JP3074539B2 - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JP3074539B2
JP3074539B2 JP03213007A JP21300791A JP3074539B2 JP 3074539 B2 JP3074539 B2 JP 3074539B2 JP 03213007 A JP03213007 A JP 03213007A JP 21300791 A JP21300791 A JP 21300791A JP 3074539 B2 JP3074539 B2 JP 3074539B2
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吉平 新山
広司 伊東
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株式会社ソフィア
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、遊技部へ打球を発射
するための打球発射杵と、該打球発射杵を駆動するため
の発射駆動手段と、を備えた打球発射装置を有するパチ
ンコ機等の弾球遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、弾球遊技機としてのパチンコ機に
おいては、まず、遊技の開始に際して 、遊技者がパチン
コ機の前面側に配設された操作ハンドルの回動角度を調
整しながら、打球発射装置による打球の飛距離を調整し
て、打球が遊技部に配設された入賞口に入賞し易い角度
を選出し、その後、その選出した回動角度を維持するよ
うに遊技者の手により操作ハンドルを握って打球の飛距
離を一定に保つようにして遊技を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記したよう
な従来のパチンコ機で長時間にわたる遊技を行う場合に
は、遊技者自らの手により操作ハンドルを握って一定の
回動角度を保たなければならず、このような操作ハンド
ルを一定状態に長時間保持することは非常に困難であ
る。加えて、打球の飛距離を一定に保つべく操作ハンド
ルの操作に神経を集中すると、遊技に集中できなくなっ
てしまうといった問題点もあった。また、遊技者の中に
は、自らの手で操作ハンドルを握って回動角度を固定せ
ずに、操作ハンドルの固定部と回動部との間にコインや
マッチ棒等を挟み込んで操作ハンドルの回動部を固定し
てしまうことがあり、このように異物を押し込んで操作
ハンドルを固定すると、操作ハンドルが破損する虞があ
った。本発明は、上記課題を解決するために成されたも
ので、操作ハンドルを長時間にわたって遊技者自らの手
により握ることなく、打球の飛距離を安定して一定に保
つことができ、遊技に対して集中することがきでる弾球
遊技機を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、請求項1に係る
弾球遊技機は、遊技部へ打球を発射するための打球発射
杵(43)と、該打球発射杵を駆動するための発射駆動
手段(例えば、ロータリーソレノイド44)と、を備え
た打球発射装置を有する弾球遊技機(例えば、パチンコ
機1)において、上記打球発射装置における発射駆動手
段の駆動力を電気的に制御して遊技者が打球の飛距離を
調整するための飛距離調整操作手段(例えば、操作ハン
ドル11,可変抵抗器23)と、上記飛距離調整操作
手段を操作した際に所要の打球の飛距離に対する調整値
を記憶可能な飛距離記憶手段(110)と、上記飛距離
記憶手段に記憶された所要の調整値に対する打球の飛距
離をそのまま固定可能な飛距離固定手段と上記飛距離
固定手段に固定された飛距離の固定状態を解除する飛距
離固定解除手段(例えば、ロックスイッチ18,発射ロ
ック制御手段109等)と、上記発射駆動手段をオン・
オフさせるスイッチ手段(例えば、タッチ検出手段11
3,起動検出器118,タッチプレート119等)と、
を備え、上記飛距離固定手段は、遊技者が操作可能であ
って、上記飛距離調整操作手段で調整された所要の調整
値を上記飛距離記憶手段へ記憶するように指示するため
の飛距離固定操作手段(例えば、ロックスイッチ18)
と、上記飛距離固定操作手段が操作された飛距離固定状
態中は、上記飛距離調整操作手段が操作されて該飛距離
調整操作手段による調整値が変化しても上記飛距離記憶
手段の記憶を維持すると共に上記スイッチ手段のオン・
オフに関わらず上記飛距離固定解除手段が操作されるま
では上記飛距離記憶手段の記憶を維持する飛距離記憶維
持手段(例えば、電源電圧選定手段107,発射ロック
制御手段109,飛距離記憶手段110等)と、を含む
ことを特徴とした。
【0005】また、請求項2に係る弾球遊技機は、請求
項1において、上記飛距離固定手段により飛距離が固定
されていることを報知する報知手段(例えば、ロック表
示ランプ12,ロック表示制御手段121等)を設けた
ことを特徴とした。
【0006】また、請求項3に係る弾球遊技機は、請求
項1又は請求項2において、上記飛距離調整操作手段
は別に補助飛距離調整操作手段(例えば、アップスイッ
チ19aとダウンスイッチ19bとからなる微調整スイ
