JPH0568305B2 - - Google Patents

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JPH0568305B2
JPH0568305B2 JP61500797A JP50079786A JPH0568305B2 JP H0568305 B2 JPH0568305 B2 JP H0568305B2 JP 61500797 A JP61500797 A JP 61500797A JP 50079786 A JP50079786 A JP 50079786A JP H0568305 B2 JPH0568305 B2 JP H0568305B2
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JP
Japan
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discharge
scoop
storage compartment
opening
outlet
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JP61500797A
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JPS63500291A (ja
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De La Orden Vincent Ortega
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Slegten SA
Original Assignee
Slegten SA
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Publication date
Application filed by Slegten SA filed Critical Slegten SA
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Publication of JPH0568305B2 publication Critical patent/JPH0568305B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B02CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
    • B02CCRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING IN GENERAL; MILLING GRAIN
    • B02C17/00Disintegrating by tumbling mills, i.e. mills having a container charged with the material to be disintegrated with or without special disintegrating members such as pebbles or balls
    • B02C17/18Details
    • B02C17/183Feeding or discharging devices

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Crushing And Grinding (AREA)
  • Disintegrating Or Milling (AREA)
  • Piles And Underground Anchors (AREA)
  • Placing Or Removing Of Piles Or Sheet Piles, Or Accessories Thereof (AREA)
  • Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)

Description

請求の範囲 1 粉粋ロール機内の材料の保持時間を調整する
ための装置で、特に自生、半自生及びボール粉粋
機であつて、前記粉粋機が本来円筒形のケーシン
グ1を有し、入口底面2と出口底面3を備え、前
記装置が十分に粉粋された材料であれば通過さ
せ、粉粋が不十分な材料及び粉粋媒体23であれ
ばとどめさせる、多くの開口を備えた上流側面
と、放出用開口部を除いては閉塞面をなす下流側
面とによつて区画された貯め隔室11とを有し、
前記貯め隔室11が持上げ手段16を備えており
この持上げ手段は、粉粋機の回転によつて粉粋ロ
ール機の中心線より下側を通過する場合には貯め
隔室11内に入れられた材料を上側へ乗せて行
き、持上げ手段が粉粋ロール機の中心線の上側を
通過する場合には、持上げ手段に乗せて運ばれて
