JP3530494B2 - 遊技球受入れ装置 - Google Patents

遊技球受入れ装置

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JP3530494B2 JP2001012057A JP2001012057A JP3530494B2 JP 3530494 B2 JP3530494 B2 JP 3530494B2 JP 2001012057 A JP2001012057 A JP 2001012057A JP 2001012057 A JP2001012057 A JP 2001012057A JP 3530494 B2 JP3530494 B2 JP 3530494B2
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正宏 高木
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、所定の遊技条件を満
たした場合に、遊技球を受入れる受入れ口を開閉する遊
技機に備えられた遊技球受入れ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の遊技球受入れ装置とし
て、たとえば図9ないし図12に示す第1種のパチンコ
機に備えられた変動入賞装置が知られている。図9は、
羽根式の変動入賞装置を備えた従来のパチンコ機の正面
説明図である。図10(A)は、図9に示すパチンコ機
に設けられた変動入賞装置に遊技球が入賞する様子を示
す説明図であり、図10(B)は、図9に示す変動入賞
装置に入賞した遊技球の流下経路を示す説明図である。
図11は、扉式の変動入賞装置を備えた従来のパチンコ
機の正面説明図である。図12(A)は、図11に示す
パチンコ機に設けられた変動入賞装置に遊技球が入賞す
る様子を示す説明図であり、図12(B)は、図11に
示す変動入賞装置に入賞した遊技球の流下経路を示す説
明図である。
【0003】図9に示す従来のパチンコ機500では、
図示しない発射装置から発射された遊技球が、遊技盤5
02に設けられた第1種始動口504を通過すると、特
別図柄表示装置506が「0」〜「9」などの特別図柄
を横方向の3箇所において、それぞれ上下にスクロール
表示し、それら3箇所の停止図柄が同じ特別図柄に揃う
と大当りが発生する。そして、変動入賞装置510に設
けられた羽根式の羽根部材512,512が開放動作
し、大入賞口514,514を所定時間開口する。図1
0(A)に示すように、大入賞口514,514に入賞
した遊技球Pは、図10(B)に示すように、遊技盤5
02に貫通形成された通路516から遊技盤502の裏
面に流出し、流下経路518を経て検出スイッチ520
により検出され、集合樋(図示省略)に排出される。ま
た、CPU522は、検出スイッチ520からの検出信
号により、大入賞口514,514への入賞数を計数
し、その計数値に対応した賞球が払出される。
【0004】そして、CPU522は、大入賞口51
4,514の開口時間が所定時間(たとえば30秒)に
達したか、あるいは大入賞口514,514への入賞数
が所定数(たとえば10個)に達すると羽根部材51
2,512を閉口動作させ、大入賞口514,514を
閉口する。このとき、大入賞口514,514に入賞し
た入賞球が、変動入賞装置510の内部に設けられた特
定領域(図示省略)を通過すると、連続して大入賞口5
14,514が開口する。このように、大入賞口51
4,514の開口から閉口までを1ラウンドとして、遊
技球が上記特定領域を通過することを条件に、所定回数
のラウンド(たとえば16ラウンド)を遊技可能とな
る。
【0005】また、図11に示す従来のパチンコ機60
0も、変動入賞装置610の構造が異なる他は、図9に
示したパチンコ機500と同様の制御が行われる。つま
り、大当りが発生すると、変動入賞装置610に設けら
れた扉式の可動部材612が開放動作し、大入賞口61
4が所定時間開口する。そして、図12(A)に示すよ
うに、開口した大入賞口614に入賞した遊技球Pは、
図12(B)に示すように、遊技盤502に貫通形成さ
れた通路516から遊技盤502の裏面に流出し、流下
経路518を経て検出スイッチ520により検出され、
集合樋(図示省略)に排出される。また、CPU522
は、検出スイッチ520からの検出信号により、大入賞
口614への入賞数を計数し、その計数値に対応した賞
球が払出される。
【0006】そして、CPU522は、大入賞口614
の開口時間が所定時間(たとえば30秒)に達したか、
あるいは大入賞口614への入賞数が所定数(たとえば
10個)に達すると可動部材612を閉口動作させ、大
入賞口614を閉口する。このとき、大入賞口614に
入賞した入賞球が、変動入賞装置610の内部に設けら
れた特定領域(図示省略)を通過すると、連続して大入
賞口614が開口する。このように、大入賞口614の
開口から閉口までを1ラウンドとして、遊技球が上記特
定領域を通過することを条件に、所定回数のラウンド
(たとえば16ラウンド)を遊技可能となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図10に示す
