JPH0999159A - 遊技機 - Google Patents
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- JPH0999159A JPH0999159A JP7279659A JP27965995A JPH0999159A JP H0999159 A JPH0999159 A JP H0999159A JP 7279659 A JP7279659 A JP 7279659A JP 27965995 A JP27965995 A JP 27965995A JP H0999159 A JPH0999159 A JP H0999159A
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Abstract
が容易かつ正確にできる遊技機を提供する。 【解決手段】 機枠12に対して揺動可能に取付けられ
たベース盤910を設け、このベース盤910に、遊技
盤収納枠11の複数の開閉機構体(ピンヒンジ921,
922)を固定状態に取付ける。これにより、機枠12
を島設備に固定したままで、ベース盤910とともに各
開閉機構体を一体的に揺動させることで、容易に遊技盤
収納枠11の設置角度調整が行なえる。
Description
遊技機に係わり、詳しくは遊技領域を形成する遊技盤の
設置角度調整の作業性等の向上を図った遊技機に関す
る。
(或いは外枠ともいう)と遊技盤を収納する前面枠(本
発明の遊技盤収納枠)とから構成され、機枠を島設備へ
固定し、前面枠は機枠に対して開閉を行なうためのヒン
ジを設けて開閉可能に備えられていた。また前面枠にお
ける遊技盤の前面側には、金属製のガラス枠が前面枠に
対して開閉可能に備えられ、ガラス枠を通して前面枠に
収納された遊技盤の遊技領域が視認可能な構造であっ
た。また、前面枠の下方部には上皿等を配置した前面パ
ネル(或いは開閉パネルともいう)が備えられていた。
従来の機枠は木製であり、島設備へ設置する場合、機枠
の上辺部及び下辺部に釘を打ち付けることにより、パチ
ンコ機を島設備の構造部材に対して固定していた。そし
てパチンコ機の設置角度(鉛直方向に対する傾斜角度)
を変更する場合には、機枠の上辺部及び下辺部のどちら
かの固定位置を前後にずらして再度釘打ちして固定し直
すことにより、傾斜角度の調整を行なっていた。なお、
パチンコ機の設置角度(厳密には遊技盤の設置角度)
は、いわゆる入賞率に大きく影響するため、遊技ホール
等では営業方針にあった角度調整を行なっている。
機にあっては、上記設置角度調整の作業性等の面で、以
下のような問題点があった。 (イ)従来のパチンコ機の設置角度の調整は、適当にパ
チンコ機を傾斜させておいて機枠に釘を打ち付けること
により、適当な傾斜角度を付けて島設備への設置を行な
っていたため、目的とする設置角度に定量的に微調整す
るのが非常に困難であり、ホールで望んでいる入賞率に
なるような設置角度に調整することは非常に困難であっ
た。 (ロ)また、従来の場合、設置角度を再設定する場合
は、打ち付けた釘を抜いてから適当に設置角度を変化さ
せた後に再度釘を打ち付けて行なっていたため、非常に
面倒な作業であるとともに、この場合も正確な設定変更
が困難であった。
が容易かつ正確にできる遊技機を提供することを目的と
している。
求項1記載の発明による遊技機は、島設備への取付を行
なう機枠と、遊技領域を形成する遊技盤を設置する遊技
盤収納枠と、この遊技盤収納枠を前記機枠に対して開閉
可能に取付ける開閉機構体とを備えた遊技機において、
前記遊技盤を含む遊技盤収納枠の設置角度が調整できる
ように、前記開閉機構体を前記機枠に対して移動可能に
取付けたことを特徴とする。
2記載のように、前記遊技盤収納枠の開閉機構体を複数
設けるとともに、前記機枠に対して移動可能に取付けら
れたベース盤を設け、このベース盤に前記複数の開閉機
構体を取付けることにより、これら開閉機構体を機枠に
対して移動可能としてもよい。また、例えば請求項3記
載のように、前記ベース盤を、前記機枠の少なくとも上
辺部と両側辺部の内側に沿って配設された一体的な部材
により構成し、前記遊技盤収納枠の開閉機構体を、前記
ベース盤の一側辺部に取付けるとともに、前記ベース盤
の他側辺部には、前記遊技盤収納枠の前面側に開閉可能
に配設される前面開閉枠の施錠装置の受け部材を設けて
もよい。さらに、例えば請求項4記載のように、前記ベ
ース盤には、前記遊技盤収納枠の開閉機構体とともに、
前記遊技盤収納枠の前面側に配設される前面開閉枠を開
閉可能に支持する開閉機構体を取付けてもよい。さら
に、例えば請求項5記載のように、前記機枠或いはベー
ス盤には、前記遊技盤を含む遊技盤収納枠の設置角度の
調整値を明示する明示手段が備えられていてもよい。
チンコ装置に適用した実施例として図面を参照して説明
する。第1例 A.パチンコ装置の正面構成及び全体構造 まず、図1乃至図3により、第1例であるパチンコ装置
の正面構成及び全体構造について説明する。図1はパチ
ンコ装置のパチンコ機(遊技機)を示す正面斜視図、図
2は同パチンコ機の後述するガラス枠13と前面パネル
14の正面斜視図、図3は後述する遊技盤10と遊技盤
収納枠11を示す分解斜視図である。パチンコ装置は、
例えばいわゆるCR機(カードリーディング機)と称さ
れるものの場合、大きく分けてパチンコ機と、遊技媒体
貸出装置としてのカード式玉貸機(以下、単に玉貸機と
いう)によって構成され、これらが対をなして設置され
るが、この場合各図においては、玉貨機の図示を省略し
ている。
された遊技盤10が、遊技盤収納枠11(図3に示す)
を介して機枠12に対して開閉自在に取付けられてい
る。そして、図1及び図2に示すように、これら遊技盤
10及び遊技盤収納枠11の前面を覆うように、ガラス
枠13(前面開閉枠)と前面パネル14(前面開閉枠)
とが前面側に配置され、遊技盤収納枠11とは独立にそ
れぞれが機枠12に対して開閉自在に取付けられてい
る。なおこのパチンコ機は、遊技盤10、遊技盤収納枠
11、機枠12、ガラス枠13、及び前面パネル14等
を構成する主な構成部材が、全て合成樹脂により形成さ
れている。ガラス枠13は、ほぼ中央に開口部13aが
形成され、開口部13aを通して遊技盤10における遊
技領域が見えるようになっている。このガラス枠13の
前面には、遊技領域を囲むように、上部ランプカバー1
5a,15b,15c、開口縁部ランプカバー16、及
びサイドランプカバー17a,17bが設けられ、これ
らカバー内には装飾ランプ(図示省略)が内蔵されてい
る。これらカバーは、前面側に突出する膨出状の形状と
され、透明又は半透明で、内蔵された装飾ランプの点灯
光を透過可能である。これらカバーの表面にはカラフル
な色彩が施されていてもよい。また、ガラス枠13の前
面における右下隅部には、ガラス枠13を施錠する後述
の施錠装置80(図2に示す)を操作するための、鍵挿
入部18が設けられている。ガラス枠13を開く場合に
は、鍵挿入部18に所定のキーを挿入して回動操作すれ
ば、施錠装置80のロック状態が解除されてガラス枠1
3のみがオープンする。
配置されたもので、ガラス枠13とは独立に機枠12に
対して開閉自在に取付けられている。この前面パネル1
4には、上皿21と、上皿21の玉を後述の玉貯留皿
(下皿)24に移す玉通路開閉用の押し釦22と、灰皿
23と、玉を貯留する玉貯留皿24と、玉貯留皿24に
貯留された玉を外部下方に抜くための玉抜きレバー25
と、後述の発射装置620の操作を行う発射操作ノブ2