きた材料を貯め隔室の中心部から放出するための
ものであり、装置が放出用すくい42を有し、こ
の放出用すくいは、出口底面3を通り貯め隔室1
1に入り、粉粋ロール機に対して略同軸であり、
前記粉粋機とは別体であり、その放出用すくい4
2と粉粋ロール機の回転部分との間の隙が貯め隔
室11に入ることができる最も多きい粒子よりあ
らゆる点で大きくなつており、さらに放出用すく
いが、貯め隔室11の上流側面の近接した位置か
ら放出用すくい42が部分的あるいは全体的に貯
め隔室から引き戻される位置まで様々に、放出用
すくいの長さ方向に移動することができ、これに
よつて位置決めの可能な放出用すくい42が持上
げ手段16から放出される材料の調整可能な部分
を、貯め隔室11内に再循環させるために持上げ
手段と協働してなることを特徴とする装置。
2 放出用すくい42は、円筒形をなしその上流
側端部には貯め隔室11と略同長の第1の開口4
3を備え、さらに放出用すくい42は本質的に、
貯め隔室11の外側で、その第1の開口から離れ
た位置には下方に向いた第2の開口45を備えて
なる請求の範囲第1項記載の装置。
3 放出用すくい42の上流側端部と下方に向い
た前記第2の開口45の下流側とが閉塞されてな
る請求の範囲第1項または第2項記載の装置。
4 放出用すくい42の延長部材47に設けられ
たカウンターレバー57を介して作動しうるジヤ
ツキ58のように、電動装置によつて放出用すく
い42の軸方向の移動が制御されてなる請求の範
囲第1項から第3項のいずれか一つに記載の装
置。
5 放出用すくい42が、粉粋ロール機から独立
した構造用部材52内に、上側と下側ローラー5
0によつて、延長部材47を介して移動されると
ともにガイドされる請求の範囲第1項から第4項
記載のいずれか一つに記載の装置。
6 構造用部材52が、放出用すくい42をガイ
ドするためのラテラルローラー54を有する請求
の範囲第5項に記載の装置。
7 貯め隔室11の持上げ部材が、貯め隔室11
の長さを決定する放射状の凹箱16からなる請求
の範囲第1項から第6項のいずれか一つに記載の
装置。
8 凹箱16が、貯め隔室11の周辺部から放出
用開口75の縁を越える部位まで放射状に延びる
請求の範囲第7項に記載の装置。
9 移動可能な放出用すくい構成部材42,47
が、粉粋物放出の下流側に、材料をせき止めて、
収納箱38内に材料を収集させるためのフランジ
71を備えてなる請求の範囲第1項から第8項の
いずれか一つに記載の装置。
10 フランジ71が収納箱38の下流側に設け
られ、収納箱38の下流側には移動可能な放出用
すくい構成部材42,47を通過させるための開
口68が空けられており、開口68を部分的に閉
じるためのゴム板環69が収納箱に取り付けら
れ、フランジ71は放出用すくい42が、粉粋ロ
ール機の最も奥の部分に位置するところにある場
合にゴム板環69のわずかに下流側に位置するよ
うに取り付けられており、小ホツパー72が収納
箱の下流側面及び前記収納箱の外壁面の役目を果
し、放出用すくい42が貯め隔室から完全に引き
込まれた位置にある場合、前記ホツパーの下流側
面が、フランジ71の下流側に位置し、ホツパー
72の底部が、収納箱38の内部と連通する請求
の範囲第9項記載の装置。
11 フランジ71が、円錐部22と関連し、こ
の円錐部が、粉粋機の一部をなし、かつ粉粋機の
入口向きに傾斜を有し、フランジ71によつてせ
き止められた材料を収納箱38の方向へ案内し、
材料を収納箱内に収集する請求の範囲第9項記載
の装置。
明細書 この発明の装置は、単一チヤンバー、自生
(autogenous)粉粋機、半自生粉砕機あるいはボ
ール粉砕機により湿粉砕モードで鉱石を粉砕する
ための材料の保持時間を調整することを主に意図
するものである これらの粉砕機においては、粉砕チヤンバーか
らの材料の放出はオーバーフロー方式もしくは出
口ふるい(outlet grate)を通す方式で行われ
る。
オーバーフロー放出による粉砕機は、一般に粉
砕チヤンバー内に材料を長時間保持してしまうの
で好ましくない細かい粒子を生産し、これによつ
て粉砕機は材料を過剰時間保持してしまい、材料
の詰め込みすぎを招き、その結果、材料はスリツ
プしやすくなり粉砕機の生産量を低下させてい
る。
一方、ふるいを備えた粉砕機は、材料をより速
く放出するため詰め込みすぎの状態を招かず高い
生産量をもたらしている。しかしながら、この種
の粉砕機の材料保持時間はしばしば短かすぎるも
のであり、また、この種の粉砕機は少量の材料し
か処理できず、しかも最適効率で稼動しない。ま
た、ボール粉砕機、すなわちより硬くそして耐摩
耗性により優れた処理合金からなる鋳物性ボール
を用いることで優利とされる粉砕機においては、
その硬いボールが錆やすく、その結果耐摩耗性は
かなり影響を受けている。
粉砕機内の材料の保持時間を最適にするための
様々な出口ふるい装置が設計されてきた。
前記出口ふるい装置はフレームからなり、その
フレームの上流側面は開口し、かつ粉砕された材
