を
貼着する工程とが別々であること、及び一枚の補助シー
ト101に原板フイルム102を一点だけ貼着するため前段工
程での準備に手間取り、又シート供給部への積載順をま
ちがえることにより焼付損失を招くおそれがある。
しかも、多面焼付工程においては別の絵柄を焼き付け
る都度、原板貼着補助シート104を交換しなければなら
ず、交換に手間取るため生産性が低いという問題点があ
る。
る都度、原板貼着補助シート104を交換しなければなら
ず、交換に手間取るため生産性が低いという問題点があ
る。
本発明ははこのような事情に鑑みてなされたものであ
り、 イ.前段工程での生産性を高め、かつ焼き付け損失を無
くすること、 ロ.多面焼付工程での生産性を向上すること、 を技術課題とする。
り、 イ.前段工程での生産性を高め、かつ焼き付け損失を無
くすること、 ロ.多面焼付工程での生産性を向上すること、 を技術課題とする。
《課題を解決するための手段》 本発明は上記課題を解決する方法として、以下のよう
に構成される。
に構成される。
即ち、第1図に示すように、補助シートに貼着した原
板フイルムの絵柄を、前段工程であらかじめ設定した殖
版プログラムに基づき、自動マスク装置によりマスキン
グしながら自動多面焼付機で多面焼付する原板フイルム
の多面焼付方法において、前段工程は殖版プログラムの
作成工程と、印刷版より大きいサイズの補助シートに印
刷版に焼き付けるすべての絵柄に対応する複数種の原板
フイルムを平行割出して貼着するとともに、各原板フイ
ルムの補助シート上の位置を読取る工程とを含み、多面
焼付工程では殖版プログラム及び上記読取データに基づ
き、補助シートに貼着した各原板フイルムの絵柄を順次
位置決めしてマスキングしながら焼付けることを特徴と
する方法である。
板フイルムの絵柄を、前段工程であらかじめ設定した殖
版プログラムに基づき、自動マスク装置によりマスキン
グしながら自動多面焼付機で多面焼付する原板フイルム
の多面焼付方法において、前段工程は殖版プログラムの
作成工程と、印刷版より大きいサイズの補助シートに印
刷版に焼き付けるすべての絵柄に対応する複数種の原板
フイルムを平行割出して貼着するとともに、各原板フイ
ルムの補助シート上の位置を読取る工程とを含み、多面
焼付工程では殖版プログラム及び上記読取データに基づ
き、補助シートに貼着した各原板フイルムの絵柄を順次
位置決めしてマスキングしながら焼付けることを特徴と
する方法である。
《作用》 本発明では、焼付けミスを極力排除する意味で、前段
工程において殖版プログラムの作成と、補助シートに原
板フイルムを貼着する工程とを関連付け、印刷版より大
きいサイズの補助シートに印刷版に焼き付けるすべての
絵柄に対応する複数種の原板フイルムを貼着する。これ
により殖版プログラムと絵柄の焼き付け手順を同時に確
認することができ、前段工程での生産性を高め、焼き付
け損失を無くすることが出来る。なお、その際に多面焼
付工程の便宜を考慮して各原板フイルムを平行割り出し
て貼着するとともに、各原板フイルムの補助シート上の
位置を読取る。
工程において殖版プログラムの作成と、補助シートに原
板フイルムを貼着する工程とを関連付け、印刷版より大
きいサイズの補助シートに印刷版に焼き付けるすべての
絵柄に対応する複数種の原板フイルムを貼着する。これ
により殖版プログラムと絵柄の焼き付け手順を同時に確
認することができ、前段工程での生産性を高め、焼き付
け損失を無くすることが出来る。なお、その際に多面焼
付工程の便宜を考慮して各原板フイルムを平行割り出し
て貼着するとともに、各原板フイルムの補助シート上の
位置を読取る。
多面焼付工程では殖版プログラム及び上記読取データ
に基づき、補助シートに貼着した各原板フイルムの絵柄
を順次位置合わせしてマスキングしながら焼付ける。つ
まり、原板貼着補助シートを交換せずともそれぞれ別の
絵柄を順次焼き付けることができるので多面焼付工程で
の生産性が向上する。
に基づき、補助シートに貼着した各原板フイルムの絵柄
を順次位置合わせしてマスキングしながら焼付ける。つ
まり、原板貼着補助シートを交換せずともそれぞれ別の
