JPH0564677A - パチンコ機の打球発射装置 - Google Patents

パチンコ機の打球発射装置

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JPH0564677A
JPH0564677A JP25595691A JP25595691A JPH0564677A JP H0564677 A JPH0564677 A JP H0564677A JP 25595691 A JP25595691 A JP 25595691A JP 25595691 A JP25595691 A JP 25595691A JP H0564677 A JPH0564677 A JP H0564677A
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JP
Japan
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ball
shot
firing
switch
flag
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Pending
Application number
JP25595691A
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English (en)
Inventor
Kichihei Niiyama
吉平 新山
Koji Ito
広司 伊東
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Sophia Co Ltd
Original Assignee
Sophia Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0564677A publication Critical patent/JPH0564677A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 打球の1個宛発射を容易に行えるようにす
る。 【構成】 単発モードスイッチ17がオンとなった場合
に、発射停止手段113により打球の連続発射を停止
し、単発スイッチ有効手段により単発スイッチ18を有
効化する。単発モードスイッチ18が有効化している状
態で単発スイッチ18がオンとなると、単発制御手段1
12により打球の1個宛発射を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、パチンコ機において
遊技部内に打球を発射するための打球発射装置に関し、
特に打球を1個宛発射する単発モードを有する打球発射
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のパチンコ機において打球を1個宛
発射するには、単発スイッチを連続的に操作して、発射
駆動手段であるロータリーソレノイドを瞬間的にオンオ
フさせることにより、打球を1個宛発射していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のパチン
コ機では、打球の発射勢を調整するために操作ハンドル
に触れた時点で打球の発射動作が開始されてしまうた
め、単発を行おうとしても余分な球が発射されてしまう
事が多かった。また、単発を行うには単発スイッチを連
続的に操作する必要があり、初心者には操作が難しく的
確な単発操作が困難であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記に鑑み提案
され、打球の1個宛発射を容易に行えるパチンコ機を提
供しようとするもので、パチンコ機の遊技部内に打球を
発射する発射杆を駆動するための発射駆動手段と、通常
の打球発射モードから打球を1個宛発射する単発モード
への切り替えを指示する単発モードスイッチと、単発モ
ードにおいて打球の単発を指示する単発スイッチと、単
発モードスイッチがオンとなると、打球の連続発射を停
止するとともに単発スイッチを有効化する単発モード制
御手段と、単発モードにおいて単発スイッチの操作に基
づいて打球の単発を制御する単発制御手段と、からなる
ことを特徴とする。
【0005】
【作用】単発モード制御手段では、単発モードスイッチ
がオンになると打球の連続発射を停止するとともに、単
発スイッチを有効化した単発モードとする。単発制御手