料を通過させるが、粉砕の不十分な材料を通過さ
せない多数の窓を備えたグリツドによつて覆われ
ている。そして、もし粉砕する媒体があれば、装
置の上流側面は下流側面から離れて間隔が空けら
れており、その下流側面は中央に設けられた放出
開口部を除いては開口されていない。前記上流側
面及び下流側面との間の間隙はグリツドを通過し
てきた材料を受け入れる小さな放出用の隔室を形
成する。放出用隔室内に取り付けられる材料の持
上げ機素(lifting element)は、粉砕機の回転に
よつて材料を粉砕機の中心線より上に持ち上げ、
中央の放出出口の方向へ材料を導くためのデフレ
クター上へ、その材料を落下させる。
材料の保持時間を制御しようとする試みにおい
ては、例えば西独特許第420049号と米国特許第
1787897号におけるグリツドの窓を画期的に遮断
するもののように、グリツドの窓を通過する材料
の流れを調整する努力がなされてきた。しかし、
このような遮断機構のどれもが、粒子、そしてグ
リツドを通過する様々な種類の廃物によつてすぐ
に詰つてしまい、その結果、調節は操作不能とな
る。
西独特許第477135号によつて、粉砕機と一体で
可動な円錐形のデフレクターが提案された。この
発明は、放出用隔室に入れられた粗い粒子を再粉
砕するために持上げ機素(この場合はパドル)か
ら送られる材料を部分的あるいは全体的に放出用
隔室の上流側にある隔室内に戻すものである。こ
の機構によると再循環される材料はグリツド内を
再び通過し、粉砕機内の材料の保持時間について
は、理論的に多少制御ができることになる。しか
しながら、前記円錐体は粉砕機と一体構造をな
し、円錐体の調整機構の大部分は粉砕機内で機能
するため、この装置は鉱石の粒子や鋼材の破片の
存在によつて生じる摩耗や詰りのために非常に損
傷しやすい。
英国特許第812320号は、持上げパドルが角度調
整のできるシユートを用いることによつて徐々に
中立できる機構を記載している。この調整が可能
なシユートと制御機構の大部分もまた粉砕機と一
体となつており、粉砕機内で機能しなければなら
ないものである。英国特許第812320号に記載され
ているこの発明は、自己湿滑性の炭素系の材料を
乾燥状態で粉砕することを目的としている。した
がつて上記の機構は湿潤状態のプロセスにおける
長時間運転及び/又は重大な摩耗や詰まりを生じ
させる鉱石のような材料について機能しなかつ
た。
カナダ特許第884866号は粉砕機放出とい
(discharge launder)について記載しており、こ
の放出といは、粉砕機放出チヤンバーの持上げ部
材から材料を受け入れるため、かつ粉砕機から前
記材料を送出するための粉砕機放出用抽筒子軸
(トラニオン)内の作動位置内に配置することが
できる。前記放出といは前記抽筒子軸から引き戻
されるところの、前記作動位置と非作動位置の間
を移動できるもので、この放出といのねらいは粉
砕機のメンテナンスが容易に行えるようにするこ
とにある。この放出といは、放出といの作動位置
を決めるとともに作動位置の微調整が可能な橋脚
手段(abutment means)とともに遮断手段を備
えることができる。しかしながら、粉砕機の運転
中には、この放出といは粉砕機放出用隔室の上流
側壁面に対して近接した状態で設置しなければな
らないものであつた。カナダ特許第884866号記載
のこの装置は、作動及び非作動状態以外の他の状
態(実施例の両袖(wings)のうちの少なくとも
一方を引き込まさずに作動状態からそれらを著し
く動かすとカナダ特許第884866号の図面に示され
る実施例では粉粋機と衝突するであろう)に使わ
れるようにも、粉粋機内の材料保持時間を調整す
るようにも予定されてはいないものである。
米国特許第3078050号において、第10図と第
11図の実施態様は、グリツドもしくは放出チヤ
ンバーを有さないが、材料は粉砕隔室内に導入さ
れるシユートによつて粉砕機から取り出され、前
記シユートは制御可能な方式で材料を粉砕機から
運ぶための適当な位置決め手段を有している。し
かし実際には、自生粉砕機の粉砕隔室内のシユー
ト動作のメンテナンスは問題であり、半自生粉砕
機あるいはボール粉砕機に比べて実用的ではな
い。よつて現在は、多くの自生粉砕機は材料の供
給性能を変化させるためには半自生方式に改造し
なければならない。
英国特許第2064364号とフランス特許第2261812
号は放出用の網目状の壁が、少なくとも、1つの
比較的小さな格子状開口からなる第1の組と1つ
の比較的大きな格子状開口とからなる第2の組と
を有する装置を記載している。開口の前記第2の
組は前記第2の組の開口を通過する混合材料が粉
砕機より取り去されるのを防止するための切替手
段を介してそれぞれの材料出口と連通している。
この装置に関して、切替手段は比較的大きな開口
から送られる材料側でのみ動作し、比較的小さな
開口から送られる材料側では動作しないため、粉
砕機内の材料の保持時間を正確に制御するために
