JPH08224335A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JPH08224335A
JPH08224335A JP5524695A JP5524695A JPH08224335A JP H08224335 A JPH08224335 A JP H08224335A JP 5524695 A JP5524695 A JP 5524695A JP 5524695 A JP5524695 A JP 5524695A JP H08224335 A JPH08224335 A JP H08224335A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 正常に遊技を行っている遊技者か否かを判断
し、不当な利益を得ることを防止して健全な遊技を行う
ことができる弾球遊技機を提供する。 【構成】 打球発射装置における打球発射間隔を監視す
る発射間隔監視手段と、該発射間隔監視手段における監
視結果に基づいて、予め定めた所定期間、発射状態を監
視する発射状態監視手段と、該発射状態監視手段におけ
る監視結果に基づいて、監視結果が異常であると判断し
た場合に、異常状態を報知する異常発射操作状態報知手
段(警報ランプ65、サウンドジェネレータ68、アン
プ72、スピーカ73)とを、電気的制御装置(発射制
御装置26)等により構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パチンコ遊技機、雀球
遊技機、スマートボール遊技機等の、遊技球を発射して
遊技を行う弾球遊技機に関し、特に健全な遊技を行える
ようにした弾球遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の弾球遊技機、例えば、パチンコ遊
技機においては、遊技者が発射操作ハンドルを回動する
と、打球を発射させるための発射スイッチがオンとな
り、この発射スイッチからの信号に基づいて、発射制御
装置が打球発射装置のモータ等を始動して発射杵が回動
し、打球を一個ずつ遊技部内に発射している。
【0003】そして、このようなパチンコ遊技では、一
般的に、遊技部内のほぼ中央に特別図柄表示装置として
機能する可変表示装置を配設し、この特別図柄表示装置
における可変表示ゲームにより遊技の興趣を高めてい
る。
【0004】この可変表示ゲームは、例えば、打球が始
動口に入賞する毎に所定数を上限として乱数値を取り込
んで記憶し、その記憶した乱数値に基づいて、特別図柄
表示装置の表示部に数字等からなる複数の図柄を変動表
示する。そして、所定時間が経過すると、図柄の変動表
示を停止し、図柄の停止表示態様が予め定めた所定の停
止表示態様であった場合に、「大当り」としている。ま
た、特別図柄表示装置の表示部に表示される複数の図柄
のうち、最終停止図柄を残した他の図柄の組み合わせが
「大当り」の図柄となった場合に、遊技者に対して「大
当り」の期待感を高揚させるための装飾表示である、い
わゆる「リーチ」表示を行う。このように、「大当り」
の決定や、停止時の図柄決定等には、確率的要素が盛り
込まれ、「大当り」の発生等に偶然性を伴わせることに
より、遊技に対する興趣を高揚させている。
【0005】このような「大当り」の決定や、停止図柄
の決定等には、一様性及び不規則性を伴う乱数が用いら
れており、この乱数は役物制御回路である遊技制御回路
によって生成されている。
【0006】上記したように、可変表示ゲームを始動さ
せることができる始動口への入賞記憶は、所定数、例え
ば、4個までしか有効ではない。したがって、遊技者
は、入賞記憶が所定数、例えば4個に達した場合には、
発射スイッチをオフすることにより発射を中止して、遊
技の目的である「大当り」を発生させるための可変表示
ゲームの始動には直接関係のない無駄球の発射を防止し
て、効率よく遊技を楽しもうとしている。
【0007】ところで、遊技制御回路が設置されている
遊技機の周囲では、金属製の遊技球が常に循環してお
り、遊技球の移動に伴うノイズが常に発生している。遊
技制御回路のプログラムを記憶したCPU(中央演算装
置)は、このようなノイズの影響により、異常動作する
いわゆる暴走状態となり、正常な遊技制御が行えないお
それがある。
【0008】そこで、CPUの暴走対策として、ある一
定間隔毎にCPUをリセットし、リセット後には、必ず
プログラムの初期番地から実行するようなリセット割込
を所定間隔毎に実施している。このような、CPUの暴
走対策を行うことにより、万一、ノイズによるCPUの
異常動作が発生したとしても、所定時間後にリセットが
かかりプログラムの初期番地に復帰するので、ノイズに
よるCPUの異常動作を最小限に抑えることができる。
【0009】しかし、上記したリセット割込の間隔は、
CPUの異常動作を防止する観点から、あまり長い間隔
とすることはできない。したがって、パチンコ遊技機に
おける遊技プログラムは、リセット割込の間隔内で完結
しなければならず、プログラムサイズを所定の大きさ以
上とすることはできない。
【0010】そして、この所定のプログラムサイズの中
に、遊技に関する全ての処理を収容するためには、遊技
に関して使用する乱数発生処理のためのプログラムサイ
ズを小さくしなくてはならない。そこで、乱数発生処理
では、乱数値として使用する数値に、リセット割込毎に
「1」を加算し、所定範囲の最大値で「0」に戻す、い
わゆる「プラス1方式」による乱数発生処理方式が採用
されている。
【0011】例えば、第1種に属するパチンコ遊技機に
おいて、「大当り」の発生に基づいて行う特別遊技を発
生させる確率を1/210に設定すると、「0」から
「209」までの範囲で、上記した「プラス1方式」に
よる乱数発生処理を行う。そして、特別図柄表示装置を
作動させる第1種始動口への入賞に基づき、発生した乱
数値を取り込み、判定時に、所定値、例えば「3」と比
較する。ここで、乱数値と所定値とが一致した場合に
「大当り」として、特別図柄表示装置の表示部に大当り
図柄を停止表示させるとともに、大入賞口等の変動入賞
装置を開放作動させて、遊技者に利益を付与する特別遊
技を行わせている。
【0012】この乱数発生方法は、リセット割込の時間
が、0.002048秒という極めて短い時間であり、
また、一巡周期も0.43008秒(0.002048
×210)と十分に短く、さらに、乱数値を取り込むタ
イミングも第1種始動口への入賞時というランダムなタ
イミングであることから、十分に乱数として機能し、上
記したパチンコ遊技において使用されている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところが、近年、パチ
ンコ遊技が手軽な娯楽として広く普及するとともに人気
を博してきたため、従来はパチンコ遊技機メーカー等の
限られた者しか知り得なかったパチンコ遊技機の遊技プ
ログラムが、これらの者以外によって解析されて、パチ
ンコ遊技の攻略方法として雑誌等に掲載されるようにな
ってきた。
【0014】このため、上記したような周期性のある