絵柄を順次焼き付けることができるので多面焼付工程で
の生産性が向上する。
《実 施 例》 以下本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明による多面焼付方法を例示するフロー
チャート、第2図は前段工程において用いられる殖版プ
ログラム作成用貼込装置の斜視図、第5図は自動多面焼
付機の斜視図である。
チャート、第2図は前段工程において用いられる殖版プ
ログラム作成用貼込装置の斜視図、第5図は自動多面焼
付機の斜視図である。
先ず殖版プログラム作成用貼込装置10について第2図
〜第4図により説明する。
〜第4図により説明する。
この殖版プログラム作成用貼込装置10は、殖版プログ
ラムを設定入力する入力手段と、入力した殖版プログラ
ムを表示する表示手段12と、前記印刷版5より大きなサ
イズの補助シート1を位置決めピン7・・・により位置
決め載置し、かつこの補助シート1上に複数枚の原板フ
イルム2・・・を仮載置して原板フイルム2のレジスタ
マーク3の位置を指定するためのテーブル型デジタイザ
13と、テーブル型デジタイザ13の上方にX−Y移動可能
に設けられ、そのテーブル型デジタイザ13のカーソル13
aで指定されたレジスタマーク3の直上に位置制御可能
に設けられ原板フイルム2のレジスタマーク3を読取る
TVカメラ20と、TVカメラ20で読み取ったレジスタマーク
3の位置データに基づいて原板フイルム2の中心位置と
平行状態を割出す演算手段(図示せず)と、TVカメラ20
と並設され、その原板フイルム2の中央部を吸着保持す
るとともに、上記演算結果に基づいて原板フイルム2を
平行状態へ回転して位置決めする吸着ヘッド21と、吸着
ヘッド21により位置決めされた原板フイルム2の位置デ
ータを前記殖版プログラムと共に記憶する記憶手段(図
示せず)とを具備して成り、入力手段11であらかじめ殖
版プログラムを設定入力し、それを表示手段12により確
認しながら、第4図に示すように原板フイルム2を補助
シート1上に所定配列で平行割り出して位置決めするよ
うに構成されている。
ラムを設定入力する入力手段と、入力した殖版プログラ
ムを表示する表示手段12と、前記印刷版5より大きなサ
イズの補助シート1を位置決めピン7・・・により位置
決め載置し、かつこの補助シート1上に複数枚の原板フ
イルム2・・・を仮載置して原板フイルム2のレジスタ
マーク3の位置を指定するためのテーブル型デジタイザ
13と、テーブル型デジタイザ13の上方にX−Y移動可能
に設けられ、そのテーブル型デジタイザ13のカーソル13
aで指定されたレジスタマーク3の直上に位置制御可能
に設けられ原板フイルム2のレジスタマーク3を読取る
TVカメラ20と、TVカメラ20で読み取ったレジスタマーク
3の位置データに基づいて原板フイルム2の中心位置と
平行状態を割出す演算手段(図示せず)と、TVカメラ20
と並設され、その原板フイルム2の中央部を吸着保持す
るとともに、上記演算結果に基づいて原板フイルム2を
平行状態へ回転して位置決めする吸着ヘッド21と、吸着
ヘッド21により位置決めされた原板フイルム2の位置デ
ータを前記殖版プログラムと共に記憶する記憶手段(図
示せず)とを具備して成り、入力手段11であらかじめ殖
版プログラムを設定入力し、それを表示手段12により確
認しながら、第4図に示すように原板フイルム2を補助
シート1上に所定配列で平行割り出して位置決めするよ
うに構成されている。
そして位置決めされた原板フイルム2はオペレータに
より補助シート1に貼着される。
より補助シート1に貼着される。
なお原板フイルム2の補助シート1上の配列を、殖版
プログラムで定めた配列と近似した位置関係にしておく
と、後工程(多面焼付工程)で各原板の位置決めに要す
る時間が少なくなり、生産性は高くなる。また、補助シ
ート1の大きさは、すべての原板フイルムを貼着でき、
かつPS版5の周辺部の焼きとばしを多面焼付と同時に行
えるようPS版5より大サイズに設定されている。
プログラムで定めた配列と近似した位置関係にしておく
と、後工程(多面焼付工程)で各原板の位置決めに要す
