JPH0568390B2 - - Google Patents
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- JPH0568390B2 JPH0568390B2 JP59217420A JP21742084A JPH0568390B2 JP H0568390 B2 JPH0568390 B2 JP H0568390B2 JP 59217420 A JP59217420 A JP 59217420A JP 21742084 A JP21742084 A JP 21742084A JP H0568390 B2 JPH0568390 B2 JP H0568390B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door pocket
- carpet
- reinforcing plate
- door
- wall
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
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- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 5
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 4
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- -1 polypropylene Polymers 0.000 description 5
- 229920001155 polypropylene Polymers 0.000 description 5
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R13/00—Elements for body-finishing, identifying, or decorating; Arrangements or adaptations for advertising purposes
- B60R13/02—Internal Trim mouldings ; Internal Ledges; Wall liners for passenger compartments; Roof liners
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R7/00—Stowing or holding appliances inside vehicle primarily intended for personal property smaller than suit-cases, e.g. travelling articles, or maps
- B60R7/04—Stowing or holding appliances inside vehicle primarily intended for personal property smaller than suit-cases, e.g. travelling articles, or maps in driver or passenger space, e.g. using racks
- B60R7/046—Stowing or holding appliances inside vehicle primarily intended for personal property smaller than suit-cases, e.g. travelling articles, or maps in driver or passenger space, e.g. using racks mounted on door
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、自動車のドアトリムに係り、特に合
成樹脂製のドアポケツトの表面に被覆部材を固定
可能なるようにしたドアトリムに関するものであ
る。
成樹脂製のドアポケツトの表面に被覆部材を固定
可能なるようにしたドアトリムに関するものであ
る。
第6図に示すように、自動車のドアトリム1に
は、樹脂製のドアポケツト2が設けられることが
ある。このドアポケツト2には見栄え向上等のた
めに装飾としてのカーペツト部材3が取付けられ
ることがあるが、従来カーペツト部材3の取付構
造としては第7図に示すようなものがある。
は、樹脂製のドアポケツト2が設けられることが
ある。このドアポケツト2には見栄え向上等のた
めに装飾としてのカーペツト部材3が取付けられ
ることがあるが、従来カーペツト部材3の取付構
造としては第7図に示すようなものがある。
すなわち第7図において、ドアポケツト2はポ
リプロピレン樹脂の射出成形により、その外壁に
カーペツト部材3が貼付されている。ところで、
ポリプロピレン樹脂はABS樹脂等に比較して安