ッチ19,微調整制御手段120等)を設け、該補助飛
距離調整操作手段によって上記飛距離記憶維持手段で維
持されている調整値を微調整可能としたことを特徴とし
た。
【0007】
【作用】したがって、請求項1に係る発明によれば、飛
距離調整操作手段による発射駆動手段の制御に応じた駆
動力で打球発射杆が駆動されることにより、打球発射装
置で発射される打球の飛距離が調整され、固定手段の飛
距離固定操作手段を遊技者が操作すると飛距離調整操作
手段で調整された所要の調整値が飛距離記憶手段記憶
され、上記飛距離固定操作手段が操作された飛距離固定
状態中は、飛距離調整操作手段が操作されて該飛距離調
整操作手段による調整値が変化しても飛距離記憶維持手
段が上記飛距離記憶手段の記憶を維持すると共に上記ス
イッチ手段のオン・オフに関わらず上記飛距離固定解除
手段が操作されるまで飛距離記憶維持手段が飛距離記憶
手段記憶を維持する。また、請求項2に係る発明によ
れば、飛距離固定手段により飛距離が固定されることを
報知手段によって遊技者に報知される。また、請求項3
に係る発明によれば、上記飛距離調整操作手段とは別に
設けた補助飛距離調整操作手段によって、飛距離記憶維
持手段で維持されている調整値を微調整することができ
る。
【0008】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の一実施例を説
明する。図1に示す弾球遊技機としてのパチンコ機1
は、機枠2に開閉可能に取り付けた額縁状の前面枠3に
開設した窓部4を後方から塞ぐように遊技盤5を設け、
遊技盤5の下方の開閉パネル6の表面には打球供給皿7
を設け、開閉パネル6の下方の前面枠3の表面には球貯
留皿8を設けるとともに、球貯留皿8を取り囲むように
装飾パネル9を設け、装飾パネル9には打球発射操作部
10の操作ハンドル11を設けてある。また、前面枠3
の前面には打止め表示ランプ12、補給表示ランプ1
3、金枠開放表示ランプ14、オーバーフロー表示ラン
プ15、ロック表示ランプ16、発射表示ランプ17等
の表示ランプが設けてある。
【0009】図2に示すように、操作ハンドル11の上
方の装飾パネル9には、ロックスイッチ18と微調整ス
イッチ19とが設けてある。ロックスイッチ18は、遊
技者が選定した打球の飛距離調整値を後述する飛距離記
憶手段に記憶させたり、当該記憶を解除するためのスイ
ッチであり、操作する毎に設定、解除を交互に繰り返す
トグルスイッチとなっている。
【0010】飛距離調整値を記憶手段に記憶させるに
は、操作ハンドル11を回動して遊技部内に発射された
打球が入賞口(図示せず)に入賞し易い回動位置を選定
し、ロックスイッチ18を操作する。ロックスイッチ1
8の操作により、その時点の飛距離調整手段による調整
値が、電気的制御装置等に設けられた飛距離記憶手段に
記憶される。例えば、飛距離調整手段を可変抵抗器23
で構成し、発射駆動手段をロータリーソレノイド44で
構成した場合には、可変抵抗器23で調整された、ロー
タリーソレノイド44に供給される電圧値が飛距離記憶
手段に記憶されることなる。そして、再度ロックスイッ
チ18を操作すると、飛距離記憶手段に記憶された記憶
が解除され、操作ハンドル11の回動に伴い打球の飛距
離が変化するようになる。
【0011】微調整スイッチ19は、上記した飛距離記
憶手段に記憶された調整値を微調整するための補助飛距
離調整操作手段として機能を担うスイッチで、一組の
アップスイッチ19aとダウンスイッチ19bとからな
る。例えば、調整値が発射駆動手段に供給する電圧値の
場合には、アップスイッチ19aを一回操作する毎に電
圧値が1段階ずつ上昇し、反対にダウンスイッチ19b
を一回操作する毎に電圧値が1段階ずつ下降する。パチ
ンコ機1へ供給される電圧は、パチンコ機1の駆動状況
や賞態様の発生状況により変化する。そこで、この微調
整スイッチ19により、供給電圧の変化に伴う打球の飛
距離の変動を微調整することができる。また、とりあえ
ず大まかに飛距離を調整する可変抵抗器23を主たる
距離調整操作手段として、ロックスイッチ18を操作す
ることにより飛距離記憶手段に調整値を記憶させ、微調
整スイッチ19を操作することで、さらに細かな飛距離
調整を行うこともできる。
【0012】打球発射操作部10は図3、図4、図5に
示すように、操作ハンドル11と、操作ハンドル11の
操作軸20の先端に取り付けたカム21とカム21の軸
孔22に取り付けた、カム21の回転に伴って作動する
飛距離調整手段である可変抵抗器23と、カム21の回
転により作動するスイッチ押圧部材24と、スイッチ押
圧部材24によりオンオフする起動スイッチ25とから
なる。
【0013】操作ハンドル11は、前方握持部26と、
後方握持部27と、前方握持部26と後方握持部27と
の間に回転可能に取り付けた発射勢調整部28とからな
る。後方握持部27からは中空の取付部29が延設して
あり、取付部29の中空内に発射勢調整部28から延設
した操作軸20を挿通してある。この取付部29の先端
側の外周には、ねじ部30が設けてある。また、発射勢
調整部28は、バネによりパチンコ機1前面から見て左
回りに付勢されている。
【0014】操作ハンドル11を装飾パネル9に取り付