は充分でない。そればかりか、この機構を動作さ
せるための切替手段と共に動作する機素との間の
すき間は小さくしなければならず、このすき間は
比較的大きな開口に入る粗い粒子より大きなもの
ではないため、記載された装置は前記の粗い粒子
による詰りに対して安全ではない。
米国特許第3801025号は、その好ましい方式に
おいて、粉砕機の軸のまわりにリフターを回転さ
せることによつて、調整されるリフターの量を効
果的にさせる装置を記載している。リフターの量
の調整は粉砕機の外部から行うことができ、粉砕
機の運転中に調整することもできる。しかし、こ
の方式の機構は前述した装置ほど詰まりやすいも
のではないが、それにもかかわらずリフターは
時々閉塞し、リフターが粉砕機の内壁を通過する
際に材料が漏れるという問題があり、その信頼性
は不確実である。多くの粉砕機において、出口に
この装置を設けることは困難である。というのは
粉砕機はケーシングとケーシング端部底面との間
の接続箇所が高い応力になりやすく、しかもこの
接続箇所にリフターの軸を取り付けるための中ぐ
りすべき穴を設けることは必ずしも認められない
からである。加えて、粉砕機を稼動する冠歯車は
常に出口に固定されるので、そのケーシングはレ
バー、ローラーそしてガイドレールの取り付けを
困難にさせている。
米国特許第4171102号においてはリフターが、
ボルトで固定された位置を変更することによつて
調整されるので故障となりやすい機構を有してい
ない。この装置は特にセメント産業を主として広
く使われているもので、粉砕機の生産量に関して
めざましい改良がなされている。にもかかわら
ず、この装置は、調整を管の内部から行なわなけ
ればならないこと、そしてそれを行うには粉砕機
を停止しなければならないという2つの不便さが
あつた。そして、どの粉砕機でも要求される、変
化する運転状態に応じた調節ができなかつた。
この発明の目的は、当該分野の装置における固
有の欠点を避けることを目的とする。すなわち、
粉粋機内の材料の保持時間を、簡単で実用的かつ
特に非常に信頼性のあるやり方で調整されること
を可能にし、従つて粉粋機は、効率、生産量及び
容易なメンテナンスでの粉粋媒体の耐久性に関し
て最適の条件下で稼動することができるものであ
る。
この発明の装置は、粉砕機の外部から、そして
粉砕機の運転中においても制御を行うことが可能
である。
この発明のもう1つの目的は、ほとんどの粉砕
機にも、この装置が適用でき、しかも高価となる
予めの変換をすることなしに、ほとんどの粉砕機
に適用することができる前述した方式の装置を提
供することにある。
この発明の目的は、粉砕機内の材料の保持時間
を調整するための装置によつて、特に入口底面と
出口底面とを備えた円柱筒ケーシングを有する自
生、半自生あるいはボール粉砕機によつて達成さ
れるもので、前記装置が十分に粉砕された材料で
あれば通過させ、粉砕が不十分な材料及び粉砕媒
体であればとどめさせる多くの開口を備えた上流
側面と、放出用開口部を除いては閉塞面をなす下
流側面とによつて区画された貯め隔室を有し、前
記貯め隔室は持上げ手段を備えており、この持上
げ手段は粉粋機の回転によつて粉砕ロール機の中
心線より下側を通過する場合には貯め隔室内に入
れられた材料を上側へ乗せて行き、持上げ手段が
粉砕ロール機の中心線の上側を通過する場合に
は、持上げ手段に乗せて運ばれてきた材料を貯め
隔室の中心部から放出するためのものであり、装
置が放出用すくいを有することを特徴とし、この
放出用すくいは出口底面を通り貯め隔室に入り、
粉砕ロール機に対して略同軸であり、前記粉粋機
とは別体であり、放出用すくいと粉砕ロール機の
回転部分との間の隙が貯め隔室に入るこができる
最も大きい粒子よりあらゆる点で大きくなつてお
り、さらに放出用すくいが、貯め隔室の上流側面
の近接した位置から放出用すくいが部分的あるい
は全体的に貯め隔室から引き戻される位置まで
様々に、放出用すくいの長さ方向に移動すること
ができ、これによつて位置決めの可能な放出用す
くいが、持上げ手段から放出される材料の調整可
能な部分を貯め隔室内に再循環させるために持上
げ手段と協働する。
貯め隔室内を再循環させられる持上げ手段から
放出された材料の割合を制御することは、貯め隔
室内に貯められた材料の量を調整することを可能
とする。実際にはどんな材料の持ち上げ量も貯め
隔室内の材料の固有レベルに対応するため持上げ
手段の持上げ能力は貯め隔室内の材料のレベルに
依存する。材料が貯め隔室内で再循環されるほ
ど、持上げ手段の持上げ能力を高めなければなら
ず、貯め隔室内の材料の均衡レベルは高くなる。
そしてこれとは逆に、再循環される材料が少なく
なるほど持上げ手段の持上げ能力は低くしなけれ
ばならず貯め隔室内の均衡レベルは低くなる。上
流側の粉砕チヤンバー内の材料のレベルは貯め隔
室内に存在する材料レベルの最小値とつりあつて
いる。ここに、粉砕チヤンバー内の材料のレベル