る時間が少なくなり、生産性は高くなる。また、補助シ
ート1の大きさは、すべての原板フイルムを貼着でき、
かつPS版5の周辺部の焼きとばしを多面焼付と同時に行
えるようPS版5より大サイズに設定されている。
第4図は貼り込んだ原板フイルム2側から見た図であ
るため、最終配列(第10図)とは左右が反転している。
るため、最終配列(第10図)とは左右が反転している。
上記TVカメラ20及び吸着ヘッド21は第2図に示すよう
にX走行架16に並設され、吸着ヘッド21は上下動及び回
転位置制御可能に構成されている。そして、X走行架16
はY方向へ位置制御可能に架設されたY走行架15にX方
向へ位置制御可能に設けられている。なお、同図中符号
14はY走行架台15の駆動ネジ、17はX走行架16の駆動ネ
ジ、17Mはその駆動モータである。
にX走行架16に並設され、吸着ヘッド21は上下動及び回
転位置制御可能に構成されている。そして、X走行架16
はY方向へ位置制御可能に架設されたY走行架15にX方
向へ位置制御可能に設けられている。なお、同図中符号
14はY走行架台15の駆動ネジ、17はX走行架16の駆動ネ
ジ、17Mはその駆動モータである。
つまり、この殖版プログラム作成用貼込装置10を用い
ることにより、第1図の前段工程において殖版プログラ
ムの作成(ステップS1)と、印刷版より大きいサイズの
補助シート1に印刷版に焼き付けるすべての絵柄に対応
する複数種の原板フイルム2を貼着し(ステップS2)、
その際に多面焼付工程の便宜を考慮して各原板フイルム
2を平行割り出して貼着するとともに、レジスタマーク
3の位置を指定することにより各原板フイルム2の補助
シート1上の位置を読取る(ステップS3)ことができ
る。
ることにより、第1図の前段工程において殖版プログラ
ムの作成(ステップS1)と、印刷版より大きいサイズの
補助シート1に印刷版に焼き付けるすべての絵柄に対応
する複数種の原板フイルム2を貼着し(ステップS2)、
その際に多面焼付工程の便宜を考慮して各原板フイルム
2を平行割り出して貼着するとともに、レジスタマーク
3の位置を指定することにより各原板フイルム2の補助
シート1上の位置を読取る(ステップS3)ことができ
る。
即ち、殖版プログラムの作成と補助シート1に原板フ
イルム2を貼着する工程とを関連付け、これにより殖版
プログラムと絵柄の焼き付け手順を同時に確認すること
ができ、前段工程での焼き付け損失を無くし、生産性を
高めることが出来る。
イルム2を貼着する工程とを関連付け、これにより殖版
プログラムと絵柄の焼き付け手順を同時に確認すること
ができ、前段工程での焼き付け損失を無くし、生産性を
高めることが出来る。
次に自動多面焼付機40について第5図〜第9図により
説明する。
説明する。
この自動多面焼付機40は第5図に示すように、一対の
基台41・41の上部に架設され、Y方向へ位置制御可能に
設けられた版操作部45と、版操作部45の前面にX方向へ
位置制御可能に設けられた光源部60と、版操作部45及び
光源部60の下側にY方向へ位置制御可能に設けられた版
材ホルダ42と、版材ホルダ42の下側にY方向へ進退可能
に設けられた複数の収容皿43・・・と、多面焼付動作を
自動制御する制御装置(第9図70)とを具備して成る。
基台41・41の上部に架設され、Y方向へ位置制御可能に
設けられた版操作部45と、版操作部45の前面にX方向へ
位置制御可能に設けられた光源部60と、版操作部45及び
光源部60の下側にY方向へ位置制御可能に設けられた版
材ホルダ42と、版材ホルダ42の下側にY方向へ進退可能
に設けられた複数の収容皿43・・・と、多面焼付動作を
自動制御する制御装置(第9図70)とを具備して成る。
版操作部45は光源部60を支持する昇降板47bの下部にP
S版5を吸着保持する吸着具(第6図B・C中の符号4
8)を備え、本体内部には焼付を終えたPS版5を自動現
像機90のベルトコンベア91へ排出する搬送手段55を具備
し、版操作部45はY駆動手段51・51Mにより位置決め可
能に構成され、かつX走行台47aを位置決め制御するX
駆動手段50・50Mを備えている。