ように、従来のパチンコ機500は、遊技球Pが大入賞
口514,514に入賞してから検出スイッチ520に
至るまでの距離が長い。このため、CPU522が入賞
数(たとえば10個)を計数し、羽根部材512,51
2を閉口したときには、既に幾つかの遊技球が大入賞口
514,514から入賞しており、羽根部材512,5
12の上を通路516に向けて流下していたり、あるい
は、既に流下経路518を流下していたりする場合があ
る。これらの遊技球は、やがて検出スイッチ520によ
り検出されるため、その検出数に対応した賞球が払出さ
れることになる。つまり、検出スイッチ520によるカ
ウント数が一定しないため、大当りにより遊技者が獲得
する賞球数に差が出るという問題がある。また、従来の
パチンコ機600についても、同様に、大入賞口614
から検出スイッチ520に至るまでの距離が長いため、
パチンコ機500と同様の上記問題がある。なお、大入
賞口の入り口付近において遊技盤に打ち込まれている釘
の間隔や配置を調整することにより、大入賞口へ一度に
多くの遊技球が入賞しないように制限する試みもなされ
ているが、同じタイミングで多くの遊技球が入賞すると
いう大当り特有の醍醐味が失われてしまうため、好まし
くない。
【0008】そこで、この発明は、上記問題を解決する
ためになされたものであり、大当りにより遊技者が獲得
する賞球数の差をなくすことができる遊技球受入れ装置
を実現することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段・作用および効果】この発
明は、上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明
では、遊技盤に設けられており、遊技球を受入れる受入
れ口を開閉する受入れ手段と、前記受入れ口に受入れら
れた遊技球を検出する検出手段と、この検出手段により
検出された遊技球を計数する計数手段と、この計数手段
による計数値が所定値に達した場合に前記受入れ手段を
動作させて前記受入れ口を閉口させる制御手段とを備え
た遊技球受入れ装置において、前記受入れ手段は、所定
個所に固定された固定部材と、この固定部材と相対向し
て可動する可動部材とを備えており、前記受入れ口は、
前記固定部材と前記可動部材との間に形成されており、
前記検出手段は、前記固定部材および前記可動部材の一
方に設けられた発光素子と、前記固定部材および前記可
動部材の他方に設けられた受光素子とを備えており、前
記発光素子と前記受光素子との間に形成される光路が、
前記受入れ口に受入れられた遊技球により遮断されるこ
とにより、前記受入れ口に前記遊技球が受入れられたこ
とを検出する光センサであるという技術的手段を用い
る。
【0010】つまり、受入れ口に受入れられた遊技球を
検出する検出手段が、受入れ口に設けられているため、
計数手段は、遊技球が受入れられたと同時に遊技球を計
数することができるので、制御手段は、計数手段により
計数値が所定値に達したと同時に受入れ口を閉口させる
ことができる。したがって、計数値が所定値に達した以
降に遊技球が受入れ口に受入れられることがないため、
大当りにより遊技者が獲得する賞球数の差をなくすこと
ができる。
【0011】
【0012】しかも、所定個所に固定された固定部材
と、この固定部材と相対向して可動する可動部材との間
に受入れ口が形成されているため、計数手段による計数
値が所定値に達したと同時に可動部材を動作させて受入
れ口を閉口させることができるので、大当りにより遊技
者が獲得する賞球数の差をなくすことができる。
【0013】
【0014】また、光センサは、機械式スイッチよりも
高速に検出できるため、遊技球の検出から計数手段によ
る計数を経て制御手段による可動部材の制御までを高速
に行うことができるので、計数手段による計数値が所定
値に達することになる遊技球が受入れ口に受入れられた
瞬間に可動部材を動作させて受入れ口を閉口させること
ができる。したがって、大当りにより遊技者が獲得する
賞球数の差を確実になくすことができる。また、光セン
サは無接点であるため、摩耗部分がなく、機械式スイッ
チよりも耐久性に優れている。
【0015】
【0016】さらに、発光素子と受光素子との間に形成
される光路が、受入れ口に受入れられた遊技球により遮
断されることにより、受入れ口に遊技球が受入れられた
ことを検出することができるため、遊技球を受入れ口に
受入れられたと同時に高速で検出することができる。
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】請求項に記載の発明では、請求項1に
載の遊技球受入れ装置において、前記制御手段は、所定
の遊技状態のときに前記受入れ手段を複数回開閉動作さ
せるという技術的手段を用いる。
【0022】つまり、所定の遊技状態のときに受入れ手
段を複数回開閉動作させる遊技機では、受入れ手段が開
口するごとに余分に遊技球が受入れられると、受入れ手
段が複数回開口したときには余分に受入れられた遊技球
の数が累積加算され、それにより、余分に検出される遊
技球が増加してしまうが、請求項1ないし請求項のい