「プラス1方式」による乱数発生処理方式に着目して、
大当り判定値を取得するように、所定時間毎に振動を発
生するいわゆる体感器を使用して、所望のタイミングで
遊技球を発射し、第1種始動口に遊技球を入賞させて、
不当に利益を獲得しようとする遊技者が増加している。
すなわち、遊技者は、不当に利益を獲得するため、乱数
の取得タイミングが第1種始動口への遊技球の入賞タイ
ミングであることを利用して、所望のタイミングで第1
種始動口へ遊技球を入賞させて、「大当り」を発生させ
るのである。このような体感器を使用した遊技は、公平
で健全な遊技を行おうとする精神に反するものであり、
問題となっている。
【0015】また、1分間に約100発(約0.6秒に
1発)の遊技球が発射される正常な遊技に対して、上記
したようないわゆる止め打ちを行う変則発射操作を阻止
するための対策として、遊技店員による監視が行われて
いる。しかし、先に説明したように、始動口への入賞記
憶には上限があるため、始動口への入賞記憶が所定数に
達すると発射を停止して、無駄球を発射しないで遊技を
行っている遊技者も存在し、このような正常な遊技を行
っている遊技者と、上記した不当に利益を得るための変
則発射操作を行っている遊技者とを区別することは容易
でないという問題がある。
【0016】そこで、本発明は、上記した従来の技術の
有する問題点に鑑み提案されたもので、正常に遊技を行
っている遊技者か否かを判断し、不当な利益を得ること
を防止して健全な遊技を行うことができる弾球遊技機を
提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため、請求項1記載の発明は、電気的駆動源の駆動力に
よって打球を遊技部内に発射する打球発射装置と、遊技
者の操作に基づいて打球発射操作を行う発射操作部と、
を備えた弾球遊技機において、打球発射装置における打
球発射間隔を監視する発射間隔監視手段と、該発射間隔
監視手段における監視結果に基づいて、発射状態を監視
する発射状態監視手段と、該発射状態監視手段における
監視結果に基づいて、監視結果が異常であると判断した
場合に、異常状態を報知する異常発射操作状態報知手段
と、を備えたことを特徴とする弾球遊技機である。
【0018】請求項2記載の発明は、上記した請求項1
記載の構成に加えて、前記発射間隔監視手段は、予め定
めた所定信号が到来した場合に、正常発射間隔であると
判定する特定発射間隔判定手段を備えていることを特徴
とする。
【0019】請求項3記載の発明は、上記した請求項2
記載の構成に加えて、特定入賞口への入賞を予め定めた
所定数だけ記憶し、当該記憶数を上限として可変表示装
置における可変表示を行い、該可変表示装置における停
止表示図柄の組み合わせが予め定めた所定の組み合わせ
となった場合に、遊技者に特典を付与する弾球遊技機で
あって、前記特定入賞口への入賞記憶数が予め定めた所
定数となった場合に、記憶満杯信号を出力する記憶満杯
信号出力手段と、前記可変表示装置における可変中の表
示図柄が、予め定めた特定の表示態様となった場合に、
特定可変表示状態信号を出力する特定可変表示状態信号
出力手段と、を備え、前記特定発射間隔判定手段は、前
記記憶満杯信号出力手段が出力する記憶満杯信号と、特
定可変表示状態信号出力手段が出力する特定可変表示状
態信号の少なくとも一方の信号が到来した場合に、正常
発射間隔であると判断することを特徴とする。
【0020】請求項4記載の発明は、上記した請求項1
から請求項3のいずれかに記載の構成に加えて、前記発
射状態監視手段は、発射状態の監視期間を設定する発射
状態監視期間設定手段を備えていることを特徴とする。
【0021】請求項5記載の発明は、上記した請求項1
から請求項4のいずれかに規制の構成に加えて、前記異
常発射操作状態報知手段は、外部に異常発射状態を報知
するための異常発射状態信号出力手段を備えていること
を特徴とする。
【0022】請求項6記載の発明は、上記した請求項1
から請求項5のいずれかに記載の構成に加えて、前記異
常発射状態報知手段は、異常発射状態を視覚的に報知す
る警告表示手段と、異常発射状態を聴覚的に報知する警
告音声出力手段と、を備えていることを特徴とする。
【0023】
【作用】請求項1記載の発明では、弾球遊技機で遊技を
行うためには、遊技者が発射操作部を操作して、打球の
発射勢等を調節しながら打球の発射を行う。打球発射装
置では、発射操作部の操作に基づき、電気的駆動源の駆
動力によって打球を遊技部内に発射する。
【0024】この打球発射装置における打球発射動作に
おいて、発射間隔監視手段では、打球の発射間隔を監視
し、発射状態監視手段では、この発射間隔監視手段にお
ける監視結果に基づいて、予め定めた所定期間、発射状
態を監視する。
【0025】そして、異常発射状態報知手段では、発射
状態監視手段における監視結果に基づいて、監視結果が
異常であると判断した場合に、当該異常状態を報知す
る。したがって、打球の発射間隔を監視して、異常な間
隔で打球の発射を継続した場合には、異常状態を報知し
て、異常な打球の発射操作を行っている遊技者を特定す
ることができ、当該遊技者に対して正常な遊技を行うよ
う警告を行う等、不当な遊技状態を排除することが可能
となる。
【0026】また、請求項2記載の発明では、通常の遊
技における打球の発射間隔とは異なった間隔で打球が発
射されている場合であっても、予め定めた所定信号が到
来した場合には、特定発射間隔判定手段により、正常発
射間隔であると判定する。したがって、不当な利益を得
るためではない正常な遊技と、不当な利益を得るため変
則発射操作をしている遊技とを区別することができるの
で、異常発射操作の検出がより正確となり、正常な遊技
を行っている遊技者にまで警告を与えてしまう等の不都
合を解消することができる。
【0027】また、請求項3記載の発明では、特定入賞
口への入賞を予め定めた所定数だけ記憶し、当該記憶数
を上限として可変表示装置における可変表示を行い、可
変表示装置における停止表示図柄の組み合わせが予め定
めた所定の組み合わせとなった場合に、遊技者に特典を
付与する。
【0028】この弾球遊技機による遊技において、記憶
満杯信号出力手段では、特定入賞口への入賞記憶数が予
め定めた所定数となった場合に、記憶満杯信号を出力
し、特定可変表示状態信号出力手段では、可変表示装置
における可変表示中の表示図柄が、予め定めた特定の表
示態様となった場合に、特定可変表示状態信号を出力す
る。すなわち、特定入賞口への入賞記憶数が上限値、例
えば「4」となった場合、及び可変表示装置における表
示がいわゆるリーチ状態となった場合に、請求項2記載
の発明における所定信号を発信するのである。
【0029】そして、特定発射間隔判定手段では、記憶
満杯信号出力手段が出力する記憶満杯信号と、特定可変
表示状態信号出力手段が出力する特定可変表示状態信号
の少なくとも一方の信号が到来した場合に、正常発射間
隔であると判断する。
【0030】弾球遊技機における遊技では、特定入賞口
への入賞記憶が満杯状態となったり、可変表示装置にお
ける表示がリーチ状態となった場合に、無駄球の発生を