S版5を吸着保持する吸着具(第6図B・C中の符号4
8)を備え、本体内部には焼付を終えたPS版5を自動現
像機90のベルトコンベア91へ排出する搬送手段55を具備
し、版操作部45はY駆動手段51・51Mにより位置決め可
能に構成され、かつX走行台47aを位置決め制御するX
駆動手段50・50Mを備えている。
上記搬送手段55は本体基枠46の後方へ一対のガイドロ
ッド56・56の延出して架台57を進退自在に設け、架台57
の下方へ昇降・回転自在に吸着具58を設け、例えば第7
図に示すようにページもの、あるいはパッケージもの等
の焼付け時に必要に応じてPS版5を180゜旋回させるこ
ともできるように構成されている。
ッド56・56の延出して架台57を進退自在に設け、架台57
の下方へ昇降・回転自在に吸着具58を設け、例えば第7
図に示すようにページもの、あるいはパッケージもの等
の焼付け時に必要に応じてPS版5を180゜旋回させるこ
ともできるように構成されている。
光源部60は光源61と、内部に自動マスク装置63を備え
るシートホルダー62とを具備して成り、昇降板47bにエ
アシリンダ64を介して傾動自在に支持されている。なお
光源61は焼付けられる絵柄の位置に応じてX方向へ適宜
移動可能に設けられており、第5図中符号65は光源移動
用モータである。
るシートホルダー62とを具備して成り、昇降板47bにエ
アシリンダ64を介して傾動自在に支持されている。なお
光源61は焼付けられる絵柄の位置に応じてX方向へ適宜
移動可能に設けられており、第5図中符号65は光源移動
用モータである。
制御装置70は第9図に示すように、中央制御部(CP
U)72、入力部73、CRT表示部74、記憶部75及び必要に応
じて付設されるフロッピーディスク装置76とによってNC
コントローラ71を構成し、前記殖版プログラム作成用貼
込装置10によってあらかじめ作成した殖版プログラム及
び原板フイルム2の位置データに基づき、全自動で各絵
柄A〜Eの多面焼付動作を実行するように構成されてい
る。
U)72、入力部73、CRT表示部74、記憶部75及び必要に応
じて付設されるフロッピーディスク装置76とによってNC
コントローラ71を構成し、前記殖版プログラム作成用貼
込装置10によってあらかじめ作成した殖版プログラム及
び原板フイルム2の位置データに基づき、全自動で各絵
柄A〜Eの多面焼付動作を実行するように構成されてい
る。
なお、第9図中符号77はX駆動用モータ50MとY駆動
用モータ51Mを駆動制御するモータ制御回路、78は自動
マスク装置63のX・Y2組の巻取式マスクをそれぞれ独立
に駆動制御する制御回路、79は光源61の安定回路、80〜
85はそれぞれ昇降板47b、吸着具48、搬送手段55、シー
トホルダ62、エアシリンダ64、版材ホルダ42、及び収容
皿43を駆動するアクチェータ用の電磁弁である。
用モータ51Mを駆動制御するモータ制御回路、78は自動
マスク装置63のX・Y2組の巻取式マスクをそれぞれ独立
に駆動制御する制御回路、79は光源61の安定回路、80〜
85はそれぞれ昇降板47b、吸着具48、搬送手段55、シー
トホルダ62、エアシリンダ64、版材ホルダ42、及び収容
皿43を駆動するアクチェータ用の電磁弁である。
次に、上記自動多面焼付機40の動作について、第1図
及び第6図A〜Fを参照しながら説明する。
及び第6図A〜Fを参照しながら説明する。
第1図ステップS4では、前段工程で作成した殖版プロ
グラム及び原板貼着補助シート4上の原板フイルム2の
位置データを前記NCコントローラ71の記憶部75へオンラ
イン又はフロッピーディスク装置76を介して設定入力す
るとともに、各収容皿43内に原板貼着補助シート4、PS
版5をそれぞれ装填しておく。このとき光源部60は透光
部を手前側へ向けるように傾斜させ、透光部の清掃及び
補助シートやPS版の装填を容易にする(第6図A)。
グラム及び原板貼着補助シート4上の原板フイルム2の
位置データを前記NCコントローラ71の記憶部75へオンラ
イン又はフロッピーディスク装置76を介して設定入力す
るとともに、各収容皿43内に原板貼着補助シート4、PS