けるには、装飾パネル9の表面から、装飾パネル9に開
設したハンドル取付孔31に取付部29を挿通して、装
飾パネル9の裏面に突出したねじ部30に丸ナット32
を取り付ければよい。そして、操作軸20の先端にカム
21を取り付け、カム21の軸孔22に可変抵抗器23
の作動軸33が取り付けてある。また、可変抵抗器23
は、ビス等により装飾パネル9の裏面に突設した可変抵
抗器取付部34に取り付けられる。
【0015】したがって、操作ハンドル11を回動する
と、操作軸20に取り付けたカム21が回動するととも
に、可変抵抗器23の作動軸33が回動し、可変抵抗器
23の抵抗値が変化する。これに応じて、後述する発射
駆動手段であるロータリーソレノイド44へ供給する電
圧値が変化し、打球発射杆43の発射勢を調整すること
ができる。
【0016】装飾パネル9の裏面のカム21の回動範囲
内には、カム21の先端が接触するようにスイッチ押圧
部材24が揺動可能に設けてある。このスイッチ押圧部
材24は、断面略L字状の部材で、軸孔を有する軸受部
35から、押圧部36と単発部37とが延設してある。
そして、押圧部36の先端側には押圧突起38が、単発
部37の先端には単発ボタン39が設けてある。スイッ
チ押圧部材24を装飾パネル9に取り付けるには、装飾
パネル9の側面に開設した単発ボタン孔40に単発ボタ
ン39を位置させ、装飾パネル9の裏面に突設した押圧
部材軸41を軸受部35の軸孔22に挿通すればよい。
そして、カム21は、常態ではスイッチ押圧部材24の
押圧部36と接触し、押圧部36を上方へ回動させてい
る。また、この状態では、単発ボタン39は装飾パネル
9の側面から突出していない。
【0017】装飾パネル9の裏面には、押圧部材24の
押圧部36の先端により作動するように、起動スイッチ
25が設けてある。この起動スイッチ25は、常態では
バネの付勢により下方へ向かって開くように回動してい
るスイッチ片42を有する。そして、常態では、スイッ
チ片42には押圧部材24の押圧突起38が当接してい
て、カム21に押された押圧部36の押圧突起38によ
り、バネの付勢に抗して上方へ向かって閉じるように押
し上げられている。そして、この状態では、起動スイッ
チ25はオフとなっている。
【0018】一方、バネの付勢に抗して発射勢調整部2
8を回動すると、操作軸20の先端に取付けたカム21
が回動し、カム21の先端が押圧部36から離れる。す
ると、押圧部36により上方へ向かって閉じるように押
し上げられていたスイッチ片42は、バネの付勢により
下方へ向かって開くように回動し、起動スイッチ25が
オンとなるとともに、押圧部36がスイッチ片42に押
されて下方へ回動する。また、この状態では、単発ボタ
ン39は装飾パネル9の側面から突出している。
【0019】したがって、単発ボタン39を押すと、押
圧部36が上方へ向かって回動し、押圧突起38がスイ
ッチ片42を上方へ向かって押し上げ、起動スイッチ2
5がオフとなる。一方、単発ボタン39から手を離す
と、押圧部36が戻り回動して、起動スイッチ25がオ
ンとなる。打球発射杆43を駆動するロータリーソレノ
イド44等の発射駆動手段を備える打球発射装置は、図
6、図7に示すように前面枠3に取付けるベース基盤4
5のほぼ中央に取付けてある。そして、ロータリーソレ
ノイド44の回転軸46に打球発射杆43を取付けると
ともに、ベース基盤45の上側および一側に、打球発射
杆43の揺動範囲を規制するストッパー47が取付けて
ある。
【0020】また、ベース基盤45の他側には、発射制
御装置取付孔48を開設して、発射制御装置49をワン
タッチの取付部材50で取付けるとともに、ベース基盤
45から上方に向かって、発射レール51を取付けるた
めの発射レール取付部52を延設してある。また、ベー
ス基盤45の四隅には前面枠3に取付けるための取付孔
53を開設するとともに、周辺部に位置決孔54を開設
してある。上記した取付部材50は、取付孔53に挿通
した後、頭部を押し込むと先端部が拡径して、取付孔5
3に取付けることができ、頭部を引っ張ると先端部が元
に戻り、取付孔53から引き抜くことができるものであ
る。
【0021】一方、前面枠3の下隅部には、ベース基盤
45を取付けるための取付ボス部55と、位置決孔54
に挿通する位置決突起56とが設けてあり、ロータリー
ソレノイド44が対向する位置には、筒状のソレノイド
収納部57が設けてある。また、前面枠3には一対の板
状の壁材58を立設して、ロータリーソレノイド44や
発射制御装置49の電気的配線を収納するための配線収
納部59とし、配線収納部59の一端側に配線挿通孔6
0を開設してある。
【0022】したがって、ベース基盤45を前面枠3に
取付けるには、位置決突起56を位置決孔54に挿通し
てベース基盤45の取付け位置を決定し、ロータリーソ
レノイド44や発射制御装置49の配線を配線収納部5
9内に収納し、配線の先端を配線挿通孔60に挿通し、
取付孔53と取付ボス部55とにワンタッチの取付部材
50を一連に挿通して、取付部材50の頭部を押し込め
ばよい。上記した発射制御装置49やベース基盤45
は、ワンタッチの取付部材50により取付けてあるの
で、容易に着脱することができる。
【0023】尚、上記した実施例では飛距離調整手段に
