JPH0562931A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
- Publication number
- JPH0562931A JPH0562931A JP22135191A JP22135191A JPH0562931A JP H0562931 A JPH0562931 A JP H0562931A JP 22135191 A JP22135191 A JP 22135191A JP 22135191 A JP22135191 A JP 22135191A JP H0562931 A JPH0562931 A JP H0562931A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- substrate
- conductive layer
- contact portion
- contact part
- conductive
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 コンタクト部を形成する際に、Siコンサン
プションを防止できる安定したプロセスを実現し、歩留
りの向上する半導体装置の製造方法を提供する。 【構成】 半導体基板上に絶縁膜を形成した後、コンタ
クト部を形成すべき上記絶縁膜を開口することにより、
上記基板を露呈させ、その後、その露呈させた基板下方
内部に不純物拡散層を形成した後、上記露呈した基板上
に導電層を形成し、その後その導電層上に導電性物質を
堆積することによりコンタクト部を形成する工程を有す
る。
プションを防止できる安定したプロセスを実現し、歩留
りの向上する半導体装置の製造方法を提供する。 【構成】 半導体基板上に絶縁膜を形成した後、コンタ
クト部を形成すべき上記絶縁膜を開口することにより、
上記基板を露呈させ、その後、その露呈させた基板下方
内部に不純物拡散層を形成した後、上記露呈した基板上
に導電層を形成し、その後その導電層上に導電性物質を
堆積することによりコンタクト部を形成する工程を有す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】 本発明は半導体装置の製造方法
に関し、特にDRAM,SRAM,マスクROM等のM
OSプロセスや、バイポーラ,CCDの製造方法に関す
る。
に関し、特にDRAM,SRAM,マスクROM等のM
OSプロセスや、バイポーラ,CCDの製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】 図2は従来例を説明する半導体装置の
模式断面図である。以下に、図2を参照しつつ従来例を
説明する。コンタクト部13を形成するには、Si基板
10上に絶縁層間膜11を形成し、その後、コンタクト
部を形成すべきSi基板10上の絶縁層間膜11をエッ
チングによりパターニングする。その後、そのパターニ
ングにより露出したSi基板10に不純物を熱拡散し、
p+あるいはn+ の拡散層12を形成する。そして、露
出したSi基板10上にCVD法によりタングステンや
銅等を成長させ、埋め込むことにより、コンタクト部1
3が形成される。
模式断面図である。以下に、図2を参照しつつ従来例を
説明する。コンタクト部13を形成するには、Si基板
10上に絶縁層間膜11を形成し、その後、コンタクト
部を形成すべきSi基板10上の絶縁層間膜11をエッ
チングによりパターニングする。その後、そのパターニ
ングにより露出したSi基板10に不純物を熱拡散し、
p+あるいはn+ の拡散層12を形成する。そして、露
出したSi基板10上にCVD法によりタングステンや
銅等を成長させ、埋め込むことにより、コンタクト部1
3が形成される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 ところが、LSIの
微細化とともに、各コンタクト部のN+ 拡散層および,
P+ 拡散層は0.10〜0.15μmと浅くなっているのに対
し、上述したように、コンタクト部13を形成するSi
基板10に対してCVD法により選択的にメタルを成長
させて埋め込む技術は、Siとの反応を利用しているた
め、Si基板10の浸食量の制御が難しく、図2に示す
ように、コンタクト部13が拡散層12を超えて成長し
たり、また、メタル粒子15がSi基板10内に浸入
(エンクローチメント)したりするため、浅い接合を破
壊してしまう、いわゆるSiコンサンプションを生じる
という問題がある。
微細化とともに、各コンタクト部のN+ 拡散層および,
P+ 拡散層は0.10〜0.15μmと浅くなっているのに対
し、上述したように、コンタクト部13を形成するSi
基板10に対してCVD法により選択的にメタルを成長
させて埋め込む技術は、Siとの反応を利用しているた