版5をそれぞれ装填しておく。このとき光源部60は透光
部を手前側へ向けるように傾斜させ、透光部の清掃及び
補助シートやPS版の装填を容易にする(第6図A)。
第1図ステップS5ではNCコントローラ71をスタートさ
せて、版材ホルダ42上へPS版5を吸着保持するととも
に、光源部60のシートホルダ62で原板貼着補助シート4
を吸着保持する。これには第6図Bに示すように、下部
収容皿43Cを手前で押し出し、昇降板47bを下降させて吸
着具48でPS版5の後端部を吸着して持ち上げ、同図Cに
示すように版材ホルダ42を前進させてPS版5を版材ホル
ダ42上に載置するとともに、第8図の実線で示すように
PS版5をレジスタピン8・・・で位置決めしてから吸着
保持する。次いで、上記収容皿43bを手前へ押し出し、
光源部60を下降させてシートホルダ62の下面で原板貼着
補助シート4を吸着保持する。
せて、版材ホルダ42上へPS版5を吸着保持するととも
に、光源部60のシートホルダ62で原板貼着補助シート4
を吸着保持する。これには第6図Bに示すように、下部
収容皿43Cを手前で押し出し、昇降板47bを下降させて吸
着具48でPS版5の後端部を吸着して持ち上げ、同図Cに
示すように版材ホルダ42を前進させてPS版5を版材ホル
ダ42上に載置するとともに、第8図の実線で示すように
PS版5をレジスタピン8・・・で位置決めしてから吸着
保持する。次いで、上記収容皿43bを手前へ押し出し、
光源部60を下降させてシートホルダ62の下面で原板貼着
補助シート4を吸着保持する。
第1図ステップS6では、殖版プログラム及び原板フイ
ルムの貼着位置データに基づいて、光源部60と版材ホル
ダ42とをX・Y方向へ相対移動させて絵柄A〜Eを順次
にPS版5上の所定位置に位置決めして原板貼着補助シー
ト4とPS版5とを密着させるとともに、不要部をマスキ
ング装置でマスキングする(第6図D)。
ルムの貼着位置データに基づいて、光源部60と版材ホル
ダ42とをX・Y方向へ相対移動させて絵柄A〜Eを順次
にPS版5上の所定位置に位置決めして原板貼着補助シー
ト4とPS版5とを密着させるとともに、不要部をマスキ
ング装置でマスキングする(第6図D)。
第1図ステップS7では光源61を各絵柄の上方に位置決
めするとともに、光源61を点灯して絵柄AをPS版5に焼
付ける。そして第2の絵柄Bについて再びステップS6と
ステップS7を繰り返し、これを各絵柄について反復して
全部の絵柄A〜Eを順次焼付ける。
めするとともに、光源61を点灯して絵柄AをPS版5に焼
付ける。そして第2の絵柄Bについて再びステップS6と
ステップS7を繰り返し、これを各絵柄について反復して
全部の絵柄A〜Eを順次焼付ける。
このようにして多面焼付けが終了すると、ステップS7
では原板貼着補助シート4とPS版5とを相前後して排出
する。これには、最上段の収容皿43aを押し出してシー
トホルダ62で保持している原板貼着補助シート4を収容
皿43a内に排出し(第6図E)、一方では搬送手段55の
吸着具58を下降させてPS版5の後端部を吸着し、ベルト
コンベア90へ移載する(第6図F)。
では原板貼着補助シート4とPS版5とを相前後して排出
する。これには、最上段の収容皿43aを押し出してシー
トホルダ62で保持している原板貼着補助シート4を収容
皿43a内に排出し(第6図E)、一方では搬送手段55の
吸着具58を下降させてPS版5の後端部を吸着し、ベルト
コンベア90へ移載する(第6図F)。
なお、前述したように、多面焼付け工程の途中でPS版
5を180゜旋回させる必要がある場合には、第8図の仮
想線で示すように、別途一組をなすレジスタピン8′・
・によって位置決めされる。
5を180゜旋回させる必要がある場合には、第8図の仮
想線で示すように、別途一組をなすレジスタピン8′・
・によって位置決めされる。
なお、以上の説明では本発明による多面焼付け方法の
好ましい実施例装置について例示したが、本発明を実施
する装置については、多様な変更を加えて実施し得る。
好ましい実施例装置について例示したが、本発明を実施
する装置については、多様な変更を加えて実施し得る。