6とが設けられている。前面パネル14の前面における
右上隅部には、前面パネル14を施錠する施錠装置90
(図2に示す)を操作するための鍵挿入部27が設けら
れている。前面パネル14を開く場合には、鍵挿入部2
7に所定のキーを挿入して回動操作すれば、施錠装置の
ロック状態が解除されて前面パネル14のみがオープン
する。なお、この前面パネル14を開けるための所定の
キーは、ガラス枠13の前述の施錠装置を解除するため
の所定のキーと同一のものとされ、施錠管理が容易化さ
れている。なおここで、施錠装置90は、鍵挿入部27
に挿入された所定のキーにより回動操作されるカム(図
示略)と、例えば常時上方に付勢され前記カムによって
下方に押しさげられる爪91,92とよりなる。そし
て、爪91,92が機枠12に形成された後述の受け部
材943の係合凹部944,945(図5に示す)に係
合することで、前面パネル14を機枠12に対して閉じ
状態にロックし、爪91,92が押しさげられることに
より係合が解除されて前面パネル14を開動可能に開放
するものである。また上皿21には、図2に示すよう
に、玉貨機に投入されたプリペードカードの残高を表示
するカード残高表示器31と、玉を購入するときに操作
される玉貸釦32と、プリペイドカードを排出するとき
に操作されるカード排出釦33とが設けられている。な
お、これら表示器31や各釦32,33の信号線や発射
操作ノブ26の信号線は、図2の符号35に示すよう
に、前面パネル14の裏面ヒンジ側から引出されて、例
えば遊技盤収納枠11の裏面に設けられた玉貸機用の配
線中継部(図示略)、或いは後述の発射制御回路630
等に接続されている。またなお、図1において符号21
aで示すものは、後述する遊技盤収納枠11に設けられ
た賞球排出路603(図3に示す)に接続された賞球排
出口であり、符号24aで示すものは、遊技盤収納枠1
1に設けられた後述のファール球排出路602、上皿2
1からの玉抜き流路、及び例えば遊技盤収納枠11の裏
面に設けられた排出処理部のオーバーフロー流路(下皿
賞球流路)に接続された下皿玉排出口である。
ス枠13は、この場合図2に示すように、本体枠50の
裏面内にガラスユニット100を取付けてなるものであ
る。本体枠50は、外径が矩形の樹脂製枠体で、開口部
13aに相当する開口が中央部に形成され、前面におけ
る各ランプカバー15a,15b,15c,16,17
a,17bの裏側の位置には、各ランプカバーに平面形
状が対応し前面に開口する装飾体収納凹室がそれぞれ形
成されており、これら装飾体収納凹室内に装飾ランプを
搭載したランプ基板(図示略)がそれぞれ収納され、各
ランプ基板を覆うように各ランプカバーが取付けられて
いる。これらランプ基板の配線は、図2の符号58に示
すように、本体枠50の裏面ヒンジ側から引出されて、
この場合遊技盤10の裏面に取付けられた役物制御回路
(図示略)に接続され、遊技状態に応じて各装飾ランプ
が点灯(あるいは点滅)制御される。具体的には、例え
ば大当り発生時、賞球排出時、貸玉排出時、打止状態の
発生時、島設備からの玉補給時等に点灯するように制御
が行われる。本体枠50の裏面における右端の上下2箇
所には、後述するスライドヒンジ923,924(図4
に示す)が取付けられるヒンジ固定部(図示略)が形成
されており、これらスライドヒンジ923,924によ
り本体枠50が(即ちガラス枠13が)機枠12に対し
て開動自在に取付けられる構成となっている。
スユニット100の下部両側を回動可能に支持してガラ
スユニット100の取付け保持を行うガラスユニット取
付機構(図示略)が設けられている。このガラスユニッ
ト取付機構は、取付け時にガラスユニット100の両側
下部に嵌合するガラスユニット取付用回動部材と、ガラ
スユニット100の底面に当接しガラスユニット取付用
回動部材とともに回動する回動軸と、この回動軸の中央
外周に設けられてガラスユニット100の左右方向位置
を位置決める位置決め部材とよりなる。また、本体枠5
0の裏面側には、本体枠50の裏面内にはまり込んだガ
ラスユニット100の縁枠110の上端縁に当接してガ
ラスユニット100を取付け位置に係止する係止部材
(図示略)を備える。ガラスユニット100は、このガ
ラスユニット取付機構に対して斜めに差込んで上部を引
き起こすように回動させた後、上記係止部材により係止
させるという極めて簡単な作業で取付けが可能であり、
またその逆の手順で容易に取外せる。また、本体枠50
の裏面における左端には、図2に示すように、施錠装置
80が設けられている。この施錠装置80は、前述の鍵
挿入部18に挿入された所定のキーにより回動操作され
るカム(図示略)と、常時上方に付勢され前記カムによ
って下方に押しさげられる爪82,83とよりなる。そ
して、爪82,83が機枠12に形成された後述の受け
部材941,942(図4に示す)に係合することで、
本体枠50を機枠12に対して閉じ状態にロックし、爪
82,83が押しさげられることにより係合が解除され
て本体枠50を開動可能に開放するものである。
に、合成樹脂製の縁枠110に2枚のガラス板(図示
略)を図2における下方から挿入して保持したものであ
る。ガラス板は、一側外形(挿入先端側の外形)が半円
形の形状とされ、他側外形(挿入後端側の外形)が前記
半円形に連続する矩形とされたもので、これにより挿入
取付け作業が容易かつ円滑に行われ、かつガタツキ等の
無い良好な保持状態が実現される。縁枠110は、図2
に示すように、ガラス板の半円形状外縁部を保持する円
弧状縁枠120と、ガラス板101,102の矩形状外
縁部を保持するコ字状縁枠130と、これら円弧状縁枠
120とコ字状縁枠130の裏面両側にそれぞれ取付け
られてこれら部材を連結する取付けベース(図示略)
と、これら取付けベースにそれぞれ取付けられた蓋部材
151,152とよりなる。円弧状縁枠120は、各ガ
ラス板の半円形状外縁部がはまり込む溝121,122
が、内周に所定間隔で平行に形成されたもので、両側下
端面がコ字状縁枠130の両側上端面に接合されるもの
である。この円弧状縁枠120の円弧状内周は、遊技領
域を画成する前述の開口部13aの一部を形成するもの
で、本体枠50の中央の開口と略同径寸法とされてい
る。コ字状縁枠130は、各ガラス板が下から挿入でき
るスリット131,132が、底辺部に所定間隔で平行
に形成されるとともに、これらのスリット131,13
2に連続して、各ガラス板の矩形部の両側縁がはまり込
む溝(図2では片側の溝131a,132aのみ示す)
が、両側辺の内面に形成されたものである。なお、組立
状態においては、上記溝131a,132a等が、円弧
状縁枠120の溝121,122に連続し、全体で二つ
の連続する溝を構成して、2枚のガラス板の外縁部をそ
れぞれ保持できるようになっている。
は、前述のガラスユニット取付機構のガラスユニット取
付用回動部材内にはまり込む突条133,134がそれ
ぞれ形成されている。また、このコ字状縁枠130の底
面には、前述のガラスユニット取付機構の位置決め部材
がはまり込む凹部135が形成されている。蓋部材15
1,152は、両側縁がヒンジにより取付けベースに取
付けられることにより、両側に開いた開位置から図2に
示す閉位置までそれぞれ回動自在となっている。これら
蓋部材151,152は、閉位置においてコ字状縁枠1
30の下面(ガラス板の挿入口)を覆い、挿入されたガ
ラス板の脱落を確実に阻止する底板部151b,152
bとを有する。なお、蓋部材151,152の上縁は、