め、Si基板10の浸食量の制御が難しく、図2に示す
ように、コンタクト部13が拡散層12を超えて成長し
たり、また、メタル粒子15がSi基板10内に浸入
(エンクローチメント)したりするため、浅い接合を破
壊してしまう、いわゆるSiコンサンプションを生じる
という問題がある。
【0004】本発明は以上の問題点を解決すべくなされ
たもので、コンタクト部を形成する際に、Siコンサン
プションを防止できる安定したプロセスを実現し、歩留
りの向上する半導体装置の製造方法を提供することを目
的とする。
たもので、コンタクト部を形成する際に、Siコンサン
プションを防止できる安定したプロセスを実現し、歩留
りの向上する半導体装置の製造方法を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】 本発明の半導体装置の
製造方法は、半導体基板上に絶縁膜を形成した後、コン
タクト部を形成すべき上記絶縁膜を開口することによ
り、上記基板を露呈させ、その後、その露呈させた基板
下方内部に不純物拡散層を形成した後、上記露呈した基
板上に導電層を形成し、その後その導電層上に導電性物
質を堆積することによりコンタクト部を形成する工程を
有することによって特徴付けられる。
製造方法は、半導体基板上に絶縁膜を形成した後、コン
タクト部を形成すべき上記絶縁膜を開口することによ
り、上記基板を露呈させ、その後、その露呈させた基板
下方内部に不純物拡散層を形成した後、上記露呈した基
板上に導電層を形成し、その後その導電層上に導電性物
質を堆積することによりコンタクト部を形成する工程を
有することによって特徴付けられる。
【0006】
【作用】 コンタクト部を形成すべき開口部分のSi基
板上に形成された拡散層上に、導電層を形成することに
より、次工程以降に行われるコンタクト部の形成時に、
そのコンタクト部となる物質がSiと直接接触すること
がないのでSi基板との反応は生じない。したがってS
i浸食やメタル粒子のSi基板内への浸入は起こらな
い。
板上に形成された拡散層上に、導電層を形成することに
より、次工程以降に行われるコンタクト部の形成時に、
そのコンタクト部となる物質がSiと直接接触すること
がないのでSi基板との反応は生じない。したがってS
i浸食やメタル粒子のSi基板内への浸入は起こらな
い。
【0007】
【実施例】 図1は本発明の実施例を経時的に示す模式
断面図である。以下に、図面を参照しつつ、本発明の実
施例を説明する。まず、Si基板1上に絶縁膜3を形成
した後、コンタクト部を形成すべきSi基板1上をパタ
ーニングし、コンタクト穴5を形成する。その後、その
パターニングにより露出したSi基板1にひ素あるいは
アンチモン等の不純物を拡散することによりn+ 拡散層
2を形成する。その後、絶縁膜3上およびコンタクト穴
5の側面と底面に、スパッタリング法によりたとえば、
Tiを約500Åの厚さに堆積し、導電性被膜4を形成
する〔図2(a)〕。
断面図である。以下に、図面を参照しつつ、本発明の実
施例を説明する。まず、Si基板1上に絶縁膜3を形成
した後、コンタクト部を形成すべきSi基板1上をパタ
ーニングし、コンタクト穴5を形成する。その後、その
パターニングにより露出したSi基板1にひ素あるいは
アンチモン等の不純物を拡散することによりn+ 拡散層
2を形成する。その後、絶縁膜3上およびコンタクト穴
5の側面と底面に、スパッタリング法によりたとえば、
Tiを約500Åの厚さに堆積し、導電性被膜4を形成
する〔図2(a)〕。
【0008】次に、約700〜800℃でN2 雰囲気中
でアニールすることにより、コンタクト穴5の底面に形
成された導電性被膜4のみをシリサイト化し、導電層4
aを形成する。この時形成される導電層4aは、TiS
i2 であり、その厚みは導電性被膜4の約2倍である。
したがって、導電層4aによるSi基板1のSi浸食は
導電性被膜4の厚み分となる〔図2(b)〕。
でアニールすることにより、コンタクト穴5の底面に形
成された導電性被膜4のみをシリサイト化し、導電層4
aを形成する。この時形成される導電層4aは、TiS
i2 であり、その厚みは導電性被膜4の約2倍である。
したがって、導電層4aによるSi基板1のSi浸食は
導電性被膜4の厚み分となる〔図2(b)〕。
【0009】次に、このSi基板1を希フッ酸により、
導電性被膜4のみ選択的にエッチングし、コンタクト部
のみ導電層4aを残す〔図2(c)〕。次に、WF6 と
H2 との混合ガスを約250〜300℃で反応させる条
件のCVD法により導電層4a上にのみタングステンや
銅等のコンタクト部6を成長させることにより、コンタ
クト部6が形成される。〔図2(d)〕。
導電性被膜4のみ選択的にエッチングし、コンタクト部
のみ導電層4aを残す〔図2(c)〕。次に、WF6 と
H2 との混合ガスを約250〜300℃で反応させる条