可変抵抗器23を利用したが、飛距離調整手段はこれに
限られず、発射駆動手段の駆動力を変更できるものなら
ばどのようなものでもよい。例えば、図8に示すよう
に、操作ハンドル11の回動に伴い回動する回転角度検
出器であるロータリーエンコーダ61を利用し、ロータ
リーエンコーダ61をローパスフィルタ62を介して電
気的制御装置のCPU63に連絡し、CPU63ではロ
ータリーエンコーダ61の回転角度から駆動力を演算し
て発射駆動手段に指示を与えるようにしてもよい。ま
た、図9に示すように、操作ハンドル11の回動に伴い
回動する円盤64の周方向に光透過率のそれぞれ異なる
複数の光透過窓65を設け、該円盤64に光検出器であ
るcdsセル66を臨ませLED67からの光を検出さ
せ、円盤64の回転角度に対応するように発射駆動手段
に駆動力を指示するようにしてもよい。
【0024】打球発射装置へ打球を供給する打球供給装
置68を図10から図13に示す。打球供給装置68を
有する打球供給枠69は、開閉パネル6の裏面に設けて
あり、本体70とカバー部材71とからなる。本体70
には、ほぼ中程に打球供給皿7の球を取り込むための球
取入口73が開口してあり、球取入口73の上部と一側
部を囲むようにケース73を設け、他側部には上部球通
路片74を設けてある。また、ケース73の下部には、
球取入口73の下方に向かって突出片75を突出してあ
る。
【0025】一方、カバー部材71には、ほぼ中程に球
を打球発射部76(図7)へ導出するための球取出口7
7が開口してあり、下方隅部には球抜き口78が開口し
てある。そして、球取出口77の一側部と下部を囲むよ
うに下部球通路片79を設けるとともに、球抜き通路片
80を設けてある。この球抜き通路片80は、球抜き口
78の一側部まで延長していて、下部球通路片79と合
流して、球抜き口78へ向かって下り傾斜する球抜き通
路81を形成している。また、カバー部材71には、本
体70のケース73に設けた突出片75の下方に位置す
るように、シャッター載置部82が設けてあり、突出片
75とシャッター載置部82の間隔内に球抜きシャッタ
ー83を摺動可能に取り付けてある。この球抜きシャッ
ター83は、バネ等により付勢されていて、常には下部
球通路片79に向かって突出している。
【0026】そして、上記したケース73と、上部球通
路片74と、球抜きシャッター83と、下部球通路片7
9とにより打球供給路84を形成している。また、ケー
ス73には、こぼれ球回収口85が開設してあり、こぼ
れ球回収口85の下方には、こぼれ球回収口85に向か
って下り傾斜するこぼれ球回収樋86が設けてある。そ
して、こぼれ球回収口85は球抜き通路81に臨んでお
り、金枠を開閉した際に生じるこぼれ球を回収する。
【0027】打球供給路84の下端には、上部球通路片
74と下部球通路片79との間に位置するように、球送
り部材87を回動可能に臨ませてある。この球送り部材
87は、一端に断面が略コ字状をした球受部88を有
し、他端には軸孔89を形成するとともに、軸孔89の
下方に磁石片90を取り付けてある。
【0028】本体70には、球送り部材87の軸孔89
に挿通する回動軸91が立設してあり、カバー部材71
の回動軸91に対向する位置にはボス部92が設けてあ
る。また、本体70の回動軸91の側方には、電磁石9
3が取り付けてある。
【0029】そして、カバー部材71を取り外した状態
で、球送り部材87の軸孔89に回動軸91を挿通し
て、カバー部材71を本体70に取り付けると、回動軸
91の先端部がボス部92に嵌入し、球送り部材87を
打球供給枠69に取り付けることができる。
【0030】磁石片90と電磁石93とは、常には、電
磁石93が消磁していて、磁石片90が電磁石93の鉄
芯に引き寄せられ、電磁石93が励磁すると、磁石片9
0と電磁石93が反発しあうように設けられている。
【0031】したがって、球送り部材87は、常には、
自重と磁石片90が電磁石93の鉄芯に引き寄せられる
力により下方に回動している。この状態では、球受部8
8の下面が下部球通路片79上に載り、球受部88が球
取出口77に臨むとともに、球受部88の上面の先端部
が打球供給路84内に位置して、球の流下を阻止してい
る。
【0032】一方、電磁石93が励磁すると、磁石片9
0と電磁石93が反発しあい、球送り部材87が上方に
回動する。この状態では、球受部88の上面が上部球通
路片74に当接し、球受部88が打球供給路84内に位
置して、球を1個、球受部88内に取り込む。そして、
電磁石93が再び消磁すると、球送り部材87は、自重
と、磁石片90が電磁石93の鉄芯に引き寄せられる力
とにより、下方に回動し、球受部88内に保持した球を
球取出口77から打球発射部76に供給する。上記した
動作を繰り返すことにより、打球供給路84内の球を打
球発射部76へ1個宛供給することができる。
【0033】図14にパチンコ機1の裏面を示す。パチ
ンコ機1の上部には賞球タンク94を設け、賞球タンク
94には賞球流下樋95が接続してあり、賞球流下樋9
5の下端部がパチンコ機1の前面に設けた打球供給皿7
とオーバーフロー樋96に連絡している。そして、この
オーバーフロー樋96は球貯留皿8に連絡していて、上