ずれか1つに記載の技術的手段を用いることにより、そ
のように余分に検出される遊技球が発生することのない
遊技球受入れ装置を実現できる。
【0023】
【発明の実施の形態】<第1実施形態>以下、この発明
に係る遊技球受入れ装置の実施形態について図を参照し
て説明する。なお、以下に記載する各実施形態では、こ
の発明に係る遊技球受入れ装置が備えられた遊技機とし
て第1種のパチンコ機を例に挙げて説明する。 [全体の主要構成]まず、この実施形態に係る遊技球受
入れ装置が備えられたパチンコ機の主要構成について、
そのパチンコ機の外観を示す図1の斜視説明図を参照し
て説明する。パチンコ機1には、前枠2が開閉可能に備
えられており、その前枠2には、ガラス枠4が開閉可能
に取付けられている。前枠2の右側には、ガラス枠4開
閉用の鍵を差し込む鍵穴3が設けられている。ガラス枠
4の内部には、遊技盤5が設けられており、前枠2の右
側下方には、遊技球を遊技盤5へ発射する発射モータ
(図6において符号15eで示す)を操作するための発
射ハンドル15aが回動可能に取付けられている。
【0024】ガラス枠4の下方には、賞球や貸球が供給
される賞球・貸球供給口6aが形成されており、この賞
球・貸球供給口6aの供給側には、その賞球・貸球供給
口6aから供給された賞球や貸球を溜めておくための上
受け皿6が取り付けられている。上受け皿6の下方に
は、上受け皿6の収容可能数を超えて流下した賞球や上
受け皿球抜きレバー6bの操作により上受け皿6から排
出された遊技球などを排出する排出口7aが形成されて
いる。排出口7aの排出側には、その排出口7aから排
出された遊技球を収容しておくための下受け皿7が設け
られている。また、遊技盤5の上方には、枠ランプ9が
設けられており、下受け皿7の左側には、灰皿7bが設
けられている。
【0025】[遊技盤5の主要構成]次に、遊技盤5の
主要構成についてそれを示す図2を参照して説明する。
遊技盤5の略中央には、センターケース30が備えられ
ている。センターケース30には、天入賞口31と、3
個のLEDからなる普通図柄表示装置33と、この普通
図柄表示装置33の始動可能な回数を4個のLEDによ
り表示する普通図柄記憶表示LED34と、複数の図
柄、たとえば「0」〜「9」の数字の特別図柄や背景画
像などを液晶で表示する特別図柄表示装置32と、この
特別図柄表示装置32の始動可能な回数を4個のLED
により表示する特別図柄記憶表示LED35とが備えら
れている。
【0026】センターケース30の左右斜め上には、L
EDにより装飾された装飾風車21がそれぞれ設けられ
ている。右側の装飾風車21の右斜め下方には、普通図
柄表示装置33を作動させるための普通図柄作動右ゲー
ト26が設けられており、左側の装飾風車21の左斜め
下方には、同じく普通図柄作動左ゲート27が設けられ
ている。普通図柄作動右ゲート26の下方には、右袖入
賞口22が設けられており、普通図柄作動左ゲート27
の下方には、左袖入賞口23が設けられている。センタ
ーケース30の下方には、特別図柄表示装置32の停止
図柄が大当り図柄となった場合に作動する変動入賞装置
40が設けられている。この変動入賞装置40には、大
当りの発生時に開放動作して大入賞口43,44を開口
する羽根状の羽根部材41,42が開閉可能に取り付け
られている。右側の羽根部材41の右側には、右下入賞
口24が設けられており、左側の羽根部材42の左側に
は、左下入賞口25が設けられている。
【0027】変動入賞装置40の頂部には、特別図柄表
示装置32を作動させる機能を有する第1種始動口28
が設けられており、この第1種始動口28の下方には普
通図柄表示装置33の停止図柄が当たり図柄となった場
合に両翼を開放する普通電動役物29が設けられてい
る。両翼を開放した普通電動役物29は、第1種始動口
28と同様に特別図柄表示装置32を作動開始させる機
能を備えている。また、変動入賞装置40の内部には、
羽根部材41,42を連続して開放動作させる機能を有
する特定領域と、この特定領域を通過した遊技球を検出
する特定領域スイッチ(図6に符号53で示す)が設け
られている。
【0028】また、遊技盤5には、発射された遊技球を
遊技領域へ案内するレール13が取付けられており、遊
技盤5の上方左右角部には、コーナー飾り11がそれぞ
れ設けられており、遊技盤5の右側および左側には、サ
イド飾り20がそれぞれ設けられている。さらに、遊技
盤5には、普通の風車12,12と、入賞しなかった遊
技球をアウト球として回収するアウト口14とが設けら
れている。そして、遊技盤5には、多くの釘(図示省
略)が打ち込まれており、遊技盤5に発射された遊技球
は、釘の間を乱舞しながら落下し、各入賞口に入賞した
り、始動口を通過したり、あるいはアウト口14から回
収されたりする。
【0029】(変動入賞装置40の構造)次に、変動入
賞装置40の構造について図3ないし図5を参照して説
明する。図3は、変動入賞装置40のうち、遊技盤5の
表面に取付けられる表機構を右斜め上方から見た斜視説
明図であり、図4は、変動入賞装置40の表機構、遊技
盤5の裏面に取付けられる裏機構および駆動機構を分け
て右斜め上方から見た斜視説明図である。図5(A)