防止したり、リーチ状態を楽しむため、遊技者は打球の
発射を停止することがある。このような、変則発射操作
は、不当な利益を得るための異常発射操作とは異なって
いる。したがって、特定入賞口への入賞記憶が満杯にな
ったり、可変表示装置における表示がリーチ状態となっ
た場合の正常な遊技における変則発射操作と、不当な利
益を得るための異常発射操作とを確実に区別して検知す
ることができるので、正常な遊技を行っている遊技者に
不快感を与えることなく、異常発射操作を行っている遊
技者を排除することができる。
【0031】また、請求項4記載の発明では、発射状態
監視手段に設けた発射状態監視期間設定手段により、発
射状態を監視するための期間を設定する。したがって、
異常発射状態の判定値を変更することができるので、ど
のような間隔で変則発射操作が行われた場合に異常発射
状態と判定するかを、各遊技店の独自の判断に委ねるこ
とができる。また、正常な打球の発射間隔は、遊技機の
機種毎に異なることもあり、各機種に適合した設定値を
選択して、より正確に異常発射状態を判定することがで
きる。
【0032】また、請求項5記載の発明では、発射状態
監視手段において異常発射状態であると判断した場合
に、異常発射操作状態報知手段に設けた異常発射状態信
号出力手段により、管理装置等の遊技機外部に、異常発
射状態を報知するための異常発射状態信号を出力する。
【0033】管理装置等がこの異常発射状態信号を受信
した場合には、遊技店の判断に基づいて、監視カメラに
より異常発射状態が発生している当該遊技機を監視した
り、遊技店員のみが認識できる方法、例えば、予め取り
決めた暗号放送を行って、遊技店員に対して、異常発射
状態が発生している当該遊技機及び遊技者を報知する。
したがって、異常発射状態が発生した場合に、一律に異
常発射状態が発生した遊技機を報知するのではなく、異
常発射状態に対する遊技店の対処に柔軟性を持たせるこ
とができる。
【0034】また、請求項6記載の発明では、発射状態
監視手段において異常発射状態であると判断した場合
に、異常発射状態報知手段に設けた警告表示手段によ
り、異常発射状態を視覚的に報知したり、警告音声出力
手段により、異常発射状態を聴覚的に報知したりする。
すなわち、異常発射状態が発生した場合には、ランプ等
を点灯或いは点滅したり、スピーカから警告音を発生し
たりする。したがって、不当な利益を得るために異常発
射操作を行うと、当該発射操作状態が視覚的あるいは聴
覚的に報知されることを知っている遊技者は、異常発射
操作の発覚をおそれて、そのような異常発射操作を行わ
ないので、異常発射操作の抑制効果が期待できるととも
に、遊技店が損害を被ることを未然に防止することがで
きる。
【0035】
【実施例】以下、図面に基づき、本発明の実施例を説明
する。図1は代表的な弾球遊技機であるパチンコ機1の
正面図である。このパチンコ遊技機1は、外枠2に額縁
状の前面枠3を開閉可能に取り付け、前面枠3に開設し
た窓部を後方から塞ぐように遊技盤4を設け、前面枠3
の前面パネル5の表側には遊技に供する球を貯留してお
く球供給皿6を設け、球供給皿6の下方には打球供給皿
6からオーバーフローした球を貯留する球貯留皿7を設
けると共に、前面枠3の裏側に設けた打球発射装置8を
作動せしめて発射操作を行なう発射操作部としての操作
ハンドル9を設けてある。
【0036】また、前面パネル5の裏側には球送り装置
10を設け、遊技者が操作ハンドル9を発射操作する
と、打球発射装置8と共に球送り装置10が作動して、
打球供給皿6内の打球を導入して発射レール11の傾斜
下端に形成してある発射部12に送り出すように構成し
てある。
【0037】また、遊技盤4の表面にはガイドレール1
3等の区画部材によりほぼ円形の遊技部14を区画形成
し、該遊技部14内のほぼ中央に特別図柄表示装置15
を、その下方に特定入賞口としての第1種始動口16
を、遊技部14の下部に変動入賞装置構成の大入賞口1
7(アタッカー)を配設し、また一般入賞口等を適宜配
設してある。したがって、本実施例における遊技は、打
球が始動口16に入賞すると特別図柄表示装置15によ
って行なう別遊技の開始条件が成立し、別遊技が開始さ
れると特別図柄表示装置15において3桁の識別図柄が
変動表示を開始し、所定時間経過後に変動表示が停止
し、停止表示された識別図柄の組み合せ態様が予め設定
してある賞態様、例えば「7」,「7」,「7」を形成
すると「大当り」となって特別遊技の権利が発生する。
そして、特別遊技が開始されると、大入賞口17が開い
て打球が入賞し易い状態に変換し、この大入賞口17に
次々と打球が入賞することにより遊技者に特別遊技の利
益を付与する。
【0038】球送り装置10は、図3に示すように、前
面パネル5の裏側に取り付けたケース18内に、打球供
給皿6の整列流路に連通した導出路19を形成し、該導
出路19の傾斜下端に球送り部材20を揺動自在に軸着
し、該球送り部材20の上方に電気的駆動源として球送
りソレノイド21を設け、該球送りソレノイド21の磁
極端を球送り部材20に取り付けてある吸磁体(鉄板)
22に臨ませてなる。球送り部材20は、基端をケース
18側に軸着して先端側が上下動するようにした部材で
あり、先端には球が1個収容可能な横向き凹形の球受部
23を形成してある。なお、導出路19,球送り部材2
0,球送りソレノイド21等の遊技盤4側は、ケース1
8の蓋(図示せず)が被せられており、この蓋には、球
送り部材20が球を発射レール11側に送り出す球通過
口が開設してある。
【0039】したがって、球送りソレノイド21が消磁
した状態では球送り部材20の先端側が自重で下降して
ストッパ24に当接して停止し、この第1状態では球受
部23の上方の球流下阻止部25が導出路19の出口に
位置して、導出路19内の球が流下することを阻止す
る。
【0040】また、上記球送りソレノイド21は、発射
制御手段である発射制御装置26(図5)に電気的に接
続しており、この発射制御装置26からの給電によって
励磁する。そして、発射制御装置26からの給電によっ
て球送りソレノイド21が励磁すると、吸磁体22が球
送りソレノイド21に吸引されて球送り部材20が軸を
中心にして先端側を上昇する方向に揺動する。この様に
して球送り部材20が揺動して第2状態に変換すると、
球流下阻止部25が上昇して最先の球から外れるので、
この最先の球が流下して球送り部材20の球受部23内
に入る。なお、球受部23内に入った球は、上記蓋の球
通過口の上開口縁に当っているので、球受部23の底部
が球通過口側に傾斜していても、発射レール11側への
流下が阻止される。
【0041】この状態で球送りソレノイド21が消磁す
ると、球送り部材20及び球受部23内の球の自重によ
り球送り部材20が先端側を下降する方向に揺動して第
1状態に戻る。この様にして球送り部材20が戻り揺動
すると、球受部23内の球も下降して上記上開口縁から
外れる。したがって、球受部23内の球は、球通過口を
通って発射レール11側に送り出され、発射レール11
の傾斜により転動して発射部12に供給される。そし
て、発射部12に供給された球は、打球発射装置8によ