部にはオーバーフロー検出器97が設けてある。また、
賞球流下樋95の途中には、賞球タンク94の球の貯留
状態を検出し、球が不足している場合には賞球の補給を
促すための第1球不足検出器98と、球整列部の球の有
無を検出する第2球不足検出器99と、入賞球に対応し
た賞球を排出するための賞球排出装置100が設けてあ
る。また、遊技盤5面の入賞口に入賞した打球が集合す
る入賞球集合樋101の下部には入賞球検出器102が
設けてあり、入賞球検出器102からの球検出信号に基
づき、上記した賞球排出装置100が賞球を排出する。
【0034】図15、図16に前面枠3と、前面枠3に
開閉可能に取り付けた金枠103を示してある。前面枠
3にはフォトセンサからなる金枠開放センサ104が設
けてあり、金枠103にはこの金枠開放センサ104に
対向する位置に検知片105が設けてある。したがっ
て、金枠103を閉じた状態では検知片105が金枠開
放センサ104に検知されており、電気的制御装置は金
枠103が閉塞状態にあることを了知している。一方、
金枠103を開けると、検知片105が金枠開放センサ
104に検知されなくなるので、電気的制御装置は金枠
103が開放状態にあることを了知することができる。
【0035】図17に電気的制御装置のうち打球発射操
作部10の駆動に関する部分の概略構成図を示す。発射
駆動手段であるロータリーソレノイド44には、ロータ
リーソレノイド駆動制御手段106から駆動制御信号が
入力されている。このロータリーソレノイド駆動制御手
段106にはロータリーソレノイド44に供給する電圧
値を選定するための電源電圧値選定手段107と、ロー
タリーソレノイド44の駆動タイミングを制御するため
のタイミング制御手段108とが接続されている。
【0036】電源電圧値選定手段107には、飛距離調
整手段である可変抵抗器23からのダイアル電源電圧値
と、発射ロック制御手段109からのロック信号と、ロ
ックスイッチ18を操作した場合に飛距離記憶手段11
0に記憶されたロック記憶値と、打止め制御手段111
からの打止め信号と、電源電圧の初期値を設定するため
の初期値変更手段112からの初期値信号と、発射球を
ファール球とするための電源電圧であるファール電源電
圧値とが入力されるとともに、タイミング制御手段10
8からのタイミング信号が入力されている。
【0037】タイミング制御手段108には、タッチ検
出手段113からのタッチ信号と、オーバーフロー制御
手段114からのオーバーフロー信号と、金枠制御手段
115からの金枠信号とが入力されている。タイミング
制御手段108は、上記したロータリーソレノイド駆動
制御手段106と電源電圧値選定手段107の他に、球
送りソレノイド駆動制御手段116と、発射表示制御手
段117とにタイミング信号を送信している。球送りソ
レノイド駆動制御手段116は、タイミング制御手段1
08からのタイミング信号を受けて球送りソレノイドの
駆動を制御する。また、発射表示制御手段117は、タ
イミング制御手段108からのタイミング信号を受けて
発射表示ランプ17の表示を制御する。
【0038】上記したタッチ検出手段113には、起動
検出器118が連絡していて、遊技者等が操作ハンドル
11等に設けたタッチプレート119に接触すると、こ
の接触を検知した起動検出器118が接触信号をタッチ
検出手段113に送信する。このタッチ検出手段113
の接触信号がタイミング制御手段108に入力されない
限り、ロータリーソレノイド駆動制御手段106が発射
駆動手段たるロータリーソレノイド44への駆動制御を
行うことはないので、本実施例においては、タッチ検出
手段113,起動検出器118,タッチプレート119
等が協働することにより、「発射駆動手段をオン・オフ
させるスイッチ手段」として機能するのである。
【0039】上記した発射ロック制御手段109には、
ロックスイッチ18が連絡していて、調整値のロックお
よび解除を制御している。そして、発射ロック制御手段
109は上記した電源電圧値選定手段107の他に微調
整制御手段120と、ロック表示制御手段121とにロ
ック信号を送信している。すなわち、「遊技者が操作可
能であって、上記飛距離調整操作手段で調整された所要
の調整値を上記飛距離記憶手段へ記憶するように指示す
るための飛距離固定操作手段」としてのロックスイッチ
18が操作された時点で発射ロック制御手段109が飛
距離記憶手段110へロック信号を送信し、該ロック信
号を受けた時のダイヤル電源電圧値(調整値)が飛距離
記憶手段110に固定的に記憶され、この記憶された電
圧値をロータリーソレノイド44へ供給するように電源
電圧値選定手段107が選定することで、発射駆動手段
たるロータリーソレノイド44の駆動力が固定され、打
球発射装置による打球の飛距離が固定されるので、「飛
距離固定操作手段が操作された飛距離固定状態中は、上
記飛距離調整操作手段が操作されて該飛距離調整操作手
段による調整値が変化しても上記飛距離記憶手段の記憶
を維持すると共に上記スイッチ手段のオン・オフに関わ
らず上記飛距離固定解除手段が操作されるまでは上記飛
距離記憶手段の記憶を維持する飛距離記憶維持手段」と
しての機能が実現される。従って、本実施例において