円弧状の形状とされて、遊技領域を画成する前述の開口
部13aの一部を形成するもので、本体枠50の中央の
開口と略同径寸法とされている。
10の前面には、パチンコ玉を上方から落下させつつア
ウトあるいはセーフの判定を行う領域(遊技領域)が形
成され、入賞口に玉が入って有効にセーフとなる場合
は、所定数の賞品玉が上皿21に排出されるようになっ
ている。なおここでは、遊技盤10における遊技領域は
どのようなものでもよく、遊技球を使用するパチンコ遊
技機であれば、任意の構成を取り得る。例えば、いわゆ
る「第1種」に属するもので、複数の図柄を可変表示可
能な可変表示装置を備え、この表示装置における可変表
示結果が予め定められた特別図柄で表示されたことを条
件に遊技者に有利な特別遊技状態(大当り状態)を発生
可能な遊技機でもよい。また、表示装置の図柄内容を変
化させてゲームを行うもので、「第3種」に属する遊技
機、あるいは表示装置を備えた他の種類の遊技機、いわ
ゆる「第2種」に属する遊技機、又はその他の機種(例
えば、他種タイプ)等に幅広く適用が可能である。ま
た、表示装置を備えていない各種類の遊技機にも適用す
ることができる。本例では「第1種」に属するタイプの
ものを用いた例を以下説明する。
に、遊技領域の周囲を囲むレール201と、このレール
201内のほぼ中央に位置する可変表示装置装飾カバー
220と、可変表示装置装飾カバー220の下方に配設
された特定入賞装置230と、この特定入賞装置230
の下方に配設された変動入賞装置250と、可変表示装
置装飾カバー220の左右両側に配置された一般入賞装
置270と、特定入賞装置230の左右両側に配置され
た風車(打球方向変換部)290と、一般入賞装置27
0の上方、及び風車290の下方に配置された玉案内片
209,210,211,212と、レール201内の
底部中央に位置するアウト球回収口213とを備える。
ここでレール201は、図3に示すように一端が遊技盤
10の左側下端部まで伸びて、玉導入部201aを形成
しており、ここに向って遊技球が発射され、レール20
1に沿って打ち上げられて遊技領域に打込まれる。ま
た、玉案内片209,210,211,212は、従来
の複数の案内釘と同様の機能を果すものである。なお、
遊技盤本体200の前面における可変表示装置装飾カバ
ー220の上方には、図3に示すように、裏面側から障
害釘構成部材(図示略)の障害釘354が挿通されて前
面に突出している。
10の裏面側の図示省略した取付けリブ内(即ちこのカ
バー220の後方位置)に収納される可変表示装置(図
示省略)の前面を装飾するカバー部材であり、この場合
可変表示装置の画面を前面に臨ませるよう中央が開口し
たフレーム状のものである。なおここで可変表示装置
は、いわゆる役物装置であって、例えばCRTや液晶表
示装置(LCD)よりなり、この可変表示装置の後部等
に取付けられた表示制御回路(図示略)を介して前述の
役物制御回路により制御され、カラーで各種の図柄を表
示するものである。なお、可変表示装置の可変表示結果
が予め定められた特別図柄で表示されたことを条件に遊
技者に有利な特別遊技状態(大当り状態)が発生する。
ーを構成するもので、前面側に入賞口(始動口)が設け
られ、ここに入った玉を内部のセンサ(図示略)により
検出して後部下方から遊技盤内部の入賞球案内空間(図
示略)に排出するものである。また、特定入賞装置23
0のセンサの出力は、例えば、前述の役物制御回路に入
力されて前述の可変表示装置の制御等に利用される。即
ち、このセンサからの信号によりこの特定入賞装置23
0に玉が入ったことを検知した役物制御回路は、特別遊
技状態(大当り状態)を発生させるか否かの判定処理を
実行して、これに応じて可変表示装置の表示図柄を変化
させる。
ーを構成するものであり、図3に示すように、前面中央
に大入賞口252が配置され、その両側には一般入賞口
253が形成されており、ここに入った玉を内部のセン
サにより検出して後部下方から遊技盤内部の入賞球案内
空間(図示略)に排出するものである。大入賞口252
は、前記役物制御回路により制御されて開閉動作し、特
別遊技状態(大当り状態)が発生したときにだけ所定期
間開放されて開くもので、内部の特定箇所にはいわゆる
V入賞と呼ばれる特別な入賞位置が設定されている。こ
の変動入賞装置250には、大入賞口252の開閉動作
を駆動するソレノイド(図示略)、大入賞口252に入
った全ての玉を検出するセンサ(図示略)、大入賞口2
52に入った玉のうちV入賞した玉を検出するセンサ
(図示略)等が設けられている。
前記役物制御回路により制御されて作動する。また、変
動入賞装置250の各センサの出力は、例えば前記役物
制御回路に入力されて大入賞口252の開閉制御に利用
される。即ち、これらセンサからの信号により大入賞口
252に玉が入ったことを検知した役物制御回路は、そ
の数をカウントして所定数となったときに大入賞口25
2を閉じる処理を行い、またV入賞した玉があったこと
を判別した役物制御回路は、再度連続して大入賞口25
2を開放する処理を実行し、大当り状態を継続する。
入賞装置230とほぼ同じ構成である。但し、この場合
一般入賞装置270には、センサ等が設けられていな
い。風車290は、打球方向を変換するためのものであ
る。そして、遊技盤本体200における左右両端面の上
下には、図3に示すように係合用開口311,312が
設けられ、後述する遊技盤収納枠11に設けられた係止
具の係合爪(図示略)が係合するようになっている。
遊技盤収納枠11は、図3に示すように、合成樹脂の一
体成形品である遊技盤収納枠本体500からなるもので
ある。遊技盤収納枠本体500は、遊技盤10の裏機構
(例えば前述した表示制御回路や役物制御回路等)を干
渉を避けて配置するための全体として四角形状の開口5
01が上部中央に形成されたもので、この開口501の
周囲には、遊技盤10の周縁がはまり込む段部502が
形成され、この段部502の内側に遊技盤収納部503
が形成されている。また、遊技盤収納枠本体500の前
面下部、及び裏面には、各種の機構体設置部が一体成形
により設けられて、ここに各種の機構体が取付けられて
いる。 (a)遊技盤収納部周辺の構造 以下、遊技盤収納部503周辺の構造の概略について説
明する。段部502の内側の奥壁504には、段部50
2の内側に沿うように嵌合壁505が立設され、段部5
02と嵌合壁505との間の溝が、遊技盤10の外周縁
321(嵌合突起壁)がはまり込む嵌合凹室溝506を
構成している。
部507,508は、裏面側内部が中空状になってお
り、各縁部507,508の上下位置(合計4箇所)に
は、図3に示すように係止具配置凹部509,510が
形成され、さらにこの係止具配置凹部509,510に
は、遊技盤10を取付け状態に保持するための係止具
(図示略)が回転操作自在に支持されている。すなわ
ち、段部502を構成する両側の側壁における上下位置
(係止具配置凹部509,510の内側位置の合計4箇
所)には、矩形の貫通孔513,514が設けられ、前
記係止具を回動させることにより、これら貫通孔から係
止具の係合爪(図示略)が内側に突出し、段部502内
にはめ込まれた遊技盤10の前述の係合用開口311,
312にそれぞれはまり込んで係合するようになってい
る。
置には、入賞球取込み穴515が設けられている。この
入賞球取込み穴515は、段部502内にはめ込まれた
遊技盤10の下面側に設けられた入賞球の排出口(図示
略)に接続される位置に設けられ、前記排出口から落下