価であるが接着性が悪いためにドアポケツト2の
上端部2aはポケツト開口部に沿つて外側に折曲
されて断面略コ字状に形成され、この上端部2a
においてカーペツト部材3の上縁を挟みこむよう
になつている。また、カーペツト部材3の下端部
はドアポケツト2の下端を巻き込むようにして取
付けられる。尚、第7図中、符号4はドアポケツ
ト2の底板である(自動車技術会発行 新編自動
車工学便覧第6編「車体」参照)。
リプロピレン樹脂の射出成形により、その外壁に
カーペツト部材3が貼付されている。ところで、
ポリプロピレン樹脂はABS樹脂等に比較して安
価であるが接着性が悪いためにドアポケツト2の
上端部2aはポケツト開口部に沿つて外側に折曲
されて断面略コ字状に形成され、この上端部2a
においてカーペツト部材3の上縁を挟みこむよう
になつている。また、カーペツト部材3の下端部
はドアポケツト2の下端を巻き込むようにして取
付けられる。尚、第7図中、符号4はドアポケツ
ト2の底板である(自動車技術会発行 新編自動
車工学便覧第6編「車体」参照)。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記のようなドアトリムにあつ
ては、グレードの低い車種においてドアポケツト
2にカーペツト部材3を取付けないような場合に
は、ドアポケツトの上端部2aが必要もなく、外
側に突出することになり見栄えが悪くなるという
問題がある。また、樹脂の射出成形によつてドア
ポケツト2を形成する場合、上端部2aにコ字形
状を作るためにはスライド構造が必要となり、ド
アポケツト2の外壁にパーテイングラインのバリ
ができるため、グレードの低いカーペツト無しの
仕様車においては外観品質を損ねるという問題が
ある。
ては、グレードの低い車種においてドアポケツト
2にカーペツト部材3を取付けないような場合に
は、ドアポケツトの上端部2aが必要もなく、外
側に突出することになり見栄えが悪くなるという
問題がある。また、樹脂の射出成形によつてドア
ポケツト2を形成する場合、上端部2aにコ字形
状を作るためにはスライド構造が必要となり、ド
アポケツト2の外壁にパーテイングラインのバリ
ができるため、グレードの低いカーペツト無しの
仕様車においては外観品質を損ねるという問題が
ある。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたもので
あつて、ドアポケツトの樹脂が接着性の点で劣る
ものであつてもカーペツト部材をしつかりとドア
ポケツト外壁に固定することができる一方で、カ
ーペツト部材を取付けることのない低グレードの
車種においても、外観品質を損なうことのないド
アトリムを提供するものであり、その手段は、合
成樹脂のドアポケツトの表面に被覆部材を固定可
能なるようにしたドアトリムにおいて、上記ドア
ポケツトの外壁を略平板状に形成し、上記被覆部
材を、ドアポケツトと同一材質で形成された平板
帯状の補強板と、上記ドアポケツトの外壁を覆う
カーペツト部材と、該カーペツト部材の上端部お
よび上記補強板の上端部とを連続した接続部材と
より形成し、上記被覆部材を上記ドアポケツトに
固定する場合には、上記補強板をドアポケツト
に、取付部材を用いて取付け、該取付け部材およ
び補強板を上記接続部材およびカーペツト部材の
上端部で覆うようにして固定可能なるようにした
ことである。
あつて、ドアポケツトの樹脂が接着性の点で劣る
ものであつてもカーペツト部材をしつかりとドア
ポケツト外壁に固定することができる一方で、カ
ーペツト部材を取付けることのない低グレードの
車種においても、外観品質を損なうことのないド
アトリムを提供するものであり、その手段は、合
成樹脂のドアポケツトの表面に被覆部材を固定可
能なるようにしたドアトリムにおいて、上記ドア
ポケツトの外壁を略平板状に形成し、上記被覆部
材を、ドアポケツトと同一材質で形成された平板
帯状の補強板と、上記ドアポケツトの外壁を覆う
カーペツト部材と、該カーペツト部材の上端部お
よび上記補強板の上端部とを連続した接続部材と
より形成し、上記被覆部材を上記ドアポケツトに
固定する場合には、上記補強板をドアポケツト
に、取付部材を用いて取付け、該取付け部材およ
び補強板を上記接続部材およびカーペツト部材の
上端部で覆うようにして固定可能なるようにした
ことである。
以下、添付図面に基づいて本発明の一実施例を
説明する。
説明する。
第1図においてドアトリム6は、例えば熱収
縮・熱膨張の少ないハードボードで形成し、この
ドアトリム6の下部にポリプロピレン樹脂を例と
する樹脂製のドアポケツト7をビス14止め固定
する。
縮・熱膨張の少ないハードボードで形成し、この
ドアトリム6の下部にポリプロピレン樹脂を例と
する樹脂製のドアポケツト7をビス14止め固定
する。
そして、このドアポケツト7は、その外壁は略
平板状をなして、特に突起を設けることなく、し
かも、被覆部材を取り付けない状態で使用される
場合があることを前提として、取付用の孔等は開
設されない状態で製造される。そして、カーペツ
ト部材11を取付ける仕様車用のドアポケツト7