は、ロックスイッチ18、電源電圧選定手段107、発
射ロック制御手段109、飛距離記憶手段110等が相
互に機能することで、飛距離固定操作手段と飛距離記憶
維持手段とから成る飛距離固定手段として機能するので
ある。また、本実施例においては、ロックスイッチ18
や発射ロック制御手段109等によって「飛距離固定手
段に固定された飛距離の固定状態を解除する飛距離固定
解除手段」としての機能も実現している。
【0040】微調整制御手段120は、発射ロック制御
手段109からのロック信号を受信するとともに、微調
整スイッチ19からの微調整信号を受信し、これらの信
号とダイアル電源電圧値とによりロック記憶値を決定
し、電源電圧値選定手段107に送信する。すなわち、
本実施例においては、アップスイッチ19a及びダウン
スイッチ19bからなる微調整スイッチ19と微調整制
御手段120とが協働することで、「飛距離調整操作手
段とは別に設けられ、飛距離記憶維持手段で維持されて
いる調整値を微調整可能な補助飛距離調整操作手段」と
して機能するのである。また、発射ロック制御手段10
9からのロック信号を受信したロック表示制御手段12
1は、ロック表示ランプ16を制御して、ロック表示を
行う。すなわち、本実施例においては、ロック表示ラン
プ12やロック表示制御手段121等が協働すること
で、「飛距離固定手段により飛距離が固定されているこ
とを報知する報知手段」として機能するのである。
【0041】上記したオーバーフロー制御手段114に
は、オーバーフロー樋96に設けたオーバーフロー検出
器97と、役物制御回路121が連絡している。そし
て、オーバーフローを検出すると、タイミング制御手段
108にオーバーフロー信号を送信するとともに、オー
バーフロー表示制御手段123にもオーバーフロー信号
を送信する。このオーバーフロー信号を受信したオーバ
ーフロー表示制御手段123は、オーバーフロー表示ラ
ンプ15を制御してオーバーフロー表示を行う。
【0042】上記した金枠制御手段115には、前面枠
3に設けた金枠開放センサ104と、役物制御回路12
1とが連絡している。そして、金枠の開放を検出する
と、タイミング制御手段108に金枠開放信号を送信す
るとともに、金枠開放表示制御手段124にも金枠開放
信号を送信する。この金枠開放信号を受信した金枠開放
表示制御手段124は、金枠開放表示ランプ14を制御
して金枠開放表示を行う。
【0043】上記した打止め制御手段111には、管理
装置125が連絡している。そして、管理装置125か
らの打止め信号を受信すると、電源電圧値選定手段10
7に打止め制御信号を送信してロータリーソレノイド4
4の駆動を停止するとともに、打止め表示制御手段12
6にも打止め制御信号を送信する。そして、打止め制御
信号を受信した打止め表示制御手段126は、打止め表
示ランプ12を制御して打止め表示を行う。
【0044】打止め制御手段111は、補給制御手段1
27にも打止め制御信号を送信している。この補給制御
手段127は、球不足検出器98からの補給信号を受信
して補給要求信号を管理装置125に送信するととも
に、補給表示制御手段128に補給制御信号を送信す
る。補給制御信号を受信した補給表示制御手段128
は、補給表示ランプ13を制御して補給表示を行う。
【0045】図18から図29のフローチャートによ
り、上記したパチンコ機1の電気的制御装置における処
理を説明する。処理がスタートすると、先ず、発射ソレ
ノイドと、球送りソレノイドと、後述する各フラグをリ
セットする。そして、打止め処理、オーバーフロー処
理、金枠処理、補給処理を行い、金枠フラグがセットさ
れていないか、またはオーバーフローフラグがセットさ
れていないと、タッチ検出処理を行う。一方、金枠フラ
グがセットされているか、またはオーバーフローフラグ
がセットされていると、タッチ検出処理をスキップし、
発射処理、発射ロック処理、発射表示処理を行う。以
下、各処理について説明する。
【0046】打止め処理では、打止め信号の立ち上がり
を検出すると、打止めフラグをセットして、打止め表示
ランプ12を点灯する。一方、打止め信号の立ち下がり
を検出すると、打止めフラグをリセットして、打止め表
示ランプ12を消灯する。
【0047】オーバーフロー処理では、オーバーフロー
信号の立ち上がりを検出すると、オーバーフロー表示ラ
ンプ15を点滅し、補助遊技および大当たり遊技が行わ
れていない場合には、発射OFFフラグと、オーバーフ
ローフラグとをセットするとともに、オーバーフロー表
示ランプ15を点灯する。一方、補助遊技中か、大当た
り遊技中で所定時間が経過するまでの間は上記した処理
は行わない。尚、大当たり遊技中であっても所定時間経
過後は上記した処理を行う。そして、オーバーフロー信
号の立ち下がりを検出すると、オーバーフローフラグを
リセットし、オーバーフロー表示ランプ15を消灯し
て、タッチ検出手段113の状態を判断する。ここで、
タッチ出力がHiの場合には、タッチフラグをセットす
る。
【0048】金枠処理では、金枠開放信号の立ち上がり
を検出すると、金枠開放表示ランプ14を点滅し、補助
遊技および大当たり遊技が行われていない場合には、発
射OFFフラグと、金枠フラグとをセットするととも