段では、単発モードにおいて単発スイッチがオンになる
と発射駆動手段を制御して、打球の1個宛発射を行う。
【0006】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の一実施例を説
明する。図1に示すパチンコ機1は、機枠2に開閉可能
に取り付けた額縁状の前面枠3に開設した窓部4を後方
から塞ぐように遊技盤5を設け、遊技盤5の下方の開閉
パネル6の表面には打球供給皿7を設け、開閉パネル6
の下方の前面枠3の表面には球貯留皿8を設けるととも
に、球貯留皿8を取り囲むように装飾パネル9を設け、
装飾パネル9には打球発射操作部10の操作ハンドル1
1を設けてある。また、前面枠3の前面には打止め表示
ランプ12、補給表示ランプ13、金枠開放表示ランプ
14、オーバーフロー表示ランプ15、単発モード表示
ランプ16等の表示ランプが設けてある。
【0007】図2に示すように、打球発射操作部10の
上方の装飾パネル9には、単発モードスイッチ17と、
単発スイッチ18と、ハンドル回転量表示器19とが設
けてある。単発モードスイッチ17は、通常の打球発射
モードから打球を1個宛発射する単発モードへの切り替
えを指示するためのスイッチであり、単発スイッチ18
は、単発モードにおいて打球の単発を指示するためのス
イッチである。また、ハンドル回転量表示器19は、2
個の7セグメント表示器を併設したもので、操作ハンド
ル11の回転量を数値化して表示する。このハンドル回
転量表示器19の表示により、打球の飛距離を大まかに
把握することができる。単発モードにおいては、予め操
作ハンドル11を回転させ、ハンドル回転量表示器19
に表示された数値を目安に飛距離調整をすることができ
る。
【0008】打球発射操作部10は図3、図4、図5に
示すように、操作ハンドル11と、操作ハンドル11の
操作軸20の先端に取り付けたカム21と、カム21の
軸孔22に取り付けた、カム21の回転に伴って作動す
る飛距離調整手段である可変抵抗器23と、カム21の
回転により作動するスイッチ押圧部材24と、スイッチ
押圧部材24によりオンオフする起動スイッチ25とか
らなる。
【0009】操作ハンドル11は、前方握持部26と、
後方握持部27と、前方握持部26と後方握持部27と
の間に回転可能に取り付けた発射勢調整部28とからな
る。後方握持部27からは中空の取付部29が延設して
あり、取付部29の中空内に発射勢調整部28から延設
した操作軸20を挿通してある。この取付部29の先端
側の外周には、ねじ部30が設けてある。また、発射勢
調整部28は、バネによりパチンコ機1の前面から見て
左回りに付勢されている。
【0010】操作ハンドル11を装飾パネル9に取り付
けるには、装飾パネル9の表面から、装飾パネル9に開
設したハンドル取付孔31に取付部29を挿通して、装
飾パネル9の裏面に突出したねじ部30に丸ナット32
を取り付ければよい。そして、操作軸20の先端にカム
21を取り付け、カム21の軸孔22に可変抵抗器23
の作動軸33を取り付ける。また、可変抵抗器23は、
ビス等により装飾パネル9の裏面に突設した可変抵抗器
取付部34に取り付ける。
【0011】したがって、操作ハンドル11を回動する
と、操作軸20に取り付けたカム21が回動するととも
に、可変抵抗器23の作動軸33が回動し、可変抵抗器
23の抵抗値が変化する。これに応じて、後述する発射
駆動手段であるロータリーソレノイド38へ供給する電
圧値が変化し、打球発射杆37の発射勢を調整すること
ができる。
【0012】装飾パネル9の裏面のカム21の回動範囲
内には、カム21の先端が接触するようにスイッチ押圧
部材24が揺動可能に設けてある。そして、スイッチ押
圧部材24の先端側には押圧突起35が設けてある。
【0013】装飾パネル9の裏面には、押圧突起35に
より作動するように、起動スイッチ25が設けてある。
この起動スイッチ25は、常態ではバネの付勢により下
方へ向かって開くように回動しているスイッチ片36を
有する。そして、常態では、スイッチ片36には押圧突
起35が当接していて、カム21に押された押圧突起3
5により、バネの付勢に抗して上方へ向かって閉じるよ
うに押し上げられている。この状態では、起動スイッチ
25はオフとなっている。
【0014】一方、バネの付勢に抗して発射勢調整部2
8を回動すると、操作軸20の先端に取付けたカム21
が回動し、カム21の先端がスイッチ押圧部材24から
離れる。すると、押圧突起35により上方へ向かって閉