には、その後、カーペツト取付用の孔等を適宜開
設するものとしている。
平板状をなして、特に突起を設けることなく、し
かも、被覆部材を取り付けない状態で使用される
場合があることを前提として、取付用の孔等は開
設されない状態で製造される。そして、カーペツ
ト部材11を取付ける仕様車用のドアポケツト7
には、その後、カーペツト取付用の孔等を適宜開
設するものとしている。
そして、本実施例において、ドアポケツト7に
被覆部材を取り付けた状態では、ドアポケツト7
の外壁には、ドアポケツト7と同一の材質、例え
ばポリプロピレン樹脂により、第2図に示すよう
に、ドアポケツト空間部8に沿つて延びるように
形成された平板帯状の補強板9が取付部材である
リベツト10等で固定されている。このリベツト
10は、カーペツト取付仕様車用に取付孔が開設
されたドアポケツト7の外側壁上端部において等
間隔に打ち込むものである。リベツト10の個数
は任意であるが、経済性を考慮して4ケ所程度打
ち込めば良い。
被覆部材を取り付けた状態では、ドアポケツト7
の外壁には、ドアポケツト7と同一の材質、例え
ばポリプロピレン樹脂により、第2図に示すよう
に、ドアポケツト空間部8に沿つて延びるように
形成された平板帯状の補強板9が取付部材である
リベツト10等で固定されている。このリベツト
10は、カーペツト取付仕様車用に取付孔が開設
されたドアポケツト7の外側壁上端部において等
間隔に打ち込むものである。リベツト10の個数
は任意であるが、経済性を考慮して4ケ所程度打
ち込めば良い。
そして、カーペツト部材11は、その上縁部が
補強板9とリベツト10とを隠して覆うように取
付けられ、さらにその上から接続部材12で覆わ
れる一方、下端部がドアポケツト7の下端部を巻
き込むようにして取付けられる。また、カーペツ
ト部材11は左右両端においてもドアポケツト7
を巻き込んで固定されている。
補強板9とリベツト10とを隠して覆うように取
付けられ、さらにその上から接続部材12で覆わ
れる一方、下端部がドアポケツト7の下端部を巻
き込むようにして取付けられる。また、カーペツ
ト部材11は左右両端においてもドアポケツト7
を巻き込んで固定されている。
尚、第1図中、符号16はドアポケツト7の底
板であり、第2図中、符号17はドアポケツト空
間部8を画成する左右の壁である。
板であり、第2図中、符号17はドアポケツト空
間部8を画成する左右の壁である。
次に、被覆部材の取付方法を説明する。第3図
に示すように、カーペツト部材11と補強板9と
を上下に離間して配する。次に、肉薄に形成され
たカーペツト部材11の上端部を縫合糸(例えば
アセテート等のフイラメント糸)13を用いて先
端フツク形状の塩化ビニール樹脂よりなる接続部
材12の一端部に縫い付ける一方、接続部材12
の他端部と補強板9とをホツチキス15等の手段
により固定する。そして、第4図に示すように、
カーペツト部材11と補強板9とを上下逆様にひ
つくりかえし、ドアポケツト7の外壁のカーペツ
ト部材取付部位に補強板9をリベツト10等によ
り固定する。この場合、リベツト10はドアポケ
ツト7の外壁上端部の例えば4ケ所において等間
隔に開設された取付孔に打ち込むものとする。次
に、接続部材12を折曲してカーペツト部材11
を第4図中矢印方向に倒し、第5図に示すよう
に、カーペツト部材11をドアポケツト7の外壁
に対向させる。そして、カーペツト部材11裏面
に接着剤を塗布して上記ドアポケツト7の外壁に
貼付する。このように、カーペツト部材11の貼
付をした後、第1図に示すように、ドアポケツト
7をドアトリム6にビス14止め固定するもので
ある。
に示すように、カーペツト部材11と補強板9と
を上下に離間して配する。次に、肉薄に形成され
たカーペツト部材11の上端部を縫合糸(例えば
アセテート等のフイラメント糸)13を用いて先
端フツク形状の塩化ビニール樹脂よりなる接続部
材12の一端部に縫い付ける一方、接続部材12
の他端部と補強板9とをホツチキス15等の手段
により固定する。そして、第4図に示すように、
カーペツト部材11と補強板9とを上下逆様にひ
つくりかえし、ドアポケツト7の外壁のカーペツ
ト部材取付部位に補強板9をリベツト10等によ
り固定する。この場合、リベツト10はドアポケ
ツト7の外壁上端部の例えば4ケ所において等間
隔に開設された取付孔に打ち込むものとする。次
に、接続部材12を折曲してカーペツト部材11
を第4図中矢印方向に倒し、第5図に示すよう
に、カーペツト部材11をドアポケツト7の外壁
に対向させる。そして、カーペツト部材11裏面
に接着剤を塗布して上記ドアポケツト7の外壁に
貼付する。このように、カーペツト部材11の貼
付をした後、第1図に示すように、ドアポケツト
7をドアトリム6にビス14止め固定するもので
ある。
このように、この実施例に係るドアトリムは、
カーペツト部材11の上端部を補強板9に取付け
たから、ロードマツプ等を入れるなどの場合にカ
ーペツト部材11上端部をひつかけて剥がしてし
まうようなことがなくなる。特に、接続部材12