は、変動入賞装置40の電気的構成を示す説明図であ
り、図5(B)は、遊技球が大入賞口に受入れられた様
子を示す説明図である。なお、以下の説明において、遊
技盤5の表面からパチンコ機1の前に座った遊技者に向
かう方向を前方と称し、その逆方向を後方と称する。
【0030】図4に示すように、変動入賞装置40は、
遊技盤5の表面に取付けられる表機構40a、遊技盤5
の裏面に取付けられる裏機構40bおよび駆動機構40
cから構成される。図3に示すように、表機構40a
は、装飾ブラケット47を備える。装飾ブラケット47
には、ビスにより遊技盤5(図2)の前面に取付けるた
めのビス孔47aが複数箇所に貫通形成されている。装
飾ブラケット47には、その中央下部から前方にハウジ
ング48が突出形成されている。ハウジング48の右端
には、右側の羽根部材41の基部が回動可能に取付けら
れており、ハウジング48の左側には、左側の羽根部材
42の基部が回動可能に取付けられている。
【0031】装飾ブラケット47の前面上部には、普通
電動役物29が取付けられている。普通電動役物29の
前面には、前面板29aが取付けられており、図5に示
すように、前面板29aの両端と装飾ブラケット47と
の間には、羽根部材29cの基部がそれぞれ回動可能に
取付けられている。前面板29aと装飾ブラケット47
との間であって、右側の羽根部材29cの基端部近傍か
らは、突出部29dが右側方に突出形成されており、左
側の羽根部材29cの基端部近傍からは、突出部29e
が左側方に突出形成されている。前面板29aの下部で
あって装飾ブラケット47の略中央には、案内孔(図示
省略)が貫通形成されており、その案内孔は、遊技盤5
に貫通形成された通路(図示省略)に連通している。
【0032】図4に示すように、羽根部材41,42が
開放動作している場合は、右側の羽根部材41の先端部
と、右側の突出部29dの右下角部との間に大入賞口4
3が形成され、左側の羽根部材42の先端部と、左側の
突出部29eの左下角部との間に大入賞口44が形成さ
れる。また、図3に示すように、羽根部材41,42が
閉口動作している場合は、右側の羽根部材41の先端部
と、右側の突出部29dの右下角部とが接近することに
より、大入賞口43が閉口され、左側の羽根部材42の
先端部と、左側の突出部29eの左下角部とが接近する
ことにより、大入賞口44が閉口される。
【0033】図4に示すように、裏機構40bは、ハウ
ジング52を備えており、ハウジング52は、遊技盤5
の裏面において表機構40aと対応する箇所に取付けら
れている。ハウジング52の中央下部には、下面が開口
した空間52aが形成されており、その空間52aに
は、表機構40aの前記案内孔から前記通路を介して遊
技盤5の裏面に案内された遊技球Pを検出する特定領域
スイッチ53が設けられている。この裏機構40bに達
した遊技球は、流下経路W1〜W3により流下し、流下
経路W2により流下した遊技球が、特定領域スイッチ5
3により検出される。なお、この実施形態では、特定領
域スイッチ53として変流器を使用する。
【0034】ハウジング52の両側には、棒状のロッド
54,54が前後方向に挿通されており、各ロッド54
の後端は、縦断面が長孔形状の連結部材55の一端寄り
にそれぞれ挿通されている。各連結部材55の他端寄り
には、棒状のロッド56がそれぞれ挿通されている。各
ロッド54の先端は、羽根部材41,42の各軸部材に
連結される。また、ハウジング52の前面両側には、L
ED57が2個ずつ取付けられている。駆動機構40c
は、板状の取付板58を備えており、その取付板58に
は、大入賞口ソレノイド59,59が横方向に並んで取
付けられている。各大入賞口ソレノイド59のプランジ
ャ(図示省略)の下端には、ロッド56がそれぞれ取付
けられる。つまり、各大入賞口ソレノイド59が駆動
し、プランジャが伸縮すると、その直線運動が各連結部
材55の回動運動に変換され、ロッド54が回動し、軸
部材が回転するので、羽根部材41,42が開閉動作す
る。
【0035】図5に示すように、羽根部材41の先端部
には、透光性を有する材料により形成された透光部41
aが形成されており、その透光部41aの内部には、発
光素子41bが収容されている。また、突出部29dの
先端部には、透光性を有する材料により形成された透光
部29fが形成されており、その透光部29fの内部に
は、受光素子29hが、発光素子41bに対向して収容
されている。発光素子41bは、駆動回路50aに電気
的に接続されており、駆動回路50aは、主基板100
に電気的に接続されている。受光素子29hは、増幅回
路50bに電気的に接続されており、増幅回路50b
は、検出回路50cに電気的に接続されており、検出回
路50cは、主基板100に電気的に接続されている。
【0036】主基板100から駆動回路50aに対して
駆動命令が出力されると、駆動回路50aは、発光素子
41bに対して駆動信号を出力し、発光素子41bが発
光する。羽根部材41が開放動作して大入賞口43が開
口しており、遊技球Pが大入賞口43に受け入れられて
いない場合に、発光素子41bから照射された照射光L
は、受光素子29hにより受光される。その受光によ