って弾発されて遊技部14内に入る。なお、球送り部材
20が第1状態に復帰しても、球流下阻止部25が球の
流下を阻止しているので、導出路19内の球は次の揺
動、即ち球送りソレノイド21の励磁まで停止したまま
待機している。
【0042】次に、打球発射装置8について説明する。
図4および図5に示す打球発射装置8は、電気的駆動源
としてロータリーソレノイド27を使用したものであ
り、前面枠3の裏面に取り付ける取付基板28にロータ
リーソレノイド27を固定し、取付基板28から突出し
たロータリーソレノイド27の出力軸29に発射杵30
を固定し、該発射杵30の回動範囲を下部の第1緩衝ゴ
ム31と上部の第2緩衝ゴム32とにより規制してい
る。そして、発射杵30の先端に、ウレタンゴム或はコ
イルバネ等からなる弾発部33を取り付け、発射杵30
が第1緩衝ゴム31側から第2緩衝ゴム32側に回動し
たときに、弾発部33が発射レール11の発射部12に
勢いよく突入することによって球を弾発するように構成
してある。
【0043】なお、ロータリーソレノイド27は、発射
制御装置26に電気的に接続されており、この発射制御
装置26からの信号により間歇的に励磁し、また、発射
制御装置26からの信号により強弱(即ち、発射勢)が
調整される。また、本実施例では、図5に示すように、
打球発射装置8及び球送り装置10を制御する発射制御
装置26を打球発射装置8の取付基板28にスペーサ部
材34を介して取り付けてある。
【0044】上記した構成からなる打球発射装置8にお
いては、発射制御装置26からの給電が停止している状
態(ロータリーソレノイド27が消磁している状態)で
は、図5に示すように、発射杵30が自重によって戻り
回動して第1緩衝ゴム31に接触した(支持された)発
射準備位置で待機している。そして、発射制御装置26
からの信号によりロータリーソレノイド27が所定時間
励磁すると、出力軸29が発射杵30と共に回動して弾
発部33が発射部12の打球を発射する。弾発部33が
打球を発射する頃にはロータリーソレノイド27が消磁
し、発射杵30は第2緩衝ゴム32に当って停止し、そ
の後、発射杵30の自重或は発射制御装置26からの信
号により戻り回動して第1緩衝ゴム31に当る発射準備
位置に復帰する。
【0045】この様に、打球発射装置8の発射杵30
は、ロータリーソレノイド27の回転力により付勢され
て回動するので、回転力が強い場合には打球を強く弾発
して飛距離を伸ばし、回転力が弱い場合には打球を弱く
弾発して飛距離が短くなる。即ち、打球発射装置8は、
発射制御装置26からの信号の強弱に応じて作動し、こ
の強弱(打球の飛距離)は遊技者が操作ハンドル9を操
作することにより調整することができる。
【0046】操作ハンドル9は、パチンコ遊技を行なう
に当って遊技者の操作によって打球の発射,停止,飛距
離の調整を行なう部材であり、図6および図7に示すよ
うに、前面枠3に固定する後方部材35と、その前方に
設けた前方把持部36と、後方部材35の後方把持部3
7と前方把持部36との間に回動可能に設けた回動ハン
ドル38と、回動ハンドル38の回動によりオン−オフ
する発射操作スイッチ39と、回動ハンドル38の回動
(操作)量を検出して飛距離調整用信号を送出する回動
量検出手段としての可変抵抗器(ボリューム)40と、
単発操作部材41とが主要な構成部材である。
【0047】後方部材35は、前面枠3側に固定する筒
部42の前端に大径な後方把持部37を一体成型した部
材である。そして、後方把持部37の前面開放部にハン
ドル基板43を取り付け、該ハンドル基板43の中央に
後方から可変抵抗器40を、前面の一側に発射操作スイ
ッチ39をそれぞれ取り付け、該発射操作スイッチ39
の上方に単発操作部材41を揺動可能な状態で軸着し
て、単発操作部材41に突設した単発操作部44を後方
把持部37の窓部45から外部に臨ませ、単発操作部材
41の押圧部46が発射操作スイッチ39の作用突起4
7を押圧できる位置に配置する。
【0048】上記した後方部材35の前部に間隔を配し
て取り付ける前方把持部36は、略椀状の部材であり、
表面にメッキを施すなどして導電性を持たせてある。こ
の前方把持部36を後方部材35に固定するには、後方
に突設した取付ボスを、後述する回動ハンドル38の円
弧状開口部48内を貫通させ、後方部材35の大径な後
方把持部37側から挿入したビスを上記取付ボスに締め
込むことにより止着する。なお、この前方把持部36
は、タッチセンサのタッチプレートとして機能するの
で、後方部材35の内部を通したタッチ回路49のリー
ド線50を導通させる。
【0049】回動ハンドル38は、遊技者が指を掛ける
指掛け凸部38′を外周縁に形成した略円盤状の部材で
あり、中心には可変抵抗器40の軸に嵌合可能なボス5
1を形成し、その外方には前記した前方把持部36止着
用取付ボスやタッチセンサ用のリード線50を通す略円
弧状開口部48を開設してある。また、裏側には、前記
した単発操作部材41を押圧することにより発射操作ス
イッチ39の作用突起47を単発操作部材41上から間
接的に押圧可能な押圧部を形成したある。そして、この
回動ハンドル38を前方把持部36と後方把持部37と
の間で回動する状態で取り付けるには、中心のボス51
を可変抵抗器40の軸に嵌合してから前方把持部36を
取り付ける。
【0050】なお、この回動ハンドル38は、手を離し
た常態では押圧部が発射操作スイッチ39の作用突起4
7を押圧した状態を維持するようにコイルスプリング5
2によって付勢してある。また、発射操作スイッチ39
には、作用突起47が押し込まれた状態でオフになり、
作用突起47が押圧されない状態では内部のスプリング
の付勢によって作用突起47が突出すると共に接点がオ
ンになる常閉タイプを使用する。
【0051】したがって、遊技者が操作ハンドル9に手
を離した状態では、タッチ回路49がオフであり、ま
た、回動ハンドル38がコイルスプリング52の付勢に
より初期位置に戻されて押圧部が発射操作スイッチ39
の作用突起47を押圧するので、発射操作スイッチ39
はオフになる。
【0052】そして、遊技者が操作ハンドル9に手を触
れると、静電容量の変化を感知したタッチ回路49がオ
ンになり、また、遊技者が回動ハンドル38を回動する
と、押圧部が発射操作スイッチ39の作用突起47への
押圧を解除するので、発射操作スイッチ39がオンにな
る。発射操作スイッチ39がオンになると、この発射操
作スイッチ39からの信号に基づいて発射制御装置26
が打球発射装置8のロータリーソレノイド27に信号を
送って打球の発射を開始し、所定の時間間隔で次々と打
球を発射する。なお、打球発射装置8が作動して打球を
発射する前に、発射制御装置26からの信号によって球
送り装置10が作動して球を発射部12に予め供給す
る。
【0053】なお、遊技者が回動ハンドル38を回した
ままであっても、遊技者が親指などで単発操作部44を
押圧すると、この押圧力により単発操作部材41が揺動
し、これにより発射操作スイッチ39の作用突起47が
押圧部46によって押し込まれて発射操作スイッチ39