で上部を覆つているからカーペツト部材11がは
がれることはない。また、ドアポケツト7上部は
ビス14等により固定されていないため熱膨張・
熱収縮が大きいが、補強板9はドアポケツト7と
同一材質でできているため、線膨張係数の相違に
よる補強板9のはがれ・波打ちが生ずることはな
い。従つて、ドアポケツト7の材質として、安価
ではあるが接着性の悪いポリプロピレン樹脂等を
用いた場合でも、カーペツト部材11は強固にド
アポケツト7外壁に取付けることができるから、
製造コストを低減できるようになる。更に、ドア
ポケツト7の上部は、カーペツト部材11を挟む
ためにコ字形状に形成する必要がなくなるから、
グレードの低いカーペツト部材11無しの仕様車
においても外観品質を損ねることがなくなる。ま
た樹脂の射出成形において、ドアポケツト7外壁
にバリができることがなくなるから、カーペツト
部材11無しの仕様車における見栄え、風合いが
損なわれることがなくなる。
カーペツト部材11の上端部を補強板9に取付け
たから、ロードマツプ等を入れるなどの場合にカ
ーペツト部材11上端部をひつかけて剥がしてし
まうようなことがなくなる。特に、接続部材12
で上部を覆つているからカーペツト部材11がは
がれることはない。また、ドアポケツト7上部は
ビス14等により固定されていないため熱膨張・
熱収縮が大きいが、補強板9はドアポケツト7と
同一材質でできているため、線膨張係数の相違に
よる補強板9のはがれ・波打ちが生ずることはな
い。従つて、ドアポケツト7の材質として、安価
ではあるが接着性の悪いポリプロピレン樹脂等を
用いた場合でも、カーペツト部材11は強固にド
アポケツト7外壁に取付けることができるから、
製造コストを低減できるようになる。更に、ドア
ポケツト7の上部は、カーペツト部材11を挟む
ためにコ字形状に形成する必要がなくなるから、
グレードの低いカーペツト部材11無しの仕様車
においても外観品質を損ねることがなくなる。ま
た樹脂の射出成形において、ドアポケツト7外壁
にバリができることがなくなるから、カーペツト
部材11無しの仕様車における見栄え、風合いが
損なわれることがなくなる。
尚、本発明にあつては、ドアポケツトの樹脂の
種類は上記実施例において示したものに限定され
ない。また補強板やカーペツト部材等の取付手段
も適宜変更できる。各部材の形状を必要な範囲で
変更することができるのは勿論である。
種類は上記実施例において示したものに限定され
ない。また補強板やカーペツト部材等の取付手段
も適宜変更できる。各部材の形状を必要な範囲で
変更することができるのは勿論である。
以上説明したように、本発明によれば、合成樹
脂製のドアポケツトの表面に被覆部材を固定可能
なるようにしたドアトリムにおいて、上記ドアポ
ケツトの外壁を略平板状に形成し、上記被覆部材
を上記ドアポケツトに固定する場合には、上記補
強板をドアポケツトに、取付部材を用いて取付
け、該取付部材および補強板を上記接続部材およ
びカーペツト部材の上端部で覆うようにして固定
可能なるようにしたから、線膨張係数の相違によ
る補強板のはがれ・波打ちがなく、どのような樹
脂であつてもカーペツト部材をしつかりとドアポ
ケツト外壁に取付けておくことができる。従つ
て、接着性が悪くても安価である樹脂を用いるこ
とができ、製造コストを低減させることができる
他、ドアポケツト上部に不必要な突出部を形成し
なくても良いからカーペツト部材無しの低グレー
ド車においても見栄えが悪くなるということがな
い。また、ドアポケツト上部に突出部を作らなく
て良いから、射出成形時の型構造が簡単になると
共に、ドアポケツト外壁にバリができるというこ
とがなくなり、カーペツト部材無しの仕様車にお
ける外観品質を損なうことがなくなるものであ
る。
脂製のドアポケツトの表面に被覆部材を固定可能
なるようにしたドアトリムにおいて、上記ドアポ
ケツトの外壁を略平板状に形成し、上記被覆部材
を上記ドアポケツトに固定する場合には、上記補
強板をドアポケツトに、取付部材を用いて取付
け、該取付部材および補強板を上記接続部材およ
びカーペツト部材の上端部で覆うようにして固定
可能なるようにしたから、線膨張係数の相違によ
る補強板のはがれ・波打ちがなく、どのような樹
脂であつてもカーペツト部材をしつかりとドアポ
ケツト外壁に取付けておくことができる。従つ
て、接着性が悪くても安価である樹脂を用いるこ
とができ、製造コストを低減させることができる
他、ドアポケツト上部に不必要な突出部を形成し
なくても良いからカーペツト部材無しの低グレー
ド車においても見栄えが悪くなるということがな
い。また、ドアポケツト上部に突出部を作らなく
て良いから、射出成形時の型構造が簡単になると
共に、ドアポケツト外壁にバリができるというこ
とがなくなり、カーペツト部材無しの仕様車にお
ける外観品質を損なうことがなくなるものであ
る。
第1図は本発明の実施例に係るドアトリムを示
す断面図、第2図は第1図の−線断面図、第
3図乃至第5図は上記実施例におけるカーペツト
部材の取付方法を示す断面説明図、第6図はドア