に依存する粉砕ロール内の材料保持時間は、この
発明の装置の放出用すくいの調整できる位置決め
によつて制御することができる。
出口底面を貫通する流路は通常円柱状に形成さ
れており、放出用すくいを円柱状にすることに
は、放出用すくいを最大限長くとれる利点と、放
出用すくいの最上流側端部の上部には、貯め隔室
と略同じ長さの第1の開口部を、そしてこの第1
の開口から離れ、基本的には貯め隔室の外側にあ
る位置には、下向きに開いた第2の開口部を設け
ることができる利点とがある。
放出用すくいは、その上流側端部と下側に向い
ている前記第2の開口部の下流側端部とを閉塞し
た構造にすることが好ましい。
放出用すくいの長手方向の移動はカウンターレ
バーを介して放出用すくいの延長部を作動させる
油圧式、空気式あるいはねじジヤツキ式などによ
る電動装置によつて制御することができる。上述
以外の詳細及び発明の優位性については、以下に
記述した実施例としても示されているところの、
出願されたこの発明の装置における好ましい方式
を読解することにより、また次に示す添付図面を
調べることにより明らかとなる。
第1図はこの発明に従つて用意された粉砕ロー
ル機の第2図の−線の縦断面図を示し、第2
図は下流側から見た第1図の粉砕機および装置を
示し、第3図は第4図の−線における第1図
と第2図に示された粉砕機および装置の部分図及
び拡大図、第4図は第3図の−断面図、第5
図は第4図の−部分断面図、第6図は、この
発明の装置を特別な仕様の粉砕機に装着した場合
を示し、そして第7図は、この発明の装置を他の
仕様の粉砕機に装着した場合を示す。
これらの図面における同一番号は、装置の要素
が同一あるいは類似であることを意味する。
第1図に示された粉砕機は、湿潤粉砕モードで
機能し、2つの円錐状底面2と3を有する円筒ケ
ーシング1からなり、ひとつの抽筒子軸(トラニ
オン)4は入口側の底面2と一体構造をなし、ひ
とつの抽筒子軸5は出口側の底面3と一体構造に
なつている。抽筒子軸は第1図に示されていない
ベアリングで支持されている。粉砕ロール機は、
冠歯車10と図示されていないピニオンによつて
駆動される。冠歯車とピニオンは図示していない
保護板によつて保護されている。抽筒子軸は中空
に形成されている。
回転ふるい35は、抽筒子軸5に固定されてお
り、回転ふるい35の下側には2つのシユート3
6と37が設けられている。抽筒子軸5の端部、
回転ふるい35及びシユート36と37はそれぞ
れ収納箱38内に収納されている。
粉砕機を摩耗から保護するために、抽筒子軸4
と5にはスリーブ6と7、入口底面2にはライニ
ング8、円筒ケーシング1にはライニング9がそ
れぞれ備えられている。円筒ケーシング1はマン
ホール39が備えられており、マンホール39の
蓋は、鐙形金具40とボルト41によつて固定さ
れたライニング9の一部を形成する。
ライニング8及びライニング9からなる部材は
前記マンホールを通り抜けるのに十分小さな寸法
に形成されており、図示しないボルトによつて粉
粋ロール機の内面に取付けられている。
貯め隔室11は、粉粋チヤンバー21の出口端
部における出口底面3に隣接して設けられてい
る。粉粋チヤンバー21内は、実施例として示し
た鋳鋼ボールのような粉粋媒体23及び粉粋する
材料24によつて、部分的に満たされている。
貯め隔室11の最下部は、出口底面3に適応す
る形状の鋳物片12からなり、鋳物片12の上流
側端面はライニング9の端面と当接しており、鋳
物片12の内面は12面に形成されている(第4図
参照)。また、鋳物片12はボルト13によつて
出口側底面3にボルト締めされる。
第3図は、貯め隔室11、出口側底面3及び出
口側抽筒子軸5の入口を示した図である。この図
においては放出用すくい42は省略されている。
貯め隔室11は12ケの扇形片14からなるフレー
ムを有している(第4図参照)。各扇形片14の
下流側面は、出口側底面にその全面がもたれかか
り、鋳物片12と出口側抽筒子軸5のスリーブ7
の内面との間の出口側底面すべてを覆うようにし
て、先端を切り欠いた形の扇形に形成されてい
る。扇形片14の中心側の縁は、貯め隔室11の
放出用開口75の周縁をその境としている。
薄板製凹箱16は、各扇形片14面上に溶接さ
れており、持上げ手段を構成する。この凹箱16
は、持上げ手段として使うために出口側底面に放
射状に取り付けられ、その一方端は扇形片14の
外周部より始まり、他方端は扇形片14の中心側
周縁よりわずかに突出する範囲まで延出されてい
る。扇形片14と凹箱16において、材料と接触
する部分は扇形片14、凹箱16を摩耗から保護
するために、それぞれ全てゴム被覆78される。
また、扇形片14は、ボルト18によつて出口側
底面3に固定されており、凹箱16の上流側面1
9は、粉粋ロール機の軸に対して直角方向の平面
をなし、貯め隔室11フレームにおける上流側面
を形成する。
鋳鋼製グリツド25及び26は、凹箱16の上
流側面19に当接している。グリツドには打ち抜