はオフになる。したがって、回動ハンドル38を回動し
た状態であっても、単発操作部44を操作すれば、打球
発射装置8の電気的駆動源が停止して、打球の発射を一
時的に停止することができ、この単発操作部44を適宜
に操作すると、1個ずつ発射できる単発打ちが可能であ
る。
【0054】また、回動ハンドル38の回動量を調整す
ると、可変抵抗器40の抵抗値が変化して回動ハンドル
38の回動量を電気的に検出することができ、この可変
抵抗器40からの信号に基づいて発射制御装置26が打
球発射装置8のロータリーソレノイド27の励磁力を調
整し、これにより打球の飛距離調整を行なうことができ
る。したがって、回動ハンドル38の回動量を増加すれ
ば、ロータリーソレノイド27の励磁力が増強されて打
球の飛距離が伸び、一方、回動ハンドル38の回動量を
減少すれば打球の飛距離が短くなり、遊技者は回動ハン
ドル38の回動量を調整することにより打球の距離を適
宜に調整することができる。
【0055】なお、回動ハンドル38から手を離すと、
コイルスプリング52の付勢により回動ハンドル38が
初期位置に戻るので、打球発射装置8の運転が停止され
る。この様に、発射操作スイッチ39は、遊技者の操作
を前提として、打球の発射許可または不許可を電気的に
制御するものであり、発射制御装置26は、発射操作ス
イッチ39からの信号に基づいてロータリーソレノイド
27を実際に作動せしめて打球の発射を行なったり、或
は停止するものである。
【0056】次に、打球発射装置8及び球送り装置10
を制御する発射制御装置26(発射制御手段)について
説明する。発射制御装置26は、図8に示すように、演
算処理を行うマイクロプロセッサ60を備え、このマイ
クロプロセッサ60には、動作クロックを供給するクロ
ック発生器61(クロック)と、マイクロプロセッサ6
0の演算処理において使用するプログラムやデータ等を
記憶するメモリ62と、マイクロプロセッサ60と電気
的に連絡する他の機器との接続処理を行うI/Oインタ
ーフェイス63とが電気的に連絡している。また、上記
したメモリ62内には、マイクロプロセッサ60の演算
で使用するプログラムを記憶したプログラムメモリ領域
62aと、マイクロプロセッサ60の演算で使用するデ
ータを記憶したデータメモリ領域62bとが設けてあ
る。
【0057】このマイクロプロセッサ60は、上記した
I/Oインターフェイス63を介して、飛距離調整スイ
ッチ64、警報ランプ65、ロータリーソレノイド2
1、玉送りソレノイド21、発射操作スイッチ39、ハ
ンドル回動量検出器(可変抵抗器)40、設定器66、
タッチ回路49、リセットスイッチ67、サウンドジェ
ネレータ68と電気的に連絡している。また、マイクロ
プロセッサ60は、上記したI/Oインターフェイス6
3を介して、外部端子基板69(異常発射状態信号出力
手段)に対して異常発射信号を出力するとともに、役物
制御装置70からの記憶満杯信号とリーチ信号が入力し
ている。
【0058】上記した飛距離調整スイッチ64は、ロー
タリーソレノイド27による初期発射勢の調整を行うた
めのスイッチであり、設定器66は、発射状態監視期間
設定手段として機能して、発射状態監視手段における監
視期間を設定するためのスイッチであり、リセットスイ
ッチ67は、発射制御装置26のメモリ62等をリセッ
トするためのスイッチであり、外部端子基板69は、管
理装置等に対して異常発射状態を報知するための異常発
射状態信号出力手段として機能する端子基板であり、図
5に示すように、それぞれ、発射制御装置26の筐体の
背面あるいは側面に設けられている。
【0059】なお、図5に示した実施例では、飛距離調
整スイッチ64及び設定器66をロータリースイッチに
より構成したが、これらのスイッチはロータリースイッ
チに限られず、ディップスイッチ等の他のスイッチを利
用することもできる。また、これらのスイッチは、必ず
しも発射制御装置26の筐体に設ける必要はなく、パチ
ンコ機1の適宜箇所に設けてもよい。
【0060】また、タッチ49回路には、タッチプレー
トとして機能する前方把持部36と、タッチ感度を調整
するためのタッチ感度調整器71とが電気的に接続して
ある。 上記した警報ランプ65は、警告表示手段とし
て機能するランプで、パチンコ遊技機1の上部等の適宜
箇所に設置されている。また、上記したサウンドジェネ
レータ68は、アンプ72を介してスピーカ73に対し
て音声を出力するための装置で、このサウンドジェネレ
ータ68とアンプ72とスピーカ73とが警告音声出力
手段として機能する。また、警告表示手段及び警告音声
出力手段が、異常発射状態報知手段として機能する。
【0061】また、上記した発射制御装置26が、打球
発射装置8における打球発射間隔を監視する発射間隔監
視手段と、この発射間隔監視手段における監視結果に基
づいて、予め定めた所定期間、発射状態を監視する発射
状態監視手段と、予め定めた所定信号が到来した場合
に、正常発射間隔であると判定する特定間隔判定手段と
して機能する。また、上記した役物制御装置70が、特
定入賞口への入賞記憶数が予め定めた所定数となった場
合に、記憶満杯信号を出力する記憶満杯信号出力手段
と、可変表示装置15における可変表示中の表示図柄
が、予め定めた特定の表示態様となった場合に、特定可
変表示状態信号を出力する特定可変表示状態信号出力手
段として機能する。
【0062】次に、図9から図13に示したフローチャ
ートに基づいて、上記したパチンコ機1の発射制御装置
26における制御手順を説明する。処理が開始すると、
まず、発射制御装置26の初期化及び設定処理が行われ
(S1)、発射制御装置26に電気的に接続した各機器
からの信号の入力処理(S2)、及び各機器へ対する信
号の出力処理(S3)が行われる。そして、異常発射状
態の検知やその他の障害によりより発射制御装置26に
おける制御処理が中止した場合に、当該障害を復旧した
後、遊技店員等がリセットスイッチ67を操作して、リ
セット信号が送信されてきたかどうかを判断し(S
4)、リセット信号を受信した場合には、メモリ62を
クリアして(S5)、処理を続行する。
【0063】次に、発射サイクルが終了しているかどう
かを判断する(S6)。この発射サイクルとは、打球発
射装置8に球が送り込まれて、発射杵30により球が遊
技部14に向かって発射される、球の発射に関する1サ
イクルをいう。
【0064】ここで、発射サイクルが終了していないと
判断した場合には、後に詳述する第2発射監視処理(S
7)を行った後、タイミングの計測に使用する時間情報
を更新し(S8)、遊技者により操作ハンドル9が操作
されて、ハンドル回動量検出器(可変抵抗器40)から
の信号が変化したかどうかを判断する(S9)。
【0065】そして、操作ハンドル9の回動量が変化し
た場合には、ハンドル回動量検出器(可変抵抗器40)
からの回動量情報に基づき、弾発情報を変更し(S1
0)、球の飛距離調整を行う。
【0066】次に、玉送りタイミングかどうかを判断し
(S11)、玉送りタイミングであると判断した場合に
は、玉送りソレノイドオン情報を設定して(S12)、