じるように押し上げられていたスイッチ片36は、バネ
の付勢により下方へ向かって開くように回動し、起動ス
イッチ25がオンとなるとともに、スイッチ押圧部材2
4がスイッチ片36に押されて下方へ回動する。
【0015】打球発射杆37を駆動するロータリーソレ
ノイド38等の打球発射装置は、図6、図7に示すよう
に前面枠3に取付けるベース基盤39のほぼ中央に取付
けてある。そして、ロータリーソレノイド38の回転軸
40に打球発射杆37を取付けるとともに、ベース基盤
39の上側および一側に、打球発射杆37の揺動範囲を
規制するストッパー41が取付けてある。
【0016】また、ベース基盤39の他側には、発射制
御装置取付孔42を開設して、発射制御装置43をワン
タッチの取付部材44で取付けるとともに、ベース基盤
39から上方に向かって、発射レール45を取付けるた
めの発射レール取付部46を延設してある。また、ベー
ス基盤39の四隅には前面枠3に取付けるための取付孔
47を開設するとともに、周辺部に位置決孔48を開設
してある。上記した取付部材44は、取付孔47に挿通
した後、頭部を押し込むと先端部が拡径して、取付孔4
7に取付けることができ、頭部を引っ張ると先端部が元
に戻り、取付孔47から引き抜くことができるものであ
る。
【0017】一方、前面枠3の下隅部には、ベース基盤
39を取付けるための取付ボス部49と、位置決孔48
に挿通する位置決突起50とが設けてあり、ロータリー
ソレノイド38が対向する位置には、筒状のソレノイド
収納部51が設けてある。また、前面枠3には一対の板
状の壁材52を立設して、ロータリーソレノイド38や
発射制御装置43の電気的配線を収納するための配線収
納部53とし、配線収納部53の一端側に配線挿通孔5
4を開設してある。
【0018】したがって、ベース基盤39を前面枠3に
取付けるには、位置決突起50を位置決孔48に挿通し
てベース基盤39の取付け位置を決定し、ロータリーソ
レノイド38や発射制御装置43の配線を配線収納部5
3内に収納し、配線の先端を配線挿通孔54に挿通し、
取付孔47と取付ボス部49とにワンタッチの取付部材
44を一連に挿通して、取付部材44の頭部を押し込め
ばよい。上記した発射制御装置43やベース基盤39
は、ワンタッチの取付部材44により取付けてあるの
で、容易に着脱することができる。
【0019】尚、上記した実施例では飛距離調整手段に
可変抵抗器23を利用したが、飛距離調整手段はこれに
限られず、発射駆動手段の駆動力を変更できるものなら
ばどのようなものでもよい。例えば、図8に示すよう
に、操作ハンドル11の回動に伴い回動する回転角度検
出器であるロータリーエンコーダ55を利用し、ロータ
リーエンコーダ55をローパスフィルタ56を介して電
気的制御装置のCPU57に連絡し、CPU57ではロ
ータリーエンコーダ55の回転角度から駆動力を演算し
て発射駆動手段に指示を与えるようにしてもよい。
【0020】また、図9に示すように、操作ハンドル1
1の回動に伴い回動する円盤58の周方向に光透過率の
それぞれ異なる複数の光透過窓59を設け、該円盤58
に光検出器であるcdsセル60を臨ませてLED61
からの光を検出させ、円盤58の回転角度に対応するよ
うに発射駆動手段に駆動力を指示するようにしてもよ
い。
【0021】発射レール45の打球発射位置62へ打球
を供給する打球供給装置63を図10から図13に示
す。打球供給装置63を有する打球供給枠64は、開閉
パネル6の裏面に設けてあり、本体65とカバー部材6
6とからなる。本体65には、ほぼ中程に打球供給皿7
の球を取り込むための球取入口67が開口してあり、球
取入口67の上部と一側部を囲むようにケース68を設
け、他側部には上部球通路片69を設けてある。また、
ケース68の下部には、球取入口67の下方に向かって
突出片70を突出してある。
【0022】一方、カバー部材66には、ほぼ中程に球
を打球発射位置62(図7)へ導出するための球取出口
71が開口してあり、下方隅部には球抜き口72が開口
してある。そして、球取出口71の一側部と下部を囲む
ように下部球通路片73を設けるとともに、球抜き通路
片74を設けてある。この球抜き通路片74は、球抜き
口72の一側部まで延長していて、下部球通路片73と
合流して、球抜き口72へ向かって下り傾斜する球抜き
通路75を形成している。
【0023】また、カバー部材66には、本体65のケ
ース68に設けた突出片70の下方に位置するように、