き加工によつて多くの開口27が空けられてお
り、この開口は粉粋された材料であれば通過さ
せ、粉粋が不十分な材料及び粉粋媒体であれば通
過を妨げるように形成されている。開口27は、
グリツドの上流側面の入口側から格子の下流側面
の出口側まで、外側に向かつてテーパが付けられ
ているので、このグリツドに入つてくる材料の粒
子をスムーズに通過させることができる。
グリツド25と26の粉粋チヤンバー側にはリ
ブ28,29が設けられている。グリツド25と
26は、マンホール39を通り抜けるに足りる小
さいものである。
グリツド25及び26は、一対、すなわち中心
側のグリツド25と周辺側のグリツド26を突き
合わした状態にし、凹箱16及び出口側底面3を
貫通するボルト31と32を用いて固定される鋳
鋼製のくさび状部材30によつて扇形片12及び
凹箱16とにくさび止めされる。くさび状部材3
0はグリツドの上流側面に盛り上がつた断面形状
を形成している(第5図参照)。
くさび状部材30の突部及びリブ28,29
は、粉粋機の回転時においては粉粋媒体を寄せ集
め、そしてこの作用によつてグリツドの摩擦を減
少させるべく、材料とグリツド面との間の滑り摩
擦を減少させるものである。
貯め隔室11の上流側面の中央部は、両面がゴ
ム被覆78された薄板円板33によつて閉塞され
ており、薄板円板33は、ボルト34によつて凹
箱16に固定さている。
扇形片14、鋳物片12及びグリツド25と2
6は、凹箱16によつて12の部屋に分割された
貯め隔室11を形成する。
第1図及び第2図に示すように、粉粋ロール機
と同軸に設けられた円筒状の鋼製放出用すくい4
2は、放出用開口部75を通過して貯め隔室11
内に侵入している。放出用すくいの下流側におい
て、放出用すくい42は、抽筒子軸5、回転ふる
い35、収納箱38を貫通し、フランジ44によ
つて終端とされている。放出用すくい42の外径
は、放出用すくいと放出用すくい42に近接する
粉粋ロール機の回転部分との間の隙間が、貯め隔
室に入ることができる材料のうち最大の粒子より
も大きくなるように設定されている。放出用すく
い42の上流側部は円板49によつて閉塞されて
おり、この円板49の下流側には上向きで貯め隔
室11と同じ長さを有する第1の半円形の開口部
43が設けられている。この半円形の開口部43
からわずかに下流側の位置には抽筒子軸5に放出
用すくい42を連通させる、下向きの第2の開口
部45が設けられている。第2の開口部45より
下流側の放出用すくいは円板46によつて閉塞さ
れている。なお、放出用すくいの摩耗部分にはゴ
ム被覆してもさしつかえない。
ボルトで止める対フランジ48によつて、放出
用すくい42に取り付けられる角鋼筒47は、放
出用すくい42の延長部分を形成する。角鋼筒4
7の軸は、放出用すくい42の軸と同軸である。
角鋼筒47は、4本のボルト53によつて甲板
(flooring)に固定されている溶接によつて組み
立てられた支持構造材52上に保持された車軸5
1の4つのローラー50によつて移動されるとと
もにガイドされる。また、角鋼筒47は、支持構
造材52と一体に形成されている耳状部材に取付
けられた4個のローラー54によつて側面側をガ
イドされる。角鋼筒とローラー50との間の境界
面には角鋼筒47にボルト締めされる焼入れ耐摩
耗プレート63が設けられている。
カウンターレバー57は、角鋼筒47の端部に
ボルト締めされ、中間手段であるボールジヨイン
ト59を介してねじジヤツキ58と角鋼筒とを連
接する。ジヤツキはユニバーサルジヨイント60
によつて支持構造材52に固定されており、バツ
クギヤモータセツト61によつて制御されるもの
である。ハンドル車62は出力削減時に手動によ
つてジヤツキを操作するためのものである。参照
番号10,57,58,59,60,61及び6
2は、図面を明快にする理由で第2図においては
省略している。
ジヤツキの動程は、角鋼筒47及び放出用すく
い42を、円板49が円板33からわずか数cm
(第1図の実線で示された位置)の位置にあるか、
もしくは抽筒子軸内に収納されることによつて貯
め隔室11から完全に引き込まれる(点線によつ
て示された位置)位置にあるかの両極端の位置ま
でである。第2の開口部45は、放出すくい42
の位置がどこであれ、抽筒子軸及び/又は回転ふ
るい35内に留まつている。
ハト目64は、粉粋ロール機に最も近い側の支
持構造材52の端部近傍に設けられており、放出
用すくい42及び制御機構とともに支持構造材を
上昇させるためのものである。カウンターウエイ
ト65は、放出用すくいを平衡に保つために備え
られている。
収納箱38の下流側面は、粉粋ロール機の軸に
対して垂直方向に接続される。取外しが可能な2
枚のパネル66と67によつてふさがれている。
また、パネル66と67は、特に回転ふるいのメ
ンテナンスのために、箱の内側に保守用空間を形
成する。放出用すくい42よりも大きい口径を有
する開口68は、放出用すくいが通り抜けられる