件のCVD法により導電層4a上にのみタングステンや
銅等のコンタクト部6を成長させることにより、コンタ
クト部6が形成される。〔図2(d)〕。
【0010】このように、n+ 拡散層2上に導電層4a
を形成することにより、この導電層4aは、コンタクト
部6を形成する金属と反応ぜず、したがって、コンタク
ト部6の成長の際にはSi浸食は防止される。なお、導
電層を形成する方法としては上述したものの他、以下に
示す方法がある。
を形成することにより、この導電層4aは、コンタクト
部6を形成する金属と反応ぜず、したがって、コンタク
ト部6の成長の際にはSi浸食は防止される。なお、導
電層を形成する方法としては上述したものの他、以下に
示す方法がある。
【0011】すなわち、Si基板に絶縁膜を形成し、そ
の後コンタクト部を形成すべきSi基板上をパターニン
グし、コンタクト穴を形成する。その後、そのパターニ
ングにより露出したSi基板に、不純物を拡散すること
によりn+拡散層を形成する。その後、電気メッキ法に
より、拡散層上の露出したSi基板にのみ選択的に金属
を薄く被膜することにより、導電層を形成する。その後
は上述したと同様の方法で、導電層上のコンタクト穴に
タングステンや銅等のコンタクト部を成長させることに
より、コンタクト部を形成する。
の後コンタクト部を形成すべきSi基板上をパターニン
グし、コンタクト穴を形成する。その後、そのパターニ
ングにより露出したSi基板に、不純物を拡散すること
によりn+拡散層を形成する。その後、電気メッキ法に
より、拡散層上の露出したSi基板にのみ選択的に金属
を薄く被膜することにより、導電層を形成する。その後
は上述したと同様の方法で、導電層上のコンタクト穴に
タングステンや銅等のコンタクト部を成長させることに
より、コンタクト部を形成する。
【0012】このように形成された導電層によっても、
Si浸食は防止され、所望のコンタクト部を形成するこ
とができる。
Si浸食は防止され、所望のコンタクト部を形成するこ
とができる。
【0013】
【発明の効果】 以上説明したように、本発明によれ
ば、コンタクト部を形成するSi基板上に導電層を形成
する工程を設けたので、コンタクト部を形成するメタル
を成長させる際に、従来のようにSi基板を浸食した
り、メタル粒子がSi基板に浸入したりすることもな
い。その結果、安定した製造プロセスを実現でき、また
歩留りも向上する。
ば、コンタクト部を形成するSi基板上に導電層を形成
する工程を設けたので、コンタクト部を形成するメタル
を成長させる際に、従来のようにSi基板を浸食した
り、メタル粒子がSi基板に浸入したりすることもな
い。その結果、安定した製造プロセスを実現でき、また
歩留りも向上する。
【図1】 本発明実施例を経時的に示す模式断面図
【図2】 従来例を説明する図
1・・・・Si基板 2・・・・n+ 拡散層 3・・・・絶縁膜 4・・・・導電性被膜 4a・・・・導電層 5・・・・コンタクト穴 6・・・・コンタクト部
Claims (1)
- 【請求項1】 半導体基板上に絶縁膜を形成した後、コ
ンタクト部を形成すべき上記絶縁膜を開口することによ
り、上記基板を露呈させ、その後、その露呈させた基板
下方内部に不純物拡散層を形成した後、上記露呈した基
板上に導電層を形成し、その後その導電層上に導電性物
質を堆積することによりコンタクト部を形成する工程を
有する半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22135191A JPH0562931A (ja) | 1991-09-02 | 1991-09-02 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22135191A JPH0562931A (ja) | 1991-09-02 | 1991-09-02 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0562931A true JPH0562931A (ja) | 1993-03-12 |
Family
ID=16765442
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22135191A Pending JPH0562931A (ja) | 1991-09-02 | 1991-09-02 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0562931A (ja) |
-
1991
- 1991-09-02 JP JP22135191A patent/JPH0562931A/ja active Pending
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