する入賞球がここから遊技盤収納枠11の下側に導入さ
れる構成となっている。なお、各入賞口から遊技盤10
の内部に形成された入賞球案内空間(図示略)に入った
玉は、全て上記排出口から落下するように構成されてい
る。また、段部502の内側の奥壁504の下辺部中央
には、図3に示すような矩形の切り欠き516が形成さ
れている。この切り欠き516は、段部502内にはめ
込まれた遊技盤10の裏面下部に設けられたアウト球案
内路(図示略)を遊技盤10の裏面側に臨ませるための
切り欠きである。なお、アウト球案内路は、前述のアウ
ト球回収口の裏面につながっている。また、遊技盤収納
枠11の正面から見て左側の外側端面には、図3に示す
ように、後述する機枠12側のピンヒンジ921,92
2(図5に示す)がそれぞれ挿通される上下方向のヒン
ジ孔531,532が設けられ、機枠12に対して開動
自在に取付けられるようになっている。また、遊技盤収
納枠11の右側の縁部508の上下には、縦長状のロッ
ク片配置凹部533,534が形成されている。そし
て、これらロック片配置凹部533,534には、図示
省略したロック片が回動操作自在に支持されて取付けら
れている。これらロック片は、水平に引き起こすように
操作されて機枠12に形成された係合部(図示略)に係
合することで、遊技盤収納枠11を機枠12に対して閉
じ位置に保持するものである。
取付けられる。すなわち、図3に示すように、遊技盤1
0を前面側から遊技盤収納枠11の遊技盤収納部503
にはめ込んで、遊技盤10の裏面の外周縁321を遊技
盤収納枠11の前述の嵌合凹室溝506内に嵌合させ
る。そしてその後、前述の係止具を回動させてその係合
爪を遊技盤10に形成された前記係合用開口311又は
312に係合させればよい。この際、前記係止具は遊技
盤収納枠11の前面側から操作できるので、遊技盤収納
枠11を開ける必要は全く無く、ガラス枠13等を開け
るだけでよい。なお、この取付け状態において遊技盤1
0は、その裏面の外周縁321が前記嵌合凹室溝506
内に密に嵌合して、略全周に渡ってガタツキなく強固に
保持される。また、こうして取付けられた遊技盤10
は、上記取付け作業と逆の手順により容易に取外せる。
03よりも下側部分)の概略構成について説明する。遊
技盤収納枠11の前面下部には、各種機構体の設置部
(左上にファール球回収部材設置部、右上に発射レール
設置部が、右下に発射装置設置部が、下側中央に発射制
御回路設置部)が遊技盤収納枠本体500に一体成形さ
れて設けられ、また、これら設置部が設けられていない
部分(例えば左下側)には格子状の補強リブ590が一
体成形されている。そして、各設置部には、それぞれ、
図3に示すように、ファール球回収部材600(遊技球
流路構成部材)、発射レール610、発射玉止め部材6
15、発射装置620、発射制御回路630が取付けら
れる。
下側面が開口し、底面が右下に傾斜した箱形のファール
球回収部601と、この回収部601の右端下部に設け
られて前面に開口したファール球排出路602と、回収
部601の左端上部に設けられて前後に開口した賞球排
出路603とを有する。このファール球回収部材600
は、上記ファール球回収部材設置部に設けられた取付け
リブ552等の内側に当接させてはめ込んだ後、ネジ止
めされることにより容易に取付けられる。このように取
付ければ、ファール球回収部601の上面の開口が、発
射レール610の終端と遊技盤10のレール201の始
端(前述の玉導入部201a)との間に位置し、賞球排
出路603が賞球排出開口(図示略)に接続される所定
位置に、ファール球回収部材600が自動的に位置決め
されて取付けられる。なおここで、賞球排出開口は、遊
技盤収納枠本体500に一体成形され、遊技盤収納枠裏
面の排出処理部(図示略)に設けられた上皿側賞球流路
(図示略)に連通したものである。また、ファール球排
出路602は、前面パネル14が閉じられると、前面パ
ネル14の下皿玉排出口24a(図1に示す)に接続さ
れ、また賞球排出路603は、前面パネル14の賞球排
出口21a(図1に示す)に接続される。そして、発射
レール610から打出されたが遊技盤10の遊技領域に
達しない遊技球(即ち、ファール球)は、遊技盤10の
レール201に沿って玉導入部201aから上記ファー
ル球回収部601内に落下し、或いは発射レール610
の終端から上記ファール球回収部601内に落下して、
ファール球排出路602を経由して下皿玉排出口24a
から下皿24に排出される。また、前記排出処理部内の
図示省略した排出装置の動作により流路切換え装置を通
って排出された玉が、前記上皿側賞球流路に導入され、
賞球排出路603及び前面パネル14の賞球排出口21
aを経由して上皿21に排出される構成となっている。
なお、上皿21及び上記上皿側賞球流路がいっぱいにな
ると、図示省略した排出処理部のオーバーフロー流路に
流路切換え装置からの玉が流出するようになり、前述の
下皿玉排出口24aを介して下皿24に排出される。
動する1条の溝が上面に形成されたもので、上記発射レ
ール設置部に一体成形された各取付けリブ562等の内
側に当接させてはめ込んだ後、ネジ止めすることにより
容易に取付けられる。このように取付ければ、図3に示
すように、発射レール610の始端が、発射装置620
の後述する杵部材624の先端(杵先)に対して適正位
置となり、発射レール610の終端が遊技盤10のレー
ル201の始端(前述の玉導入部201a)に向う所定
位置に、自動的に位置決めされて取付けられる。また、
発射玉止め部材615は、前面パネル14の上皿21か
ら図示省略した整列装置により1個ずつ供給される遊技
球を、発射レール610の始端位置(発射位置)に重力
に抗して保持するもので、図3に示す如くこの始端位置
にある遊技球(即ち、発射待機球)に当接する爪部61
6を有する。この発射玉止め部材615は、発射レール
設置部の所定位置に形成されたネジ穴に対するネジ止め
により容易に所定位置に取付けられる。
成形された取付けリブ571,572,573の内側に
はめ込み可能な基板621の裏面に発射装置本体(図示
略)が設けられたもので、ここで発射装置本体は、揺動
自在な杵部材624を駆動するロータリーソレノイド
(図示略)を内蔵するもので、発射制御回路630の制
御により作動して杵部材624を間欠的に揺動させる。
この発射装置620は、上記発射装置設置部に設けられ
た各取付けリブ571,572,573の内側にはめ込
んだ後、ネジ止めすることにより、容易に図3の如く取
付けられる。このように取付ければ、前述の発射待機球
に対する杵部材624の杵先の位置決めが自動的に行わ
れる。
内に回路基板が収納されたもので、発射操作ノブ26に
設けられたタッチセンサや発射ボリューム(可変抵抗
器)等の出力信号を受けて発射装置620を制御する。
例えば、発射操作ノブ26を人が握ったことがタッチセ
ンサにより検出されると、発射ボリュームの出力値に応
じて発射装置620のロータリーソレノイドを間欠的に
励磁する。これにより、発射操作ノブ26の操作量に応
じた強さで杵部材624の杵先が発射玉に打ちつけられ
る。また、この発射制御回路630の正面上部には調整
つまみ635,636が設けられ、これら調整つまみ6
35,636により、前記タッチセンサの感度調整と、
発射ボリューム調整とが行えるようになっている。ここ
で、発射ボリューム調整とは、前記発射ボリュームの出
力値に対するロータリソレノイドの励磁電流値(球技球
の発射強度)を決める増幅率の調整をいう。