玉送りソレノイド21をオンにして、玉送り動作を開始
する。そして、玉送りの動作時間である所定時間が経過
したかどうかを判断し(S13)、所定時間が経過した
と判断した場合には、玉送りソレノイドオフ情報を設定
して(S14)、玉送りソレノイド21をオフにして、
玉送り動作を終了し、ロータリーソレノイド21の駆動
タイミングである発射タイミング情報を設定する(S1
5)。
【0067】一方、玉送りタイミング判断処理(S1
1)において、玉送りタイミングでないと判断した場合
には、上記した玉送りに関する各処理(S12〜S1
5)をスキップして、発射タイミングかどうかを判断す
る(S16)。ここで、発射タイミングであると判断し
た場合には、ロータリーソレノイドオン情報を設定して
(S17)、ロータリーソレノイド21をオンにして、
球の発射動作を開始する。そして、ロータリーソレノイ
ド21のオン時間である所定時間が経過したがどうかを
判断し(S18)、所定時間が経過したと判断した場合
には、ロータリーソレノイドオフ情報を設定して(S1
9)、ロータリーソレノイド21をオフにして、球の発
射動作を終了し、次の玉送りのための玉送りタイミング
情報を設定し(S20)、発射サイクルが終了したこと
を示す発射サイクル終了情報を設定する(S21)。
【0068】一方、発射タイミング判断処理(S16)
において、発射タイミングでないと判断した場合には、
上記した各処理(S17〜S21)をスキップするとと
もに、設定された弾球情報に基づき、ロータリーソレノ
イド21の駆動情報を設定し(S22)、初期化・設定
処理(S1)の後段処理へ移行する。このようにして、
打球発射装置8による打球の発射が行われる。
【0069】また、発射制御装置26では、上記した打
球発射装置8の制御の他に、異常発射操作が行われてい
るかどうかの、発射監視処理が行われる。この発射監視
処理は、発射操作スイッチ39が操作された場合に、当
該変則発射操作が正常遊技に基づくものか、あるいは不
当な利益を得るための発射操作であるかを判断するため
の第1発射監視処理(S27)と、異常発射操作が予め
定めた所定回数以上継続して行われた場合に、警報等を
発生する第2発射監視処理(S7)とからなる。
【0070】以下、この発射監視処理について説明す
る。上記した発射制御処理で行う発射サイクル終了判断
処理(S6)において、球の発射に関する1サイクルで
ある発射サイクルが終了したと判断した場合には、発射
終了サイクル処理(S23)を行う。
【0071】この発射終了サイクル処理(S23)で
は、まず、発射サイクル終了情報をクリアし(S2
4)、タッチ回路49からのタッチ信号があるかどうか
を判断し(S25)、タッチ信号があると判断した場合
には、さらに発射操作スイッチ39がオンとなっている
かどうかを判断する(S26)。そして、タッチ信号が
あるにもかかわらず、発射操作スイッチ39がオフとな
っている場合には、単発操作が行われて打球の発射が停
止されているものと判断し、第1発射監視処理(S2
7)を行う。
【0072】一方、タッチ信号判断処理(S25)にお
いて、タッチ信号がないと判断した場合には、当該パチ
ンコ機1において操作ハンドル9が操作されていない状
態であるため発射監視処理を行う必要はなく、上記した
第1発射監視処理(S27)等は行わずに、初期化・設
定処理(S1)の後段処理へ移行する。また、発射操作
スイッチ動作判断処理(S26)において、発射操作ス
イッチ39がオンとなっていると判断した場合には、正
常な操作ハンドル9の操作であるため、監視タイマをク
リアして(S28)、発射サイクル終了判断処理(S
6)の後段処理へ移行する。
【0073】上記した第1発射監視処理(S27)で
は、まず、監視時間が経過するまで監視タイマに「1」
を加算する監視タイマ更新処理(S29)を行い、予め
定めた所定の監視時間が経過したかどうかを判断する
(S30)。この監視時間は、設定器66により任意に
設定することができる。すなわち、遊技店の判断に基づ
いて、任意の監視時間を設定したり、パチンコ機1の機
種に適合した監視時間を設定したりすることができるの
である。
【0074】この監視時間経過判断処理(S30)にお
いて、所定の監視時間が経過していないと判断した場合
には、タッチ信号の判断処理(S25)に移行して、処
理を続行する。一方、監視時間経過判断処理(S30)
において、所定の監視時間が経過したと判断した場合に
は、監視フラグをセットする(S31)。
【0075】そして、正常な遊技に基づく発射操作スイ
ッチ39の操作であるかどうかを判断するため、記憶満
杯信号があるかどうかを判断するとともに(S32)、
リーチ信号があるかどうかを判断する(S33)。ここ
で、記憶満杯信号がある場合、及びリーチ信号がある場
合には、正常な遊技に基づく発射操作スイッチ39の操
作であると判断して、監視フラグをクリアして(S3
4)、第1発射監視処理(S27)を終了し、初期化・
設定処理(S1)の後段処理へ移行する。
【0076】一方、記憶信号満杯信号もリーチ信号もな
い場合には、異常発射操作のおそれがあると判断して、
監視フラグをセットしたまま、初期化・設定処理(S
1)の後段処理へ移行する。この監視フラグは、第2発
射監視処理(S7)における警告判断で使用される。
【0077】次に、第2発射監視処理(S7)について
説明する。この第2発射監視処理(S7)は、先に説明
したように、発射サイクル終了判断処理(S6)の後段
で行われる。第2発射監視処理(S7)では、まず、監
視フラグがセットされているかどうかを判断し(S3
5)、監視フラグがセットされている場合には、累積カ
ウンタである監視カウンタに「1」を加算して(S3
6)、監視フラグをクリアする(S37)。
【0078】次に、監視カウンタのカウンタ値が、予め
設定した設定値以上であるかどうかを判断する(S3
8)。この設定値は、任意に設定することができる。例
えば、異常発射操作のおそれがある変則発射操作を1回
でも行った場合に警報を発生することもできるが、不当
な利益を得ることを意図せずに、偶然に変則発射操作を
行ってしまう場合も考えられ、異常発射操作のおそれが
ある変則発射操作が行われている場合に、直ちに警報を
発生したのでは、正常な遊技を行っている遊技者に不快
感を与えるおそれがある。このため、警報を発生するた
めの監視カウンタのカウンタ値を任意に設定できるよう
にし、繰り返し異常発射操作のおそれがある変則操作が
行われている場合にのみ、警報を発生するようにしてい
るのである。
【0079】そして、監視カウンタのカウント値判断処
理(S38)において、カウンタ値が予め定めた設定値
以上であると判断した場合には、異常発射信号オン情報
を設定して(S39)、管理装置に対して異常発射信号
を送信するとともに、警報報知オン情報を設定して(S
40)、スピーカ73から警報音を発生したり、警報ラ
ンプ65を点灯或いは点滅して、警報を発生し、処理を
復帰する。例えば、設定値を「5」とした場合には、異
常発射操作のおそれがある変則発射操作が、5回以上繰
り返された場合には、警報を発生するのである。