ように形成されるとともに、放出用すくい42と
支持構造材52によつて形成される集合体を解体
できるようにさせるものである。
平鋼70によつて固定されるゴム板環69は、
運転中、ゴム板環69の中心側縁と放出用すくい
42の間の隙間を小さく保つべく開口68を部分
的にふさぐものである。
フランジ71は、放出用すくい42が円板33
に最も接近した位置にある場合においては、ゴム
板環69に接近し、ただし収納箱38の外側に位
置するように、放出用すくい42の外周面に取り
付けられる。
上部が開口しており、粉粋ロール機の軸の高さ
にある小ホツパー72は、収納箱38の外殻を形
成するパネル66面に取り付けられている。ホツ
パー72の下流側には放出用すくい42を通過さ
せるための開口73が設けられている。また、ホ
ツパー72の長さは、放出用すくい42が運転状
態にあり、円板33から最も遠い位置にある場合
において、フランジ71がホツパー72内に留ま
るように設定されている。パネル66内に設けら
れた穴部74はホツパー72の最下部が収納箱3
8内部と連通するように設けられている。
粉粋用材料としての鉱石と水の混合物24は、
上流側の抽筒子軸4から粉粋ロール機に入れられ
る。粉粋機が回転するとライニング9の仲介を経
て粉粋媒体23が回転し、これによつて材料を粉
粋するとともに粉粋チヤンバー21内を通過させ
る粉粋媒体23と混合する。
グリツド25と26内の開口27を通過させる
のに十分な大きさまで粉砕された材料の粒子は、
貯め隔室11に入れられる。凹箱16は、材料の
持上げ手段として機能し、粉粋機の回転によつて
材料を粉粋機の軸より上方へ持ち上げ、材料をそ
の位置から下方に落す。
第1の開口部43の位置が円板33に最も接近
した状態にある場合、凹箱16から放出される材
料のうちの大部分は、第1の開口部43内に落ち
込むので、凹箱16によつて持上げられ放出用す
くいに収集されなかつたごく僅かの材料のみが、
放出用すくいの外部に落ち、貯め隔室内で再循環
される。
第1の開口部43によつて収集された材料は、
放出用すくい42内を流れ、第2の開口部45を
通つて出口側へ向つて勾配のついた抽筒子軸5内
へ落され、これによつて材料は回転ふるい35内
に運ばれる。回転ふるい35を通過する材料のう
ち、細かい粒子はシユート36によつて収集さ
れ、回転ふるいを通過できない粗い粒子は、ふる
いの端部から放出され、シユート37によつて収
集される。
収納箱38内部から外部まで放出用ふるいを伝
わつて流れる水は、ゴム板環69と放出用すくい
の外周面との間の小さな隙間を通り抜けるが、フ
ランジ71によつてせき止められてホツパー72
内に落ち、そこから開口部74を通過して収納箱
38内へと戻される。
凹箱16によつて放出され、第1の開口部43
内に落ち込む材料の割合は、円板33から遠く離
れる第1の開口部43の移動によつて減少し、放
出用すくい外へ落ち、貯め隔室11内を再循環さ
せられるところの凹箱16によつて持ち上げられ
る材料の割合は、したがつて、増加する。
粉粋機の単位時間材料処理量については、貯め
隔室内を再循環させられる材料の量が増加すれば
するほど、凹箱16が持ち上げなければならない
材料の量も増加し、したがつて貯め隔室が貯める
材料の量が増加する。
引き続き、安定した運転状態においての粉粋機
の単位時間材料処理量に関しては、開口部43が
円板33から離れる方向に移動すると、貯め隔室
内の材料の再循環およびその隔室内の材料のレベ
ルは増加する。これとは逆に、開口部43が円板
33に近づく方向に移動すると貯め隔室内の材料
のレベルは減少する。
粉粋チヤンバー21内の材料のレベルは、貯め
隔室11内の材料のレベルを下まわらない。貯め
隔室内の材料のレベルが増加した場合、粉粋チヤ
ンバー内の材料の量も同様に増加し、これとは逆
に、貯め隔室内の材料のレベルが減少すると、粉
粋チヤンバー内の材料の量も減少する。したがつ
て、放出用すくい42の位置を軸方向に調整する
ことによつて、粉粋チヤンバー内の材料のレベル
及び前記材料のレベルに依存する粉砕チヤンバー
内の材料保持時間を制御することができる。
この発明に記載された装置は、筒状ケーシング
あるいは粉粋ロール機の端部底面に何ら特別な穴
あけ加工をせず、また冠歯車がどのような場所に
位置していても、ほとんどの粉粋ロール機の出口
部に適用させることができる。
装置において材料と接触する唯一の部分で、粉
粋機と関連して移動する放出用すくい42と粉粋
機の回転部分との間の隙間は、隔壁に入ることが
できる材料のうちの最も粗い粒子よりも大きく設
定されているので材料の詰りを生じるという危険
性が極めて少ない。
ゴム板環69は、収納箱38の下流側面を放出
用すくいが貫通する部位に位置するもので、材料
と接触し、装置の中の唯一の継目部を形成してお
り、ゴム板環69に設けられた開口部は放出用す
くいの通過における摩擦を生じさせずメンテナン
スを不要にさせるためのものである。