は、遊技盤収納枠11の裏面の左上に設けられ、島設備
から補給された排出前の玉を貯留しておく貯留タンク7
00であり、この貯留タンク700の下部には導出樋
(図示略)が接続され、貯留タンク700内の玉が、前
述の排出処理部(図示略)に導かれるようになってい
る。また、図1に示す通常状態(閉じ状態)において
は、遊技盤収納枠11の前面上側(即ち遊技盤10)
は、ガラス枠13により覆われ、遊技領域のみが開口部
13a(ガラス板)を介して前面に望んだ状態となり、
また、上述の各種機構体が設けられた遊技盤収納枠11
の前面下側は、前面パネル14により覆われた状態とな
る。
構造、及び機枠の島側への取付け構造について、図4乃
至図6により説明する。ここで、図4は開閉機構体及び
そのベース盤が取付けられた状態の機枠12を示す斜視
図であり、図5は開閉機構体のベース盤と機枠12とを
示す分解斜視図であり、図6は遊技盤の設置角度の調整
作業を説明するための図であって、機枠12の内側面を
示す図である。 (a)機枠自体の概略構造 まず、機枠12自体の概略構成について説明する。機枠
12は、図4及び図5に示すように、樹脂成形よりなる
全体として長方形の枠状のもので、前面下部には、閉じ
状態の前面パネル14の下方に位置し正面に露出する下
縁パネル部901が形成され、上辺部両側には、十字の
取付け孔902が形成されたものである。
持構造) 機枠12の内側には、ベース盤910(図5に示す)が
角度調整可能に取付けられ、このベース盤910に、各
開閉枠(この場合遊技盤収納枠11、ガラス枠13及び
前面パネル14)を開閉自在に支持する各開閉機構体
(後述するスライドヒンジ923,924,925,9
26やピンヒンジ921,922)が設けられる。いい
かえると、各開閉枠は、各開閉機構体とベース盤910
を介して機枠12に角度調整可能に取付けられた構成と
なっている。すなわち機枠12の左右両側の側壁には、
図5に示す如く上部,中央及び下部の位置に、それぞれ
ピン挿通孔903,904,905が形成され、ベース
盤910を取付けるピン部材906がそれぞれ挿通可能
となっている。ピン部材906は、一端に頭部が他端側
に軸部が形成され、軸部側の端面から軸部内部にネジ穴
が形成されたものである。この場合上部に位置するピン
挿通孔903が、ピン部材906を単に自転自在に支持
可能な丸形の孔とされ、他のピン挿通孔904,905
が、ピン挿通孔903を中心とする円弧状の長孔とされ
ている。機枠12の両側壁(両側辺部)の内面には、上
記ピン挿通孔903,904,905にそれぞれ対応す
る位置に、ベース盤910の後述する嵌合突起915,
916,917がはまり込む嵌合凹部907,908,
909が形成されている。これら嵌合凹部907,90
8,909は、ベース盤910がピン挿通孔903を中
心として揺動するように後述する嵌合突起915,91
6,917を案内する円弧状の形状とされている。
側辺部の内側に沿うように、全体として上辺部910a
と両側辺部910b,910cを有する形状とされた金
属製部材であり、その両側辺部910b,910cに
は、上記機枠12の各ピン挿通孔903,904,90
5にそれぞれ対応する位置に、ネジ挿通孔911,91
2,913が形成されている。各ネジ挿通孔911,9
12,913には、前述のピン部材906に捩じ込み可
能なネジ914が挿通可能となっている。このベース盤
910の両側辺部910b,910cの外側面であっ
て、各ネジ挿通孔911,912,913の両側の位置
には、それぞれ上記嵌合凹部907,908,909内
にそれぞれ摺動自在に嵌合する嵌合突起915,91
6,917が突設されている。(なお図5では、ネジ挿
通孔912,913が、嵌合突起916,917のそれ
ぞれ若干上方位置に形成されたような状態が図示されて
いるが、実際には各嵌合突起916,917の間の位置
に、ネジ挿通孔912,913が形成されている。) このベース盤910は、各嵌合突起915,916,9
17を機枠12の嵌合凹部907,908,909にそ
れぞれ嵌合させた状態で、機枠12の内側に配置し、ピ
ン挿通孔903,904,905に挿通したピン部材9
06に、ネジ挿通孔911,912,913に挿通した
ネジ914をそれぞれ捩じ込むことにより、機枠12に
対して取付けられる。この際、ピン部材906にネジ9
14を浅く捩じ込んだ状態(絞め付けていない状態)に
おいては、ベース盤910が、ピン挿通孔903を中心
にして(最上部のピン部材906及びネジ914を回転
軸として)、機枠12に対して揺動可能で角度調整が自
在かつ円滑に行なえる。
の側辺部910bの内面には、遊技盤収納枠11を開閉
自在に支持するピンヒンジ921,922(開閉機構
体)と、ガラス枠13を開閉自在に支持するスライドヒ
ンジ923,924(開閉機構体)と、前面パネル14
を支持するスライドヒンジ925,926(開閉機構
体)とが、ネジ止め又は溶接により取付けられている。
なお、ピンヒンジ921,922は、遊技盤収納枠11
の前述のヒンジ孔531,532に挿通され、遊技盤収
納枠11の全体が機枠12内に収納された閉位置から前
面に開いた開位置まで揺動するように支持するものであ
る。また、スライドヒンジ923,924、又はスライ
ドヒンジ925,926は、この場合いずれも同様のリ
ンク構造のものであり、ガラス枠13等の開動運動は、
単なる蝶番によりヒンジを構成した場合と異なり、特に
開き始めにガラス枠13等が前面側に若干浮くような動
きとなって、開動範囲が大きくなり、しかもガラス枠が
機枠や島設備と干渉しないため、開閉動作が極めて滑ら
かなものとなる。こうして、遊技盤収納枠11、ガラス
枠13及び前面パネル14は、上記各開閉機構体を介し
てベース盤910に開閉自在に取付けられ、さらにこの
ベース盤910が前述したように角度調整自在に機枠1
2に取付けられているので、結局機枠12に対して組み
立て後においても容易に角度調整できる。すなわち、例
えば遊技盤収納枠11等の各開閉枠を開いた状態で、前
面側からドライバ等の工具を挿入してネジ914(この
場合6箇所)を緩め、ベース盤910及び各開閉機構体
とともに各開閉枠を一体的に機枠12に対して揺動させ
て、各開閉枠(特に遊技盤収納枠11)の角度微調整が
容易かつ円滑にできる。
には、図6に示すように、ベース盤910の設置角度
(即ち、遊技盤収納枠11等の設置角度)を明示する目
盛931(明示手段)が形成されている。この目盛93
1は、例えば機枠12に一体成形された複数の溝又は突
条よりなるもの、機枠12に直接印刷されたもの、或い
は目盛が印刷されたシールを機枠12に貼付してなるも
のである。そして、機枠12の左側の側辺部910bの
下部には、この目盛931に対応する指標932(明示
手段)が形成されている。この指標932も、例えばベ
ース盤910に一体成形された一本の溝又は突条よりな
るもの、ベース盤910に直接印刷されたもの、或いは
目盛が印刷されたシールをベース盤910に貼付してな
るものである。これら目盛931によれば、ベース盤9
10の設置角度(即ち、遊技盤収納枠11等の設置角
度)が明確かつ容易に分るので、角度調整作業が容易で
正確になる。すなわち、図6(b)に示す状態であれ
ば、ベース盤910が機枠12に対して平行であること
が明確に分り、図6(a)に示す状態であれば、ベース
盤910が機枠12に対して2目盛分傾斜していること
が一見して正確に分る。このため、遊技盤の玉の流れを
調整するなどのために、遊技盤の傾斜角度を変更すると