り、受光素子29hにおいて発生した電気信号は、検出
信号として増幅回路50bに出力され、その増幅回路5
0bにおいて所定の電圧に増幅される。その増幅された
増幅信号は、検出回路50cにおいてフィルタリングお
よびA/D変換が行われ、その変換されたデジタル信号
は、主基板100に入力される。
【0037】そして、主基板100に搭載されたメイン
CPU112は、入力したデジタル信号をカウントし、
そのカウント値が所定のしきい値を超えた場合に、発光
素子41bから照射された照射光Lが受光素子29hに
受光されている、つまり、遊技球Pが発光素子41bと
受光素子29hとの間に形成される光路上に存在しない
(大入賞口に受け入れられていない)と判定する。ま
た、メインCPU112は、カウント値が上記しきい値
以下である場合に、発光素子41bから照射された照射
光Lが受光素子29hに受光されていない、つまり、遊
技球Pが発光素子41bと受光素子29hとの間に形成
される光路上に存在する(遊技球Pが大入賞口に受け入
れられている)と判定する。なお、図5は、右側の羽根
部材41および突出部29dの電気的構成を示すが、左
側の羽根部材42および突出部29eは、右側と同じ電
気的構成である。また、駆動回路50a、発光素子41
b、受光素子29h、増幅回路50bおよび検出回路5
0cが、光センサを構成する。
【0038】[パチンコ機1の電気的構成]次に、パチ
ンコ機1の電気的構成についてそれをブロックで示す図
6を参照して説明する。パチンコ機1には、主基板10
0が設けられており、この主基板100には、マイクロ
プロセッサ110が搭載されている。マイクロプロセッ
サ110には、大当りの判定、大入賞口43,44への
入賞数のカウント、ラウンドの制御など、遊技の主な制
御を実行するメインCPU112と、このメインCPU
112が各種制御を実行するための各種制御プログラム
などが記録されたROM114と、遊技球が第1種始動
口28を通過したことの検出結果などの遊技中に発生す
る各種データ、ROM114から読出された制御プログ
ラムなどを一時的に格納するRAM116とが搭載され
ている。
【0039】主基板100には、次に記載するものが電
気的に接続されている。遊技球が第1種始動口28を通
過したことを検出する第1種始動口スイッチ28a、特
別図柄表示装置32、LEDやランプ類を制御するラン
プ制御装置300、電源基板80、賞球の払出しなどを
制御する払出制御基盤200、遊技中の効果音などを制
御する音声制御装置79、入賞や大当りなどに関する遊
技盤情報をパチンコホールの管理室などに設けられたコ
ンピュータ(図示省略)へ送信するための遊技枠情報端
子基板72、盤面中継基板71、遊技枠中継基板73で
ある。
【0040】払出制御基盤200には、主基板100か
ら送出される制御コマンドを入力して動作するマイクロ
プロセッサ210が搭載されており、マイクロプロセッ
サ210には、賞球の払出しなどを制御するサブCPU
212と、このサブCPU212が賞球の払出しなどの
制御を実行するための各種制御プログラムが記録された
ROM214と、サブCPU212が各種制御プログラ
ムを実行する際にROM214から読出された制御プロ
グラムや遊技中に発生する入賞数や賞球数などの各種デ
ータを一時的に格納するRAM216とが搭載されてい
る。また、払出制御基盤200には、電源基板80、発
射モータ15eを駆動するための発射モータ駆動基板1
5c、遊技枠情報端子基板72および払出中継基板75
が電気的に接続されている。発射モータ駆動基板15c
には、発射モータ駆動基板15cから発射モータ15e
へ駆動信号を出力させるための発射スイッチ15dが接
続されている。
【0041】遊技枠中継基板73には、満杯検出スイッ
チ77およびセンサ中継基板74が電気的に接続されて
いる。センサ中継基板74は、賞球ユニット62に備え
られた賞球払出センサ62a,62bおよび払出中継基
板75と電気的に接続されている。払出中継基板75に
は、貸球切れスイッチ76、賞球払出モータ62cおよ
び貸球ユニット63が電気的に接続されている。盤面中
継基板71には、普通電動役物29を駆動する普通電動
役物ソレノイド29j、普通図柄表示装置33、駆動回
路50a、普通図柄作動右ゲート26を通過した遊技球
を検出する右ゲートスイッチ26a、普通図柄作動左ゲ
ート27を通過した遊技球を検出する左ゲートスイッチ
27a、右袖入賞口22に入賞した遊技球を検出する右
袖入賞口スイッチ22a、左袖入賞口23に入賞した遊
技球を検出する左袖入賞口スイッチ23a、天入賞口3
1に入賞した遊技球を検出する天入賞口スイッチ31
a、右下入賞口24に入賞した遊技球を検出する右下入
賞口スイッチ24a、左下入賞口25に入賞した遊技球
を検出する左下入賞口スイッチ25aおよび大入賞口中
継基板70である。大入賞口中継基板70には、大入賞
口ソレノイド59,59、検出回路50cおよび特定領
域スイッチ53が電気的に接続されている。電源基板8
0は、AC24V(50Hz/60Hz)の主電源78
から電源の供給を受け、各基板へ必要電源を供給する。
【0042】(変動入賞装置40の動作)次に、変動入
