JPH0563565B2 - - Google Patents

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JPH0563565B2
JPH0563565B2 JP24518288A JP24518288A JPH0563565B2 JP H0563565 B2 JPH0563565 B2 JP H0563565B2 JP 24518288 A JP24518288 A JP 24518288A JP 24518288 A JP24518288 A JP 24518288A JP H0563565 B2 JPH0563565 B2 JP H0563565B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inclined plate
empty cans
vehicle body
empty
receiving box
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP24518288A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0291309A (ja
Inventor
Haruyuki Hirano
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Niigata Engineering Co Ltd
Original Assignee
Niigata Engineering Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Niigata Engineering Co Ltd filed Critical Niigata Engineering Co Ltd
Priority to JP24518288A priority Critical patent/JPH0291309A/ja
Publication of JPH0291309A publication Critical patent/JPH0291309A/ja
Publication of JPH0563565B2 publication Critical patent/JPH0563565B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、たとえば道路の路側帯あるいは中央
分離帯等に投げ捨てられた空きびんや空き缶等を
拾い集める空き缶類清掃車に関するものである。
[従来の技術] 一般に、上記のような路側帯あるいは中央分離
帯等においては、火災防止等の安全管理上、また
美観を維持する上で定期的に雑草を刈る必要があ
る。この場合、空きびん、空き缶等が散乱してい
ると、該空き缶類に草刈り用のカツターがぶつか
つて該カツターの切刃が破損してしまうことがあ
るため、また、カツターにより空き缶等が道路に
飛ばされ、通行中の車両の障害となることがある
ため、まず空き缶等を取り除いてから、草刈りを
行つている。
そして、従来、空き缶等を取り除く作業は、人
手によつて拾い上げることにより行なわれてい
た。
[発明が解決しようとする課題] このため、空き缶類を取り除く作業の能率が悪
く、しかも雑草の繁茂している中から空き缶類を
捜して拾い上げなければならず、作業者の負担も
大きいという問題があつた。
本発明は上記事情に鑑みなされたもので、空き
缶類を路側帯等から取り除く作業を省力化するた
めの空き缶類清掃車を提供することを目的として
いる。
[課題を解決するための手段] 本発明は、上記目的を達成するため、走行方向
前方斜め下方に延びる傾斜板が設けられ、この傾
斜板の後側に受け箱が着脱自在に設けられ、さら
に前記傾斜板の上側には該傾斜板に対向する面が
該傾斜板から所定の間隔を隔てて下から上に移動
するエンドレス状の搬送部材が設けられ、このエ
ンドレス状の搬送部材には該搬送部材の幅方向お
よび移動方向に所定の間隔をおいて複数のピンが
立設されていることを特徴としている。
[作用] 本発明においては、エンドレス状の搬送部材を
回転させながら走行すると、雑草類が繁茂してい
るところに捨てられた空き缶類が傾斜板ですくわ
れるとともに、ピン間に挟まつて該傾斜板上を上
方に移動する。そして、傾斜板の後端から空き缶
類が受け箱に落下して該受け箱内に空き缶類が集
まる。
[実施例] 以下、第1図ないし第2図を参照して本発明の
一実施例を説明する。
第1図において、1は車体であり、この車体1
を構成するフレーム1aの車体1の幅方向(第1
図において紙面に直交する方向)の両端には、走
行車輪2が設けられている。また、車体1の幅方
向の両側のフレーム1aの間には、車体1の走行
方向前方斜め下方に延びる傾斜板3が、その両側
部を上記フレーム1aに支持して設けられてい
る。傾斜板3は、第2図、第3図に示すように、
傾斜面に垂直な複数の帯状の案内板3aが車体1
の幅方向に所定の間隔(25mm〜30mm)をおいて配
置され、各案内板3aが傾斜面に平行な平板3b
で連結され、上記案内板3aが傾斜板3の上面に
所要高さに突出するように構成されたものであ