《発明の効果》 以上の説明で明らかなように、本発明によれば以下の
効果を奏する。
効果を奏する。
イ.前段工程において、殖版プログラムの作成と、印刷
版より大きい補助シートに、印刷版に焼付ける全ての絵
柄の原板フイルムを貼着するようにしたので、殖版プロ
グラムと絵柄の焼付け手順を同時に確認することがで
き、焼付けミス等の損失を防止しながら、前段工程での
生産性を高めることができる。
版より大きい補助シートに、印刷版に焼付ける全ての絵
柄の原板フイルムを貼着するようにしたので、殖版プロ
グラムと絵柄の焼付け手順を同時に確認することがで
き、焼付けミス等の損失を防止しながら、前段工程での
生産性を高めることができる。
ロ.多面焼付工程では、原板貼着補助シートを交換する
ことなしに別の絵柄を順次焼付けることができるので、
従来例に比べて生産性が大幅に向上する。これにより、
オフセット高速輪転機の稼働率を向上させることができ
る。
ことなしに別の絵柄を順次焼付けることができるので、
従来例に比べて生産性が大幅に向上する。これにより、
オフセット高速輪転機の稼働率を向上させることができ
る。
ハ.また、シートホルダ62への補助シート1の吸着動作
は、従来方法のように各絵柄毎に行う必要はなく、一回
の動作で行うことができるため、仮に吸着動作時に補助
シートの位置ずれが発生したとしても、それに起因して
焼付工程で発生する焼付位置誤差は、従来方法と異な
り、各絵柄において同一方向、同一寸法となるので、印
刷工程において印刷版の版胴への装着位置等を調整する
ことにより、各色の全ての絵柄間における見当ずれを防
止することができ、最終精度を向上させることが可能と
なる。
は、従来方法のように各絵柄毎に行う必要はなく、一回
の動作で行うことができるため、仮に吸着動作時に補助
シートの位置ずれが発生したとしても、それに起因して
焼付工程で発生する焼付位置誤差は、従来方法と異な
り、各絵柄において同一方向、同一寸法となるので、印
刷工程において印刷版の版胴への装着位置等を調整する
ことにより、各色の全ての絵柄間における見当ずれを防
止することができ、最終精度を向上させることが可能と
なる。
第1図は本発明による多面焼付け方法を例示するフロー
チャート、第2図は前段工程において用いられる殖版プ
ログラム作成用貼込装置の斜視図、第3図はその要部の
正面図、第4図は原板貼着補助シートを例示する平面
図、第5図は自動多面焼付機の斜視図、第6図はその作
動説明図、第7図は搬送手段の要部斜視図、第8図はPS
版の位置決め状態を示す平面図、第9図は制御装置のブ
ロックダイヤグラム、第10図は殖版の一例を示す印刷版
の平面図、第11図は従来例による原板貼着補助シートの
平面図、第12図は従来例による第1図相当図、第13図は
従来装置の斜視図である。 1……補助シート、2……原板フイルム、10……殖版プ
ログラム作成用貼込装置、40……自動多面焼付機、63…
…自動マスク装置。
チャート、第2図は前段工程において用いられる殖版プ
ログラム作成用貼込装置の斜視図、第3図はその要部の
正面図、第4図は原板貼着補助シートを例示する平面
図、第5図は自動多面焼付機の斜視図、第6図はその作
動説明図、第7図は搬送手段の要部斜視図、第8図はPS
版の位置決め状態を示す平面図、第9図は制御装置のブ
ロックダイヤグラム、第10図は殖版の一例を示す印刷版
の平面図、第11図は従来例による原板貼着補助シートの
平面図、第12図は従来例による第1図相当図、第13図は
従来装置の斜視図である。 1……補助シート、2……原板フイルム、10……殖版プ
ログラム作成用貼込装置、40……自動多面焼付機、63…
…自動マスク装置。
Claims (1)
- 【請求項1】補助シートに貼着した原板フイルムの絵柄
を、前段工程であらかじめ設定した殖版プログラムに基
づき、自動マスク装置によりマスキングしながら自動多
面焼付機で多面焼付する原板フイルムの多面焼付方法に
おいて、 前段工程は殖版プログラムの作成工程と、印刷版より大
きいサイズの補助シートに印刷版に焼き付けるすべての
絵柄に対応する複数種の原板フイルムを平行割出して貼