いった作業が、定量的に正確に行なえるようになる。な
お、目盛931には、角度の数値を示す数字等を付して
もよい。また、本発明の明示手段は、このような目盛に
限られず、例えばベース盤910に連動して回転するド
ラム等の回転体の表面に所定ピッチで角度を示す数字等
を付しておき、ベース盤910の揺動につれ固定状態に
設けられた表示窓にこれら数字等うちの所定のものが適
宜表示されるような構成の角度明示手段であってもよ
い。
に、ガラス枠13又は前面パネル14を閉じ状態に保持
する前述の施錠装置80又は施錠装置90の受け部材9
41,942又は受け部材943が設けられている。受
け部材941,942は、前述の施錠装置80の爪8
2,83が係合する突起で、ベース盤910の右側の側
辺部910cにおける内面側の上側に、例えば一体成
形、或いは別部材を溶接することにより形成されてい
る。受け部材943は、ベース盤910の右側の側辺部
910cにおける内面側の下側に上下動自在に設けられ
たもので、前述の施錠装置90の爪91,92(図2に
示す)が係合する係合凹部944,945が形成されて
いる。この受け部材943は、例えば下方にバネ等によ
り付勢され、上方に引上げ操作されることで、係合凹部
944,945に対する施錠装置90の爪91,92の
係合が解除される構成となっている。これにより前面パ
ネル14は、前述の鍵挿入部27へ鍵を挿入して回転さ
せる操作により施錠状態を解除して開放できるととも
に、またガラス枠13が開放されている状態において
は、機枠12内に上側から手を挿入して受け部材943
を引上げる操作によっても施錠状態を解除して開放でき
る。
の取付け孔902がこの場合二つ形成されており、ま
た、ベース盤910の上辺部910aには、これら取付
け孔902に対応する位置に大径の貫通孔927が形成
されている。そして、これら取付け孔902及び貫通孔
927に、例えば下側から釘等を挿通して、パチンコ島
側の構造部材に打込むことにより、機枠12の島側への
固定がなされるようになっている。なお、このように釘
を打ち付けて固定する場合には、釘の頭部とベース盤9
10の上辺部910aとの間に貫通孔927よりも大径
なワッシャ等を介装させる必要がある場合がある。
遊技盤収納枠11の設置角度が調整できるように、機枠
12に対して揺動可能に取付けられたベース盤910を
設け、このベース盤910に、遊技盤収納枠11の複数
の開閉機構体(ピンヒンジ921,922)と、前面開
閉枠(ガラス枠13及び前面パネル14)の複数の開閉
機構体(スライドヒンジ923,924,925,92
6)とを所定の位置関係で固定状態(設置位置移動不可
能の状態)に取付けた。そして、このベース盤910
は、機枠12の上辺部と両側辺部の内側に沿って配設さ
れた一体的な部材により構成し、遊技盤収納枠11や前
記前面開閉枠の開閉機構体を、このベース盤910の一
側辺部910bに取付けるとともに、ベース盤910の
他側辺部910cには、前記前面開閉枠の施錠装置8
0,90の受け部材941,942,943を設けた。
また、機枠12或いはベース盤910には、遊技盤10
を含む遊技盤収納枠11の設置角度の調整値を明示する
明示手段(目盛931及び指標932)を形成した。し
たがって、以下の効果を得ることができる。
ンヒンジ921,922)を機枠12に対して揺動可能
なベース盤910に取付けたため、ベース盤910の締
結状態を緩めて(ネジ914を緩めて)、このベース盤
910を機枠12に対して揺動させることで、円滑に遊
技盤収納枠11を揺動させてその設置角度が容易に変更
できる。そして、遊技盤収納枠11の設置角度を見なが
ら所定の位置で止めてベース盤910を締結すれば、正
確かつ容易に所定の設置角度に設定或いは再設定でき
る。すなわち、従来のように機枠の釘打ちによる固定位
置を調節して遊技盤の設置角度を調整する場合には、一
旦前面枠を機枠から取外さなければならなかった。また
この場合には、機枠の円滑な移動が困難で必ずしも所望
の角度に機枠を移動させられないことがあるとともに、
釘を打込む過程で一旦設定した設置角度が変ってしまっ
たりする場合もあり、また一度設置した後角度調整を再
設定する場合も、釘の打ち直しやパチンコ機全体の移動
が必要になって非常に面倒な作業であった。しかし、本
例の場合にはこのような問題がなく、遊技盤の設置角度
の調整又は再調整が、機枠を移動させないでまた遊技盤
収納枠等を取外すことなく、簡単かつ正確に行なえる。
このため、ホールでは希望する入賞率になるように角度
調整がし易くなり、また再設定する場合でも簡単かつ正
確に作業が行なえる。 (2)遊技盤収納枠11を支持する複数の開閉機構体
(ピンヒンジ921,922)を共通のベース盤910
に固定状態に取付けて、このベース盤910を動かすこ
とにより角度調整を行なう構成であるため、これら開閉
機構体の相対的な位置関係は常に一定に保持される。し
たがって、例えば開閉機構体に遊び(ガタ)を設けなく
ても、遊技盤収納枠11の開閉機能に支障がなく、円滑
な開閉動作が実現される。すなわち、例えば後述の第2
例のように、複数の開閉機構体のうち特定のものを移動
可能にして遊技盤収納枠11の角度調整を行なう構成と
した場合には、複数の開閉機構体の相対的な位置関係が
変化するため、開閉機構体自体が機械的な遊び(ガタ)
をある程度有するものでなければ、角度調整を行なうこ
とにより開閉動作が最悪の場合不能になる恐れがある
が、本例ではこのような問題は全くない。
ベース盤910の一側辺部910bに取付ける一方で、
ベース盤910の他側辺部910cには、前面開閉枠の
施錠装置80,90の受け部材941,942,943
を設けたから、角度調整する場合には、遊技盤収納枠1
1及び前面開閉枠とともにこれら受け部材も一体的に揺
動する。このため、設置角度調整により施錠装置の爪8
2,83,91,92と受け部材941,942,94
3との位置関係が合わなくなってしまう可能性が全くな
く、前面開閉枠の施錠動作も支障なく円滑に行なわれ
る。 (4)ベース盤910の一側辺部910bには、前面開
閉枠であるガラス枠13や前面パネル14の開閉機構体
も一体的に取付けられているため、角度調整をした場合
には、遊技盤収納枠11及びこれら前面開閉枠が一体的
に動き、相互の位置関係はそのまま変化しないで角度調
整が行なえる。このため、例えば遊技盤表面とガラス枠
13に保持されたガラス面との間隔が変化して玉詰りが
起り易くなる等の不具合が生じる可能性も全くない。 (5)また、遊技盤収納枠11の設置角度の調整値を明
示する明示手段(目盛931及び指標932)が設けら
れているため、角度計等を用意しなくても定量的でより
正確な角度調整が容易にできる。 (6)またベース盤910が、上辺部910aと両側辺
部910b,910cを備え、機枠12の上辺部と両側
辺部の内側に沿って配設された一体的な金属部材により
構成されているため、機枠12自体が合成樹脂により形
成されていても、これを効果的に補強し外枠として十分
な強度が確保できる効果もある。特にこの場合には、こ
のベース盤910の上辺部910aに設けられた貫通孔
927から釘を打込んで機枠12を島設備側に固定する
構成であるため、遊技盤収納枠11等を支持する力は主
に金属部材であるこのベース盤910を介して直接島設
備側に伝えられることになり、パチンコ機全体の高い固
定強度が得られる。
について、図7乃至図9により説明する。図7は、同装
置の機枠12a及び遊技盤収納枠を支持する開閉機構体