る。そして、傾斜板3は、その先端が地面に接近
され、かつその先端部が地面に対して滑らかに接
するように湾曲されている。さらに、前記案内板
3aおよび平板3bは、鋼等の硬質の材料で形成
されている。この傾斜板3の後側には、プラスチ
ツクあるいは金網で軽量に作られた受け箱4が上
記フレーム1aに対し着脱自在に設けられてい
る。さらに、傾斜板3の上面側には、駆動スプロ
ケツト5と遊動スプロケツト6とに巻回されたエ
ンドレス状の搬送部材7が設けられている。駆動
スプロケツト5は、地面に近い位置に設けられた
車体1の幅方向に延び、かつ両端側を前記フレー
ム1aに回転自在に支持されている回転軸8の両
端部に一つづつ取り付けられたものであり、該回
転軸8とともに回転するようになつている。ま
た、回転軸8は、スプロケツト9、チエーン10
およびスプロケツト11を介してフレーム1aに
固定して設けたギヤボツクス12に連結されてい
る。該ギヤボツクス12は、耕耘機、トラクター
等の牽引車Kに設けられたPTO(Power Take
Off:動力取り出し装置)の出力軸13の向きを
90゜変換して、スプロケツト11に動力を伝達す
るものである。一方、遊動スプロケツト6は、傾
斜板3の後端側の上方に位置し、車体1の幅方向
に延びて両端部を前記フレーム1aに回転自在に
支持した回転軸14の両端部に一つづつ取り付け
られており、該回転軸14とともに回転するよう
になつている。そして、前記駆動スプロケツト5
と遊動スプロケツト6とに巻回されたエンドレス
状の搬送部材7の傾斜板3に対向する面が傾斜板
3に平行になるようになつている。エンドレス状
の搬送部材7は、第3図、第4図に示すように、
車体1の幅方向両端にそれぞれ配置された駆動ス
プロケツト5と遊動スプロケツト6との間にそれ
ぞれチエーン15が巻回され、この一対のチエー
ン15の相互間に結合部材16を介し複数のバー
17が該チエーン15の回転方向に所定のピツチ
(25mm〜30mm)で掛け渡されたものである。バー
17は、断面コ字状に形成されたものであり、そ
の対向する壁部17a,17a側が無限軌道を描
くチエーン15の外側を向くように該チエーン1
5に取り付けられている。また、バー17には、
押さえ具18によつて、ピン19が取り付けられ
ている。押さえ具18も、断面コ字状に形成され
たものでり、その対向する壁部18a,18a側
が前記バー17の壁部17a,17aの間に嵌め
られ、かつ長手方向に所定の間隔をおいて設けら
れたボルト20によつて、該バー17に固定され
るようになつている。また、バー17と押さえ具
18の各壁部17a,18aには、バー17が傾
斜板3に対向された際に案内板3a,3aの間の
中央に一致する位置に、それぞれ複数個の溝17
b,18bが形成されており、それらの溝17b
および18bの幅は、ピン19が挿入可能な寸法
に形成されている。また、押さえ具18には、そ
のコ字状の底部の壁部18cに、長手方向に直交
しかつ長手方向において前記各溝18bに一致す
る位置に複数個の長穴18dが形成されている。
そして、これらの長穴18dは、その幅がピン1
9が嵌まる寸法に形成されている。ピン19は、
ばね鋼、ピアノ線などの材料でL字状に形成され
たものであり、その屈曲部19aの一方の側が基
端部19bとされ、その中央部が屈曲する側にU
字状に湾曲されており、また屈曲部19aの他方
の側が該屈曲部19a近傍で円を描くように曲げ
られた後基端部19bに直交する方向に延びるよ
うに形成されている。そして、このピン19は、
その基端部19bがバー17の溝17bと押さえ
具18の溝18bとの間に挟まれ、かつ基端部1
9bの湾曲された部分が押さえ具18の長穴18
dに嵌合され、さらにボルト20によつて押さえ
具18がバー17に押さえ付けられることによつ
て、該バー17に固定されている。
また、第1図に示すように、フレーム1aの下
側で、かつ傾斜板3の車体1の幅方向の両端から
前側にサイドプレート21が設けられている。こ
のサイドプレート21は、下側の側面が傾斜板3
の先端位置で地面に接し、この位置から前側に向
かうにしたがつて地面から離れるように形成され
ている。
さらに、フレーム1aの先端には、牽引車Kに
車体1を着脱自在に連結する牽引棒22が設けら
れている。
また、第3図において、符号23は前記チエー
ン15の下側の部分に沿つて前記フレーム1aに
固定したチエーンガイドで、該チエーン15のロ
ーラの下側を支持するように設けられている。
次に、上記のように構成された清掃車で空き缶
類を拾い集める方法を説明する。
まず、牽引棒22を牽引車Kに連結して、該牽
引車Kで牽引されるようにする。そして、エンド
レス状の搬送部材7を回転させながら走行する
と、雑草類が繁茂しているところに捨てられた空
き缶類が傾斜板3の先端側で、ピン19の間に挟
まつて、傾斜板3上を上方に移動する。この際、
空き缶類は、傾斜板3の案内板3aで案内されて
上方に移動するので、空き缶類が車体1の幅方向
にずれて該傾斜板3から落下することがない。ま
た、このようにして傾斜板3上を移動した空き缶
類は、該傾斜板3の後端から、受け箱5内に落下