に、金枠開放表示ランプ14を点灯する。一方、補助遊
技中か、大当たり遊技中で所定時間が経過するまでの間
は上記した処理は行わない。尚、大当たり遊技中であっ
ても所定時間経過後は上記した処理を行う。そして、金
枠開放信号の立ち下がりを検出すると、金枠フラグをリ
セットし、金枠開放表示ランプ14を消灯して、タッチ
検出手段113の状態を判断する。ここで、タッチ出力
がHiの場合には、タッチフラグをセットする。
【0049】補給処理では、補給信号の立ち上がりを検
出すると、補給表示ランプ13を点灯し、打止めフラグ
をセットし、管理装置125に対して補給要求信号を送
信する。そして、補給信号の立ち下がりを検出すると、
補給表示ランプ13を消灯する。尚、打止めフラグをセ
ットする処理は、管理装置125において行ってもよ
い。
【0050】タッチ検出処理では、タッチフラグがセッ
トされていると、タッチフラグをリセットし、発射ON
フラグと球送りフラグをセットし、球送りソレノイドを
ONにし、球送りタイマをスタートさせる。一方、タッ
チフラグがセットされていない場合に、タッチ検出信号
の立ち上がりを検出すると、上記した発射フラグのセッ
ト以下の処理を行う。そして、タッチ検出信号の立ち下
がりを検出すると、発射OFFフラグをセットする。
【0051】発射処理では、発射ONフラグがセットさ
れている場合で、間隔フラグがセットされていると間隔
処理を行い、球送りフラグがセットされていると球送り
処理を行い、ロータリーフラグがセットされているとロ
ータリー処理を行う。そして、上記した各フラグがセッ
トされていないと、発射ソレノイドをONにして、発射
タイマをスタートさせ、ロータリーフラグをセットす
る。
【0052】間隔処理では、間隔タイマがタイムアップ
していると、間隔フラグをリセットし、発射OFFフラ
グと、打止めフラグと、ロックフラグがセットされてい
ない場合にはダイアル電源電圧値を選定する。一方、発
射OFFフラグと打止めフラグがセットされている場合
には、ファール電源電圧値を選定し、前記フラグととも
にロックフラグもセットされている場合には、ロック記
憶値を選定する。
【0053】球送り処理では、球送りタイマがタイムア
ップしている場合に、球送りソレノイドをOFFにし、
球送りフラグをリセットし、間隔フラグをセットし、間
隔タイマをスタートさせる。
【0054】ロータリー処理では、発射タイマがタイム
アップしている場合に、発射ソレノイドをOFFにしロ
ータリーフラグをリセットする。そして、発射OFFフ
ラグの状態を判断し、発射OFFフラグがセットされて
いると、発射ONフラグと発射OFFフラグをリセット
する。ここで、タッチ検出出力がHiの場合にはタッチ
フラグをセットする。一方、発射OFFフラグがセット
されていないと、球送りフラグをセットし、球送りソレ
ノイドをONにし、球送りタイマをスタートさせる。
【0055】発射ロック処理では、ロック信号の立ち上
がりを検出するとロックフラグをセットし、ロック表示
ランプ16を点灯し、その時点の発射電源電圧値をロッ
ク記憶値として飛距離記憶手段110に記憶する。そし
て、ロック信号の立ち下がりを検出すると、ロックフラ
グをリセットし、ロック表示ランプ16を消灯する。ま
た、微調整スイッチ19のアップ信号の立ち上がりを検
出すると、ロック記憶値に「1」を加算し、ダウン信号
の立ち上がりを検出すると、ロック記憶値から「1」を
減算する。発射表示処理では、発射ONフラグがセット
されていると、発射表示ランプ17を点灯する。一方、
発射ONフラグがセットされていない場合には、発射表
示ランプ17を消灯する。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に係る発明
によれば、飛距離調整操作手段による発射駆動手段の制
御に応じた駆動力で打球発射杆が駆動されることによ
り、打球発射装置で発射される打球の飛距離が調整さ
れ、固定手段の飛距離固定操作手段を遊技者が操作する
と飛距離調整操作手段で調整された所要の調整値が飛距
離記憶手段記憶され、上記飛距離固定操作手段が操作
された飛距離固定状態中は、飛距離調整操作手段が操作
されて該飛距離調整操作手段による調整値が変化しても
飛距離記憶維持手段が上記飛距離記憶手段の記憶を維持
すると共に上記スイッチ手段のオン・オフに関わらず上
記飛距離固定解除手段が操作されるまで飛距離記憶維持
手段が飛距離記憶手段記憶を維持するので、飛距離記
憶手段に遊技者の希望する飛距離の調整値を飛距離固定
手段により記憶させれば、遊技者自らが飛距離調整操作
手段を常に操作しつつ打球の飛距離を固定する煩雑さを
解消し、容易に希望する打球の飛距離を維持することが
できるし、飛距離調整手段の操作に気を取られないで遊
技に集中することができる上、誤って飛距離調整操作手
段に触れてしまったり、遊技機の振動等により飛距離調
整操作手段が微妙に変化した場合でも、飛距離が変化す
ることが無く、飛距離固定解除手段により飛距離固定状
態が解除されない限り、確実な飛距離固定状態を生ぜし
めることが可能となる
【0057】また、請求項2に係る発明によれば、飛距
離固定手段により飛距離が固定されることを報知手段に
よって遊技者に報知されるので、飛距離が固定されたま