賞装置40の動作について図7を参照して説明する。図
7は、メインCPU112が実行する大入賞口処理の流
れを示すフローチャートである。遊技球が第1種始動口
28を通過すると、特別図柄表示装置32が画面の横方
向3箇所に複数の特別図柄を上下にスクロール表示す
る。そして、3箇所において同じ特別図柄が停止する
と、大当りが発生する。メインCPU112は、大当り
の発生を示す大当りフラグが立っていると判定すると
(ステップ(以下、Sと略す)10:Yes)、実行さ
れたラウンドの数を示すラウンド数Rに「1」を加算す
る(S12)。続いてメインCPU112は、大入賞口
43,44を開口させるための開口コマンドを大入賞口
ソレノイド59,59へ出力する(S14)。これによ
り、大入賞口ソレノイド59,59が動作し、羽根部材
41,42が開放動作し、大入賞口43,44が開口す
る。
【0043】そして、図5(B)に示すように、遊技球
Pが大入賞口43に入賞すると、発光素子41bから照
射されていた照射光Lが遮断され、メインCPU112
は、大入賞口43に入賞した遊技球Pの入賞数P1に
「1」を加算する。大入賞口44から遊技球Pが入賞し
た場合も、メインCPU112は同様に入賞数P1に
「1」を加算する。大入賞口43,44から入賞した
は、裏機構40bに案内され、空間52aにおいて不定
方向に進み、流下経路W1,W2およびW3のいずれか
の流下経路をたどって流下する(図4)。メインCPU
112は、大入賞口43,44が開口してからの時間が
t1を経過したか否かを判定し(S16)、t1を経過
していない場合は(S16:No)、入賞数P1が「1
0」に達したか否かを判定する(S18)。そしてメイ
ンCPU112は、t1を経過したと判定した場合(S
16:Yes)、あるいは入賞数P1が「10」に達し
た場合は(S18:Yes)、大入賞口ソレノイド5
9,59の動作が停止し、羽根部材41,42が閉口動
作し、大入賞口43,44が閉口する(S20)。
【0044】つまり、遊技球Pが大入賞口43,44に
入賞した瞬間に入賞数P1がカウントされ、その入賞数
P1が「10」に達すると、即座に大入賞口43,44
を閉口させることができるため、入賞の検出から大入賞
口43,44の閉口までを略同じタイミングで行うこと
ができる。したがって、入賞数P1が「10」に達した
以降に、遊技球Pが大入賞口43,44に余分に入賞す
ることがない。続いてメインCPU112は、ラウンド
数Rが「16」に達したか否かを判定し(S22)、達
していない場合は(S22:No)、特定領域スイッチ
53がONしたか否か、つまり遊技球Pが特定領域を通
過したか否かを判定する(S24)。続いてメインCP
U112は、特定領域スイッチ53がONしている場合
は(S24:Yes)、カウント値P1を0リセットし
(S26)、次のラウンドを実行する(S10〜S2
0)。そしてメインCPU112は、ラウンド数Rが
「16」に達した場合(S22:Yes)、あるいは特
定領域スイッチ53がONしていない場合は(S24:
No)、ラウンド数Rおよびカウント値P1を0リセッ
トし(S28)、大当りフラグをリセットし(S3
0)、大入賞口処理の今回のルーチンを終了する。
【0045】[第1実施形態の効果] (1)以上のように、第1実施形態の変動入賞装置40
を実施すれば、大入賞口43,44への入賞と同時に遊
技球Pを検出することができるため、入賞から検出まで
の時間的な遅れが殆どなく、入賞数P1が「10」に達
すると略同時に大入賞口43,44を閉口させることが
できる。したがって、入賞数P1が「10」を超えるこ
とがないため、大当りにより遊技者が獲得する賞球数の
差をなくすことができるので、遊技者間で不公平が生じ
ることもない。 (2)しかも、光センサは、機械式スイッチよりも遊技
球を高速に検出できるため、入賞数P1が「10」に達
することになる遊技球Pが大入賞口43,44に受入れ
られた瞬間に羽根部材41,42を動作させて大入賞口
43,44を閉口させることができる。したがって、大
当りにより遊技者が獲得する賞球数の差を確実になくす
ことができる。また、光センサは無接点であるため、摩
耗部分がなく、機械式スイッチよりも耐久性に優れてい
る。
【0046】<第2実施形態>次に、この発明の第2実
施形態について図8を参照して説明する。図8(A)
は、変動入賞装置40の電気的構成を示す説明図であ
り、図8(B)は、遊技球が大入賞口に受入れられてい
ない場合を示す説明図である。突出部29dの先端部に
は、透光性を有する材料により形成された透光部29f
が形成されており、その透光部29fの内部には、発光
素子41bおよび受光素子29hが収容されている。羽
根部材41の上面であって、羽根部材41が開放動作し
ている場合に発光素子41bから照射された照射光が照
射される位置には、光吸収材料により形成された光吸収
部41cが形成されている。発光素子41bは、駆動回
路50aに電気的に接続されており、駆動回路50a
は、主基板100に電気的に接続されている。受光素子
29hは、増幅回路50bに電気的に接続されており、
増幅回路50bは、検出回路50cに電気的に接続され
ており、検出回路50cは、主基板100に電気的に接