シャッター載置部76が設けてあり、突出片70とシャ
ッター載置部76の間隔内に球抜きシャッター77を摺
動可能に取り付けてある。この球抜きシャッター77
は、バネ等により付勢されていて、常には下部球通路片
73に向かって突出している。
【0024】そして、上記したケース68と、上部球通
路片69と、球抜きシャッター77と、下部球通路片7
3とにより打球供給路78を形成している。また、ケー
ス68には、こぼれ球回収口79が開設してあり、こぼ
れ球回収口79の下方には、こぼれ球回収口79に向か
って下り傾斜するこぼれ球回収樋80が設けてある。そ
して、こぼれ球回収口79は球抜き通路75に臨んでお
り、金枠を開閉した際に生じるこぼれ球を回収する。
【0025】打球供給路78の下端には、上部球通路片
69と下部球通路片73との間に位置するように、球送
り部材81を回動可能に臨ませてある。この球送り部材
81は、一端に断面が略コ字状をした球受部82を有
し、他端には軸孔83を形成するとともに、軸孔83の
下方に磁石片84を取り付けてある。
【0026】本体65には、球送り部材81の軸孔83
に挿通する回動軸85が立設してあり、カバー部材66
の回動軸85に対向する位置にはボス部86が設けてあ
る。また、本体65の回動軸85の側方には、電磁石8
7が取り付けてある。
【0027】そして、カバー部材66を取り外した状態
で、球送り部材81の軸孔83に回動軸85を挿通し
て、カバー部材66を本体65に取り付けると、回動軸
85の先端部がボス部86に嵌入し、球送り部材81を
打球供給枠64に取り付けることができる。
【0028】磁石片84と電磁石87とは、常には、電
磁石87が消磁していて、磁石片84が電磁石87の鉄
芯に引き寄せられ、電磁石87が励磁すると、磁石片8
4と電磁石87が反発しあうように設けられている。
【0029】したがって、球送り部材81は、常には、
自重と磁石片84が電磁石87の鉄芯に引き寄せられる
力とにより下方に回動している。この状態では、球受部
82の下面が下部球通路片73の上に載り、球受部82
が球取出口71に臨むとともに、球受部82の上面の先
端部が打球供給路78内に位置して、球の流下を阻止し
ている。
【0030】一方、電磁石87が励磁すると、磁石片8
4と電磁石87が反発しあい、球送り部材81が上方に
回動する。この状態では、球受部82の上面が上部球通
路片69に当接し、球受部82が打球供給路78内に位
置して、球を1個宛、球受部82内に取り込む。そし
て、電磁石87が再び消磁すると、球送り部材81は、
自重と、磁石片84が電磁石87の鉄芯に引き寄せられ
る力とにより、下方に回動し、球受部82内に保持した
球を球取出口71から打球発射位置62へ供給する。上
記した動作を繰り返すことにより、打球供給路78内の
球を打球発射位置62へ1個宛供給することができる。
【0031】図にパチンコ機1の裏面を示す。パチンコ
機1の上部には賞球タンク88を設け、賞球タンク88
には賞球流下樋89が接続してあり、賞球流下樋89の
下端部がパチンコ機1の前面に設けた打球供給皿7とオ
ーバーフロー樋90に連絡している。そして、このオー
バーフロー樋90は球貯留皿8に連絡していて、上部に
はオーバーフロー検出器91が設けてある。
【0032】オーバーフロー樋90は、打球供給皿7に
打球が充満した場合に、賞球を球貯留皿8に流下させる
ための球流下路である。上記したオーバーフロー検出器
91は、例えばマイクロスイッチからなり、打球供給皿
7及び球貯留皿8に賞球が充満し、オーバーフロー樋9
0内にも賞球が充満してくると、賞球を検出してオンと
なり、オーバーフロー信号を発信する。
【0033】また、賞球流下樋89の途中には、賞球タ
ンク88の球の貯留状態を検出し、球が不足している場
合には賞球の補給を促すための第1球不足検出器92
と、球整列部の球の有無を検出する第2球不足検出器9
3と、入賞球に対応した賞球を排出するための賞球排出
装置94が設けてある。また、遊技盤面の入賞口に入賞
した打球が集合する入賞球集合樋95の下部には入賞球
検出器96が設けてあり、入賞球検出器96からの球検
出信号に基づき、上記した賞球排出装置94が賞球を排
出する。
【0034】図15、図16に前面枠3と、前面枠3に
開閉可能に取り付けた金枠97を示してある。前面枠3
にはフォトセンサからなる金枠開放センサ98が設けて
あり、金枠97にはこの金枠開放センサ98に対向する