を示す斜視図であり、図8は、機枠12aに前後動自在
に取付けられた上側の開閉機構体を示す斜視図であり、
図9は上側の開閉機構体及び設置角度の明示手段を示す
分解斜視図である。なおこの場合、ガラス枠及び前面パ
ネル(開閉パネル)は、例えば従来のように遊技盤収納
枠である前面枠に対して開閉可能に設けられている。ま
た、遊技盤収納枠やガラス枠或いは前面パネルの構成
は、上記第1例と同様の構成でもよいし、従来どおりの
構成でもよいが、繁雑になるのでここでは説明及び図示
を省略する。
枠である前面枠を支持するヒンジ部材950,960
(開閉機構体)が、機枠12aの左側部の上下に設けら
れている。ヒンジ部材950は、図8に示すように、機
枠12aの左側部上側の角部に沿うような断面L字状の
基板部951と、この基板部951の前端から突出し先
端が円弧状に湾曲するように形成された軸受け部952
とを備える。軸受け部952は、前面枠の左側面の上部
に設けられたピンヒンジ(図示略)が回動自在に挿入可
能とされ、これにより前面枠の上部を回動自在に支持す
るものである。基板部951には、図8及び9に示すよ
うに、ピン部材953が挿通可能な前後方向の長孔95
4が複数箇所に設けられ、一方機枠12aには、これら
長孔953に対応する箇所に、ネジ955が挿通可能な
貫通孔956が形成されている。ここでピン部材953
は、一端に頭部が他端側に軸部が形成され、軸部側の端
面から軸部内部にネジ穴(ネジ955が捩じ込み可能な
もの)が形成されたものである。
側部の上面には、ヒンジ部材950の基板部951が前
後動自在にはまり込む凹部957が形成され、ヒンジ部
材950は、この場合基板部951の一端面がこの凹部
957の内側面957aに摺動自在に当接した状態で基
枠12aに取付けられる。そして、ヒンジ部材950
は、図9に示すように、基板部951の長孔954から
基枠12aの貫通孔956に挿通したピン部材953
に、貫通孔956から挿通したネジ955を捩じ込むこ
とにより、基枠12aに対して固定される。この場合、
ピン部材953にネジ955を浅く捩じ込んだ状態(絞
め付けていない状態)においては、ヒンジ部材950
が、図8に示すように前後動可能となり前後方向の位置
調整が容易に可能となる。なお、この際ヒンジ部材95
0は、ピン部材953に対して長孔954が摺動し、ま
た前述の凹部957の内側面957aに対して基板部9
51の一側端面が摺接することにより、円滑かつ正確に
前後移動する。また、このヒンジ部材950の移動範囲
は、図8の実線に示すように基板部951の後端が前記
凹部957の奥面957bに当接した最後方位置から、
図8の点線に示すように長孔954の後端がピン部材9
53に当接した最前方位置までとなる。
機枠12aの左側部の下側から前方に突出するように形
成された板状部961と、この板状部961の前端部上
面に突設されたヒンジピン962とを有する。ヒンジピ
ン962は、図示省略した前面枠の左側面の下部に設け
られた軸受け部(例えば単なる貫通孔よりなるもの)に
回動自在に挿入可能とされ、これにより前面枠の下部を
回動自在に支持するものである。なお、ヒンジピン96
2と前面枠の軸受け部との嵌合状態は、多少遊び(隙
間)を有する状態とされ、上述したヒンジ部材950の
前後動によって前面枠上側の支持中心が多少前後動して
も、前面枠が円滑に開閉動作するようになっている。こ
うして、本例のパチンコ機の前面枠(遊技盤収納枠)
は、下側の支持位置(上記ヒンジ部材960のヒンジピ
ン962)が一定位置に固定され、上側の支持位置(上
記ヒンジ部材950の軸受け部952)が前後方向に移
動可能とされているため、結果として、ヒンジ部材95
0を前後動させることにより、前面枠の設置角度を容易
に微調整することができる。
の設置角度を明示するための明示手段が設けられてい
る。すなわち、機枠12aの上辺部内面には、図9に示
すように前後方向のスリット971が形成され、このス
リット971に沿って目盛972(この場合設置角度を
示す数字を含むもの)が設けられている。また、ヒンジ
部材950の基板部951の裏面からは、図9に示すよ
うに指針部973が突設されており、ヒンジ部材950
の取付け状態においては、この指針部973が前記スリ
ット971から機枠12aに内部に突出した状態とな
り、目盛972に対する指針として機能する。このた
め、作業者は、この指針部973が差す目盛972の位
置を読取ることによって、容易かつ正確にヒンジ部材9
50の前後位置(即ち、前面枠の設置角度)を知ること
ができる。
ば、前面枠を支持する開閉機構体(ヒンジ部材950,
960)のうちの一方(ヒンジ部材950)を機枠12
に対して前後動可能に取付けたため、このヒンジ部材9
50の締結状態を緩めて(ネジ955を緩めて)、この
ヒンジ部材950を機枠12に対して前後動させること
で、機枠12は固定したままで、前面枠を他方のヒンジ
部材950を中心に全体として揺動させてその設置角度
が容易に変更できる。そして、前面枠の設置角度を見な
がら所定の位置で止めてヒンジ部材950を締結すれ
ば、第1例と同様に正確かつ容易に所定の設置角度に設
定或いは再設定できる。またこの例の場合も、前面枠の
設置角度の調整値を明示する明示手段(目盛972及び
指針部973)が設けられているため、角度計等を用意
しなくても定量的でより正確な角度調整が容易にでき
る。
種の変形,応用があり得る。例えば、第1例のようなベ
ース盤に開閉機構体を取付ける場合でも、ベース盤は、
上端部を中心に揺動する構成に限られず、例えば下端部
や或いは中央部を中心に揺動可能な構成でもよい。ま
た、第2例のように複数の開閉機構体のうち特定の開閉
機構体のみを移動可能に取付ける場合でも、例えば下側
の開閉機構体を前後動可能に取付ける構成もあり得る。
また、本発明の開閉機構体は、必ずしも複数設ける必要
はない。例えば、一つの開閉機構体で遊技盤収納枠が十
分支持できるのであれば、この一つの開閉機構体自体を
揺動可能に機枠に取付ける態様でもよい。また、ガラス
枠等の前面開閉枠は、第1例のように遊技盤収納枠とは
独立に機枠に対して開閉可能に取付けてもよいが、従来
の通常の遊技機のように遊技盤収納枠に対して開閉可能
に取付ける構成でもよい。また、玉貸機の配置場所は上
記例に限られず、例えば前面パネルの部分や皿前装飾体
の部分に設けるようにしてパチンコ機と一体にしてもよ
い。また、本発明はカードリーダを備えていないパチン
コ機にも適用できるのは勿論である。また、本発明に係
わる遊技機は上記実施例のようなプリペイドカード方式
のパチンコ機に適用する例に限らない。例えば、クレジ
ット方式のパチンコ機にも適用することができる。遊技
盤の構成、機種はどのようなものでもよい。さらに、プ
リペイドカード方式でなく、全くカードを使用しないパ
チンコ機についても幅広く適用することが可能である。
また、アレンジボール機や雀球遊技機にも適用すること
ができる。
納枠が角度調整可能となるように、遊技盤収納枠を機枠
に対して開閉可能に支持する開閉機構体を移動可能に取
付けたので、遊技盤を含む遊技盤収納枠の設置角度が、
機枠の取付け位置を変更することなく、開閉機構を移動
させることで変更できるので、遊技盤の設置角度の調整
又は再調整が従来の場合と比較して格段に簡単かつ正確
に行なえる。すなわち、従来のように機枠の釘打ちによ
る固定位置を調節して遊技盤の設置角度を調整する場合
には、一旦前面枠を機枠から取外さなければならなかっ
た。またこの場合には、機枠の円滑な移動が困難で必ず