続されている。
【0047】主基板100から駆動回路50aに対して
駆動命令が出力されると、駆動回路50aは、発光素子
41bに対して駆動信号を出力し、発光素子41bが発
光する。羽根部材41が開放動作して大入賞口43が開
口しており、遊技球Pが、発光素子41bから照射され
る照射光L1の光路上に存在する場合、つまり大入賞口
43に入賞したときに、発光素子41bから照射された
照射光L1は、遊技球Pの表面で反射し、反射光L2と
なって受光素子29hにより受光される。その受光によ
り、受光素子29hにおいて発生した電気信号は、検出
信号として増幅回路50bに出力され、その増幅回路5
0bにおいて所定の電圧に増幅される。その増幅された
増幅信号は、検出回路50cにおいてフィルタリングお
よびA/D変換が行われ、その変換されたデジタル信号
は、主基板100に入力される。
【0048】そして、主基板100に搭載されたメイン
CPU112は、入力したデジタル信号をカウントし、
そのカウント値が所定のしきい値を超えた場合に、発光
素子41bから照射された照射光L1が遊技球Pの表面
で反射され、その反射光L2が受光素子29hに受光さ
れている、つまり、遊技球Pが発光素子41bから照射
された照射光L1の光路上に存在する(大入賞口43に
入賞している)と判定する。また、メインCPU112
は、カウント値が上記しきい値以下である場合に、発光
素子41bから照射された照射光L1が光吸収部41c
により吸収されており、遊技球Pの表面で反射されてい
ない、つまり、遊技球Pが発光素子41bから照射され
た照射光L1の光路上に存在しない(大入賞口43に入
賞していない)と判定する。なお、図8は、右側の羽根
部材41および突出部29dの電気的構成を示すが、左
側の羽根部材42および突出部29eは、右側と同じ電
気的構成である。また、駆動回路50a、発光素子41
b、受光素子29h、増幅回路50bおよび検出回路5
0cが、光センサを構成する。
【0049】[第2実施形態の効果] (1)以上のように、第2実施形態の変動入賞装置40
を実施すれば、大入賞口43,44への入賞と同時に遊
技球Pを検出することができるため、入賞から検出まで
の時間的な遅れが殆どなく、入賞数P1が「10」に達
すると略同時に大入賞口43,44を閉口させることが
できる。したがって、入賞数P1が「10」を超えるこ
とがないため、大当りにより遊技者が獲得する賞球数の
差をなくすことができるので、遊技者間で不公平が生じ
ることもない。 (2)しかも、光センサは、機械式スイッチよりも遊技
球を高速に検出できるため、入賞数P1が「10」に達
することになる遊技球Pが大入賞口43,44に受入れ
られた瞬間に羽根部材41,42を動作させて大入賞口
43,44を閉口させることができる。したがって、大
当りにより遊技者が獲得する賞球数の差を確実になくす
ことができる。また、光センサは無接点であるため、摩
耗部分がなく、機械式スイッチよりも耐久性に優れてい
る。 (3)また、大入賞口43,44に遊技球Pが入賞して
いない場合は、発光素子41bから照射された照射光L
1を光吸収部41cにより吸収することができるため、
発光素子41bからの照射光L1が、羽根部材41の上
面で反射することにより発生する反射光が受光素子29
hに受光されてしまい、大入賞口43,44に遊技球P
が受入れられたと誤って検出してしまうことがない。
【0050】<他の実施形態> (1)第1実施形態では、発光素子を羽根部材に設け、
受光素子を突出部に設ける構成を説明したが、その逆
で、発光素子を突出部に設け、受光素子を羽根部材に設
ける構成でもよい。 (2)第2実施形態では、発光素子および受光素子を突
出部に設け、光吸収部を羽根部材に設ける構成を説明し
たが、その逆で、発光素子および受光素子を羽根部材に
設け、光吸収部を突出部に設ける構成でもよい。また、
発光素子から照射された照射光の反射光が、CPUが入
賞を判定できない程度に羽根部材または突出部において
吸収される場合、あるいは、散乱される場合には、特
に、光吸収部を設ける必要はない。
【0051】(3)前記第2実施形態では、羽根部材側
に光吸収部を設ける構成を説明したが、羽根部材側に光
を反射する反射部を設け、発光素子から照射された照射
光を反射部において反射させ、その反射光を受光素子に
より受光する構成でもよい。この構成の場合は、反射部
の表面で反射した反射光を受光したときの発光素子に発
生する電気信号のレベルが、遊技球の表面で反射した反
射光を受光したときのレベルよりも低くなるように設定
する。これにより、そのレベルの高低をCPUが判定す
ることにより、遊技球が入賞したか否かを判定すること
ができる。また、この構成の場合、突出部側に反射部を
設け、羽根部材側に発光素子および受光素子を設けても
よい。
【0052】(4)前記各実施形態では、この発明の検
出手段として、光センサを使用する場合を説明したが、
変流器などの電気的検出手段を設けることもできる。た
とえば、変流器を遊技球の通過口が、遊技盤の盤面に対
して直交するように大入賞口の入り口または入り口から
やや内部側における遊技盤に設けることができる。 (5)また、機械式スイッチを設けることもできる。た