位置に検知片99が設けてある。したがって、金枠97
を閉じた状態では検知片99が金枠開放センサ98に検
知されており、電気的制御装置は金枠97が閉塞状態に
あることを了知している。一方、金枠97を開けると、
検知片99が金枠開放センサ98に検知されなくなるの
で、電気的制御装置は金枠97が開放状態にあることを
了知することができる。
【0035】図17に電気的制御装置のうち打球の発射
に関する部分の概略構成図を示す。発射駆動手段である
ロータリーソレノイド38には、ロータリーソレノイド
駆動制御手段101から駆動制御信号が入力されてい
る。このロータリーソレノイド駆動制御手段101には
ロータリーソレノイド38に供給する電圧値を選定する
ための電源電圧値選定手段102と、ロータリーソレノ
イド38の駆動タイミングを制御するためのタイミング
制御手段103とが接続されている。
【0036】電源電圧値選定手段102には、発射勢調
整手段である可変抵抗器23からのダイヤル電源電圧値
と、打止め制御手段104からの打止め信号と、電源電
圧の初期値を設定するための初期値変更手段105から
の初期値信号と、ファール値記憶手段106に記憶され
た発射球をファール球とするための電源電圧値であるフ
ァール電源電圧値とが入力されるとともに、タイミング
制御手段103からのタイミング信号が入力されてい
る。また、ダイヤル電源電圧値はハンドル回転量変換手
段107にも送信され、ハンドル回転量変換手段107
では、電圧値を回転量に変換してハンドル回転量表示制
御手段108に送信する。これに応じてハンドル回転量
表示制御手段108は、ハンドル回転量表示器19を制
御してハンドル回転量の表示を行う。
【0037】ファール値記憶手段106は例えばRAM
等の記憶装置からなる。そして、ファール値記憶手段1
06にファール電源電圧値を記憶させるには、例えば、
各遊技機毎に操作ハンドル11を操作して実際に打球を
発射し、打球がファール球となるような電源電圧値を計
測し、設定スイッチ(図示せず)を操作して該電源電圧
値を記憶させればよい。
【0038】タイミング制御手段103には、タッチ検
出手段109からの発射信号と、オーバーフロー制御手
段110からのオーバーフロー信号と、金枠制御手段1
11からの金枠信号と、単発制御手段112からの単発
制御信号と、発射停止手段113からの発射停止信号と
が入力されている。タイミング制御手段103は、上記
したロータリーソレノイド駆動制御手段101と電源電
圧値選定手段102の他に、打球供給装置駆動制御手段
114にタイミング信号を送信している。
【0039】単発制御手段112には、単発スイッチ有
効手段115が連絡していて、単発スイッチ有効手段1
15には単発スイッチ18と単発モードスイッチ17と
が連絡している。そして、単発モードスイッチ17がオ
ンとなった場合に単発スイッチ18を有効化し、この状
態で単発スイッチ18がオンとなる毎に単発制御手段1
12により打球の単発を制御する。上記した単発スイッ
チ有効手段115と、発射停止手段113とで、単発モ
ード制御手段を構成している。
【0040】また、発射停止手段113には単発モード
スイッチ17が連絡していて、単発モードスイッチ17
がオンとなると、タイミング制御手段103に発射停止
信号を送信して連続発射を停止させるとともに、単発モ
ード表示制御手段116にも単発信号を送信する。単発
信号を受信した単発モード表示制御手段116は、単発
モード表示ランプ16を制御して単発モード表示を行
う。
【0041】打球供給装置駆動制御手段114は、タイ
ミング制御手段103からのタイミング信号を受けて打
球供給装置63の球送り電磁石87の駆動を制御する。
【0042】上記したタッチ検出手段109には、起動
スイッチ25が連絡していて、遊技者等が操作ハンドル
11等に設けたタッチプレート117に接触すると、起
動スイッチ25が能動化し、起動スイッチ25の能動状
態で起動スイッチ25がオンとなると、起動信号をタッ
チ検出手段109に送信する。
【0043】上記したオーバーフロー制御手段110に
は、オーバーフロー樋90に設けたオーバーフロー検出
器91と、遊技状態検出手段である役物制御回路118
が連絡している。そして、普通遊技や特別遊技などの遊
技状態に応じてオーバーフロー制御を行う。また、オー
バーフロー制御手段110には、オーバーフロー表示制
御手段119が連絡していて、オーバーフロー状態にお
いてオーバーフロー表示ランプ15を制御してオーバー