【0080】上記した監視フラグ判断処理(S35)に
おいて、監視フラグがセットされていないと判断した場
合には、監視カウンタ計数処理(S36)及び監視フラ
グクリア処理(S37)をスキップし、監視カウンタ値
判断処理(S38)において、監視カウンタ値が設定値
未満であると判断した場合には、異常発射信号オン情報
設定処理(S39)及び警報報知オン情報設定処理(S
40)をスキップする。
【0081】なお、上記した異常発射信号オン情報設定
処理(S39)及び警報報知オン情報設定処理(S4
0)を行った後、処理を復帰せずに、当該パチンコ機1
の発射制御装置26における処理を停止するように構成
してもよい。この場合には、遊技店員によりリセットス
イッチ67が操作されると、発射制御装置26における
処理が復帰するようにすればよい。
【0082】次に、上記した発射制御装置26における
処理の他の実施例を、図14から図18に示したフロー
チャートに基づき説明する。この発射制御装置26にお
ける処理は、特定入賞口である第1種始動口16に打球
が入賞して、入賞記憶が予め定めた所定数となった場合
に、自動的に打球の発射を停止するようにしたものであ
る。
【0083】なお、先に説明した発射制御装置26にお
ける処理と同様の処理を行う部分については、同一のス
テップ番号を付して説明を省略する。
【0084】この発射制御装置26における処理では、
初期化・設定処理(S1)、入力処理(S2)、出力処
理(S3)、リセット信号判断処理(S4)を行った
後、記憶満杯信号があるかどうかを判断する(S10
0)。ここで、第1種始動口16への入賞数が、所定
数、例えば「4」となった場合、すなわち、それ以上の
入賞が記憶されない場合には、打球発射装置8及び球送
り装置10の駆動を停止させ、球が遊技部14内に発射
されない状態とする(S110)。
【0085】一方、記憶満杯信号がない場合、すなわ
ち、第1種始動口16にさらに打球が入賞しても、その
入賞を記憶できる場合には、通常通り、打球発射装置8
及び球送り装置10が駆動できる状態とし、発射サイク
ル終了判断処理(S6)以降の処理を行う。
【0086】また、第1発射監視処理(S27)におい
ては、監視タイマ更新処理(S29)、所定時間経過判
断処理(S30)、監視フラグセット処理(S31)を
行った後、リーチ信号の判断処理(S33)のみを行
う。これは、満杯信号がある場合には、必ず打球発射装
置8及び球送り装置10の駆動が停止させられているた
め、打球の発射操作が行えず、発射操作スイッチ39が
操作されることはないため、先に説明した実施例のよう
に、満杯信号の判断処理(S32)は行う必要がないた
めである。
【0087】この発射制御装置26における処理では、
上記した処理のみが、先に説明した実施例の発射制御装
置26における処理と異なり、他の処理は、先に説明し
た実施例の発射制御装置26における処理と同様に行わ
れる。
【0088】したがって、この発射制御装置26におけ
る処理では、第1種始動口16への入賞数が所定数に達
して、それ以上入賞記憶が行われない場合には、自動的
かつ強制的に打球の発射動作が停止させられるので、
「大当り」の発生に関与しない無駄球が発生せずに、遊
技の興趣を最大限に享受することができる。また、遊技
者は、第1種始動口16への入賞数が所定数に達したか
どうかを常に監視する必要がなくなるとともに、第1種
始動口16への入賞数が所定数に達した場合に、いちい
ち発射操作スイッチ39を操作する必要がないので、遊
技に専念することができ、遊技の興趣を高めることがで
きる。
【0089】なお、上記した実施例はパチンコ遊技機に
ついて説明したが、本発明はこれに限定されるものでは
なく、遊技球を発射して遊技を行なう弾球遊技機であれ
ばよい。例えば、雀球遊技機、スマートボール遊技機等
の弾球遊技機でもよい。
【0090】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は上記した
構成からなるので、以下に説明するような効果を奏する
ことができる。請求項1記載の発明では、打球発射装置
における打球発射動作において、発射間隔監視手段で
は、打球の発射間隔を監視し、発射状態監視手段では、
この発射間隔監視手段における監視結果に基づいて、予
め定めた所定期間発射状態を監視し、異常状発射状態報
知手段では、発射状態監視手段における監視結果に基づ
いて、監視結果が異常であると判断した場合に、異常状
態を報知する。
【0091】したがって、打球の発射間隔を監視して、
異常な間隔で打球の発射を継続した場合には、この異常
状態を報知して、異常な打球の発射操作を行っている遊
技者を特定することがでる。このため、遊技店員が当該
遊技者に対して正常な遊技を行うよう警告を行ったり、
当該遊技機における遊技を終了させたりして、不当な遊
技状態を排除することが可能となり、遊技の公平性を保
って、健全な遊技を行わせることができる。
【0092】また、請求項2記載の発明では、通常の遊
技における打球の発射間隔とは異なった間隔で打球が発
射されている場合であっても、予め定めた所定信号が到
来した場合には、特定発射間隔判定手段により、正常発
射間隔であると判定する。
【0093】したがって、不当な利益を得るためではな
い正常な遊技と、不当な利益を得るため変則発射操作を
している遊技とを区別することができる。このため、異
常発射操作の検出がより正確となり、正常な遊技を行っ
ている遊技者にまで警告を与えてしまい、当該遊技者に
不愉快な思いをさせる等の不都合を解消することができ
る。
【0094】また、請求項3記載の発明では、特定入賞
口への入賞記憶数が上限値となった場合、及び可変表示
装置における表示がいわゆるリーチ状態となった場合
に、所定信号を発信し、特定発射間隔判定手段により、
記憶満杯信号出力手段が出力する記憶満杯信号と、特定
可変表示状態信号出力手段が出力する特定可変表示状態
信号の少なくとも一方の信号が到来した場合に、正常発
射間隔であると判断する。
【0095】したがって、特定入賞口への入賞記憶が満
杯になったり、可変表示装置における表示がリーチ状態
となった場合に、遊技者が行うであろう正常な変則発射
操作と、不当な利益を得るための異常発射操作とを確実
に区別して検知することができる。このため、無駄球を
防止するために単発操作を行うような正常な遊技を行っ
ている遊技者に対して不快感を与えることがなく、的確
に異常発射操作を行っている遊技者を排除することがで
きる。
【0096】また、請求項4記載の発明では、発射状態
監視手段に設けた発射状態監視期間設定手段により、発
射状態を監視するための期間を設定できる。
【0097】したがって、どのような間隔で変則発射操
作が行われた場合に異常発射状態と判定するかを、各遊
技店の独自の判断に委ねることができ、各遊技店におけ
る経営形態に対応することができる。また、正常な打球
の発射間隔は、遊技機の機種毎に異なることもあり、各
機種に適合した設定値を選択して、より正確に異常発射
状態を判定することができる。
【0098】また、請求項5記載の発明では、発射状態