とえば、羽根部材や突出部の先端部、あるいは、大入賞
口に対応する遊技盤面に、遊技球の通過によりONまた
はOFFするマイクロスイッチを設けることができる。
そのマイクロスイッチは、遊技球の通過により倒れるピ
ン形状でもよいし、板状でもよい。 (6)前記各実施形態では、この発明に係る遊技球受入
れ装置として変動入賞装置40を例に挙げて説明した
が、この発明を普通電動役物29に適用することもでき
る。たとえば、図3に示す羽根部材29c,29cの先
端部に発光素子41bまたは受光素子29hを設け、第
1種始動口28の両側面下端部に受光素子29hまたは
発光素子41bを設ける。また、羽根部材29c,29
cの先端部あるいは第1種始動口28の両側面下端部に
発光素子41bおよび受光素子29hを設けてもよい。
さらに、いわゆるチューリップなどの電動役物など、可
動式で受入れ口を開閉するものであれば、この発明に係
る遊技球受入れ装置を適用することができる。
【0053】[請求項と実施形態との対応関係] 変動入賞装置40が、この発明に係る遊技球受入れ装置
に対応し、大入賞口43,44が、請求項1に記載の受
入れ口に対応し、表機構40aが受入れ手段に対応す
る。また、突出部29d,29eが、固定部材に対応
し、羽根部材41,42が可動部材に対応する。そし
て、メインCPU112が実行するS18が計数手段と
して機能し、S20が制御手段として機能する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態に係る変動入賞装置が備え
られたパチンコ機1の外観を示す斜視説明図である。
【図2】図2は、図1に示すパチンコ機1に設けられた
遊技盤5の主要構成を示す説明図である。
【図3】図2に示す遊技盤5に設けられた変動入賞装置
40のうち、遊技盤5の表面に取付けられる表機構40
aを右斜め上方から見た斜視説明図である。
【図4】図2に示す遊技盤5に設けられた変動入賞装置
40の表機構40a、遊技盤5の裏面に取付けられる裏
機構40bおよび駆動機構40cを分けて右斜め上方か
ら見た斜視説明図である。
【図5】図5(A)は、変動入賞装置40の電気的構成
を示す説明図であり、図5(B)は、遊技球が受入れ口
に受入れられた様子を示す説明図である。
【図6】図1に示すパチンコ機1の電気的構成をブロッ
クで示す説明図である。
【図7】メインCPU112が実行する大入賞口処理の
流れを示すフローチャートである。
【図8】図8(A)は、変動入賞装置40の電気的構成
を示す説明図であり、図8(B)は、遊技球が受入れ口
に受入れられていない場合を示す説明図である。
【図9】羽根式の変動入賞装置を備えた従来のパチンコ
機の正面説明図である。
【図10】図10(A)は、図9に示すパチンコ機に設
けられた変動入賞装置に遊技球が入賞する様子を示す説
明図であり、図10(B)は、図9に示す変動入賞装置
に入賞した遊技球の流下経路を示す説明図である。
【図11】扉式の変動入賞装置を備えた従来のパチンコ
機の正面説明図である。
【図12】図12(A)は、図11に示すパチンコ機に
設けられた変動入賞装置に遊技球が入賞する様子を示す
説明図であり、図12(B)は、図11に示す変動入賞
装置に入賞した遊技球の流下経路を示す説明図である。
【符号の説明】
1 パチンコ機 5 遊技盤 29h 受光素子(検出手段) 40a 表機構(受入れ手段) 41b 発光素子 41c 光吸収部 43,44 大入賞口(受入れ口) 112 メインCPU P 遊技球

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤に設けられており、遊技球を受入
    れる受入れ口を開閉する受入れ手段と、前記受入れ口に
    受入れられた遊技球を検出する検出手段と、この検出手
    段により検出された遊技球を計数する計数手段と、この
    計数手段による計数値が所定値に達した場合に前記受入
    れ手段を動作させて前記受入れ口を閉口させる制御手段
    とを備えた遊技球受入れ装置において、前記受入れ手段は、所定個所に固定された固定部材と、
    この固定部材と相対向して可動する可動部材とを備えて
    おり、 前記受入れ口は、前記固定部材と前記可動部材との間に
    形成されており、 前記検出手段は、前記固定部材および前記可動部材の一
    方に設けられた発光素子と、前記固定部材および前記可
    動部材の他方に設けられた受光素子とを備えており、前
    記発光素子と前記受光素子との間に形成される光路が、
    前記受入れ口に受入れられた遊技球により遮断されるこ
    とにより、前記受入れ口に前記遊技球が受入れられたこ
    とを検出する光センサであることを特徴とする遊技球受
    入れ装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、所定の遊技状態のとき
    に前記受入れ手段を複数回開閉動作させることを特徴と
    する請求項1に記載の遊技球受入れ装置。
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