フロー表示を行う。
【0044】上記した金枠制御手段111には、前面枠
に設けた金枠開放センサ98と、役物制御回路118と
が連絡している。そして、普通遊技や特別遊技などの遊
技状態に応じて金枠開放の制御を行う。また、金枠制御
手段111には、金枠開放表示制御手段120が連絡し
ていて、金枠開放状態において金枠開放表示ランプ14
を制御して金枠開放表示を行う。
【0045】上記した打止め制御手段104には、管理
装置121が連絡している。そして、管理装置121か
らの打止め指令信号を受信すると、電源電圧値選定手段
102に打止め制御信号を送信して、電源電圧値選定手
段102ではファール値記憶手段106に記憶した発射
球をファール球とするための電源電圧値であるファール
電源電圧値を選択し、ロータリーソレノイド駆動制御手
段101によりロータリーソレノイド38の駆動を制御
して、発射球が全てファール球となるようにする。管理
装置121から打止め指令信号を発信する条件は、例え
ば賞球数が一定数に達したこと等である。また、打止め
表示制御手段122にも打止め制御信号を送信し、打止
め制御信号を受信した打止め表示制御手段122は、打
止め表示ランプ12を制御して打止め表示を行う。
【0046】打止め制御手段104は、補給制御手段1
23にも打止め制御信号を送信している。この補給制御
手段123は、球不足検出器92からの補給信号を受信
して補給要求信号を管理装置121に送信するととも
に、補給表示制御手段124に補給制御信号を送信す
る。補給制御信号を受信した補給表示制御手段124
は、補給表示ランプ13を制御して補給表示を行う。
【0047】図18から図29のフローチャートによ
り、上記したパチンコ機1の電気的制御装置における処
理を説明する。処理がスタートすると、先ず、ロータリ
ーソレノイド38と、球送り電磁石87と、後述する各
フラグとをリセットする。そして、打止め処理、オーバ
ーフロー処理、金枠処理、補給処理、単発モード処理を
行い、オーバーフローフラグがセットされていないか、
金枠フラグがセットされていないか、または単発モード
フラグがセットされていないとと、タッチ検出処理を行
う。
【0048】一方、金枠フラグがセットされているか、
またはオーバーフローフラグがセットされていると、タ
ッチ検出処理をスキップする。また、単発モードフラグ
がセットされていると、単発スイッチ18の状態を調
べ、単発スイッチ18がオンとなっているとタッチフラ
グをセットし、タッチ検出処理を行う。一方、単発スイ
ッチ18がオフとなっている場合には、タッチ検出処理
をスキップする。そしてタッチ検出処理を行うと、続い
て発射処理、発射表示処理を行う。以下、各処理につい
て説明する。
【0049】打止め処理では、打止め信号の立ち上がり
を検出すると、打止めフラグをセットして、打止め表示
ランプ12を点灯する。また、打止め信号の立ち下がり
を検出すると、打止めフラグをリセットして、打止め表
示ランプ12を消灯する。
【0050】オーバーフロー処理では、オーバーフロー
信号の立ち上がりを検出すると、オーバーフロー表示ラ
ンプ15を点滅して、オーバーフロー状態となったこと
を警告する。そして、通常遊技中、すなわち補助遊技お
よび大当たり遊技が行われていない場合には、発射オフ
フラグと、オーバーフローフラグとをセットするととも
に、オーバーフロー表示ランプ15を点灯する。
【0051】一方、補助遊技中か、大当たり遊技中で所
定時間が経過するまでの間、本実施例では大当たりのウ
エイトタイムが開始するまでの間は上記した処理は行わ
ない。尚、大当たり遊技中であっても所定時間経過後は
上記した処理を行う。すなわち、大当たりが発生してい
る場合にオーバーフロー状態となっても、ウエイトタイ
ムが開始するまでは打球の発射を停止させない。そし
て、オーバーフロー信号の立ち下がりを検出すると、オ
ーバーフローフラグをリセットし、オーバーフロー表示
ランプ15を消灯して、タッチ検出手段109の状態を
判断する。ここで、タッチ出力がHiの場合には、タッ
チフラグをセットする。
【0052】金枠処理では、金枠開放信号の立ち上がり
を検出すると、金枠開放表示ランプ14を点滅して、金
枠開放状態となったことを警告する。そして、通常遊技
中、すなわち補助遊技および大当たり遊技が行われてい
ない場合には、発射オフフラグと、金枠フラグとをセッ
トするとともに、金枠表示ランプを点灯する。
【0053】一方、補助遊技中か、大当たり遊技中で所