放出用すくいは、粉粋ロール機の隔壁及び回転
部より独立しているので、放出用すくいの位置決
めを制御する機構は全て、作業環境が良く、メン
テナンスが簡単な粉粋機の外部に設けることがで
きる。また、位置決めの制御機構を粉粋ロール機
の外部に設けることによつて、粉粋機が運転中で
も位置決め調整が可能となり、したがつて信頼性
のある自動調整システムを達成することができ
る。
放出用すくいを便利な方法で調整することによ
つて、この発明に記載された装置は、粉粋ロール
機内の材料の保持時間を効果的に調整することが
でき、そしてより正確に、オーバーフロ型粉粋機
であれ、格子型粉粋機であれ、あるいはどんな中
間の状態においても、操作させることを可能とし
ている。粉粋機内に留められる材料の量は、効
率、生産量および粉粋媒体の耐摩耗性において最
適状態をもたらすように設定される。材料の量
は、粉粋機の稼動状態に応じて常時適応させられ
る。この発明に記載された装置は、簡素であると
ともに極めて信頼性が高いものである。
この発明に記載された装置は、回転ふるいを備
えていない粉粋機にも適用することができる。
持上げ部材の数は、稼動状態にしたがつて変え
ることができる。ある場合においては一つの持上
げ部材で足りることもありうる。
貯め隔室内の、上記持上げ部材の長さ、向き、
形状及び配置もまた、変えることができる。
貯め隔室の下流側面は、特に粉粋機の出口底面
が垂直の場合(第6図及び第7図参照)、粉粋ロ
ール機の軸に対して直角な平面にしてもよい。貯
め隔室の上流側面は、切り欠きを有する角錐形を
なし、この角錐形の上底は出口部に面しており、
その両側は、一般に貯め隔室の一つの隔室のグリ
ツドによつて区画される。
粉粋切が出口側のローラーやすべり台座によつ
て支持され、材料が、第1図に示される抽筒子軸
に取つて替わる出口円柱筒を通つて出口収納箱内
に放出される場合、貯め隔室の下流側にある放出
用開口は出口部円筒と接続され、その出口部円筒
を通して貯め隔室11に入る放出用すくいは、出
口収納箱、出口部円筒、そして粉粋機端部底面を
通り抜ける。
粉粋機が、粉粋機の円筒ケーシング1の補剛継
ぎ輪に隣接して粉粋機を支持するローラーあるい
はすべり台座によつて出口側で支持される場合
で、ケーシング1が出口収納箱38の内側で終端
となる場合(第6図参照)、貯め隔室11の放出
用開口75はくび部55を備えており、出口収納
箱の中へ直接、材料を放出し、そして放出用すく
いは平鋼70によつて固定されるゴム板環69
(第1図参照)を備えた開口68を通り、出口収
納箱を通り抜け、さらに放出用開口を通つて貯め
隔室に入る。
粉粋機が、出口側の抽筒子軸5によつて支持さ
れる場合で、円筒ケーシング1が出口収納箱38
を通り抜ける場合(第7図参照)、収納箱内への
材料の放出は、粉粋ロール機の出口底面3の上流
側にあたる円筒ケーシングを穿孔した1以上の孔
17を通して行なわれ、その際、貯め隔室11の
下流側面は、小さな放出用隔室20が設けられる
ように出口底面から離れた間隔に設けられる。前
記放出用隔室20は、その外周面に放出部を有
し、この放出部には放出用開口75が開けられて
おり、放出用すくい42は出口側抽筒子軸5、粉
粋機端部底面及び小放出用隔室を通り抜け、放出
用開口75を通つて貯め隔室11に入る。放出用
すくい42は、これに固定することができるフラ
ンジ71を備え、そのフランジ71は、放出用す
くいの位置決め調整中には、円錐状筒22が固定
された出口側抽筒子軸の内側を移動するもので、
円錐状の筒22の広口部76は、出口底面に設け
られた同じ直径の孔によつて粉粋ロール機と連通
しており、筒22の小口部は、放出用すくいが取
り外しできるように放出用すくいに固定されたフ
ランジ71よりも広い中心部の孔77を有してい
る。
第7図に示される装置は、ローラーあるいはす
べり台座上に粉粋機の出口側が支持される周辺放
出粉粋機(peripheral discharge mill)に適用
することができる。この場合、円錐状筒22は、
粉粋機の出口側底面3に固定される。
この発明は、自生あるいは半自生粉粋ロール機
に関し、及び乾燥粉粋ロール機(dry grinding
mill)に関するものであり、鉱石以外の他の材料
にも使用することができる。
この発明は、実施例として載げられた有益な適
用についてより詳細に記述されているが、これら
の実施例は、この発明を限定するものではなく、
この発明の展開は特許請求の範囲によつて限定さ
れるものである。
JP61500797A 1985-02-08 1986-01-27 粉粋機内の材料保持時間調整装置 Granted JPS63500291A (ja)

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AT (1) ATE41321T1 (ja)
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