トリムを示す斜視図、第7図は従来のドアトリム
を示す断面図である。 6……ドアトリム、7……ドアポケツト、8…
…ドアポケツト空間部、9……補強板、10……
リベツト(取付部材)、11……カーペツト部材、
12……接続部材、13……縫製糸、15……ホ
ツチキス。
す断面図、第2図は第1図の−線断面図、第
3図乃至第5図は上記実施例におけるカーペツト
部材の取付方法を示す断面説明図、第6図はドア
トリムを示す斜視図、第7図は従来のドアトリム
を示す断面図である。 6……ドアトリム、7……ドアポケツト、8…
…ドアポケツト空間部、9……補強板、10……
リベツト(取付部材)、11……カーペツト部材、
12……接続部材、13……縫製糸、15……ホ
ツチキス。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 合成樹脂製のドアポケツトの表面に被覆部材
を固定可能なるようにしたドアトリムにおいて、 上記ドアポケツトの外壁を略平板状に形成し、 上記被覆部材を、ドアポケツトと同一材質で形
成された平板帯状の補強板と、上記ドアポケツト
の外壁を覆うカーペツト部材と、該カーペツト部
材の上端部および上記補強板の上端部とを連結し
た接続部材とより形成し、 上記被覆部材を上記ドアポケツトに固定する場
合には、上記補強板をドアポケツトに、取付部材
を用いて取付け、該取付部材および補強板を上記
接続部材およびカーペツト部材の上端部で覆うよ
うにして固定可能なるようにしたことを特徴とす
るドアトリム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21742084A JPS6198643A (ja) | 1984-10-18 | 1984-10-18 | ドアトリム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21742084A JPS6198643A (ja) | 1984-10-18 | 1984-10-18 | ドアトリム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6198643A JPS6198643A (ja) | 1986-05-16 |
JPH0568390B2 true JPH0568390B2 (ja) | 1993-09-28 |
Family
ID=16703929
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21742084A Granted JPS6198643A (ja) | 1984-10-18 | 1984-10-18 | ドアトリム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6198643A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2811622A1 (fr) * | 2000-07-13 | 2002-01-18 | Ecia Equip Composants Ind Auto | Garniture interieure de porte de vehicule automobile |
DE102007001224A1 (de) | 2007-01-08 | 2008-07-10 | Faurecia Innenraum Systeme Gmbh | Innenausstattungsteil eines Fahrzeugs |
FR2997050B1 (fr) * | 2012-10-18 | 2015-06-05 | Cera | Panneau de garnissage de vehicule automobile |
FR3111313B1 (fr) * | 2020-06-11 | 2022-09-09 | Renault Sas | Bac de rangement de véhicule automobile |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5893645A (ja) * | 1981-12-01 | 1983-06-03 | Nissan Motor Co Ltd | 自動車用コンソ−ルボツクスの構造 |
-
1984
- 1984-10-18 JP JP21742084A patent/JPS6198643A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5893645A (ja) * | 1981-12-01 | 1983-06-03 | Nissan Motor Co Ltd | 自動車用コンソ−ルボツクスの構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6198643A (ja) | 1986-05-16 |
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