定時間が経過するまでの間、本実施例では大当たりのウ
エイトタイムが開始するまでの間は上記した処理は行わ
ない。尚、大当たり遊技中であっても所定時間経過後は
上記した処理を行う。すなわち、大当たりが発生してい
る場合に金枠開放状態となっても、ウエイトタイムが開
始するまでは打球の発射を停止させない。そして、金枠
開放信号の立ち下がりを検出すると、金枠フラグをリセ
ットし、金枠開放表示ランプ14を消灯して、タッチ検
出手段109の状態を判断する。ここで、タッチ出力が
Hiの場合には、タッチフラグをセットする。
【0054】補給処理では、補給信号の立ち上がりを検
出すると、補給表示ランプ13を点灯し、打止めフラグ
の状態を判断する。そして、打止めフラグがセットされ
ていないと、管理装置121に対して補給要求信号を送
信する。一方、打止めフラグがセットされている場合に
は管理装置121に対する補給要求信号の送信は行わな
い。そして、補給信号の立ち下がりを検出すると、補給
表示ランプ13を消灯する。尚、打止めフラグをセット
する処理は、管理装置121において行ってもよい。
【0055】単発モード処理では、単発スイッチ18の
状態を判断し、単発スイッチ18がオンとなっていると
単発モードフラグをセットし、単発モード表示ランプ1
6を点灯して単発モード表示を行い、発射オフフラグを
セットする。一方、単発モードスイッチ17がオフとな
っている場合には、単発モードフラグをリセットし、単
発モード表示ランプ16を消灯し、タッチ検出手段10
9の出力を判断する。ここで、タッチ検出出力がHiと
なっていると、タッチフラグをセットする。
【0056】タッチ検出処理では、タッチフラグがセッ
トされていると、タッチフラグをリセットし、発射オン
フラグの状態を判断する。ここで発射オンフラグがリセ
ット状態であると、球送りフラグをセットし、球送り電
磁石87をオンにし、球送りタイマをスタートさせ、発
射オンフラグをセットし、発射オフフラグをリセットす
る。一方、発射オンフラグがセットされていると、上記
した処理は行わない。一方、タッチフラグがセットされ
ていない場合に、タッチ検出信号の立ち上がりを検出す
ると、上記した発射フラグの状態判断以下の処理を行
う。そして、タッチ検出信号の立ち下がりを検出する
と、発射オフフラグをセットする。
【0057】発射処理では、発射オンフラグがセットさ
れている場合で、間隔フラグがセットされていると間隔
処理を行い、球送りフラグがセットされていると球送り
処理を行い、ロータリーフラグがセットされているとロ
ータリー処理を行う。そして、上記した各フラグがセッ
トされていないと、発射ソレノイドをオンにして、発射
タイマをスタートさせ、ロータリーフラグをセットす
る。
【0058】間隔処理では、間隔タイマがタイムアップ
していると、間隔フラグをリセットし、発射オフフラグ
と、打止めフラグがセットされていない場合にはダイア
ル電源電圧値を選定する。一方、発射オフフラグと打止
めフラグがセットされている場合には、ファール電源電
圧値を選定する。
【0059】球送り処理では、球送りタイマがタイムア
ップしている場合に、球送り電磁石87をオフにし、球
送りフラグをリセットし、間隔フラグをセットし、間隔
タイマをスタートさせる。
【0060】ロータリー処理では、発射タイマがタイム
アップしている場合に、ロータリーソレノイド38をオ
フにしロータリーフラグをリセットする。そして、発射
オフフラグの状態を判断し、発射オフフラグがセットさ
れていると、発射オンフラグと発射オフフラグをリセッ
トする。ここで、タッチ検出出力がHiの場合にはタッ
チフラグをセットする。一方、発射オフフラグがセット
されていないと、球送りフラグをセットし、球送り電磁
石87をオンにし、球送りタイマをスタートさせる。
【0061】発射表示処理では、タッチ信号の立ち上が
りを検出するとハンドル回転量表示器19による表示を
開始し、タッチ信号の立ち下がりを検出するとハンドル
回転量表示器19による表示を終了する。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、単発モー
ドスイッチと単発スイッチを設け、単発モード制御手段
において、単発モードスイッチがオンになると打球の連
続発射を停止するとともに、単発スイッチを有効化して
単発モードとする。そして、単発制御手段において、単
発モード時に単発スイッチがオンになると発射駆動手段