まの遊技機に遊技者が戸惑ったり不快な思いをすること
のないように配慮し、飛距離固定解除手段の操作を促す
ことができる
【0058】また、請求項3に係る発明によれば、上記
飛距離調整操作手段とは別に設けた補助飛距離調整操作
手段によって、飛距離記憶維持手段で維持されている調
整値を微調整することができるので、飛距離固定状態に
おいても、飛距離の微調整を行うことができ、遊技者の
利便性を高めることができる。加えて、飛距離固定状態
中に操作可能な補助飛距離調整手段は飛距離の微調整に
限定されたものであることから、誤って補助飛距離調整
手段が操作されたり、遊技機の振動等により微妙に変化
したとしても、飛距離記憶維持手段で維持されている調
整値が著しく変化することはなく、再調整も極めて容易
である
【図面の簡単な説明】
【図1】弾球遊技機たるパチンコ機の斜視図である。
【図2】前面枠の下方の一部を示す斜視図である。
【図3】打球発射操作部を裏側から見た斜視図である。
【図4】打球発射操作部の裏面図である
【図5】打球発射操作部の一部欠截した側面図である。
【図6】打球発射装置の分解斜視図である。
【図7】打球発射装置の正面図である。
【図8】飛距離調整手段の他の実施例の説明図である。
【図9】飛距離調整手段の他の実施例の説明図である。
【図10】打球供給装置の斜視図である。
【図11】打球供給装置の分解斜視図である。
【図12】打球供給装置の裏面図である。
【図13】打球供給装置の裏面図である。
【図14】パチンコ機の裏面図である。
【図15】前面枠と金枠の斜視図である。
【図16】前面枠の斜視図である。
【図17】電気的制御装置の概略ブロック図である。
【図18】パチンコ機における処理を示すフローチャー
トである。
【図19】パチンコ機における処理を示すフローチャー
トである。
【図20】パチンコ機における処理を示すフローチャー
トである。
【図21】パチンコ機における処理を示すフローチャー
トである。
【図22】パチンコ機における処理を示すフローチャー
トである。
【図23】パチンコ機における処理を示すフローチャー
トである。
【図24】パチンコ機における処理を示すフローチャー
トである。
【図25】パチンコ機における処理を示すフローチャー
トである。
【図26】パチンコ機における処理を示すフローチャー
トである。
【図27】パチンコ機における処理を示すフローチャー
トである。
【図28】パチンコ機における処理を示すフローチャー
トである。
【図29】パチンコ機における処理を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
1 パチンコ機 18 ロックスイッチ19 微調整スイッチ 23 可変抵抗器 43 打球発射杆 44 ロータリーソレノイド107 電源電圧選定手段 109 発射ロック制御手段 110 飛距離記憶手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A63F 7/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技部へ打球を発射するための打球発射
    杵と、該打球発射杵を駆動するための発射駆動手段と、
    を備えた打球発射装置を有する弾球遊技機において、 上記打球発射装置における発射駆動手段の駆動力を電気
    的に制御して遊技者が打球の飛距離を調整するための
    距離調整操作手段と、上記飛距離調整操作手段を操作した際に 所要の打球の飛
    距離に対する調整値を記憶可能な飛距離記憶手段と、 上記飛距離記憶手段に記憶された所要の調整値に対する
    打球の飛距離をそのまま固定可能な飛距離固定手段と、上記飛距離固定手段に固定された飛距離の固定状態を解
    除する飛距離固定解除手段と、 上記発射駆動手段をオン・オフさせるスイッチ手段と、 を備え、 上記飛距離固定手段は、 遊技者が操作可能であって、上記飛距離調整操作手段で
    調整された所要の調整値を上記飛距離記憶手段へ記憶す
    るように指示するための飛距離固定操作手段と、 上記飛距離固定操作手段が操作された飛距離固定状態中
    は、上記飛距離調整操作手段が操作されて該飛距離調整
    操作手段による調整値が変化しても上記飛距離記憶手段
    の記憶を維持すると共に上記スイッチ手段のオン・オフ
    に関わらず上記飛距離固定解除手段が操作されるまでは
    上記飛距離記憶手段の記憶を維持する飛距離記憶維持手
    段と、 を含む ことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 【請求項2】 上記飛距離固定手段により飛距離が固定
    されていることを報知する報知手段を設けたことを特徴
    とする請求項1に記載の弾球遊技機。
  3. 【請求項3】 上記飛距離調整操作手段とは別に補助飛
    距離調整操作手段を設け、該補助飛距離調整操作手段に
    よって上記飛距離記憶維持手段で維持されている調整値
    を微調整可能としたことを特徴とする請求項1又は請求
    項2に記載の弾球遊技機。
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