監視手段において異常発射状態であると判断した場合
に、異常発射操作状態報知手段に設けた異常発射状態信
号出力手段により、管理装置等の遊技機外部に異常発射
状態を報知するための異常発射状態信号を出力してい
る。
【0099】したがって、異常発射状態が発生した場合
に、一律に異常発射状態が発生した遊技機を報知するの
ではなく、異常発射状態に対する遊技店の対処に柔軟性
を持たせることができる。
【0100】また、請求項6記載の発明では、発射状態
監視手段において異常発射状態であると判断した場合
に、異常発射状態報知手段に設けた警告表示手段によ
り、異常発射状態を視覚的に報知したり、警告音声出力
手段により、異常発射状態を聴覚的に報知したりしてい
る。
【0101】したがって、不当な利益を得るために異常
発射操作を行うと、当該発射操作状態が視覚的あるいは
聴覚的に報知されることを知っている遊技者は、異常発
射操作の発覚をおそれて、そのような異常発射操作を行
わないので、異常発射操作の抑制効果が期待できる。ま
た、異常発射操作を抑制できるので、遊技店が損害を被
ることを未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ機の正面図である。
【図2】パチンコ機の背面図である。
【図3】蓋を外した状態の球送り装置の正面図である。
【図4】パチンコ機の前面側から見た打球発射装置の斜
視図である。
【図5】パチンコ機の背面側から見た打球発射装置の斜
視図である。
【図6】発射操作ハンドルの斜視図である。
【図7】発射操作ハンドルの分解斜視図である。
【図8】発射制御装置(発射制御手段)の概略ブロック
図である。
【図9】発射制御装置における処理の手順を示したフロ
ーチャートである。
【図10】発射制御装置における処理の手順を示したフ
ローチャートである。
【図11】図9に示した発射終了サイクル処理の手順を
示したフローチャートである。
【図12】図11に示した第1発射監視処理の手順を示
したフローチャートである。
【図13】図9に示した第2発射監視処理の手順を示し
たフローチャートである。
【図14】発射制御装置における処理の他の実施例の手
順を示したフローチャートである。
【図15】発射制御装置における処理の他の実施例の手
順を示したフローチャートである。
【図16】図14に示した発射終了サイクル処理の手順
を示したフローチャートである。
【図17】図15に示した第1発射監視処理の手順を示
したフローチャートである。
【図18】図14に示した第2発射監視処理の手順を示
したフローチャートである。
【符号の説明】
1 パチンコ機 2 外枠 3 前面枠 4 遊技盤 5 前面パネル 6 球供給皿 7 球貯留皿 8 打球発射装置 9 操作ハンドル 10 球送り装置 11 発射レール 12 発射部 13 ガイドレール 14 遊技部 15 特別図柄表示装置 16 第1種始動口 17 大入賞口 18 ケース 19 導出路 20 球送り部材 21 球送りソレノイド 22 吸磁体(鉄板) 23 球受部 24 ストッパ 25 球流下阻止部 26 発射制御装置 27 ロータリーソレノイド 28 取付基板 29 出力軸 30 発射杵 31 第1緩衝ゴム 32 第2緩衝ゴム 33 弾発部 34 スペーサ部材 35 後方部材 36 前方把持部 37 後方把持部 38 回動ハンドル 39 発射操作スイッチ 40 可変抵抗器(ボリューム) 41 単発操作部材 42 筒部 43 ハンドル基板 44 単発操作部 45 窓部 46 押圧部 47 作用突起 48 円弧状開口部 49 タッチ回路 50 リード線 51 ボス 52 コイルスプリング 60 マイクロプロセッサ 61 クロック発生器 62 メモリ 62a プログラムメモリ領域 62b データメモリ領域 63 I/Oインターフェイス 64 飛距離調整スイッチ 65 警報ランプ 66 設定器 67 リセットスイッチ 68 サウンドジェネレータ 69 外部端子基板 70 役物制御装置 71 タッチ感度調整器 72 アンプ 73 スピーカ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気的駆動源の駆動力によって打球を遊
    技部内に発射する打球発射装置と、遊技者の操作に基づ
    いて打球発射操作を行う発射操作部と、を備えた弾球遊
    技機において、 打球発射装置における打球発射間隔を監視する発射間隔
    監視手段と、 該発射間隔監視手段における監視結果に基づいて、発射
    状態を監視する発射状態監視手段と、 該発射状態監視手段における監視結果に基づいて、監視
    結果が異常であると判断した場合に、異常状態を報知す
    る異常発射操作状態報知手段と、 を備えたことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 【請求項2】 前記発射間隔監視手段は、 予め定めた所定信号が到来した場合に、正常発射間隔で
    あると判定する特定発射間隔判定手段を備えていること
    を特徴とする請求項1記載の弾球遊技機。
  3. 【請求項3】 特定入賞口への入賞を予め定めた所定数
    だけ記憶し、当該記憶数を上限として可変表示装置にお
    ける可変表示を行い、該可変表示装置における停止表示
    図柄の組み合わせが予め定めた所定の組み合わせとなっ
    た場合に、遊技者に特典を付与する弾球遊技機であっ
    て、 前記特定入賞口への入賞記憶数が予め定めた所定数とな
    った場合に、記憶満杯信号を出力する記憶満杯信号出力
    手段と、 前記可変表示装置における可変表示中の表示図柄が、予
    め定めた特定の表示態様となった場合に、特定可変表示
    状態信号を出力する特定可変表示状態信号出力手段と、
    を備え、 前記特定発射間隔判定手段は、 前記記憶満杯信号出力手段が出力する記憶満杯信号と、
    特定可変表示状態信号出力手段が出力する特定可変表示
    状態信号の少なくとも一方の信号が到来した場合に、正
    常発射間隔であると判断することを特徴とする請求項2
    記載の弾球遊技機。
  4. 【請求項4】 前記発射状態監視手段は、 発射状態の監視期間を設定する発射状態監視期間設定手
    段を備えていることを特徴とする請求項1から請求項3
    のいずれかに記載の弾球遊技機。
  5. 【請求項5】 前記異常発射操作状態報知手段は、 外部に異常発射状態を報知するための異常発射状態信号
    出力手段を備えていることを特徴とする請求項1から請
    求項4のいずれかに記載の弾球遊技機。
  6. 【請求項6】 前記異常発射状態報知手段は、 異常発射状態を視覚的に報知する警告表示手段と、 異常発射状態を聴覚的に報知する警告音声出力手段と、 を備えていることを特徴とする請求項1から請求項5の
    いずれかに記載の弾球遊技機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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