を制御して打球の1個宛発射を行う。すなわち、単発モ
ードという独立したモードがあるので、打球の発射勢を
調整するために操作ハンドルに触れたとしても、直ちに
打球の発射動作が開始されず、単発スイッチを操作した
時点で打球の発射動作が開始される。したがって、単発
操作において余分な球が発射されてしまうことがないば
かりでなく、初心者であっても簡単かつ確実に単発操作
を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ機の斜視図である。
【図2】前面枠の下方の一部を示す斜視図である。
【図3】打球発射操作部を裏側から見た斜視図である。
【図4】打球発射操作部の裏面図である。
【図5】打球発射操作部の一部欠截した側面図である。
【図6】打球発射装置の分解斜視図である。
【図7】打球発射装置の正面図である。
【図8】飛距離調整手段の他の実施例の説明図である。
【図9】飛距離調整手段の他の実施例の説明図である。
【図10】打球供給装置の斜視図である。
【図11】打球供給装置の分解斜視図である。
【図12】打球供給装置の裏面図である。
【図13】打球供給装置の裏面図である。
【図14】パチンコ機の裏面図である。
【図15】前面枠と金枠の斜視図である。
【図16】前面枠の斜視図である。
【図17】電気的制御装置の概略ブロック図である。
【図18】パチンコ機における処理を示すフローチャー
トである。
【図19】パチンコ機における処理を示すフローチャー
トである。
【図20】パチンコ機における処理を示すフローチャー
トである。
【図21】パチンコ機における処理を示すフローチャー
トである。
【図22】パチンコ機における処理を示すフローチャー
トである。
【図23】パチンコ機における処理を示すフローチャー
トである。
【図24】パチンコ機における処理を示すフローチャー
トである。
【図25】パチンコ機における処理を示すフローチャー
トである。
【図26】パチンコ機における処理を示すフローチャー
トである。
【図27】パチンコ機における処理を示すフローチャー
トである。
【図28】パチンコ機における処理を示すフローチャー
トである。
【図29】パチンコ機における処理を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
1 パチンコ機 17 単発モードスイッチ 18 単発スイッチ 37 打球発射杆 38 ロータリーソレノイド 112 単発制御手段 113 発射停止手段 115 単発スイッチ有効手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パチンコ機の遊技部内に打球を発射する
    発射杆を駆動するための発射駆動手段と、 通常の打球発射モードから打球を1個宛発射する単発モ
    ードへの切り替えを指示する単発モードスイッチと、 単発モードにおいて打球の単発を指示する単発スイッチ
    と、 単発モードスイッチがオンとなると、球の連続発射を停
    止するとともに単発スイッチを有効化する単発モード制
    御手段と、 単発モードにおいて単発スイッチの操作に基づき打球の
    単発を制御する単発制御手段と、 からなることを特徴とするパチンコ機の打球発射装置。
JP25595691A 1991-09-09 1991-09-09 パチンコ機の打球発射装置 Pending JPH0564677A (ja)

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JP25595691A JPH0564677A (ja) 1991-09-09 1991-09-09 パチンコ機の打球発射装置

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JP (1) JPH0564677A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008259883A (ja) * 2008-08-01 2008-10-30 Taiyo Elec Co Ltd 遊技機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008259883A (ja) * 2008-08-01 2008-10-30 Taiyo Elec Co Ltd 遊技機

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