しも所望の角度に機枠を移動させられないことがあると
ともに、釘を打込む過程で一旦設定した設置角度が変っ
てしまったりする場合もあり、また一度設置した後角度
調整を再設定する場合も、釘の打ち直しやパチンコ機全
体の移動が必要になって非常に面倒な作業であった。し
かし本発明では、開閉機構体を移動させて遊技盤収納枠
の角度を変更するため、このような問題がなく、遊技盤
の設置角度の調整又は再調整が、機枠を移動させないで
また遊技盤収納枠等を取外すことなく、簡単かつ正確に
行なえる。したがって、ホールでは希望する入賞率にな
るように角度調整がし易くなり、また再設定する場合で
も簡単に作業が行なえるようになり、遊技ホールにおけ
る省力化等に多大に貢献できる。
数設けるとともに、前記機枠に対して移動可能に取付け
られたベース盤を設け、このベース盤に前記複数の開閉
機構体を固定状態に取付けることにより、これら開閉機
構体を機枠に対して移動可能とした場合には、遊技盤収
納枠を複数の開閉機構体で強固に支持する構成でありな
がら、遊技盤収納枠の各開閉機構体の相対位置が常に一
定に保持される。このため、開閉機構体に遊び(ガタ)
を設けなくても、遊技盤収納枠の開閉機能に支障がな
く、円滑な開閉動作が実現できる。すなわち、例えば複
数の開閉機構体のうち特定の開閉機構体のみを機枠に対
して移動可能に取付け、他の開閉機構体を機枠に対して
固定状態に取付けることにより遊技盤収納枠の角度変更
を行なう構成とした場合には、複数の開閉機構体相互の
相対位置が角度調整により変化する。このため、開閉機
構体自体が機械的な遊び(ガタ)をある程度有するもの
でなければ、角度調整を行なうことにより開閉動作が最
悪の場合不能になる恐れがあるが、この場合にはこのよ
うな問題は全くない。
上辺部と両側辺部の内側に沿って配設された一体的な部
材により構成し、遊技盤収納枠の開閉機構体を、前記ベ
ース盤の一側辺部に取付けるとともに、前記ベース盤の
他側辺部には、前記遊技盤収納枠の前面側に開閉可能に
配設される前面開閉枠の施錠装置の受け部材を設けた場
合には、角度調整の際に、遊技盤収納枠とともにこれら
受け部材も一体的に移動する。このため、設置角度調整
により施錠装置と受け部材との位置関係が合わなくなっ
てしまう可能性が全くなく、前面開閉枠の施錠動作も支
障なく円滑に行なわれる。また、前記ベース盤に、遊技
盤収納枠の開閉機構体とともに、前記前面開閉枠を開閉
可能に支持する開閉機構体を固定状態に取付けた場合に
は、角度調整の際に、遊技盤収納枠及び前面開閉枠が一
体的に動き、相互の位置関係はそのまま変化しないで角
度調整が行なえる。このため、例えば遊技盤表面とガラ
ス枠(前面開閉枠)に保持されたガラス面との間隔が変
化して玉詰りが起り易くなる等の不具合が生じる可能性
も全くなくなる。また、機枠或いはベース盤の何れか
に、遊技盤収納枠の設置角度の調整値を明示する明示手
段が備えられている場合には、角度計等を用意しなくて
も定量的でより正確な角度調整が容易にできる。
体を示す正面斜視図である。
正面斜視図である。
分解斜視図である。
けられた状態の機枠を示す斜視図である。
を示す分解斜視図である。
説明するための図であって、機枠の内側面を示す図であ
る。
枠及び開閉機構体を示す斜視図である。
た上側の開閉機構体を示す斜視図である。
の明示手段を示す分解斜視図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 島設備への取付を行なう機枠と、遊技領
域を形成する遊技盤を設置する遊技盤収納枠と、この遊
技盤収納枠を前記機枠に対して開閉可能に取付ける開閉
機構体とを備えた遊技機において、 前記遊技盤を含む遊技盤収納枠の設置角度が調整できる
ように、前記開閉機構体を前記機枠に対して移動可能に
取付けたことを特徴とする遊技機。 - 【請求項2】 前記遊技盤収納枠の開閉機構体を複数設
けるとともに、前記機枠に対して移動可能に取付けられ
たベース盤を設け、このベース盤に前記複数の開閉機構
体を取付けることにより、これら開閉機構体を機枠に対
して移動可能としたことを特徴とする請求項1記載の遊
技機。 - 【請求項3】 前記ベース盤は、前記機枠の少なくとも
上辺部と両側辺部の内側に沿って配設された一体的な部
材により構成し、 前記遊技盤収納枠の開閉機構体を、前記ベース盤の一側
辺部に取付けるとともに、前記ベース盤の他側辺部に
は、前記遊技盤収納枠の前面側に開閉可能に配設される
前面開閉枠の施錠装置の受け部材を設けたことを特徴と
する請求項1又は2記載の遊技機。 - 【請求項4】 前記ベース盤には、前記遊技盤収納枠の
開閉機構体とともに、前記遊技盤収納枠の前面側に配設
される前面開閉枠を開閉可能に支持する開閉機構体を取
付けたことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載
の遊技機。 - 【請求項5】 前記機枠或いはベース盤には、前記遊技
盤を含む遊技盤収納枠の設置角度の調整値を明示する明
示手段が備えられていることを特徴とする請求項1乃至
4の何れかに記載の遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27965995A JP3693307B2 (ja) | 1995-10-03 | 1995-10-03 | 遊技機 |
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---|---|---|---|
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---|---|
JPH0999159A true JPH0999159A (ja) | 1997-04-15 |
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Family
ID=17614075
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JP27965995A Expired - Fee Related JP3693307B2 (ja) | 1995-10-03 | 1995-10-03 | 遊技機 |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3693307B2 (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2002224409A (ja) * | 2001-02-01 | 2002-08-13 | Sankyo Kk | 遊技機 |
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JP2012090850A (ja) * | 2010-10-28 | 2012-05-17 | Kyoraku Sangyo Kk | 循環式パチンコ遊技機 |
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1995
- 1995-10-03 JP JP27965995A patent/JP3693307B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP3693307B2 (ja) | 2005-09-07 |
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