着するとともに、各原板フイルムの補助シート上の位置
を読取る工程とを含み、 多面焼付工程では殖版プログラム及び上記読取データに
基づき、補助シートに貼着した各原板フイルムの絵柄を
順次位置合わせしてマスキングしながら焼付けることを
特徴とする原板フイルムの多面焼付方法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1267396A JP2775491B2 (ja) | 1989-10-13 | 1989-10-13 | 原板フイルムの多面焼付方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1267396A JP2775491B2 (ja) | 1989-10-13 | 1989-10-13 | 原板フイルムの多面焼付方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03127068A JPH03127068A (ja) | 1991-05-30 |
JP2775491B2 true JP2775491B2 (ja) | 1998-07-16 |
Family
ID=17444266
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1267396A Expired - Lifetime JP2775491B2 (ja) | 1989-10-13 | 1989-10-13 | 原板フイルムの多面焼付方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2775491B2 (ja) |
-
1989
- 1989-10-13 JP JP1267396A patent/JP2775491B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03127068A (ja) | 1991-05-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5873939A (en) | Dual track stencil/screen printer | |
JPH06328659A (ja) | 印刷装置および印刷方法 | |
JP3554615B2 (ja) | 電子部品装着装置 | |
JP7196222B2 (ja) | 露光方法 | |
JPH0253954B2 (ja) | ||
JP2775491B2 (ja) | 原板フイルムの多面焼付方法 | |
JP5721071B2 (ja) | 部品実装装置及び基板製造方法 | |
JP6401708B2 (ja) | 対基板作業装置 | |
WO2015151863A1 (ja) | 電子部品装着装置 | |
JP2004228251A (ja) | 実装機 | |
JP6770170B2 (ja) | 部品認識装置 | |
JPWO2020165993A1 (ja) | 部品実装機 | |
JP2003311919A (ja) | スクリーン印刷機 | |
JPH03127065A (ja) | 殖版プログラム作成用貼込装置 | |
JP2000133988A (ja) | 電子部品装着方法及びその装置 | |
JPH04331151A (ja) | スクリーン自動交換印刷機 | |
JP2766122B2 (ja) | 焼付装置、原板供給装置及び原板排出装置 | |
JP2766236B2 (ja) | 傾斜型焼付装置 | |
JPH1067087A (ja) | トンボマーク形成方法及び印刷版並びにトンボマーク描画装置 | |
JP2820232B2 (ja) | 焼付装置 | |
JP2837028B2 (ja) | 自動焼付方法 | |
JPH0555798A (ja) | 基板搬送装置及び この基板搬送装置における基板位置補正方法 | |
JPH0746919Y2 (ja) | ベルト搬送式多面焼付機 | |
JP2534361B2 (ja) | 自動殖版機 | |
JPH01308097A (ja) | 電子部品装着装置 |