する。そして、受け箱4内が空き缶類で一杯にな
つたら、該受け箱4を取り外して該受け箱4の中
身の空き缶類を所定の場所に集める。そして、再
び空の受け箱4を装着して空き缶類を拾い始め
る。
上記のように構成された空き缶類の清掃車にお
いては、牽引車Kで牽引されることにより、雑草
類が繁茂しているところに捨てられた空き缶類を
受け箱4内に拾い集めることができるので、人手
に頼つて該空き缶類を拾い集める場合に比べて、
空き缶類の清掃に要する時間および労力の低減を
図ることができる。また、牽引車Kと車体1と
は、牽引棒22により上下に多少相対動ができる
ようになつており、地面の表面状態に応じて、車
体1は走行車輪2の軸を中心にして上下に揺動す
るが、斜面板3の前側にはサイドプレート21が
取り付けられているので、地面に多少の凹凸が生
じていても該傾斜板3の先端が地面に突き刺さる
ことなく、該地面に沿つて滑らかに移動すること
ができる。さらに、ピン19は、屈曲部19aの
近傍で円形状に曲げられているので、曲げに対す
る弾性変形量が大きくなる。したがつて、空き缶
類によつてピン19が曲げられた場合でも、永久
変形しにくくなり、該ピン19の寿命を長くする
ことができる。しかも、破損したピンについて
は、押さえ具18を取り外すことにより容易に交
換することができる。
なお、上記実施例においては、PTOから取り
出された動力により駆動スプロケツト5を回転す
るように構成したが、走行時の車輪2の回転力を
駆動スプロケツト5に伝達するように構成しても
よい。
また、車体1牽引車Kで牽引されるように構成
したが、車体1に操向および走行駆動装置に設け
て自分自身で走行できるように構成してもよい。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、車体に
エンドレス状の搬送部材を設けて、これを回転し
ながら該車体を走行することにより、雑草類が繁
茂するところに捨てられた空き缶類を受け箱内に
拾い集めることができる。したがつて、人手に頼
つて空き缶類を拾い集める場合に比べて、拾い集
めるための時間および労力の低減を図ることがで
きる。また、受け箱を取り外すことができるの
で、該受け箱内の空き缶類を所定の場所に集める
のに極めて便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第2図は本発明の一実施例を示す
図であつて、第1図は空き缶類清掃車の側面図、
第2図は、同清掃車の要部拡大図、第3図は第2
図の−線に沿う断面図、第4図は第3図の
−線に沿う断面図である。 3……傾斜板、4……受け箱、7……エンドレ
ス状の搬送部材、19……ピン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 車体に、その走行方向前方斜め下方に延びる
    傾斜板が設けられると共に、この傾斜板の後側に
    受け箱が着脱自在に設けられ、さらに前記傾斜板
    の上側には該傾斜板に対向する面が該傾斜板から
    所定の間隔を隔てて下から上に移動するエンドレ
    スト状の搬送部材が前記車体に支持して設けら
    れ、このエンドレス状の搬送部材には該搬送部材
    の幅方向および移動方向に所定の間隔をおいて複
    数のピンが立設されていることを特徴とする空き
    缶類清掃車。
JP24518288A 1988-09-29 1988-09-29 空き缶類清掃車 Granted JPH0291309A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24518288A JPH0291309A (ja) 1988-09-29 1988-09-29 空き缶類清掃車

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JP24518288A JPH0291309A (ja) 1988-09-29 1988-09-29 空き缶類清掃車

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JPH0291309A JPH0291309A (ja) 1990-03-30
JPH0563565B2 true JPH0563565B2 (ja) 1993-09-10

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0518455U (ja) * 1991-06-29 1993-03-09 ユシロ化学工業株式会社 床面清掃車
JPH0642805U (ja) * 1992-11-13 1994-06-07 株式会社共栄社 空缶類の自動回収機
JP6087273B2 (ja) * 2013-12-25 2017-03-01 中日本ロード・メンテナンス東海株式会社 空き容器回収装置

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JPH0291309A (ja) 1990-03-30

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